JPH11163546A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JPH11163546A JPH11163546A JP9329147A JP32914797A JPH11163546A JP H11163546 A JPH11163546 A JP H11163546A JP 9329147 A JP9329147 A JP 9329147A JP 32914797 A JP32914797 A JP 32914797A JP H11163546 A JPH11163546 A JP H11163546A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- electric connection
- main body
- connection box
- electric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カバー内の温度上昇を抑制し、かつ保守作業
を簡単にする。 【解決手段】 平板状の本体2に多種類の電装部品3を
固着し、電装部品を覆うように本体にカバー10を冠着
してなる電気接続箱において、カバーに開口11を形成
すると共に、電装部品のうち発熱量の大きい電装部品3
a(3b)を開口近傍に配置し、カバー内の温度上昇を
抑制する。開口がカバーの両端に位置する。
を簡単にする。 【解決手段】 平板状の本体2に多種類の電装部品3を
固着し、電装部品を覆うように本体にカバー10を冠着
してなる電気接続箱において、カバーに開口11を形成
すると共に、電装部品のうち発熱量の大きい電装部品3
a(3b)を開口近傍に配置し、カバー内の温度上昇を
抑制する。開口がカバーの両端に位置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱のカバ
ーに関するものである。
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、従来の電気接続箱5
1は平板状の本体52に電装部品53を固着し、本体5
2にカバー54(図5)を冠着したものである。本体5
2とカバー54とによって電装部品53が密封されてい
る。しかしながら、例えば、電装部品53のうち発熱量
の大きいリレー53′により、カバー54内の温度が上
昇し、それによって熱に弱い電装部品(図示せず)が正
常に作動しなくなる欠点があった。
1は平板状の本体52に電装部品53を固着し、本体5
2にカバー54(図5)を冠着したものである。本体5
2とカバー54とによって電装部品53が密封されてい
る。しかしながら、例えば、電装部品53のうち発熱量
の大きいリレー53′により、カバー54内の温度が上
昇し、それによって熱に弱い電装部品(図示せず)が正
常に作動しなくなる欠点があった。
【0003】そこで、図6のように、両端に開口55を
有するカバー54′(図7)を本体52に冠着した電気
接続箱51′が提案されている。開口55を形成したこ
とでカバー54′内で温度上昇した空気を容易に外部へ
排出することができる。これにより、熱に弱い電装部品
を保護することができる。しかしながら、リレー53′
が他の電装部品に取り囲まれていたり、又は(及び)開
口55から遠方に配置されていると、リレー53′の交
換などの保守作業時にリレー53′を本体52から取り
外す作業が困難であった。
有するカバー54′(図7)を本体52に冠着した電気
接続箱51′が提案されている。開口55を形成したこ
とでカバー54′内で温度上昇した空気を容易に外部へ
排出することができる。これにより、熱に弱い電装部品
を保護することができる。しかしながら、リレー53′
が他の電装部品に取り囲まれていたり、又は(及び)開
口55から遠方に配置されていると、リレー53′の交
換などの保守作業時にリレー53′を本体52から取り
外す作業が困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
鑑み、カバー内の温度上昇を抑制し、かつ保守作業を簡
単にする電気接続箱を提供することを目的とする。
鑑み、カバー内の温度上昇を抑制し、かつ保守作業を簡
単にする電気接続箱を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、平板状の本体に多種類の電装部品を固着
し、該電装部品を覆うように該本体にカバーを冠着して
なる電気接続箱において、前記カバーに開口を形成する
と共に、前記電装部品のうち発熱量の大きい電装部品を
該開口近傍に配置し、該カバー内の温度上昇を抑制する
電気接続箱を基本とする(請求項1)。前記開口が前記
カバーの両端に位置することが好ましい(請求項2)。
に、本発明は、平板状の本体に多種類の電装部品を固着
し、該電装部品を覆うように該本体にカバーを冠着して
なる電気接続箱において、前記カバーに開口を形成する
と共に、前記電装部品のうち発熱量の大きい電装部品を
該開口近傍に配置し、該カバー内の温度上昇を抑制する
電気接続箱を基本とする(請求項1)。前記開口が前記
カバーの両端に位置することが好ましい(請求項2)。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を、図面を参照して説明する。図1〜図3は本発明に
係る電気接続箱の一実施例を示すものである。なお、発
熱量の大きい電装部品がリレーである場合を説明する
が、リレー以外の発熱量の大きい電装部品を使用した場
合も略同様である。
例を、図面を参照して説明する。図1〜図3は本発明に
係る電気接続箱の一実施例を示すものである。なお、発
熱量の大きい電装部品がリレーである場合を説明する
が、リレー以外の発熱量の大きい電装部品を使用した場
合も略同様である。
【0007】図1乃至図3において、この電気接続箱1
は、平板状の本体2に複数の電装部品3を固着し、電装
部品3を覆うように、開口11を有するカバー10を本
体2に冠着するものである。本体2には所望の位置にネ
ジ孔4が複数形成されている。本体2に冠着されるカバ
ー10には両側に開口11が形成されている。これによ
り、本体2へのカバー10の冠着後、電気接続箱1内の
空気が密封されずに外気と通ずるようになり、そのため
空気の対流が良くなる。
は、平板状の本体2に複数の電装部品3を固着し、電装
部品3を覆うように、開口11を有するカバー10を本
体2に冠着するものである。本体2には所望の位置にネ
ジ孔4が複数形成されている。本体2に冠着されるカバ
ー10には両側に開口11が形成されている。これによ
り、本体2へのカバー10の冠着後、電気接続箱1内の
空気が密封されずに外気と通ずるようになり、そのため
空気の対流が良くなる。
【0008】複数の電装部品3のうち発熱量の大きい電
装部品として、例えば、リレー3a,3bが本体2の両
側2a,2b近傍に固着される。即ち、本体2へのカバ
ー10の冠着後、リレー3a,3bの位置が開口11の
近傍に設定される。それにより、電気接続箱1内に流れ
た電流で発熱したリレー3a,3bが、両側の開口11
から流入または流出する外気によって冷却される。つま
り、リレー3a,3bの発散する熱を電気接続箱1内か
ら外部へ排出することができ、電気接続箱1内の温度上
昇を抑制することができる。また、内部の温度上昇を抑
制できるから、リレー3a,3bの周囲に位置する熱に
弱い電装部品として、例えばセンサ3c,3d,3eの
誤作動を防止することができる。更に、開口11の近傍
にリレー3a,3bを配置するから、電気接続箱1を保
守作業をする際にリレー3a,3bの交換が容易にな
る。
装部品として、例えば、リレー3a,3bが本体2の両
側2a,2b近傍に固着される。即ち、本体2へのカバ
ー10の冠着後、リレー3a,3bの位置が開口11の
近傍に設定される。それにより、電気接続箱1内に流れ
た電流で発熱したリレー3a,3bが、両側の開口11
から流入または流出する外気によって冷却される。つま
り、リレー3a,3bの発散する熱を電気接続箱1内か
ら外部へ排出することができ、電気接続箱1内の温度上
昇を抑制することができる。また、内部の温度上昇を抑
制できるから、リレー3a,3bの周囲に位置する熱に
弱い電装部品として、例えばセンサ3c,3d,3eの
誤作動を防止することができる。更に、開口11の近傍
にリレー3a,3bを配置するから、電気接続箱1を保
守作業をする際にリレー3a,3bの交換が容易にな
る。
【0009】本実施例ではカバー10の両端に開口11
を形成した場合を説明したが、カバー10の長手方向の
両側壁12,12に開口(図示せず)を形成することも
可能である。また、空気の対流を良くすることができれ
ば、開口11の個数は任意であるし、開口11の形状も
任意である。更に、本体2の形状に対応させてカバー1
0を変更することもできる。
を形成した場合を説明したが、カバー10の長手方向の
両側壁12,12に開口(図示せず)を形成することも
可能である。また、空気の対流を良くすることができれ
ば、開口11の個数は任意であるし、開口11の形状も
任意である。更に、本体2の形状に対応させてカバー1
0を変更することもできる。
【0010】例えば、上述した電気自動車(図示せず)
内に装着された電気接続箱1と、電気自動車内に配置さ
れたバッテリー(組電池)(図示せず)とが混在する場
合には、発熱しているバッテリーを冷却するために、フ
ァン(扇風機)等(図示せず)を回転させるシステムが
採用されている。そのファンにより冷却された空気を開
口11から電気接続箱1内へ送り込むことができる。そ
れにより、電気接続箱1内に配置され、発熱量の大きい
リレー3a,3bを強制的に冷却することができる。
内に装着された電気接続箱1と、電気自動車内に配置さ
れたバッテリー(組電池)(図示せず)とが混在する場
合には、発熱しているバッテリーを冷却するために、フ
ァン(扇風機)等(図示せず)を回転させるシステムが
採用されている。そのファンにより冷却された空気を開
口11から電気接続箱1内へ送り込むことができる。そ
れにより、電気接続箱1内に配置され、発熱量の大きい
リレー3a,3bを強制的に冷却することができる。
【0011】本発明の電気接続箱1を製造するには、先
ず、発熱量の大きいリレー3a,3bを本体2の上面で
両端2a,2b側に、および熱に弱いセンサ3c〜3e
をその他の場所にそれぞれ螺着する。それから、両端に
開口11を有するカバー10を本体2に冠着する。最後
に、カバー10と本体2とを相互に螺着することによ
り、電気接続箱1が製造される。電気接続箱1の製造後
には、リレー3a,3bがカバー10の開口11近傍に
位置している。
ず、発熱量の大きいリレー3a,3bを本体2の上面で
両端2a,2b側に、および熱に弱いセンサ3c〜3e
をその他の場所にそれぞれ螺着する。それから、両端に
開口11を有するカバー10を本体2に冠着する。最後
に、カバー10と本体2とを相互に螺着することによ
り、電気接続箱1が製造される。電気接続箱1の製造後
には、リレー3a,3bがカバー10の開口11近傍に
位置している。
【0012】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1によれば、本体
に冠着されるカバーに開口を形成し、開口の近傍に発熱
量の大きい電装部品を配置するから、該電装部品で発散
される熱を開口から外部へ排出することができる。これ
により、電気接続箱内の温度上昇を抑制することができ
る。だから、電気接続箱内の放熱効果を従来よりも向上
させることができ、熱に弱い電装部品の誤作動も防止す
ることができる。また、開口近傍に該電装部品を配置す
るから、例えば電気接続箱の保守作業時に該電装部品の
交換を一層簡単に行うことができる。請求項2によれ
ば、開口の位置がカバーの両端であるから、電気接続箱
内に空気を対流させることができる。それによって、従
来よりも空気の流れを良くすることができる。
に冠着されるカバーに開口を形成し、開口の近傍に発熱
量の大きい電装部品を配置するから、該電装部品で発散
される熱を開口から外部へ排出することができる。これ
により、電気接続箱内の温度上昇を抑制することができ
る。だから、電気接続箱内の放熱効果を従来よりも向上
させることができ、熱に弱い電装部品の誤作動も防止す
ることができる。また、開口近傍に該電装部品を配置す
るから、例えば電気接続箱の保守作業時に該電装部品の
交換を一層簡単に行うことができる。請求項2によれ
ば、開口の位置がカバーの両端であるから、電気接続箱
内に空気を対流させることができる。それによって、従
来よりも空気の流れを良くすることができる。
【図1】本発明に係る電気接続箱の一実施例を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の本体カバーを冠着した状態を示す斜視図
である。
である。
【図3】図2のA−A線の断面図である。
【図4】従来の電気接続箱を示す断面図である。
【図5】図4のカバーを示す斜視図である。
【図6】従来の他の電気接続箱を示す断面図である。
【図7】図6のカバーを示す斜視図である。
1 電気接続箱 2 本体 3 電装部品 3a,3b リレー 10 カバー 11 開口
Claims (2)
- 【請求項1】 平板状の本体に多種類の電装部品を固着
し、該電装部品を覆うように該本体にカバーを冠着して
なる電気接続箱において、 前記カバーに開口を形成すると共に、前記電装部品のう
ち発熱量の大きい電装部品を該開口近傍に配置し、該カ
バー内の温度上昇を抑制することを特徴とする電気接続
箱。 - 【請求項2】 前記開口が前記カバーの両端に位置する
ことを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9329147A JPH11163546A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9329147A JPH11163546A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11163546A true JPH11163546A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18218175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9329147A Withdrawn JPH11163546A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11163546A (ja) |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP9329147A patent/JPH11163546A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |