JPH11169087A - フローズン飲料ディスペンサの制御装置 - Google Patents
フローズン飲料ディスペンサの制御装置Info
- Publication number
- JPH11169087A JPH11169087A JP9363464A JP36346497A JPH11169087A JP H11169087 A JPH11169087 A JP H11169087A JP 9363464 A JP9363464 A JP 9363464A JP 36346497 A JP36346497 A JP 36346497A JP H11169087 A JPH11169087 A JP H11169087A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooler
- stirrer
- lid
- control device
- dispenser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】冷却器表面から剥離した氷の薄層を原料と混合
してシャーベット状の飲料を製造するディスペンサにお
いて、運転中に飲料容器に手を入れても危険がないよう
にする。 【解決手段】飲料容器２の蓋２ｂに開閉検知スイッチ１
１を取り付け、蓋２ｂを開いたことを検知して攪拌モー
タ５を停止させる。飲料容器２に手を入れようとすると
攪拌機が停止するので、羽根に手を挟まれる危険がな
い。
してシャーベット状の飲料を製造するディスペンサにお
いて、運転中に飲料容器に手を入れても危険がないよう
にする。 【解決手段】飲料容器２の蓋２ｂに開閉検知スイッチ１
１を取り付け、蓋２ｂを開いたことを検知して攪拌モー
タ５を停止させる。飲料容器２に手を入れようとすると
攪拌機が停止するので、羽根に手を挟まれる危険がな
い。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、氷分を微細に含
んだシャーベット状の飲料（フローズン飲料と称するも
のとする）を供給するディスペンサに関する。
んだシャーベット状の飲料（フローズン飲料と称するも
のとする）を供給するディスペンサに関する。
【０００２】
【従来の技術】フローズン飲料ディスペンサは、円筒状
の冷却器と、この冷却器の表面に沿って羽根が回転する
攪拌機とが飲料容器内に設置され、この飲料容器に管路
を通して供給された原料を前記冷却器で冷却してその表
面に氷の薄層を生成させるとともに、この氷の薄層を前
記攪拌機で剥離しながら前記原料と混合してシャーベッ
ト状の飲料を製造するもので、このようなディスペンサ
は米国特許第４９００１５８号公報、特開平７−３９３
１４号公報などに記載されている。
の冷却器と、この冷却器の表面に沿って羽根が回転する
攪拌機とが飲料容器内に設置され、この飲料容器に管路
を通して供給された原料を前記冷却器で冷却してその表
面に氷の薄層を生成させるとともに、この氷の薄層を前
記攪拌機で剥離しながら前記原料と混合してシャーベッ
ト状の飲料を製造するもので、このようなディスペンサ
は米国特許第４９００１５８号公報、特開平７−３９３
１４号公報などに記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記フローズン飲料デ
ィスペンサの飲料容器には開閉可能な蓋が設けられてい
るが、従来はこの蓋を開けても攪拌機は回転したままで
ある。そのため、飲料容器内に手を入れた際に、攪拌機
の羽根に手を挟まれて怪我をする危険があった。そこ
で、この発明の課題は、フローズン飲料ディスペンサの
運転中に飲料容器内に手を入れた際の安全を図ることに
ある。
ィスペンサの飲料容器には開閉可能な蓋が設けられてい
るが、従来はこの蓋を開けても攪拌機は回転したままで
ある。そのため、飲料容器内に手を入れた際に、攪拌機
の羽根に手を挟まれて怪我をする危険があった。そこ
で、この発明の課題は、フローズン飲料ディスペンサの
運転中に飲料容器内に手を入れた際の安全を図ることに
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、飲料容器の蓋の開閉を検知する手段
と、この開閉検知手段から開信号が出力されたら攪拌機
の運転を停止する制御手段とを設けるものとする。これ
により、蓋を開けると攪拌機が自動的に停止するので、
手を入れても怪我をする心配がない。
に、この発明は、飲料容器の蓋の開閉を検知する手段
と、この開閉検知手段から開信号が出力されたら攪拌機
の運転を停止する制御手段とを設けるものとする。これ
により、蓋を開けると攪拌機が自動的に停止するので、
手を入れても怪我をする心配がない。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、図１及び図２に基づいてこ
の発明の実施の形態を説明する。まず、図２によりフロ
ーズン飲料ディスペンサの概略構成を説明する。図２に
おいて、基台１に支持された飲料容器２内に、中空円筒
状の冷却器３が水平に設置され、冷却器３には攪拌機４
が組み合わされている。飲料容器２は本体２ａと蓋２ｂ
とからなり、蓋２ｂはヒンジ２ｃを支点にして開閉でき
るようになっている。攪拌機４は冷却器３の内外表面に
沿ってそれぞれ回転するらせん状の羽根４ａ及び４ｂを
有し、減速機付モータ５により駆動軸４ｃを介して駆動
される。羽根４ａと４ｂとはつる巻き方向が互いに逆に
なっており、羽根４ａは駆動軸４ｃに巻き付けられ、羽
根４ｂは図２の左端で駆動軸４ｃに連結されている。こ
れらの羽根４ａ及び４ｂは微小な隙間を介して冷却器３
の内外表面に近接している。冷却器３は、基台１に収容
されたモータコンプレッサ６、凝縮器７などからなる冷
凍ユニットから送られる冷媒を蒸発させる。
の発明の実施の形態を説明する。まず、図２によりフロ
ーズン飲料ディスペンサの概略構成を説明する。図２に
おいて、基台１に支持された飲料容器２内に、中空円筒
状の冷却器３が水平に設置され、冷却器３には攪拌機４
が組み合わされている。飲料容器２は本体２ａと蓋２ｂ
とからなり、蓋２ｂはヒンジ２ｃを支点にして開閉でき
るようになっている。攪拌機４は冷却器３の内外表面に
沿ってそれぞれ回転するらせん状の羽根４ａ及び４ｂを
有し、減速機付モータ５により駆動軸４ｃを介して駆動
される。羽根４ａと４ｂとはつる巻き方向が互いに逆に
なっており、羽根４ａは駆動軸４ｃに巻き付けられ、羽
根４ｂは図２の左端で駆動軸４ｃに連結されている。こ
れらの羽根４ａ及び４ｂは微小な隙間を介して冷却器３
の内外表面に近接している。冷却器３は、基台１に収容
されたモータコンプレッサ６、凝縮器７などからなる冷
凍ユニットから送られる冷媒を蒸発させる。
【０００６】このようなディスペンサにおいて、飲料容
器２内に液体の飲料原料が満たされ冷却器３が運転され
るとともに、攪拌機４が実線矢印方向に回転駆動され
る。これにより、破線矢印で示すように、原料は冷却器
３の内側では羽根４ａにより図２の左端から取り込ま
れ、右方向に送られて冷却器３の右端に設けられた窓穴
３ａから外側に押し出される一方、冷却器３の外側では
原料は羽根４ｂにより左方向に送られ、冷却器３の左端
で一部はその内側に取り込まれ、残りは折り返して右方
向に進むように循環する。
器２内に液体の飲料原料が満たされ冷却器３が運転され
るとともに、攪拌機４が実線矢印方向に回転駆動され
る。これにより、破線矢印で示すように、原料は冷却器
３の内側では羽根４ａにより図２の左端から取り込ま
れ、右方向に送られて冷却器３の右端に設けられた窓穴
３ａから外側に押し出される一方、冷却器３の外側では
原料は羽根４ｂにより左方向に送られ、冷却器３の左端
で一部はその内側に取り込まれ、残りは折り返して右方
向に進むように循環する。
【０００７】その間、冷却器３の内外表面には、原料の
氷の薄層が生成・付着する。この薄層は厚さが増すと回
転中の羽根４ａ，４ｂに当たり、冷却器３から剥離され
て液状の原料中に投入され、上記循環の過程で原料と攪
拌・混合される。このような氷の薄層の成長・剥離が繰
り返される内、原料中の氷分が次第に増え、ついにシャ
ーベット状となって所望のフローズン飲料８が完成す
る。飲料８はハンドル９の操作で飲料取出ノズル１０が
開かれることにより、飲料容器２の下部開口２ｄから図
示しないカップに取り出される。ここで、飲料容器２の
蓋２ｂには、その開閉を検知する開閉検知スイッチ１１
が取り付けられている。この検知スイッチ１１は押ボタ
ン１１ａが本体２ａの上面に対向し、蓋２ｂが閉まると
押ボタン１１ａが本体２ａの上面で押されることにより
接点がオンして閉蓋信号を出力し、蓋２ｂが開くと押ボ
タン１１ａが開放されることにより接点がオフして開信
号を出力する。
氷の薄層が生成・付着する。この薄層は厚さが増すと回
転中の羽根４ａ，４ｂに当たり、冷却器３から剥離され
て液状の原料中に投入され、上記循環の過程で原料と攪
拌・混合される。このような氷の薄層の成長・剥離が繰
り返される内、原料中の氷分が次第に増え、ついにシャ
ーベット状となって所望のフローズン飲料８が完成す
る。飲料８はハンドル９の操作で飲料取出ノズル１０が
開かれることにより、飲料容器２の下部開口２ｄから図
示しないカップに取り出される。ここで、飲料容器２の
蓋２ｂには、その開閉を検知する開閉検知スイッチ１１
が取り付けられている。この検知スイッチ１１は押ボタ
ン１１ａが本体２ａの上面に対向し、蓋２ｂが閉まると
押ボタン１１ａが本体２ａの上面で押されることにより
接点がオンして閉蓋信号を出力し、蓋２ｂが開くと押ボ
タン１１ａが開放されることにより接点がオフして開信
号を出力する。
【０００８】図１は上記ディスペンサの制御ブロック図
である。図１において、１２はディスペンサ全体を制御
するＣＰＵ、１３はその制御プログラムを格納したＲＯ
Ｍ、１４はデータを記憶するＲＡＭ、１５は入出力部で
ある。入出力部１５には攪拌モータ５の駆動リレー１
６、冷却器３に送る冷媒を圧縮するモータコンプレッサ
６の駆動リレー１７、開閉検知スイッチ１１などが接続
されている。そこで、ＣＰＵ１２は入出力部１５を介し
て開閉検知スイッチ１１の状態を入力し、開閉検知スイ
ッチ１１がオン、すなわち蓋２ｂが閉まっているときは
駆動リレー１６を付勢して攪拌モータ５を駆動するが、
開閉検知スイッチ１１がオフ、すなわち蓋２ｂが開いて
いるときは駆動リレー１６を消勢して攪拌モータ５を停
止させる。これにより、蓋２ｂが開いたときは攪拌機４
が停止し、飲料容器２内に手を入れても羽根４ｂに挟ま
れる危険がない。
である。図１において、１２はディスペンサ全体を制御
するＣＰＵ、１３はその制御プログラムを格納したＲＯ
Ｍ、１４はデータを記憶するＲＡＭ、１５は入出力部で
ある。入出力部１５には攪拌モータ５の駆動リレー１
６、冷却器３に送る冷媒を圧縮するモータコンプレッサ
６の駆動リレー１７、開閉検知スイッチ１１などが接続
されている。そこで、ＣＰＵ１２は入出力部１５を介し
て開閉検知スイッチ１１の状態を入力し、開閉検知スイ
ッチ１１がオン、すなわち蓋２ｂが閉まっているときは
駆動リレー１６を付勢して攪拌モータ５を駆動するが、
開閉検知スイッチ１１がオフ、すなわち蓋２ｂが開いて
いるときは駆動リレー１６を消勢して攪拌モータ５を停
止させる。これにより、蓋２ｂが開いたときは攪拌機４
が停止し、飲料容器２内に手を入れても羽根４ｂに挟ま
れる危険がない。
【０００９】
【発明の効果】この発明によれば、飲料容器の蓋を開け
ると攪拌機が停止するので、不用意に飲料容器中に手を
入れても怪我をする危険がない。
ると攪拌機が停止するので、不用意に飲料容器中に手を
入れても怪我をする危険がない。
【図１】この発明の実施の形態を示す制御ブロック図で
ある。
ある。
【図２】フローズン飲料ディスペンサの縦断面図であ
る。
る。
２ 飲料容器 ２ｂ 蓋 ３ 冷却器 ４ 攪拌機 ４ａ 羽根 ４ｂ 羽根 ５ 攪拌モータ ６ モータコンプレッサ ８ 飲料 １１ 開閉検知スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】円筒状の冷却器と、この冷却器の表面に沿
って羽根が回転する攪拌機とが開閉可能な蓋を有する飲
料容器内に設置され、この飲料容器に供給された原料を
前記冷却器で冷却してその表面に氷の薄層を生成させる
とともに、この氷の薄層を前記攪拌機で剥離しながら前
記原料と混合してシャーベット状の飲料を製造するフロ
ーズン飲料ディスペンサにおいて、 前記飲料容器の蓋の開閉を検知する手段と、この開閉検
知手段から開信号が出力されたら前記攪拌機の運転を停
止する制御手段とを設けたことを特徴とするフローズン
飲料ディスペンサの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9363464A JPH11169087A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | フローズン飲料ディスペンサの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9363464A JPH11169087A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | フローズン飲料ディスペンサの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11169087A true JPH11169087A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18479382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9363464A Pending JPH11169087A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | フローズン飲料ディスペンサの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11169087A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1380213A1 (en) * | 2002-07-10 | 2004-01-14 | ALI S.p.A. - CARPIGIANI GROUP | Door of composite structure for machines for the batchwise production of ice cream |
| EP1688046A1 (en) * | 2005-01-31 | 2006-08-09 | Ali SpA | machine for making and dispensing ice drinks |
| IT201700097347A1 (it) * | 2017-08-30 | 2019-03-02 | Bravo Spa | Mantecatore a bloccaggio e apertura rapidi e sicuri |
-
1997
- 1997-12-16 JP JP9363464A patent/JPH11169087A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1380213A1 (en) * | 2002-07-10 | 2004-01-14 | ALI S.p.A. - CARPIGIANI GROUP | Door of composite structure for machines for the batchwise production of ice cream |
| EP1688046A1 (en) * | 2005-01-31 | 2006-08-09 | Ali SpA | machine for making and dispensing ice drinks |
| IT201700097347A1 (it) * | 2017-08-30 | 2019-03-02 | Bravo Spa | Mantecatore a bloccaggio e apertura rapidi e sicuri |
| EP3449732A1 (en) * | 2017-08-30 | 2019-03-06 | BRAVO S.p.A. | Batch freezer with fast and safe blocking and opening |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040525 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040930 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050210 |