JP3423246B2 - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JP3423246B2
JP3423246B2 JP10550899A JP10550899A JP3423246B2 JP 3423246 B2 JP3423246 B2 JP 3423246B2 JP 10550899 A JP10550899 A JP 10550899A JP 10550899 A JP10550899 A JP 10550899A JP 3423246 B2 JP3423246 B2 JP 3423246B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視カメラ制御装
置に関わり、特に、カメラに入力に入力された映像から
侵入者等の異常を検出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ監視装置において、侵入者などの
検出の際には、外部アラーム(熱・赤外線)と、内部ア
ラーム(入力されたカメラ映像の時系列的輝度レベルの
差)が広く用いられている。
【0003】ここで、内部アラームは、予め正常な状態
における各監視位置の画像を取り込んで記憶しておき、
カメラから一定間隔で取り込んだ画像と前記記憶してお
いた画像との差分を検出し、その差分がしきい値を越え
るときに監視位置に変化があったとして異常を検出す
る。即ち、1ドットの監視点が例えば8ビットである場
合、監視領域を12(2×8)ドットとなり、この12
ビットの値をしきい値と比較して異常の有無の判断を実
行するものである。なお、この場合差分の最大値は12
ビットとなる。
【0004】一方、外部アラームは、赤外線カメラの視
野内の物体の温度分布を示す赤外線画像を一定間隔毎に
画素毎に差分演算を行い、しきい値処理を行って、所定
以上の時間的温度変化を検出することにより異常を検出
するものである。例えば外部アラームの公知例として特
開昭62−162939号公報や特開昭63−2212
26号公報等に記載されている。
【0005】外部アラームは、内部アラームよりも一般
的に精度が高いが、逆に高価であり、また1台の機器で
複数の監視位置を設定することが困難な場合が多い。一
方、内部アラームは安価で1台の機器で複数の監視位置
を設定でき便利であるが、監視領域の人の進入等の異常
を判断するためのしきい値の設定が難しく、その設定い
かんによって光が射した程度で過剰に反応してしまった
り、人が侵入して異常な状態であるにもかかわらず反応
しなかったりする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】内部アラームは、しき
い値の設定に精度が必要で、その設定いかんによっては
誤動作(誤判定)を生じてしまう。
【0007】すなわち、内部アラームは、しきい値の範
囲が大きすぎると侵入者がいるにも関わらず異常が検出
できなかったり、逆にしきい値の範囲が小さすぎると光
のが陰影程度で異常を検出してしまったりする。したが
って、内部アラームだけでは実際に精度の高い異常検出
が困難である。
【0008】一方、外部アラームは内部アラームに比べ
検出精度が高いが、高価であり1画面に複数の検出位置
を設けることが困難なものが多い。
【0009】本発明は、安価な内部アラームを使用する
場合に、外部アラームと同様な精度の高い異常検出を行
うものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の監視装置は、
輝度信号の変化を検出して人の進入等を判断する監視装
置において、輝度信号の変化を判定するための基準とな
るアラーム値を設定するアラーム設定手段と、監視すべ
き位置の赤外線等の変化を監視して異常を検出する外部
アラーム検出機器からの出力を入力するための外部アラ
ーム入力手段と、監視領域の映像信号を入力するための
映像信号入力手段と、前記監視領域の監視すべき監視位
置を設定する監視位置設定手段と、前記映像信号入力手
段に入力された映像信号から輝度信号とクロマ信号を分
離するY/C分離手段と、該Y/C分離手段からの輝度
信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、該A
/D変換手段出力のデジタル信号から前記監視位置設定
手段によって設定された位置の信号を抽出して積分する
積分手段と、該積分手段によって積分された値と前回積
分された積分値とを比較してその積分値の差が前記アラ
ーム設定手段で設定されたアラーム値を超えたときアラ
ームを出力するアラーム判定手段とを備え、前記外部ア
ラーム検出機器の監視位置と前記監視位置設定手段で設
定する監視位置とを同一の監視位置とすると共に、前記
外部アラーム検出機器の検出レベルと前記内部アラーム
の検出レベルを同一の検出レベルになるよう前記アラー
ム値を設定することにより、内部アラームで精度の高い
異常検出ができる監視装置である。
【0011】請求項2の監視装置は、請求1の監視装置
において、複数の監視位置を設定すると、当該複数の監
視位置のアラーム値がすべて同一のアラーム値に設定さ
れるので、内部アラームで監視位置を複数設定したとき
にも精度の高い異常検出ができるという監視装置であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
説明する。図1は本実施例の監視装置のブロック図であ
り、図2は監視領域の監視位置を示した図であり、図3
は本実施例の異常検出の判断動作を示したフローチャー
ト図である。
【0013】図1に示すように、本実施例の監視装置1
は、監視すべき映像を入力するためのカメラ2、外部ア
ラームを検出してその結果を出力する外部アラーム検出
機器3、カメラ2からの映像信号をクロマ信号と輝度信号
に分離するY/C分離回路4、Y/C分離回路4によって
分離されたアナログ信号である輝度信号をデジタル信号
に変換するA/D変換回路5、A/D変換回路5でデジタ
ル信号に変換された輝度信号から異常(アラーム)を判
断するゲートアレイからなるG/A回路6、G/A回路6
及び外部アラーム検出機器3からのアラームを入力した
りG/A回路6に監視位置やアラームの判断基準(アラ
ームレベル)を与え、またセンサー出力8を行うマイク
ロコンピュータ(以下マイコン)7とから構成されてい
る。
【0014】監視すべき監視領域の監視位置の設定は、
カメラ2から取り込まれた監視領域をモニターに映し出
し、その監視領域のうち監視すべき位置を設定する。監
視位置の設定は、図2に示すようモニターに映し出され
た監視領域を縦方向240、横方向720のマスに区切
り、そのマス目を指定することによって行う。具体的に
はNTSCの場合、1フィールドの信号の水平走査線を
63.55μsec毎にカウンターでカウントして、垂直
方向に約240に分割し、水平方向は水平同期信号を基
準にして画像有効範囲720(約74μsec周期)に分
割する。実際の監視位置の設定は、モニターに映し出さ
れた監視領域に対して、キーボード(図示せず)等の指
示によりOSD(オンスクリーンディスプレイ)によっ
て監視位置を線で囲んで指定することになる。従って、
その線で囲まれた領域が本実施例の監視装置で監視する
監視位置となる。
【0015】次に、監視装置1の動作について説明す
る。カメラ2から取り込まれた映像信号は、Y/C分離
回路4で輝度信号のみが取り出され、その輝度信号をA
/D変換回路5でデジタル信号に変換する。該デジタル
信号に変換された輝度信号は、G/A回路6に入力さ
れ、予め設定されマイコン7から指示された監視位置か
らのデータを抽出し、そのデータを積分していく。具体
的には、Y/C分離回路4からの輝度信号はA/D変換
回路5で輝度のレベルに対応して255〜0の値に変換
し、その監視位置に対応するデータを抽出してそのデー
タを積分していく。
【0016】マイコン7は、予めG/A回路6にアラーム
値(判断基準値)を設定しておく。アラーム値は、G/
A回路6で前回抽出して積分したデータの値と今回抽出
して積分したデータの積分値の差が一定範囲を超えてい
る場合に監視位置に異常があったとしてアラームをマイ
コンに送信するための基準値(一定範囲)である。
【0017】G/A回路6は、奇数フィールド毎若しく
は偶数フィールド毎に輝度信号のデータを演算し、前回
積分した積分値と今回積分した積分値の差がアラーム値
を超える場合にマイコン7にアラーム検出を出力する。
【0018】今度はアラーム値の設定であるが、図3の
フローチャートに示すように内部アラームと外部アラー
ム検出機器3の外部アラームとの監視位置を同一位置に
設定しておく(S1)。次に内部アラームのアラームレベル
を光の陰影などで輝度レベルに変化が生じてもアラーム
が働かない最小レベル(最も反応しやすい)に設定し(S
2)、この状態で外部アラームに検出させたい程度の輝度
レベルの変化(監視領域への人の進入等)を与えながら
(S3)、内部アラームレベルを1レベル上げる(検出しに
くい方向)(S4)。そして内部アラームが変化(人の進
入)を検出するかどうか判断し(S5)、内部アラームが検
出できないレベルまで順次ステップ4及びステップ5を
繰り返す。内部アラームが変化を検出できないレベルに
なったとき(S5)、ステップ6に進み内部アラームレベル
を1レベル下げ(検出しやすい方向)(S6)、内部アラー
ムの設定を終了する(S7)。
【0019】また、本実施例の監視装置で複数の監視位
置が設定された場合には、すべての監視位置に同一のア
ラーム値が設定されるのですべての監視位置で精度の高
い異常検出が可能となる。
【0020】
【発明の効果】上述のように内部アラームの検出レベル
を設定すれば、アラームのききすぎやアラームのきかな
すぎを防ぐことができる。すなわち、実際に監視領域に
異常がないにも関わらず光の陰影によって過剰に反応し
たり、逆に過剰反応を防止するためにアラームレベルを
あまく設定して実際に人の進入等があっても正常に働か
ないことを防止することができ、内部アラームで外部ア
ラームと同様な精度の高い異常検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の内部アラームレベル設定装
置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の監視領域の監視位置を示し
た図である。
【図3】本発明の一実施例の異常検出の判断動作を示し
たフローチャート図である。
【符号の説明】
1・・・監視装置,4・・・Y/C分離回路,5・・・A/D変
換回路,6・・・G/A回路,7・・・マイコン,8・・・セン
サー出力
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/00 - 15/02 H04N 7/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号の変化を検出して人の進入等を
    判断する監視装置において、 輝度信号の変化を判定するための基準となるアラーム値
    を設定するアラーム設定手段と、 監視すべき位置の赤外線等の変化を監視して異常を検出
    する外部アラーム検出機器からの出力を入力するための
    外部アラーム入力手段と、 監視領域の映像信号を入力するための映像信号入力手段
    と、 前記監視領域の監視すべき監視位置を設定する監視位置
    設定手段と、 前記映像信号入力手段に入力された映像信号から輝度信
    号とクロマ信号を分離するY/C分離手段と、 該Y/C分離手段からの輝度信号をデジタル信号に変換
    するA/D変換手段と、 該A/D変換手段出力のデジタル信号から前記監視位置
    設定手段によって設定された位置の信号を抽出して積分
    する積分手段と、 該積分手段によって積分された値と前回積分された積分
    値とを比較してその積分値の差が前記アラーム設定手段
    で設定されたアラーム値を超えたときアラームを出力す
    るアラーム判定手段とを備え、 前記外部アラーム検出機器の監視位置と前記監視位置設
    定手段で設定する監視位置とを同一の監視位置とすると
    共に、前記外部アラーム検出機器の検出レベルと前記内
    部アラームの検出レベルを同一の検出レベルになるよう
    前記アラーム値を設定することを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の監視装置において、 複数の監視位置を設定すると、当該複数の監視位置のア
    ラーム値がすべて同一のアラーム値に設定されることを
    特徴とする監視装置。
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