JPH11167238A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11167238A
JPH11167238A JP9333202A JP33320297A JPH11167238A JP H11167238 A JPH11167238 A JP H11167238A JP 9333202 A JP9333202 A JP 9333202A JP 33320297 A JP33320297 A JP 33320297A JP H11167238 A JPH11167238 A JP H11167238A
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精一 宗森
Hirokazu Matsuo
洋和 松尾
Toru Kasamatsu
徹 笠松
Takeshi Minami
猛 南
Satoru Kawada
哲 河田
Takeshi Satake
剛 佐竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデム型画像形成装置でカラー/モノクロ
混在原稿の複写を行う場合において、感光体ドラム等が
磨耗するのを防止し、複写前にユーザーが前もって原稿
の色分別を行ったり複雑なモノクロ複写設定を行う必要
性を排除して、カラー/モノクロ混在原稿に対して自動
的に複写モードを切り換えながら、画像形成を高速に行
うことが可能な画像形成装置を提供することにある。 【解決手段】 読み取った原稿画像データについて画像
補正処理を行うデジタル信号処理ユニット211に、C
PU501B、ROM507B、HVC変換部504B、
自動カラー選択(ACS)部505B等を設け、一連の原
稿に対する複写処理において過去に一定枚数のモノクロ
複写が連続して行われた場合に限り、今後もモノクロ複
写が連続されるものと想定して黒トナー画像を担持する
感光体ドラム601Kのみを転写ベルト65表面に圧接
し、他の感光体ドラム601C〜601Kを離間してコ
ピー処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー複写機やカ
ラープリンタなど、複数の感光体ドラムを用いて記録紙
等の転写材上に画像を形成する画像形成装置に関わり、
詳しくはタンデム式フルカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在主流となりつつあるフルカラー画像
形成方式の一つに、4本の感光体ドラムを転写ベルトの
長手方向と直交する向きに並列に配置し、各感光体ドラ
ム上に、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック(以下
C、M、Y、K)のトナーを用いてトナー画像を形成
し、転写ベルト上を搬送される1枚の転写材上に順次ト
ナー像を多重転写するタンデム方式がある。
【0003】ところで、本来このようにフルカラー画像
形成を行うためのタンデム方式において、モノクロ画像
を形成する場合には、例えばユーザーは装置にモノクロ
画像原稿のみを揃えてセットし、操作パネルからモノク
ロ複写モードを指定して、これにより黒トナー画像を形
成する感光体ドラムのみによって画像形成を行うことに
なる。このとき、4本の感光体ドラムを全て駆動しなが
らC、M、Yの3本の感光体ドラムを画像形成に関与さ
せずに空回り状態にすると、モノクロ画像形成に関する
専用の構成を最小限にすることができ、これによって画
像形成機構を簡略化して、処理速度をほぼカラー画像形
成時と同様にすることが可能になるという利点がある。
画像形成装置の種類によっては、このような技術対策が
なされているものがある(第1の従来機)。
【0004】また、こうした対策とは逆に、上記モノク
ロ画像形成を行う際に当該モノクロ画像の形成に不必要
なトナー色の感光体ドラムの駆動を停止するとともに、
転写ベルト表面からドラム周面を離間させるようにした
技術が提案されている(特開平3-288173、特開
平6ー258194、特開平6ー102776等)(第
2の従来機)。
【0005】しかしながら上記第1の従来機は、モノク
ロ画像形成であるにもかかわらず全ての感光体ドラムが
駆動されることから、トナー画像形成に供されないC、
M、Y各感光体ドラムの周面でもクリーニング部材が摺
接し、トナーが付着していないためドラム周面に過度の
摩擦抵抗が発生して、感光体ドラムの寿命が短くなった
り、クリーニング部材がめくれを起こすといった問題が
ある。
【0006】一方、第2の従来機の場合には、転写ベル
トの離間、圧接切換時に露光及び転写作業を一時中断
し、給紙動作も中断して離間、圧接動作する必要があ
り、操作の作業性が良くないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで近時、原稿画
像が多色化する一方で文字原稿等のモノクロ原稿も存在
するため、複写に際してカラー原稿とモノクロ原稿が順
序不揃いに混在する、いわゆる混載状態での複写作業が
要望されることがある。このような混載状態での複写作
業を自動的に行うには、原稿読取りまでに原稿画像がカ
ラーであるかモノクロであるかを判別しなければなら
ず、上述した2つの従来機においてはそのような判別機
能が備わっていないため、混載状態での自動複写作業は
不可能である。
【0008】そして、もし原稿がカラー原稿であるかモ
ノクロ原稿であるかを判別する機能を上記従来機に付加
し、判別結果によってカラー複写モードとモノクロ複写
モードに切換えられるようにしたとしても、4本の感光
体ドラムを全て駆動しながらC、M、Y、の3本の感光
体ドラムを画像形成させずに空回り状態にして、モノク
ロ複写を行う第1の従来機においては、やはり感光体ド
ラムの寿命、クリーニング部材のめくれ発生という既述
した課題はそのまま残る。
【0009】また、モノクロ画像の形成に不必要な感光
体ドラムの駆動を停止し、転写ベルト表面から感光体ド
ラムを離間する第2の従来機においても、やはりすでに
述べた課題はそのまま残るとともに、更に一連の原稿複
写中であっても原稿判別結果により転写ベルトの圧接、
離間作業を行うために、複写作業の中断が何回も発生
し、また転写ベルトの圧接、離間動作により発生する振
動に伴って画像乱れが生じる恐れがあり、これを避ける
ために転写ベルトの圧接、離間時の作業中断時間を十分
確保せねばならず、結果的に複写スピードの低下を招く
という課題が加わる。
【0010】本発明は上記諸点に鑑み、モノクロ原稿と
カラー原稿の混載状態における複写動作を、第1の従来
機による課題、第2の従来機による課題のいずれも解消
した状態で自動化し得る新規・有用な手段を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数の像担持体に異なる色の原稿画像を書
き込み、各像担持体上の原稿画像を転写ベルト又は転写
ベルト上を搬送される転写材に重ね合わせて転写するカ
ラープリントモードと、一の像担持体を除く他の全ての
像担持体に対して転写ベルトを相対的に離間させ、前記
一の像担持体上の原稿画像を転写ベルト又はその上を搬
送される転写材に転写する単一色プリントモードとの間
で切り換え可能な画像形成装置において、過去における
単一色プリントのプリント実績を累積する累積手段と、
次にプリントしようとする原稿画像が単一色であるか、
カラーであるかを判定する判定手段と、前記判定手段に
より単一色であると判定され、かつ累積手段の累積結果
が所定の条件を満たす場合に限って、カラープリントモ
ードから単一色プリントモードに切り換え、前記判定手
段により次にプリントしようとする原稿画像がカラーで
あると判定された場合には、単一色プリントモードから
カラープリントモードに切り換えるよう制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。
【0012】また前記累積手段は、過去における単一色
プリントの連続プリント枚数をカウントするカウント手
段とすることもできる。また、前記累積手段は、過去に
おける単一色プリントの連続プリント動作時間を積算す
る積算器とすることもできる。さらに本発明は、複数の
像担持体に異なる色の原稿画像を書き込み、各像担持体
上の原稿画像を転写ベルト又は転写ベルト上を搬送され
る転写材に重ね合わせて転写するカラープリントモード
と、一の像担持体を除く他の全ての像担持体に対して転
写ベルトを相対的に離間させ、前記一の像担持体上の原
稿画像を転写ベルト又はその上を搬送される転写材に転
写する単一色プリントモードとの間で切り換え可能な画
像形成装置において、複数枚の原稿画像の色情報を、当
該原稿画像の像担持体への書き込み前に取り込む色情報
取得手段と、取得した色情報から各原稿画像について、
単一色かカラーかを判定する判定手段と、当該判定手段
の判定結果により判定された一連の原稿画像について、
その単一色およびカラー複写枚数と複写順序を把握する
複写枚数順序把握手段と、前記一連の原稿画像に関する
複写枚数順序において、一定枚数以上の単一色原稿画像
が連続していた場合に、そのプリントの直前にカラープ
リントモードから単一色プリントモードへ切り換え、当
該単一色プリントが終了した後に単一色プリントモード
からカラープリントモードへ切り換え制御する制御手段
とを備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
一適用例であるタンデム式フルカラー画像形成装置につ
いて説明する。図1は、本画像形成装置の主要構成を示
す内部正面図である。本画像形成装置は、自動原稿送り
装置10、イメージスキャナ部20、制御部40、書き
込み光学系50、プリンタ部60、給紙部90等に大別
される。
【0014】自動原稿送り装置10は図のように、原稿
搬送方向上流から下流に向かって原稿セットトレー10
1、繰り出しローラ102〜116、複数のローラ10
7〜114の周面によって後述のプラテンガラス201
表面に平行に張架された原稿搬送ベルト115、当該ベ
ルト115を回動駆動する駆動モータ(不図示)、原稿
スイッチバックユニット116、排出ローラ117、原
稿排出トレー118等が、この順に配置されている公知
のものである。
【0015】イメージスキャナ部20は、紙面の水平方
向に配置されたプラテンガラス201と、プラテンガラ
ス201の直下において、露光ランプ202、ミラー2
03を有する第1スライダーユニット204と、ミラー
205、206を有する第2スライダーユニット20
7、等変倍レンズ208、CCDスキャナ209が、図
中の所定位置に配置されている。前記第1、第2スライ
ダーユニット204、207は、当該ガラス平面に沿っ
て図中左右に移動可能になっている。紙面右側の212
は各スライダーユニットの駆動モータである。さらにプ
ラテンガラス201の紙面左側端部には、シェーディン
グ補正用の白色基準板210が配置されている。211
はデジタル信号処理ユニット(詳細を後述)であり、内
部にレッド、グリーン、ブルー(R、G、B)の各原稿
画像データをそれぞれ格納するためのROMと、この画
像データについて補正処理を行うための制御回路を内蔵
する。
【0016】制御部40は複数の基板で構成され、装置
各部の駆動系(モータ類等)に接続されている。また、
その内部にCPU、ROM(不図示)を有し、装置の一
連の画像形成動作に関するメインルーチン(図13)の
制御・管理を行う。当該制御部40は、前述のデジタル
信号処理ユニット211にも接続されており、同ユニッ
トの近接位置に配置されている。
【0017】書き込み光学系50は、ポリゴンミラー5
01を中心とした複数のミラー502a〜511a、50
2b〜511bと、レーザダイオード512C〜512K
等から構成される。この書き込み光学系50とプリンタ
部60の詳細な構成を、図2のプリンタ部60周辺正面
図に示す。ポリゴンミラー501とミラー502a〜5
11a、502b〜511bは、図のように4本の破線を
それぞれシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック(以下
C、M、Y、Kとする)各色成分の光路として、各感光
体ドラム601C〜601Kの周面に走査できるよう
に、所定の角度を保持しつつ配されている。
【0018】プリンタ部60は、装置筐体内部中央(図
2中では書き込み光学系50の下側)において、駆動ロ
ーラ61、従動ローラ62、67、77、テンションロ
ーラ63の周面によって張架され、駆動ローラ61側を
上流としてX方向に回動駆動される転写ベルト65と、
その往路上においてX方向と直交し、等間隔かつ互いに
平行に配置された画像形成ステーション600C〜60
0Kとから主に構成される。
【0019】画像形成ステーション600C〜600K
の内部には、感光体ドラム601C〜601Kが各ステ
ーションの長手と平行にされながら内蔵され、その周面
には、それぞれ図中左上からZ方向に沿って帯電器60
2C〜602K、現像器603C〜603K、転写ブラ
シ604C〜604K、ドラムクリーナ605C〜60
5K等が配されており、公知のカールソンプロセスによ
る画像形成が行われるようになっている。感光体ドラム
601C〜601Kは、その周面を転写ベルト65の表
面に圧接されることによって駆動力を伝達され、Z方向
へ従動駆動される。転写ベルト65の往路上流側にはベ
ルトクリーナ68、往路下流側に分離チャージャ69、
またベルト帰路に除電チャージャ70が、図中の所定の
位置に配されている。
【0020】なお転写ベルト65の内周面には、枠状フ
レーム64が長手方向をベルトと平行にされながら収め
られている。このフレーム64は図3のフレーム斜視図
のように、2本のL型鋼板641、642を一定間隔で
対向させ、3本の短冊状部材643〜645で互いを連
結させた構造をしている。フレーム64の対向側面A、B
には、紙面手前側と奥側に従動ローラ62、67が回転
自在に軸支されており、また図示しないが4個の転写ブ
ラシ604C〜604Kが上記2本のローラ間に一定間
隔で配されている。
【0021】このうち前記従動ローラ62の軸621
は、フレーム64の幅よりも長く延長されており、フレ
ーム64と独立して装置筐体側に固定されたフランジ6
22、623によって軸支されている。また、フレーム
64の底面部裏側(図中では連結部材644の裏面)
と、装置筐体側に固定されたステージ691の間にはス
プリング69a、69bが設置されており、フレーム64
を前記軸621周りに、常に上方向へ弾性付勢してい
る。
【0022】さらにL型鋼板641、642の側面A、B
には、従動ローラ67寄りの適所に切り欠きC、Dがそ
れぞれ設けてあり、この切り欠きC、Dにフレーム64
の外側で軸受け部66d、66eによって軸支されたカ
ム軸66cが挿通されている。カム軸66cには2個のカ
ム66a、66bが側面A、Bの内側近傍位置に固定されて
おり、一方当該カム軸66cの紙面手前側の先端部が図
示しないステッピングモータの駆動系に連結されてい
る。したがって、前記駆動系からカム軸66cに一定の
回転駆動力が与えられると、カム面がL型鋼板641、
642の底面E、Fに当接し、スプリング69a、69bの
弾性力に対向しながら、フレーム64を従動ローラ62
の軸621を中心に押し下げるようになっている。
【0023】上記のようなフレーム64の動作によれ
ば、カム66a、66bが作動しない場合図4のように、
転写ベルト65とフレーム64の転写ベルト65の表面
は全ての感光体ドラム601C〜601Kの周面に圧接
される。これに対し、カム66a、66bが作動すれば図
5のように、従動ローラ62と、図中の位置において本
装置筐体側に軸支された従動ローラ77によって、当該
2つのローラ62、77に張架された転写ベルト65の
表面範囲が感光体ドラム601Kに圧接されたまま保持
され、それ以外の転写ベルト65の表面は、フレーム6
4が押し下げられることによって感光体ドラム601C
〜601Yのドラム周面から離間される。なお本実施の
形態では、転写ベルト65が全ての感光体ドラム601
C〜601Kに圧接されている状態をカラーモードと呼
び、単一の感光体ドラム(601K)のみがベルトに圧
接されている状態をモノクロモードと呼ぶことにする。
さらに、本装置は通常カラーモードに設定され、場合に
応じてモノクロモードに切り換えられるものとしてい
る。
【0024】再び図1に戻り、装置筐体底部には、各サ
イズの記録紙を収納する給紙カセット91a〜91dと、
その一端寄り上面に配置された繰り出しローラ92a〜
92d、および当該ローラ92a〜92dから記録紙搬送
方向に沿って搬送ローラ93a〜96d、93a〜96d、
93a〜96d、93a〜96dが配置され、給紙部90を
構成している。
【0025】紙面で左右方向に示されている転写ベルト
65の往路上流側と下流側には、それぞれ手差し記録紙
トレー70、繰り出しローラ71〜73、レジストロー
ラ74、75、または定着部80と排紙トレー78が、
図中の位置に配置されている。さらにレジストローラ7
4、75の上流側には、記録紙先端検出センサとしてフ
ォトカプラ78、79が設置されている。
【0026】なおイメージスキャナ部20が収められて
いる複写機筐体の上部側面には、ユーザーが使い易い位
置(図1の破線)に操作パネル30が設置されている。
デジタル信号処理ユニット211は、イメージスキャナ
部20と書き込み光学系50の中間位置に接続配置さ
れ、CPU、ROM、ICを中心とする基板で構成されている。
当該ユニット211は、一般的にはイメージスキャナ2
0が読み取った原稿画像のR、G、B各画像データを一
端ROM507Bに格納し、逐次C、M、Y、K画像デー
タに変換して、制御部40を介して書き込み光学系50
に出力するはたらきを有するが、本実施の形態ではこの
動作に加えて、前記プリンタ部60のフレーム64の離
間制御を行うはたらきを合わせ持つ。以下、図6のデジ
タル信号処理ユニットの自動カラー選択(ACS)機能に
関するブロック図を用いて具体的に説明する。
【0027】図のように、デジタル信号処理ユニット2
11は、CPU501B、ROM507B、タイミング制
御部502B、シェーディング補正部503B、HVC
変換部504B、ACS部505B、さらに図示しないUCR
-BP部、マスキング部、γ補正部等で構成される。タイ
ミング制御部502Bは、CCD209のスキャニング
とシェーディング補正の動作タイミングを制御するもの
であり、CPU501に接続されている。
【0028】シェーディング補正部503Bは、露光ラ
ンプ202の照射ムラやCCDスキャナ209の感度ム
ラを解消する働きを持つ。具体的には、プレスキャン時
にプラテンガラス端部に設置された白色基準板210が
CCDスキャナ209に読み取られると、そのデータか
ら原稿画像のR、G、B各色画素についてのシェーディ
ング補正用乗算比率を決定し、後述のROM507Bに記
憶させておく。そして原稿画像読取り時に再びROM50
7Bから取り出し、この乗算比率を用いて、原稿データ
を補正するものである。このシェーディング補正部50
3Bからは2方向へ出力がなされるようになっている。
すなわち一つは一般的な画像形成に関する方向であり、
UCR-BP部、マスキング部、γ補正部等が順次接続されて
いる公知のものである。一方、もう一つの出力方向はH
VC変換部504BからACS部505Bに接続されてい
るものである。
【0029】HVC変換部は、一般的には上記シェーデ
ィング補正部503Bによって補正されたR、G、B各
画像データを、公知のマンセル色空間(不図示)におけ
る色領域信号である色相角(H*)、明度(V)、彩度
(C*)のデータに変換するものである。本実施の形態
におけるHVC変換部504Bでは、上記H、V、C各
データを算出する過程における明度(V)、および色差
(WR、WB)をACS部505Bへ出力するにようになっ
ている。
【0030】ACS部505Bは、内部に彩度計算部50
51B、第1比較部5052B、有彩色画素カウンタ5
053B、無彩色画素カウンタ5054B、第2比較部
5055B等の各構成からなり、読み取られた原稿の
R,G、Bデータから、原稿がカラーかモノクロかを判
別する機能を有する。これらの構成のうち、彩度計算部
5051Bは、HVC変換部504Bが原稿1画素毎に
算出したV、WR、WB各データにつき、次の数1で表す
式によって彩度信号Wを算出する。
【0031】
【数1】 W=(WR 2+WB 21/2 第1比較部505Bは、上記算出されたWが、予め設定
された閾値以上か否かを判別する。すなわち閾値以上で
あれば有彩色画素とし、以下であれば無彩色画素と判別
される。この判別結果は、当該比較部505Bに接続さ
れた有彩色画素カウンタ5053B、無彩色画素カウン
タ5054Bによって、それぞれ累積カウントされる。
【0032】第2比較部5055Bは、上記カウントさ
れた各画素数を予め設定された原稿サイズの総画素数で
割り、これによって当該原稿1枚当たりの総画素のうち
に有彩色あるいは無彩色画素の占める割合をそれぞれ算
出して、その結果から実際に複写しようとする原稿がモ
ノクロかカラーかを判別する。なお本実施の形態では、
原稿サイズの総画素数を通常用いられるサイズで最大の
A3に相当する値に設定して、この原稿サイズの総画素数
の0.1%以上に有彩色画素の割合が算出されれば、複写
しようとする原稿がカラーであると判別するように設定
されている。
【0033】ROM507Bは、原稿のR、G、B各色成
分データと、CPU501Bの制御プログラム(フレー
ム離間制御プログラム、記録紙間隔制御プログラム
等)、またモノクロコピーのカウント値に対して予め設
定された設定値、さらに前記A3原稿の総画素数設定デー
タ等をそれぞれ格納し、CPU501Bに直結されてい
る。
【0034】CPU501Bは、前記制御部40のCP
Uに対して補佐的な役割を持っている。その内部にフレ
ーム離間制御部5011Bとモノクロコピーカウンタ部
5012Bを有し、プリンタ部60の各構成の動作を統
括する。モノクロコピーカウンタ部5012Bは、前記
モード判別部506Bによって画像形成に供される原稿
がモノクロであると判断された場合、その複写部数をカ
ウントする。このモノクロコピーカウント値は、1カウ
ント増加毎に予めROM507Bに格納された設定値と順
次比較され、比較結果からCPU501Bによって、離
間制御部5011Bへの制御指示が決定される。本実施
の形態では、モノクロコピーカウント値と比較されるこ
の設定値は3部にされている。
【0035】なお、前記カウント中に複写される原稿が
モノクロからカラーに移行した場合には、カウント動作
はリセットされて停止し、一方原稿がカラーのみである
場合には、当該カウンタ部5012Bはカウントしない
ようになっている。離間制御部5011Bは、モノクロ
コピーカウンタ部5012Bのカウント値が設定値を超
えたときに前記フレーム離間制御プログラムにしたがっ
て、制御部40を通してフレーム64の離間制御を行う
ものである。また、この離間制御前にCPU501B内
に離間制御フラグを立て(フラグ←1)、このフラグが
立っている間は連続して離間制御を継続する。当該フラ
グは、今まで継続していたモノクロ複写がカラー複写に
移行された場合や、カラーのみの複写時に消去される
(フラグ←0)。
【0036】さらにCPU501Bは、複写速度を良好
に維持するための重要な機能として、連続搬送される記
録紙間隔についての制御を、前記記録紙搬送制御プログ
ラムによって行う。次に、この記録紙搬送制御プログラ
ムについて、図7〜図12を用いて具体的に説明する。
これらの図は、カラーモードあるいはモノクロモード、
さらにモノクロ/カラーモード遷移状態における記録紙
搬送状態を表す画像ステーション周辺図である。これら
の図中、Xは記録紙間隔、L1は各感光体ドラム601
C〜601K周面における露光位置から転写位置までの
距離であり、Vはシステムスピード、Tは離間動作に要
する時間である。搬送される記録紙はそれぞれ〜の
番号で示してある。
【0037】カラー→モノクロモードに移行する場合、
プリンタ部60周辺の構成の様子は図7→図8→図9へ
と移行する。すなわち各記録紙〜は、繰り出しロー
ラ95a、96aによって繰り出され、タイミングローラ
74、75によって記録紙間隔を調整され、転写ベルト
65上を搬送されながら、4つの感光体ドラム601C
〜601Kの転写位置を順次通され、所定の画像形成を
行われる。ここで、図7ではモード切換前(カラーモー
ド)において記録紙〜にカラー複写がなされる様子
を、図8ではカラー→モノクロモードへの切換時を、お
よび図9ではモード切換後(モノクロモード)において
記録紙〜にモノクロ複写がなされる様子を表してい
る。ここで図8において、最後のカラー複写がなされた
記録紙$と、最初にモノクロ複写がなされる記録紙と
の間隔は次の数2の式で表される。
【0038】
【数2】 X≧L1+VT 上式において、VTは離間動作時における転写ベルト6
5の記録紙搬送距離(ベルト回動駆動距離)である。す
なわち上式の右辺にVTを追加したのは、離間動作時に
おいて発生する振動による不安定な画像形成動作を避け
る目的で、離間動作が終了するまで画像形成を行わせな
いようにするためである。
【0039】一方、このカラー→モノクロモード移行時
の前後の状態における記録紙間隔X(図7と図9)は、
数2に基づいて数3のように表される。
【0040】
【数3】 X<L1+VT すなわち、Xはこの場合、画像形成ステーションの処理
速度と転写ベルト65の搬送速度に関する性能に応じて
できる限り小さくするよう記録紙搬送制御プログラムを
作成し、高速な画像処理速度を確保するようになってい
る。次に、モノクロ→カラーモードへモードが戻る場
合、プリンタ部60周辺の構成の様子は図10→図11
→図12へと移行する。ここで、図10ではモード切換
前(モノクロモード)において記録紙〜にモノクロ
複写がなされる様子を、図8ではモノクロモード→カラ
ーへの切換時を、および図9ではモード切換後(カラー
モード)において記録紙〜にカラー複写がなされる
様子を表している。このうち図11において、最後のモ
ノクロ画像形成がなされた記録紙と、最初にカラー複
写がなされる記録紙との間隔は数4で表される。
【0041】
【数4】 X≧L0+L1+VT ここで、L0は感光体ドラム601Cと601Kとの軸
間距離であり、転写ベルト65の記録紙搬送最下流の感
光体ドラム601Kの転写位置から最上流の感光体ドラ
ム601Cの転写位置の距離を確保するために必要な項
である。また、この離間動作前後(図10と図12)の
記録紙間隔Xは、数4を用いて次のように表わされる。
【0042】
【数5】 X<L0+L1+VT このときのXも、数3と同様に可能な限り最小になるよ
うにROM507B内の記録紙搬送制御プログラムによっ
て設定されている。このようなCPU501Bの記録紙
搬送制御について要約すると、フレーム64の離間制御
時においては転写位置の変更に伴って、所定の記録紙間
隔を必要とされるが、それ以外の場合には処理速度を高
速化するために、できるだけ間隔を狭められるように設
定されている。
【0043】以上の構成を持つ本装置の画像形成動作
を、図13のメインルーチンおよび図14のフレーム離
間制御に関するサブルーチンを用いて説明する。なお本
発明においては、原稿がカラーかモノクロかによって装
置の動作が異なるため、それぞれの場合に分けて説明す
る。まず、ユーザーによってカラー原稿が1枚セットさ
れ、これを1部複写する場合について述べ、これとは別
に、モノクロ原稿とカラー原稿を1枚ずつセットし、こ
れをそれぞれ10部連続して複写する場合を述べる。
【0044】最初に、カラー原稿の複写をユーザーに指
定された場合について説明する。本装置によれば、まず
ユーザーによって操作パネル30のコピースタートキー
(不図示)が押されると、1枚目の記録紙が給紙カセッ
ト91aから繰り出しロ−ラ92aによって繰り出され、
繰り出しローラ74、75の直前に記録紙S先端を位置
されて待機される。
【0045】さらに制御部40とデジタル信号処理部2
11の各ROM内に格納されている、ステッピングモータ
制御、記録紙搬送制御、フレーム離間制御等に係わるプ
ログラムが初期状態に戻され、また残存している原稿画
像データが消去される。これに加えて、CPU501B
のモノクロ画像形成カウンタ部5012Bのカウント値
nもあわせてリセット(n←0)される(S100)。
【0046】上記初期設定が完了すると、次に制御部4
0の内部タイマがカウントを開始し(S101)、同じ
く制御部40に内蔵されたCPUの制御指示によって、
自動原稿読取り部10の原稿セットトレー101に載置
された一枚のカラー原稿がプラテンガラス201の所定
の位置に搬送される。当該原稿画像は、イメージリーダ
部の第1スライダーユニット204、第2スライダーユ
ニット207を通して、露光ランプ202に露光され、
ミラー203〜206等に画像を反射されて、CCDス
キャナ209によって読み取られる。このとき、CCD
スキャナ209が読み取った原稿画像は、デジタル信号
処理ユニット211のタイミング制御部502Bとシェ
ーディング補正部503Bによって適宜処理を受け、同
ユニット211のROM507Bに一旦格納される(S2
00)。
【0047】続いてフレーム離間制御処理(S300)
がなされる。図14のサブルーチンによれば、記録紙先
端検出センサ(フォトカプラ78、79)が記録紙の先
端を検出したか否か判断された後(S301)、ROM5
07Bに格納されたR、G、B各色成分の画像データは
順次取り出され、HVC変換部504Bにて各マンセル
色系座標の明度(V)データ,および色差データ
(WR、WB)に変換される。これらのデータはACS部5
05Bに送られ、ここで原稿がカラーかモノクロかを判
別される(S302)。すなわち今の場合ACS部505B
内において、彩度計算部5051Bを経て第1比較部5
052Bで振り分けられた原稿の画素が、有彩色/無彩
色画素カウンタ5053B、5054Bでそれぞれカウ
ントされ、第2比較部5055Bで原稿A3サイズの総画
素数に対する有彩色画素数が0.1%以上であると判定さ
れ、これによって当該原稿がカラーであることが認識さ
れる。サブルーチンはS305に進み、ここでCPU5
01Bのモノクロコピーカウンタ部5012Bのカウン
ト値nをリセットされ、S307でCPU501Bに離
間制御フラグが消去(フラグ←0)され、フレーム64
の位置は通常状態のまま維持される。すなわち転写ベル
ト65は全ての感光体ドラム601C〜601Kの周面
に接触させられた状態のまま維持され、本サブルーチン
がリターンされる。
【0048】なおS301における、記録紙の先端を検
出したか否かの判断処理は、1枚の記録紙に対してS3
02〜S304、あるいはS302〜S307の処理を
1回のみ行うために必要なものである。すなわち記録紙
1枚毎の区別が明確になされないと、1枚の記録紙に対
する処理中にルーチンが何度も循環し、モノクロコピー
カウント値nが不用意にカウントアップしてしまう。S
301は、このような問題の発生を防止するものであ
る。
【0049】再びメインルーチンに戻り、次にS400
においてコピー処理がなされる。具体的には、シェーデ
ィング補正部503Bから出力された各画像データは、
UCR-BP、マスキング、γ補正部等の各補正処理を経て、
C、M、Y、K各色成分の画像データに変えられる。こ
れらの画像データは、後に制御部40に送られ、ここで
それぞれの色成分に対応するレーザ光に変換されて、書
き込み光学系50の各レーザダイオード512C〜51
2Kからポリゴンミラー501に照射され、各光路を経
て感光体ドラム601C〜601Kの周面に露光され
る。このドラム周面には、予め帯電器602C〜602
Kによって帯電がなされているため、現像器603Mか
ら各トナーを付着されてトナー画像が形成される。この
トナー画像は、転写ブラシ604C〜604Kの発生す
る電界により、転写ベルト65上を搬送される記録紙S
の所定の位置に順次多重転写される。転写後の記録紙
は、分離チャージャ69の発生する電界によってベルト
表面から分離され、定着部80にてトナーを定着された
後、排出トレー71へ排出される。転写後の転写ベルト
65は、除電チャージャ70によって内外周面を除電さ
れ、ベルトクリーナ68によって清浄にされる。メイン
ルーチンはこの後、内部タイマーの終了を待ち、終了後
(S102)に1ルーチンを終える。
【0050】以上は、カラー原稿1枚につき複写を1部
行う場合の動作である。このように、複写が1部のみで
ある場合は複写動作が連続されないため、モノクロ複写
を1部行うときについても基本的に同様であり、CPU
501Bによるフレーム離間制御はなされない。次に、
ユーザーがカラー原稿とモノクロ原稿を1枚ずつ、この
順に原稿トレーにセットし、それぞれ10部複写するよ
う操作パネル30に入力した場合について説明する。な
おこれ以降の説明は、装置の動作の違いを明確にするた
め、上記動作との共通部分の説明を簡略する。
【0051】ユーザーによる指定が操作パネル30から
なされ、コピースタートキーが押されると、1枚目の記
録紙が繰り出しローラ74、75の直前で待機され、制
御部40とデジタル信号処理部211の初期設定がなさ
れる(S100)。次に内部タイマーがカウントを開始
し(S101)、まず原稿がイメージリーダ部20によ
り読み取られ、R、G、B各色成分の原稿画像データは
デジタル信号処理ユニット211においてシェーディン
グ補正等の画像補正を受け、ROM507Bに一旦格納さ
れる(S200)。
【0052】続いてフレーム離間制御処理(S300)
に移り、サブルーチンのS301に移行する。ここで、
記録紙先端検出センサ(フォトカプラ78、79)が記
録紙の先端を検出したか否か判断された後、ACS部50
5BによりROM507Bに格納された画像データについ
て色判別が行われる(S302)。今の場合では原稿が
カラーであるため、これをACS部505Bに判別された
後にモノクロコピーカウント値nのリセット(S30
5)を経て、カラーモードが設定され(S307)、S
400においてカラー複写が1部行われる。メインルー
チンが一巡した後は、これと同様にして残り9部のカラ
ー複写処理がなされる。また、このとき互いの記録紙間
隔が前記数3を満たすように、CPU501Bによって
繰り出しローラ74、75の回転速度等が制御される。
【0053】このようにしてカラー複写処理が10部全
て終了すると、これと連続してモノクロ複写が行われ
る。まず最初のモノクロ複写において、上記と同様の処
理がS101〜S300まで行われ、フレーム離間制御
処理(S300)へと移行する。このS300のサブル
ーチンにおいて、記録紙先端検出センサ(フォトカプラ
78、79)が記録紙の先端を検出したか否か判断され
た後(S301)、当該原稿がACS制御に供されると、A
CS部505Bの第2比較部5055Bが、この原稿に含
まれるA3サイズ原稿の総画素数に対する有彩色画素の割
合を0.1%以下であると判定し、これによって原稿がカ
ラーからモノクロへ移行したことが認識される(S30
2)。
【0054】その後サブルーチンはS303へ進み、C
PU501Bのモノクロコピーカウンタ部5012Bの
カウント値nが、ROM507Bに格納された設定値(m
=3)と比較される。今の場合nは未だ0であるから、
その後S306へと進み、n←n+1のカウントをなされ
てから(n←1にカウントアップ)、S307でCPU
501Bの離間制御フラグを消去され、メインルーチン
へリターンされて、カラーモードによるモノクロ複写が
なされる(S400)。タイマー終了後(S102)全
コピー終了か否か判断され(S103)、本ルーチンは
リターンされる。
【0055】これに続く2回目のモノクロ複写のルーチ
ンは、サブルーチンS303においてモノクロコピーカ
ウント値(n=1)を設定値(m=3)と比較され、未
だn≧mの条件を満たさないことから、前回と同様にS
306へ移行してカウントアップされ(n←2)、離間
制御フラグを消去され(S307)、メインルーチンへ
リターンして、カラーモードによるモノクロ複写がなさ
れ(S400)、内部タイマーを終了して(S102)
1ルーチンが終了される。
【0056】なお、これと同様にして3回目のモノクロ
複写もなされ、nがカウントアップされる(n←2)。
ここにおいて、4回目のモノクロ複写動作から、S30
0のサブルーチンにおける流れが変化される。すなわ
ち、S303においてモノクロ複写部数の比較結果より
n=3=mが認識され、ステップはこの時点で初めてS
304へ移行し、フレーム離間制御がCPU501Bの
フレーム離間制御部5011Bから制御部40のCPU
を通してなされる。すなわち、601K以外の感光体ド
ラム601C〜601Yは転写ベルト65の周面から離
間され、その回転駆動を停止される。続いて、制御部4
0によって記録紙間隔が数2を満たすように、繰り出し
ローラ74、75の回転速度が調節され、3枚目の記録
紙との間隔を適切に保たれた4枚目の記録紙に対して、
感光体ドラム601Kのみによってモノクロ複写が行わ
れる。なお、このときnは4にカウントアップされる。
複写後、内部タイマーを終了して(S102)全コピー
終了か否か判断され(S103)、本ルーチンはリター
ンされる。
【0057】以降の6部のモノクロ複写においては、連
続的に搬送される記録紙間隔が数3を満たすようにCP
U501Bによって制御され、画像形成ステーション6
00Kのみで複写が行われる。全てのコピーが終了した
と判断されると(S103)本ルーチンは終了する。な
お詳細な説明を省略するが、上記した場合とは逆に、モ
ノクロからカラーへ複写処理が移行する場合には、S3
00のサブルーチンにおいて次の複写がカラー複写であ
ることが判定されると(S302)、ステップはS30
5でモノクロコピーカウント値nをリセットされ、S3
07へ進む。ここで、CPU501B内において離間制
御フラグが消去され(フラグ←0)、このときフラグが
1から0に移行したことから、CPU501B内の離間
制御部5012Bは制御部40を通してフレーム64を
通常の位置に戻し、転写ベルト65を各感光体ドラム6
01C〜601Kの周面に圧接する。また、このとき最
後にモノクロ複写がなされた記録紙と、最初にカラー複
写がなされる記録紙との間隔が、数4を満たすようにC
PU501Bによって制御される。
【0058】(実施の形態2)以下、本発明の別の適用
例である画像形成装置について説明する。本実施の形態
は、モノクロ複写時にかかる処理経過時間を計測し、こ
の計測時間が予め定められた所定値以上になると、画像
形成装置がモノクロモードに移行するものである。本実
施の形態の主な特徴は、実施の形態1におけるデジタル
信号処理ユニット211のCPU501Bの内部構成に
おいて、モノクロコピーカウンタ部5011Bの替わり
にモノクロコピータイマー部(不図示)が装備されてい
る点である。なお、これ以外の構成はほとんど前記実施
の形態と同一のため、その共通部分の説明を簡略する。
【0059】モノクロコピータイマー部は、後述する図
15のフレーム離間制御処理S300のサブルーチンに
おいて、ACS部505Bによって複写がモノクロ画像に
ついて行われると判断され、CPU501B内にタイム
カウントフラグが立てられた(フラグ←1)場合にタイ
ムカウントを開始する。このタイムカウント動作は、前
記フラグが消去される(フラグ←0)まで続けられるよ
うになっている。
【0060】またCPU501Bには、上記モノクロコ
ピータイマー部のカウント値に対して、予め比較カウン
ト値が設定されている。これは、本装置がカラーモード
からモノクロモードへ移行するための時間的な判断の尺
度となるものであって、本実施の形態では40秒に設定
されている。以下、本実施の形態における画像形成装置
の動作について、図13のメインルーチン、および図1
5のS300サブルーチンを用いて説明する。次の動作
は、ユーザーによって、カラー原稿1枚とモノクロ原稿
1枚につき、それぞれ複写を10部指定された場合のも
のである。
【0061】ユーザーから操作パネル30のコピースタ
ートキーが押されると、1枚目の記録紙が繰り出しロー
ラ74、75の直前で待機され、制御部40とデジタル
信号処理部211の初期設定がなされる(S100)。
続いて内部タイマーがカウントを開始し(S101)、
カラー原稿のR、G、B各色成分画像データが、イメー
ジリーダ部20によって読み取られ、デジタル信号処理
ユニット211においてUCR-BP等の各補正処理を受け、
ROM507Bに格納される(S200)。
【0062】その後に続くフレーム離間制御処理(S3
00)のサブルーチンは、図15のS311に移行す
る。すなわちACS部505Bにより原稿の色判別が行わ
れ、今の場合カラーであるからステップはS315へと
進み、ここでCPU501B内においてタイムカウント
フラグが消去され(フラグ←0)、タイムカウントがリ
セットされる(Tn←0)。CPU501Bがこの状態に
なることで、複写処理はカラーモードに設定制御され
(S317)、メインルーチンへリターンする。
【0063】このようにして、1枚目の記録紙にカラー
複写がなされる。また、これ以降に続く9部のカラー複
写についても同様であり、各記録紙間隔は、CPU50
1B等によって数3を満たすように適切にされる。10
部全てのカラー複写が終了すると、複写処理はモノクロ
複写に移行する。このときの動作を、図15を中心に説
明する。
【0064】モノクロ複写が最初になされるとき、フレ
ーム離間制御処理S300において、まずモノクロ複写
が指定されたことが判断され(S311)、ステップが
S312に移行して、CPU501内にタイムカウント
フラグが立っている(フラグ=1)か否かが判別され
る。今の場合初回のモノクロ複写であり、フラグは消去
された(フラグ=0)ままであるから、ステップはS3
16に進んで当該フラグが立てられる(フラグ←1)。
また、これと同時にCPU501B内のモノクロコピー
タイマー部5013BによるタイムカウントTnが開始さ
れる。その後のルーチンはS318へ進み、カラーモー
ドに設定されたままメインルーチンへリターンし、この
状態でモノクロ複写がなされる。
【0065】2回目のモノクロ複写においては、ルーチ
ンがサブルーチンS311まで進んだ後、モノクロ判別
を経てタイムカウントフラグの確認がなされる(S31
2)。このフラグの確認が済むと、タイムカウント値T
nが設定値T(=40)と比較され、TnがT以上である
か否か判別される。ここでは、最初のモノクロ複写のル
ーチンにおいてS316でタイムカウントがなされてか
ら、2回目のモノクロ複写のルーチンにおけるS312
に到るまでに約10秒が経過したとする。したがって、
未だTnがTに達せず、最初のモノクロ複写と同様にして
カラーモード設定がなされ(S317)、複写処理が実
行される(S400)。以降、前記TnがT以上になるま
で、すなわちカラーモードでのモノクロ複写が1部当た
り約10秒かかるとすると、4回目の複写が終了するま
で、上記と同様の複写動作がなされる。
【0066】ここにおいて、5回目のモノクロ複写がな
されるときに装置の動作が変化される。つまり5回目の
モノクロ複写のルーチンにおけるサブルーチンS313
において、初めてTn≧Tの条件が満たされ、ステップは
S314へ移行する。ここで装置はモノクロモードへ設
定され、5枚目の記録紙に対して、最初のモノクロモー
ドでのモノクロ複写がなされる。なおこれ以降のモノク
ロ複写は、当該サブルーチンのステップS311〜31
4を経て、上記と同様にモノクロモードによってなされ
る。
【0067】(実施の形態3)上記した実施の形態1お
よび2では、過去に処理したモノクロ複写部数、もしく
は過去に要したモノクロ複写動作時間を計測しておき、
それらが予め設定された値に達すると、黒トナー画像を
形成する画像形成ステーションのみを転写ベルトに接触
させて、モノクロモードに移行する形態について説明し
た。本実施の形態は前記2つの形態と異なり、複写を行
う前にセットされた一連の原稿について予め色判別し、
各原稿の複写順序と複写部数を把握して、これによって
適宜コピーモードの切り換えを行うものである。
【0068】以下、本画像形成装置について説明する。
なお、本装置においてCPU501B以外の構成は実施
の形態1とほぼ同様であるため、その共通部分について
の説明を省略する。CPU501Bは、内部にフレーム
離間制御部5011Bとコピー順序記憶部(不図示)等
を有し、これによってプリンタ部の各構成の動作を統括
する。
【0069】コピー順序記憶部の実体はRAMであり、ユ
ーザーがセットした一連の原稿に関して、これから原稿
画像を複写される記録紙1部毎の色判別情報と複写順番
(ナンバリング)情報を記憶する。具体的には図16の
コピー順序記憶部テーブル図のように、コピー順序記憶
部内にn部(実際には少なくとも数十部以上が望まし
い)の記録紙に関する情報を個別に格納するメモリ領域
群16bをもつアドレス16aを連続的に確保しておき、
このアドレス16に各記録紙の複写順番情報Rが対応さ
れる。なお前記複写順番情報Rは、ある一つの原稿画像
に対して複写される記録紙の順番ではなく、ユーザーが
セットした一連の原稿に対して複写動作に供される全て
の記録紙の順番についての情報を指す。
【0070】また図のように、前記アドレス16aに対
応するメモリ領域群16bには、各記録紙になされる複
写処理がモノクロモードがカラーモードかの情報が格納
される。すなわち本実施の形態では、モノクロ複写が一
定部数以上連続する場合にモノクロモードフラグが立て
られ(フラグ←1)、モノクロ複写が前記一定部数未満
のとき、またはカラー複写のときに消去される(フラグ
←0)。本実施の形態では、このモノクロ複写の一定部
数は2部に設定されており、2部以上のモノクロ複写が
連続する場合に、前記モノクロモードフラグが立てられ
るようになっている。
【0071】CPU501Bは、上記コピー順序記憶部
が記憶した一連の記録紙情報を元にして、2部以上のモ
ノクロ複写が行われる直前にフレーム離間制御部501
1Bを通してモノクロモードを設定する。次に、ユーザ
ーによってカラー、モノクロ、カラー原稿が1枚ずつこ
の順にセットされ、それぞれ1部ずつ複写が行われる場
合について、図17のコピー順序記憶部テーブル図、図
18のメインルーチン、図19の画像入力前処理S20
00のサブルーチン、図20のフレーム離間制御処理S
4000のサブルーチンを用いて具体的に説明する。
【0072】まずユーザーによって上記原稿がセットさ
れ、操作パネル30のコピースタートキーが押される
と、図18のメインルーチンの初期設定S1000にお
いて、CPU501B内における各種フラグが消去(フ
ラグ←0)され、残存するコピー順序記憶部内のメモリ
領域16bの情報が同時に消去される。また、ROM507
B内の各種制御プログラムが初期化される。
【0073】続いて内部タイマーがスタートされ(S1
010)、画像入力前処理S2000に移行する。この
画像入力前処理S2000では、図19のサブルーチン
において、まず原稿先読みフラグが0であるか否かが判
断される。今の場合、未だ先読みされていないため(フ
ラグ=0)、ステップがS2020に移行して当該フラ
グが立てられ(フラグ←1)、ユーザーによりセットさ
れたn枚(本実施の形態では3枚)の原稿についてイメ
ージリーダ部20により先読みされ、デジタル信号処理
ユニット211のACS部505Bにより色判別がなされ
る(S2030)。CPU501Bは、このように先読
みされたn枚の各原稿の色情報を元に、これからコピー
処理がなされる全ての記録紙について、そのコピー順序
中に2部以上のモノクロコピー処理が予定されているか
否かを判断する(S2040)。今の場合は、セットさ
れた3枚の原稿のうち、2枚目の原稿がモノクロ画像で
あり、これによって全6部のコピーのうちの3、4番目
のコピー処理にモノクロコピー処理が2回連続される予
定になっている。したがって、次にS2050に進み、
3、4番目のコピー処理をなされる記録紙に対応するコ
ピー順序記憶部内の記録紙複写順序アドレスのメモリ領
域に、モノクロモードフラグが立てられる。
【0074】図17のコピー順序記憶部テーブル図は、
上記動作により読み取られた3枚の原稿画像に対して、
これから複写動作に供される6枚の記録紙に関する情報
が格納されたコピー順序記憶部の状態を表している。図
中アドレス173a、174aに対応する3、4番目の記
録紙のメモリ領域173b、174bには、モノクロモー
ドフラグが図のように立てられている(フラグ←1)。
なおS2040において、セットされた原稿が全てカラ
ーか、あるいは複写に供される記録紙のコピー順番中に
一定部数未満(本実施の形態では1部)のモノクロコピ
ー処理の予定しかないと判断された場合には、ステップ
はS2060へ進み、全モノクロモードフラグが消去さ
れる。
【0075】前記フラグの処理が終わると、サブルーチ
ンはリターンし、再びメインルーチンにおいて次に画像
入力処理S3000がなされる。ここで、1番目の原稿
画像が読み取られて所定の画像補正処理を受けた後、画
像データはROM507B内に一旦格納される。続いてフ
レーム離間制御処理S4000にステップが移行し、図
20のサブルーチンにおいて記録紙先端検出センサ(フ
ォトカプラ78、79)が記録紙の先端を検出したか否
か判断された後(S4010)、複写順番カウント値R
が0か否か判断される(S4020)。ここでは未だカ
ウントが開始されていないためR=0であり、S403
0にてカウントが開始される(R←1)。
【0076】これに続くS4040では、CPU501
B内のROMに上記複写順番カウント値R(今の場合ではR
=1)に対応する番号の記録紙にモノクロモードフラグ
が立っているか否かが判断される。今は1番目の複写で
あるから、図17のアドレス171a、171bより明ら
かなようにフラグが立っていないため、ステップはS4
060に移行して、ここでカラーモードが設定される。
設定後、上記複写順番カウント値RはS4070にて再
びカウントアップ(R←R+1=2)され、メインルー
チンへリターンして、S5000にてカラーモードのコ
ピー処理が行われる。コピー終了後内部タイマーが終了
し(S1020)、全コピーが終了したか否か判断され
る(S1030)。
【0077】これに続く2番目の複写動作は、画像入力
前処理S2000のサブルーチンS2010において原
稿先読みフラグが0か否か判断され、ここで1番目の複
写時に当該フラグが立てられたことから、本ルーチンで
は再びすぐにメインルーチンへリターンされる。すなわ
ち2番目以降の複写時には、本画像入力前処理S200
0は同様にして回避される。一方フレーム離間制御処理
S4000のサブルーチンでは、記録紙先端検出センサ
(フォトカプラ78、79)が記録紙の先端を検出した
か否か判断された後(S4010)、記録紙番号カウン
ト値Rが0か否か判断され(S4020)、今R=2で
あるからステップはS4040に進む。ここで、対応す
るR番号のアドレスにモノクロモードフラグが立ってい
るか否か判断される。複写順番が2番目の記録紙には、
図17のアドレス172a、172bから明らかなように
モノクロモードフラグは立っていないので、カラーモー
ドが設定され(S4060)、複写順番カウント値Rが
S4070にてカウントアップ(R←R+1=3)さ
れ、1番目と同様にしてカラーモードでのコピー処理が
行われる(S5000)。2番目のカラーコピーが終了
すると、内部タイマーが終了し(S1020)、全複写
が終了したか判断されて(S1030)、3番目の複写
動作に移行するためにメインルーチンは内部タイマーの
再スタートにかけられる(S1010)。
【0078】3番目の複写動作は、図17のアドレス1
73a、173bから分かるように、これに続く4番目の
複写と共にモノクロであり、2部連続モノクロ複写が行
われるためにモノクロモードフラグが立てられている。
したがって、フレーム離間制御処理S4000のサブル
ーチンS4040でR=3に対応する上記アドレス値に
フラグが確認されると、ここでモノクロモードが設定さ
れる(S4050)。Rをカウントアップして(S40
70)、サブルーチンはメインルーチンへリターンし、
モノクロモードによるモノクロコピー処理が行われる
(S5000)。なお、Rのカウントアップ動作を除い
て、4番目の複写も同様にモノクロ複写が行われる。
【0079】5番目の複写動作で行われるカラー複写に
おいては、サブルーチンS4040でR=4に対応する
アドレスを参照され、再びカラーモードが設定され(S
4060)、Rのカウントアップがなされて(S407
0)カラーモードでカラーコピーがなされる(S500
0)。最後の6番目の複写動作に関しても、Rのカウン
トアップを除き、5番目と同様にカラー複写がなされ
る。
【0080】このようにして全コピーが終了すると、そ
の旨をS1030で確認され、メインルーチンは終了す
る。なお説明を省略したが、各記録紙間隔は実施の形態
1と同様にして適宜制御されるものとする。また、上記
実施の形態1〜3では、画像形成は転写ベルト65上を
搬送される記録紙に行うものとしたが、本発明はこれに
限定されず、例えば転写ベルト65の表面に直接画像形
成を行ってもよい。
【0081】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は複数の像担持体に異なる色の原稿画像を書き込み、各
像担持体上の原稿画像を転写ベルト又は転写ベルト上を
搬送される転写材に重ね合わせて転写するカラープリン
トモードと、一の像担持体を除く他の全ての像担持体に
対して転写ベルトを相対的に離間させ、前記一の像担持
体上の原稿画像を転写ベルト又はその上を搬送される転
写材に転写する単一色プリントモードとの間で切り換え
可能な画像形成装置において、過去における単一色プリ
ントのプリント実績を累積する累積手段と、次にプリン
トしようとする原稿画像が単一色であるか、カラーであ
るかを判定する判定手段と、前記判定手段により単一色
であると判定され、かつ累積手段の累積結果が所定の条
件を満たす場合に限って、カラープリントモードから単
一色プリントモードに切り換え、前記判定手段により次
にプリントしようとする原稿画像がカラーであると判定
された場合には、単一色プリントモードからカラープリ
ントモードに切り換えるよう制御する制御手段とを備え
ることを特徴とするので、前記所定の条件を満たす場合
と満たさない場合とに分けて的確にカラー/モノクロ混
在原稿に対処でき、これによって従来のように原稿画像
をカラーとモノクロに分別して、それぞれに応じてプリ
ントモードを切り換える必要が無くなり、高速プリント
処理が可能になる効果がある。また同時に、プリントモ
ードによって不要となる像担持体等の駆動をある程度制
限できるため、それらの寿命を延ばす効果がある。
【0082】さらに本発明は、複数の像担持体に異なる
色の原稿画像を書き込み、各像担持体上の原稿画像を転
写ベルト又は転写ベルト上を搬送される転写材に重ね合
わせて転写するカラープリントモードと、一の像担持体
を除く他の全ての像担持体に対して転写ベルトを相対的
に離間させ、前記一の像担持体上の原稿画像を転写ベル
ト又はその上を搬送される転写材に転写する単一色プリ
ントモードとの間で切り換え可能な画像形成装置におい
て、複数枚の原稿画像の色情報を、当該原稿画像の像担
持体への書き込み前に取り込む色情報取得手段と、取得
した色情報から各原稿画像について、単一色かカラーか
を判定する判定手段と、当該判定手段の判定結果により
判定された一連の原稿画像について、その単一色および
カラー複写部数と複写順序を把握する複写順序把握手段
と、前記一連の原稿画像に関する複写順序において、一
定枚数以上の単一色原稿画像が連続していた場合に、そ
のプリントの直前にカラープリントモードから単一色プ
リントモードへ切り換え、当該単一色プリントが終了し
た後に単一色プリントモードからカラープリントモード
へ切り換え制御する制御手段とを備えることを特徴とす
るので、プリント処理時に前もって正確なプリント処理
の予定を把握することができ、上記効果に加えて無駄の
ないプリントモードの切り換えが行え、より高速のプリ
ント処理と高い耐久性の維持の両立が可能になる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一適用例であるタンデム型フルカラー
画像形成装置の主要構成を示す正面図である。
【図2】プリント部60を中心とする詳細構成図であ
る。
【図3】フレーム64の斜視図である。
【図4】カラーモード時のフレーム64の位置を表す図
である。
【図5】モノクロモード時のフレーム64の位置を表す
図である。
【図6】デジタル信号処理ユニット211のブロック図
である。
【図7】カラーモード時のプリンタ部周辺図である。
【図8】カラーモードからモノクロモードへの移行時に
おけるプリンタ部周辺図である。
【図9】カラーモードからモノクロモードへ移行終了し
たプリンタ部周辺図である。
【図10】モノクロモード時のプリンタ部周辺図であ
る。
【図11】モノクロモードからカラーモードへの移行時
におけるプリンタ部周辺図である。
【図12】モノクロモードからカラーモードへ移行終了
したプリンタ部周辺図である。
【図13】本装置のメインルーチンである。
【図14】フレーム離間制御処理S300のサブルーチ
ンである。
【図15】フレーム離間制御処理S300のサブルーチ
ンである。
【図16】コピー順序記憶部のテーブル図である。
【図17】コピー順序記憶部のテーブル図である。
【図18】本装置のメインルーチンである。
【図19】画像入力前処理S2000のサブルーチンで
ある。
【図20】フレーム離間制御処理S4000のサブルー
チンである。
【符号の説明】
60 プリンタ部 64 フレーム 66a、66b カム 69a、69b スプリング 501B CPU 507B ROM 505B ACS部 601C〜601K 感光体ドラム 5011B フレーム離間制御部 5012B モノクロコピーカウンタ部
フロントページの続き (72)発明者 笠松 徹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 南 猛 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 河田 哲 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 佐竹 剛 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の像担持体に異なる色の原稿画像を
    書き込み、各像担持体上の原稿画像を転写ベルト又は転
    写ベルト上を搬送される転写材に重ね合わせて転写する
    カラープリントモードと、 一の像担持体を除く他の全ての像担持体に対して転写ベ
    ルトを相対的に離間させ、前記一の像担持体上の原稿画
    像を転写ベルト又はその上を搬送される転写材に転写す
    る単一色プリントモードとの間で切り換え可能な画像形
    成装置において、 過去における単一色プリントのプリント実績を累積する
    累積手段と、 次にプリントしようとする原稿画像が単一色であるか、
    カラーであるかを判定する判定手段と、 前記判定手段により単一色であると判定され、かつ累積
    手段の累積結果が所定の条件を満たす場合に限って、カ
    ラープリントモードから単一色プリントモードに切り換
    え、前記判定手段により次にプリントしようとする原稿
    画像がカラーであると判定された場合には、単一色プリ
    ントモードからカラープリントモードに切り換えるよう
    制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記累積手段は、過去における単一色プ
    リントの連続プリント枚数をカウントするカウント手段
    であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記累積手段は、過去における単一色プ
    リントの連続プリント動作時間を積算する積算器である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数の像担持体に異なる色の原稿画像を
    書き込み、各像担持体上の原稿画像を転写ベルト又は転
    写ベルト上を搬送される転写材に重ね合わせて転写する
    カラープリントモードと、 一の像担持体を除く他の全ての像担持体に対して転写ベ
    ルトを相対的に離間させ、前記一の像担持体上の原稿画
    像を転写ベルト又はその上を搬送される転写材に転写す
    る単一色プリントモードとの間で切り換え可能な画像形
    成装置において、 複数枚の原稿画像の色情報を、当該原稿画像の像担持体
    への書き込み前に取り込む色情報取得手段と、 取得した色情報から各原稿画像について、単一色かカラ
    ーかを判定する判定手段と、 当該判定手段の判定結果により判定された一連の原稿画
    像について、その単一色およびカラー複写枚数と複写順
    序を把握する複写枚数順序把握手段と、 前記一連の原稿画像に関する複写枚数順序において、一
    定枚数以上の単一色原稿画像が連続していた場合に、そ
    のプリントの直前にカラープリントモードから単一色プ
    リントモードへ切り換え、当該単一色プリントが終了し
    た後に単一色プリントモードからカラープリントモード
    へ切り換え制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    る画像形成装置。
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