JP5245386B2 - 帯電ローラ - Google Patents
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Description
『電子写真方式の画像形成に用いられる感光体に接触し、かつ、回転しながら前記感光体
を帯電する帯電ローラであって、
前記帯電ローラは、
その表面に相分離構造を形成する樹脂により形成される表面層を有するものであり、
前記表面層を形成する樹脂が、ドメイン相を形成するポリジメチルシロキサン成分とマトリクス相を形成するスチレンアクリル共重合体成分より構成されるジブロック共重合体であることを特徴とする帯電ローラ。』というものである。
(1)アゾ基を含有する下記ポリジメチルシロキサン化合物を重合開始剤に用いる。
(1)2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン等のビスフェノール化合物のアルカリ溶液を用い、ホスゲン法により、ポリカーボネートオリゴマーを作製する。作製したポリカーボネートオリゴマーは塩化メチレンに溶解させて溶液にする。
(2)ポリカーボネートオリゴマーの塩化メチレン溶液と2−ベンゾイル−5−(3−ポリジメチルシロキサンプロポキシ)フェノール、及び、酸化防止剤である4−tert−ブチルフェノールを混合し、さらに、水酸化ナトリウムを添加して反応処理を行う。
1.「帯電ローラ1〜8」の作製
以下の手順により、「帯電ローラ1〜8」を作製した。
(1)「帯電ローラ1」の作製
下記に示す原料成分を、バンバリーミキサーで分散練りして弾性層作製用原料となる混練り品を作製した。
酸化亜鉛 5質量部
ステアリン酸 1質量部
パラフィンオイル「プロセスオイルPW380(出光興産(株)製)」
30質量部
カーボンブラック「3030B(三菱化学(株)製)」 30質量部
上記原料成分よりなる混練り品100質量部に対して、下記加硫剤をオープンロールにより分散練りし、未加硫練り生地を作製した。
加硫促進剤 テトラメチルチウラムモノサルファイド 1質量部
イオウ 1質量部
上記未加硫練り生地を厚さ2.5mmのチューブ形状に成形する押出成形機で押出成形を行い、得られたチューブをカッターで長さ320mmに切断した。切断したチューブに仮シャフトを挿入し、加硫トレイに装着して、直接蒸気加硫方式による一次加硫を行った。なお、一次加硫の条件は、圧力9.8×105Pa、温度140℃、処理時間20分で行った。
トリメチルオクタデシルアンモニウムパークロレート 0.2質量部
ステアリン酸 1質量部
カーボンブラック「3030B(三菱化学(株)製)」 30質量部
エチレンチオウレア 1.5質量部
メチルエチルケトン 100質量部
さらに、前記ローラに設けられた前記中間層上に、下記組成からなる塗布液をディップ塗布して、表面層を形成した。
テトラヒドロフラン 70質量部
以上の手順により、外径が14mmの「帯電ローラ1」を作製した。
(2)「帯電ローラ2〜8」の作製
前記「帯電ローラ1」の作製において、前記「表1のブロック共重合体8」に代えて、「表1のブロック共重合体共重合体1〜7」をそれぞれ用いた他は同様の手順で、「帯電ローラ2〜8」を作製した。
2.画質評価実験
次に、上記「帯電ローラ1〜8」を画像形成装置に搭載し、10000枚の連続プリントを行って画質変動を評価した。具体的には、図2に示す構成の画像形成装置として、デジタルプリンタ「Sitios7075(コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)製)」のコロナ帯電器を上記「帯電ローラ1〜8」に変更したプリンタで評価を行った。
作製したプリント上のハーフトーン画像上の任意の7点を、反射濃度計「RD−918(マクベス社製)」を用いて測定し、その画像濃度差が0.04以下となったものを合格とした。
作製したプリント上の文字画像を、ルーペで拡大観察し、文字画像上の中抜け発生を目視評価した。評価は、以下の基準で行い、◎と○を合格とした。
◎:10000枚目のプリントまで、中抜け発生なし
○:5000枚目のプリント終了まで、中抜け発生なし
×:1000枚目のプリントで、顕著な中抜け発生あり。
作製したプリント上のべた画像部に、長径0.4mm以上の白抜け発生の有無を評価した。なお、白抜け長径はビデオプリンタ付き顕微鏡で測定し、評価は以下の基準として、◎と○を合格とした。
◎:0.4mm以上の白抜けの発生が見られなかった
○:0.4mm未満の白抜けがあったが、実用上問題なし
×:0.4mm以上の白抜けが発生した。
10 帯電ローラ
11 シャフト(芯金)
12 弾性層
13 中間層
14 表面層
20 感光体ドラム
30 現像装置
31 現像スリーブ
40 除電ローラ
50 転写ローラ
60 搬送ベルト
70 搬送ローラ
80、110 バイアス電源
90 クリーニング装置
91 クリーニングブレード
Claims (1)
- 電子写真方式の画像形成に用いられる感光体に接触し、かつ、回転しながら前記感光体を帯電する帯電ローラであって、
前記帯電ローラは、
その表面に相分離構造を形成する樹脂により形成される表面層を有するものであり、
前記表面層を形成する樹脂が、ドメイン相を形成するポリジメチルシロキサン成分とマトリクス相を形成するスチレンアクリル共重合体成分より構成されるジブロック共重合体であることを特徴とする帯電ローラ。
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JP2007325627A JP5245386B2 (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | 帯電ローラ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007325627A JP5245386B2 (ja) | 2007-12-18 | 2007-12-18 | 帯電ローラ |
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JP2009145807A JP2009145807A (ja) | 2009-07-02 |
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