JPH11160958A - 帯電部材及び電子写真装置 - Google Patents

帯電部材及び電子写真装置

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JPH11160958A
JPH11160958A JP32862297A JP32862297A JPH11160958A JP H11160958 A JPH11160958 A JP H11160958A JP 32862297 A JP32862297 A JP 32862297A JP 32862297 A JP32862297 A JP 32862297A JP H11160958 A JPH11160958 A JP H11160958A
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JP
Japan
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ethylene
charging
weight
photosensitive drum
charging member
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JP32862297A
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English (en)
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Naoki Fuei
直喜 笛井
Hiroyoshi Suzuki
啓義 鈴木
Hiroshi Inoue
宏 井上
Hiroshi Koyama
浩 小山
Seiji Tsuru
誠司 都留
Takashi Yamashita
崇史 山下
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Canon Inc
Canon Chemicals Inc
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Canon Inc
Canon Chemicals Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光ドラムへの貼り付きを防止し、成形加工
性(流動性)と圧縮永久歪みを満足し、しかも帯電ロー
ラの感光ドラムへの圧接時の変形による帯電ローラピッ
チの横スジの発生を抑えた帯電部材及び該帯電部材を有
する電子写真装置を提供する。 【解決手段】 導電性支持体上に導電性弾性層と抵抗層
とを順に積層してなる帯電部材において、該抵抗層がエ
チレン・ブチレン共重合体を含む樹脂を含有する帯電部
材及び該帯電部材を有する電子写真装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電部材及び該帯
電部材を有する電子写真装置に関する。詳しくは電圧を
印加して被帯電体表面を所定の電位に帯電する帯電部材
及び該帯電部材を有する電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法として多数の方法が知
られているが、一般には光導電性物質を利用し、種々の
手段により感光体上に電気的潜像を形成し、次いで該潜
像を粉末現像剤(トナー)で現像を行って可視像とし、
必要に応じて紙などの転写材にトナー画像を転写した
後、熱や圧力などにより転写材にトナー画像を定着して
複写物を得るものである。また、転写材上に転写されず
に感光体上に残ったトナー粒子はクリーニング工程によ
り感光体上より除去される。
【0003】また従来、電子写真の帯電装置としては、
コロナ帯電器を用いたコロナ帯電装置が使用されてき
た。近年、これに代って、接触帯電装置が実用化されて
いる。接触帯電装置はコロナ帯電装置に比べて、低い電
圧を使用できる、オゾンの発生量が少ない、また装置を
小型化できるなどの利点を有している。なかでも接触帯
電装置には、帯電部材として導電性ローラを用いたロー
ラ帯電方式が、帯電の安定性という点から好ましく用い
られている。
【0004】図1に帯電ローラを用いた接触帯電装置の
構成例を示す。
【0005】ローラ帯電方式では、導電性の弾性ローラ
(帯電ローラ)1を被帯電体である感光体2に加圧当接
させ、これに電圧を印加することによって、感光体表面
への帯電を行う。
【0006】具体的には、帯電は帯電部材から被帯電体
への放電によって行われるため、ある閾値電圧以上の電
圧印加することによって帯電が開始される。例えば、厚
さ25μmの有機感光体(OPC感光体)に対して帯電
ローラを加圧当接させた場合には、約650V以上の電
圧を印加すれば感光体の表面電位が上昇し始め、それ以
降は印加電圧に対して傾き1の直線上に感光体表面電位
が増加する。以後、この閾値電圧を帯電開始電圧Vth
定義する。
【0007】つまり、電子写真に必要とされる感光体電
圧Vd を得るためには帯電ローラにはVth+Vd という
直流電圧が必要となる。このようにして接触帯電部材に
直流電圧のみを印加して感光体を所定の電位に帯電する
方法を一般にDC帯電と称する。
【0008】しかし、DC帯電においては環境変動など
によって接触帯電部材の抵抗値が変動したり、あるいは
感光体が削れることによって膜厚が変動してVthが変動
したりするため、感光体の表面電位を所望の値にするこ
とが難しかった。
【0009】このため、更なる帯電の均一化を図るため
に特開昭63−149669号公報に記載されるよう
に、所望の感光体表面電位Vd に相当する直流電圧にV
thの2倍以上のピーク間電圧を持つ交流電圧との重畳電
圧を接触帯電部材に印加する、いわゆるAC帯電方式が
用いられる。これは交流電圧による電位のならし効果を
目的としたものであり、感光体の電位は交流電圧のピー
クの中央値であるVd に収束し、環境などの外乱には影
響されることはない。
【0010】次に、接触帯電部材としての構成例を説明
する。
【0011】図2は帯電ローラの概略断面図である。帯
電ローラは、導電性支持体(芯金)1aの上に被帯電体
との均一な当接部を形成するために必要な弾性層1b
と、更にその上に耐摩耗性や耐感光体汚染性向上などの
目的に応じて、抵抗層1cを設けた構成のものが使用さ
れる。また、抵抗調整やしみ出し物質の防止など必要に
応じて、弾性層1bと抵抗層1cの間に中間層を設けた
構成をとる場合もある。
【0012】弾性層1bは、EPDM、IR、SBR、
NBR、シリコーンゴム、ウレタンゴム及びフッ素ゴム
などの合成ゴムに導電性カーボンブラックなどの導電剤
が分散された構成になっている。
【0013】抵抗層1cは、ポリアミド樹脂、ポリウレ
タン樹脂及びフッ素樹脂などの合成樹脂に抵抗調整のた
めに導電性カーボンブラック、導電性酸化スズ及び導電
性酸化チタンなどの導電剤が分散された構成になってい
る。この際、抵抗層は粉末現像剤が感光ドラム表面に融
着するのを防止する目的で、低硬度に調整される。
【0014】また、抵抗層1cとして、導電性の熱可塑
性エラストマーからなるシームレスチューブを用いた構
成も提案されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の帯電部材の抵抗層の構成材料のうち、熱可塑性
エラストマーを用いた場合は、硬度調整に問題があっ
た。例えば、オレフィン系エラストマーやスチレン系エ
ラストマーを用いた場合には、硬度調整(主に低硬度
化)する目的でパラフィンオイル及びナフテンオイルな
どの軟化油やフタル酸誘導体などの可塑剤を添加する必
要があった。しかし、これらの軟化油や可塑剤がしみ出
して、感光ドラムを汚染したり、帯電部材と感光ドラム
との貼り付きの原因となった。また、低硬度のウレタン
エラストマー(例えばJIS−A硬度が60度以下)を
用いた場合は、それ自体が粘着性を帯びていて、粉末現
像剤や紙粉が付着し易くなり、帯電性能を低下させる一
因となった。一方、粘着性を防止するためにシリカやタ
ルクなどの無機充填剤を入れて粗面化する方法もある
が、この場合は帯電部材表面にできた凹凸によって帯電
が不均一になったり、汚れが溜まり易くなったりする欠
点があった。
【0016】従って、本発明の目的は、感光ドラムへの
貼り付きを防止し、成形加工性(流動性)と圧縮永久歪
みを満足し、しかも帯電ローラの感光ドラムへの圧接時
の変形による帯電ローラピッチの横スジの発生を抑えた
帯電部材及び該帯電部材を有する電子写真装置を提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
するために検討した結果、帯電部材の抵抗層にエチレン
・ブチレン共重合体を含む樹脂を用いることで、均一な
帯電が長期に渡って得られる帯電部材及びそれを有する
電子写真装置を実現することができた。
【0018】即ち、本発明は、導電性支持体上に導電性
弾性層と抵抗層とを順に積層してなる帯電部材におい
て、該抵抗層がエチレン・ブチレン共重合体を含む樹脂
を含有することを特徴とする帯電部材である。
【0019】また、本発明は、該抵抗層が分子量の異な
る2種類以上のエチレン・ブチレン共重合体を含む樹脂
を含有する上記帯電部材である。
【0020】また、本発明は、該分子量の異なる2種類
以上のエチレン・ブチレン共重合体において、少なくと
も1種類のエチレン・ブチレン共重合体の分子量が10
万以上である上記帯電部材である。
【0021】また、本発明は、該抵抗層が分子量の異な
る2種類以上のエチレン・ブチレン共重合体を含む樹脂
及びポリオレフィン系樹脂を含有する上記帯電部材であ
る。
【0022】また、本発明は、該エチレン・ブチレン共
重合体を含む樹脂とポリオレフィン系樹脂との混合比
が、100重量部/10重量部〜100重量部/60重
量部の範囲である上記帯電部材である。
【0023】また、本発明は、該抵抗層の圧縮永久歪み
率が、70℃、22時間、25%圧縮(JIS K63
01)において50%以下である上記帯電部材である。
【0024】更にまた、本発明は、電子写真感光体、静
電潜像形成手段、形成した静電潜像を現像する手段及び
現像した像を転写材に転写する手段を有する電子写真装
置において、該静電潜像形成手段として該感光体を帯電
するのに上記帯電部材を有することを特徴とする電子写
真装置である。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明を詳細に説明する。
【0026】図2は本発明の帯電部材1の好ましい形態
の断面図である。芯金1a上に弾性層1bと、弾性層1
b上に抵抗層1cとを設け、芯金1aに所定の電圧を印
加して、感光体(感光ドラム)を帯電させるものであ
る。抵抗層1cには、エチレン・ブチレン共重合体を含
有する樹脂を用いる。
【0027】このエチレン・ブチレン共重合体を含有す
る樹脂は、例えば日本合成ゴム(株)製の熱可塑性エラ
ストマー商品名「ダイナロン」や、シェル化学(株)製
の熱可塑性エラストマー商品名「クレイトン」、旭化成
工業(株)製の熱可塑性エラストマー商品名「タフテッ
ク」などがある。
【0028】「ダイナロン」には、エチレン・ブチレン
共重合体の両末端の一方がスチレンブロックポリマー、
もう一方がオレフィンブロックポリマーであるスチレン
−エチレン・ブチレン−オレフィン共重合体(SEB
C)と、エチレン・ブチレン共重合体の両末端がいずれ
もオレフィンブロックポリマーであるオレフィン−エチ
レン・ブチレン−オレフィン共重合体(CEBC)があ
る。
【0029】また、「クレイトン」と「タフテック」に
はエチレン・ブチレン共重合体の両末端がいずれもスチ
レンブロックポリマーであるスチレン−エチレン・ブチ
レン−スチレン共重合体(SEBS)がある。
【0030】これらは、パラフィンオイル及びナフテン
オイルなどの軟化油やフタル酸誘導体などの可塑剤を添
加しなくとも柔軟性を有している。
【0031】更に、抵抗層1として、分子量の異なる2
種類以上の、エチレン・ブチレン共重合体を含む樹脂を
混合して用いることがより好ましい。つまり、圧縮永久
歪み率の小さい分子量の高い樹脂は流動性が悪いため、
押出成形性が悪化する。また、分子量の低い樹脂は流動
性(成形性)は良いが、圧縮永久歪み率が高い。つま
り、分子量の異なる2種類以上のエチレン・ブチレン共
重合体を含む樹脂を混合することで圧縮永久歪み率と流
動性(成形性)を両立させることができる。更に、この
混合物中で、少なくとも1種類のエチレン・ブチレン共
重合体を含む樹脂の分子量が10万以上であることが好
ましい。
【0032】また、抵抗層1cとして、エチレン・ブチ
レン共重合体を含む樹脂中に、硬度調整と感光体(感光
ドラム)2への貼り付き防止を目的に、オレフィン系樹
脂を混合して用いることがより好ましい。オレフィン系
樹脂としては、上記エチレン・ブチレン共重合体を含む
樹脂に相溶性し、かつ硬度調整ができるポリエチレン樹
脂、エチレン・プロピレン共重合体(EP)、エチレン
・ブチレン共重合体(EB)、エチレン・オクテン共重
合樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合(EVA)樹脂、
エチレン・エチルアクリレート樹脂(EEA)、エチレ
ン・メチルメタクリレート(EMMA)及びポリプロピ
レン樹脂のいずれかを用いることができる。また、ポリ
エチレン樹脂の場合は低密度ポリエチレン(LDP
E)、超低密度ポリエチレン(VLDPE)、直鎖状低
密度ポリエチレン(LLDPE)及び高密度ポリエチレ
ン(HDPE)の中から選択することができる。
【0033】また、これらのオレフィン系樹脂の混合量
は、エチレン・ブチレン共重合体を含む樹脂100重量
部に対して、10〜60重量部であることが好ましい。
オレフィン系樹脂10重量部未満では、硬度あるいは感
光ドラムへの貼り付きの程度が悪くなる傾向にある。一
方、オレフィン系樹脂の添加量が60重量部を超える
と、圧縮永久歪みが急激に悪くなる傾向にある。
【0034】また、抵抗層の流動性や感光ドラムへの貼
り付きを調整する目的で、これらのオレフィン系樹脂を
2種類以上添加してもさしつかえない。
【0035】更に、抵抗層1cの圧縮永久歪み率は、J
IS K6301に規定される試験において、70℃、
22時間、25%圧縮で測定した値が50%以下である
ことが好ましい。圧縮永久歪み率が50%を超えると、
帯電ローラを感光ドラムに圧接した状態での長期放置試
験で、帯電ローラの当接部分が変形して、帯電の不均一
による帯電ローラピッチの横スジ状濃度ムラ(いわゆる
Cセット画像)が発生する可能性がある。
【0036】更に、抵抗層1cとして、このエチレン・
ブチレン共重合体を含む樹脂単独、あるいはエチレン・
ブチレンブロック共重合体を含有する樹脂とオレフィン
系樹脂の混合物に導電剤を分散して抵抗調整を行うこと
ができる。導電剤としては、導電性カーボンブラックや
導電性カーボングラファイト、導電性酸化チタン、導電
性酸化スズ及び導電性酸化亜鉛などの金属酸化物、金、
銀、銅及びニッケルなどの金属粉などが挙げられ、これ
らを単独または2種類以上組み合わせて使用してもさし
つかえない。また、抵抗層1cの体積抵抗率は、1×1
5 〜1011Ω・cmの範囲であることが好ましい。1
×105 Ω・cmより低い場合は、感光ドラムにピンホ
ールや傷などの表面欠陥が存在すると電流が集中し易
く、いわゆるピンホールリークが起こり易い。また、体
積抵抗率が1×1011Ω・cmを超えると、印加電圧が
降下して、感光ドラムの帯電性が悪くなり易く、いわゆ
る砂地カブリ(白地に細かい黒ポチ)が発生し易い。
【0037】抵抗層の作製方法としては、まず所定量の
エチレン・ブチレン共重合体を含む樹脂、オレフィン系
樹脂及び導電剤などをヘンシャルミキサー、V型ブレン
ダー及び円筒型ブレンダーなどを用いて乾式混合した
後、加圧ニーダー及び押出機などの混練機を用いて溶融
混練する。更に、押出機とペレタイザーで所定形状にペ
レット化を行う。次いで、所定のチューブ成形用ダイを
備えた押出機でチューブ化する。チューブ化の方法とし
ては、フリーエクストルージョン、バキュームエクスト
ルージョン、プレッシャーサイジング及びインターナル
キャリブレーションなどの成形方法を用いることができ
る。
【0038】得られたチューブ状の抵抗層を弾性層上に
被覆する。チューブが熱収縮性を有する場合には、その
内径を導電性弾性層の外径より大きく形成し、チューブ
内に導電性弾性層を挿入した後、加熱収縮することによ
って被覆することができる。また、熱収縮性を有しない
場合には、チューブ状の抵抗層の内径を導電性弾性層の
外径よりわずかに小さく形成し、エアや窒素ガスなどの
適当な手段で膨らませた後、導電性弾性層上に被覆する
ことができる。
【0039】更に、本発明における帯電部材の導電性弾
性層1bは、エチレンプロピレンジエンゴム(EPD
M)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエン
ゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、クロロプレン
ゴム(CR)、アクリルゴム(ACM)、アクリロニト
リルブタジエンゴム(NBR)、エピクロルヒドリンゴ
ム、シリコーンゴム及びフッ素ゴムなどの合成ゴム、あ
るいはポリウレタン系、ポリスチレン系、ポリアミド
系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系及びポリオレフ
ィン系などの熱可塑性エラストマーのソリッド体あるい
は発泡体を用いることができる。また、抵抗調整とし
て、抵抗層1cに挙げた導電剤をこれらの材料に混合し
て使用することができる。
【0040】また、導電性弾性層1bの抵抗調整には、
抵抗層に用いることができる導電剤を使用することがで
きる。弾性層の体積抵抗率は、1×105 Ω・cm以下
であることが好ましい。体積抵抗率が1×105 Ω・c
mを超える場合は、弾性層1b中で印加電圧が降下し
て、感光ドラムの帯電性能が悪くなり易い。
【0041】更に、本発明の導電性支持体(芯金)1a
としては、鉄、銅、ニッケル、ステンレス及び真鍮など
の金属丸棒をそのままを用いてもよいし、表面に防錆や
耐傷性のために化学ニッケルメッキやクロムメッキなど
の表面処理を施してもさしつかえないが、導電性を損な
わないことが重要である。
【0042】本発明の帯電部材を用いた電子写真装置の
概略構成図を図1に示す。
【0043】2は被帯電体としての回転ドラム型の電子
写真感光体(以下感光ドラムと記す)であり、矢印の時
計方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回
転駆動される。2aは該感光ドラム2のアルミニウムな
どの導電性ドラム支持体、2bはそのドラム支持体2a
の外周面に形成した感光層である。
【0044】1は接触帯電部材であり、本例は感光ドラ
ム2表面にドラム母線方向に略平行にして所定の押圧力
で当接させて配設したローラ体(以下、帯電ローラと記
す)で、感光ドラム2の回転に従動回転する。
【0045】本例の帯電ローラ1は、導電性支持体(芯
金)1aと、該芯金に同心一体に射出成形などでローラ
状に成形した導電性ゴムなどの導電性弾性層1bと、更
にその外周に形成した抵抗層1cとからなる多層構造の
ものである。更に、導電性弾性層1bからの油や可塑剤
などのしみ出し防止やローラの抵抗調整など、必要に応
じて導電性弾性層1bと抵抗層1cの間に中間層を設け
ることができる。
【0046】本例の帯電ローラ1は被帯電体である感光
ドラム2の表面に接する材料層である抵抗層1cに上述
した熱可塑性エラストマー材料を用いている。
【0047】3は帯電ローラ2に対する電圧印加電源で
あり、この電源から帯電ローラ1の芯金1aに所定の電
圧を印加することで、回転する感光ドラム2の外周表面
が所定の極性、電位に帯電処理される。
【0048】帯電ローラ1に対する印加電圧は、直流電
圧だけでもよいが、被帯電体としての感光ドラム2表面
を均一に帯電処理するために直流電圧と交流電圧の重畳
電圧(振動電圧)を印加する方が好ましい。
【0049】帯電ローラ1により所定の電位に均一に一
次帯電処理された感光ドラム2表面に対して、不図示の
レーザースキャナ(画像露光手段)による目的画像情報
のレーザービーム走査露光4、現像器5によるトナー現
像、形成トナー像の転写手段6による転写材(例えば
紙)7に対する転写の工程が順次に実行され、トナー像
転写を受けて感光ドラム1表面から分離された転写材7
が不図示の定着手段へ導入されて画像形成物(プリン
ト)として出力される。トナー像転写後の感光ドラム1
表面はクリーニング装置8で転写残りのトナーの付着汚
損物の除去がなされて清浄面化され、繰り返して作像に
供される。
【0050】[実施例1]以下、更に本発明を実施例に
基づいて詳細に説明する。
【0051】[帯電部材の導電性弾性層の作製]以下の
原料を20℃に冷却した2本ロールにて20分間混合
し、コンパウンドを作製した。
【0052】 EPDM・・・・・・・・・・・・・・100重量部 酸化亜鉛・・・・・・・・・・・・・・・・5重量部 高級脂肪酸・・・・・・・・・・・・・・・1重量部 導電性カーボンブラック・・・・・・・・・5重量部 パラフィンオイル・・・・・・・・・・・10重量部 硫黄・・・・・・・・・・・・・・・・・・2重量部 加硫促進剤(MBT)・・・・・・・・・・1重量部 加硫促進剤(TMTD)・・・・・・・・・1重量部 加硫促進剤(ZnMDC)・・・・・・1.5重量部 発泡剤(重炭酸ナトリウム)・・・・・・10重量部
【0053】更に、直径6mmのステンレス製芯金の外
周に上記コンパウンドを150℃、30分間加熱加硫さ
せ、厚さ3mmの弾性層を有する発泡ローラ(外径12
mm)を得た。次いで、本ローラの電気抵抗値を、温度
23℃、相対湿度60%環境下で測定したところ、0.
05MΩであった。測定は、帯電ローラの外周に10m
m幅のアルミニウム箔(厚み50μm)を密着させて巻
き付け、芯金とアルミ箔間に直流電圧250Vを印加
し、10秒後の抵抗値を抵抗計(日置電機(株)製、商
品名3119DIGITAL MΩ HITESTE
R)で読み取る方法を用いた。
【0054】[帯電部材の抵抗層の作製]エチレン・ブ
チレン共重合体を含有する樹脂(シェル化学(株)製ク
レイトンG1652(SEBS、JIS−A硬度75
度))100重量部及び導電性カーボンブラック12重
量部をV型ブレンダーで5分間乾式混合した。次いで、
加圧式ニーダーを用いて200℃で10分間溶融混練し
た。更に冷却後、粉砕機にて粉砕した後、単軸押出機
(スクリュ径30mm、L/D=32、樹脂温度200
℃)を用いてペレット化した。
【0055】更に、このペレットを内径12mmのダイ
スと外径11mmのニップルを備えたクロスヘッド押出
機(スクリュ径28mm、L/D=30、樹脂温度19
0℃)を用いて、内径が11.5mm、肉厚が約250
μmのシームレスチューブ(抵抗層)を成形した。
【0056】同じペレットを用いて、JIS K630
1に従って、70℃、22時間、25%圧縮における圧
縮永久歪み率を測定した。圧縮永久歪み率は41%であ
った。
【0057】更に、同じペレットのメルトフローレート
をメルトインデクサを用いて測定した。230℃、10
Kg荷重におけるメルトインデックス(M.I.)は
3.1g/10分であった。
【0058】[帯電ローラの作製]上記シームレスチュ
ーブにエアを吹き込み、チューブの内径を拡大した後、
弾性層(発泡ローラ)を挿入し、チューブの収縮力によ
り両者を嵌合して、帯電ローラを得た。
【0059】次いで、本帯電ローラの電気抵抗値を、高
温高湿環境(温度23℃、相対湿度80%)下で測定し
たところ、0.5MΩであった。測定は、帯電ローラの
外周に10mm幅のアルミニウム箔(厚み50μm)を
密着させて巻き付け、芯金とアルミ箔間に直流電圧25
0Vを印加し、10秒後の抵抗値を抵抗計(日置電機
(株)製、3119DIGITAL MΩ HI−TE
STER)で読み取った。
【0060】この帯電ローラをレーザービームプリンタ
(キヤノン(株)社製、商品名;レーザーショットLB
P−450)に用いられるプロセスカートリッジ(商品
名;EP−Eトナーカートリッジ)の一次帯電器に取り
付け、 ・直流電圧; −670V ・交流電圧; 2000V(ピーク間電圧) ・周波数 ; 720Hz の重畳電圧を外部電源より印加し、高温高湿環境(温度
32℃、相対湿度85%)下において、5%標準原稿で
6000枚の画像耐久試験を行った。6000枚耐久後
に得られた画像を目視にて観察することによって画像評
価を行った。6000枚耐久後にも、良好な画像が得ら
れた。
【0061】また、本帯電ローラを感光ドラムに当接さ
せた状態で温度40℃、相対湿度95%環境下に30日
間放置した後、帯電ローラが感光ドラムにわずかに貼り
付いたものの、良好な画像が得られた。また、帯電ロー
ラの感光ドラムとの当接部に変形は見られず、帯電ロー
ラピッチ(約38mm)の黒スジの発生も無かった。
【0062】[実施例2]実施例1において、抵抗層材
料を高分子量のスチレン−エチレン・ブチレン−スチレ
ン共重合樹脂(SEBS、シェル化学(株)製、クレイ
トンG1650(分子量約10万)50重量部、低分子
量のスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合樹
脂(SEBS、シェル化学(株)製、クレイトンG16
52(分子量約8万))50重量部、カーボンブラック
12.5重量部とした以外は、実施例1と同様にして実
施例1の帯電ローラを作製し、耐久画像評価を行った。
【0063】抵抗層材料の圧縮永久歪み率及びメルトフ
ローレートを実施例1と同様の方法で測定した。
【0064】・圧縮永久歪み率 ;32%(70℃、
22時間、25%圧縮) ・メルトフローレート;2.2g/10min(230
℃、10Kg荷重)
【0065】実施例1と同様の条件で画像耐久試験を行
った結果、6000枚耐久後にも良好な画像が得られ
た。
【0066】また、実施例1と同様の条件で放置試験を
行った結果、帯電ローラの感光ドラムへの貼り付きは全
くなく、また、この帯電ローラの感光ドラムとの当接部
に変形は見られず、帯電ローラピッチ(約38mm)の
黒スジの発生も無かった。
【0067】更に、高分子量のスチレン−エチレン・ブ
チレン−スチレン共重合樹脂(SEBS、シェル化学
(株)製、クレイトンG1650(分子量約10万)と
低分子量のスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共
重合樹脂(SEBS、シェル化学(株)製、クレイトン
G1652(分子量約8万))の混合比を振った結果を
表1に示す。
【0068】
【表1】
【0069】[実施例3]実施例1において、抵抗層材
料を中のスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重
合樹脂(SEBS、シェル化学(株)製、クレイトンG
1650)100重量部、ポリエチレン(東ソー(株)
製、LDPE、ペトロセン342)所定重量部、カーボ
ンブラック13.5重量部とした以外は、実施例1と同
様にして実施例3の帯電ローラを作製した。
【0070】更に、実施例1と同様の方法で、メルトフ
ローレート、圧縮永久歪み率、耐久画像評価、感光ドラ
ムへの貼り付き評価及び放置試験後の画像評価を行っ
た。ポリエチレンの添加量を振った結果を表2に示す。
【0071】
【表2】
【0072】[実施例4]実施例2において、抵抗層材
料中の2種類の分子量の異なるスチレン−エチレン・ブ
チレン−スチレン共重合樹脂(SEBS)の分子量を振
って、抵抗層を作製し、帯電ローラを作製した。このと
き、2種類のエチレン・ブチレン共重合体を含む樹脂の
混合割合は50重量部/50重量部とした。
【0073】更に、実施例1と同様の方法で、メルトフ
ローレート、圧縮永久歪み率、耐久画像評価、感光ドラ
ムへの貼り付き評価及び放置試験後の画像評価を行っ
た。結果を表3に示す。
【0074】
【表3】
【0075】[実施例5]実施例1において、抵抗層材
料中のスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合
樹脂(SEBS、シェル化学(株)製、クレイトンG1
650、分子量約10万)50重量部、スチレン−エチ
レン・ブチレン−スチレン共重合樹脂(SEBS、シェ
ル化学(株)製、クレイトンG1652、分子量約8
万)50重量部、ポリエチレン樹脂(LDPE、東ソー
(株)ペトロセン342)所定重量部、カーボンブラッ
ク13.2重量部とした以外は、実施例1と同様にして
実施例5の帯電ローラを作製した。
【0076】更に、実施例1と同様の方法で、メルトフ
ローレート、圧縮永久歪み率、耐久画像評価、感光ドラ
ムへの貼り付き評価及び放置試験後の画像評価を行っ
た。ポリエチレンの添加量を振った結果を表4に示す。
【0077】
【表4】
【0078】[実施例6]実施例1において、抵抗層材
料中のスチレン−エチレン・ブチレン−スチレン共重合
樹脂(SEBS、シェルジャパン(株)製、クレイトン
G1650、分子量約10万)60重量部、スチレン−
エチレン・ブチレン−スチレン共重合樹脂(SEBS、
シェルジャパン(株)製、クレイトンG1652、分子
量約8万)40重量部、エチレン・1−オクテン共重合
樹脂(デュポン・ダウエラストマー(株)製、エンゲー
ジ8411)所定重量部、カーボンブラック13重量部
とした以外は、実施例1と同様にして実施例6の帯電ロ
ーラを作製した。
【0079】更に、実施例1と同様の方法で、メルトフ
ローレート、圧縮永久歪み率、耐久画像評価、感光ドラ
ムへの貼り付き評価及び放置試験後の画像評価を行っ
た。エチレン・1−オクテン共重合体(POE)の添加
量を振った結果を表5に示す。
【0080】
【表5】
【0081】[比較例1]実施例1において、抵抗層材
料をスチレン−ブタジエン−スチレン共重合体(SB
S、シェル化学(株)製、クレイトンD1101)10
0重量部、カーボンブラック12.5重量部とした以外
は、実施例1と同様にして比較例1の帯電ローラを作製
した。
【0082】更に、実施例1と同様の方法で、メルトフ
ローレート、圧縮永久歪み率、耐久画像評価、感光ドラ
ムへの貼り付き評価、放置試験後の画像評価を行った。
【0083】 メルトフローレート 0.3g/10min(230℃、10Kg荷重) 圧縮永久歪み率 74%(70℃、22時間、25%圧縮) 感光体への貼り付き 有り 放置試験後の画像 文字画像中に帯電ピッチ(38mm)の横黒スジが発 生。
【0084】 画像耐久後の画像 トナー汚れに起因する帯電ローラピッチ(38mm) の画像濃度ムラが発生。
【0085】なお、本実施例では抵抗層について押出チ
ューブを例に挙げて説明してきたが、抵抗層はチューブ
だけでなく、導電性弾性層の上に射出成形や塗工などの
手段で形成できる。
【0086】また、本実施例では帯電ローラについて具
体的に説明したが、本発明はローラに限定されるもので
はなく、ブレード型帯電器や平板型帯電器などへも適用
することができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、感光ドラムへの貼
り付きを防止し、成形加工性(流動性)と圧縮永久歪み
を満足し、しかも帯電ローラの感光ドラムへの圧接時の
変形による帯電ローラピッチの横スジの発生を抑えた帯
電部材及び該帯電部材を有する電子写真装置を可能にし
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯電部材を有する電子写真装置の一例
の概略的断面図。
【図2】本発明の帯電部材の構成の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1 帯電部材(帯電ローラ) 1a 導電性支持体(芯金) 1b 導電性弾性層 1c 抵抗層 2 感光体(感光ドラム) 3 電源 4 露光手段 5 現像手段 6 転写手段 7 転写紙 8 クリーニング手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小山 浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 都留 誠司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山下 崇史 茨城県稲敷郡茎崎町茎崎1888−2 キヤノ ン化成株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に導電性弾性層と抵抗層
    とを順に積層してなる帯電部材において、該抵抗層がエ
    チレン・ブチレン共重合体を含む樹脂を含有することを
    特徴とする帯電部材。
  2. 【請求項2】 該抵抗層が分子量の異なる2種類以上の
    エチレン・ブチレン共重合体を含む樹脂を含有する請求
    項1に記載の帯電部材。
  3. 【請求項3】 該分子量の異なる2種類以上のエチレン
    ・ブチレン共重合体において、少なくとも1種類のエチ
    レン・ブチレン共重合体の分子量が10万以上である請
    求項2に記載の帯電部材。
  4. 【請求項4】 該抵抗層が分子量の異なる2種類以上の
    エチレン・ブチレン共重合体を含む樹脂及びポリオレフ
    ィン系樹脂を含有する請求項1乃至3のいずれかに記載
    の帯電部材。
  5. 【請求項5】 該エチレン・ブチレン共重合体を含む樹
    脂とポリオレフィン系樹脂との混合比が、100重量部
    /10重量部〜100重量部/60重量部の範囲である
    請求項4に記載の帯電部材。
  6. 【請求項6】 該抵抗層の圧縮永久歪み率が、70℃、
    22時間、25%圧縮(JIS K6301)において
    50%以下である請求項1乃至5のいずれかに記載の帯
    電部材。
  7. 【請求項7】 電子写真感光体、静電潜像形成手段、形
    成した静電潜像を現像する手段及び現像した像を転写材
    に転写する手段を有する電子写真装置において、該静電
    潜像形成手段として該感光体を帯電するのに請求項1乃
    至6のいずれかに記載の帯電部材を有することを特徴と
    する電子写真装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012203240A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd ロール部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2015121814A (ja) * 2015-02-16 2015-07-02 富士ゼロックス株式会社 ロール部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
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US10747129B2 (en) 2018-02-16 2020-08-18 Fuji Electric Co., Ltd. Electrophotographic photoconductor, method of manufacturing the same, and electrophotographic apparatus
US10782622B2 (en) 2015-10-30 2020-09-22 Fuji Electric Co., Ltd. Photoreceptor for electrophotography, method for manufacturing the same, and electrophotographic device

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