JPH11165087A - 整粒装置 - Google Patents

整粒装置

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JPH11165087A
JPH11165087A JP33318597A JP33318597A JPH11165087A JP H11165087 A JPH11165087 A JP H11165087A JP 33318597 A JP33318597 A JP 33318597A JP 33318597 A JP33318597 A JP 33318597A JP H11165087 A JPH11165087 A JP H11165087A
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隆幸 ▲すぎ▼本
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Michio Kurokawa
通夫 黒川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整粒材料が装置内に堆積したりブレードに付
着したりすることが極めて少なく、スクリーンの整粒孔
の目詰まりの発生もなく、効率的に破砕して整粒処理を
行うことができる整粒装置を提供すること 【解決手段】 多数の整粒孔を設けたスクリーンをスク
リーン支持枠によって支持して空間を形成し、上記スク
リーン支持枠と同心的に配置されて回転する回転体の外
端部に配置されたブレードによって上記スクリーンの内
面上を摺動し、上記空間内にある整粒材料を破砕し整粒
する整粒装置において、上記ブレードが、スクリーン接
触部から回転方向前方に向かって上記空間内へ延びた平
面部を有し、スクリーン接触部から回転方向後方に向か
って円筒面部を設けたことを特徴とする整粒装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、例えばシチュウ
やスープの整粒材料を粒子状にするための整粒装置、さ
らに詳細には、多数の整粒孔を設けたスクリーンをスク
リーン支持枠によって支持してほぼ円筒状の円筒状空間
を形成し、上記スクリーン支持枠と同心的に配置されて
回転する回転体の外端部に配置されたブレードによって
上記スクリーンの内面上を摺動し、上記円筒状空間内に
ある整粒材料を破砕しながら所定の大きさに整粒する整
粒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特公昭58−53937号公報において
は、金網を両側で支持して谷状とし、その内部に回転体
を配置した破砕整粒機が開示されている。該破砕整粒機
においては、上記回転体に、平板ブレードを、回転方向
後方が外側になるように半径方向に対し45°傾斜させ
て配置している。実開平6−57430号公報において
は、外周面に多数の貫通した取出孔を穿設したシリンダ
と、該シリンダに配置された回転可能な一対の取付部材
によって粉砕体とを有する粉砕装置が開示されている。
上記粉砕体は、外端部が、所定半径方向と直交する後側
平面部すなわち粉砕面と、回転方向前方に向かってシリ
ンダ内部へ延びた前側平面部すなわち誘導面とを有し、
上記粉砕面と誘導面の交線が前記所定半径よりも回転方
向前方にあるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特公昭58−53
937号公報において開示された破砕整粒機において
は、このような装置において使用される金網が平板ブレ
ードによって押圧されるときに大きく変形するが、金網
は本来的に耐久性が小さいことに加えて、平板ブレード
が金網に接し始める箇所に整粒材料が堆積し易く、ま
た、上記平板ブレードの後側には破砕された顆粒原料の
微粉等が付着、堆積し易く、整粒孔の目詰まりが生じ、
整粒材料の無駄、整粒材料の品質管理、整粒精度、破砕
整粒機の掃除や耐久性に問題があった。
【0004】上記実開平6−57430号公報において
開示された粉砕装置においては、多数の整粒孔を設けた
シリンダを粉砕体によって押圧する構成である。しか
し、粉砕体の上記粉砕面と後側面と交わる部分が角部で
あり、かつ粉砕体の上記後側面が放射方向とほぼ平行で
あり、該後側面に粉砕材料が多量に堆積する問題があ
り、さらに粉砕体の後側面におけるこの粉砕材料の堆積
が整粒孔の目詰りを誘発する恐れが高く、整粒精度、整
粒材料の無駄、整粒材料の品質管理、破砕整粒機の掃除
や耐久性の問題が解決されていない。
【0005】
【発明の目的】本発明は従来の破砕整粒機及び粉砕体の
上述した問題点に鑑みてなされたものであり、整粒材料
が装置内に堆積したりブレードに付着したりすることが
極めて少なく、スクリーンの整粒孔の目詰まりの発生も
なく、効率的に破砕して整粒処理を行うことができる整
粒装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数の整粒孔
を設けたスクリーンをスクリーン支持枠によって支持し
て空間を形成し、上記スクリーン支持枠と同心的に配置
されて回転する回転体の外端部に配置されたブレードに
よって上記スクリーンの内面上を摺動し、上記空間内に
ある整粒材料を破砕し整粒する整粒装置において、上記
ブレードが、スクリーン接触部から回転方向前方に向か
って上記空間内へ延びた平面部を有し、スクリーン接触
部から回転方向後方に向かって円筒面部を設けたことを
特徴とする整粒装置である。
【0007】本発明の実施態様は、上記空間が、円筒状
であることを特徴とする。また、上記ブレードが、上記
平面部の放射方向に対する傾斜角θが30°ないし75
°の範囲であり、上記平面部の回転方向前方縁が上記回
転体の外形面より内側にあることを特徴とする。傾斜角
θがこの角度範囲より大きい場合には、整粒材料を整粒
孔から押出す力が小さく効率的に整粒を行うことができ
ない問題が発生する。傾斜角θがこの角度範囲より小さ
い場合には、整粒材料によるブレード回転に対する抵抗
が大きくなりかつ整粒材料を整粒孔から押出す力が小さ
く、効率的に整粒を行うことができない問題が発生す
る。本発明の他の実施態様は、上記スクリーンの端部
が、上記スクリーン支持枠においてネジによって締め付
けられる放射方向に延びた挟持部材によって固着されて
いることを特徴とする。このように構成することによっ
て、スクリーンを狭いスペースで支持できる利点があ
る。すなわち、ブレードがスクリーンに接触し始める部
分において整粒材料が堆積することを防止するために、
スクリーンをほぼ円筒形にした場合、ホッパーからの原
料投入口が小さくなり、スクリーンの端部を支持するた
めのスペースが制限されるが、このような場合において
大きなスクリーン支持機構を用いることなく、スクリー
ンを支持することができる。
【0008】
【実施の形態】以下、図面に沿って本発明の実施例の整
粒装置について詳細に説明する。整粒装置1は、部分的
に断面を含む正面図である図2及び部分的に断面を含む
側面図である図3に示すように、上部に整粒材料を投入
するホッパー10を設けた整粒ハウジング12の内部
に、多数の整粒孔(図示せず)を設けた金網製のスクリ
ーン14が軸線Oを水平にして円筒状に配置されてい
る。スクリーン14の支持構造は、図4及び図5に示す
ように、水平断面が長方形のホッパー10の下端の両側
に、スクリーン固着部30を有する。スクリーン固着部
30は、スクリーン端部固着部材34と、スクリーン端
部固着部材34に皿ビス36によって固着されてスクリ
ーン14の端部を挟持する挟持部材38と、スクリーン
端部固着部材34を押し動かすために挟持部材38と一
体に形成されたボルト40と、該ボルト40を通す孔部
を設けたスクリーン支持枠32と、該突出部材44の孔
部を通したボルト40に回転自在に取り付けられた締め
付けナット46とからなる。皿ビス36とボルト40と
は、軸線Oの方向においてずれている。
【0009】上記構成のスクリーン固着部30は、スク
リーン端部固着部材34と挟持部材38との間にスクリ
ーン14端部を挟み込み、皿ビス36を締め付けること
によってスクリーン14端部をスクリーン固着部30に
固着する。さらに、締め付けナット46を回転させるこ
とによってボルト40を締め込み、スクリーン固着部3
0に固着されたスクリーン14端部を斜め下方向(円筒
状スクリーンの接線方向)に移動させる。これによりス
クリーン14はスクリーン支持枠32に押し当てられ、
該スクリーン支持枠32に張り付けられる。スクリーン
支持枠32は、スクリーン14に接触する縁部が先端に
行くに従って薄くなる先細形であり、ここに整粒原料の
微粉等が堆積することを防止している。整粒ハウジング
12内の軸線O方向の両端部にはホイール板部材54、
56が設けられ、ホイール板部材54、56には軽量に
するために複数の円孔60が設けられ、ホイール板部材
54、56はブレード50の両端部を支持する。
【0010】ブレード50は、軸線方向に延びた切り欠
きを有する円柱状であり、図1に示すように、上記切り
欠きによってできた平面61の一方の縁線Bが放射方向
A上にあり、平面61の放射方向Aに対する傾斜角θが
45°である。ブレード50は、ネジ68によってホイ
ール板部材54、56に固着される。ブレード50を保
持したホイール板部材54、56は、図3に示すよう
に、軸部材52及びカップリング(連結部)70を介し
てモーター72に連結され回転される。
【0011】上述した構成の整粒装置1の作動について
説明する。整粒材料をホッパー10からハウジング12
に投入する。ホイール板部材54、56は、カップリン
グ(連結部)70及びモーター72によって回転され、
ブレード50がスクリーン14の内面上を摺動する。ブ
レード50の縁線Bから回転方向前方に向かって上記円
筒状空間内へ延びた平面61が、スクリーン14との間
に整粒材料を押し込みながら摺動し、整粒材料が破砕さ
れ整粒孔(図示せず)から押し出されて整粒がなされ
る。このとき、整粒材料はブレード50によって急激に
整粒孔(図示せず)に押し出されることはなく、整粒孔
(図示せず)の目詰まりの恐れは少ない。ブレード50
の縁線Bから後方においては、縁線Bにおいてブレード
50とスクリーン14とが共通の接線平面を有し、後方
に行くに従って曲率の異なる連続的円筒面が徐々に間隔
を開ける。従って、破砕された整粒材料の微粉等が、ブ
レード50の後方部分に堆積することはなく、スクリー
ンの整粒孔の目詰りの発生を防止する。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、整粒材料が堆積した
り、ブレードに付着したりすることが極めて少なく、ス
クリーンの整粒孔の目詰まりの発生もなく、効率的に整
粒処理を行うことができる効果を有する。本発明によれ
ば、スクリーンを狭いスペースで確実に支持することが
できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブレードの構造を示す説明図
でる。
【図2】本発明の実施例の整粒装置の一部断面を含む正
面図である。
【図3】本発明の実施例の整粒装置の一部断面を含む側
面図である。
【図4】本発明の実施例の整粒装置のスクリーンの取り
付け構造を示す説明図でる。
【図5】本発明の実施例の整粒装置のスクリーンの取り
付け構造を示す説明図でる。
【符号の説明】
A 放射方向 B 縁線 C 縁線 1 整粒装置 10 ホッパー 12 整粒ハウジング 14 スクリーン 30 スクリーン固着部 50 ブレード 52 軸部材 54 ホイール板部材 56 ホイール板部材 61 平面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の整粒孔を設けたスクリーンをスク
    リーン支持枠によって支持して空間を形成し、上記スク
    リーン支持枠と同心的に配置されて回転する回転体の外
    端部に配置されたブレードによって上記スクリーンの内
    面上を摺動し、上記空間内にある整粒材料を破砕し整粒
    する整粒装置において、 上記ブレードが、スクリーン接触部から回転方向前方に
    向かって上記空間内へ延びた平面部を有し、スクリーン
    接触部から回転方向後方に向かって円筒面部を設けたこ
    とを特徴とする整粒装置。
  2. 【請求項2】 上記空間が、円筒状であることを特徴と
    する請求項1に記載の整粒装置。
  3. 【請求項3】 上記ブレードが、放射方向に対する上記
    平面部の傾斜角θが30°ないし75°の範囲であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の整粒装置。
  4. 【請求項4】 上記スクリーンの端部が、上記スクリー
    ン支持枠においてネジによって締め付けられる放射方向
    に延びた挟持部材によって固着されていることを特徴と
    する請求項1に記載の整粒装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112403622A (zh) * 2020-10-27 2021-02-26 刘善铭 一种化妆品生产用植物提取液生产工艺

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