JPH11164189A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH11164189A
JPH11164189A JP9326158A JP32615897A JPH11164189A JP H11164189 A JPH11164189 A JP H11164189A JP 9326158 A JP9326158 A JP 9326158A JP 32615897 A JP32615897 A JP 32615897A JP H11164189 A JPH11164189 A JP H11164189A
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recording
camera shake
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image
microprocessor
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JP9326158A
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Toru Kanazawa
亨 金沢
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子式スチルカメラにおいて、露光条件に影響
されずシャッタ−チャンスを逃さないで、撮影時の手ブ
レの影響がより少ない静止画像が得られるようにする。 【解決手段】1回の撮影に対して、複数回の連写を行
い、得られた複数の映像データは、メモリー70に一時
記憶される。マイクロプロセッサ100は、角速度セン
サ90によって検出された手ブレ量により、最も手ブレ
量の少ない映像データを記録媒体80に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置に係
り、特に、静止画を記録するのに好適な画像記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像記録装置としては、動画を記
録する装置と、静止画を記録する装置が知られている。
動画を記録する装置としては、8ミリビデオカメラやデ
ィジタルビデオカメラやMPEGカメラ等が知られてい
る。一方、静止画を記録する装置としては、8ミリビデ
オカメラやディジタルビデオカメラやMPEGカメラを
用いた静止画記録装置や、電子スチルカメラが知られて
いる。
【0003】動画を記録する装置においては、撮影時の
手ブレによる撮影した映像のブレを低減する方式とし
て、電子式手ブレ補正方式や、光学式手ブレ補正方式が
知られている。しかしながら、動画記録時に用いられる
電子式手ブレ補正方式は、動画特有のものであるため、
静止画記録には適用できないものである。また、光学式
手ブレ補正についても、機構が大型かつ高価になるた
め、デザインやコストの面で不利となる。そこで、従来
のフィルム式のスチルカメラでは、撮影時の手ブレを低
減するためには、シャッタ−速度を高速化することで撮
像面上のブレ量を低減することができる。しかし、電子
スチルカメラやビデオカメラによる静止画記録では、撮
像素子の感度が、フィルム式のスチルカメラと比べ劣る
ため、シャッター速度を高速化すると、充分な露光量を
確保できないため、手ブレ量を低減することが困難であ
る。
【0004】そこで、従来の静止画の記録時には、例え
ば、特開平3−92830号公報に記載されているよう
に、手ブレ量が一定量以上になった時はシャッタ−がき
れないようにして、手ブレの影響があったときは撮影し
ないような方式も考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
03−92830による方法では、手ブレ量が一定量以
上になった時はシャッタ−がきれないようにするので、
手ブレの影響があった静止画を撮影しないことで無駄を
省くことができる反面、一方で、手ブレ量が大きいため
に撮影者が望むシャッタ−チャンスで撮影できないとい
う問題もあった。
【0006】本発明の目的は、どの様なシャッタチャン
スでも、手ブレの影響が少ない静止画を得られる画像記
録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、撮像素子により電気信号に変換さ
れた静止画像の映像データを一時記憶する一時記憶手段
と、この一時記憶手段に記憶された映像データを記録す
る記録媒体と、手ブレ量を検出する手ブレ量検出手段と
を有する画像記録装置において、1回の撮影に対して、
複数回の連写を行い、得られた複数の映像データの内、
上記手ブレ量検出手段によって検出された手ブレ量が最
も小さい映像データを上記記録媒体に記録する制御手段
を備えるようにしたものである。かかる構成により、1
回の撮影で連写を行い、複数の映像データを得て、この
中で、手ブレ量の最も小さい映像データを記憶するよう
にしているため、どの様なシャッタチャンスでも、手ブ
レの影響が少ない静止画を得られるものである。
【0008】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記制御手段は、得られた複数の画像データを逐次上記
一時記録手段に記憶するとともに、検出された手ブレ量
の最も小さい映像データを上記記録媒体に記録するよう
にしたものである。
【0009】(3)上記(1)において、好ましくは、
上記制御手段は、上記手ブレ量検出手段によって検出さ
れた手ブレ量を順次比較し、手ブレ量の小さい映像デー
タを上記一時記録手段に記憶するとともに、検出された
手ブレ量の最も小さい映像データを上記記録媒体に記録
するようにしたものである。かかる構成により、一時記
憶手段の記憶容量が小さい場合でも、連写回数を増し
て、より手ブレ量の小さい映像データを得ることができ
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図2を用いて、本発
明の一実施形態による画像記録装置について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による画像記録装置
である電子式スチルカメラの全体構成について説明す
る。図1は、本発明の一実施形態による画像記録装置で
ある電子式スチルカメラの全体構成を示すブロック図で
ある。
【0011】なお、以下の例においては、電子式スチル
カメラを例にとって説明するが、8ミリビデオカメラや
ディジタルビデオカメラやMPEGカメラを用いた静止
画の記録装置も、信号処理や記録媒体への記録方式が異
なるのみであって、その静止画撮影の基本原理は電子式
スチルカメラと同様である。
【0012】被写体Sからの入射光は、レンズ10によ
り、撮像素子20に結像される。レンズ10と撮像素子
20の間には、アイリス30が配置されており、レンズ
10から撮像素子20に入射する光量を制限する。アイ
リス30の開口量は、アイリスドライバ32によって制
御される。また、アイリス30の開口量は、絞り値とし
て、絞り値検出回路34によって検出される。
【0013】さらに、アイリス30と撮像素子20の間
には、シャッター40が配置されている。シャッター4
0の開閉は、シャッタードライバー42によって制御さ
れる。シャッター40は、録画以外の通常時には、開放
されており、撮像素子20によって外部の光量を検出し
ている。
【0014】撮像素子20は、駆動回路22によって駆
動される。外部からの光量に応じて撮像素子20に蓄積
された電荷は、駆動回路20によって信号抽出回路50
に転送される。信号抽出回路50は、転送された信号か
らノイズ成分を除去して、映像信号成分のみを抽出す
る。
【0015】信号処理回路60は、信号抽出回路50に
よって抽出された映像信号に対して、ガンマ補正,ホワ
イトバランスの調整等の信号処理を施す。また、信号処
理回路60は、マイクロプロセッサ100に対して、映
像信号レベルの情報を出力する。
【0016】信号処理回路60の出力は、メモリー70
に一時記憶される。メモリー70は、例えば、ランダム
アクセスメモリ(RAM)によって構成される。さら
に、メモリー70に記憶された映像信号の情報は、記録
媒体80に格納される。記録媒体80は、例えば、フラ
ッシュカード等が用いられる。
【0017】さらに、本実施形態においては、手ブレ量
を検出するために、角速度センサ90が備えられてい
る。角速度センサ90は、電子式スチルカメラ本体の動
きを、角速度として検出し、検出された角速度は、マイ
クロプロセッサ100に取り込まれる。
【0018】マイクロプロセッサ100は、信号処理回
路60から入力する映像信号レベル情報と、絞り値検出
回路34から入力するアイリス30の絞り値情報に基づ
いて、撮像素子20への入射光を適当な光量とするた
め、アイリスドライバ32に制御信号を送り、アイリス
30を制御する。マイクロプロセッサ100は、同時
に、露出量計算も実行する。また、マイクロプロセッサ
100は、録画ボタン110が押されると、予め計算さ
れている露出量計算結果であるシャッター速度と絞り値
に基づいて、シャッタードライバー42を制御して、シ
ャッター40の開閉速度を制御し、また、アイリスドラ
イバー32を制御して、アイリス30の絞り量を制御す
る。また、マイクロプロセッサ100は、信号処理回路
60からメモリー70への映像情報信号の転送や、メモ
リー70から記録媒体80への映像情報の転送を制御す
る。
【0019】次に、図2を用いて、本実施形態による映
像記録装置である電子式スチルカメラの動作について説
明する。図2は、本発明の一実施形態による映像記録装
置である電子式スチルカメラの動作を示すフローチャー
トである。
【0020】図2において、ステップ200〜215
は、録画待機時の電子式スチルカメラの動作を示してお
り、ステップ220〜265は、録画時の動作を示して
いる。
【0021】ステップ200において、電子式スチルカ
メラの本体の電源がオンされると、ステップ205にお
いて、マイクロプロセッサ100は、露光制御を実行す
る。即ち、マイクロプロセッサ100は、信号処理回路
60から入力する映像信号レベル情報と、絞り値検出回
路34から入力するアイリス30の絞り値情報に基づい
て、撮像素子20への入射光を適当な光量とするため、
アイリスドライバ32に制御信号を送り、アイリス30
を制御する。なお、この時点で、シャッター40は、開
放状態になっている。
【0022】次に、ステップ210において、マイクロ
プロセッサ100は、露出量計算を実行する。即ち、マ
イクロプロセッサ100は、信号処理回路60から入力
する映像信号レベル情報と、絞り値検出回路34から入
力するアイリス30の絞り値情報に基づいて、最適なシ
ャッター速度と、絞り値を計算する。
【0023】次に、ステップ215において、マイクロ
プロセッサ100は、録画ボタン110が押されたか否
かを判断する。録画ボタン110が押されていない場合
には、ステップ205に戻り、露光制御と露出計算を所
定の周期で繰り返す。録画ボタン110が押されると、
ステップ220に進む。
【0024】ステップ220において、マイクロプロセ
ッサ100は、録画ボタン110が押される前にステッ
プ210において計算されていたシャッター速度や絞り
値の露出計算結果を、内部のメモリに記憶する。
【0025】次に、ステップ225において、マイクロ
プロセッサ100は、シャッタードライバー42に制御
信号を出力して、シャッター40を閉じる。
【0026】ステップ230において、マイクロプロセ
ッサ100は、駆動回路22に制御信号を出力して、撮
像素子20に蓄積されている電荷を掃き出して空にす
る。
【0027】次に、ステップ235において、マイクロ
プロセッサ100は、連写回数Nを初期値の「1」にセ
ットする。即ち、本実施形態においては、録画ボタン1
10が1回押されると、それに対して、N回の連写を行
うようにしている。本実施形態においては、連写回数N
は、「3」回に設定してある。
【0028】そして、ステップ240において、マイク
ロプロセッサ100は、ステップ220において記憶さ
れている露出計算結果により、アイリスドライバー32
に制御信号を出力して、絞り値を設定するとともに、シ
ャッタードライバー42に制御信号を出力して、シャッ
ター40を開閉してシャッター速度を制御する。また、
同時に、マイクロプロセッサ100は、シャッタ−40
の開閉期間における角速度センサ90の出力変化量を検
出し、この出力変化量を、ブレ量X1としてマイクロプ
ロセッサ100に記憶する。
【0029】次に、ステップ245において、マイクロ
プロセッサ100は、駆動回路22に制御信号を出力し
て、撮像素子20に蓄えられた電荷を、信号抽出回路5
0,信号処理回路60へと転送する。
【0030】さらに、ステップ250において、信号処
理回路60は、各種信号処理を施した後、マイクロプロ
セッサ100は、この静止画像デ−タを、メモリー70
に画像デ−タD1として、一時記憶する。
【0031】次に、ステップ255において、マイクロ
プロセッサ100は、連写回数Nを判定し、連写回数N
が「3」回未満の場合には、ステップ260において、
連写回数Nに「1」を加算して、ステップ240に戻
り、ステップ240〜250を繰り返して、3回の連写
を実行する。この3回の連写により、マイクロプロセッ
サ100には、それぞれの録画時における角速度センサ
90の出力変化量であるブレ量X1,X2,X3が記憶
され、また、メモリー70には、映像データD1,D
2,D3が記憶される。映像データD1,D2,D3
は、それぞれ、メモリー70の異なる領域に記憶され
る。また、連写回数Nが「3」になると、ステップ26
5に進む。
【0032】録画ボタン110が押された後に検出され
るブレ量は、一般的に時々刻々変換するものであり、記
憶されたブレ量X1,X2,X3は、それぞれ異なる値
となる。従って、メモリー70に記憶された映像データ
D1,D2,D3における手ブレの影響もそれぞれ異な
るものとなっている。3つの映像データD1,D2,D
3を記憶するのに要する時間は、ステップ240〜26
0を連続的に繰り返す場合には、約1/10秒である。
しかしながら、例えば、連写回数「1」におけるステッ
プ240〜250の処理の終了後、所定時間経過した
後、連写回数「2」に対するステップ240〜250の
処理を実行するようにして、例えば、1秒の間に、3回
の連写を実行するようにすることもできる。連写の間隔
を長くとることにより、各録画時のブレ量XNを異なら
せることができる。
【0033】次に、ステップ265において、マイクロ
プロセッサ100は、ブレ量のデ−タX1〜X3を比較
して、この中で一番小さいものXiに対応する画像デ−
タDiを記録媒体80に記録する。例えば、ブレ量X2
が一番小さい場合には、画像デ−タD2を記録媒体80
に記録する。即ち、本実施形態においては、録画ボタン
110が1度押されると、3回の連写により静止画像を
得て、これらの3つの静止画像の中で最も手ブレの影響
が少ないものを記録媒体80に記録するようにしてい
る。従って、露光条件に影響されずシャッタ−チャンス
を逃すことなく、より手ブレの影響が少ない静止画像を
撮影できる。手ブレの量の逐次変化するものであるた
め、3回連写する中では、手ブレの影響も異なってい
る。従って、従来のように、録画ボタンを押した瞬間に
は、手ブレが大きいような場合にも、その後に連写され
た静止画像の中には、手ブレの影響の少ないものもある
ため、この画像を記録することにより、手ブレの影響の
少ない静止画像を撮影することができる。
【0034】以上の説明では、電子式スチルカメラを例
にとって説明したが、8ミリビデオカメラやディジタル
ビデオカメラやMPEGカメラを用いた静止画記録装置
においても同様に適用できるものである。これらの静止
画記録装置においては、信号処理回路60における信号
処理として、例えば、8ミリビデオカメラでは、8ミリ
ビデオのフォーマットへの変換を行い、ディジタルビデ
オカメラでは、DVフォーマットへの変換を行い、MP
EGカメラでは、MEPG圧縮を行う。なお、電子式ス
チルカメラにおいても、信号処理回路60は、JPEG
圧縮等のデータ圧縮を行ってもよいものである。また、
記録媒体80としては、8ミリビデオカメラでは、8ミ
リビデオテープを使用し、ディジタルビデオカメラで
は、DVカセットを使用し、MPEGカメラでは、ハー
ドディスクを使用する。
【0035】本実施形態によれば、どの様なシャッタチ
ャンスでも、手ブレの影響が少ない静止画を得ることが
可能となる。
【0036】次に、図3を用いて、本発明の他の実施形
態による画像記録装置について説明する。なお、本実施
形態による画像記録装置である電子式スチルカメラの構
成は、図1に示した構成と同様のものとすることができ
る。
【0037】そこで、図3を用いて、本実施形態による
映像記録装置である電子式スチルカメラの動作について
説明する。図3は、本発明の他の実施形態による画像記
録装置である電子式スチルカメラの動作を示すフローチ
ャートである。なお、図3に示す各ステップの中で、図
2に示したステップと同一のものは同一の処理を示して
いる。
【0038】本実施形態においては、連写回数Nを
「5」としている。なお、連写回数を多くすると、メモ
リー70に記憶すべき映像データの容量が大きくなる。
メモリー70の記憶容量がそれほど大きくない場合に
は、「5」個の映像データを記憶しきれいない場合もあ
るため、本実施形態においては、ステップ300〜31
5を追加している。
【0039】即ち、録画ボタンが押された後、ステップ
235において、マイクロプロセッサ100が、連写回
数Nを初期値の「1」にセットし、ステップ240にお
いて、マイクロプロセッサ100が、露出計算結果によ
り、絞り値を設定し、シャッター速度を制御し、また、
同時に、ブレ量X1をマイクロプロセッサ100に記憶
し、さらに、ステップ245において、マイクロプロセ
ッサ100が、撮像素子20に蓄えられた電荷を、信号
抽出回路50,信号処理回路60へと転送した後、ステ
ップ300に進む。
【0040】ステップ300において、マイクロプロセ
ッサ100は、連写回数Nが「1」か否かを判断し、
「1」の場合には、ステップ305に進み、「1」でな
い場合には、ステップ310に進む。
【0041】即ち、連写回数Nが「1」の場合には、ス
テップ310において、X1をXrefという変数名に
変えて、次回のブレ量比較の基準としている。そして、
ステップ250において、信号処理回路60は、各種信
号処理を施した後、マイクロプロセッサ100は、この
静止画像デ−タを、メモリー70に映像デ−タD1とし
て、一時記憶する。
【0042】しかしながら、連写回数Nが「2」〜
「5」の場合には、ステップ310において、ブレ量X
nが前回までの最小ブレ量Xrefよりも大きいか否か
を判断し、ブレ量Xnが大きい場合には、ステップ32
0に進み、小さい場合には、ステップ315に進む。即
ち、連写回数Nが「2」の場合に、その時のブレ量X2
が、連写回数Nが「1」のときのブレ量Xref(X
1)よりも大きい場合には、ステップ320に進むた
め、ステップ250におけるメモリ−70への記憶処理
を省略することにより、映像データD2はメモリー70
に記憶されないことになる。ブレ量X2が、連写回数N
が「1」のときのブレ量Xref(X1)よりも小さい
場合には、ステップ315において、ブレ量X2を最小
ブレ量Xrefとし、さらに、ステップ250に進み、
メモリ−70への記憶処理を実行して、Nが「2」のと
きの映像データD2はメモリー70に記憶される。ま
た、連写回数Nが「3」の場合の手ブレ量X3が、今ま
での最小ブレ量Xrefよりも小さい場合には、ステッ
プ315において、ブレ量X3を最小ブレ量Xrefと
する。そして、ステップ250に進み、メモリ−70へ
の記憶処理を実行して、ブレ量X3に対応する映像デー
タD3が、前回の映像データが記憶されている領域に重
ね書きによって記憶される。
【0043】ステップ320において、マイクロプロセ
ッサ100は、連写回数Nを判定し、連写回数Nが
「5」回未満の場合には、ステップ260において、連
写回数Nに「1」を加算して、ステップ240に戻り、
ステップ240〜250を繰り返して、5回の連写を実
行する。5回の連写により、マイクロプロセッサ100
には、毎回前回までの最小ブレ量と比較して、少ないも
のを最小ブレ量Xrefとして残すと同時に、それに対
応する映像データをメモリー70に1映像データ分だけ
記憶されるので、5回の連写後、最もブレ量の少ない映
像データのみメモリー70に残る。
【0044】そして、ステップ325において、メモリ
ー70にある映像デ−タを記録媒体80に記録する。例
えば、最小ブレ量Xrefが、X5が一番小さい場合に
は、X5に対応する映像デ−タを記録媒体80に記録す
る。
【0045】以上説明したように、本実施形態において
は、録画ボタン110が1度押されると、5回の連写に
より静止画像を得るとともに、メモリー70には、1つ
の記憶領域を設け、前回までの最小ブレ量と、それに対
応する映像データのみをメモリー70に記憶するように
しているため、メモリー70の記憶容量が小さい場合で
も、連写回数を増やして、手ブレの影響のより少ない画
像を記録することが可能となる。
【0046】本実施形態によれば、どの様なシャッタチ
ャンスでも、手ブレの影響が少ない静止画を得ることが
可能となる。また、メモリー容量を増やすことなく、連
写回数を増やして、さらに、手ブレの影響の少ない静止
画を得ることも可能となる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、どの様なシャッタチャ
ンスでも、手ブレの影響が少ない静止画を得ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による画像記録装置である
電子式スチルカメラの全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態による映像記録装置である
電子式スチルカメラの動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の他の実施形態による画像記録装置であ
る電子式スチルカメラの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】 S…被写体 10…レンズ 20…撮像素子 22…駆動回路 30…アイリス 32…アイリスドライバ 34…絞り値検出回路 40…シャッタ 42…シャッタードライバ 50…信号抽出回路 60…信号処理回路 70…メモリ− 80…記録媒体 90角速度センサ 100…マイクロプロセッサ 110…録画ボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像素子により電気信号に変換された静止
    画像の映像データを一時記憶する一時記憶手段と、 この一時記憶手段に記憶された映像データを記録する記
    録媒体と、 手ブレ量を検出する手ブレ量検出手段とを有する画像記
    録装置において、 1回の撮影に対して、複数回の連写を行い、得られた複
    数の映像データの内、上記手ブレ量検出手段によって検
    出された手ブレ量が最も小さい映像データを上記記録媒
    体に記録する制御手段を備えたことを特徴とする画像記
    録装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像記録装置において、 上記制御手段は、得られた複数の画像データを逐次上記
    一時記録手段に記憶するとともに、検出された手ブレ量
    の最も小さい映像データを上記記録媒体に記録すること
    を特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像記録装置において、 上記制御手段は、上記手ブレ量検出手段によって検出さ
    れた手ブレ量を順次比較し、手ブレ量の小さい映像デー
    タを上記一時記録手段に記憶するとともに、検出された
    手ブレ量の最も小さい映像データを上記記録媒体に記録
    することを特徴とする画像記録装置。
JP9326158A 1997-11-27 1997-11-27 画像記録装置 Pending JPH11164189A (ja)

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JP9326158A JPH11164189A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 画像記録装置

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