JPH11164804A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

Info

Publication number
JPH11164804A
JPH11164804A JP33300897A JP33300897A JPH11164804A JP H11164804 A JPH11164804 A JP H11164804A JP 33300897 A JP33300897 A JP 33300897A JP 33300897 A JP33300897 A JP 33300897A JP H11164804 A JPH11164804 A JP H11164804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
water
water level
drainage
rinsing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33300897A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Saito
達也 齋藤
Tsuyoshi Hosoito
強志 細糸
Yoshikazu Hatsukawa
嘉一 初川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP33300897A priority Critical patent/JPH11164804A/ja
Publication of JPH11164804A publication Critical patent/JPH11164804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水異常の検知が正しくできるようにする。 【解決手段】 洗浄行程の最後に行う排水動作時、水位
スイッチによる水位の検知を、排水ポンプの停止後、所
定時間行うようにする(S110〜S113)ことによ
って、排水ポンプの吸込み作用により洗浄室内の洗浄水
の水位が下がっても、それが戻って安定するまで水位の
検知をすることになり、制御手段が誤った水位検知をす
ることがなくなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排水異常を検知する
機能を有する食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、食器洗浄機は、洗浄、すす
ぎ、及び乾燥の行程を順次実行するもので、図13には
そのうちの洗浄行程を詳しく示している。すなわち、ス
タートスイッチが操作されれば(ステップS1)、給水
弁を開放させて洗浄室内に洗浄水を供給し(ステップS
2)、この供給された洗浄水の水位を検知する水位スイ
ッチがオン作動した(洗浄水の設定水位までの上昇を検
知した)ところで(ステップS3)、給水弁を閉塞させ
る(ステップS4)。
【0003】次いで、洗浄ポンプを作動させ、食器の洗
浄を開始する(ステップS5)。このとき同時に、ヒー
タを発熱させることにより洗浄水の加熱をするもので
(ステップS6)、その後、温度センサにより洗浄水の
温度が60[℃]に達したことが検知されたところで
(ステップS7)、ヒータの発熱を停止させると共に洗
浄ポンプを停止させ、食器の洗浄を終える(ステップS
8)。
【0004】この後、排水ポンプを作動させて洗浄室内
からの洗浄水の排出を開始し(ステップS9)、これを
例えば40秒間行って、排水ポンプを停止させる(ステ
ップS10)。そして、先の水位スイッチがオフ作動し
た(洗浄水の設定水位以下の降下を検知した)か否かの
判断をし(ステップS11)、オフ作動した(YES)
と判断されれば、給水弁を例えば5秒間だけ開放させて
洗浄室内に洗浄水を供給し(ステップS12)、次に、
給水弁を開放させつつ排水ポンプを作動させることによ
り、洗浄室内に給水しながら排水をする給排水動作を例
えば5秒間行う(ステップS13)。
【0005】この後、給水弁を閉塞させると共に排水ポ
ンプを停止させ(ステップS14)、例えば5秒の後、
排水ポンプを例えば15秒間作動させて洗浄室内から洗
浄水を排出し(ステップS15)、排水ポンプを停止さ
せる(ステップS16)。
【0006】以上が洗浄行程であり、その後、図示しな
いが、洗浄行程同様(たゞし、ヒータの発熱は行わな
ず、洗浄ポンプ10の作動を例えば1分間に限って行
う)のすすぎ行程を2回行い、更にその後、洗浄行程同
様(たゞし、洗浄ポンプの運転は洗浄水の温度が70
[℃]に達するまで行い、且つ、給排水動作に代えて排
水動作を複数回繰返す)の加熱すすぎ行程を1回行っ
て、最後にヒータを発熱させると共に送風機を作動させ
ることにより食器を乾燥させる乾燥行程を実行する。
【0007】そして又、洗浄行程及びすすぎ行程(加熱
すすぎ行程を含む)の各排水動作時に、それぞれ排水ポ
ンプを40秒間作動させた(ステップS9参照)にもか
かわらず、その後の水位スイッチがオフ作動したか否か
の判断をした時点(ステップS11参照)で、オフ作動
していない(NO)と判断されれば、排水異常と判断し
て、操作パネルにある表示部で例えば「05」の表示を
すると共に、ブザーを作動させて、異常の報知をし(ス
テップS17参照)、運転を中断する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のものの場合、洗
浄行程及びすすぎ行程の各排水動作時に洗浄室内の洗浄
水が排出されたか否かの検知は、水位スイッチがオフ作
動したか否かを判断することによって行われるようにな
っている。この場合、排水が正常に行われていれば、洗
浄水の水位は正常に設定水位以下に降下しているから、
水位スイッチがオフ作動するのは正常であり、次行程に
進んで問題はない。
【0009】しかしながら、例えば、食器洗浄機の排水
ホースに接続した接続ホースが折れていたり、詰まって
いたりして、排水が正常に行われなかった場合でも、排
水動作があれば、排水ポンプの吸込み作用によって洗浄
水の水位は下がる。特に、食器洗浄機では、例えば排水
先からの汚水の逆流を防止するために、排水ホースが排
水ポンプの位置から一旦上方に持上げられた形態で配設
されており、その持上がったところの空所の分、洗浄室
内の洗浄水を吸上げるため、洗浄室内の洗浄水の水位が
下がる。
【0010】このため、それに応じ、水位スイッチがオ
フ作動してしまうことがあり、この結果、実際には洗浄
室内の洗浄水をほとんど排出できていないにもかかわら
ず、排水異常を検知できずに次行程に進んでしまい、す
すぎが、あるいは乾燥が効果的に行われないという問題
を生じていた。本発明は上述の事情に鑑みてなされたも
のであり、従ってその目的は、排水異常を正しく検知す
ることのできる食器洗浄機を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食器洗浄機は、洗浄室と、この洗浄室内に
洗浄水を供給する給水手段と、前記洗浄室内の洗浄水の
水位を検知する水位検知手段と、前記洗浄室内で前記洗
浄水による食器の洗浄及びすすぎを行う洗浄機構と、前
記洗浄室内から前記洗浄水を排出する排水ポンプとを具
備すると共に、前記水位検知手段の検知結果に基づき、
前記給水手段、洗浄機構、及び排水ポンプを制御して洗
浄行程及びすすぎ行程を実行する制御手段を具備するも
のにおいて、第1に、その制御手段が、前記洗浄行程の
最後に行う排水動作時に、前記水位検知手段による水位
の検知を、前記排水ポンプの停止後、所定時間行うこと
を特徴とする(請求項1)。
【0012】前述のように、排水が正常に行われなかっ
た場合でも、排水動作があれば、排水ポンプの吸込み作
用によって洗浄室内の洗浄水の水位が下がる。しかし、
この場合、その下がった水位も、その後、排水ポンプが
停止されて所定時間経過するうちに、戻って安定する。
従って、上述のように、洗浄行程の最後に行う排水動作
時、水位検知手段による水位の検知を、排水ポンプの停
止後、所定時間行うものでは、その安定する時点まで水
位の検知ができるもので、その所定時間の間に異常水位
が検知されれば、排水異常であり、かくして排水異常を
正しく検知できる。
【0013】上述の水位検知は、すすぎ行程の最後に行
う排水動作時に、排水ポンプの停止後、所定時間行って
も良いもので(請求項2)、又、洗浄行程の最後に行う
排水動作時、及びすすぎ行程の最後に行う排水動作時
に、それぞれ、排水ポンプの停止後、所定時間行なって
も良い(請求項3)。特に、後者では、排水異常を正し
く検知できるだけでなく、より確かにも検知できる。
【0014】更に、制御手段が、排水ポンプの停止後、
給水手段による給水をしながら排水ポンプによる排水を
する給排水動作を行うものにおいては、その給排水動作
の後にも、水位検知手段による水位の検知を行うと良い
(請求項5)。このものでも、排水異常をより確かに検
知できる。
【0015】一方、水位検知手段が圧力式センサであれ
ば、その水位検知のためのしきい値を複数段階に設定
し、それに基づき、制御手段が、水位検知手段による水
位の検知を行うようにすれば良く(請求項6)、このよ
うにすれば、排水異常を正しく検知できると共に、排水
異常の検知のためのしきい値をより低く設定できて、排
出すべき洗浄水の残りを少なくすることができる。
【0016】又、この場合、洗浄、すすぎを行うための
水位を第1のしきい値として設定すると共に、運転を開
始する前の水位を測定して第2のしきい値として設定
し、排水ポンプ停止後の水位が第2のしきい値以上であ
ると判断されたときに異常報知をするようにしたもの
(請求項7)では、排水異常の検知のためのしきい値
を、運転を開始する前の極めて低い値に設定できて、排
出すべき洗浄水の残りを一段と少なくすることができ
る。
【0017】更に、制御手段は、洗浄行程及びすすぎ行
程の少なくともいずれか一方における排水ポンプ停止後
の次行程のための給水時に、水位検知手段が所定の水位
を検知するまでの時間を測定し、その測定時間が所定時
間よりも短いと判断されたときに、次行程への移行を中
止して、異常報知をするようにしても良い(請求項
8)。
【0018】洗浄行程及びすすぎ行程の少なくともいず
れか一方における排水ポンプ停止後の次行程のための給
水時に、水位検知手段が所定の水位を検知するまでの時
間が所定時間よりも短いということは、その前の行程に
おける排水動作時に、排水異常があって排出すべき洗浄
水が残っていたということである。従って、その場合
に、上述のように、次行程への移行を中止して、排水ポ
ンプによる排水を行い、異常報知をするものでも、排水
異常を正しく検知でき、しかも、この場合には、次行程
が効果的に行われない問題を生じるのをより確実に回避
することができる。
【0019】そして又、制御手段は、洗浄行程及びすす
ぎ行程の少なくともいずれか一方で、洗浄機構の停止
後、給水手段による給水を所定時間実行して、その後に
排水ポンプによる排水を実行するようにしても良い(請
求項9)。このようにすれば、排水が正常に行われなか
った場合に、排水動作があって排水ポンプの吸込み作用
により洗浄室内の洗浄水の水位が下がることがあって
も、それ以上に給水がされて水位が高められているた
め、制御手段が誤った水位検知をすることがなくなり、
排水異常を正しく検知できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図5を参照して説明する。まず図2には
食器洗浄機の全体構成を示しており、外箱1内に内箱2
を組込んで、この内箱2により洗浄室3を包囲形成して
いる。洗浄室3内には、上部に上食器かご4を出し入れ
可能に収容すると共に、上噴水アーム5を配設してお
り、下部に下食器かご6を出し入れ可能に収容すると共
に、下噴水アーム7を配設し、更にその下方に加熱手段
として機能するヒータ8を配設している。
【0021】又、洗浄室3の底部の最深部である前部に
は、貯水部9を洗浄室3の外下方部に深くなるように設
けており、この貯水部9と前後に並べて洗浄室3の外下
方部には、洗浄ポンプ10と排水ポンプ11とを配設し
ている。このうち、洗浄ポンプ10は、洗浄室3内の洗
浄水を貯水部9から接続部12を通じて吸入し、この吸
入した洗浄水を、下噴水アーム7には直接的に、又、上
噴水アーム5には給水管13を通じてそれぞれ圧送する
もので、これにより、両噴水アーム7,5は洗浄水を下
食器かご6及び上食器かご4にそれぞれ直下位置より噴
射するようになっている。
【0022】なお、上記両食器かご6,4には洗浄すべ
き食器(図示せず)を収容するもので、両噴水アーム
7,5から上記両食器かご6,4に噴射された水は、す
なわち食器に噴射されるものであり、それによって食器
の洗浄が行われる。従って、上記洗浄ポンプ10及び両
噴水アーム7,5は食器の洗浄を行なう洗浄機構として
機能するものである。
【0023】一方、排水ポンプ11は、洗浄室3内の洗
浄水を貯水部9から接続パイプ14を通じて吸入し、そ
して排水ホース15を通じて機外に排出するものであ
り、その排水ホース15は洗浄室3の背部で一旦上方に
持上げた形態の逆U字状に配設しており、その先端部に
は家屋の排水口や排水管につながる接続ホースを接続す
るようになっている。
【0024】又、本実施例の場合、排水ポンプ11と洗
浄ポンプ10はポンプモータ16を共通の駆動源とする
ものであり、該ポンプモータ16の正転によって洗浄ポ
ンプ10が作動され、逆転によって排水ポンプ11が作
動されるようになっている。そして、前記ヒータ8の近
傍である洗浄室3の底部外面には、温度検知手段として
機能する例えばサーミスタから成る温度センサ17を配
設している。又、洗浄室3の下部の後側には、洗浄室3
内の水位を検知する水位検知手段として機能する水位ス
イッチ18を配設している。
【0025】上記水位スイッチ18は、詳細には図3に
示すとおりのもので、タンク19と、このタンク19内
に配設したフロート20、フロート20とシャフト21
により連結されてこれらフロート20及びシャフト21
の昇降に応動するレバー22、レバー22により開閉さ
れるマイクロスイッチ23から成るもので、タンク19
の底部を連通管19a(図2参照)により前記貯水部9
の底部と連通させている。
【0026】これにより、タンク19内の貯水水位が貯
水部9から洗浄室3内の貯水水位と同じく変化し、その
水位の変化にフロート20、シャフト21、及びレバー
22が応動して、例えば図2に示す、下噴水アーム7直
下の水位Hまで水位が上昇したときに、マイクロスイッ
チ23がオン作動するようになっており、その状態から
それ以下に水位が降下したときにマイクロスイッチ23
がオフ作動するようになっている。
【0027】なお、タンク19には、そのほか、フロー
ト24と、このフロート24の昇降に応動するリードス
イッチ25から成る、異常上昇水位検知スイッチ26を
設けており、これによって、例えば次に述べる給水弁2
7が故障したとき等の、洗浄室3内の異常な水位の上昇
を検知するようになっており、この異常な水位の上昇が
検知されれば、異常報知がされるようになっている。
【0028】給水弁27は図2に示すように洗浄室3の
背部に設けたもので、給水手段として機能するようにな
っており、この給水弁27に給水ホース28を接続し
て、図示しない水道の水を洗浄水として、該給水ホース
28から給水弁27を通じ洗浄室3内に供給するように
なっている。又、同じく洗浄室3の背部には送風手段と
して機能する送風機29と送風ダクト30とを配設して
おり、洗浄室3の上方部には吸気ダクト31と排気ダク
ト32とを配設している。
【0029】上記送風機29は、ファンモータ33と、
これにより回転駆動される送風羽根34とから成るもの
であり、その送風羽根34の送風作用によって、機外の
空気を吸気ダクト31を通じて吸入し、送風ダクト30
を通じて洗浄室3内に供給すると共に、洗浄室3内の空
気を排気ダクト32を通じて機外に排出するようになっ
ている。
【0030】ここで、洗浄室3は前面が開口するもので
あり、その開口部には扉35を設けている。この扉35
には、上部に制御装置36を内設しており、その前方の
前面上部に図4に示す操作パネル37を設けている。
【0031】操作パネル37は、詳細には、電源の「入
/切」用のスイッチ38を初め、「乾燥時間」選択用の
スイッチ39、「コース切替」用のスイッチ40〜4
3、「自動予洗い/取消し」用のスイッチ44、「スタ
ート/一時停止」用のスイッチ45を有するもので、そ
のほか、動作行程を表す光表示器46,47、乾燥行程
の選択時間及び残り時間等を表す数字表示器48、対応
するスイッチの操作状態を表す光表示器49〜52を有
している。この場合、数字表示器48は後述のごとく排
水異常を報知する報知手段としても機能するようになっ
ている。なお、このほか、図4には扉35の閉鎖ロック
用の操作レバー53をも示している。
【0032】一方、上記制御装置36は本実施例の食器
洗浄機の作動全般を制御する制御手段として機能するも
ので、例えばマイクロコンピュータから成っている。こ
の制御装置36には、図5に示すように、上述のスイッ
チ39〜45から成るスイッチ入力部54より各種スイ
ッチ信号が入力され、前記水位スイッチ18(マイクロ
スイッチ23)より水位検知信号が入力され、温度セン
サ17より温度検知信号が入力されるようになってい
る。
【0033】そして、それらの入力並びにあらかじめ記
憶された制御プログラムに基づいて、制御装置36は、
上述の光表示器46,47、49〜52と数字表示器4
8から成る表示部55と、報知手段として機能するブザ
ー56、給水弁27、ポンプモータ16、ヒータ8、及
びファンモータ33を駆動するための駆動回路57に駆
動制御信号を与えるようになっている。
【0034】次に、上記構成のものの作用を述べる。食
器を洗浄するに当たり、使用者は、まず、扉35を開放
し、洗浄すべき食器を上下の食器かご4,6の両方又は
一方に収容して、それを洗浄室3内に押込み収容する。
次いで、必要量の洗剤を洗浄室3内にセットし、扉35
を閉鎖して、スイッチ入力部43のスタートスイッチ4
5を操作する。
【0035】すると、制御装置36は、図1に示すルー
チンのステップS101、すなわち、スタートスイッチ
45が操作されたか否かの判断をするステップで、操作
された(YES)と判断し、給水弁27を開放させて洗
浄室3内に洗浄水を供給させる(ステップS102)。
そしてその後、水位スイッチ18がオン作動したか否か
(洗浄室3内の水位が図2に示した水位Hまで上昇した
か否か)の判断をし(ステップS103)、オン作動し
ていない(NO)と判断されるうちはステップS103
を繰返すが、オン作動した(YES)と判断されれば、
給水弁27を閉塞させる(ステップS104)。
【0036】次いで、洗浄ポンプ10を作動させ、食器
の洗浄を開始する(ステップS105)。このとき同時
に、ヒータ8を発熱させることにより洗浄水の加熱をす
るもので(ステップS106)、その後、温度センサ1
7の検知結果から、洗浄水の温度が60[℃]に達した
か否かの判断をし(ステップS107)、達していない
(NO)と判断されるうちはステップS107を繰返す
が、達した(YES)と判断されれば、ヒータ8の発熱
を停止させると共に洗浄ポンプ10を停止させ、食器の
洗浄を終える(ステップS108)。
【0037】この後、排水ポンプ11を作動させて洗浄
室3内からの洗浄水の排出を開始し(ステップS10
9)、これを例えば40秒間行って、排水ポンプを停止
させる(ステップS110)。そしてその後、先の水位
スイッチ18がオフ作動したか否か(洗浄室3内の水位
が図2に示す水位H以下に降下したか否か)の判断をす
る(ステップS111)。
【0038】ここで、水位スイッチ18がオフ作動して
いない(NO)と判断されれば、ステップS109で排
水ポンプを40秒間作動させたにもかかわらず、洗浄室
3内の水位が図2に示す水位H以下に降下していないの
であるから、例えば排水ホースに接続した接続ホースが
折れていたり、詰まっていたりする排水異常であり、こ
の場合、操作パネル37の数字表示部48に例えば「0
5」の表示をさせると共に、ブザー56を作動させて、
異常の報知をし(ステップS112)、運転を中断す
る。
【0039】一方、ステップS111で水位スイッチ1
8がオフ作動した(YES)と判断されれば、次に、所
定時間、例えば5秒が経過したか否かの判断をする(ス
テップS113)。このステップS113で5秒が経過
していない(NO)と判断されるうちは、ステップS1
11に戻るものであり、この戻ったステップS111
で、例えば水位の戻りにより、水位スイッチ18がオフ
作動していない(NO)と判断されれば、ステップS1
12に進んで異常の報知をし、運転を中断する。
【0040】これに対して、ステップS111で水位ス
イッチ18がオフ作動した(YES)と判断されるま
ま、ステップS113で5秒が経過した(YES)と判
断されれば、給水弁27を例えば5秒間だけ開放させて
洗浄室3内に洗浄水を供給し(ステップS114)、次
に、給水弁27を開放させつつ排水ポンプ11を作動さ
せることにより、洗浄室3内に給水しながら排水をする
給排水動作を例えば5秒間行う(ステップS115)。
【0041】この後、給水弁27を閉塞させると共に排
水ポンプ11を停止させ(ステップS116)、例えば
5秒の後、排水ポンプ11を例えば15秒間作動させて
洗浄室3内から洗浄水を排出し(ステップS117)、
排水ポンプを停止させる(ステップS118)。
【0042】以上が洗浄行程であり、その後、図示しな
いが、洗浄行程同様(たゞし、ヒータ8の発熱は行わな
ず、洗浄ポンプ10の作動を例えば1分間に限って行
う)のすすぎ行程を2回行い、更にその後、洗浄行程同
様(たゞし、洗浄ポンプ10の運転は洗浄水の温度が7
0[℃]に達するまで行い、且つ、給排水動作に代えて
排水動作を2秒休止−8秒実行の間欠モードで例えば3
回繰返す)の加熱すすぎ行程を1回行う。
【0043】従って、この各すすぎ行程(加熱すすぎ行
程を含む)でも、ステップS111と同じステップで
は、水位スイッチ18がオフ作動したか否かの判断を
し、ここで、水位スイッチ18がオフ作動していないと
判断されれば、ステップS112と同じステップに進ん
で、異常の報知をし、運転を中断する。
【0044】又、ステップS111と同じステップで水
位スイッチ18がオフ作動したと判断されれば、ステッ
プS113と同じステップに進んで、例えば5秒が経過
したか否かの判断をし、経過していないと判断されるう
ちは、ステップS111と同じステップに戻る。そし
て、この戻ったステップS111と同じステップで、水
位スイッチ18がオフ作動していないと判断されれば、
ステップS112と同じステップに進んで異常の報知を
し、運転を中断する。
【0045】これに対して、ステップS111と同じス
テップで水位スイッチ18がオフ作動したと判断される
まま、ステップS113と同じステップで5秒が経過し
たと判断されれば、次の、ステップS114と同じステ
ップに進む。なお、加熱すすぎ行程の後には、ヒータ8
を発熱させると共に送風機29を作動させることにより
食器を乾燥させる乾燥行程が実行される。
【0046】このように本構成のものでは、制御装置3
6が、洗浄行程の最後及び各すすぎ行程の最後に行う排
水動作時に、それぞれ、水位スイッチ18による水位の
検知を、排水ポンプ11の停止後、所定時間行うように
している。これに対して、それぞれ、排水が正常に行わ
れなかった場合、既述のように排水ポンプ11の吸込み
作用によって洗浄室3内の洗浄水の水位が下がるもの
の、その下がった水位は、その後、排水ポンプ11が停
止されて所定時間経過するうちに、戻って安定する。
【0047】従って、上述のように、洗浄行程の最後及
び各すすぎ行程の最後に行う排水動作時、水位スイッチ
18による水位の検知を、排水ポンプ11の停止後、所
定時間行うものでは、それぞれ、その安定する時点まで
水位の検知ができるもので、その所定時間の間に異常水
位が検知されれば、排水異常であり、かくして排水異常
を正しく検知でき、洗浄室3内の洗浄水がほとんど排出
されないまま次行程に進んでしまって、すすぎが、ある
いは乾燥が効果的に行われなくなるという問題の発生を
避けることができる。
【0048】なお、上述のような水位の検知は、洗浄行
程の最後に行う排水動作時、及び各すすぎ行程の最後に
行う排水動作時の双方で行うものに限られず、その一方
でのみ行うものであっても良い。たゞし、双方で行うも
のでは、例えば洗浄行程の最後に行う排水動作時にはな
かった異常が、各すすぎ行程の最後に行う排水動作時の
いずれかで発生した場合にも検知できるもので、排水異
常をより確かに検知することができる。
【0049】以上に対して、図6ないし図12は本発明
の第2ないし第5実施例を示すもので、それぞれ、上記
第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を
省略し、異なる部分についてのみ述べる。
【0050】[第2実施例]図6に示す第2実施例にお
いては、制御装置36が、ステップS111の後に、所
定時間、例えば0.5秒が経過したか否かの判断をし
(ステップS201)、ここで0.5秒が経過していな
い(NO)と判断されるうちは、ステップS201を繰
返し、経過した(YES)と判断されれば、ステップS
113に進むようにしている。すなわち、このものの場
合には、制御装置36が、水位スイッチ18による水位
の検知を、排水ポンプ11の停止後、例えば5秒の所定
時間内に0.5秒置きで複数回行うようにしている。こ
のものでは、その例えば0.5秒のインタバル時間内
に、必要な他のプログラムの割込みを受けてその処理が
できる。
【0051】又、このものの場合、ステップS115で
洗浄室3内に給水しながら排水をする給排水動作を行っ
た後の、更にステップS116,S117,S118の
後に、上記ステップS111、S201、S113とそ
れぞれ同じステップS202、S203、S204、に
よる水位の検知を行って、ステップS202で水位スイ
ッチ18がオフ作動していない(NO)と判断されたと
きには、ステップS112と同じステップS205に進
んで、異常の報知をし、運転を中断するようにしてお
り、このようにすることによって、排水異常をより確か
に検知することができる。
【0052】なお、この場合、給排水動作後の水位の検
知は第1実施例のステップS111、S113のように
連続的(ステップS201を経ない)に行っても良く、
又、この給排水動作後の水位の検知を行うときのステッ
プS110の後の水位の検知も、第1実施例のステップ
S111、S113のように連続的(ステップS201
を経ない)に行うようにしても良い。
【0053】[第3実施例]図7ないし図9に示す第3
実施例においては、水位検知手段として、前述のマイク
ロスイッチ23を使用したフロート式の水位スイッチ1
8に代え、圧力式センサ61を使用している。この圧力
式センサ61は、前述の貯水部9とエアチューブ62に
より連通した図8に示すケース63と、このケース63
内に張設したダイヤフラム64、ダイヤフラム64にシ
ャフト65を介して連動する可動鉄心66、可動鉄心6
6を囲繞したコイル67、可動鉄心66に復帰力を付与
したスプリング68から成っている。
【0054】この構成で、圧力式センサ61は、洗浄室
3内の水位の変化に応じ、エアチューブ62内からケー
ス63内の空気圧が変化することで、ダイヤフラム64
が可動鉄心66を変位させ、この可動鉄心66の変位に
よりコイル67のインダクタンスが変化するから、この
インダクタンスを発振周波数に換えて水位検知信号とし
て出力するようになっており、制御装置36にはそれが
前述の水位スイッチ18の検知信号に代えて入力される
ようになっている。
【0055】又、それに対し、給水動作時及び排水動作
時での各水位検知のためのしきい値は、複数段階に設定
するようにしており、詳細には、洗浄、すすぎを行うた
めの水位を第1のしきい値として圧力値P1 であらかじ
め設定し、運転を開始する前の測定水位を第2のしきい
値として圧力値P2 で設定するようにしている。従っ
て、このものの場合、制御装置36は、図9に示すよう
に、ステップS101の後に、洗浄室3内の洗浄水の水
位(圧力値P2 )を圧力式センサ61の検知出力から測
定し、これを記憶しておく(ステップS301)。この
後、ステップS102に進み、洗浄行程を開始する。
【0056】開始された洗浄行程では、ステップS10
2の後に、圧力式センサ61の検知出力が圧力値P1 以
上に達したか否か(洗浄室3内の水位が図2に示した水
位Hまで上昇したか否か)の判断をし(ステップS30
2)、達していない(NO)と判断されるうちはステッ
プS302を繰返すが、達した(YES)と判断されれ
ば、ステップS104に進む。
【0057】そして、ステップS110の後には、圧力
式センサ61の検知出力が圧力値P2 以下に降下したか
否かの判断をし(ステップS303)、降下していない
(NO)と判断されれば、ステップS112に進む。
又、ステップS303で圧力値P2 に達したと判断され
れば、ステップS113に進む。
【0058】このようにすることによって、排水異常を
第1実施例同様に正しく検知することができる。又、こ
の場合、給水動作時及び排水動作時での各水位検知のた
めのしきい値を複数段階に設定していることで、排水異
常の検知のためのしきい値をより低く設定でき、これに
よって排出すべき洗浄水の残りを少なくすることができ
る。
【0059】特にこの場合、洗浄、すすぎを行うための
水位を第1のしきい値として設定すると共に、運転を開
始する前の水位を測定して第2のしきい値として設定
し、排水ポンプ11停止後の水位が第2のしきい値以上
であると判断されたときに異常報知をするようにしてい
ることによって、排水異常の検知のためのしきい値を、
運転を開始する前の極めて低い値に設定できて、排出す
べき洗浄水の残りを一段と少なくすることができる。
【0060】なお、この場合の水位の検知は、ステップ
S303とステップS113との間に第2実施例のステ
ップS201を経て行う、すなわち、例えば5秒の所定
時間内に例えば0.5秒置きで複数回行うようにしても
良い。又、その水位検知は、第2実施例同様にステップ
S118の後にも行うようにしても良い。
【0061】[第4実施例]図10及び図11に示す第
4実施例においては、制御装置36が、ステップS10
3の前に、計時を開始し(ステップS401)、ステッ
プS103の後に計時を終了して、計時時間T1 を記憶
しておく(ステップS402)。すなわち、給水によっ
て洗浄室3内の水位が図2に示した水位Hまで上昇した
と判断されるまでの所要時間を測定して記憶しておくの
であり、ステップS402の後、ステップS104に進
む。そして、ステップS111で水位スイッチ18がオ
ン作動した(YES)と判断されたときには、ステップ
S114に進む(ステップS113を経ない)。
【0062】又、ステップS118の後には、1回目の
すすぎ行程に入って、ステップS102同様にして給水
をさせ(ステップS403)、その後、ステップS40
1、S103、S402同様の、計時開始(ステップS
404)、水位判断(ステップS405)、計時終了・
計時時間T2 記憶(ステップS406)をして、その後
に、ステップS406で記憶した計時時間(洗い行程の
ための給水所要時間)T2 が先のステップ402で記憶
した計時時間T1 (すすぎ行程のための給水所要時間)
より充分に短いか否かの判断をする(ステップS40
7)。
【0063】ここで、計時時間T2 が計時時間T1 より
充分に短いということは、洗浄行程の排水動作時に、排
水異常があって排出すべき洗浄水が残っていたというこ
とであり、ステップS407でそのように計時時間T2
が計時時間T1 より充分に短い(YES)と判断された
場合には、ステップS112と同じステップS408に
進んで、異常の報知をし、運転を中断するようにしてい
る。
【0064】このものでも、排水異常を正しく検知する
ことができる。又、その運転を中断し、異常の報知をす
ることによって1回目のすすぎ行程以降の行程が効果的
に行われない問題を生じるのをより確実に回避すること
ができる。
【0065】なお、その後のステップS409はステッ
プS104と同じで、ステップS410の洗浄ポンプ1
0の作動は例えば1分に限って行うものであり、更にそ
の後のステップS411は洗浄ポンプ10を停止させる
ものである。そして、ステップS412〜S420は、
ステップS109〜S112、S114〜S118と同
じであり、その後、図示しないが、2回目のすすぎ行
程、加熱すすぎ行程、乾燥行程を順次実行する。
【0066】又、その2回目のすすぎ行程、及び加熱す
すぎ行程でも、上記1回目のすすぎ行程と同様にして排
水異常の検知をする。たゞし、その排水異常の検知は、
それら(1回目のすすぎ行程を含む)の全部でなく、い
ずれかで計複数回行われるものであっても良く、1回の
み行われるものであっても良い。更に、この場合も、水
位検知手段は水位スイッチ18でなく、第3実施例の圧
力式センサ61であっても良い。
【0067】[第5実施例]図12に示す第5実施例に
おいては、制御装置36が、ステップS108の後に、
給水弁27を開放させて洗浄室3内に洗浄水を供給させ
る(ステップS501)。このステップS501での給
水は、その後の排水動作時において排水ポンプ11の吸
込み作用により洗浄室3内の洗浄水の水位が下がること
を見越した所定時間であって、その降下水位以上の水量
を供給するに要する時間、例えば5秒間行うものであ
り、その後、ステップS109に進む。
【0068】又、この場合も、ステップS111で水位
スイッチ18がオン作動した(YES)と判断されたと
きには、ステップS114に進む(ステップS113を
経ない)。
【0069】このようにすることによって、排水が正常
に行われなかった場合に、排水動作があって排水ポンプ
11の吸込み作用により洗浄室3内の洗浄水の水位が下
がることがあっても、ステップS501でそれ以上に給
水がされて水位が高められているため、制御装置36が
ステップS111で誤った水位検知をすることがなくな
り、かくして、この場合も排水異常を正しく検知するこ
とができる。
【0070】なお、排水が正常に行われる場合には、ス
テップS501で余分に供給した水も、ステップS10
9で充分に排出することができる。又、この場合も、そ
の後の各すすぎ行程(加熱すすぎ行程を含む)で、ステ
ップS501と同じステップでは同様の給水を行うもの
であるが、これに限られるものではなく、洗浄行程及び
すすぎ行程のいずれか一方でのみ、その給水を行うよう
にしても良い。更に、この場合も、水位検知手段は水位
スイッチ18ではなく、第3実施例の圧力式センサ61
であっても良い。
【0071】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、洗浄
機構は、食器を洗浄室内に溜める洗浄水中に浸漬して、
生成する水流により洗浄するものであっても良く、又、
乾燥機能は具えられていなくても良いなど、要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0072】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の食器洗浄機によれば、
洗浄行程の最後に行う排水動作時に、排水異常を正しく
検知できて、その後のすすぎが、あるいは乾燥が効果的
に行われなくなるという問題の発生を避けることができ
る。
【0073】請求項2の食器洗浄機によれば、すすぎ行
程の最後に行う排水動作時に、排水異常を正しく検知で
きて、その後に繰返されるすすぎが、あるいは乾燥が効
果的に行われなくなるという問題の発生を避けることが
できる。請求項3の食器洗浄機によれば、洗浄行程の最
後に行う排水動作時、及びすすぎ行程の最後に行う排水
動作時に、排水異常を正しく検知できて、その後のすす
ぎが、あるいは乾燥が効果的に行われなくなるという問
題の発生を避けることができる。又、この場合、排水異
常をより確かに検知することができる。
【0074】請求項4の食器洗浄機によれば、排水異常
の検知を所定時間内に複数回行う中のインタバル時間内
に、必要な他のプログラムの割込みを受けてその処理が
できる。請求項5の食器洗浄機によれば、排水ポンプの
停止後に行う給排水動作の後にも、更に排水異常の検知
をすることで、排水異常をより確かに検知することがで
きる。
【0075】請求項6の食器洗浄機によれば、圧力式セ
ンサから成る水位検知手段による水位検知のためのしき
い値を複数段階に設定したことで、排水異常を正しく検
知できると共に、排水異常の検知のためのしきい値をよ
り低く設定できて、排出すべき洗浄水の残りを少なくす
ることができる。請求項7の食器洗浄機によれば、排水
異常の検知のためのしきい値を、運転を開始する前の極
めて低い値に設定できて、排出すべき洗浄水の残りを一
段と少なくすることができる。
【0076】請求項8の食器洗浄機によれば、洗浄行程
及びすすぎ行程の少なくともいずれか一方における排水
ポンプ停止後の次行程のための給水時に、排水異常を正
しく検知できると共に、次行程が効果的に行われない問
題を生じるのをより確実に回避することができる。
【0077】請求項9の食器洗浄機によれば、洗浄行程
及びすすぎ行程の少なくともいずれか一方で、洗浄機構
の停止後、給水手段による給水を所定時間実行すること
で、制御手段が誤った水位検知をすることがなくなり、
排水異常を正しく検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す作用説明のためのフ
ローチャート
【図2】食器洗浄機全体の縦断側面図
【図3】水位スイッチ部分の拡大斜視図
【図4】操作パネル部分の拡大正面図
【図5】電気構成のブロック図
【図6】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図2相当図
【図8】圧力式センサの拡大縦断面図
【図9】図1相当図
【図10】本発明の第4実施例を示す図1相当図(フロ
ーチャートその1)
【図11】フローチャートその2
【図12】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図13】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
3は洗浄室、5,7は噴水アーム(洗浄機構)、10は
洗浄ポンプ(洗浄機構)、11は排水ポンプ、18は水
位スイッチ(水位検知手段)、27は給水弁(給水手
段)、36は制御装置(制御手段)、48は数字表示器
(報知手段)、56はブザー(報知手段)、61は圧力
式センサ(水位検知手段)を示す。
フロントページの続き (72)発明者 初川 嘉一 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄室と、 この洗浄室内に洗浄水を供給する給水手段と、 前記洗浄室内の洗浄水の水位を検知する水位検知手段
    と、 前記洗浄室内で前記洗浄水による食器の洗浄及びすすぎ
    を行う洗浄機構と、 前記洗浄室内から前記洗浄水を排出する排水ポンプとを
    具備すると共に、 前記水位検知手段の検知結果に基づき、前記給水手段、
    洗浄機構、及び排水ポンプを制御して洗浄行程及びすす
    ぎ行程を実行する制御手段を具備するものにおいて、 その制御手段が、前記洗浄行程の最後に行う排水動作時
    に、前記水位検知手段による水位の検知を、前記排水ポ
    ンプの停止後、所定時間行うことを特徴とする食器洗浄
    機。
  2. 【請求項2】 洗浄室と、 この洗浄室内に洗浄水を供給する給水手段と、 前記洗浄室内の洗浄水の水位を検知する水位検知手段
    と、 前記洗浄室内で前記洗浄水による食器の洗浄及びすすぎ
    を行う洗浄機構と、 前記洗浄室内から前記洗浄水を排出する排水ポンプとを
    具備すると共に、 前記水位検知手段の検知結果に基づき、前記給水手段、
    洗浄機構、及び排水ポンプを制御して洗浄行程及びすす
    ぎ行程を実行する制御手段を具備するものにおいて、 その制御手段が、前記すすぎ行程の最後に行う排水動作
    時に、前記水位検知手段による水位の検知を、排水ポン
    プの停止後、所定時間行うことを特徴とする食器洗浄
    機。
  3. 【請求項3】 洗浄室と、 この洗浄室内に洗浄水を供給する給水手段と、 前記洗浄室内の洗浄水の水位を検知する水位検知手段
    と、 前記洗浄室内で前記洗浄水による食器の洗浄及びすすぎ
    を行う洗浄機構と、 前記洗浄室内から前記洗浄水を排出する排水ポンプとを
    具備すると共に、 前記水位検知手段の検知結果に基づき、前記給水手段、
    洗浄機構、及び排水ポンプを制御して洗浄行程及びすす
    ぎ行程を実行する制御手段を具備するものにおいて、 その制御手段が、前記洗浄行程の最後に行う排水動作
    時、及びすすぎ行程の最後に行う排水動作時に、前記水
    位検知手段による水位の検知を、それぞれ、排水ポンプ
    の停止後、所定時間行うことを特徴とする食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 制御手段が、水位検知手段による水位の
    検知を、排水ポンプの停止後、所定時間内に複数回行う
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 制御手段が、排水ポンプの停止後、給水
    手段による給水をしながら排水ポンプによる排水をする
    給排水動作を行うものにおいて、その給排水動作の後に
    も、水位検知手段による水位の検知を行うことを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 水位検知手段が圧力式センサであって、
    その水位検知のためのしきい値を複数段階に設定し、そ
    れに基づき、制御手段が、水位検知手段による水位の検
    知を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載の食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 洗浄、すすぎを行うための水位を第1の
    しきい値として設定すると共に、運転を開始する前の水
    位を測定して第2のしきい値として設定し、排水ポンプ
    停止後の水位が第2のしきい値以上であると判断された
    ときに異常報知をすることを特徴とする請求項6記載の
    食器洗浄機。
  8. 【請求項8】 洗浄室と、 この洗浄室内に洗浄水を供給する給水手段と、 前記洗浄室内の洗浄水の水位を検知する水位検知手段
    と、 前記洗浄室内で前記洗浄水による食器の洗浄及びすすぎ
    を行う洗浄機構と、 前記洗浄室内から前記洗浄水を排出する排水ポンプとを
    具備すると共に、 前記水位検知手段の検知結果に基づき、前記給水手段、
    洗浄機構、及び排水ポンプを制御して洗浄行程及びすす
    ぎ行程を実行する制御手段を具備するものにおいて、 その制御手段が、洗浄行程及びすすぎ行程の少なくとも
    いずれか一方における排水ポンプ停止後の次行程のため
    の給水時に、水位検知手段が所定の水位を検知するまで
    の時間を測定し、その測定時間が所定時間よりも短いと
    判断されたときに、次行程への移行を中止して、異常報
    知をすることを特徴とする食器洗浄機。
  9. 【請求項9】 洗浄室と、 この洗浄室内に洗浄水を供給する給水手段と、 前記洗浄室内の洗浄水の水位を検知する水位検知手段
    と、 前記洗浄室内で前記洗浄水による食器の洗浄及びすすぎ
    を行う洗浄機構と、 前記洗浄室内から前記洗浄水を排出する排水ポンプとを
    具備すると共に、 前記水位検知手段の検知結果に基づき、前記給水手段、
    洗浄機構、及び排水ポンプを制御して洗浄行程及びすす
    ぎ行程を実行する制御手段を具備するものにおいて、 その制御手段が、洗浄行程及びすすぎ行程の少なくとも
    いずれか一方で、洗浄機構の停止後、給水手段による給
    水を所定時間実行して、その後に排水ポンプによる排水
    を実行することを特徴とする食器洗浄機。
JP33300897A 1997-12-03 1997-12-03 食器洗浄機 Pending JPH11164804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33300897A JPH11164804A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33300897A JPH11164804A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 食器洗浄機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11164804A true JPH11164804A (ja) 1999-06-22

Family

ID=18261263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33300897A Pending JPH11164804A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11164804A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101460713B1 (ko) 식기 세척기 및 그의 제어방법
JP5279628B2 (ja) 食器洗い機
JP2006192006A (ja) 食器洗い機
JP2001346747A (ja) 食器洗浄機
JP3676113B2 (ja) 食器洗い機
JP2001112686A (ja) 食器洗浄機
JPH11164804A (ja) 食器洗浄機
KR101307590B1 (ko) 식기 세척기 및 식기 세척기의 제어 방법
JP3297252B2 (ja) 食器洗浄機
JP2007125165A (ja) 食器洗浄機
JP2953691B2 (ja) 食器洗浄機
JP2000083886A (ja) 食器洗浄機
JPH0938602A (ja) 洗浄機
JP3197800B2 (ja) 洗浄機の稼働方法
JPH0938599A (ja) 洗浄機
JP2577448B2 (ja) 食器洗浄機
JP4129412B2 (ja) 食器洗浄機
JP4636621B2 (ja) 食器洗い機
JPH06277170A (ja) 食器洗浄機
JP2016193141A (ja) 洗浄機
EP2786693A1 (en) Dishwasher
JPH11346988A (ja) 食器洗浄機
JP3813417B2 (ja) 食器洗い乾燥機
JP2808207B2 (ja) 食器洗浄機
JP2005204899A (ja) 食器洗浄機

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040107

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02