JPH11165150A - 合わせガラスの構成部材の分離方法 - Google Patents

合わせガラスの構成部材の分離方法

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JPH11165150A
JPH11165150A JP10237908A JP23790898A JPH11165150A JP H11165150 A JPH11165150 A JP H11165150A JP 10237908 A JP10237908 A JP 10237908A JP 23790898 A JP23790898 A JP 23790898A JP H11165150 A JPH11165150 A JP H11165150A
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gas
separating
glass
plastic layer
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Karsten Dr Wambach
カールステン・バームバッハ
Eberhard Dr Stoetzel
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Schott Solar GmbH Alzenau
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】少なくとも1つの無機ガラス板及びこれに結合
した1つのプラスチック層でなる合わせガラスをガス雰
囲気中で熱処理することからなる該合わせガラスの構成
部材を分離する方法に係る。 【解決手段】合わせガラスの少なくとも一部を非破壊的
に回収するため、該合わせガラスを加熱段階において最
大加熱速度50℃/分で最終温度少なくとも300℃に加
熱し、保持段階において、合わせガラスをプラスチック
層が本質的に熱的に分解及び/又は蒸発されるまで最終
温度に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、少なくとも1つの無機ガラス板
及びこれに結合した1つのプラスチック層でなる合わせ
ガラスの構成部材を分離する方法であって、合わせガラ
スをガス雰囲気中で熱処理する方法に係る。
【0002】このような方法は、教育、科学、研究及び
技術に関するドイツ技術機関のStatusreport 1996, Pho
tovoltaik、報告書番号76、「結晶性及び非晶性のケ
イ素を基礎としたソーラモジュールの利用及びリサイク
ルの技術的可能性についての研究」から知られている。
エチレン/酢酸ビニルフィルム内に埋込まれた太陽電池
を有する光起電力ソーラモジュールを分離するために、
ソーラモジュール合わせガラスを熱い空気によって150
〜250℃の温度に加熱し、その結果、プラスチックのガ
ラス接着力を顕著に低減させることが提案されている。
250℃以上の温度への急速な加熱は、ある種の物質につ
いては問題があると思われる。
【0003】TM Bruton らによれば(第12回ヨーロッ
パ光起電力太陽エネルギカンファレンス,1994年4月に
おいて発行された「ケイ素PVモジュールの高価値、高
エネルギ含量部材のリサイクル」)、特に太陽電池に対
する影響に関して、炭化するプラスチックがケイ素ウェ
ーハを完全に作動不能にさせると言われているため、熱
分解も重大であるとみなされている。
【0004】合わせガラスから構成部材を分離する他の
可能性は、ドイツ国特許第4418573号に開示されてお
り、これによれば、初めに合わせガラスを流動床炉にお
いて約450〜500℃に加熱し、ついで冷却するよう処理
し、これにより、ガラス構成部材を破断し、ついでふる
い分けすることが行われる。
【0005】合わせガラスの構成部材を、これらの少な
くとも一部を非破壊的に回収でき、再使用に適するもの
として分離することが望ましい。
【0006】これは、特に、たとえば太陽電池の如き付
加的構成部材を包含する合わせガラスに適合する。
【0007】従って、本発明の目的は、熱処理によって
かかる負荷が、合わせガラスの少なくとも一部が非破壊
的に回収される程度に低減される合わせガラスの構成部
材の分離方法を提供することにある。
【0008】この問題は、請求項1の特徴項部分の発明
の特徴を有する前記種類の本発明の方法によって解消さ
れる。方法の実施に特に適する装置は請求項27〜30
に述べられている。
【0009】本発明によれば、少なくとも1つの無機ガ
ラス板を任意に下地接着剤によってプラスチック層に結
合されてなる合わせガラスを、最大加熱速度50℃/分
で最終温度少なくとも300℃に加熱する。最大加熱速度
30℃/分、特に最大加熱速度5℃/分で操作すること
が好ましい。もちろん、加熱処理は通常室温から開始さ
れる。加熱段階につづいて、本発明によれば、合わせガ
ラスを保持段階において、プラスチック層が本質的に熱
分解及び/又は蒸発されるまで最終温度に保持する。
【0010】本発明の範囲では、「本質的に熱分解及び
/又は蒸発される」とは、処理の開始時に存在するプラ
スチック層が実質的に完全に、すなわち少なくとも95
%がガラス板から除去されるか、又は分解されて、分解
生成物は機械的に、たとえばブラッシング吹き付け又は
ふき取りによってガラス板から容易に除去されることを
意味する。
【0011】本発明は、特異的に選択した加熱速度での
ガス雰囲気中における合わせガラスの構成部品の熱分解
と共に、最終温度に達した後の保持段階(これによっ
て、一般に、均一な温度分布が達成される)が、合わせ
ガラス及び特に、これに設置された付加的構成部材(た
とえば太陽電池)に対して、より小さい負荷を生ずると
の知見に基づくものである。
【0012】プラスチック層内に埋込まれた多結晶性ケ
イ素の太陽電池を有する合わせガラスを使用する試みに
おいて、驚くべきことには、ガラス板が非破壊的に回収
されることが見い出されただけでなく、本発明による処
理の結果として、太陽電池はほんのわずかの変性を受け
ただけであることも見い出された。回収された太陽電池
は、処理直後又はケイ素ウェーハの清浄化及びエッチン
グ及び太陽電池の再処理の後に、放射エネルギの電気的
エネルギへの変換用に再度使用可能であった。
【0013】合わせガラスのいくつかのタイプ、特に高
い熱安定性を有するプラスチック層、たとえばシリコー
ンの層を有するものでは、最終温度少なくとも600℃に
加熱することが適切である。
【0014】最終温度での保持段階の期間は、合わせガ
ラスの構成部材の分離が、最終温度に達する際にすでに
行われている程度によって決定される。その長さは、極
端な場合には、わずか数秒である。しかしながら、通常
の場合、少なくとも5分程度である。
【0015】好ましくは、加熱段階において、主として
一定の加熱速度が維持されるべきである。しかしなが
ら、加熱段階において、本質的に一定又はわずかに低下
する温度での少なくとも1つの付加的保持段階を導入す
ることが賢明である。
【0016】保持段階の終了時、プラスチック層の分解
及び/又は蒸発の完了後、合わせガラスの残留する構成
部材の、代表的には室温への冷却を行う。熱によって誘
発される応力を低減させるために、50℃/分の数値を
越えない冷却速度で操作することが好ましい。30℃/
分、特に5℃/分を越えない冷却速度が特に好適であ
る。
【0017】原則的には、冷却は本質的に一定の冷却速
度で行われる。実際には、冷却段階について、本質的に
一定の温度での保持段階を導入することも有利である。
【0018】少なくとも加熱段階及び/又は保持段階に
おける合わせガラスの熱処理は、プラスチック層用の酸
化剤を含有するガス雰囲気中で行われる。使用されるガ
ス雰囲気の正確な組成は、処理されるべき合わせガラス
の種類及び構成に左右される。たとえば、合わせガラス
が技術的な意味で問題でないもの、すなわち熱感受性の
装置等を包含しないものである場合には、合わせガラス
を空気中で加熱し、保持段階で熱的に処理することで充
分である。しかしながら、合わせガラスのプラスチック
物質の酸化を促進させるためには、加熱段階及び/又は
保持段階において、酸素を富有するガス雰囲気中で操作
することができる。この場合、もちろん、酸素の使用
は、制御が困難である著しい発熱反応を招きかつガラス
の融解を招くため注意が必要である。従って、ガス雰囲
気中(空気中)に含まれる酸素が加熱段階で燃焼し、少
量の良好に制御された量でのみ分配されることがより有
利であろう。この方法では、初めに著しいプラスチック
の酸化を生ずるが、温度制御は容易である。プラスチッ
クが多量に分解すると、望ましくない発熱反応を生ずる
ことなく、ガス雰囲気の酸素含量が再び増大される。
【0019】酸素に加えて、ガス雰囲気に、酸化剤とし
て、CO2、H2O、SO2、SO3、O3、NO2 、Cl2の如きガスの
少なくとも1つを添加できる。この処理法は、加熱段階
において、同様に任意に冷却段階において、本質的な同
一の組成のガス混合物をガス雰囲気に供給する場合に簡
略化される。
【0020】プリンテッド導体中の物質及び太陽電池の
著しい腐食を生ずることなく、ソーラモジュール等の熱
処理においてプラスチック物質の特に応力フリーの酸化
を達成するためには、可能であれば、このような場合
に、プラスチック物質の選択的な腐食を生ずるような反
応条件とすべきである。この目的のため、たとえば限ら
れた条件下で酸素を低濃度で添加する。ガス雰囲気にお
ける酸素含量は、代表的には2〜25容量%に設定され
る。たとえば、加熱段階の開始時における酸素含量の低
減は、たとえばアルゴン、窒素又は他の不活性ガスの添
加により、又はアンモニア、天然ガス又はその成分、又
は水素の如き還元ガス(ついで、ガス雰囲気中でプレ燃
焼される)の添加によって、間接的に行われる。得られ
た熱は、炉の加熱に直接的に使用される。好ましくは、
合わせガラスの熱処理の間にガス雰囲気に供給されるガ
ス混合物は、1〜30容量%の割合で少なくとも1つの
酸化剤及び70〜99容量%の割合で少なくとも1つの
不活性ガスを含有する。
【0021】分解の速度及び分解反応の過程も、必要で
あれば、合わせガラスを少なくとも部分的に真空下で熱
処理することによって制御される。
【0022】本発明による方法は、少なくとも合わせガ
ラスの加熱をプラスチック層の分解に影響を及ぼす反応
体(たとえば、プラスチック層の分解を促進する触媒又
は化学物質)の存在下で行う場合に、選択的に影響を受
け、特に短縮される。あるいは、ガス雰囲気に揮発性化
合物の形の反応体を添加できる。該反応体も、任意に、
反応速度を制御し、これにより、任意に反応の熱影響を
制御する阻害剤として作用する。特に、SO2、AlCl3、NH
3又はCaOの如き酸性又はアルカリ性作用化合物が反応体
として適するものである。好ましくは、ガス雰囲気に添
加されるガス反応体の割合は0.01〜5容量%である。
【0023】合わせガラスの構成部材の分離は、加熱段
階前に合わせガラスに適用される、特に縁部でプラスチ
ック層内に圧入される機械的分離装置によって補助され
る。これによって生ずる弾性プレテンションは、合わせ
ガラス内へのガス雰囲気の浸透を容易にし、プラスチッ
ク層の分解促進を生ずる。
【0024】本発明による方法を適用する場合、温度と
共に、ガス雰囲気の組成の好適な規制によって、合わせ
ガラスの縁部分での発火を生ずる過度の発熱反応の防止
が確実なものとなる。これは、炉内及び合わせガラス内
における重大な温度の不均一性を生じ、これらの構成部
材のリサイクルの目的達成を危うくする。
【0025】該方法は、少なくとも1つのガラス板がソ
ーダ−石灰−ケイ酸塩ガラス又はホウケイ酸塩ガラスで
なる合わせガラスの加熱処理について特に有利に使用さ
れる。他の好適な用途は、脂肪族又は芳香族ポリウレタ
ン、ポリビニルブチラル、エチレンビニルアセテート、
アクリル酸誘導体(たとえば、n−ブチルアクリレー
ト)、エポキシド、シリコーン又はこれらの混合物でな
るプラスチック層を有する合わせガラスの加熱処理であ
る。該方法は、付加的構成部材として、アンテナエレメ
ント、加熱エレメント、アラーム及び/又は太陽エネル
ギ変換エレメントの如き電気装置を包含する合わせガラ
スの処理にも適する。
【0026】プラスチック層上に取付けられた及び/又
は埋込まれた太陽電池を有する合わせガラスを(この場
合、太陽電池は、特にケイ素、銅−インジウム二セレン
化物、ヒ化ガリウム又はテルル化カドミウムでなる)を
本発明に従って加熱処理する場合に、格別の利点が得ら
れる。
【0027】加えて、合わせガラス、特に少なくとも1
つの付加的ガラス板がプラスチック層上に積層され、こ
れにより、プラスチック層が2つのガラス板の中間層を
形成する合わせ安全ガラスを、本発明による方法で処理
できる。
【0028】ここで、熱処理の開始前に、たとえば、く
さび又は膨張エレメントの如き装置をプラスチック層内
に、たとえば縁部で強制的に導入し、ガラス板部材を保
持することが特に有効である。
【0029】本発明による方法を実施するための好適な
装置は、ガス雰囲気へのガス添加を行うための少なくと
も1つのガス取入れ口及び廃ガスの後燃焼のための少な
くとも1つのガス抽出装置を包含する加熱可能な棚段炉
を有してなる。ガス雰囲気の均質化のためには、棚段炉
の独立した区画へのガスの供給のために数個のガス取入
れ口を設置できる。操作に当たり、後燃焼の間に発生す
る廃熱を棚段炉に戻すための設備を設ける場合には、最
適なエネルギ利用が可能である。本発明の方法によって
連続的に操作することが可能な装置は、異なるガス雰囲
気及び/又は温度が設定される多くの炉を通って案内さ
れる被処理合わせガラスのためのエンドレスで走行する
耐熱性ベルトコンベアを包含するものである。
【0030】次に、添付の図面及び実施例を用いて本発
明を説明する。
【0031】
【実施例1】40×40cm2の光起電力ソーラモジュ
ール形の合わせガラスは、低い鉄含量のソーダ−石灰−
ケイ酸塩ガラスの厚さ4mmのカバー板、ソーダ−石灰
−ケイ酸塩の厚さ4mmのキャリヤ板、及びこれらガラ
ス板の間の中間層を構成する厚さ2mmのプラスチック
層でなる。プラスチック層は、アクリレート含量が80
重量%以上のアクリレートを基材とする単量体ブレンド
を注型し、ついで硬化させることによって形成したもの
であり、このプラスチック層内に多結晶性ケイ素の4つ
の太陽電池が埋込んである。作製した合わせガラスを銅
製フレームに水平方向で挿入し、強制空気炉に入れた。
プラスチック層の露出端に、一定の間隔で、スペーサと
して働く数個の金属製のくさびを打込んだ。他のテスト
では、熱処理の間に制御された引張り負荷を受け、この
ようにして、ガラス板を相互に分離しておくフックを挿
入した。
【0032】初めに室温にある合わせガラスを、炉内、
空気中において、主として一定の加熱速度5℃/分で最
終温度550℃に加熱し、この温度に約30分間保持し
た。室温に近い温度までの冷却を主として一定の冷却速
度3℃/分で行った。ガラス板における温度/時間特性
を図1に示す。該方法の生成物として、プラスチック層
が完全に除去された完全なガラス板、破壊されていない
太陽電池及び酸化された銅コネクタを得ることができ
た。この太陽電池を半導体技術において公知のウェーハ
の浄化法(酸及びアルカリ性媒体での一連のエッチング
処理でなる)に供した。再び太陽電池を形成するに当た
り著しい品質低下を生ずることなく加工できるケイ素ウ
ェーハを得ることが可能であった。
【0033】
【実施例2】実施例1に記載のものと同様の構成ではあ
るが、プラスチック層がn−ブチルアクリレート約78
重量%の単量体ブレンドで形成されたものである2つの
光起電力ソーラモジュールを、図1の温度/時間特性に
従って、気密チャンバ炉内で処理した。
【0034】加熱段階において、図2に示された反応速
度(既に分解/蒸発したプラスチック含量百分率)の時
間特性から見られるように、約300℃以上で、酸化剤と
して作用する空気中の酸素によるプラスチックの発熱反
応が生じた。太陽電池及び金属コネクタへの望ましくな
い酸化作用から保護するため、ガス雰囲気中の酸素含量
を、不活性ガスとして窒素を添加することによって5容
量%以下に低減させ、このようにして、反応速度を低下
させた。目的の最終温度に達する直前に、高容量(約9
5容量%)が既に分解(燃焼)又は蒸発されていた。プ
ラスチック層の完全除去のため、ガス雰囲気中の酸素含
量を、空気の供給によって最終温度に到達するまで再び
増大させた。この実施例の場合のガス雰囲気中の酸素分
圧の特性を図3に実線として示した。約30分間の保持
段階につづいて、合わせガラスの残留構成部材を、冷た
い空気の添加によってゆっくりと室温に冷却させた。
【0035】処理されるべき合わせガラスにおける金属
構成部材及び半導体材料が高度に酸化に対して敏感であ
る場合には、保持段階及び/又は冷却段階において、酸
化剤含量の低いガス雰囲気を使用することができる。こ
の目的のため、たとえば、水素の如き還元剤をガス雰囲
気に添加し、これによって、室温への冷却を最終的に本
質的に窒素を含有するガス雰囲気で行うことが可能であ
る。図3における点線で示すカーブは、上述の方法によ
る保持段階及び冷却段階に関するガス雰囲気中の酸素分
圧の特性を示す。
【0036】
【実施例3】寸法20×30cm2を有する光起電力ソ
ーラモジュール形の合わせガラスは、低い鉄含量のソー
ダ−石灰−ケイ酸塩ガラスの厚さ3mmのカバー板、両
面がポリフッ化ビニルで被覆された合計厚さ0.2mmの
基板としてのポリエステルフィルム、ガラス板とポリエ
ステルフィルムとの間の中間層として作用し、単結晶性
ケイ素の4つの太陽電池が埋込まれた厚さ2mmのエチ
レン−酢酸ビニル共重合体フィルムでなる。この合わせ
ガラスを、基板を上にしてチャンバ炉内に水平方向で挿
入した。空気中において、本質的に一定の加熱速度10
℃/分で最終温度約500℃に加熱し、この温度に約40
分間保持した。つづいて、冷却速度5℃/分で初めに12
0℃まで冷却させ、ついで、この温度において約5分間
の付加的保持段階を行った。その後、前記と同じ冷却速
度において室温までの冷却を行った。
【0037】合わせガラスのプラスチック物質は、熱処
理の完了後は完全に燃焼されていた。損傷されていない
ガラス板上に、完全な太陽電池及びコネクタが乗ってい
た。実施例1の如く、太陽電池を再使用のための処理に
有効に供することが可能であった。
【0038】
【実施例4】寸法40×40cm2を有する光起電力ソ
ーラモジュール形の合わせガラスは、一方の表面を薄層
ケイ素太陽電池で被覆したソーダ−石灰−ケイ酸塩ガラ
スの厚さ3mmのカバー板でなる。さらに、太陽電池層
に、ソーダ−石灰−ケイ酸塩ガラスの厚さ4mmの基板
のための中間層として作用するn−ブチルアクリレート
含量約78重量%の単量体ブレンドでなる厚さ4mmの
プラスチック層を塗布した。この合わせガラスにシリコ
ーンゴムの縁シール部材を設けた。処理を開始する前
に、縁からプラスチック層内にスペーサを圧入し、応力
下で保持させた。プラスチック層が徐々に燃焼するにつ
れて、スペーサはさらにプラスチック層内に侵入し、カ
バー板と基板との間の隙間を増大させ、完全なプラスチ
ックの除去を促進させた。他について、実施例1のもの
と同じ条件である。
【0039】方法の終了後、完全なガラス板が他から分
離された。薄層太陽電池は充分に酸化されていた。ガラ
ス板上には、ぼろぼろの薄い酸化物層が残留していた
が、これはガラスの融解性及びその再使用性を損なうも
のではなかった。
【0040】本発明による方法を産業的に利用する際に
は、バッチ式又は連続式で操作できる。特にバッチ式に
は、ガス雰囲気へのガスの添加のための少なくとも1つ
のガス取入れ口及び少なくとも1つのガス抽出装置(廃
ガスを任意に後燃焼に供する)を包含してなる加熱可能
な棚段炉が好適である。また、広範な種類の処理される
べき合わせガラスに適応できる鋼製マット支持体を有す
る高温鋼製ラックを使用することが好ましい。可能であ
れば、棚段炉の区画された部位にガスを供給するための
数個のガス取入れ口を設けて、最も均一なガス雰囲気が
得られるようにする。連続式については、合わせガラス
が、多くの炉セグメント(該炉セグメントにおいて、異
なったガス雰囲気及び/又は温度を得ることが可能であ
る)を通って案内されるように、エンドレスで走行する
高温ブルトコンベアを有する炉が特に好適である。
【0041】明細書、図面及び特許請求の範囲に開示し
た本発明の特徴は、個々におよび各組合せとして本発明
の完成には必須のものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って熱処理した合わせガラスについ
ての、加熱、保持及び冷却段階に関する温度/時間特性
を示すグラフである。
【図2】特定の反応条件下における合わせガラスのプラ
スチック層の反応速度(分解/蒸発)を示すグラフであ
る。
【図3】方法で使用したガス雰囲気中における酸化剤の
分圧を示すグラフである。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも無機ガラス板及びこれに結合し
    たプラスチック層でなる合わせガラスを、ガス雰囲気中
    で熱処理することにより、構成部材に分離する方法にお
    いて、合わせガラスを、加熱段階において、最大加熱速
    度50℃/分で最終温度少なくとも300℃に加熱し;及
    び保持段階において、プラスチック層が本質的に熱分解
    及び/又は蒸発するまで、前記合わせガラスを最終温度
    に保持することを特徴とする、合わせガラスの構成部材
    の分離方法。
  2. 【請求項2】合わせガラスを最終温度少なくとも600℃
    に加熱することを特徴とする、請求項1記載の合わせガ
    ラスの構成部材の分離方法。
  3. 【請求項3】加熱速度が最大30℃/分、好ましくは最
    大5℃/分であることを特徴とする、請求項1又は2記
    載の合わせガラスの構成部材の分離方法。
  4. 【請求項4】保持段階の期間が少なくとも5分間である
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の
    合わせガラスの構成部材の分離方法。
  5. 【請求項5】加熱段階において、その主な期間では一定
    加熱速度を設定することを特徴とする、請求項1〜4の
    いずれか1項記載の合わせガラスの構成部材の分離方
    法。
  6. 【請求項6】加熱段階において、本質的に一定の温度で
    の少なくとも1の付加的保持段階を行うことを特徴とす
    る、請求項1〜4のいずれか1項記載の合わせガラスの
    構成部材の分離方法。
  7. 【請求項7】保持段階につづいて、合わせガラスの残留
    する構成部材の冷却を、50℃/分を越えない冷却速度
    で行うことを特徴とする、請求項1〜6いずれか1項記
    載の合わせガラスの構成部材の分離方法。
  8. 【請求項8】冷却速度が30℃/分、好ましくは5℃/
    分を越えないものであることを特徴とする、請求項7記
    載の合わせガラスの構成部材の分離方法。
  9. 【請求項9】少なくとも加熱段階及び保持段階における
    合わせガラスの熱処理を、プラスチック層のための酸化
    剤を含有するガス雰囲気中で行うことを特徴とする、請
    求項1〜8のいずれか1項記載の合わせガラスの構成部
    材の分離方法。
  10. 【請求項10】ガス雰囲気として主として空気を使用す
    ることを特徴とする、請求項9記載の合わせガラスの構
    成部材の分離方法。
  11. 【請求項11】ガス雰囲気に、ガスO2、CO2、H2O、S
    O2、SO3、O3、NO2又はCl2の少なくとも1つを添加する
    ことを特徴とする、請求項9又は10記載の合わせガラ
    スの構成部材の分離方法。
  12. 【請求項12】ガス雰囲気に、N2又はArの如き不活
    性ガスを添加することを特徴とする、請求項9〜11の
    いずれか1項記載の合わせガラスの構成部材の分離方
    法。
  13. 【請求項13】加熱段階及び/又は保持段階において、
    発熱反応を制限するため、ガス雰囲気中の酸化剤の割合
    を時折低減させることを特徴とする、請求項9〜12の
    いずれか1項記載の合わせガラスの構成部材の分離方
    法。
  14. 【請求項14】合わせガラスの熱処理の間に、ガス混合
    物に、割合1〜30容量%でガス混合物及び割合70〜
    99容量%で少なくとも1の不活性ガスを供給すること
    を特徴とする、請求項9〜13のいずれか1項記載の合
    わせガラスの構成分の分離方法。
  15. 【請求項15】合わせガラスの熱処理を少なくとも時折
    真空中で行うことを特徴とする、請求項1〜14のいず
    れか1項記載の合わせガラスの構成部材の分離方法。
  16. 【請求項16】少なくとも加熱段階において、プラスチ
    ック層の分解を補助する反応体を使用することを特徴と
    する、請求項1〜15のいずれか1項記載の合わせガラ
    スの構成部材の分離方法。
  17. 【請求項17】反応体として、酸性又はアルカリ性作用
    化合物、特に、SO2、AlCl3、NH3又はCa0を使用すること
    を特徴とする、請求項16記載の合わせガラスの構成部
    材の分離方法。
  18. 【請求項18】反応体を加熱段階前に、プラスチック層
    の露出領域に塗布することを特徴とする、請求項16又
    は17記載の合わせガラスの構成部材の分離方法。
  19. 【請求項19】反応体を、ガス混合物中の揮発性化合物
    の形でガス雰囲気に添加することを特徴とする、請求項
    16又は17記載の合わせガラスの構成部材の分離方
    法。
  20. 【請求項20】ガス雰囲気に供給されるガス混合物にお
    ける反応体の割合が0.01〜5容量%であることを特徴と
    する請求項19記載の合わせ合わせガラスの構成部材の
    分離方法。
  21. 【請求項21】加熱段階の開始前に、合わせガラスの個
    々の構成部材の機械的分離のための装置を、合わせガラ
    スに取付ける、特にプラスチック層の縁に圧入させるこ
    とを特徴とする、請求項1〜20のいずれか1項記載の
    合わせガラスの構成部材の分離方法。
  22. 【請求項22】少なくとも1つのソーダ−石灰−ケイ酸
    塩ガラス又はホウケイ酸塩ガラスを包含する合わせガラ
    スの熱処理への請求項1〜21のいずれか1項記載の方
    法の適用。
  23. 【請求項23】本質的に脂肪族又は芳香族ポリウレタ
    ン、ポリビニルブチラル、エチレン/酢酸ビニル、n−
    ブチルアクリレートの如きアクリル酸誘導体、エポキシ
    ド、シリコーン又はこれらの混合物でなる少なくとも1
    つのプラスチック層を包含する合わせガラスの熱処理へ
    の請求項1〜21のいずれか1項記載の方法の適用。
  24. 【請求項24】付加的構成部材として、アンテナエレメ
    ント、加熱エレメント、アラーム及び/又は太陽エネル
    ギー変換エレメントの如き電気装置を包含する合わせガ
    ラスの処理への請求項1〜21記載のいずれか1項記載
    の方法の適用。
  25. 【請求項25】付加的構成部材として、プラスチック層
    上及び/又は内に配置された太陽電池を包含する合わせ
    ガラスの熱処理への請求項1〜21のいずれか1項記載
    の方法の適用。
  26. 【請求項26】付加的構成部材として、少なくとも1つ
    の付加的ガラス板がプラスチック層に結合された合わせ
    ガラスの熱処理、特に、二重ガラス又はスペーサーを包
    含する合わせ安全ガラスの熱処理への請求項1〜21の
    いずれか1項記載の方法の適用。
  27. 【請求項27】ガス雰囲気へのガスの添加を行うための
    少なくとも1つのガス取入れ口及び廃ガスの後燃焼のた
    めの装置を有する少なくとも1つのガス抽出装置を包含
    する加熱可能な棚段炉を有してなる、請求項1〜26の
    いずれか1項記載の方法を実施するための装置。
  28. 【請求項28】棚段炉の独立した区画へのガスの供給の
    ために数個のガス取入れ口を具備することを特徴とす
    る、請求項27記載の装置。
  29. 【請求項29】後燃焼の間に生じた廃熱を棚段炉に戻す
    ための設備が設けられていることを特徴とする、請求項
    27又は28記載の装置。
  30. 【請求項30】異なるガス雰囲気及び/又は温度が設定
    される多くの炉セグメントを通って案内される合わせガ
    ラスのためのエンドレスで走行する耐熱性ベルトコンベ
    アを具備してなる、請求項1〜26のいずれか1項記載
    の方法を実施するための装置。
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