JPH02206537A - 複合強度部材 - Google Patents
複合強度部材Info
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- JPH02206537A JPH02206537A JP2845189A JP2845189A JPH02206537A JP H02206537 A JPH02206537 A JP H02206537A JP 2845189 A JP2845189 A JP 2845189A JP 2845189 A JP2845189 A JP 2845189A JP H02206537 A JPH02206537 A JP H02206537A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/02—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C44/12—Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
- B29C44/18—Filling preformed cavities
- B29C44/188—Sealing off parts of the cavities
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2023/00—Tubular articles
- B29L2023/22—Tubes or pipes, i.e. rigid
- B29L2023/225—Insulated
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)産業上の利用分野
本発明は自動車、電動工具等に使用される、軽量で剛性
の高い複合強度部材に関するものである。
の高い複合強度部材に関するものである。
(b)従来の技術
従来、内管と外管とからなる複合強度部材においては、
その製造法として内管と外管との間隙に液状樹脂を充填
する方法がとられていた。
その製造法として内管と外管との間隙に液状樹脂を充填
する方法がとられていた。
しかしながらこの方法の場合、部分的な未充填部分が生
じたり、熱硬化時の樹脂痩による内管と外管との接着不
良を生じることがあった。
じたり、熱硬化時の樹脂痩による内管と外管との接着不
良を生じることがあった。
又、この欠点を解消するために、液状樹脂中に発泡剤を
入れたり、又は発泡硬化するタイプへと変更したりして
改良している(特開昭62−181137号公報)。
入れたり、又は発泡硬化するタイプへと変更したりして
改良している(特開昭62−181137号公報)。
(e)発明が解決しようとする課題
しかしながら、これらはいずれも内管と外管の長さが晴
間−であることより加熱発泡時の樹脂はみ出しによる外
観汚れから硬化後の研磨等の後修正(後処理)が必要で
あり、又、部分的な補強が出来ない上、複合強度部材の
軽量化を図ることができなかった。
間−であることより加熱発泡時の樹脂はみ出しによる外
観汚れから硬化後の研磨等の後修正(後処理)が必要で
あり、又、部分的な補強が出来ない上、複合強度部材の
軽量化を図ることができなかった。
本発明は、内管と外管とからなる複合強度部材を形成す
るにあたり、外管と内管との接着法として、発泡性液状
樹脂を充填するのに代えて、加熱による発泡する熱硬化
性接着シートを貼着しこの熱硬化性接着シートが加熱硬
化時発泡することにより、外管と内管との間隙を確実に
充填してこの内管と外管とを接着一体化させ、これによ
って、内管と外管の接着強度を向上し、しかも上記内管
の長さが上記外管の長さの2/3〜1/10とすること
に上り樹脂はみ出しによる外観不良がなくなる上、特に
最弱部のみを補強するという部分補強が可能で、且つ部
材の軽量化を実現しうする複合強度部材を提供すること
を目的とするものである。
るにあたり、外管と内管との接着法として、発泡性液状
樹脂を充填するのに代えて、加熱による発泡する熱硬化
性接着シートを貼着しこの熱硬化性接着シートが加熱硬
化時発泡することにより、外管と内管との間隙を確実に
充填してこの内管と外管とを接着一体化させ、これによ
って、内管と外管の接着強度を向上し、しかも上記内管
の長さが上記外管の長さの2/3〜1/10とすること
に上り樹脂はみ出しによる外観不良がなくなる上、特に
最弱部のみを補強するという部分補強が可能で、且つ部
材の軽量化を実現しうする複合強度部材を提供すること
を目的とするものである。
(d)課題を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明における複合強度部
材は、内管と外管とからなる複合部材において、内管の
外周部に加熱すると発泡する熱硬化性接着シートを貼着
し、その加熱硬化時に樹脂が発泡することにより内管と
外管とを接着させ一体化させてなり、且つ上記内管の長
さが上記外管の長さの2/3〜1/10であることを特
徴とするものである。
材は、内管と外管とからなる複合部材において、内管の
外周部に加熱すると発泡する熱硬化性接着シートを貼着
し、その加熱硬化時に樹脂が発泡することにより内管と
外管とを接着させ一体化させてなり、且つ上記内管の長
さが上記外管の長さの2/3〜1/10であることを特
徴とするものである。
上記の内管及び外管としては、後述する熱硬化性接着シ
ートの加熱、発泡時において、変質や変形をしないもの
であれば特に限定されるものではなく、金属製のもので
あると合成樹脂製のものであるとを問わない。
ートの加熱、発泡時において、変質や変形をしないもの
であれば特に限定されるものではなく、金属製のもので
あると合成樹脂製のものであるとを問わない。
上記熱硬化性接着シートは上記内管の外周部に貼着され
、しかも加熱すると発泡するものであり、その加熱硬化
時に樹脂が発泡して上述の内管と外管とを接着、一体化
させるためのものである。
、しかも加熱すると発泡するものであり、その加熱硬化
時に樹脂が発泡して上述の内管と外管とを接着、一体化
させるためのものである。
即ち、この熱硬化性接着シートは初期粘着性を有すると
内管への貼付がより容易で作業性が向上するので好まし
い、そしてこの熱硬化性接着シートはその樹脂中に発泡
剤が含有され加熱すると発泡し、内管と外管とを接着、
一体化させる。
内管への貼付がより容易で作業性が向上するので好まし
い、そしてこの熱硬化性接着シートはその樹脂中に発泡
剤が含有され加熱すると発泡し、内管と外管とを接着、
一体化させる。
ここで熱硬化性接着シートに使用される樹脂は接着性、
強度、耐熱性の点から熱硬化タイプのものが好適であり
、例えばエポキシ系、7エ/−ル系、ポリエステル系の
樹脂が使用される。
強度、耐熱性の点から熱硬化タイプのものが好適であり
、例えばエポキシ系、7エ/−ル系、ポリエステル系の
樹脂が使用される。
またこの熱硬化性接着シートには、その基材として各種
の有機・無機繊維や金属繊維からなろ不織布又は織布が
熱硬化性接着シートの樹脂層の中央部付近に使用され、
これによって、この接着シートの強度を向上させてもよ
いのである。このように基材が存在すると未硬化時での
シート強度が向上し内管への貼付作業性が一層向上する
のである。
の有機・無機繊維や金属繊維からなろ不織布又は織布が
熱硬化性接着シートの樹脂層の中央部付近に使用され、
これによって、この接着シートの強度を向上させてもよ
いのである。このように基材が存在すると未硬化時での
シート強度が向上し内管への貼付作業性が一層向上する
のである。
そして、本発明の複合強度部材においては、上記内管の
&さが上記外管の長さの2/3〜1/10としたもので
あり、内管の長さが外管の長さの2/3を超えると軽量
化が不充分となったり、加熱、発泡の際に樹脂のはみだ
しの恐れが生じるのであり、一方、内管の長さが外管の
長さの1/10未満となると剛性が不充分となり、強度
部材としての機能を充分に発揮できなくなるので好まし
くない。
&さが上記外管の長さの2/3〜1/10としたもので
あり、内管の長さが外管の長さの2/3を超えると軽量
化が不充分となったり、加熱、発泡の際に樹脂のはみだ
しの恐れが生じるのであり、一方、内管の長さが外管の
長さの1/10未満となると剛性が不充分となり、強度
部材としての機能を充分に発揮できなくなるので好まし
くない。
ところで、内管の外周部に加熱すると発泡する熱硬化性
接着シートを貼着し、これを外管内に挿入し、加熱、発
泡して本発明の複合強度部材を形成するにあたり、該内
管を外管の所望位置に位置決めし、この内管の両端部に
スペーサーを介在させて当該内管を固定すると共に発泡
時における樹脂のはみだしを防止するのが望ましい。
接着シートを貼着し、これを外管内に挿入し、加熱、発
泡して本発明の複合強度部材を形成するにあたり、該内
管を外管の所望位置に位置決めし、この内管の両端部に
スペーサーを介在させて当該内管を固定すると共に発泡
時における樹脂のはみだしを防止するのが望ましい。
本発明の複合強度部材においては、内管の長さが外管の
長さの1/2〜115であることにより、極めて優れた
剛性を保持しつつ非常に軽量となるので望ましい。
長さの1/2〜115であることにより、極めて優れた
剛性を保持しつつ非常に軽量となるので望ましい。
本発明の複合強度部材においては、使用される熱硬化性
接着シートがチクソ性を有し、加熱硬化時、熱硬化性樹
脂の垂れ下がりがないものが好ましい。
接着シートがチクソ性を有し、加熱硬化時、熱硬化性樹
脂の垂れ下がりがないものが好ましい。
このように、加熱発泡時の樹脂の垂れを防止するには各
種のタレ止め剤が配合される。このタレ止め剤としては
、例えば各種の短繊維、アエロジル、有機ベントナイト
等が挙げられる。
種のタレ止め剤が配合される。このタレ止め剤としては
、例えば各種の短繊維、アエロジル、有機ベントナイト
等が挙げられる。
このタレ止め剤の配合割合としては用いるタレ止め剤や
熱硬化性樹脂組成物の種類や成分更にその組成によって
異なるが、一般に、熱硬化性接着シートの樹脂分(固形
分)toomt部に対し2〜20重11WSとするのが
好ましく、2重量部未満ではタレ止め剤が不充分で充分
なタレ止め効果が得られない恐れがあり、一方、20重
量部を超えると樹脂の連続性や塗工等のシート形成等が
困難になるという恐れがあるので好ましくない。
熱硬化性樹脂組成物の種類や成分更にその組成によって
異なるが、一般に、熱硬化性接着シートの樹脂分(固形
分)toomt部に対し2〜20重11WSとするのが
好ましく、2重量部未満ではタレ止め剤が不充分で充分
なタレ止め効果が得られない恐れがあり、一方、20重
量部を超えると樹脂の連続性や塗工等のシート形成等が
困難になるという恐れがあるので好ましくない。
本発明の複合強度部材は、その横断面形状が、限定され
るものではなく、円形、楕円形、矩形又はH字状等のも
のが挙げられる。
るものではなく、円形、楕円形、矩形又はH字状等のも
のが挙げられる。
(e)作用
本発明の複合補強部材は、上記構成を有し、外管と内管
との接着法として、発泡性液状fl(脂を充填するのに
代えて、加熱による発泡する熱硬化性接着シートを貼着
しこの熱硬化性接着シートが加熱硬化時発泡することに
より、外管と内管との間隙を確実に充填してこの内管と
外管とを接着一体化させることができるのであり、この
ため内管と外管の接着強度が向上し、しかも上記内管の
長さが上記外管の長さの2/3〜1/10とすることに
より樹脂はみ出しによる外観不良がなくなる上、特に最
弱部のみを補強するという部分補強が可能で、且つ部材
のllt化を実現しうする作用を有するのである。
との接着法として、発泡性液状fl(脂を充填するのに
代えて、加熱による発泡する熱硬化性接着シートを貼着
しこの熱硬化性接着シートが加熱硬化時発泡することに
より、外管と内管との間隙を確実に充填してこの内管と
外管とを接着一体化させることができるのであり、この
ため内管と外管の接着強度が向上し、しかも上記内管の
長さが上記外管の長さの2/3〜1/10とすることに
より樹脂はみ出しによる外観不良がなくなる上、特に最
弱部のみを補強するという部分補強が可能で、且つ部材
のllt化を実現しうする作用を有するのである。
(f)実施例
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
明はこれに限定されるものではない。
実施例1・2
先ず、第1図に示すように、第1表に示す各程良さの鋼
製の内管(1)の外周部に後述する熱硬化性接着シート
(厚み1.5mm)(2)を貼着した。
製の内管(1)の外周部に後述する熱硬化性接着シート
(厚み1.5mm)(2)を貼着した。
かくして得た各程良さの内管(1)を、第1表に示す鋼
製の外管(3)に挿入し、該内管(1)が、第2図に示
すように、外管(3)の中央に位置するようにセットし
、次いで、これを温度150℃で30分間加熱硬化した
ところ、第3図に示すように、熱硬化性接着シート(2
)が発泡硬化し、外管(3)と接着、一体化した本発明
の複合補強部材(10)を得た。
製の外管(3)に挿入し、該内管(1)が、第2図に示
すように、外管(3)の中央に位置するようにセットし
、次いで、これを温度150℃で30分間加熱硬化した
ところ、第3図に示すように、熱硬化性接着シート(2
)が発泡硬化し、外管(3)と接着、一体化した本発明
の複合補強部材(10)を得た。
尚、(4)はスペーサーであり、該スペーサー(4)は
内W(1)の両端部に介在されて当該内管(1)を固定
すると共に発泡時における樹脂のはみだしを防止するの
である。
内W(1)の両端部に介在されて当該内管(1)を固定
すると共に発泡時における樹脂のはみだしを防止するの
である。
シート
エビツー) $828(油化シェル社製の液化エポキシ
樹脂)60重1部、エビツー)#1002(油化シェル
社製の固形エポキシ樹111)40重量部及び液状イン
プレンゴム15重f1部を混合釜にて溶解混合し得られ
た組成物100重量部に、更にイミグゾール系硬化剤(
キュアゾールC+ + Z )を0゜6重量部、フシア
ンノアミド5重量部、タルク110重ii部及びチクソ
性賦与剤である有機ベントナイト10重量部、発泡剤ネ
オセルボンP#1000(ヒドラジド系)3重量部を通
常のミキシングロールにて混練し、得られた樹脂塊を熱
プレスにて0.8論μ厚のシート状に成形した。
樹脂)60重1部、エビツー)#1002(油化シェル
社製の固形エポキシ樹111)40重量部及び液状イン
プレンゴム15重f1部を混合釜にて溶解混合し得られ
た組成物100重量部に、更にイミグゾール系硬化剤(
キュアゾールC+ + Z )を0゜6重量部、フシア
ンノアミド5重量部、タルク110重ii部及びチクソ
性賦与剤である有機ベントナイト10重量部、発泡剤ネ
オセルボンP#1000(ヒドラジド系)3重量部を通
常のミキシングロールにて混練し、得られた樹脂塊を熱
プレスにて0.8論μ厚のシート状に成形した。
次いでガラスクロス(目付fi 220 [1/ll2
)の両面に上記のシート状成形物をラミネートし、製品
厚1.8−の熱硬化性接着シートを得た。
)の両面に上記のシート状成形物をラミネートし、製品
厚1.8−の熱硬化性接着シートを得た。
加熱硬化後の接着シートの発泡倍率は2.5倍であった
。
。
参考例1
第1表に示す鋼製の外管のみからなるものを試料とした
。
。
参考例2
!@1表に示す鋼製の内管のみからなるものを試料とし
た。
た。
比較例
!¥11表に示す、#49Iで、且つ同一長さの内管と
外管を用い、該内管の外周部に上記実施例と同様の熱硬
化性接着シートを貼着し、これを外管に挿入し、上記実
施例と同様に加熱、発泡により形成したものを試料とし
た。
外管を用い、該内管の外周部に上記実施例と同様の熱硬
化性接着シートを貼着し、これを外管に挿入し、上記実
施例と同様に加熱、発泡により形成したものを試料とし
た。
上記の各実施例及び各参考例更に比較例について、その
特性を曲げ強度により評価した(スパン距離= 100
0 am)。
特性を曲げ強度により評価した(スパン距離= 100
0 am)。
その各々の結果を第1表に示す。
(以下余白)
第1表に示す結果より、実施例1(内管の長さが外管の
長さの1/2)のものと実施例2(内管の長さが外管の
長さの174)のものは、比較例(内管の長さと外管の
長さが同一)とほぼ等しい最大曲げ強度を有し、しかも
重量が、比較例に比べて、27〜40%も軽いことが認
められる。
長さの1/2)のものと実施例2(内管の長さが外管の
長さの174)のものは、比較例(内管の長さと外管の
長さが同一)とほぼ等しい最大曲げ強度を有し、しかも
重量が、比較例に比べて、27〜40%も軽いことが認
められる。
又、実施例1・2のものは、参考例1・2のものに比べ
て、最大曲げ強度が大幅に向上し、強度部材として良好
であることが認められる。
て、最大曲げ強度が大幅に向上し、強度部材として良好
であることが認められる。
更に、実施例1・2のものは、樹脂のタレ現象もなく外
観が良好で、後処理<m正)の必要もないことが認めら
れた。
観が良好で、後処理<m正)の必要もないことが認めら
れた。
(g)発明の効果
本発明は、上述のとおり構成されているので、以下に述
べる効果を奏する。
べる効果を奏する。
請求項1の複合補強部材においては、加熱による発泡す
る熱硬化性接着シートを貼着しこの熱硬化性接着シート
が加熱硬化時発泡することにより、外管と内管との間隙
を確実に充填してこの内管と外管とを接着一体化させる
ことができるのであり、このため内管と外管の接着強度
が向上し、しかも上記内管の長さが上記外管の長さの2
/3〜1/10とすることにより樹脂はみ出しによる外
観不良がなく、仕上がりが奇麗である上、特に剛性が大
であり、加えて、所要により最弱部のみを補強するとい
う部分補強も可能で、且つ部材の軽量化を実現しうする
効果を有するのである。
る熱硬化性接着シートを貼着しこの熱硬化性接着シート
が加熱硬化時発泡することにより、外管と内管との間隙
を確実に充填してこの内管と外管とを接着一体化させる
ことができるのであり、このため内管と外管の接着強度
が向上し、しかも上記内管の長さが上記外管の長さの2
/3〜1/10とすることにより樹脂はみ出しによる外
観不良がなく、仕上がりが奇麗である上、特に剛性が大
であり、加えて、所要により最弱部のみを補強するとい
う部分補強も可能で、且つ部材の軽量化を実現しうする
効果を有するのである。
請求項2の複合強度部材においては、内管の長さが外管
の長さの1/2〜115であることにより、極めて優れ
た剛性を保持しつつ非常に軽量となる効果を有するので
ある。
の長さの1/2〜115であることにより、極めて優れ
た剛性を保持しつつ非常に軽量となる効果を有するので
ある。
請求項3の複合強度部材においては、使用される熱硬化
性接着シートがチクソ性を有し、加熱硬化時、熱硬化性
樹脂の垂れ下がりがなく、−層外管と内管との接着性が
良好となり、優れた剛性を発揮する効果を有するのであ
る。
性接着シートがチクソ性を有し、加熱硬化時、熱硬化性
樹脂の垂れ下がりがなく、−層外管と内管との接着性が
良好となり、優れた剛性を発揮する効果を有するのであ
る。
第1図は加熱、発泡前の内管の構造を示す斜視図、第2
図はこれを挿入して位置決めをした状そを示す斜視図、
第3図はこれを加熱、発泡した本発明の実施例を示す縦
断面図である。 (1)・・・内管、(2)・・・熱硬化性接着シート、
(3)・・・外管、(4)・・・スペーサー、(10)
・・・複合強度部材。 1・・・内管 2・・・熱硬化性接着シート 3・・・外管 4・・・スペーサー 10・・・複合強度部材 第1 第2図 第3図
図はこれを挿入して位置決めをした状そを示す斜視図、
第3図はこれを加熱、発泡した本発明の実施例を示す縦
断面図である。 (1)・・・内管、(2)・・・熱硬化性接着シート、
(3)・・・外管、(4)・・・スペーサー、(10)
・・・複合強度部材。 1・・・内管 2・・・熱硬化性接着シート 3・・・外管 4・・・スペーサー 10・・・複合強度部材 第1 第2図 第3図
Claims (3)
- (1)内管と外管とからなる複合部材において、内管の
外周部に加熱すると発泡する熱硬化性接着シートを貼着
し、その加熱硬化時に樹脂が発泡することにより内管と
外管を接着、一体化させてなり、且つ上記内管の長さが
上記外管の長さの2/3〜1/10であることを特徴と
する複合強度部材。 - (2)請求項1記載の複合強度部材において、内管の長
さが外管の長さの1/2〜1/5である複合強度部材。 - (3)請求項1又は2記載の複合強度部材において、使
用される熱硬化性接着シートがチクソ性を有し、加熱硬
化時、熱硬化性樹脂の垂れ下がりがないものである複合
強度部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2845189A JPH02206537A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 複合強度部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2845189A JPH02206537A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 複合強度部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02206537A true JPH02206537A (ja) | 1990-08-16 |
Family
ID=12249031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2845189A Pending JPH02206537A (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 複合強度部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02206537A (ja) |
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-
1989
- 1989-02-06 JP JP2845189A patent/JPH02206537A/ja active Pending
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