JPH11170139A - 工作物等の搬入出装置 - Google Patents
工作物等の搬入出装置Info
- Publication number
- JPH11170139A JPH11170139A JP36230897A JP36230897A JPH11170139A JP H11170139 A JPH11170139 A JP H11170139A JP 36230897 A JP36230897 A JP 36230897A JP 36230897 A JP36230897 A JP 36230897A JP H11170139 A JPH11170139 A JP H11170139A
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- Japan
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- arm
- pinion
- plate
- workpiece
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コンパクトで低コストの構成とした工作物等の
搬入出装置を提供する。 【解決手段】揺動手段によって揺動する第1アーム4の
先端に第1アーム4と相対回転可能に取付けられた第1
ピニオン11に第2アーム13を一体的に固着し、揺動
可能な第3アーム15を第1アーム4と平行に設け、こ
の第3アーム15先端を前記第1ピニオン11と噛合す
る第2ピニオン18に一体的に固着し、この第2ピニオ
ン18に前記第2アーム13と平行な第4アーム20を
相対回転可能に軸支し、前記第2アーム13および第4
アーム20の先端にプレート21を第2アーム13およ
び第4アーム20と相対回転可能に取付けた。
搬入出装置を提供する。 【解決手段】揺動手段によって揺動する第1アーム4の
先端に第1アーム4と相対回転可能に取付けられた第1
ピニオン11に第2アーム13を一体的に固着し、揺動
可能な第3アーム15を第1アーム4と平行に設け、こ
の第3アーム15先端を前記第1ピニオン11と噛合す
る第2ピニオン18に一体的に固着し、この第2ピニオ
ン18に前記第2アーム13と平行な第4アーム20を
相対回転可能に軸支し、前記第2アーム13および第4
アーム20の先端にプレート21を第2アーム13およ
び第4アーム20と相対回転可能に取付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベア等の自動
搬送装置に沿って各加工機械を配置した加工ラインにお
いて、搬送装置と各加工機械との間で工作物等を自動で
出し入れさせるようにした搬出入装置に関するものであ
る。
搬送装置に沿って各加工機械を配置した加工ラインにお
いて、搬送装置と各加工機械との間で工作物等を自動で
出し入れさせるようにした搬出入装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動搬送装置を備えた加工ラインでは、
搬送装置で送られてきた工作物またはパレットを加工機
械に対し搬出入する装置が用いられている。従来の搬入
出装置として図7で示すような技術がある。この技術
は、第1ブロック50aに第1リンク51の基端が回転
可能に結合され、この第1リンク51の先端に第2リン
ク52を回転可能に連結し、前記第1リンク51と交差
し、この交差点を回転可能に結合した第3リンク53の
基端が第2ブロック50bに回転可能に結合され、この
第3リンク53の先端に第4リンク54を回転可能に連
結したリンク構成からなり、第2リンク52と第4リン
ク54との先端が図略の工作物等と係合するプレート5
6に回転可能に連結した構造である。
搬送装置で送られてきた工作物またはパレットを加工機
械に対し搬出入する装置が用いられている。従来の搬入
出装置として図7で示すような技術がある。この技術
は、第1ブロック50aに第1リンク51の基端が回転
可能に結合され、この第1リンク51の先端に第2リン
ク52を回転可能に連結し、前記第1リンク51と交差
し、この交差点を回転可能に結合した第3リンク53の
基端が第2ブロック50bに回転可能に結合され、この
第3リンク53の先端に第4リンク54を回転可能に連
結したリンク構成からなり、第2リンク52と第4リン
ク54との先端が図略の工作物等と係合するプレート5
6に回転可能に連結した構造である。
【0003】このものは、第1、第2ブロック50a,
50bを同一の直線a上を同時に相反するb,c方向に
移動させることにより、各リンク51〜54がパンタグ
ラフと同様の伸縮動作を行って図略の工作物等と係合す
るプレート56を前後方向に平行移動させるようになっ
ている。しかし、この技術はプレート56の移動軸線の
両側に左右対称な各リンク51〜54を設けた構成であ
るため、装置のスペースが大きくなり、また、左右のリ
ンクを同時に移動させる必要があるので、リンクの各連
結部のガタによってリンクの動きにズレが生じ、プレー
ト56が傾いてしまい高精度な直動運動ができないとい
う問題があった。
50bを同一の直線a上を同時に相反するb,c方向に
移動させることにより、各リンク51〜54がパンタグ
ラフと同様の伸縮動作を行って図略の工作物等と係合す
るプレート56を前後方向に平行移動させるようになっ
ている。しかし、この技術はプレート56の移動軸線の
両側に左右対称な各リンク51〜54を設けた構成であ
るため、装置のスペースが大きくなり、また、左右のリ
ンクを同時に移動させる必要があるので、リンクの各連
結部のガタによってリンクの動きにズレが生じ、プレー
ト56が傾いてしまい高精度な直動運動ができないとい
う問題があった。
【0004】これを解決する技術として特開平5−42
439号に示す技術が提供されている。この技術は、揺
動アームが固定される支軸に駆動アームを固定し、この
駆動アームを伸縮シリンダ装置によって駆動させること
で揺動アームを揺動し、リンクアームをLMガイドレー
ルに沿って移動させ、ブラケットをLMガイドレールと
直交する方向に角度を変えることなく移動させるように
なっている。
439号に示す技術が提供されている。この技術は、揺
動アームが固定される支軸に駆動アームを固定し、この
駆動アームを伸縮シリンダ装置によって駆動させること
で揺動アームを揺動し、リンクアームをLMガイドレー
ルに沿って移動させ、ブラケットをLMガイドレールと
直交する方向に角度を変えることなく移動させるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−42439号示す技術は、リンクアームの移動をガ
イドするLMガイドレールはブラケットの移動ストロー
クと同じ長さだけ必要であり、装置の小型化に限界があ
る。
5−42439号示す技術は、リンクアームの移動をガ
イドするLMガイドレールはブラケットの移動ストロー
クと同じ長さだけ必要であり、装置の小型化に限界があ
る。
【0006】また、ブラケットを平行移動させるために
リンクアームの基端をブラケットの移動方向と直交する
方向に真っ直ぐ正確に移動させる必要があるため、直動
手段としてLMガイドとLMガイドレールを設けている
が、このLMガイドとLMガイドレールは高精度な直動
を可能にする手段のためのコストがかかるという問題が
あった。
リンクアームの基端をブラケットの移動方向と直交する
方向に真っ直ぐ正確に移動させる必要があるため、直動
手段としてLMガイドとLMガイドレールを設けている
が、このLMガイドとLMガイドレールは高精度な直動
を可能にする手段のためのコストがかかるという問題が
あった。
【0007】本発明の目的は、コンパクトで低コストの
構成とした工作物等の搬入出装置を提供することであ
る。
構成とした工作物等の搬入出装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、第1ピニオンと、この第1ピニオンと噛
合する第2ピニオンと、前記第1ピニオンと第2ピニオ
ンの噛合状態を保持するピニオンケースと、基端が支持
部材に回動可能に軸支され揺動手段によって揺動され先
端が前記ピニオンケースに相対回転可能に取付けられた
第1アームと、前記第1ピニオンに一体的に固着された
第2アームと、基端が前記支持部材に回動可能に軸支さ
れ先端が前記第2ピニオンに一体的に固着された前記第
1アームと平行な第3アームと、前記ピニオンケースに
相対回転可能に取付けられ前記第2アームと平行な第4
アームと、前記第2アームおよび第4アームの先端に第
2アームおよび第4アームと相対回転可能に取付けられ
たプレートとから構成されたことを特徴とするものであ
る。
めの本発明は、第1ピニオンと、この第1ピニオンと噛
合する第2ピニオンと、前記第1ピニオンと第2ピニオ
ンの噛合状態を保持するピニオンケースと、基端が支持
部材に回動可能に軸支され揺動手段によって揺動され先
端が前記ピニオンケースに相対回転可能に取付けられた
第1アームと、前記第1ピニオンに一体的に固着された
第2アームと、基端が前記支持部材に回動可能に軸支さ
れ先端が前記第2ピニオンに一体的に固着された前記第
1アームと平行な第3アームと、前記ピニオンケースに
相対回転可能に取付けられ前記第2アームと平行な第4
アームと、前記第2アームおよび第4アームの先端に第
2アームおよび第4アームと相対回転可能に取付けられ
たプレートとから構成されたことを特徴とするものであ
る。
【0009】また、前記第1アームの揺動手段は、前記
第1アームに一体的に設けたピニオンと、シリンダによ
って進退移動し前記ピニオンに噛合したラックとから構
成されていることを特徴とするものである。
第1アームに一体的に設けたピニオンと、シリンダによ
って進退移動し前記ピニオンに噛合したラックとから構
成されていることを特徴とするものである。
【0010】さらに、前記第1アームの揺動手段は、前
記第1アームに一体的に設けたピニオンと、このピニオ
ンを回転駆動するモータとから構成されていることを特
徴とするものである。
記第1アームに一体的に設けたピニオンと、このピニオ
ンを回転駆動するモータとから構成されていることを特
徴とするものである。
【0011】また、前記プレートの前進端または後退端
の少なくとも一方の位置を決めると共に、前記ラックや
各ピニオンのガタを除去するようアームの揺動端でアー
ムの動きを規制するプランジャを備えたことを特徴とす
るものである。
の少なくとも一方の位置を決めると共に、前記ラックや
各ピニオンのガタを除去するようアームの揺動端でアー
ムの動きを規制するプランジャを備えたことを特徴とす
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。図1において、1はメインケース(支
持部材)であり、このメインケース1は図2にも示すよ
うに、リフトフレーム3上に設けられているテーブル2
に固設されている。前記メインケース1内にはシリンダ
7により進退移動するラック8と、第3シャフト5に軸
承され前記ラック8と噛合した第3ピニオン6が設けら
れている。尚、前記メインケース1には後述するプレー
ト21の後退端でプレート21を案内するガイドプレー
ト9が固設されている。
づいて説明する。図1において、1はメインケース(支
持部材)であり、このメインケース1は図2にも示すよ
うに、リフトフレーム3上に設けられているテーブル2
に固設されている。前記メインケース1内にはシリンダ
7により進退移動するラック8と、第3シャフト5に軸
承され前記ラック8と噛合した第3ピニオン6が設けら
れている。尚、前記メインケース1には後述するプレー
ト21の後退端でプレート21を案内するガイドプレー
ト9が固設されている。
【0013】前記第3シャフト5には第1アーム4の基
端が一体的に固着され、この第1アーム4の先端は図3
にも示すように、ピニオンケース10に第1ピニオン1
1を保持している第1シャフト12と軸受を介して相対
回転可能に取付けられている。
端が一体的に固着され、この第1アーム4の先端は図3
にも示すように、ピニオンケース10に第1ピニオン1
1を保持している第1シャフト12と軸受を介して相対
回転可能に取付けられている。
【0014】前記第1ピニオン11には第2アーム13
の後端が一体的に固着され、先端は第5シャフト22と
軸受を介してプレート21と相対回転可能に取付けられ
ている。前記プレート21には工作物Wに係合するピン
25を備えたブラケット24が一体的に設けられてい
る。このピン25と工作物Wとの係脱は図略のシリンダ
によりテーブル2と共にメインケース1が上下動するこ
とで行われる。
の後端が一体的に固着され、先端は第5シャフト22と
軸受を介してプレート21と相対回転可能に取付けられ
ている。前記プレート21には工作物Wに係合するピン
25を備えたブラケット24が一体的に設けられてい
る。このピン25と工作物Wとの係脱は図略のシリンダ
によりテーブル2と共にメインケース1が上下動するこ
とで行われる。
【0015】さらに、図5にも示すように、前記メイン
ケース1には第1アーム4の基端に隣接してスタンド1
4が固設されており、このスタンド14に第1アーム4
と平行な第3アーム15の基端が第4シャフト16を介
して回動可能に軸支され、この第3アーム15の先端は
前記ピニオンケース10に第2シャフト17により保持
され、前記第1ピニオン11と噛合している第2ピニオ
ン18に締結部材19を介して一体的に固着されてい
る。
ケース1には第1アーム4の基端に隣接してスタンド1
4が固設されており、このスタンド14に第1アーム4
と平行な第3アーム15の基端が第4シャフト16を介
して回動可能に軸支され、この第3アーム15の先端は
前記ピニオンケース10に第2シャフト17により保持
され、前記第1ピニオン11と噛合している第2ピニオ
ン18に締結部材19を介して一体的に固着されてい
る。
【0016】前記第2ピニオン18を保持する第2シャ
フト17には第4アーム20の後端が軸受を介して相対
回転可能に取付けられ、この第4アーム20の先端は第
6シャフト23と軸受を介して第5シャフト22と並列
して前記プレート21と相対回転可能に取付けられてい
る。
フト17には第4アーム20の後端が軸受を介して相対
回転可能に取付けられ、この第4アーム20の先端は第
6シャフト23と軸受を介して第5シャフト22と並列
して前記プレート21と相対回転可能に取付けられてい
る。
【0017】前記ピニオンケース10の外周面にプレー
ト21の前進端プランジャ28(ストッパ)が設けられ
ており、プレート21が所定量前進した位置において第
2アーム13に設けられているレストボルト26が当接
して各アームの動きを規制するようになってる。
ト21の前進端プランジャ28(ストッパ)が設けられ
ており、プレート21が所定量前進した位置において第
2アーム13に設けられているレストボルト26が当接
して各アームの動きを規制するようになってる。
【0018】また、メインケース1の上面にはプレート
21の後退端プランジャ29が設けられており、プレー
ト21が所定量後退した位置においてプレート21の後
面に設けられているレストボルト27が当接して各アー
ムの動きを規制するようになってる。
21の後退端プランジャ29が設けられており、プレー
ト21が所定量後退した位置においてプレート21の後
面に設けられているレストボルト27が当接して各アー
ムの動きを規制するようになってる。
【0019】尚、図1において30は前進端検出用ド
グ、31は前進端減速用ドグ、32は後端端検出用ドグ
を示す。
グ、31は前進端減速用ドグ、32は後端端検出用ドグ
を示す。
【0020】上記の構成の動作について説明する。図示
ではプレート21が前進端に位置した状態である。この
状態から後退させる場合、シリンダ7によってラック8
を図1において右方に前進移動する。これにより第3ピ
ニオン6が右回転して第1アーム4を右方に揺動する。
ではプレート21が前進端に位置した状態である。この
状態から後退させる場合、シリンダ7によってラック8
を図1において右方に前進移動する。これにより第3ピ
ニオン6が右回転して第1アーム4を右方に揺動する。
【0021】前記第1アーム4の右方揺動によりピニオ
ンケース10が右方に動き、このピニオンケース10に
実質的に取付けられている第3アーム15が第1アーム
4と共に同方向に動き出し、第3アーム15が固着され
ている第2ピニオン18が右回転する。この第2ピニオ
ン18の右回転により第2ピニオン18と噛合している
第1ピニオン11が左回転し、第1ピニオン11に固着
されている第2アーム13が第1アーム4および第3ア
ーム15の右方揺動とは逆の左方揺動し、これにより第
4アーム20はプレート21を介して第2アーム13と
平行に左方揺動して第2アーム13と第4アーム20は
第1アーム4と第3アーム15に対し屈折した形とな
り、これらの平行リンクによってプレート21はメイン
ケース1に対して平行な姿勢を保って後退移動する。
ンケース10が右方に動き、このピニオンケース10に
実質的に取付けられている第3アーム15が第1アーム
4と共に同方向に動き出し、第3アーム15が固着され
ている第2ピニオン18が右回転する。この第2ピニオ
ン18の右回転により第2ピニオン18と噛合している
第1ピニオン11が左回転し、第1ピニオン11に固着
されている第2アーム13が第1アーム4および第3ア
ーム15の右方揺動とは逆の左方揺動し、これにより第
4アーム20はプレート21を介して第2アーム13と
平行に左方揺動して第2アーム13と第4アーム20は
第1アーム4と第3アーム15に対し屈折した形とな
り、これらの平行リンクによってプレート21はメイン
ケース1に対して平行な姿勢を保って後退移動する。
【0022】前記プレート21の後退端から図示のよう
に前進させる場合は、前記の逆の動作によって前進移動
する。そこで、前進端ではピニオンケース10の外周面
に設けられている前進端プランジャ28(ストッパ)に
第2アーム13に設けられているレストボルト26が当
接して各アームの動きを規制する。また、後退端ではメ
インケース1の上面に設けられている退端プランジャ2
9にプレート21の後面に設けられているレストボルト
27が当接して各アームの動きを規制する。
に前進させる場合は、前記の逆の動作によって前進移動
する。そこで、前進端ではピニオンケース10の外周面
に設けられている前進端プランジャ28(ストッパ)に
第2アーム13に設けられているレストボルト26が当
接して各アームの動きを規制する。また、後退端ではメ
インケース1の上面に設けられている退端プランジャ2
9にプレート21の後面に設けられているレストボルト
27が当接して各アームの動きを規制する。
【0023】これにより、プレート21の前進端および
後退端位置を決めると共に、ラック8や各ピニオン6,
11,18のガタを除去しプレート21の高精度な直動
運動が得られる。
後退端位置を決めると共に、ラック8や各ピニオン6,
11,18のガタを除去しプレート21の高精度な直動
運動が得られる。
【0024】尚、上記の実施形態では第1アーム4の揺
動手段としてシリンダ7とこれによって進退作動するラ
ック8を第1アーム4の基端に一体的に設けられている
第3ピニオン6に噛合した構成としたが、前記第3ピニ
オン6をモータによって直接またはアイドラギヤを介し
て間接的に回転させるようにしてもよい。こうすること
により搬出入装置の形態を更にコンパクトにすることが
できる。
動手段としてシリンダ7とこれによって進退作動するラ
ック8を第1アーム4の基端に一体的に設けられている
第3ピニオン6に噛合した構成としたが、前記第3ピニ
オン6をモータによって直接またはアイドラギヤを介し
て間接的に回転させるようにしてもよい。こうすること
により搬出入装置の形態を更にコンパクトにすることが
できる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、LM
ガイドとLMガイドレールを用いることなくプレートを
高精度に直動させることができ、搬出入装置をコンパク
トで低コストにより提供することができる。また、プラ
ンジャによってプレートの前後退端におけるアームの動
きを規制するようにしているため、搬入出装置のガタや
ラックおよびピニオンのバックラッシュが除去されプレ
ートの正確な位置決めおよび高精度な直動運動が得られ
る。
ガイドとLMガイドレールを用いることなくプレートを
高精度に直動させることができ、搬出入装置をコンパク
トで低コストにより提供することができる。また、プラ
ンジャによってプレートの前後退端におけるアームの動
きを規制するようにしているため、搬入出装置のガタや
ラックおよびピニオンのバックラッシュが除去されプレ
ートの正確な位置決めおよび高精度な直動運動が得られ
る。
【図1】本発明装置の平面図
【図2】本発明装置の側面図
【図3】第1アーム部の側面断面図
【図4】第2アーム部の側面断面図
【図5】第3アーム部の側面断面図
【図6】第4アーム部の側面断面図
【図7】従来のパンタグラフ式による搬出入装置の原理
図
図
1 メインケース 4 第1アーム 5 第3シャフト 6 第3ピニオン 7 シリンダ 8 ラック 10 ピニオンケース 11 第1ピニオン 12 第1シャフト 13 第2アーム 15 第3アーム 16 第4シャフト 17 第2シャフト 18 第2ピニオン 20 第4アーム 21 プレート 22 第5シャフト 23 第6シャフト 28 前進端プランジャ 29 後退端プランジャ
Claims (4)
- 【請求項1】 第1ピニオンと、この第1ピニオンと噛
合する第2ピニオンと、前記第1ピニオンと第2ピニオ
ンの噛合状態を保持するピニオンケースと、基端が支持
部材に回動可能に軸支され揺動手段によって揺動され先
端が前記ピニオンケースに相対回転可能に取付けられた
第1アームと、前記第1ピニオンに一体的に固着された
第2アームと、基端が前記支持部材に回動可能に軸支さ
れ先端が前記第2ピニオンに一体的に固着された前記第
1アームと平行な第3アームと、前記ピニオンケースに
相対回転可能に取付けられ前記第2アームと平行な第4
アームと、前記第2アームおよび第4アームの先端に第
2アームおよび第4アームと相対回転可能に取付けられ
たプレートとから構成されたことを特徴とする工作物等
の搬入出装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の工作物等の搬入出装置
において、前記第1アームの揺動手段は、前記第1アー
ムに一体的に設けたピニオンと、シリンダによって進退
移動し前記ピニオンに噛合したラックとから構成されて
いることを特徴とする工作物等の搬入出装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の工作物等の搬入出装置
において、前記第1アームの揺動手段は、前記第1アー
ムに一体的に設けたピニオンと、このピニオンを回転駆
動するモータとから構成されていることを特徴とする請
求項1に記載の工作物等の搬入出装置。 - 【請求項4】 前記請求項1乃至請求項3に記載の工作
物等の搬入出装置において、前記プレートの前進端また
は後退端の少なくとも一方の位置を決めると共に、前記
ラックや各ピニオンのガタを除去するようアームの揺動
端でアームの動きを規制するプランジャを備えたことを
特徴とする工作物等の搬入出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36230897A JPH11170139A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 工作物等の搬入出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36230897A JPH11170139A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 工作物等の搬入出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11170139A true JPH11170139A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18476521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36230897A Pending JPH11170139A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 工作物等の搬入出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11170139A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010188440A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Daihatsu Motor Co Ltd | ワーク搬入出装置 |
-
1997
- 1997-12-12 JP JP36230897A patent/JPH11170139A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010188440A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Daihatsu Motor Co Ltd | ワーク搬入出装置 |
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