JPH11161875A - 映像監視方法 - Google Patents

映像監視方法

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JPH11161875A
JPH11161875A JP32443597A JP32443597A JPH11161875A JP H11161875 A JPH11161875 A JP H11161875A JP 32443597 A JP32443597 A JP 32443597A JP 32443597 A JP32443597 A JP 32443597A JP H11161875 A JPH11161875 A JP H11161875A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオカメラの映像から異常を検出する映像
監視方法を提供する。 【解決手段】 ステップS10において、ビデオカメラ
の映像が表示された画面上で始点と終点を指定して監視
ラインを設定する。ステップS20で監視ライン上の各
画素の輝度変動幅が測定され、変動幅の大きな画素が削
除されて有効な監視ポイントが抽出される。ステップS
30でビデオカメラから画面情報が入力され、ステップ
S40で最新のN画面の各監視ポイントの平均輝度が算
出される。ステップS50で平均値からの差異が大きい
監視ポイント数がカウントされ、ステップS60で全監
視ポイント数に対する前記カウント数の比率が計算され
て表示される。ステップS70で前記比率が判定され、
閾値以上の場合にはステップS80で警報出力と監視画
面の画像情報の記録が行われる。停止指示があるまで、
各画面毎にステップS30〜S80の処理が繰り返され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラを用
いて状態の変化を監視する映像監視方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオカメラを用いた映像監視シ
ステムでは、例えば、次の(1)〜(3)のような監視
方法が行われていた。 (1)ビデオカメラで撮影された映像を、監視員がモニ
タテレビによって監視する。 (2)長時間録画可能な録画装置によって録画し、必要
に応じて再生して確認する。 (3)監視箇所に予め赤外線センサ等を設置しておき、
状態の変化をセンサが検出したときに、録画装置が起動
されて録画を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
監視方法では、次のような課題があった。例えば、
(1)の方法では、監視員が常時監視する必要があり、
大規模な監視システムの場合にしか適用することができ
ない。また、見落としの危険性もあるので、(2)や
(3)の方法と併用する必要がある。(2)の方法で
は、異常が発生したときに直ちにアラームを出力するこ
とができない。また、(3)の方法は、赤外線センサ等
を設置することが困難な場所には、適用することができ
ない。本発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決
し、赤外線センサ等のセンサが必要なく、かつ異常の発
生を直ちに検出することができる映像監視方法を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1の発明は、監視区域を撮影するビ
デオカメラと、前記ビデオカメラで撮影された映像の画
面情報を表示する表示装置とを備え、前記画面情報の変
化に基づいて異常の有無を監視する映像監視システムの
映像監視方法において、次のような処理を行っている。
まず、前記表示装置の表示画面上で指定された第1及び
第2の点に基づいて、これらの第1及び第2の点を結ぶ
直線を構成する複数の画素を監視ラインとして設定する
監視ライン設定処理と、前記ビデオカメラで撮影された
画面情報における前記監視ラインを構成する複数の各画
素の輝度データを一定期間収集し、該一定期間中の輝度
の変動幅が一定値を越える画素を前記監視ラインから削
除して、該変動幅が該一定値を越えない画素のみで構成
される監視ポイントを抽出する監視ポイント抽出処理と
を行う。
【0005】その後、前記ビデオカメラで撮影された前
記画面情報を逐次入力する入力処理と、前記ビデオカメ
ラから入力された最新のN(但し、Nは複数)画面の画
面情報に基づいて、前記監視ポイントを構成する各画素
毎の輝度の平均値を算出する平均輝度算出処理と、前記
監視ポイントを構成する各画素毎に、前記ビデオカメラ
から入力された該監視ポイントの画素の輝度と、前記平
均輝度算出処理で算出された平均値との差が第1の閾値
を越えている変化画素数をカウントする変化数カウント
処理と、前記監視ポイントを構成する全画素数に対する
前記変化画素数の割合に基づいて変化率を算出し、該変
化率に応じた監視情報を前記画面情報とともに前記表示
装置に表示する監視情報表示処理と、前記変化率が第2
の閾値を越えたときに警報の出力または前記画面情報の
記録、或いは該警報の出力及び該画面情報の記録を行う
警報記録処理とを順次繰り返して行う。
【0006】第2の発明は、第1の発明と同様の映像監
視システムの映像監視方法において、次のような処理を
行っている。まず、第1の発明と同様の監視ライン設定
処理と、監視ポイント抽出処理とを行う。その後、前記
ビデオカメラで撮影された前記画面情報を逐次入力する
入力処理と、前記ビデオカメラから入力された複数の前
記画面情報に基づいて、前記監視ポイントを構成する各
画素毎の輝度の平均値を、一定の周期毎に算出する平均
輝度算出処理と、第1の発明と同様の変化数カウント処
理と、監視情報表示処理と、警報記録処理とを順次繰り
返して行う。
【0007】第3の発明は、第1または第3の発明にお
いて、第1及び第2の閾値の設定を随時変更することが
可能になっている。第1及び第3の発明によれば、以上
のように映像監視方法を構成したので、次のような作用
が行われる。表示画面上で第1及び第2の点が指定され
ると、この指定に基づいて複数の画素で構成される監視
ラインを設定する監視ライン設定処理が行われ、引き続
いて、ビデオカメラで撮影された画面情報に基づいて監
視ラインを構成する画素の画面毎の輝度データが一定期
間収集される。監視ポイント抽出処理によって、輝度デ
ータの変動幅が一定値を越える画素が削除され、変動幅
が一定値以内の監視ポイントが抽出される。その後、入
力処理によってビデオカメラで撮影された映像の画面情
報が逐次入力され、最新のN画面の画面情報に基づい
て、各監視ポイントの画素の輝度の平均値が算出され、
この平均値とビデオカメラから与えられた監視ポイント
の画素の輝度との差が第1の閾値を越えている変化画素
数がカウントされる。更に、監視ポイントの全画素数に
対する変化画素数の割合である変化率が算出され、この
変化率に応じた監視情報が画面情報とともに表示装置に
表示される。更に、変化率が第2の閾値を越えたときに
は、警報の出力または画面情報の記録、或いは警報の出
力と画面情報の記録が行われる。
【0008】第2及び第3の発明によれば、次のような
作用が行われる。表示画面上で第1及び第2の点が指定
されると、この指定に基づいて複数の画素で構成される
監視ラインを設定する監視ライン設定処理が行われ、引
き続いて、ビデオカメラで撮影された画面情報に基づい
て監視ラインを構成する画素の画面毎の輝度データが一
定期間収集される。監視ポイント抽出処理によって、輝
度データの変動幅が一定値を越える画素が削除され、変
動幅が一定値以内の監視ポイントが抽出される。その
後、入力処理によってビデオカメラで撮影された映像の
画面情報が逐次入力され、一定の周期で複数の前記画面
情報の輝度の平均値を算出する平均輝度算出処理が行わ
れ、ここで算出された平均値とビデオカメラから与えら
れた監視ポイントの画素の輝度との差が第1の閾値を越
えている変化画素数がカウントされる。更に、監視ポイ
ントの全画素数に対する変化画素数の割合である変化率
が算出され、この変化率に応じた監視情報が画面情報と
ともに表示装置に表示される。更に、変化率が第2の閾
値を越えたときには、警報の出力または画面情報の記
録、或いは警報の出力と画面情報の記録が行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の実施形態の映像
監視方法が適用される映像監視システムの一例を示す構
成図である。この映像監視システムは、監視区域を撮影
するビデオカメラ11を備えている。ビデオカメラ11
は、例えば1秒当たり30画面のカラー画面情報をNT
SC(National Television System Comittee)方式の映
像信号に変換して出力するものであり、このビデオカメ
ラ11の出力側にはアナログ/ディジタル変換器(以
下、「A/D」という)12が接続されている。A/D
12は、NTSC方式の映像信号を赤(R)、緑
(G)、及び青(B)の光の3原色に対応するアナログ
信号に分解するとともに、これらのアナログ信号を各画
面を構成する画素毎にサンプリングして、R,G,Bの
ディジタル信号に変換する機能を有している。A/D1
2の出力側には、画像フレームメモリ13が接続されて
いる。画像フレームメモリ13は、1画面を構成する複
数の画素に対応するR,G,Bのディジタル信号のデー
タを一時記憶するメモリであり、例えば、600ドット
×400ライン×3色(=720kバイト)の記憶容量
を有している。画像フレームメモリ13の出力側には、
ディジタル/アナログ変換器(以下、「D/A」とい
う)14が接続されている。D/A14は、画像フレー
ムメモリ13に記憶されたR,G,Bのディジタル信号
のデータを一定周期で順次読み出して、それぞれR,
G,Bのアナログ信号に変換するものである。D/A1
4の出力側には、表示部15が接続されており、画像フ
レームメモリ13に記憶された画面情報が表示されるよ
うになっている。
【0010】画像フレームメモリ13には、動画制御部
16が接続されている。動画制御部16は、画像フレー
ムメモリ13の任意の記憶領域のデータを読み出すとと
もに、この画像フレームメモリ13の任意の記憶領域の
データを書き替える機能を有している。動画制御部16
は、共通バス17を介して中央処理装置(以下、「CP
U」という)18に接続されている。CPU18は、こ
の映像監視システム全体の制御、及び映像監視の処理を
行うものである。共通バス17には、キーボードやマウ
ス等で構成される入力部19、CPU18の制御と処理
用のプログラムや定数が格納されたリード・オンリ・メ
モリ(以下、「ROM」という)20、制御及び処理用
のデータを記憶するためのランダム・アクセス・メモリ
(以下、「RAM」という)21、並びに画面情報を記
憶して保管するためのデータファイル部22等が接続さ
れている。
【0011】図3は、図2中の表示部15における表示
例を示す図である。図3に示すように、表示部15は、
ビデオカメラ11で撮影された監視区域の映像を表示す
るための監視区域表示領域15a、映像監視システムの
操作メニューを表示するためのメニュー表示領域15
b、及び監視情報を表示するための監視情報表示領域1
5c等を有している。図1は、本発明の実施形態を示す
映像監視方法の概要フローチャートであり、図4及び図
5は、それぞれ図1中のステップS10,S20の詳細
フローチャートである。以下、図2〜図5を参照しつ
つ、図1の映像監視方法を説明する。先ず、図2の映像
監視システムの電源を投入することにより、ビデオカメ
ラ11で撮影された監視区域の映像信号が、A/D12
でディジタル信号に変換されて動画フレームメモリ13
に格納される。一方、CPU18から操作メニューを表
示するためのデータが共通バス17を介して動画制御部
16に与えられ、この動画制御部16から動画フレーム
メモリ13の所定の記憶領域にメニューデータが書き込
まれる。動画フレームメモリ13に書き込まれたデータ
は、D/A14によって一定の周期で繰り返して読み出
され、アナログ信号に変換されて表示部15に出力され
る。これによって、表示部15には、図3に示すように
警戒区域表示領域15aとメニュー表示領域15bの表
示が行われる。
【0012】次に、オペレータは、例えば入力部19の
マウスを用いて、表示部15のメニュー表示領域15b
における「監視箇所設定」を選択し、図1のステップS
10の監視ライン設定処理を開始する。図4のステップ
S11で、オペレータはマウスを用いて警戒区域表示領
域15a上の監視ライン1の始点1aを入力する。続い
てステップS12において、監視ライン1の終点1bを
入力する。これにより、ステップS13へ進み、入力さ
れた始点1aと終点1bとを直線で結ぶ監視ライン1を
構成する複数の画素の座標が、監視ポイントとして計算
されて、ステップ14へ進む。ステップS14におい
て、監視ポイント数を適切な数(例えば、30ポイン
ト)に制限するために、一定の割合で監視ポイントから
除外する間引き処理が行われる。これは、異常の検出に
は監視ライン1上のすべての画素を監視する必要がない
ことと、1/30秒毎に入力される各画面情報を確実に
処理するための処置である。ステップS14の後、ステ
ップS15へ進む。
【0013】ステップS15において、オペレータはメ
ニュー表示領域15bにおける「録画範囲設定」を選択
し、異常の検出により警報が出力されたときに録画して
おくべき監視画面の記録範囲を設定するための操作を行
う。このステップS15で、オペレータは、例えば、記
録範囲の左上の点1cと右下の点1dをマウスで指定す
ることにより、これらの2つの点1c,1dを対角線と
する長方形1Xの領域が記録範囲として設定される。ス
テップS15の後、ステップS16へ進む。ステップS
16において、オペレータはメニュー表示領域15bに
おける「警報閾値設定」を選択し、警報の出力に対応す
る画面の変化量を閾値として設定するための操作を行
う。ステップS16で、オペレータは、監視ポイントと
して監視されている画素の輝度が、その監視ポイントの
平均の輝度に対してどれだけ変化したときに変化画素と
して検出するかの第1の閾値を、例えば入力部19のキ
ーボードから数値で入力する。例えば、各画素の輝度が
8ビットのデータで表される場合、輝度は256レベル
の階調となり、第1の閾値を10に設定すれば、平均輝
度(例えば、レベル100)に対して10レベル以上変
化すると、その監視ポイントは変化画素と判断される。
【0014】ステップS16の後、ステップS17へ進
み、オペレータは変化率判定用の第2の閾値を入力す
る。第2の閾値は、監視ライン1を構成する監視ポイン
トの全画素数に対して、変化画素と判断された画素数の
比率がこの第2の閾値を越えたときに、警報を出力する
ための判定基準となる値である。例えば、第2の閾値を
30%と設定すると、監視ライン1上の30%以上の監
視ポイントの輝度が、それぞれの平均輝度から第1の閾
値(=10レベル)以上変化している時に、警報が出力
されるようになる。ステップS17の完了により監視ラ
イン設定処理は終了し、図1のステップS20の監視ポ
イント抽出処理へ進む。監視ポイント抽出処理では、図
5のステップS21において画面情報の入力が行われ
る。このステップS21では、ビデオカメラ11で撮影
されて動画フレームメモリ13に一時記憶されたデータ
の内から、ステップS14で間引かれた残りの、30ポ
イントの監視ポイントのR,G,Bの各データが読み出
される。ステップS21の後、ステップS22へ進み、
各監視ポイントについて、R,G,Bのデータに基づい
て、例えば、次式によって輝度Yが算出される。 Y=0.3R+0.59G+0.11B ステップS22の後、ステップS23へ進む。
【0015】ステップS23において、各監視ポイント
毎に、輝度の変動幅を調査するために輝度の最大値と最
小値の更新処理が行われる。即ち、入力された画面の各
監視ポイントにおける輝度と、各監視ポイント毎に準備
された最大値を保持するメモリと最小値を保持するメモ
リの内容とが比較され、過去の最大値よりも大きい値、
または過去の最小値よりも小さな値が入力されたとき
に、その入力された値によってメモリ内の最大値または
最小値が更新される。ステップS23の後、ステップS
24へ進み、所定の画面数(例えば、10画面)に対し
てステップS21〜S23の処理が行われたか否かが判
定される。そして、所定の画面数に達するまで、ステッ
プS21へ戻り、ステップS21〜S23の処理が繰り
返される。所定の画面数の処理が完了すると、ステップ
S25へ進む。ステップS25において、各監視ポイン
ト毎に最大値と最小値の差を計算することによって輝度
変動幅が算出され、ステップS26へ進む。
【0016】ステップS26において、ステップS25
で算出された輝度変動幅が、ステップS16で設定され
た第1の閾値を越える監視ポイントが削除される。即
ち、画面の輪郭線上の点は、映像信号の雑音や、被写体
及びビデオカメラ11の小さな揺れによって輝度が大幅
に変動し、監視ポイントとしては適当でないので、この
ような点を監視ポイントから削除するための処置であ
る。ステップS26の完了により監視ポイント抽出処理
は終了し、有効な監視ポイントが抽出されて図1のステ
ップS30における画面情報の入力処理へ進む。ステッ
プS30では、動画フレームメモリ13に一時記憶され
た画面毎の画面情報から、ステップS20で抽出された
有効な監視ポイントのR,G,Bの各データが読み出さ
れ、このR,G,Bのデータに基づいて各監視ポイント
の輝度が算出される。ステップS30の後、ステップS
40へ進む。
【0017】ステップS40では、ビデオカメラ11か
ら入力された最新のN画面(例えば、10画面)の画面
情報に基づいて、各監視ポイントの輝度の平均値を時間
的な移動平均によって算出する平均輝度算出処理が行わ
れる。この平均輝度算出処理は、例えば、太陽の移動に
よって影の位置が少しずつ変化するような、環境の緩慢
な変化を異常として検出しないようにするための処置で
ある。ステップS40の後、ステップS50の変化数カ
ウント処理へ進む。ステップS50では、ステップS3
0で算出された監視ポイントの輝度と、ステップS40
で算出された監視ポイントの輝度の平均値との差が、輝
度の変化量として各監視ポイント毎に計算される。そし
て、計算された輝度の変化量がステップS16で設定さ
れた第1の閾値を越えている監視ポイントの数がカウン
トされ、ステップS60の監視情報表示処理へ進む。ス
テップS60では、ステップS60でカウントされた第
1の閾値を越えた監視ポイントの数と、ステップS20
で抽出された有効な監視ポイントの数との比である変化
率が算出される。算出された変化率は、表示部15にお
ける監視情報表示領域15cに、例えば図3に示すよう
な棒グラフで表示され、ステップS70へ進む。
【0018】ステップS70では、ステップS17で設
定された第2の閾値に基づいて、ステップS60で算出
された変化率が、この第2の閾値よりも大きいか否かの
判定が行われる。もしも変化率が第2の閾値以上の場合
はステップS80へ進み、この変化率が第2の閾値未満
の場合はステップS90へ進む。ステップS80では、
例えばベルを鳴動させる等の警報の出力が行われるとと
もに、ステップS15で指定された記録範囲の監視画面
情報を動画フレームメモリ13から読み出して、日付、
時刻等の検索用の情報とともにデータファイル部22に
記録する警報記録処理が行われ、ステップS90へ進
む。ステップS90では、監視を停止するための入力が
行われているか否かがチェックされ、停止入力がされて
いなければ監視を継続するものとしてステップS30へ
戻る。もしも、停止入力が行われていれば、この監視処
理は終了する。
【0019】このように、本実施形態の映像監視方法
は、次の(i)〜(v)のような利点がある。 (i) ステップS14で、異常検出に必要な画素を残
すための間引き処理を行い、監視ライン上で必要最小限
度の画素の監視を行うようにしているので、監視処理の
負荷を軽減し、画面毎に確実な監視処理を行うことがで
きる。 (ii) ステップS15で、監視画面の記録範囲の指定
を行うので、不必要な画面情報を削除して監視画面の必
要な部分のみを記録することができ、小容量のデータフ
ァイル部22で長時間の記録をすることが可能になる。 (iii) ステップS40で、各監視ポイントの輝度の時
間的移動平均を算出するようにしているので、太陽の移
動等による緩慢な環境変化が異常として検出されること
を防止することができる。 (iv) ステップS60で、表示器15の警報情報表示
領域15cに変化率の表示を行っているので、同一の表
示器15の警戒区域表示領域15aに表示された画面情
報と対比することによって、この変化率の妥当性を判断
することが可能になる。これにより、もしも適切でない
と判断したときには第1及び第2の閾値を変更する等の
処置をとることができ、不適切な警報の出力を未然に防
止することができる。 (v) ステップS80で、閾値を越える変化を検出し
た場合に、警報を出力するとともに監視画面の画面情報
を記録するようにしているので、監視員が常時表示部1
5を監視する必要がなく、かつ、後から異常時の監視画
面を検索することができる。
【0020】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a)〜(f)のようなものがある。 (a) ビデオカメラ11はNTSC方式のカラー映像
信号を出力するようになっているが、NTSC方式に限
定されず、他の方式のカラー映像信号を使用するもので
も良い。また、カラー映像信号ではなく、単色の映像信
号でも適用可能である。単色の場合には、R,G,Bの
データから輝度を算出する処理は不要になる。 (b) ステップS10では、1本の監視ライン1を設
定する場合について説明したが、図3に示すように、複
数の監視ライン1,2,3,…を設定することも可能で
ある。但し、監視ラインの数が多くなると監視ポイント
の数も多くなるので、それに対応して処理速度の速いC
PU18等を用いる必要がある。 (c) ステップS10の監視ラインの設定では、入力
部19のマウスを用いて監視ライン1の始点1aや終点
1b等の設定を行っているが、マウスに限定されずキー
ボードのカーソルキー等を用いても良い。
【0021】(d) ステップS10では、監視処理に
先立って異常検出用の第1及び第2の閾値を入力するよ
うになっているが、監視処理の開始後に、これらの第1
及び第2の閾値を変更することができるようにしても良
い。これにより、適切な異常警報を出力することが可能
になる。 (e) ステップS40では、最新のN画面の各監視ポ
イント毎に輝度の移動平均を算出しているが、移動平均
ではなく、例えば5分間隔等の一定周期で、複数画面の
監視ポイントの輝度データに基づいて平均輝度を算出す
るようにしても良い。これにより、平均輝度の算出のた
めの処理の負荷を軽減することが可能になる。 (f) 図3の映像監視システムでは、ビデオカメラ1
1を1台だけ備えているが、複数のビデオカメラ11を
設けてそれらのビデオカメラ11の映像を切り替えて監
視することも可能である。その場合、各ビデオカメラ1
1毎に監視ライン1等を設定すればよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、次の(ア)〜(エ)のような効果がある。 (ア) ビデオカメラから与えられた監視ポイントの画
素の輝度と、平均値算出処理で算出された平均値との差
が第1の閾値を越えている変化画素数をカウントする変
化数カウント処理と、前記監視ポイントを構成する全画
素数に対する前記変化画素数の割合に基づいて変化率を
算出する監視情報表示処理と、前記変化率が第2の閾値
を越えたときに警報の出力や画面情報の記録をする警報
記録処理とを行うようにしている。これにより、赤外線
センサ等のセンサが必要なく、ビデオカメラで撮影され
た画面情報に基づいて異常の発生を直ちに検出すること
ができる。 (イ) 一定期間中の輝度の変動幅が一定を越える画素
を監視ラインから削除する監視ポイント抽出処理を行う
ので、画面の輪郭の揺れ等によって誤った警報を出力す
るおそれがない。 (ウ) 異常を検出したときには、警報の出力と同時に
ビデオカメラで撮影された画面情報を記録することがで
きるので、監視員が常時表示装置を監視する必要がな
く、後から異常時の画面情報を再現することが可能であ
る。
【0023】(エ) 各監視ポイント毎に最新のN画面
の画面情報に基づいて輝度の平均値を算出する平均輝度
算出処理を行うので、太陽の移動等の緩やかな画面の変
化に対して誤った警報を出力するおそれがない。第2の
発明によれば、第1の発明と同様の(ア)〜(ウ)の効
果に加えて、次の(オ)のような効果がある。 (オ) 一定周期で、複数画面の監視ポイントの輝度デ
ータに基づいて平均輝度を算出する平均輝度算出処理を
行うので、平均輝度の算出のための処理の負荷を軽減で
き、かつ太陽の移動等の緩やかな画面の変化に対して誤
った警報を出力するおそれがない。第3の発明によれ
ば、第1及び第2の発明と同様の(ア)〜(オ)の効果
に加えて、次の(カ)のような効果がある。 (カ) 第1及び第2の閾値を随時変更することが可能
であるので、表示装置に表示された監視情報に基づいて
これらの閾値の設定が適切であるか否かを判定し、不適
切な場合にはこれらの閾値を変更することができる。こ
のため、適切な閾値を設定することが可能になり、不適
切な警報出力を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す映像監視方法の概要フ
ローチャートである。
【図2】本発明の実施形態の映像監視方法が適用される
映像監視システムの一例を示す構成図である。
【図3】図2中の表示部15における表示例を示す図で
ある。
【図4】図1中のステップS10の詳細フローチャート
である。
【図5】図1中のステップS20の詳細フローチャート
である。
【符号の説明】
11 ビデオカメラ 15 表示部 18 CPU 19 入力部 22 データファイル部 S10 監視ライン設定処理のステップ S20 監視ポイント抽出処理のステップ S30 入力処理のステップ S40 平均輝度算出処理のステップ S50 変化数カウント処理のステップ S60 監視情報表示処理のステップ S80 警報記録処理のステップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視区域を撮影するビデオカメラと、前
    記ビデオカメラで撮影された映像の画面情報を表示する
    表示装置とを備え、前記画面情報の変化に基づいて異常
    の有無を監視する映像監視システムにおいて、 前記表示装置の表示画面上で指定された第1及び第2の
    点に基づいて、これらの第1及び第2の点を結ぶ直線を
    構成する複数の画素を監視ラインとして設定する監視ラ
    イン設定処理と、 前記ビデオカメラで撮影された画面情報における前記監
    視ラインを構成する複数の各画素の輝度データを一定期
    間収集し、該一定期間中の輝度の変動幅が一定値を越え
    る画素を前記監視ラインから削除して、該変動幅が該一
    定値を越えない画素のみで構成される監視ポイントを抽
    出する監視ポイント抽出処理とを行った後、 前記ビデオカメラで撮影された前記画面情報を逐次入力
    する入力処理と、 前記ビデオカメラから入力された最新のN(但し、Nは
    複数)画面の画面情報に基づいて、前記監視ポイントを
    構成する各画素毎の輝度の平均値を算出する平均輝度算
    出処理と、 前記監視ポイントを構成する各画素毎に、前記ビデオカ
    メラから入力された該監視ポイントの画素の輝度と、前
    記平均輝度算出処理で算出された輝度の平均値との差が
    第1の閾値を越えている変化画素数をカウントする変化
    数カウント処理と、 前記監視ポイントを構成する全画素数に対する前記変化
    画素数の割合に基づいて変化率を算出し、該変化率に応
    じた監視情報を前記画面情報とともに前記表示装置に表
    示する監視情報表示処理と、 前記変化率が第2の閾値を越えたときに警報の出力また
    は前記画面情報の記録、或いは該警報の出力及び該画面
    情報の記録を行う警報記録処理とを、 順次繰り返して行うことを特徴とする映像監視方法。
  2. 【請求項2】 監視区域を撮影するビデオカメラと、前
    記ビデオカメラで撮影された映像の画面情報を表示する
    表示装置とを備え、前記画面情報の変化に基づいて異常
    の有無を監視する映像監視システムにおいて、 前記表示装置の表示画面上で指定された第1及び第2の
    点に基づいて、これらの第1及び第2の点を結ぶ直線を
    構成する複数の画素を監視ラインとして設定する監視ラ
    イン設定処理と、 前記ビデオカメラで撮影された画面情報における前記監
    視ラインを構成する複数の各画素の輝度データを一定期
    間収集し、該一定期間中の輝度の変動幅が一定値を越え
    る画素を前記監視ラインから削除して、該変動幅が該一
    定値を越えない画素のみで構成される監視ポイントを抽
    出する監視ポイント抽出処理とを行った後、 前記ビデオカメラで撮影された前記画面情報を逐次入力
    する入力処理と、 前記ビデオカメラから入力された複数の前記画面情報に
    基づいて、前記監視ポイントを構成する各画素毎の輝度
    の平均値を、一定の周期毎に算出する平均輝度算出処理
    と、 前記監視ポイントを構成する各画素毎に、前記ビデオカ
    メラから与えられた該監視ポイントの画素の輝度と、前
    記平均輝度算出処理で算出された輝度の平均値との差が
    第1の閾値を越えている変化画素数をカウントする変化
    数カウント処理と、 前記監視ポイントを構成する全画素数に対する前記変化
    画素数の割合に基づいて変化率を算出し、該変化率に応
    じた監視情報を前記画面情報とともに前記表示装置に表
    示する監視情報表示処理と、 前記変化率が第2の閾値を越えたときに警報の出力また
    は前記画面情報の記録、或いは該警報の出力及び該画面
    情報の記録を行う警報記録処理とを、 順次繰り返して行うことを特徴とする映像監視方法。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の閾値は、その設定を
    随時変更することが可能であることを特徴とする請求項
    1または2記載の映像監視方法。
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