JPH11165478A - 担持体のための熱的な吹付け方法及び該方法を実施するための装置 - Google Patents

担持体のための熱的な吹付け方法及び該方法を実施するための装置

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JPH11165478A
JPH11165478A JP10258424A JP25842498A JPH11165478A JP H11165478 A JPH11165478 A JP H11165478A JP 10258424 A JP10258424 A JP 10258424A JP 25842498 A JP25842498 A JP 25842498A JP H11165478 A JPH11165478 A JP H11165478A
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JP
Japan
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shape
spraying
sprayed
support cylinder
layer
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JP10258424A
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English (en)
Inventor
Udo Tittgemeyer
ティットゲマイアー ウド
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Heidelberger Druckmaschinen AG
Original Assignee
Heidelberger Druckmaschinen AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/18After-treatment
    • C23C4/185Separation of the coating from the substrate

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coating By Spraying Or Casting (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱的に吹付けられたエンドレスな層を製造す
る方法と装置を提供すること。 【解決手段】 まずできるだけ丸い縁が生ぜしめられる
ように基体(5)の表面をコンディショニングし、この
ようにコンディショニングされた周面(8)に分離剤を
施したあとで、金属/金属合金又は流動性の合金を、回
転させられた基体(5)の、コンディショニングされか
つ被覆された円筒周面(8)の上に、吹付けヘッド(1
1)を送って吹付け、最後に、得られた吹付け層(1
4)を基体(5)から剥離すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は担持体を製造する熱
的な吹付け方法と該方法を実施するための装置とに関す
る。この場合、得られた担持体は特にグラビア工業界で
使用される。
【0002】
【従来の技術】DE4140768C2号明細書には印
刷機の版胴のために金属製の材料から成るオフセット版
を製造する方法が開示されている。まず、板が版胴の周
囲と幅に相当する寸法で切られかつ少なくとも一方の端
面側に見当合わせ装置が設けられる。次いで切離された
切片は製版にとって一般的な形式で被覆されかつ露光さ
れ、次いで方形の板には溶接装置において曲げることで
円筒形の形が与えられ、正しい見当で張設される。切片
の互いに向き合った縁は、互いに長手方向にシーム溶接
される。この場合、溶接プロセスはそれぞれ上側と下側
とに凹面状の溶接シームが生じるように行なわれる。板
状の切片を被覆しかつ露光する他に、これによって得ら
れた印刷版は版胴の上で被覆されかつ露光されることが
できる。
【0003】この製造方法の欠点は、あとで直径をもた
らす板状の切片の延ばされた長さが、正確に平行で1/
10mmよりもはっきりと高い精度で切離される必要が
あることである。さらに溶接の際に熱が導入されること
によって溶接シーム範囲において材料に長手方向の歪み
が生じる。この歪みは溶接シームに沿って両側に波状性
をもたらす。このようにして製造されたスリーブを用い
た場合には、この不可避の波状性はシーム範囲におい
て、閉じこめられた空気をもたらす。この閉じこめられ
た空気はスリーブの上に外側から押圧力が作用するとス
リーブの下で移動する。この結果、スリーブは円筒体の
上で回動させられることになる。このためにこの方法で
製造されたスリーブの口径を後から補正する付加的な作
業工程が必要になる。
【0004】DE3908999C2号には円筒体と円
筒体を被覆する方法が開示されている。この場合には被
覆材料として、駆進剤と阻害剤を混合させた流動性のフ
ォームが、回転と送りとを使って円筒体の上にほぼ螺旋
状に施される。スリーブ材料としては金属アルミニウム
又は炭素繊維で補強されたプラスチックが使用される。
プラスチックスリーブの使用はもちろん欠点を有してい
る。例えばプラスチックスリーブにおいて金属製スリー
ブと比較し得る座着強度を達成するためには、著しくわ
ずかな弾性モジュールに直面して壁厚を大きく製作され
なければならない。例えば処理しようとする機能層に熱
を加えた場合により高い温度に晒される大きい壁厚は、
温度に対し敏感であり、これは寸法精度の損失と高い内
部応力の形成をもたらす惧れがある。
【0005】EP0421145A2号並びにEP07
15966A1号からはスリーブ状のゴム布であって、
輪転印刷機のゴム胴に側方から取付けられるものが公知
である。ゴム被覆はニッケルスリーブの上に施されてい
る。ニッケルスリーブはガルヴァニ法で製作される。ニ
ッケル浴に入れられた母円筒においては、薄いニッケル
膜が析出される。このニッケル膜はあとで必要な壁厚に
達した後、母円筒から剥離される。この方法を使ってニ
ッケルスリーブを製作することは、高い電流消費を結果
としてもたらしかつきわめて時間がかかる。
【0006】熱的な吹付け法は今日では、機械コンポー
ネント、移植組織又は建築コンポーネント等の種々の構
成部材を多くの工材で被覆するために使用される。被覆
に際して使用される吹付け法と吹付け添加剤は使用分野
に大きく関連する。熱的な吹付けの典型的な使用分野と
しては摩耗及び腐蝕保護、修理被覆並びに熱的又は電気
的な絶縁の他に、これらの組合せが考えられる。
【0007】要求の多い被覆課題を解決するための前述
の一般的な吹付け技術の目的はこれまでは、被覆しよう
とする構成部分に、形成された層ができるだけ良好に付
着するようにすることであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の公知技術の弱点と欠点及び吹付け法の使用に基づき、
グラフィック工業において伝達担持体、印刷版、胴張り
及びそれに類似したものを製作するために、強度及び剛
性が適正化されたベース担持体スリーブを安価に提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は請求項1
の特徴によって解決された。
【0010】本発明による解決策から得られる利点は多
面的な性格をもっている。従来熱的な吹付け法で形成さ
れた層とは異なって本発明による方法で製造された層
は、この場合には単に形状賦与しか行なわれない部体か
ら簡単に剥離できる。吹付け方法で生じる延性の弾性的
な層はソリッド材料にきわめて似ておりかつこのように
して得られた部体に、その簡単な取扱いを可能にする弾
性を与える。部体の延性はグラフィックな機械の胴に該
部体を被せ嵌めるためにこれを拡張させることを可能に
する。延性の部体を拡張するために必要な、圧力下にあ
る媒体を遮断したあとで前記部体はプレス座で円筒体の
周面に保持される。この場合には本発明によるスリーブ
状の部体が被せ嵌められるのは伝達胴であることも、版
胴であることもできる。オフセット法の他に本発明によ
って得られたスリーブ状の部体を凹版印刷法にて使用す
ることも考えられる。
【0011】本発明の思想の根底を成す別の構成では、
金属又は金属合金又は流動性の合金の吹付けは火炎吹付
け法で行なうことができる。火炎吹付け法の他にアーク
吹付け方法並びに高速度火炎吹付け方法を使用すること
ができる。金属又は金属合金又は流動性の合金の他に、
吹付けようとする材料は酸化物であるか又はカーバイド
又はセラミック金属混合物(Cermets)であるこ
ともできる。製造しようとする熱的な吹付け層のために
これに形状賦与する基体の周面を準備するためにはこの
周面はコンディショニングされなければならない。この
ためには放射法が用いられる。放射法によっては粗面度
を決定する隆起部が丸い輪郭を有している点ですぐれて
いる周面粗面度がもたらされる。形状賦与部体の周面の
粗面度はRz25μmである。粗い周面を生ぜしめるた
めに放射法で有利に使用される材料は、ガラス球であ
る。ガラス球を吹付けるために放射法で使用される圧力
は2.5バールと3.5バールとの間である。本発明に
よって製作された熱的な吹付け層を形状賦与基体の周面
から剥離することを容易にするためには、形状賦与基体
のコンディショニングされた周面は厚さ5μmまでの分
離剤層を備える。分離剤は粉末状のグラファイト塵であ
るか又はシリコンを使用することができる。さらに分離
剤としてテフロンを使用することもできる。このような
形式の形状賦与基体の周面を前処理したあとで、0.1
mmと0.6mmとの間の厚さで、熱的に施される吹付
け層が形成される。
【0012】熱的な吹付け法を実施する本発明の装置は
支持円筒と引抜き円板とを有する形状賦与基体を有して
いる。この場合、支持円筒と引抜き円板との間には偏向
面取部が形成されている。この偏向面取部は熱的に施さ
れた吹付け層に狭窄部を生ぜしめる。支持円筒と引抜き
円板との間には膨張室が設けられている。この膨張室は
引抜き円板又は支持円筒を通って圧力負荷可能である。
支持円筒と引抜き円板との間のリング状のギャップは支
持円筒と引抜き円板とのそれぞれ1つの端面によって制
限されている。リング状のギャップは熱的に吹付けられ
た材料の狭窄部の下で偏向面取部の範囲に開口してい
る。
【0013】空気ギャップの構成を改善しかつ支持円筒
の周面から熱的に吹付けられた層を容易に剥離するため
には、支持円筒も引抜き円板も端面側に先細部を備えて
いる。
【0014】本発明の方法と本発明の装置とのさらなる
詳細は添付図面とこれに関する説明とで開示してある。
【0015】
【発明の実施の形態】図1には本発明による方法を実施
するための装置が概略的に開示されている。
【0016】吹付けステーション1は機械フレーム2内
にて受容尖端3もしくは4に回転可能に支承された基体
を有している。この基体は支持円筒5と引抜き円板とを
有している(図2参照)。施そうとする熱的な吹付け層
に形を賦与する基体は受容尖端3,4に回転可能に支承
され、詳細に図示されていない駆動装置により回転させ
られる。支持円筒5はシリンダピン6で受容尖端3に受
容されている。円筒端面はこの受容尖端3に向けられて
いる。支持円筒5の軸線に対して平行には往復台9が配
置されている。この往復台9は機械フレームにおける案
内10内で送り方向13に走行可能である。往復台9の
上には吹付けヘッド11が配置されている。この吹付け
ヘッド11は供給導管15を介して、吹付けようとする
材料を基体の周面8に施す。送り速度と形状賦与する基
体の回転数とに基づき、吹付け層14が0.1と0.6
mmとの間の厚さ範囲で形成される。この場合、吹付け
層はソリッド材料にきわめて似てきわめて延性でかつ弾
性的である。このように製作された、つながった材料か
ら成るエンドレスなスリーブは、以後詳細に既述するよ
うに、支持円筒5の周面から剥離される。
【0017】図2には施そうとする吹付け層に形状を賦
与する基体が縦断面図で示されている。
【0018】縦断面で示された形状賦与基体は、端面7
にシリンダピン6がある支持円筒5を有している。支持
円筒5は端面と周面8とにより制限されかつ案内棒17
が貫通する中空室を有している。支持円筒5のリング状
に延びる端面27には引抜き円板19の対応するリング
状の端面28が接触している。成形部18を備えた、既
に述べた案内棒17が同様に貫通する引抜き円板19
は、圧力媒体用の接続部20を備えている。圧力媒体用
のこの接続部20は、支持円筒5と引抜き円板19との
間の膨張室22に開口する通路21を有している。膨張
室22は図1では不作用状態22.1で示されている。
支持円筒5もしくは引抜き円板19の前述の端面27,
28によって形成されたギャップ29は円筒軸線を中心
としてリング状に延びる間隙を形成する。この間隙は支
持円筒5から引抜き円板19への移行部における偏向面
取部に開口している。円筒側には偏向面取部23.1が
設けられ、円板側には偏向面取部23.2が設けられて
おり、これらの偏向面取部23.1,23.2は、支持
円筒5と引抜き円板19とが互いに接触した状態で連続
的な偏向面取部23を形成する。この結果、熱的な吹付
け層14には狭窄個所30が形成される。
【0019】さらに補完的に述べておくが、案内棒17
の上で引抜き円板19の行程を制限するためにはナット
24と対抗ナット25がストッパとして設けられ、膨張
室22を圧力媒体で圧力負荷した場合に支持円筒5に対
して相対的な引抜き円板19の移動距離が変化させられ
るようになっている。
【0020】図2に示された状態、熱的な吹付け層を施
す前の状態では、支持円筒5の表面は放射方法によって
コンディショニングされる。一般的な形式では放射方法
によっては付着を最適化する目的で下地面が粗面化され
る。これは何らかの手段で可能であるように鋭利な縁で
表面を粗面化することを意味する。しかしながら、吹付
け層14の容易な剥離性を保証するためにはできるだけ
縁の丸い粗面度が生ぜしめられなければならない。した
がって支持円筒5の表面は、規定された大きさのガラス
球と2.5と3.5バールの間の放射圧を用いた放射法
で形成される。この方法で生ぜしめられる粗面深さRz
はRz25μmである。
【0021】前述の形式で支持円筒5の周面8を粗面化
したあとで、このようにコンディショニングされた周面
8には分離剤が施される。これは5μmまでの膜で施さ
れる。分離剤、例えばグラファイト、シリコン又はテフ
ロンのような分離剤の適用は高速で基体の下地と衝突す
る吹付け粒子が機械的に喰い込み、支持円筒5の周面に
焼付くことを阻止する。施された分離剤は吹付け層14
が冷えたあとで、該吹付け層14が基体の周面8から剥
離することを助ける。
【0022】図3においては形状賦与基体の上に施され
た吹付け層が、形成された狭窄部30と共に示されてい
る。
【0023】コンディショニングされ、Rz=25μm
の粗面度を有し、分離剤を備えた支持円筒5の周面8に
は、図3の配置によれば、形状賦与基体の回転と吹付け
体11の送りのもとで、吹付け層14が施される。
【0024】支持円筒5と引抜き円板19との間にある
膨張室22は不作用状態22.1にある。つまり膨張室
22は圧力媒体によっては負荷されていない。支持円筒
5と引抜き円板19とにおける先細範囲23.1と2
3.2とによって形成された偏向面取部23においては
吹付け層14に狭窄部30が形成されている。引抜き円
板19の周面は吹付け層14を施す前に表面コンディシ
ョニングされていない。したがって引抜き円板19の周
面の粗面度は支持円筒5の周面8よりも高い。これは形
状賦与基体の引抜き円板19の上にある吹付け層部分が
剥離に対して高い抵抗を示すことを意味する。まだ不作
用状態22.1にある膨張室22は支持円筒5もしくは
引抜き円板19の端面27もしくは28によって規定さ
れた間隙29を介して、偏向面取部23のほぼ真中で、
該偏向面取部23と接続されている。
【0025】図4には膨張室の負荷によって部分的に剥
離された、一体の熱的な吹付け層が示されている。
【0026】引抜き円板19は通路21を介して膨張室
22を負荷する圧力媒体で負荷されている。膨張室22
において形成される圧力によって、支持円筒5と引抜き
円板19との間には面圧が生じる。これによって支持円
筒5と引抜き円板19との端面27,28の間の間隙2
9が拡げられる。間隙29を通って圧力媒体は連続した
スリーブ形の吹付け層14の下に達し、該吹付け層14
の下側14.2を負荷する。
【0027】圧力媒体による間隙29の形成開始にあた
って、吹付け層14が衝撃的に負荷されることを回避す
るためには、偏向面取部23で狭窄部30の形をした付
加的な長さが生ぜしめられる。圧力媒体で負荷された場
合、この狭窄部30が延長される。吹付け層14は水平
方向に延び、水平方向の間隙26の形成を可能にする。
これによって圧力媒体は吹付け層14の下面14.2の
下を完全に移動することができ、この形式で吹付け層1
4が支持円筒5の周面8から剥離される。
【0028】図4に示された状態では、吹付け層14の
支持円筒5を覆う範囲が支持円筒5の周面8から剥離さ
せられているのに対し、引抜き円板19の上にある吹付
け層部分は大きな摩擦に基づきまだ引抜き円板19の周
面19の上に付着している。
【0029】ナット24と対抗ナット25との組合せ
は、支持円筒5に対して引抜き円板19が成形部18を
備えた案内棒17の上で移動する距離を制限する。
【0030】このような形式で製作された結合シームの
ないスリーブは延性の弾性的な性質を有し、本発明によ
る先に述べた形式で、公知技術により公知であるガルヴ
ァニ方式で母円筒から費用をかけて分離されるニッケル
スリーブに較べて、著しくコスト的に有利に製作可能で
ある。製作しようとするスリーブ状の部体の材料厚さは
0.1mmと0.6mmとの間で調節可能で、しかも形
状賦与基体の回転数と送りとに依存して吹付けヘッド1
1の材料放出に関連して調節可能である。吹付けられた
金属又は吹付けられた金属合金から前述の壁厚さで製作
されたスリーブの上には、例えばオフセット法に必要な
伝達層を施すか又は凹板印刷に使用するための胴張を製
作することができる。さらに有端の版板の代わりに、ス
リーブ状の版として印刷機において使用することも可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】形状賦与基体の上に吹付け層を熱的に施すため
の設備の構造を概略的に示した図。
【図2】支持円筒と引抜き円板とから成る形状賦与基体
の長手縦断面図。
【図3】形成された狭窄部を有する、形状賦与基体の上
に施された吹付け層を示した図(膨張室は負荷されてい
ない)。
【図4】膨張室の負荷によって部分的に剥離された熱的
な吹付け層を示した図。
【符号の説明】
1 吹付けステーション、 2 機械フレーム、 3
受容尖端、 4 受容尖端、 5 支持円筒、 6 シ
リンダピン、 7 シリンダ端面、 8 シリンダ周
面、 9 往復台、 10 案内、 11 吹付けヘッ
ド、 12 吹付け方向、 13 送り方向、 14
吹付け層、 14.1 上面、 14.2下面、 15
供給導管、 16 円筒軸線、 17 案内棒、 1
8 ねじ山、 19 引抜き円板、 20 圧縮空気接
続部、 21 通路、 22 空気室、 22.1 不
作用状態、 22.2 膨張状態、 23 偏向面取
部、24 ナット、 25 対抗ナット、 26 空
隙、 27 端面、 28端面、 29 間隙、 30
狭窄部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱的に吹付けられたエンドレスな層を製
    造する方法であって、以下の方法段階、つまり、 できるだけ丸い縁を有する形状賦与基体(5)の表面
    (8)をコンディショニングすること、 このようにコンディショニングされた形状賦与基体
    (5)の表面(8)の上に分離剤を施すこと、 形状賦与基体(5)を回転させかつ吹付けヘッド(1
    1)を送って形状賦与基体(5)のコンディショニング
    された表面(8)に金属/金属合金又は流動性の合金を
    吹付けること、 得られた吹付け層(14)を形状賦与基体(5)から剥
    離すること、を特徴とする、担持体のための熱的な吹付
    け方法。
  2. 【請求項2】 材料の吹付けを火炎吹付け法にしたがっ
    て行なう、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 材料の吹付けをアーク吹付け法で行な
    う、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 材料の吹付けを高速火炎吹付け方法で行
    なう、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 材料の吹付けをプラズマ吹付け方法にし
    たがって行なう、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 吹付けられる材料が酸化物である、請求
    項2から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 吹付けられる材料がカーバイトである、
    請求項2から5までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 吹付けられる材料がセラミック金属混合
    物である、請求項2から5までのいずれか1項記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 形状賦与基体(5)の表面(8)のコン
    ディショニングを放射法で行なう、請求項1記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 形状賦与基体(5)の表面(8)の粗
    面度がRz25μmである、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 形状賦与基体(5)の表面(8)の放
    射をガラス球で行なう、請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】 放射法の放射圧が2.5と3.5バー
    ルの間である、請求項9記載の方法。
  13. 【請求項13】 形状賦与基体(5)のコンディショニ
    ングされた表面(8)が5μmまでの厚さの分離剤層を
    備えている、請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 分離剤がグラファイトである、請求項
    13記載の方法。
  15. 【請求項15】 分離剤がシリコンである、請求項13
    記載の方法。
  16. 【請求項16】 分離剤がテフロンである、請求項13
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 吹付け層(14)の厚さが0.1と
    0.6mmの間である、請求項1記載の方法。
  18. 【請求項18】 形状賦与基体が支持円筒(5)と引抜
    き円板(19)とを有し、支持円筒(5)と引抜き円板
    (19)との間に偏向面取部(23)が形成されてお
    り、該偏向面取部(23)が、熱的に施された吹付け層
    (14)に狭窄個所(30)を生ぜしめる、請求項1記
    載の方法を実施する装置。
  19. 【請求項19】 支持円筒(5)と引抜き円板(19)
    が互いに相対運動可能である、請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】 支持円筒(5)と引抜き円板(19)
    との間に膨張室(22)が存在している、請求項18記
    載の装置。
  21. 【請求項21】 リング状のギャップ(29)が1つの
    端面(27)で円筒側でかつ1つの端面(28)で円板
    側で制限されている、請求項18記載の装置。
  22. 【請求項22】 リング状のギャップ(29)が熱的に
    吹付けられた層(14)の狭窄個所(30)の下側の偏
    向面取部(23)に開口している、請求項18記載の装
    置。
  23. 【請求項23】 支持円筒(5)が端面側に1つの偏向
    面取部(23.1)を有している、請求項18記載の装
    置。
  24. 【請求項24】 引抜き円板(19)が1つの端面側に
    偏向面取部(23.2)を有している、請求項18記載
    の装置。
  25. 【請求項25】 熱的に吹付けられた材料から成り、材
    料厚さが0.1と0.6mmとの間である、輪転印刷機
    の胴に張設されるスリーブ形のエンドレス物体。
JP10258424A 1997-09-12 1998-09-11 担持体のための熱的な吹付け方法及び該方法を実施するための装置 Pending JPH11165478A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE19740245.3 1997-09-12
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