JP2672795B2 - 搬送位置決め装置 - Google Patents

搬送位置決め装置

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JP2672795B2 JP11337295A JP11337295A JP2672795B2 JP 2672795 B2 JP2672795 B2 JP 2672795B2 JP 11337295 A JP11337295 A JP 11337295A JP 11337295 A JP11337295 A JP 11337295A JP 2672795 B2 JP2672795 B2 JP 2672795B2
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  • Transmission Devices (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カム式のリニア型搬送
位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体、電子部品の組立、検
査ラインでは、カム式のリニア型搬送位置決め装置が使
用されている。搬送位置決め装置は、例えば、組立ライ
ンでコンベアで順次所定の位置に搬送されてくる組立体
の所定の位置に部品を正確に組み付けるような作業を行
う。カム式のリニア型搬送位置決め装置は、エアシリン
ダによる搬送位置決め装置と異なり、高精度で滑らかな
搬送位置決めを行うことができるため、上記のような作
業に使用されている。
【0003】この搬送位置決め装置は、外部からモータ
等で回転駆動される入力軸を備え、入力軸の回転により
内部のカムが回転する。このカムは、予め設定されたカ
ム形状を有し、回転運動をカム形状に応じた揺動運動に
変換する。そして、この揺動運動により、チャック等が
装着された出力部材が直線往復駆動される。従って、出
力部材は、入力軸の回転によりカム形状に対応した変位
・速度関係からなる直線往復運動を行う。
【0004】搬送位置決め装置の内部には、X軸方向用
と、Y軸方向用の2つのカムが備えられている。そし
て、それぞれのカムにより、出力部材がX軸方向及びY
軸方向にそれぞれ往復直線駆動される。従って、出力部
材は2方向の自由度を有するため、2次元平面内での種
々の搬送パターンを有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記部品組
み付け工程等においては、所定の箇所に部品が組み付け
られた状態の組立体の製造規格寸法を測定した後に、後
工程に送りたい場合がある。このような寸法測定を行う
場合には、部品組み付け工程の後に寸法測定工程を設
け、別の搬送位置決め装置を配置する。そして、部品組
み付け工程が終了してコンベアにて搬送されてくる組立
体を寸法測定工程の搬送位置決め装置で取り上げ、寸法
測定機に搬送する。
【0006】従って、組み付け工程及び寸法測定工程に
それぞれ搬送位置決め装置を設けなければならないが、
この2つの搬送位置決め装置にそれぞれ動力を供給しな
ければならないため、2つの搬送位置決め装置ともども
大きなスペースが必要となる問題がある。さらに、2つ
の搬送位置決め装置を同期させて作動させなければなら
ず、そのための動力の供給が難しかった。
【0007】このような問題を解消するため、1つの搬
送位置決め装置で、部品の供給及び組立体の搬送を行う
ことが考えられるが、従来の搬送位置決め装置では出力
部材を同一の平面内でしか移動させることができないた
め、実際には不可能であった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、3次元空間での搬送
位置決めを行うことができる搬送位置決め装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、入力軸と、互いに平行に
配置された第1の出力軸及び第2の出力軸を備え、外部
から回転駆動される入力軸の回転運動をカムを使用して
両出力軸の同期した軸線方向の往復運動、及び、各出力
軸の独立した軸線回りの揺動運動に変換する運動変換部
と、両出力軸を、それぞれ回動可能に支持連結する基板
と、前記基板に、前記両出力軸の軸線方向に垂直な平面
内で前後方向に移動可能に支持される前後移動板と、前
記第1の出力軸の揺動運動により、前記前後移動板を前
後方向に直線往復運動させる第1の運動変換手段と、前
記前後移動板に、前記両出力軸の軸線方向に垂直な平面
内で左右方向に移動可能に支持される出力部材と、前記
第2の出力軸の揺動運動により、前記出力部材を左右方
向に直線往復運動させる第2の運動変換手段とから構成
した。
【0010】又、請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載の発明において、第1の運動変換手段は、第1の出
力軸に軸支される第1の揺動レバーと、その第1の揺動
レバーに回転可能に固着されるローラと、前記前後移動
に固着され、左右方向に延びるガイド溝を有し、その
ガイド溝に前記ローラを左右方向に移動可能に係合する
第1のガイド部とからなるものとし、第2の運動変換手
段は、第2の出力軸に軸支される第2の揺動レバーと、
その第2の揺動レバーに回転可能に固着されるローラ
と、前記出力部材に固着され、前後方向に延びるガイド
溝を有し、そのガイド溝に前記ローラを前後方向に移動
可能に係合する第2のガイド部とからなるものとした。
【0011】又、請求項3に記載の発明は、請求項1又
は請求項2に記載の発明において、前後移動板は、前記
に対して第1のガイドレールとその第1のガイドレ
ールに沿って移動可能に係合する第1の直動ベアリング
とを介して支持されるものとし、出力部材は、前後移動
に対して第2のガイドレールとその第2のガイドレー
ルに沿って移動可能に係合する第2の直動ベアリングと
を介して支持されるものとした。
【0012】
【作用】従って、請求項1に記載の発明によれば、運動
変換部の入力軸が回転駆動されると、カムの作用によ
り、平行に配置された第1の出力軸及び第2の出力軸が
同期して軸線方向に往復運動する。そして、両出力軸を
それぞれ回動可能に支持連結する基板が、両出力軸とと
もに軸線方向に往復運動する。又、第1の出力軸が揺動
駆動されると、第1の運動変換手段により基板上に前後
方向に移動可能に支持される前後移動板が基板に対して
前後方向に往復駆動される。そして、第2の出力軸が揺
動駆動されると、第2の運動変換手段により前後移動板
に左右方向に移動可能に支持される出力部材が前後移動
に対して左右方向に往復駆動される。従って、出力部
材は、基板に対して前後方向及び左右方向にそれぞれ往
復駆動される。その結果、出力部材が、3方向にそれぞ
れ駆動される。
【0013】又、請求項2に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の作用に加えて、第1の出力軸が揺動
すると、第1の出力軸に軸支される第1の揺動レバーに
設けられたローラが前後移動に固着された第1のガイ
ド部に形成された左右方向に延びるガイド溝に沿って左
右方向に往復移動しながら、前後移動を前後方向に往
復駆動する。又、第2の出力軸が揺動すると、第2の出
力軸に軸支された第2の揺動レバーに設けられたローラ
が出力部材に固着された第2のガイド部に形成された前
後方向に延びるガイド溝に沿って前後方向に往復移動し
ながら、出力部材を左右方向に往復駆動する。
【0014】又、請求項3に記載の発明によれば、請求
項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、前後移
動板が基板に対して第1のガイドレールと第1のガイド
レールに沿って移動可能に係合する第1の直動ベアリン
グにより前後方向に往復移動する。又、出力部材が、前
後移動板に対して第2のガイドレールと第2のガイドレ
ールに沿って移動可能に係合する第2の直動ベアリング
により左右方向に往復移動する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図4に従って説明する。尚、本実施例では、説明の便宜
上、図1に示す正面図における左右・上下及び前後を基
準として説明する。
【0016】図1に示すように、基台1の上には、2台
の運動変換部としてのカム式回転型搬送ユニット2,3
がそれぞれの入力軸4,5を同じ軸線上にして配設され
ている。両入力軸4,5は、ジョイント6で連結されて
いる。右側の搬送ユニット3の右側には減速器7が固設
され、外部の図示しないモータの回転を減速して入力軸
5に伝達するようになっている。
【0017】各搬送ユニット2,3は、公知のカム式回
転型搬送装置である。即ち、搬送ユニット2は、内部に
図示しないローラギアカム及び溝カムをそれぞれ備え、
この両カムが入力軸4にて回転駆動される。そして、ロ
ーラギアカムにて出力軸としてのスプライン軸8を貫挿
する図示しないタレット軸が揺動駆動され、これにより
スプライン軸8が揺動駆動される。又、溝カムにてスプ
ライン軸8がその軸線方向に上下駆動される。搬送ユニ
ット3も同様に構成され、入力軸5の回転によりスプラ
イン軸9が軸線回りに揺動駆動されるとともに、軸線方
向に上下動される。両搬送ユニット2,3の各溝カム
は、同一のカム形状に形成されている。そして、両スプ
ライン軸8,9が同期して上下駆動されるように、両入
力軸4,5が連結されている。従って、両スプライン軸
8,9は、両入力軸4,5の回動に伴い上下方向の同じ
位置になるように同期して上下駆動される。尚、各ロー
ラギアカムのカム形状は、それぞれ別形状に形成されて
いる。
【0018】スプライン軸8の上部には、ベアリング軸
受10が嵌挿されている。さらに、スプライン軸8の上
端には、ほぼ左方向に延びるように第1の揺動レバー1
1が嵌挿されている。第1の揺動レバー11の先端部の
下面には、ローラ12が回動可能に支持されている。同
様に、スプライン軸9の上部にはベアリング軸受13が
嵌挿され、上端には第2の揺動レバー14がほぼ後方向
に延びるように嵌挿されている。第2の揺動レバー14
の先端部の下面にも、ローラ15が回動可能に支持され
ている。
【0019】両ベアリング10,13の各下部には、基
板16がそれぞれ嵌着されている。従って、基板16に
対して、各スプライン軸8,9は回動が許容される。図
4に示すように、基板16の左右両側には、それぞれ
1のガイドレール17a,17bが前後方向に延びるよ
うに固設されている。第1のガイドレール17aには、
前後にそれぞれ第1の直動ベアリング18a,18bが
前後方向に移動可能に係合されている。同様に、第1の
ガイドレール17bの前後にもそれぞれ第1の直動ベア
リング19a,19bが係合されている。この左右一対
の各第1の直動ベアリング18a,18b,19a,1
9bの各上面には、ほぼ「コ」の字形状の前後移動板2
0が固着されている。従って、この前後移動板20は、
第1のガイドレール17a,17bに沿って前後方向
に移動可能になっている。
【0020】図3に示すように、前後移動板20の上面
には第1のガイド部21が固着され、この第1のガイド
部21には左右方向に延びるガイド溝21aが形成され
ている。このガイド溝21aには、前記ローラ12が回
動可能に係合されている。従って、第1の揺動レバー1
1が揺動すると、ガイド溝21a内に係合するローラ1
2を介して前後移動板20が前後方向に往復駆動され
る。この際、前後移動板20の前後方向の往復移動に伴
い、ローラ12はガイド溝21aに沿って左右方向に往
復移動するようになっている。本実施例では、第1の揺
動レバー11、ローラ12及び第1のガイド部21によ
り、第1の運動変換手段が構成されている。
【0021】前後移動板20の上面後側には、その左右
にそれぞれ第2の直動ベアリング22a,22bが固設
されている。両第2の直動ベアリング22a,22bの
上方には、出力部材としての左右方向に延びる出力アー
ム23が設けられている。出力アーム23の下面には、
左右方向に延びる第2のガイドレール24が固着されて
いる。この第2のガイドレール24は、左右両第2の
動ベアリング22a,22bにて左右方向に移動可能に
支持されている。
【0022】出力アーム23の上面には第2のガイド部
25が固着され、この第2のガイド部25には前後方向
に延びるガイド溝25aが形成されている。このガイド
溝25aには、前記ローラ15が回動可能に係合されて
いる。従って、第2の揺動レバー14が揺動すると、ガ
イド溝25a内に係合するローラ15を介して出力アー
ム23が左右方向に往復駆動される。この際、出力アー
ム23の左右方向の往復移動に伴い、ローラ15はガイ
ド溝25aに沿って前後方向に往復移動するようになっ
ている。本実施例では、第2の揺動レバー14、ローラ
15及び第2のガイド部25により、第2の運動変換手
段が構成されている。尚、出力アーム23の右端部に
は、図示しないチャックが取り付けられている。
【0023】次に、以上のように構成された搬送位置決
め装置の作用について説明する。入力軸4,5が回転駆
動されると、各搬送ユニット2,3のローラギアカム及
び溝カムが回動する。各溝カムの回動により、両スプラ
イン軸8,9が同期して上下動する。この結果、基板1
6が水平状態で上下往復移動する。
【0024】又、搬送ユニット2内のローラギアカムの
揺動により、スプライン軸8に連結された第1の揺動レ
バー11がローラギアカムのカム形状に応じて揺動駆動
される。従って、第1の揺動レバー11の揺動により、
第1のガイド部21を介して前後移動板20が前後方向
に往復駆動されるため、第2の直動ベアリング22a,
22bにて支持される出力アーム23も前後方向に往復
駆動される。この際、前後移動板20は、基板16上に
固着された一対の第1のガイドレール17a,17bに
沿って移動する第1の直動ベアリング18a,18b,
19a,19bにて支持されているため、高精度に前後
往復駆動される。
【0025】さらに、搬送ユニット3内のローラギアカ
ムの回動により、スプライン軸9に連結された第2の
動レバー14がローラギアカムのカム形状に応じて揺動
駆動される。従って、第2の揺動レバー14の揺動によ
り、第2のガイド部25を介して出力アーム23が左右
方向に往復駆動される。この際、出力アーム23は、前
後移動板20上に固着される第2の直動ベアリング22
a,22bにて支持される第2のガイドレール24に固
着されているため、高精度に左右往復駆動される。
【0026】以上の結果、出力アーム23の右端部が、
前後、左右及び上下方向にそれぞれ駆動されるため、チ
ャックが3方向に往復駆動される。従って、チャックを
3次元空間に形成した搬送パターンで繰り返し駆動する
ことができる。
【0027】以上詳述したように、本実施例の搬送位置
決め装置によれば、2個のカム式回転型搬送ユニット
2,3の各溝カムのカム形状を同一にするとともに、各
入力軸4,5を連結することにより、同期して回動させ
るようにした。従って、両スプライン軸8,9が、同じ
高さで同期して上下往復移動する。そして、両スプライ
ン軸8,9に支持される基板16上に、前後移動板20
を前後方向に移動可能に支持し、第1の揺動レバー11
にて前後方向に往復駆動するようにした。さらに、前後
移動板20の上にチャックが装着される出力アーム23
を左右方向に移動可能に支持し、第2の揺動レバー14
にて左右方向に往復駆動するようにした。その結果、チ
ャックを3方向にそれぞれ駆動することができるため、
3次元空間で形成される搬送パターンで駆動することが
できる。従って、例えば、組み付け工程で部品を組み付
けた組立体をコンベア上からコンベア脇の測定ゲージ等
に移動させ、寸法測定を行った後、再びコンベア上に移
動させるような複雑な搬送を容易に実施することができ
る。
【0028】しかも、本実施例では、各スプライン軸
8,9にそれぞれ揺動レバー11,14を軸支し、各揺
動レバー11,14の揺動運動を前後移動板20及び出
力アーム23に固着されたガイド部21,25の各ガイ
ド溝21a,25aに係合するローラ12,15を介し
て行うようにした。従って、簡単な構成で、出力アーム
23を前後及び左右に高い精度で往復駆動することがで
きる。
【0029】さらに、本実施例によれば、基板16に
1のガイドレール17a,17bを固着し、この両第1
ガイドレール17a,17bに沿って移動する第1の
直動ベアリング18a,18b,19a,19bに前後
移動板20を固着するようにした。又、前後移動板20
第2の直動ベアリング22a,22bを固着し、この
第2の直動ベアリング22a,22bに支持される
2のガイドレール24に出力アーム23を固着するよう
にした。従って、前後移動板20が基板16に対して、
又、出力アーム23が前後移動板20に対して高い位置
精度で支持される。その結果、チャックを高い精度で搬
送パターンに従って駆動することができる。
【0030】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、以下のように構成することもできる。 (1) 本実施例では、揺動レバー11,14をローラ
12,15を介して各ガイド部21,25に係合させる
ことにより、前後移動板20及び出力アーム23を直線
往復駆動させるようにした。これを、例えば、各スプラ
イン軸8,9にスパーギアを嵌着し、又、前後移動板2
0及び出力アーム23にそれぞれスパーギアに歯合する
ラックを設ける。そして、各スプライン軸8,9の揺動
により、前後移動板20及び出力アーム23をそれぞれ
直線往復駆動するようにしてもよい。
【0031】(2) 上記実施例では、各入力軸4,5
に直交する方向に往復駆動される前後移動板20の上
に、軸線方向に往復駆動される出力アーム23を設け、
この出力アーム23にチャックを装着するようにした。
これを、出力アーム23の上に前後移動板20を設け、
この前後移動板20にチャックを装着するようにしても
よい。
【0032】(3) 直動ベアリング18a,18b,
19a,19b,22a,22bとしては、潤滑油潤滑
方式、プラスティック摺動材による自己潤滑方式、玉等
による転がり接触方式、又は、磁気案内方式等のいずれ
の方式でもよい。
【0033】(4) 各搬送ユニット2,3は、ローラ
ギアカムと溝カム以外の機構により、スプライン軸8,
9を揺動及び往復駆動するものであってもよい。 (5) 減速機7を備えない構成としてもよい。
【0034】(6) 2つの搬送ユニット2,3を、1
つのハウジング内に構成した搬送ユニットとしてもよ
い。上記実施例から把握できる請求項以外の技術的思想
について、以下にその効果とともに記載する。
【0035】(1) 請求項1に記載の搬送位置決め装
置において、搬送ユニット2,3は、ローラギアカムに
より出力軸8,9を軸線回りに揺動駆動し、溝カムによ
り出力軸8,9を軸線方向に往復駆動するようにした。
このような構成によれば、出力軸を高速かつ高精度で往
復及び揺動駆動することができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、3次元空間での搬送位置決めを行うこと
ができる。
【0037】又、請求項2に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の効果に加えて、簡単な構成で高精度
の搬送位置決めを行うことができる。又、請求項3に記
載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明
の効果に加えて、一層高精度の搬送位置決めを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 搬送位置決め装置の正面図。
【図2】 同じく側面図。
【図3】 同じく平面図。
【図4】 前後移動板の上面を示す平面図。
【符号の説明】
2,3…運動変換部としての搬送ユニット、4,5…入
力軸、8…第1の出力軸としてのスプライン軸、9…第
2の出力軸としてのスプライン軸、11…第1の運動変
換手段としての第1の揺動レバー、12…同じくロー
ラ、14…第2の運動変換手段としての第2の揺動レバ
ー、15…同じくローラ、16…基板、17a,17b
第1のガイドレール、18a,18b,19a,19
b…第1の直動ベアリング、20…前後移動板、21…
第1の運動変換手段としての第1のガイド部、21a…
ガイド溝、22a,22b…第2の直動ベアリング、2
3…出力部材としての出力アーム、24…第2のガイド
レール、25…第2の運動変換手段としての第2のガイ
ド部、25a…ガイド溝。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸(4,5)と、互いに平行に配置
    された第1の出力軸(8)及び第2の出力軸(9)を備
    え、外部から回転駆動される入力軸(4,5)の回転運
    動をカムを使用して両出力軸(4,5)の同期した軸線
    方向の往復運動、及び、各出力軸(4,5)の独立した
    軸線回りの揺動運動に変換する運動変換部(2,3)
    と、 両出力軸(8,9)を、それぞれ回動可能に支持連結す
    る基板(16)と、 前記基板(16)に、前記両出力軸(8,9)の軸線方
    向に垂直な平面内で前後方向に移動可能に支持される前
    後移動板(20)と、 前記第1の出力軸(8)の揺動運動により、前記前後移
    動板(20)を前後方向に直線往復運動させる第1の運
    動変換手段と、 前記前後移動板(20)に、前記両出力軸(8,9)の
    軸線方向に垂直な平面内で左右方向に移動可能に支持さ
    れる出力部材(23)と、 前記第2の出力軸(9)の揺動運動により、前記出力部
    材(23)を左右方向に直線往復運動させる第2の運動
    変換手段とからなる搬送位置決め装置。
  2. 【請求項2】 第1の運動変換手段は、第1の出力軸
    (8)に軸支される第1の揺動レバー(11)と、その
    第1の揺動レバー(11)に回転可能に設けられるロー
    ラ(12)と、前記前後移動板(20)に固着され、左
    右方向に延びるガイド溝(21a)を有し、そのガイド
    溝(21a)に前記ローラ(12)を左右方向に移動可
    能に係合する第1のガイド部(21)とからなり、 第2の運動変換手段は、第2の出力軸(9)に軸支され
    る第2の揺動レバー(14)と、その第2の揺動レバー
    14)に回転可能に設けられるローラ(15)と、前
    記出力部材(23)に固着され、前後方向に延びるガイ
    ド溝(25a)を有し、そのガイド溝(25a)に前記
    ローラ(15)を前後方向に移動可能に係合する第2の
    ガイド部(25)とからなるものである請求項1に記載
    の搬送位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前後移動板(20)は、前記基(1
    6)に対して第1のガイドレール(17a,17b)と
    その第1のガイドレール(17a,17b)に沿って移
    動可能に係合する第1の直動ベアリング(18a,18
    b,19a,19b)とを介して支持され、 出力部材(23)は、前後移動(20)に対して第2
    ガイドレール(24)とその第2のガイドレール(2
    4)に沿って移動可能に係合する第2の直動ベアリング
    (22a,22b)とを介して支持されるものである請
    求項1又は請求項2に記載の搬送位置決め装置。
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