JPH11169376A - 内視鏡用処置具 - Google Patents

内視鏡用処置具

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JPH11169376A
JPH11169376A JP9339774A JP33977497A JPH11169376A JP H11169376 A JPH11169376 A JP H11169376A JP 9339774 A JP9339774 A JP 9339774A JP 33977497 A JP33977497 A JP 33977497A JP H11169376 A JPH11169376 A JP H11169376A
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JP
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sheath
tube
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treatment tool
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JP9339774A
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Teruo Ouchi
輝雄 大内
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】他のものに穴や傷をつけるおそれがなく、操作
部との連結部分近傍でコイルパイプ製シースの折れ曲が
りを防止することができる内視鏡用処置具を提供するこ
と。 【解決手段】シース1の連結部の近傍部分にシース1の
他の部分より外径の太い太径部11,12を形成し、可
撓性チューブからなる折れ止めチューブ4をシース1の
連結部の近傍に被覆して、シース1の太径部11,12
に折れ止めチューブ4を係合固定し、或いは、シースの
基端部が連結された部分に隣接してそれと同軸に操作部
3にシースより外径の太い太径部36を形成し、可撓性
チューブからなる折れ止めチューブをシースの連結部の
近傍に被覆して、太径部36に折れ止めチューブを係合
固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の処置具
挿通チャンネルに挿脱されるシースとしてコイルパイプ
が用いられた内視鏡用処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱さ
れる処置具のシースは、密着巻コイルパイプによって形
成されているものが多いが、その基端に連結される操作
部は剛体なので、操作部に隣接するシースの基端部分付
近は折れ曲がって破損し易い。
【0003】そこで従来は、折れ止め用のコイルパイプ
でシースの基端部分付近を被覆して補強していた(例え
ば、特公平2−1499号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コイルパイプ
の端部には、細くて固いコイルの素線が必ず露出するの
で、それが術者のゴム手袋に引っ掛かって穴をあけ、怪
我や感染の原因になる恐れがある。
【0005】特公平2−1499号に記載された発明に
おいては、折れ止め用コイルパイプを研削して端面を平
面にしているが、そのように研削するとコイルパイプの
素線の端部はますます鋭利になってしまう。
【0006】そこで本発明は、他のものに穴や傷をつけ
るおそれがなく、操作部との連結部分近傍でコイルパイ
プ製シースの折れ曲がりを防止することができる内視鏡
用処置具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用処置具は、内視鏡の処置具挿通チ
ャンネルに挿脱されるコイルパイプからなるシースの基
端部に、上記シースの先端部分に配置された処置部材を
遠隔操作するための操作部が連結された内視鏡用処置具
において、上記シースの上記連結部の近傍部分に上記シ
ースの他の部分より外径の太い太径部を形成し、可撓性
チューブからなる折れ止めチューブを上記シースの上記
連結部の近傍に被覆して、上記シースの太径部に上記折
れ止めチューブを係合固定したことを特徴とする。
【0008】なお、上記太径部が、上記シースを形成す
るコイルパイプとは別のコイルを上記シースの外面に固
着して形成されていてもよく、上記シースの太径部が圧
入されて太くなった上記可撓性チューブの部分が上記操
作部に対して圧入固定されていてもよい。
【0009】また、本発明の内視鏡用処置具は、内視鏡
の処置具挿通チャンネルに挿脱されるコイルパイプから
なるシースの基端部に、上記シースの先端部分に配置さ
れた処置部材を遠隔操作するための操作部が連結された
内視鏡用処置具において、上記シースの基端部が連結さ
れた部分に隣接してそれと同軸に上記操作部に上記シー
スより外径の太い太径部を形成し、可撓性チューブから
なる折れ止めチューブを上記シースの上記連結部の近傍
に被覆して、上記太径部に上記折れ止めチューブを係合
固定したことを特徴とする。
【0010】なお、上記シースの基端部が連結された上
記操作部の部材が、操作部本体に対して着脱自在であっ
てもよく、上記折れ止めチューブとして熱収縮チューブ
が用いられていて、そのチューブが上記連結部に取り付
けられた状態で熱収縮されていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図2は本発明が適用された内視鏡用処置
具を示しており、この例では生検鉗子である。ただし、
本発明は生検鉗子以外の各種内視鏡用処置具に適用する
ことができる。
【0012】図示されていない内視鏡の処置具挿通チャ
ンネルに挿脱自在な可撓性シース1には、細いステンレ
ス鋼線を一定の径で密着巻きしてパイプ状に形成したコ
イルパイプが用いられている。
【0013】シース1の先端には、処置部材2が取り付
けられている。この場合には、先端処置部材2は開閉自
在な一対の鉗子カップである。ただし、先端処置部材2
は処置具の種類が変わればそれに応じたものになる。
【0014】シース1の基端は、先端処置部材2を遠隔
操作するための操作部3に連結されている。31は操作
部本体であり、それに対してスライド操作自在なスライ
ダー32をスライドさせることによって、シース1内に
軸線方向に進退自在に全長にわたって挿通配置された操
作ワイヤが進退し、先端処置部材2を開閉させることが
できる。
【0015】シース1の基端は操作部本体31に直接連
結されているが、操作部本体31は剛体なので、シース
1が連結部分近傍では急激に折れ曲がって破損し易い。
そこでシース1には、操作部3との連結部分付近に、例
えば四フッ化エチレン樹脂製の可撓性チューブからなる
折れ止めチューブ4が被覆されて、急激な折れ曲がりが
発生しないようになっている。
【0016】図1は、本発明の第1の実施の形態のシー
ス1と操作部3との連結部付近の構造を示している。シ
ース1は、操作部本体31に穿設されたシース通し孔3
8に嵌挿されて側方から固定ビス38で押圧固定されて
おり、そのシース通し孔38の先側部分には、折れ止め
チューブ4の基端側の部分が緩く通される折れ止め通し
孔33が穿設されている。
【0017】そして、シース1の折れ止め通し孔33内
に位置する部分には、コイルの巻き径を部分的に太くし
た太径部11が形成されている。折れ止めチューブ4の
内径寸法はシース1の外径寸法より大きいが、太径部1
1の外径寸法だけは折れ止めチューブ4の内径寸法より
大きくなっている。
【0018】そして、太径部11が折れ止めチューブ4
内に圧入され、それによって折れ止めチューブ4がシー
ス1の基端部分に固定された状態になっている。41
は、折れ止めチューブ4の内部に溜まる水分を排出する
ための水抜き孔である。
【0019】このように、密着巻きコイルパイプからな
るシース1の操作部3との連結部分近傍に、可撓性チュ
ーブからなる折れ止めチューブ4を被覆したことによ
り、術者のゴム手袋等を傷つけるような可能性が生じる
ことなくシース1の折れ曲がりを防止することができ
る。
【0020】図3は、本発明の第2の実施の形態のシー
ス1と操作部3との連結部付近の構造を示しており、第
1の実施の形態に比べて折れ止め通し孔33の径を小さ
くし、太径部11で広げられた部分において折れ止めチ
ューブ4が折れ止め通し孔33に対して圧入固定される
ようにしたものである。このようにすることによって、
折れ止めチューブ4がより確実に固定される。
【0021】図4は、本発明の第3の実施の形態のシー
ス1と操作部3との連結部付近の構造を示しており、第
1の実施の形態のようにシース1を形成するコイルパイ
プ自体の巻き径を太くすることによって太径部11を形
成するのに代えて、シース1の外周面に短いコイル12
を半田付け又はロー付け等によって固着して太径部を形
成し、その部分を折れ止めチューブ4に圧入固定したも
のである。
【0022】なお、コイル12は密着巻きでもよいが、
図4に示されるように素線間に隙間を設けることによ
り、折れ止めチューブ4がその隙間に食い込むのでより
確実に固定することができる。
【0023】図5は、本発明の第4の実施の形態のシー
ス1と操作部3との連結部付近の構造を示しており、折
れ止めチューブ4の基端部を、操作部本体31に着脱自
在な取付部材34に固定したものである。35は、取付
部材34を操作部本体31の先端部分に固定するための
押さえ環である。
【0024】取付部材34の先端部分には、シース1が
雌ネジ状に連結固定された部分に隣接して、それと同軸
にシース1の外径より太い鍔状部36が形成されてい
て、その鍔状部36に折れ止めチューブ4の基端部分が
被さる状態に係合固定されている。
【0025】図6は、本発明の第5の実施の形態のシー
ス1と操作部3との連結部付近の構造を示しており、折
れ止めチューブ4の基端部を、第3の実施の形態と同様
の第二のコイル12を用いた固定手段により、操作部本
体31に着脱自在な取付部材34に固定したものであ
る。
【0026】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば、折れ止めチューブ4として熱
収縮チューブを用い、その折れ止めチューブ4を連結部
に取り付けた状態で熱収縮させてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、可撓性チューブからな
る折れ止めチューブを、操作部に対するシースの連結部
の近傍に被覆してシース又は操作部に固定したので、折
れ止めチューブによって他のものに穴や傷をつけること
なく、操作部との連結部分近傍でのコイルパイプ製シー
スの折れ曲がりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の部分側面断面図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用処置具の
全体側面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の部分側面断面図で
ある。
【図4】本発明の第3の実施の形態の部分側面断面図で
ある。
【図5】本発明の第4の実施の形態の部分側面断面図で
ある。
【図6】本発明の第5の実施の形態の部分側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 シース 2 先端処置部材 3 操作部 4 折れ止めチューブ 11 太径部 12 コイル 31 操作部本体 34 取付部材 36 鍔状部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱され
    るコイルパイプからなるシースの基端部に、上記シース
    の先端部分に配置された処置部材を遠隔操作するための
    操作部が連結された内視鏡用処置具において、 上記シースの上記連結部の近傍部分に上記シースの他の
    部分より外径の太い太径部を形成し、可撓性チューブか
    らなる折れ止めチューブを上記シースの上記連結部の近
    傍に被覆して、上記シースの太径部に上記折れ止めチュ
    ーブを係合固定したことを特徴とする内視鏡用処置具。
  2. 【請求項2】上記太径部が、上記シースを形成するコイ
    ルパイプとは別のコイルを上記シースの外面に固着して
    形成されている請求項1記載の内視鏡用処置具。
  3. 【請求項3】上記シースの太径部が圧入されて太くなっ
    た上記可撓性チューブの部分が上記操作部に対して圧入
    固定されている請求項1又は2記載の内視鏡用処置具。
  4. 【請求項4】内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱され
    るコイルパイプからなるシースの基端部に、上記シース
    の先端部分に配置された処置部材を遠隔操作するための
    操作部が連結された内視鏡用処置具において、 上記シースの基端部が連結された部分に隣接してそれと
    同軸に上記操作部に上記シースより外径の太い太径部を
    形成し、可撓性チューブからなる折れ止めチューブを上
    記シースの上記連結部の近傍に被覆して、上記太径部に
    上記折れ止めチューブを係合固定したことを特徴とする
    内視鏡用処置具。
  5. 【請求項5】上記シースの基端部が連結された上記操作
    部の部材が、操作部本体に対して着脱自在である請求項
    1、2、3又は4記載の内視鏡用処置具。
  6. 【請求項6】上記折れ止めチューブとして熱収縮チュー
    ブが用いられていて、そのチューブが上記連結部に取り
    付けられた状態で熱収縮されている請求項1、2、3、
    4又は5記載の内視鏡用処置具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066254A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Hoya Corp 内視鏡用処置具

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