JPH11168949A - 自動野菜結束装置 - Google Patents

自動野菜結束装置

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JPH11168949A
JPH11168949A JP36277997A JP36277997A JPH11168949A JP H11168949 A JPH11168949 A JP H11168949A JP 36277997 A JP36277997 A JP 36277997A JP 36277997 A JP36277997 A JP 36277997A JP H11168949 A JPH11168949 A JP H11168949A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転費を少なくして、かつ、小型で装置価格
も易い結束装置を提供することにある。 【解決手段】 結束装置1は、細長い形状の被結束物を
所定量たばねて結束する装置である。この結束装置1
は、所定位置P1に置かれた前記被結束物を掴持機構5
で束ねた状態で掴持して結束位置P2に搬送する搬送機
構3と、前記搬送機構3の掴持機構5で束ねられた前記
被結束物を結束テープ70で結束する結束機構7とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニラ等の細長い形
状の野菜からなる被結束物を所定量の重さにたばねて自
動的に結束できる自動野菜結束装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ニラのような細長くて軟弱な野菜
の場合、例えば100グラム単位で根元部分を切断して
揃えるとともに不要な枝葉をとってテープで結束し、し
かる後に、ビニール包装して市場に出荷しているのが現
状である。このとき、ニラを秤に載せて例えば100グ
ラムの所定の重量に計量した後に、ニラを一方の手で束
ねて持ち、商品名「野菜結束機」の受台にニラの束の所
定の部位を載せ、他方の手で「野菜結束機」のハンドル
を持って操作し、結束アームの先端を挟みカムに接触さ
せることにより、被結束物を結束テープで結束している
(第1の従来技術)。
【0003】一方、ネギ、ゴボウ、フキなどのような細
長い野菜を結束する場合に、これらを自動的に結束する
自動野菜結束装置が提案されている。この自動野菜結束
装置は、所定量の細長い野菜を入れることができるバケ
ットが設けられたベルトコンベアからなる搬送機構と、
この搬送機構で運ばれてきた野菜をテープを用いて結束
する結束機構とを備えたものである。この自動野菜結束
装置によれば、バケットに所定量の野菜を入れると、搬
送機構がその野菜を結束位置まで運び、その位置におい
て結束機構の作用によりテープで野菜が結束されるもの
である(第2の従来技術)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来技術に
よれば、ニラ等を結束する場合、野菜結束機を人が操作
する必要があり、人手がかかり、運転費を少なくするこ
とができないという欠点があった。
【0005】また、第2の従来技術によれば、野菜をバ
ケットに入れれば自動的に野菜を結束してくれるため、
人手はかからないものの、装置が大型化で、しかも価格
が高いという欠点があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した欠点を
解消し、運転費を少なくして、かつ、小型で装置価格も
易い自動野菜結束装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係る自動野菜結束装置は、細
長い形状の野菜からなる被結束物を所定量たばねて結束
する自動野菜結束装置において、所定位置に置かれた前
記被結束物を掴持機構で束ねた状態で掴持して結束位置
に搬送する搬送機構と、前記搬送機構の掴持機構で束ね
られた前記被結束物を結束体で結束する結束機構とを備
えたことを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するために、請求項2記載
の発明に係る自動野菜結束装置は、細長い形状の野菜か
らなる被結束物を所定量たばねて結束する自動野菜結束
装置において、所定位置に置かれた前記被結束物を掴持
機構で束ねた状態で掴持して結束位置に搬送する搬送機
構と、前記搬送機構の掴持機構で束ねられた前記被結束
物を結束体で結束する結束機構と、前記所定位置に前記
被結束物が置かれたときに、前記搬送機構を駆動させて
掴持機構により前記所定位置にある被結束物を掴持させ
るとともに、その被結束物を掴持した状態で結束位置に
搬送させるよう前記搬送機構を駆動制御し、前記掴持機
構により掴持状態の被結束物が結束位置にあるときに前
記結束機構を結束動作するよう制御する制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載において、前記搬送機構は、前記所定位置と前記
結束位置との間を往復動できるリンク機構と、前記リン
ク機構を駆動する駆動機構とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項4記載の発明では、請求項1または
2記載において、前記結束機構の近傍には野菜からなる
被結束物を切断するカッターを設け、前記カッターは被
結束物が結束位置にあるときに前記被結束物の根元部分
を切断できる位置に配置したことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明では、請求項1または
2記載において、前記結束機構は、基台に回動可能に固
定され揺動する結束アームと、前記結束アームの先端に
設けられ結束体を繰り出すロールと、前記結束アームの
先端と係合し結束体を一時挟む挟みカムと、前記結束ア
ームの先端に設けられ前記結束アームの先端が前記挟み
カムに接触するときに結束体を切断する刃とを備えたこ
とを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明では、請求項2または
5記載において、前記制御手段は、掴持機構が所定位置
にきたことを検出する第1のセンサーと、掴持機構が結
束位置にきたことを検出する第2のセンサーと、前記結
束機構の結束アームが元位置及び結束完了位置にきたこ
とを検出する第3及び第4のセンサーと、前記各センサ
ーからの検出信号を基に、前記搬送機構を駆動させて掴
持機構により前記所定位置にある被結束物を掴持させる
とともに、その被結束物を掴持した状態で結束位置に搬
送させるよう前記搬送機構を駆動制御し、前記掴持機構
により掴持状態の被結束物が結束位置にあるときに前記
結束機構を結束動作するよう制御するコントローラとを
備えたことを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項7記載
の発明に係る自動野菜結束装置は、細長い形状の被結束
物を所定量たばねて結束する自動野菜結束装置におい
て、所定位置に置かれた前記被結束物を集合状態で結束
位置に搬送する搬送機構と、前記搬送機構で結束位置に
搬送された被結束物を掴持する掴持機構と、前記掴持機
構で束ねられた前記被結束物を結束体で結束する結束機
構とを備えることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために、請求項8記載
の発明に係る自動野菜結束装置は、細長い形状の被結束
物を所定量たばねて結束する自動野菜結束装置におい
て、所定位置に置かれた前記被結束物を集合状態で結束
位置に搬送する搬送機構と、前記搬送機構で結束位置に
搬送された被結束物を掴持する掴持機構と、前記掴持機
構で束ねられた前記被結束物を結束体で結束する結束機
構と、前記結束位置に搬送されてきたときに搬送機構を
一時停止させるとともに掴持機構を掴持作動させる制御
をし、かつ前記結束機構を前記被結束物を結束動作させ
る制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】請求項9記載の発明では、請求項7または
8記載において、前記搬送機構は、所定の間隔で仕切り
を有する搬送ベルトからなることを特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明では、請求項7また
は8記載において、前記結束機構の近傍に被結束物を切
断するカッターを設け、前記カッターは被結束物が結束
位置にあるときに前記被結束物の一部を切断できる位置
に配置したことを特徴とする。
【0017】請求項11記載の発明では、請求項7また
は8記載において、前記結束機構は、基台に回動可能に
固定され揺動する結束アームと、前記結束アームの先端
に設けられ結束体を繰り出すロールと、前記結束アーム
の先端と係合し結束体を一時挟む挟みカムと、前記結束
アームの先端に設けられ前記結束アームの先端が前記挟
みカムに接触するときに結束体を切断する刃とを備えた
ことを特徴とする。
【0018】請求項12記載の発明では、請求項8また
は11記載において、前記制御手段は、被結束物が結束
位置にきたことを検出する第1のセンサーと、前記結束
機構の結束アームが元位置及び結束完了位置にきたこと
を検出する第2及び第3のセンサーと、前記各センサー
からの検出信号を基に、前記被結束物が結束位置に搬送
されてきたときに搬送機構を一時停止させるとともに掴
持機構を掴持作動させる制御をし、かつ前記結束機構を
前記被結束物を結束動作させる制御をするコントローラ
とを備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】〔第1の実施の形態〕図1ないし図7は、
本発明の実施の形態を説明するために示す図である。こ
こに、図1は、本発明の実施の形態に係る自動野菜結束
装置を示す斜視図である。図2は、同自動野菜結束装置
の一部を示す正面図である。図3は、同自動野菜結束装
置の一部を示す側面図である。図4は、掴持機構を示す
構成図である。
【0021】これらの図において、自動野菜結束装置1
は、ニラ等の細長い形状をした軟弱な野菜からなる被結
束物を所定量だけたばねて結束テープで結束する装置で
あり、大別すると、搬送機構3と、掴持機構5と、結束
機構7と、制御手段9と、筐体11とを具備している。
【0022】筐体11は、図示のように、変形した立方
体形状をしている。この筐体11の上面は平坦に形成さ
れており、その上面に搬送機構3と、結束機構7とがそ
れぞれ配置されている。この筐体11の上面には、結束
した後のニラを落下させるための透孔111が設けられ
ている。また、筐体11の一方の側には秤13が設けら
れており、秤13の皿131の位置が所定位置P1とな
るように秤13が配置されている。
【0023】搬送機構3は次のように構成されている。
筐体11のほぼ中央位置の片側には、固定基部31が固
定されている。この固定基部31には平行リンク機構3
2の作動杆32a,32bの各一端が回動可能に固定さ
れており、また、作動杆32a,32bの各他端が結合
バー32cにより回動可能に固定されることにより、平
行リンク機構32が構成されている。この固定基部31
の内部には、図示しないが、作動杆32a,32bを往
復動させるための歯車が設けられており、これら歯車は
プーリ33によって回動できるようになっている。この
プーリ33とモータ34の出力軸に固定されたプーリ3
5との間にはベルト36が掛け渡されており、モータ3
4の回動に伴ってプーリ33が回動して平行リンク機構
32が前記所定位置P1と前記結束位置P2との間を往
復動できるようになっている。
【0024】次に、この実施の形態では、搬送機構3に
掴持機構5が固定された構成となっている。すなわち、
平行リンク機構32の作動杆32a,32bの各他端か
ら延長されたバー51a,51bには連結基部52,5
2が固定されている。この連結基部52,52の下部に
は、開閉動する腕機構53,53が設けられている。
【0025】この腕機構53は、図4に示すように、シ
リンダー531内を往復動するピストンロッド532
と、このロッド532に設けたラック533と、このラ
ック533に噛み合うピニオン534a,534bと、
各ピニオン534a,534bにそれぞれ固定された手
部535a,535bとからなる。
【0026】また、上記結束機構7は、掴持機構5で束
ねられた状態のニラを搬送機構3で結束位置P2に搬送
されたときに、前記被結束物を結束する結束体としての
結束テープ70で結束する装置である。この結束機構7
は、基台71に回動可能に固定され揺動する結束アーム
72と、前記結束アーム72の先端に設けられ結束テー
プ70を繰り出すロール73と、前記結束アーム72の
先端と係合し結束テープ70を一時挟む挟みカム74
と、前記結束アーム72の先端に設けられ前記結束アー
ム72の先端が前記挟みカム74に接触するときに結束
テープ70を切断する刃75と、同結束アーム72の先
端に設けた圧着板76と、前記結束アーム72を回動さ
せる駆動源77とを備えている。前記制御手段9は、ニ
ラが前記所定位置P1に置かれたときに、搬送機構3を
駆動させて掴持機構5により前記所定位置P1にあるニ
ラを掴持させるとともに、そのニラを掴持した状態で結
束位置P2に搬送させ、前記掴持機構5により掴持状態
のニラが結束位置P2にあるときに前記結束機構7を結
束動作させる装置である。
【0027】この制御手段9は、掴持機構5が所定位置
P1にきたことを検出する第1のセンサー91と、掴持
機構5が結束位置P2にきたことを検出する第2のセン
サー92と、前記結束機構7の結束アーム72が元位置
P3及び結束完了位置P4にきたことを検出する第3及
び第4のセンサー93,94と、前記各センサー91〜
94からの検出信号を基に、前記搬送機構3を駆動させ
て掴持機構5により前記所定位置P1にあるニラを掴持
させるとともに、そのニラを掴持した状態で結束位置P
2に搬送させるよう前記搬送機構3を駆動制御し、前記
掴持機構5により掴持状態のニラが結束位置P2にある
ときに前記結束機構7を結束動作するよう制御するコン
トローラ95とからなる。このコントローラ95及びそ
の他の回路(図示しない)は、筐体11の内部に配置さ
れたマザーボード90に搭載されている。
【0028】図5は、同自動野菜結束装置の動作を制御
する制御系を示すブロック図である。この図5におい
て、前記コントローラ95は、例えば、本発明の自動野
菜結束装置用の処理処理プログラムを記憶するロム(R
OM)、作業用の記憶領域を持つラム(RAM)、RO
Mに記憶された処理プログラムを実行する中央演算処理
装置(CPU)、処理結果を取り込んでCPUに与え、
CPUで処理された結果を出力する入出力装置(I/O
装置)とから構成すればよい。このコントローラ95の
I/O装置には、センサー91〜94が接続されてお
り、センサー91〜94からの検出信号をCPUに供給
できるようになっている。また、コントローラ95のI
/O装置には、搬送機構3のモータ34を駆動する駆動
回路96と、シリンダー531に供給する作動流体(圧
縮空気)の供給方向を制御する電磁制御弁97と、駆動
源77に供給する作動流体(圧縮空気)の供給方向を制
御する電磁制御弁98とが接続されており、CPUから
の指令により駆動回路96、電磁制御弁97,98が電
気的に制御される。したがって、モータ34が駆動回路
96からの電力で制御されることにより平行リンク機構
32が往復動するようになっている。また、シリンダー
531に作動流体が供給方向を制御することにより、ピ
ストンロッド532を往復動させてラック533、ピニ
オン534a,534bを作動させ、手部535a,5
35bが開閉動作するようになっている。さらに、駆動
源77に作動流体の供給方向を制御することにより、結
束アーム72を往復動させるようになっている。また、
コントローラ95のI/O装置には、図示しない操作盤
が接続されている。なお、作動流体として圧搾空気をを
使用したが、作動油であってもよい。さらに、電磁制御
弁97,98に換えてモータバルブであってもよい。
【0029】このような構成の装置の動作を図1ないし
図5を基に、図6及び図7を参照して説明する。ここ
に、図6は同装置の動作を説明するためのフローチャー
トである。図7は同動作を説明するための動作状態を示
す図である。
【0030】まず、この装置の電源を投入することによ
り、図6のフローチャートが実行可能となり、操作盤の
スタートボタンを押下することにより、図6のフローチ
ャートが実行される。
【0031】秤13にニラを載置する。ニラの重量が例
えば100グラムに達したところで、操作者がスタート
ボタンを押下する。すると、図6のフローチャートが実
行開始される。まず、コントローラ95は第1の動作が
実行されるように駆動回路96を制御することにより平
行リンク機構32を所定位置P1方向に移動させる(S
101)。このとき、手部535a,535bが開いて
いなければ、電磁制御弁97を制御してシリンダー53
1に作動流体を供給する。
【0032】そして、コントローラ95は、第1のセン
サー91からの検出信号の入力待ちとなる(S101;
NO−S102)。
【0033】ここで、第1のセンサー91から検出信号
がコントローラ95に入力されると(S101;YE
S)、コントローラ95は第2の動作が実行されるよう
に駆動回路96及び電磁制御弁97を制御して(S10
3)、手部535a,535bの閉完了待ちとなる(S
104;YES−S103)。これにより、モータ34
が停止し、シリンダー531の内部の作動流体の供給方
向を変更して手部535a,535bを閉じるように動
作するので、ニラが束ねられた状態で掴持されることに
なる。なお、手部535a,535bが閉じたか否か
は、例えばタイマー等により所定時間経過したときに手
部535a,535bが閉じたとして動作させればよ
い。また、手部535a,535bの動作機構部分に例
えばマイクロスイッチ等を配置し、これによって手部5
35a,535bの閉鎖の完了を検出するようにしても
よい。
【0034】そして、手部535a,535bが閉じる
と(S104;YES)、コントローラ95は第3の動
作が実行されるように駆動回路96を制御して(S10
5)、コントローラ95は第2のセンサー92からの検
出信号の入力待ち、すなわち掴持手段5が結束位置P2
に達したか否かの判断待ちになる(S106;NO−S
105)。
【0035】第2のセンサー92からの検出信号がコン
トローラ95に入力されると(S106;YES)、掴
持手段5は、図7(1)に示すように、結束位置P2に
達することになる。
【0036】すると、コントローラ95は、第4の動作
が実行されるように電磁制御弁98を制御して(S10
7)、第3のセンサー93からの検出信号の入力待ちと
なる(S108;NO−S107)。ここで、コントロ
ーラ95は、第3のセンサー93からの検出信号が入力
されると(S108;YES)、掴持手段5は、図7
(2)に示すように、結束アーム72が挟みカム74に
当接した状態になる。
【0037】そして、コントローラ95は、第3のセン
サー93からの検出信号が入力されたことにより(S1
08;YES)、電磁制御弁97,98が第5の動作を
実行するように制御して(S109)、第4のセンサー
94からの検出信号の入力待ちとなる(S110;NO
−S109)。
【0038】この第5の動作を実行させることにより、
結束アーム72の先端が挟みカム74から離れる方向に
移動し、図7(3)に示すように、結束テープ70が挟
みカム74に挟まれて結束アーム72のロール73との
間に伸長されることになる。また、掴持手段5の手部5
35a,535bは、図7(3)に示すように、開かれ
ることになり、結束テープ70′で結束されたニラが透
孔111に落下することになる。
【0039】また、掴持手段5の手部535a,535
bが完全に解放したときに(S110;YES)、I行
程が終了したことになる。
【0040】したがって、必要な束数に達するまで、上
記ステップS101〜S110の処理を実行すればよ
い。
【0041】第1の実施の形態によれば、上述したよう
に構成されるとともに動作するため、運転費が少なく、
かつ、小型で装置価格も易い自動野菜結束装置を得るこ
とができる。
【0042】また、上記第1の実施の形態において、図
8に示すように、カッター機構15を設けてもよい。こ
のカッター機構15は、例えば結束位置P2にニラが位
置しているときに、カッターによって根部分を切断する
ようにしたものである。すなわち、カッター機構15は
次のような構造となっている。前記結束機構7の挟みカ
ム74の近傍に、ニラの根部分(一部)を切断するカッ
ター151を回動可能に設け、このカッター151を回
動駆動させる駆動機構152を設け、この駆動機構15
2をコントローラ95で駆動制御するようにしたもので
ある。これによって、前記カッター151は、ニラが結
束位置P2にあって結束機構7で結束されているとき
に、ニラの一部を切断することができる。
【0043】〔第2の実施の形態〕図9は本願発明の第
2の実施の形態を示すものであり、往復動する組み合わ
せアーム17a,17bのアーム17bの先端に掴持機
構5を設け、この掴持機構5を所定の位置P1と結束位
置p2との間を往復動させるようにしたものである。ま
た、この第2の実施の形態は、第1の実施の形態におけ
る搬送機構5を、組み合わせアーム17a,17bと
し、かつ、秤13で計測したニラをバケット19aを設
けたベルトコンベア19で所定の位置P1に運ぶように
したものであり、他の構成は第1の実施の形態と同様で
ある。
【0044】この第2の実施の形態によれば、組み合わ
せアーム17a,17bで構成されているので、筐体1
1の長さを小さくできる。また、秤13で計測したニラ
をベルトコンベア19で所定の位置まで搬送したが、秤
13の位置及び高さを調整して所定位置P1に秤13の
受皿を配置すれば、ベルトコンベア19を省略してもよ
い。
【0045】〔第3の実施の形態〕図10は、本発明の
第3の実施の形態を示す概略図である。この実施の形態
では、ニラを集合状態で結束位置に搬送する搬送機構
3′を設けている。すなわち、この搬送機構3′は、所
定の間隔で仕切り39,39,…を有するベルトコンベ
ア40からなる。
【0046】これら仕切り39,39,…の間に、秤1
3で測定したニラを載置する。このベルトコンベア40
を移動させて結束位置P2にニラを搬送させる。この結
束位置P2に達したとセンサー(図示せず)で検出した
ときに、コントローラは、このベルトコンベア40を停
止させるとともに、この位置P2にあるニラを掴持機構
41で掴持し、しかる後に、第1の実施の形態と同様な
結束機構によりニラの束を結束テープで結束するように
している。また、コントローラは、上記第1の実施の形
態と同一構成の結束機構によってニラを結束するように
している。なお、ニラが結束位置P2に達したか否かは
センサーを当該位置に配置し、このセンサーからの検出
信号を基にコントローラが判断するようにしている。
【0047】要するに、この第3の実施の形態では、搬
送機構をベルトコンベア40で構成したものであり、他
の構成は第1の実施の形態とほぼ同一である。
【0048】この第3の実施の形態によっても、運転費
が少なく、かつ、小型で装置価格も易い自動野菜結束装
置を得ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、搬送機構により所定位置に置かれた前記被
結束物を掴持機構で束ねた状態で掴持して結束位置に搬
送し、その被結束物を結束機構により結束体で結束でき
るようにしたので、小型で装置価格も易い自動野菜結束
装置を得ることができる。
【0050】また、請求項2記載の発明に係る自動野菜
結束装置によれば、搬送機構により所定位置に置かれた
前記被結束物を掴持機構で束ねた状態で掴持して結束位
置に搬送し、その被結束物を結束機構により結束体で結
束できるように制御手段で制御できるようにしたので、
運転費が少なく、かつ、小型で装置価格も易い自動野菜
結束装置を得ることができる。
【0051】請求項7記載の発明によれば、搬送機構に
より所定位置に置かれた前記被結束物を集合状態で結束
位置に搬送し、前記搬送機構で結束位置に搬送された被
結束物を掴持機構により掴持し、その被結束物を結束体
で結束機構で結束するようにしたので、小型で装置価格
も易い自動野菜結束装置を得ることができる。
【0052】請求項8記載の発明によれば、搬送機構に
より所定位置に置かれた前記被結束物を集合状態で結束
位置に搬送し、前記搬送機構で結束位置に搬送された被
結束物を掴持機構により掴持し、その被結束物を結束体
で結束機構で結束するように制御手段で制御できるよう
にしたので、運転費が少なく、かつ、小型で装置価格も
易い自動野菜結束装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動野菜結束装置を
示す斜視図である。
【図2】同自動野菜結束装置の一部を示す正面図であ
る。
【図3】同自動野菜結束装置の一部を示す側面図であ
る。
【図4】同自動野菜結束装置に用いる、掴持機構を示す
構成図である。
【図5】同自動野菜結束装置の動作を制御する制御系を
示すブロック図である。
【図6】同装置の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図7】同装置の動作を説明するための動作状態を示す
図である。
【図8】同装置に使用するカッター機構を示す図であ
る。
【図9】同第2の実施の形態を示す図である。
【図10】同第3の実施の形態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 自動野菜結束装置 3、3′ 搬送機構 5 握持機構 7 結束機構 9 制御手段 11 筐体 31 固定基部 32 平行リンク機構 52 連結基部 53 腕機構 70 結束テープ(結束体) 72 結束アーム 74 挟みカム

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い形状の野菜からなる被結束物を所
    定量たばねて結束する自動野菜結束装置において、 所定位置に置かれた前記被結束物を掴持機構で束ねた状
    態で掴持して結束位置に搬送する搬送機構と、 前記搬送機構の掴持機構で束ねられた前記被結束物を結
    束体で結束する結束機構とを備えたことを特徴とする自
    動野菜結束装置。
  2. 【請求項2】 細長い形状の野菜からなる被結束物を所
    定量たばねて結束する自動野菜結束装置において、 所定位置に置かれた前記被結束物を掴持機構で束ねた状
    態で掴持して結束位置に搬送する搬送機構と、 前記搬送機構の掴持機構で束ねられた前記被結束物を結
    束体で結束する結束機構と、 前記所定位置に前記被結束物が置かれたときに、前記搬
    送機構を駆動させて掴持機構により前記所定位置にある
    被結束物を掴持させるとともに、その被結束物を掴持し
    た状態で結束位置に搬送させるよう前記搬送機構を駆動
    制御し、前記掴持機構により掴持状態の被結束物が結束
    位置にあるときに前記結束機構を結束動作するよう制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とする自動野菜結束
    装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送機構は、前記所定位置と前記結
    束位置との間を往復動できるリンク機構と、前記リンク
    機構を駆動する駆動機構とを備えたことを特徴とする請
    求項1または2記載の自動野菜結束装置。
  4. 【請求項4】 前記結束機構の近傍には被結束物を切断
    するカッターを設け、前記カッターは被結束物が結束位
    置にあるときに前記被結束物の一部を切断できる位置に
    配置したことを特徴とする請求項1または2記載の自動
    野菜結束装置。
  5. 【請求項5】 前記結束機構は、基台に回動可能に固定
    され揺動する結束アームと、前記結束アームの先端に設
    けられ結束体を繰り出すロールと、前記結束アームの先
    端と係合し結束体を一時挟む挟みカムと、前記結束アー
    ムの先端に設けられ前記結束アームの先端が前記挟みカ
    ムに接触するときに結束体を切断する刃とを備えたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の自動野菜結束装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、掴持機構が所定位置に
    きたことを検出する第1のセンサーと、掴持機構が結束
    位置にきたことを検出する第2のセンサーと、前記結束
    機構の結束アームが元位置及び結束完了位置にきたこと
    を検出する第3及び第4のセンサーと、前記各センサー
    からの検出信号を基に、前記搬送機構を駆動させて掴持
    機構により前記所定位置にある被結束物を掴持させると
    ともに、その被結束物を掴持した状態で結束位置に搬送
    させるよう前記搬送機構を駆動制御し、前記掴持機構に
    より掴持状態の被結束物が結束位置にあるときに前記結
    束機構を結束動作するよう制御するコントローラとを備
    えたことを特徴とする請求項2または5記載の自動野菜
    結束装置。
  7. 【請求項7】 細長い形状の被結束物を所定量たばねて
    結束する自動野菜結束装置において、 所定位置に置かれた前記被結束物を集合状態で結束位置
    に搬送する搬送機構と、 前記搬送機構で結束位置に搬送された被結束物を掴持す
    る掴持機構と、 前記掴持機構で束ねられた前記被結束物を結束体で結束
    する結束機構とを備えたことを特徴とする自動野菜結束
    装置。
  8. 【請求項8】 細長い形状の被結束物を所定量たばねて
    結束する自動野菜結束装置において、 所定位置に置かれた前記被結束物を集合状態で結束位置
    に搬送する搬送機構と、 前記搬送機構で結束位置に搬送された被結束物を掴持す
    る掴持機構と、 前記掴持機構で束ねられた前記被結束物を結束体で結束
    する結束機構と、 前記結束位置に搬送されてきたときに搬送機構を一時停
    止させるとともに掴持機構を掴持作動させる制御をし、
    かつ前記結束機構を前記被結束物を結束動作させる制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とする自動野菜結束
    装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送機構は、所定の間隔で仕切りを
    有する搬送ベルトからなることを特徴とする請求項7ま
    たは8記載の自動野菜結束装置。
  10. 【請求項10】 前記結束機構の近傍に被結束物を切断
    するカッターを設け、前記カッターは被結束物が結束位
    置にあるときに前記被結束物の一部を切断できる位置に
    配置したことを特徴とする請求項7または8記載の自動
    野菜結束装置。
  11. 【請求項11】 前記結束機構は、基台に回動可能に固
    定され揺動する結束アームと、前記結束アームの先端に
    設けられ結束体を繰り出すロールと、前記結束アームの
    先端と係合し結束体を一時挟む挟みカムと、前記結束ア
    ームの先端に設けられ前記結束アームの先端が前記挟み
    カムに接触するときに結束体を切断する刃とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の自動野菜結束装
    置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、被結束物が結束位置
    にきたことを検出する第1のセンサーと、前記結束機構
    の結束アームが元位置及び結束完了位置にきたことを検
    出する第2及び第3のセンサーと、前記各センサーから
    の検出信号を基に、前記被結束物が結束位置に搬送され
    てきたときに搬送機構を一時停止させるとともに掴持機
    構を掴持作動させる制御をし、かつ前記結束機構を前記
    被結束物を結束動作させる制御をするコントローラとを
    備えたことを特徴とする請求項8または11記載の自動
    野菜結束装置。
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