JPH11170194A - シート状部材の傾斜断面形状裁断付き自動裁断機 - Google Patents

シート状部材の傾斜断面形状裁断付き自動裁断機

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JPH11170194A
JPH11170194A JP36232497A JP36232497A JPH11170194A JP H11170194 A JPH11170194 A JP H11170194A JP 36232497 A JP36232497 A JP 36232497A JP 36232497 A JP36232497 A JP 36232497A JP H11170194 A JPH11170194 A JP H11170194A
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JP
Japan
Prior art keywords
cutter
cutting
sheet
sectional shape
cutter blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP36232497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Horiba
欣紀 堀場
Motohiro Saotome
元弘 五月女
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート状部材用自動裁断機にて、シート状部材
の指定角度の傾斜断面形状を有する裁断において、自動
的に高い角度精度の断面形状を得ることにある。 【解決手段】カッタブロックを傾斜させるための駆動機
構部、傾斜駆動用モータを設け、制御装置部から指定角
度分のパルス列が前記傾斜用モータへ出力されると、傾
斜させるための駆動機構を経て、前記カッタブロックが
指定傾斜角度まで傾斜することにより、カッタ刃が裁断
面に対して指定角度傾いた状態となり、傾斜断面形状の
裁断を行うよう構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状部材を自
動裁断するための装置において、被裁断シート状部材を
垂直断面形状の裁断のみではなく、指定角度に傾斜を付
けた断面に自動裁断するシート状部材の傾斜断面形状裁
断付き自動裁断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状部材を垂直断面形状およ
び傾斜断面形状に自動裁断するための装置のカッタヘッ
ドは、図5(a),(b)に示され、(a)はその正面
図、(b)は側面図である。図5(a),(b)におい
て、垂直断面形状の裁断を行う場合、背板17のネジ1
8を緩めることにより、カッタブロック19を背板17
から浮かせ、手動にてカッタブロック19を掴み、カッ
タ刃16が裁断面に対して垂直になるところでネジ18
を締め付け、背板17にカッタブロック19を固定して
から行う。また、傾斜断面形状の裁断を行う場合も、同
様にカッタブロック19を掴み裁断面に対して指定角度
傾斜したところでネジ18を締め付け、背板17をカッ
タブロック19に固定して行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かよう
な装置では、垂直断面形状および傾斜断面形状の両方を
必要とする画材マット等の裁断では、頻繁にカッタ刃1
6の付いたカッタブロック19を手動にて掴んで、カッ
タ刃16の位置調整を行わなければならない。また、繰
り返し作業を行う場合には時間ロスも問題になってく
る。
【0004】本発明は上述した点に鑑みて創案されたも
ので、その目的とするところは、これらの欠点を解決
し、シート状部材を指定角度の傾斜を付けた断面形状
に、制御装置からの指令により自動裁断するシート状部
材の傾斜断面形状裁断付き自動裁断機を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するため
の手段は、 1)請求項1において シート材部材カッタヘッドを裁断ベット上で全方向に移
動するためのX軸機構部及びY軸機構部と、カッタヘッ
ドと対向する前記裁断ベット上に備えられた被裁断シー
ト上部材と、この被裁断シート状上部材を吸着固定する
吸着装置と、前記カッタヘッドに設けられた被裁断シー
ト状部材を裁断するためのカッタ刃と、前記カッタ刃を
切削方向へ回転させる駆動機構部、またカッタ刃を上下
させるための駆動機構部、これらを制御する制御装置部
とを具備する自動裁断機であり、前記カッタ刄を備えた
カッタブロックを傾斜させるための駆動機構部と、この
駆動機構部の指令によって駆動する傾斜駆動用モータを
設け、前記制御装置部から指定角度分のパルス列が前記
駆動機構部を介して傾斜用駆動モータへ出力されると、
この傾斜用駆動モータは駆動し、前記カッタブロックが
指定傾斜角度まで傾斜し、カッタ刃が裁断面に対して指
定角度傾いた状態となるよう構成したことを特徴とする
シート状部材の傾斜断面形状裁断付き自動裁断機であ
る。
【0006】2)請求項2において 前記カッタブロックを傾斜させる場合、前記傾斜用駆動
モータはカッタブロックを円弧状のガイドに沿って移動
するよう構成した請求項1記載のシート状部材の傾斜断
面形状裁断付き自動裁断機である。
【0007】その作用は、後述する図1,図2に示すご
とく、カッタブロック2はカッタ刃1を傾斜させるため
の駆動機構部6により傾斜するが、裁断中は傾斜移動用
モータ7が停止状態のため励磁最大静止トルクで励磁し
ている。カッタ刃1は切削抵抗以上のトルクで固定され
ており、シート状部材の傾斜断面形状やその稜線の良好
な切り口と精度の良い傾斜断面を実現することができ
る。
【0008】また、カッタ刃1の回転の方向制御をする
モータ9、ロータリコネクタ8でカッタ刃1だけでなく
カッタブロック2全体を回転させ、カッタ刃1の切削方
向に常に向くように制御装置部で制御しているため傾斜
断面形状の裁断軌跡は自由曲線も可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳述する。図1、図2および図3は本実施例に
おけるシート状部材カッタヘッドの構成図であり、その
正面図、図2は右側面図、図3は背面図である。また、
図4は本実施例における回路ブロック図である。図1、
図2および図3において、1はカッタ刃、2はカッタブ
ロック、3はカッタ刃1を上下動させるための駆動機構
部、4はカッタ刃1を上下に方向制御するためのモー
タ、5はカッタ刃1の上下駆動を監視するセンサ、6は
カッタ刃1を傾斜させるための駆動機構部、7はカッタ
刃1を傾斜に方向制御するためのモータ、8はロータリ
コネクタ、9はカッタ刃1の回転の方向制御するための
エンコーダ付きモータ、10はカッタ刃1の傾斜駆動の
マイナス側を監視するオーバースケールセンサ、11は
プラス側を監視するオーバースケールセンサ、12は傾
斜駆動監視センサ用の蹴り板である。
【0010】また図4において、13は裁断データを出
力するホストパソコン、14は裁断機のコントローラ、
15はカッタ刃1を方向制御するためのモータを示す。
コントローラ14は、ホストパソコン13の指令を受信
するCPU14a、このCPU14aの指令によって制
御される上下駆動と傾斜駆動をそれぞれモータ15に出
力する上下軸用駆動回路14b,傾斜軸用駆動回路14
c、更にX軸,Y軸,回転軸制御を行う、公知技術とし
ての位置決め制御回路14d、駆動回路14eから構成
されている。
【0011】次に、図4を参照しながら、その作用につ
いて説明する。まず、垂直断面形状の裁断を行う場合に
は、カッタ刃1の垂直位置を確定するための原点復帰動
作を行う。次に、コントローラ14からモータ15(図
1に示す上下移動用モータ4)へダウン距離分のパルス
列が出力され、上下移動用モータ4がプラス側へ回転す
ると、上下駆動機構部3によりカッタブロック2が下が
りカッタ刃1がシート部材を裁断する。その後、1パタ
ーンの裁断が終了すると、アップ指令によりカッタ刃1
を上げる。次に、傾斜断面形状の裁断を行う場合には、
ホストパソコン13より傾斜角度指令がコントローラ1
4に出力され、コントローラ14の傾斜軸用駆動回路1
4cよりモータ15(図2に示す傾斜移動用モータ7)
へ傾斜角度分のパルス列が出力され、傾斜移動用モータ
7がプラス側に回転すると傾斜駆動機構部6によりカッ
タブロック2が指令角度まで傾斜して停止する。続いて
コントローラ14からのダウン指令により、垂直断面形
状裁断と同様にカッタブロック2が下がり、カッタ刃1
がシート部材を裁断する。1パターンの裁断が終了する
とアップ指令によりカッタ刃1を上げる。
【0012】また、マイナス側を監視するセンサ10お
よびプラス側を監視するセンサ11は傾斜移動用モータ
7が異常動作した場合に、蹴り板12によりオーバース
ケールを検知しコントローラ14からの指令パルスを遮
断して傾斜移動用モータ7を停止する。尚、本実施例で
用いた上下移動用モータ4および傾斜移動用モータ7
は、位置制御できるアクチュエータであればどのような
ものでも良く、DCモータ、エアーシリンダーその他を
含むものである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果が得られる。シート状部材の指定角度の傾
斜断面形状の裁断を自動的に傾斜指令を行うことがで
き、高い角度精度の切り口が得られ、実用上、極めて有
用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカッタヘッドを示す正面図である。
【図2】本発明の図1の右側面図である。
【図3】本発明の図1の背面図である。
【図4】本発明の実施例の回路ブロック図である。
【図5】本発明の従来装置のヘッド構成図である。
【符号の説明】
1 カッタ刃 2 カッタブロック 3 上下駆動機構部 4 上下移動用モータ 5 上下駆動監視用センサ 6 傾斜駆動機構部 7 傾斜移動用モータ 8 ロータリコネクタ 9 方向制御用モータ 10 傾斜駆動監視用マイナス側監視センサ 11 傾斜駆動監視用プラス側監視センサ 12 傾斜駆動監視用蹴り板 13 ホストコンピュータ 14 コントローラ 15 駆動モータ 16 カッタ刃 17 背板 18 ネジ 19 カッタブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材部材カッタヘッドを裁断ベット
    上で全方向に移動するためのX軸機構部及びY軸機構部
    と、カッタヘッドと対向する前記裁断ベット上に備えら
    れた被裁断シート上部材と、この被裁断シート状上部材
    を吸着固定する吸着装置と、前記カッタヘッドに設けら
    れた被裁断シート状部材を裁断するためのカッタ刃と、
    前記カッタ刃を切削方向へ回転させる駆動機構部、また
    カッタ刃を上下させるための駆動機構部、これらを制御
    する制御装置部とを具備する自動裁断機において、 前記カッタ刄を備えたカッタブロックを傾斜させるため
    の駆動機構部と、この駆動機構部の指令によって駆動す
    る傾斜駆動用モータを設け、前記制御装置部から指定角
    度分のパルス列が前記駆動機構部を介して傾斜用駆動モ
    ータへ出力されると、この傾斜用駆動モータは駆動し、
    前記カッタブロックが指定傾斜角度まで傾斜し、カッタ
    刃が裁断面に対して指定角度傾いた状態となるよう構成
    したことを特徴とするシート状部材の傾斜断面形状裁断
    付き自動裁断機。
  2. 【請求項2】 前記カッタブロックを傾斜させる場合、
    前記傾斜用駆動モータはカッタブロックを円弧状のガイ
    ドに沿って移動するよう構成した請求項1記載のシート
    状部材の傾斜断面形状裁断付き自動裁断機。
JP36232497A 1997-12-12 1997-12-12 シート状部材の傾斜断面形状裁断付き自動裁断機 Pending JPH11170194A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014237215A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 Acs株式会社 カッティングヘッドの制御方法
JP2017144556A (ja) * 2017-06-02 2017-08-24 Acs株式会社 カッティングヘッド
CN109159196A (zh) * 2018-08-27 2019-01-08 重庆梦马致新科技有限公司 瓦楞纸板自动切割装置

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CN109159196B (zh) * 2018-08-27 2024-05-07 重庆梦马致新科技有限公司 瓦楞纸板自动切割装置

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