JPH1066054A - 映像監視装置 - Google Patents

映像監視装置

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Publication number
JPH1066054A
JPH1066054A JP8218336A JP21833696A JPH1066054A JP H1066054 A JPH1066054 A JP H1066054A JP 8218336 A JP8218336 A JP 8218336A JP 21833696 A JP21833696 A JP 21833696A JP H1066054 A JPH1066054 A JP H1066054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
monitoring
video signal
outer shape
monitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8218336A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Suzuki
健志 鈴木
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の侵入物体のみを的確に検出することが
できる映像監視装置を提供する。 【解決手段】 テレビカメラ1の映像信号を映像モニタ
3に表示して監視する。映像信号をA/D変換器4でデ
ィジタル化し、初期状態における画像を背景画像メモリ
6に記憶する。入力部9から映像モニタ上の画面の一定
領域を指定して監視エリアを設定する。監視時には映像
信号を逐次参照画像メモリ7に記憶する。参照画像メモ
リのデータと背景画像データとの相関を算出し一定値以
下のときは、背景画像以外の物体が被写体画像に入った
と判断し、その物体のエッジを検出する。物体のエッジ
から、その物体を囲む四角形を求める。物体の外接四角
形の底部が監視エリアの下に出ているときは、侵入物体
ではなく元々そこ存在したものと判断し、外接四角形の
底部が監視エリア内にあるとき、侵入物体と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行や美術館等に
設置して監視を行う、侵入物体をきめ細かく検出するテ
レビカメラを用いた映像監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビカメラを用いた映像監視装
置では、予め設定した監視エリア内のみの画像処理で侵
入物体等を認識していた。そのため、監視エリア内の2
次元的な情報しか得らず、監視エリアに現れた物体は全
て侵入物体と判断していた。従って、監視エリアに新た
に現れた物体でも、元来その場所に有ったものが移動し
たのか、実際に侵入したものかの判断ができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、実際の侵入物体のみを的確に検出
することができる映像監視装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】テレビカメラからの映像
信号をディジタル画像処理して、背景以外の物体の外形
を検出し、同外形が監視エリアの内に入るか否かを判断
して、同外形が同監視エリアの内に入るときのみに、同
物体は侵入物体であると判断するようにして、その物体
が元々その場所に有ったものか侵入したものかを区別で
きるようにする。
【0005】
【発明の実施の形態】テレビカメラから出力する映像信
号を画像処理して、監視エリアへの侵入物体を検出する
映像監視装置において、同映像信号をディジタル化する
A/D変換器と、同ディジタル映像信号の背景となる画
像を記憶する背景画像メモリと、同ディジタル映像信号
の監視時の画像を記憶する参照画像メモリと、侵入物体
を監視する監視エリア設定部と、背景以外の物体を検出
する物体検出部と、同物体の外形を算出する外形算出部
と、同外形が前記監視エリアの内に入るか否かの判断部
とを備え、同外形が同監視エリアの内に入るときのみ、
同物体は侵入物体であると判断する。
【0006】前記物体検出部は、前記背景となる画像と
監視時の画像の相関を算出する相関演算部と同相関が一
定値以下となる領域のエッジを検出するエッジ検出部か
ら構成する。
【0007】前記外形算出部で算出する物体の外形は、
外接4角形とする。
【0008】前記外形が前記監視エリアの内に入るか否
かの判断は、前記外接4角形の底部が前記監視エリアに
入るか否かで判断する。
【0009】前記侵入物体を検出したときは、前記監視
装置のモニタ上に前記映像信号に重畳して同侵入物体の
外形を所定の色で表示する。
【0010】前記侵入物体を検出したときは、前記監視
装置のモニタ上に前記映像信号に重畳して同侵入物体に
相当する部分を点滅して表示する。
【0011】前記侵入物体を検出したときは、前記監視
装置のモニタ上に前記映像信号に重畳して同侵入物体の
外接四角形の部分を点滅して表示する。
【0012】
【実施例】図1は、本発明による映像監視装置の1実施
例のブロック図である。また、図2は、同映像監視装置
の設置現場の透視模式図、図3は、同映像監視装置の映
像モニタ上の画像の1例である。部屋20の一方の隅の
上部に設置したテレビカメラ1から出力する映像信号を
映像モニタ3に表示して、テレビカメラ1の被写体画像
を監視する。同映像信号を分岐してA/D変換器4でデ
ィジタル映像信号とし、制御部8により切換回路5で切
り換えて、初期状態における背景となる画像を背景画像
メモリ6に記憶する。また、ポインテングデバイス等か
らなる入力部9から映像モニタ3上の画面30の一定領
域を指定して入力することで、制御部8と監視エリア設
定部10aにより監視する領域となる監視エリア31が
設定される。監視時には、テレビカメラ1で捉える映像
信号を逐次参照画像メモリ7に記憶する。記憶された参
照画像メモリのデータは、制御部8により例えば1フィ
ールド毎に読み出して、相関演算部10bの手順で背景
画像メモリ6に記憶された背景画像データとの相関を算
出する。その結果、例えば参照画像と背景画像との相関
が一定値以下となったときは、背景画像以外の物体が被
写体画像に入ったと判断する。
【0013】背景画像以外の物体が被写体画像となった
ときは、エッジ検出部10cにより、例えば先の特許出
願である特願平07ー17231記載の技術を用いてそ
の物体のエッジを検出する。物体のエッジのデータか
ら、外接四角形算出部10dにより上下左右の最大値及
び最小値を用いて、物体を囲む四角形を求める。このよ
うにして例えば物体22及び23の外接四角形32及び
33を得る。次に、浸入物判定部10eにより、物体2
2及び23が侵入物体か否かを判定する。そのために、
各物体の外接四角形32及び33の底部32a及び33
aが監視エリア31の下に出ているかどうかを判定す
る。例えば、物体23の外接四角形33の底部33aは
監視エリア31の下に出ているため、同物体を3次元的
に見て、侵入物体ではなく元々部屋20内に存在したも
のと判断できる。他方、物体22の外接四角形32の底
部は監視エリア31内にあるため、侵入物体と判断する
ことができる。
【0014】以上の実施例では、物体の外接4角形を求
めたが、本発明はこれに限らず任意の形状で侵入物体を
判断することができる。また、物体の外接四角形の底部
が監視エリアの下に出ていないことで侵入物体と判断し
ているが、カメラの設置位置と侵入のおそれのある開口
等のある位置に対応して各種設定することができる。
【0015】制御部8と浸入物体表示部10fにより、
侵入物体と認識された物体22のエッジ画像又は外接四
角形32の画像の信号を映像重畳回路2に伝送して、監
視する画面30に重畳して表示する。この場合、エッジ
画像又は外接四角形の画像を所定の色例えば赤で表示す
ることができる。あるいは、エッジ画像若しくは外接四
角形又はこれらの内部全体を点滅させてフラッシングで
表示することも可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0017】テレビカメラからの映像信号をディジタル
画像処理して、背景以外の物体の外形を検出し、同外形
が監視エリアの内に入るか否かを判断して、同外形が同
監視エリアの内に入るときのみ、同物体は侵入物体であ
ると判断するようにすることで、侵入物体を3次元的に
見ることができ、その物体が元々その場所に有ったもの
か侵入したものかの区別ができるようなるため、侵入物
体のきめ細かい検出が可能となる。
【0018】物体検出部は、背景となる画像と監視時の
画像の相関を算出する相関演算部と同相関が一定値以下
となる領域のエッジを検出するエッジ検出部から構成す
ることにより、容易に対象となる物体が検出できる。
【0019】外形算出部で算出する物体の外形は、外接
4角形とすることで、判定が確実にできるようになる。
【0020】外形が監視エリアの内に入るか否かの判断
は、外接4角形の底部が監視エリアに入るか否かで判断
することで、侵入物体の判断が簡単にできるようにな
る。
【0021】侵入物体を検出したときは、監視装置のモ
ニタ上に映像信号に重畳して同侵入物体の外形を所定の
色で表示することで、侵入が有ったことを容易に認識で
きるようになる。
【0022】侵入物体を検出したときは、監視装置のモ
ニタ上に映像信号に重畳して同侵入物体の部分を点滅し
て表示することで、さらに、侵入物体が目立つようにな
る。
【0023】侵入物体を検出したときは、監視装置のモ
ニタ上に映像信号に重畳して同侵入物体の外接四角形部
分を点滅して表示することで、簡単な信号処理系で所期
の目的が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像監視装置の1実施例のブロッ
ク図である。
【図2】同映像監視装置の設置現場の透視模式図であ
る。
【図3】同映像監視装置の映像モニタ上の画面の1例で
ある。
【符号の説明】
1 テレビカメラ 2 映像重畳回路 3 映像モニタ 4 A/D変換器 5 切換回路 6 背景画像メモリ 7 参照画像メモリ 8 制御部 9 入力部 10a 監視エリア設定部 10b 相関演算部 10c エッジ検出部 10d 外接四角形算出部 10e 侵入物体判定部 10f 侵入物体表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/68 G06F 15/62 380

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラから出力する映像信号を画
    像処理して、監視エリアへの侵入物体を検出する映像監
    視装置において、同映像信号をディジタル化するA/D
    変換器と、同ディジタル映像信号の背景となる画像を記
    憶する背景画像メモリと、同ディジタル映像信号の監視
    時の画像を記憶する参照画像メモリと、侵入物体を監視
    する監視エリア設定部と、背景以外の物体を検出する物
    体検出部と、同物体の外形を算出する外形算出部と、同
    外形が前記監視エリアの内に入るか否かの判断部とを備
    え、同外形が同監視エリアの内に入るときのみ、同物体
    は侵入物体であると判断することを特徴とした映像監視
    装置。
  2. 【請求項2】 前記物体検出部は、前記背景となる画像
    と監視時の画像の相関を算出する相関演算部と同相関が
    一定値以下となる領域のエッジを検出するエッジ検出部
    からなることを特徴とした請求項1記載の映像監視装
    置。
  3. 【請求項3】 前記外形算出部で算出する物体の外形
    は、外接4角形とすることを特徴とした請求項1記載の
    映像監視装置。
  4. 【請求項4】 前記外形が前記監視エリアの内に入るか
    否かの判断は、前記外接4角形の底部が前記監視エリア
    に入るか否かで判断することを特徴とした請求項3記載
    の映像監視装置。
  5. 【請求項5】 前記侵入物体を検出したときは、前記監
    視装置のモニタ上に前記映像信号に重畳して同侵入物体
    の外形を所定の色で表示することを特徴とした請求項1
    記載の映像監視装置。
  6. 【請求項6】 前記侵入物体を検出したときは、前記監
    視装置のモニタ上に前記映像信号に重畳して同侵入物体
    に相当する部分を点滅して表示することを特徴とした請
    求項1記載の映像監視装置。
  7. 【請求項7】 前記侵入物体を検出したときは、前記監
    視装置のモニタ上に前記映像信号に重畳して同侵入物体
    の外接四角形の部分を点滅して表示することを特徴とし
    た請求項3記載の映像監視装置。
JP8218336A 1996-08-20 1996-08-20 映像監視装置 Pending JPH1066054A (ja)

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JP8218336A JPH1066054A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 映像監視装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6731805B2 (en) 2001-03-28 2004-05-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and apparatus to distinguish deposit and removal in surveillance video
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