JPS5855822Y2 - 発熱物収納密閉ケ−スの方熱装置 - Google Patents
発熱物収納密閉ケ−スの方熱装置Info
- Publication number
- JPS5855822Y2 JPS5855822Y2 JP1978088408U JP8840878U JPS5855822Y2 JP S5855822 Y2 JPS5855822 Y2 JP S5855822Y2 JP 1978088408 U JP1978088408 U JP 1978088408U JP 8840878 U JP8840878 U JP 8840878U JP S5855822 Y2 JPS5855822 Y2 JP S5855822Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heat sink
- fins
- case
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、たとえばシーケンス・コントローラーおよ
びコンピューターにおいて発熱回路素子を含むプリント
配線板等の発熱物を収納する密閉ケースに装備せられる
放熱装置に関するものである。
びコンピューターにおいて発熱回路素子を含むプリント
配線板等の発熱物を収納する密閉ケースに装備せられる
放熱装置に関するものである。
一般に、トランジスタおよび抵抗体等の発熱回路素子を
含むプリント配線板はその通電により発熱する。
含むプリント配線板はその通電により発熱する。
このようなプリント配線板は、従来より密閉ケース内に
収められていて、それの発生熱量はケースの外表面より
自然に放出せられていた。
収められていて、それの発生熱量はケースの外表面より
自然に放出せられていた。
しかしながら、近年回路の集積化が進んでおり、このよ
うな集積された回路を具備するプリント配線板は発熱量
が多いので、これが密閉された小さいケース内に収めら
れると、ケース外表面からの自然放熱だけでは充分に熱
を除去することができず、したがって熱の蓄積によって
プリント配線板の回路素子の機能に悪影響を与えるおそ
れがあるという問題があった。
うな集積された回路を具備するプリント配線板は発熱量
が多いので、これが密閉された小さいケース内に収めら
れると、ケース外表面からの自然放熱だけでは充分に熱
を除去することができず、したがって熱の蓄積によって
プリント配線板の回路素子の機能に悪影響を与えるおそ
れがあるという問題があった。
この考案の目的は、上記の問題を解決し、プリント配線
板等の発熱物を収納する密閉ケース内で生じた熱を速や
かに除去することができ、しかもその製造を容易かつ安
価になしうる発熱物収納密閉ケースの放熱装置を提供し
ようとするにある。
板等の発熱物を収納する密閉ケース内で生じた熱を速や
かに除去することができ、しかもその製造を容易かつ安
価になしうる発熱物収納密閉ケースの放熱装置を提供し
ようとするにある。
この考案を、以下図面に示す実施例について説明する。
図面において、１は発熱物収納ケース、２はこれに収め
られたプリント配線板によって構成される発熱物である
。
られたプリント配線板によって構成される発熱物である
。
すなわち、このプリント配線板２はトランジスタ３ａお
よび抵抗体３Ｂ等の回路素子３を含んでおり、通電によ
りこれらの回路素子３は所定の電気的作用を行なうとと
もに発熱する。
よび抵抗体３Ｂ等の回路素子３を含んでおり、通電によ
りこれらの回路素子３は所定の電気的作用を行なうとと
もに発熱する。
４は内外両表面に素材の切削加工により形成された多数
の薄い舌状フィン５を有するアルミニウム製放熱板で、
これは収納ケース１の垂直側壁１ａにあけられた開口部
７に嵌め込まれて、その周縁部が開口部７周縁の側壁１
ａ部分に固定されることにより、放熱板４が垂直側壁１
ａの一部を構成して、ケース１が密閉されている。
の薄い舌状フィン５を有するアルミニウム製放熱板で、
これは収納ケース１の垂直側壁１ａにあけられた開口部
７に嵌め込まれて、その周縁部が開口部７周縁の側壁１
ａ部分に固定されることにより、放熱板４が垂直側壁１
ａの一部を構成して、ケース１が密閉されている。
放熱板４の内外両表面多数の薄い舌状フィン５はそれぞ
れ先端部を上方に向けて水平にかつ並列状に配置せられ
るとともに、相互に左右に隣接する舌状フィン５列同志
の間に温空気排出用間隙６があけられている。
れ先端部を上方に向けて水平にかつ並列状に配置せられ
るとともに、相互に左右に隣接する舌状フィン５列同志
の間に温空気排出用間隙６があけられている。
この温空気排出用間隙６の幅Ｓは、舌状フィン５の幅Ｆ
の１以上、２倍以下となるように設定するのが、放熱効
果を高める意味で望ましい。
の１以上、２倍以下となるように設定するのが、放熱効
果を高める意味で望ましい。
隣接舌状フィン５列同志の間にこのような温空気排出用
間隙６をあけることにより、放熱板４の外表面において
各舌状フィン５を介して暖められた空気は、その密度が
軽くなって上記間隙６に沿って排出される。
間隙６をあけることにより、放熱板４の外表面において
各舌状フィン５を介して暖められた空気は、その密度が
軽くなって上記間隙６に沿って排出される。
このため放熱板４の外表面における熱交換効率が増大し
、密閉されたケース１の放熱能力が向上する。
、密閉されたケース１の放熱能力が向上する。
ここで、たとえば水平状に配置されたフィンが一体に連
続的に形成せられていて、上記のような間隙６が全く設
けられていないものとすると、上下に隣接するフィン同
志の間に熱気がこもり、放熱効率が著しく低下するもの
である。
続的に形成せられていて、上記のような間隙６が全く設
けられていないものとすると、上下に隣接するフィン同
志の間に熱気がこもり、放熱効率が著しく低下するもの
である。
なお、上記実施例においては、放熱板４の内外両表面に
多数の薄い舌状フィン５が設けられているが、これらの
舌状フィン５は放熱板４の内外両表面のうち少なくとも
外表面に設けられておればよい。
多数の薄い舌状フィン５が設けられているが、これらの
舌状フィン５は放熱板４の内外両表面のうち少なくとも
外表面に設けられておればよい。
また放熱板４は収納ケース１の１つの垂直側壁１ａに取
り付けられているが、２つ以上の垂直側壁１ａに放熱板
４がそれぞれ取り付けられる場合もある。
り付けられているが、２つ以上の垂直側壁１ａに放熱板
４がそれぞれ取り付けられる場合もある。
この考案は、上述のように、発熱物２が収納されたケー
ス１の垂直側壁１ａに放熱板嵌込み用開口部７があけら
れ、内外両表面のうち少なくとも外表面に切り起こされ
て並列状に形成された多数の薄い舌状フィン５を有する
放熱板４が上記開口部７に嵌め込まれて、その周縁部が
開口部７周縁の側壁１ａ部分に固定されることにより、
放熱板４が垂直側壁１ａの一部を構成して、ケース１が
密閉され、上記放熱板４表面の多数の薄い舌状フィン５
がそれぞれ先端部を上方に向けて水平にがっ並列状に配
置せられるとともに、相互に左右に隣接する舌状フィン
５列同志の間に温空気排出用間隙６があけられているも
のであるがら、密閉されたケース１内のプリント配線板
等の発熱物２がら生じた熱が放熱板４およびこれの表面
の多数の薄い舌状フィン５を介してケース１の外部に放
出される。
ス１の垂直側壁１ａに放熱板嵌込み用開口部７があけら
れ、内外両表面のうち少なくとも外表面に切り起こされ
て並列状に形成された多数の薄い舌状フィン５を有する
放熱板４が上記開口部７に嵌め込まれて、その周縁部が
開口部７周縁の側壁１ａ部分に固定されることにより、
放熱板４が垂直側壁１ａの一部を構成して、ケース１が
密閉され、上記放熱板４表面の多数の薄い舌状フィン５
がそれぞれ先端部を上方に向けて水平にがっ並列状に配
置せられるとともに、相互に左右に隣接する舌状フィン
５列同志の間に温空気排出用間隙６があけられているも
のであるがら、密閉されたケース１内のプリント配線板
等の発熱物２がら生じた熱が放熱板４およびこれの表面
の多数の薄い舌状フィン５を介してケース１の外部に放
出される。
多数の薄い舌状フィン５は放熱板４にそれぞれ先端部を
上に向けて一体に設けられているがら、熱の放出が非常
に円滑であるとともに、放熱板４の外表面近くにおいて
暖められた空気は、その密度が軽くなって舌状フィン５
列同志の間の温空気排出用間隙６を放熱板４の外表面に
沿って上昇する。
上に向けて一体に設けられているがら、熱の放出が非常
に円滑であるとともに、放熱板４の外表面近くにおいて
暖められた空気は、その密度が軽くなって舌状フィン５
列同志の間の温空気排出用間隙６を放熱板４の外表面に
沿って上昇する。
したがって放熱板４の外表面における熱交換効率が非常
に増大し、密閉された発熱物収納ケース１の放熱能力が
顕著に向上する。
に増大し、密閉された発熱物収納ケース１の放熱能力が
顕著に向上する。
このためケース１に収められたプリント配線板がたとえ
集積回路を有するような場合であってもその回路素子が
蓄熱により悪影響を受けるようなことがなく、それぞれ
の機能を確実に果しうるものである。
集積回路を有するような場合であってもその回路素子が
蓄熱により悪影響を受けるようなことがなく、それぞれ
の機能を確実に果しうるものである。
また表面に多数の薄い舌状フィン５を有する放熱板４は
、たとえばアルミニウム押出し型材を素材として、これ
のフィン立て面を薄く切り起こすことにより、容易かつ
安価につくられるものであるし、この放熱板４をケース
１の垂直側壁１ａに取り付ける作業も簡単であるから、
放熱装置の製造をきわめて容易かつ安価になし得るとい
う効果を奏する。
、たとえばアルミニウム押出し型材を素材として、これ
のフィン立て面を薄く切り起こすことにより、容易かつ
安価につくられるものであるし、この放熱板４をケース
１の垂直側壁１ａに取り付ける作業も簡単であるから、
放熱装置の製造をきわめて容易かつ安価になし得るとい
う効果を奏する。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第１図は斜視図
、第２図は放熱部の部分正面図、第３図は同部分平面図
、第４図は同側面図である。 １・・・・・・発熱物収納ケース、１ａ・・・・・・垂
直側壁、２・・・・・・プリント配線板等の発熱物、３
・・・・・・発熱回路素子、４・・・・・・放熱板、５
・・・・・・舌状フィン、６・・・・・・温空気排出用
間隙、７・・・・・・放熱板嵌込み用開口部。
、第２図は放熱部の部分正面図、第３図は同部分平面図
、第４図は同側面図である。 １・・・・・・発熱物収納ケース、１ａ・・・・・・垂
直側壁、２・・・・・・プリント配線板等の発熱物、３
・・・・・・発熱回路素子、４・・・・・・放熱板、５
・・・・・・舌状フィン、６・・・・・・温空気排出用
間隙、７・・・・・・放熱板嵌込み用開口部。
Claims (1)
- 発熱物２が収納されたケース１の垂直側壁１ａに放熱板
嵌込み用開口部７があけられ、内外両表面のうち少なく
とも外表面に切り起こされて並列状に形成された多数の
薄い舌状フィン５を有する放熱板４が上記開口部７に嵌
め込まれて、その周縁部が開口部７周縁の側壁１ａ部分
に固定されることにより、放熱板４が垂直側壁１ａの一
部を構成して、ケース１が密閉され、上記放熱板４表面
の多数の薄い舌状フィン５がそれぞれ先端部を上方に向
けて水平かつ並列状に配置せられるとともに、相互に左
右に隣接する舌状フィン５列同志の間に温空気排出用間
隙６があけられている発熱物収納密閉ケースの放熱装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978088408U JPS5855822Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | 発熱物収納密閉ケ−スの方熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978088408U JPS5855822Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | 発熱物収納密閉ケ−スの方熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS557318U JPS557318U (ja) | 1980-01-18 |
| JPS5855822Y2 true JPS5855822Y2 (ja) | 1983-12-21 |
Family
ID=29014847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978088408U Expired JPS5855822Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 | 発熱物収納密閉ケ−スの方熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855822Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60151636U (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-08 | 今関 政光 | ロ−ルフイ−ドにおける材料送り量設定構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5075052U (ja) * | 1973-11-15 | 1975-07-01 |
-
1978
- 1978-06-26 JP JP1978088408U patent/JPS5855822Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS557318U (ja) | 1980-01-18 |
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