JP2002284330A - トランスファー搬送装置 - Google Patents

トランスファー搬送装置

Info

Publication number
JP2002284330A
JP2002284330A JP2001092753A JP2001092753A JP2002284330A JP 2002284330 A JP2002284330 A JP 2002284330A JP 2001092753 A JP2001092753 A JP 2001092753A JP 2001092753 A JP2001092753 A JP 2001092753A JP 2002284330 A JP2002284330 A JP 2002284330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
transfer
feed
movement
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001092753A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Miyazawa
一夫 宮澤
Yasuhiro Matsuzawa
安弘 松沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2001092753A priority Critical patent/JP2002284330A/ja
Publication of JP2002284330A publication Critical patent/JP2002284330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速化が可能でワークへのダメージが少ない
トランスファー搬送装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 第1および第2の送り棹11,12を備
え、これらを前後・左右方向にそれぞれ互いに逆方向に
往復運動させる構成にした。これにより、第1および第
2の送り棹11,12の一方がワーク51をピッチ送り
している間に他方が戻り、一方がワーク51を送る位置
まで移動する間に、他方はワークから待避した位置まで
戻るため、一方がワーク51を送り終わったときには他
方が次に送ることができる体勢になる。ワークが流れる
速度を従来と同じとすれば、第1および第2の送り棹1
1,12の移動速度は約半分になり、ワークに対するダ
メージが少なくなる。また、第1および第2の送り棹1
1,12の移動速度を従来のものと同じ速度に設定すれ
ば、ワーク搬送速度を約2倍まで高速化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトランスファー搬送
装置に関し、特に電子部品などのワークを直線的に水平
搬送するものであって、ワークの間欠送りおよび有限軌
道の搬送を必要とする分野に適用することができるトラ
ンスファー搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品の製造ラインには、電子部品を
1個ずつ送ってたとえばリードのフォーミングや特性試
験を行う工程がある。このような工程では、電子部品を
間欠送りするトランスファー搬送装置が用いられてい
る。
【0003】ところで、電子部品の市場は、価格競争が
激しいため、電子部品を製造する装置にも低コストで尚
且つ高速に処理できることが求められている。高速搬送
の中でも間欠送りの方法としては、インデックステーブ
ルによるもの、無限軌道のコンベヤなどがある。インデ
ックステーブルの場合、円周上に各工程に必要なユニッ
トを並べなければならず、装置の保守性が悪い面があ
る。また、コンベヤの場合は、設置スペースや電子部品
の位置決め方法などにおいて問題がある。
【0004】そこで、従来では、トランスファー搬送装
置を用いて複数の電子部品を直線的に水平搬送すること
が行われている。このようなトランスファー搬送装置で
は、複数の電子部品を同時に送るように櫛歯形状に形成
された1本の送り棹を有している。送り棹は、間欠のピ
ッチ送りをさせるため、その動作上、上下・左右または
前後・左右の組合わせ動作で成り立っている。この動作
の中で、上下または前後の動作は、送り棹が電子部品を
キャッチする位置と電子部品から待避した位置との間を
往復する動作であり、左右の動作は、送り棹が電子部品
をピッチ送りする動作とピッチ送りする前の位置まで復
帰する動作とからなる。
【0005】このような動作を行う搬送装置として、特
開平5−338759号公報に記載の物体移動装置が知
られている。この物体移動装置では、櫛歯形状を有する
ウォーキングビームと呼ばれる送り棹が上下・左右に動
作し、物体を間欠送りするようにしている。なお、この
ウォーキングビームに並置された同形状を有するキャッ
チプレートは、ウォーキングビームが物体から待避して
間欠送りする前の位置まで復帰し、さらにウォーキング
ビームが再び物体を支持するまでの間、ウォーキングビ
ームが物体から待避する前の物体の位置を保持するため
のもので、物体の間欠送り動作には関与していない。ま
た、この物体移動装置では、別工程として必要であった
物体の縦横変換をキャッチプレートの形状を工夫するこ
とで、縦横変換機能を持たせ、物体をピッチ送りをしな
がら同時に縦横変換を行って処理時間の短縮を図ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トランスファー搬送装置では、1本の送り棹を上下・左
右または前後・左右の組合わせ動作させているため、ワ
ークの移送を速くしようとした場合、動力源であるたと
えばモータの回転数を上げる、あるいはシリンダの速度
を上げるということになるが、単純に速度を上げると、
送り棹の慣性によってワークへダメージを与えたり、異
常発生時に即座に停止できないといった弊害が発生する
問題が生ずる。尚、送り棹を送るときの速度を遅くし、
戻るときの速さを早くするといった単純な対応では、追
い求める高速化においては、やはり、慣性の問題で限界
があることを付け加える。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、高速化が可能でワークへのダメージが少ない
トランスファー搬送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、ワークを水平方向に直線的に間欠送りす
るトランスファー搬送装置において、前記ワークを1個
ずつ遊嵌する複数の凹部が送り方向に沿って等間隔に並
設され互いに平行に近接配置された第1および第2の送
り棹と、前記ワークの搬送方向に平行な第1の軸線方向
に前記第1および第2の送り棹を互いに逆方向に往復運
動させるワーク送り用駆動手段と、前記第1の軸線方向
に対して直交する第2の軸線方向に前記送り用駆動手段
による往復運動と同期して前記第1および第2の送り棹
をワーク搬送位置と前記ワークから待避した待避位置と
の間にて互いに逆方向に往復運動させるワーク接離用駆
動手段と、を備えていることを特徴とするトランスファ
ー搬送装置が提供される。
【0009】このようなトランスファー搬送装置によれ
ば、第1および第2の送り棹を有し、これらはそれぞれ
上下・左右または前後・左右の組合わせ動作を行うが、
互いに逆動作を行うように構成した。これにより、一方
がワークをピッチ送りしている間に他方が戻り、また、
一方がワークを送る位置まで進んでいる間に、他方はワ
ークから待避した位置まで戻ってくる、という動作を行
うことができるため、一方がワークを送り終わったとき
には他方が既に送ることができる体勢になっている。し
たがって、ワークを送る速度が従来と同じとするなら
ば、第1および第2の送り棹が移動する速度は約半分で
済むため、ワークへの当たりが弱くなり、ワークに対す
るダメージを少なくすることができる。また、第1およ
び第2の送り棹の移動速度を従来のものと同じ位に設定
したならば、ワークを送る速度を約2倍まで高速化する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、水
平動作の送り棹を有する装置に適用した場合を例に図面
を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明によるトランスファー搬送装
置の概略構成を示す平面図、図2はトランスファー搬送
装置の概略構成を示す正面図、図3は回転運動を揺動運
動に変換するカム機構を示す説明図である。
【0012】本発明によるトランスファー搬送装置は、
ワーク(図示しない)を図の左から右方向へ交互にピッ
チ移送する第1の送り棹11および第2の送り棹12が
互いに平行に近接配置されている。これら第1の送り棹
11および第2の送り棹12は、図1の平面図におい
て、図の左右方向へ互いに逆方向に往復運動するよう駆
動するワーク送り用駆動部と、図の前後方向へ互いに逆
方向に往復運動するよう駆動するワーク接離用駆動部と
によって互いに関連付けられている。
【0013】まず、第1の送り棹11および第2の送り
棹12を前後動作させるためのワーク接離用駆動部の機
構について説明する。動力源である駆動用モータ13が
設けられており、この駆動用モータ13は、ベルト14
を介してカムシャフト15に回転を伝達するように構成
されている。カムシャフト15には、2つの板カム1
6,17が同軸上に固定されている。そのカムシャフト
15の回転中心軸と平行に2つのスプラインシャフト1
8,19が離れて配置され、それぞれ回動自在に軸支さ
れている。これらスプラインシャフト18,19には、
リンク20,21の一端が固定されている。各リンク2
0,21は、それぞれ板カム16,17のカム曲面に当
接するカムフォロアを有し、かつ、ばね22,23によ
ってカムフォロアが常にカム曲面に当接するように付勢
されている。これにより、カムシャフト15が回転駆動
されることにより、板カム16,17が回転され、その
回転運動は、リンク20,21の揺動運動に変換され、
各スプラインシャフト18,19を所定の角度範囲内で
回動されることになる。
【0014】各スプラインシャフト18,19には、ま
た、それらの軸線方向に摺動可能であって回転動作が規
制されたスプラインベアリング24が設けられている。
各スプラインベアリング24には、リンク25,26の
一端が固定されており、それらの他端には、スプライン
シャフト18,19に対して直角方向、すなわち前後方
向にスライド可能に設けられた直動ベアリング27,2
8が係止されており、スプラインシャフト18,19の
揺動運動を前後方向の往復運動に変換する。直動ベアリ
ング27,28は、それぞれ第1の送り棹11および第
2の送り棹12に結合されているため、スプラインシャ
フト18,19の揺動運動は、第1の送り棹11および
第2の送り棹12の前後動作に変換されることになる。
【0015】次に、第1の送り棹11および第2の送り
棹12を左右動作させるためのワーク送り用駆動部の機
構について説明する。駆動用モータ13によって回転駆
動されるカムシャフト15には、平歯車30が固定され
ており、そのカムシャフト15の回転中心軸と平行に駆
動シャフト31が回転自在に軸支されている。その駆動
シャフト31の一端には、カムシャフト15に固定され
た平歯車30と噛合する平歯車32が固定され、他端に
は、傘歯車33が固定されている。また、垂直方向に
は、カムシャフト34が回転自在に軸支されており、そ
のカムシャフト34には、駆動シャフト31に固定され
た傘歯車33と噛合する傘歯車35が固定されている。
したがって、駆動用モータ13によるカムシャフト15
の回転運動は、平歯車30,32を介して駆動シャフト
31に伝達され、その回転運動は傘歯車33,35によ
り直角方向に変換され、カムシャフト34を回転駆動す
ることになる。
【0016】カムシャフト15には、左右送り用の2つ
の板カム36,37が同軸上に固定されている。これら
の板カム36,37の近傍には、特に図3に拡大して示
したように、支軸38を中心にして揺動可能に軸支され
た2つのリンク39,40を有しており、各リンク3
9,40の中間位置には、それぞれ板カム36,37の
カム曲面に当接するカムフォロア41,42を有し、先
端位置には、ピン43,44を有している。これらリン
ク39,40のピン43,44は、左右方向に延びてい
て各スプラインシャフト18,19に設けられた各スプ
ラインベアリング24のハウジングを相互に連結する連
結板45,46に係止されている。図1の例では、連結
板45に、リンク39のピン43を挟んで左右方向の動
きを規制するようにした規制部材が突設されており、リ
ンク39の揺動運動を連結板45の左右方向の往復運動
に変換するようにしている。各連結板45,46は、カ
ムフォロア41,42が板カム36,37のカム曲面に
常に当接するようにばね47,48によって付勢されて
いる。なお、各連結板45,46には、前後方向にスラ
イド可能に設けられた直動ベアリング27,28が固定
されている。
【0017】これにより、カムシャフト34の回転運動
はリンク39,40の揺動運動に変換され、これが連結
板45,46の左右方向の往復運動に変換され、連結板
45,46に固定された直動ベアリング27,28を介
して第1の送り棹11および第2の送り棹12の左右動
作に変換されることになる。
【0018】なお、板カム16,17、リンク21,2
0、スプラインベアリング24およびリンク25,26
からなるカム機構についても、図3に示したカム機構と
同様の原理で回転運動を揺動運動に変換し、さらに揺動
運動を往復運動に変換している。
【0019】図4は水平動作の第1および第2の送り棹
とワークとの関係を示す部分拡大説明図である。第1の
送り棹11および第2の送り棹12は、それぞれワーク
51を1個ずつ遊嵌する複数の凹部49が送り方向に沿
って等間隔に並設されている。第1の送り棹11および
第2の送り棹12は、それぞれ互いに異なったタイミン
グで相互に前後・左右動作を行うようにすることで、ワ
ーク51を間欠的にピッチ送りするようにしている。
【0020】次に、このような第1の送り棹11および
第2の送り棹12の前後・左右動作の詳細を説明する。
図5は2つの送り棹を有するトランスファー搬送装置の
動作説明を行う図であって、(A)は第1の動作状態を
示し、(B)は第2の動作状態を示し、(C)は第3の
動作状態を示し、(D)は第4の動作状態を示してい
る。
【0021】ここで、(A)では、3つのワーク51a
〜51cがこのトランスファー搬送装置に既に供給され
ており、次のワーク51dが待機している状態を示して
いる。また、第1の送り棹11は、既に供給されたワー
ク51a〜51cのピッチ送りを開始する状態を示し、
第2の送り棹12は、原点Oに復帰開始する状態を示し
ている。
【0022】この状態から、第1の送り棹11が右方向
へ移動し、第2の送り棹12が左方向へ移動すると、
(B)に示したように、3つのワーク51a〜51cは
右方向へ移送される。このとき、次のワーク51dが供
給される。
【0023】次に、第1の送り棹11が後方へ移動し、
第2の送り棹12が前方へ移動すると、(C)に示した
ように、第2の送り棹12は、4つのワーク51a〜5
1dをキャッチし、第1の送り棹11は、ワーク51a
〜51cから待避した状態になる。このとき、次のワー
ク51eが待機状態になる。
【0024】次に、第1の送り棹11が原点Oに向かっ
て左方向へ移動し、第2の送り棹12が右方向へ移動す
ると、(D)に示したように、4つのワーク51a〜5
1dは右方向へ移送される。このとき、次のワーク51
eが供給される。
【0025】次に、第1の送り棹11が原点Oから前方
へ移動し、第2の送り棹12が後方へ移動すると、
(A)に示した動作状態に戻り、第1の送り棹11が5
つのワーク51a〜51eをキャッチし、第2の送り棹
12がワーク51a〜51dから待避した状態になる。
【0026】以後、以上の4つの動作状態を繰り返すこ
とにより、第1の送り棹11および第2の送り棹12の
前後・左右動作によって、1つずつ供給されたワークを
順次ピッチ送りしていくことになる。このように、第1
の送り棹11および第2の送り棹12の一方がワークを
ピッチ送りしている間に他方が戻り、また、一方がワー
クを送る位置まで進んでいる間に、他方はワークから待
避した位置まで戻っているため、一方がワークを送り終
わったときには他方が既に送ることができる体勢に入っ
ていることになる。
【0027】このため、ワークを従来と同じ速度でピッ
チ送りをする場合、第1の送り棹11および第2の送り
棹12が前後・左右に移動する速度は半分でもよいた
め、特にワークをキャッチするときの移動速度を遅くす
ることができ、ワークに対するダメージを少なくするこ
とができる。また、第1の送り棹11および第2の送り
棹12の移動速度を従来のものと同じ速度にした場合に
は、ワークを送る速度を約2倍まで高速化することがで
きるので、高速化に伴う慣性の問題は何ら発生しない。
【0028】以上の構成は、第1の送り棹11および第
2の送り棹12を水平方向に相対移動させて、ワークを
キャッチするようにしたが、上下方向に相対移動させて
ワークをキャッチするようにしてもよい。
【0029】図6は上下動作の第1および第2の送り棹
とワークとの関係を示す部分拡大説明図である。第1の
送り棹11および第2の送り棹12は、凹部49が形成
された辺を上に向けて平行に配置されている。これらの
第1の送り棹11および第2の送り棹12は、それぞれ
互いに異なったタイミングで相互に上下・左右動作を行
うようにすることで、ワーク51を間欠的にピッチ送り
することができる。この場合、ワーク51は、上に向い
た凹部49に供給され、ピッチ送りの間、その凹部49
に担持されて搬送されることになる。
【0030】なお、この実施の形態では、第1の送り棹
11および第2の送り棹12は、凹部49が形成された
辺を上に向けて設置したが、下に向けて設置してもよ
い。これにより、図4に示した水平動作の場合と同様
に、摺動面上に側方から供給されたワークをその摺動面
に載った状態で搬送することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、第1
および第2の送り棹を備え、これら第1および第2の送
り棹をワーク送り用駆動手段とワーク接離用駆動手段と
でワークの搬送方向とワークに対して接離する方向とに
それぞれ互いに逆方向に往復運動させる構成にした。こ
れにより、第1および第2の送り棹の一方がワークを送
り動作している間に他方が戻り動作をし、また、一方が
ワークを送る位置まで接近する動作をしている間に、他
方はワークから待避した位置まで戻ってくる動作を行う
ことができるため、一方がワークを送り終わったときに
は他方が既に送ることができる体勢になっており、次に
ワークを送るための準備時間、すなわち送り棹の戻り時
間とワークをキャッチするために待機している無駄な時
間とをなくすことができる。したがって、ワークが流れ
る速度を従来と同じとすれば、第1および第2の送り棹
が移動する速度は約半分で済むため、ワークをキャッチ
するときのワークへの当たりが弱くなり、ワークに対す
るダメージを少なくすることができる。
【0032】また、第1および第2の送り棹の移動速度
を従来のものと同じ速度に設定すれば、ワークを送る速
度を約2倍まで高速化することができ、しかも、高速化
に伴う慣性の問題は何ら発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトランスファー搬送装置の概略構
成を示す平面図である。
【図2】トランスファー搬送装置の概略構成を示す正面
図である。
【図3】回転運動を揺動運動に変換するカム機構を示す
説明図である。
【図4】水平動作の第1および第2の送り棹とワークと
の関係を示す部分拡大説明図である。
【図5】2つの送り棹を有するトランスファー搬送装置
の動作説明を行う図であって、(A)は第1の動作状態
を示し、(B)は第2の動作状態を示し、(C)は第3
の動作状態を示し、(D)は第4の動作状態を示してい
る。
【図6】上下動作の第1および第2の送り棹とワークと
の関係を示す部分拡大説明図である。
【符号の説明】
11 第1の送り棹 12 第2の送り棹 13 駆動用モータ 14 ベルト 15 カムシャフト 16,17 板カム 18,19 スプラインシャフト 20,21 リンク 22,23 ばね 24 スプラインベアリング 25,26 リンク 27,28 直動ベアリング 30 平歯車 30,32 平歯車 31 駆動シャフト 32 平歯車 33 傘歯車 34 カムシャフト 35 傘歯車 36,37 板カム 38 支軸 39,40 リンク 41,42 カムフォロア 43,44 ピン 45,46 連結板 47,48 ばね 49 凹部 51,51a〜51e ワーク O 原点

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを水平方向に直線的に間欠送りす
    るトランスファー搬送装置において、 前記ワークを1個ずつ遊嵌する複数の凹部が送り方向に
    沿って等間隔に並設され互いに平行に近接配置された第
    1および第2の送り棹と、 前記ワークの搬送方向に平行な第1の軸線方向に前記第
    1および第2の送り棹を互いに逆方向に往復運動させる
    ワーク送り用駆動手段と、 前記第1の軸線方向に対して直交する第2の軸線方向に
    前記送り用駆動手段による往復運動と同期して前記第1
    および第2の送り棹をワーク搬送位置と前記ワークから
    待避した待避位置との間にて互いに逆方向に往復運動さ
    せるワーク接離用駆動手段と、 を備えていることを特徴とするトランスファー搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ワーク送り用駆動手段は、駆動用モ
    ータと、回転中心の軸線が前記第1の軸線方向および前
    記第2の軸線方向に対して直交する第3の軸線方向に平
    行になっていて前記駆動用モータの回転運動を受ける第
    1のカムシャフトにカム曲線が対称になるよう同軸上に
    固定配置された2つの第1の板カムと、前記第1の板カ
    ムの回転運動を前記第1の軸線方向に平行な往復運動に
    変換する第1の運動方向変換手段とを有していることを
    特徴とする請求項1記載のトランスファー搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の運動方向変換手段は、前記第
    1の軸線方向に平行に離間配置された2つのシャフト
    と、一端が軸支されていて前記第1の板カムの前記カム
    曲線に倣って揺動運動をする2つの第1のリンクと、前
    記第1のリンクの他端に係止され前記第1のリンクの揺
    動運動に従って前記第1および第2の送り棹を前記シャ
    フトに沿ってそれぞれ往復運動させる2つの第1のベア
    リングとを有することを特徴とする請求項2記載のトラ
    ンスファー搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のベアリングは、前記第1およ
    び第2の送り棹のそれぞれに対して複数組有し、それぞ
    れの組は前記第1のリンクのカムフォロアが前記第1の
    板カムに常に当接するように付勢された連結板によって
    固定されていることを特徴とする請求項3記載のトラン
    スファー搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記ワーク接離用駆動手段は、前記駆動
    用モータの回転運動を受ける第2のカムシャフトにカム
    曲線が対称になるよう同軸上に固定配置された2つの第
    2の板カムと、前記第2の板カムの回転運動をそれぞれ
    前記シャフトの回動運動に変換する第2の運動方向変換
    手段と、前記シャフトの回動運動を前記第2の軸線方向
    に平行な往復運動に変換する第3の運動方向変換手段と
    を有していることを特徴とする請求項3記載のトランス
    ファー搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の運動方向変換手段は、一端が
    前記シャフトに設けられた前記第1のベアリングのそれ
    ぞれに軸支されカムフォロアが前記第2の板カムに常に
    当接するように付勢されていて前記第2の板カムの回転
    運動による揺動運動をそれぞれ前記シャフトの回動運動
    に変換する2つの第2のリンクを有していることを特徴
    とする請求項5記載のトランスファー搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記第3の運動方向変換手段は、前記シ
    ャフトの回動運動を揺動運動に変換する2つの第3のリ
    ンクと、前記第3のリンクの他端に係止されて前記第1
    および第2の送り棹を前記ワークに対して接離するよう
    往復運動させる2つの第2のベアリングとを有すること
    を特徴とする請求項5記載のトランスファー搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記第2のベアリングは、前記第1およ
    び第2の送り棹のそれぞれに対して複数組有し、それぞ
    れの組は前記第1のベアリングのハウジングに固定され
    ていることを特徴とする請求項4記載のトランスファー
    搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のカムシャフトおよび前記第2
    のカムシャフトは、一方に前記駆動用モータの動力が伝
    達され、他方へは歯車列を介して直角方向に回転方向が
    変換されて前記駆動用モータの動力が伝達されることに
    より前記第1および第2の送り棹を互いに同期して逆方
    向に往復運動させるようにしたことを特徴とする請求項
    5記載のトランスファー搬送装置。
  10. 【請求項10】 第2の軸線方向は、水平方向または垂
    直方向であることを特徴とする請求項1記載のトランス
    ファー搬送装置。
  11. 【請求項11】 ワークを水平方向に直線的に間欠送り
    するトランスファー搬送装置において、 前記ワークを1個ずつ遊嵌する複数の凹部が送り方向に
    沿って等間隔に並設されていて互いに平行に配置された
    複数の送り棹と、 前記ワークの搬送方向に平行な第1の軸線方向に前記複
    数の送り棹を前記のワークのピッチ送り開始位置とピッ
    チ送り完了位置との間でそれぞれ異なるタイミングをも
    って往復運動させる送り用駆動手段と、 前記第1の軸線方向に対して直交する第2の軸線方向に
    前記送り用駆動手段による往復運動と同期して前記複数
    の送り棹をワーク搬送位置と前記ワークから待避した待
    避位置との間にてそれぞれ異なるタイミングで往復運動
    させる接離用駆動手段と、 を備えていることを特徴とするトランスファー搬送装
    置。
JP2001092753A 2001-03-28 2001-03-28 トランスファー搬送装置 Pending JP2002284330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001092753A JP2002284330A (ja) 2001-03-28 2001-03-28 トランスファー搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001092753A JP2002284330A (ja) 2001-03-28 2001-03-28 トランスファー搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002284330A true JP2002284330A (ja) 2002-10-03

Family

ID=18947167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001092753A Pending JP2002284330A (ja) 2001-03-28 2001-03-28 トランスファー搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002284330A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100880031B1 (ko) 2007-04-17 2009-01-22 츠바키 야마큐 체인 가부시키가이샤 Xy 액추에이터
JP2009039819A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Nidec Sankyo Corp 連続処理装置
JP2011110254A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Hiroshi Niwa 車椅子
CN109876985A (zh) * 2019-04-15 2019-06-14 广州卓迅包装机械有限公司 粉末喷涂机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100880031B1 (ko) 2007-04-17 2009-01-22 츠바키 야마큐 체인 가부시키가이샤 Xy 액추에이터
JP2009039819A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Nidec Sankyo Corp 連続処理装置
JP2011110254A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Hiroshi Niwa 車椅子
CN109876985A (zh) * 2019-04-15 2019-06-14 广州卓迅包装机械有限公司 粉末喷涂机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3874554B2 (ja) 材料送り装置
JP5329809B2 (ja) ワークピースの搬送及び位置変更装置
CN108714910B (zh) 采用空间连杆机构的末端夹持器
JP2002284330A (ja) トランスファー搬送装置
EP0726111B1 (en) Multiple die station forging machine
CN100364729C (zh) 一种二自由度移动平面并联机构
JP3876030B2 (ja) 搬送装置
JPH11286325A (ja) 電子部品用基板の表裏反転装置
US3069917A (en) Arrangement for the transport of blanks in machine tools
JPH10165080A (ja) 食品生地の搬送方法、及び食品生地搬送機
JP2004141928A (ja) 材料送り装置
JP2672795B2 (ja) 搬送位置決め装置
JP5296180B2 (ja) ワーク搬送装置
KR100556610B1 (ko) 픽 앤드 플레이스장치
JP2003120777A (ja) カムを用いた送り機構およびコネクターの組立機
US3031698A (en) High speed double blow header
JP3439879B2 (ja) 搬送装置
JP2003290850A (ja) プレス機械のワーク搬送装置
JP2007152524A (ja) 部品組付装置
RU2080953C1 (ru) Подающее устройство
JPS5853981B2 (ja) 汎用組立装置
JP2010215356A (ja) 搬送装置
JP2520411Y2 (ja) ワーク姿勢変換装置
JPS6221607A (ja) 矩形運動する杆状部材を用いた搬送装置
GB1584576A (en) Article transfer mechanism

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051004