JPH11160785A - フォトボックス - Google Patents

フォトボックス

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Publication number
JPH11160785A
JPH11160785A JP9343640A JP34364097A JPH11160785A JP H11160785 A JPH11160785 A JP H11160785A JP 9343640 A JP9343640 A JP 9343640A JP 34364097 A JP34364097 A JP 34364097A JP H11160785 A JPH11160785 A JP H11160785A
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JP
Japan
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photographing
data
editing
image
command signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9343640A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kawabata
和博 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/203,517 priority patent/US6317560B1/en
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影料金が低額であり、多様な撮影が行え、撮
影の演出が準備され、即時にプリント出力が行え、撮り
直しが容易で、プライベイトな撮影を行えるフォトボッ
クスを提供する。 【解決手段】発光手段と、撮影手段と、撮影データ記憶
手段と、編集手段と、編集データ記憶手段と、表示手段
と、音声データ記憶手段と、音声再生手段と、前記各手
段の動作を演出された撮影の流れに応じて同調制御する
データを記憶する同調制御データ記憶手段と、同調制御
データに基づいて前記各手段の動作を制御する同調制御
手段と、撮像画像や編集画像をプリントとして出力する
プリント出力手段と、撮影空間の内部で発生する音声と
外部で発生する音声とを音響的に隔離する遮音ボックス
と、から成るフォトボックス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真撮影装置の技
術分野に属する。特に、フォトスタジオに類似した撮影
環境を演出し、簡易かつ即時に写真を得ることができる
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真撮影においてフォトスタジオを利用
すると、照明、背景、小道具、インテリア等により特別
な効果を演出することができる。そのため、コマーシャ
ルフォト(商用写真)の世界ではフォトスタジオにおい
て写真撮影が行われることが普通である。また、一般の
人々がフォトスタジオを利用する場合には、専門の写真
家によって撮影が行われることもプラスとなって、でき
あがる写真は素人が撮影したものとは明らかな差異のあ
る良質なものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般の人々
にとってはフォトスタジオにおいて写真撮影を行う機会
は極めて少ない。たとえば、七五三、入学、正月、誕生
日、結婚、等の特別な機会に、記念撮影を唯一の目的と
してフォトスタジオを利用することがある程度である。
その理由をいくつか挙げることができる。たとえば、
フォトスタジオを利用し写真家によって撮影が行われる
ため撮影料金が高額となる、記念撮影以外の多様な撮
影、たとえば写真家のモデルとなって指示された表情姿
勢(ポーズ)で撮影されるというようなことには不慣れ
であり、フォトスタジオを多様な撮影で利用することが
ない、撮影を演出するための準備(照明、背景、小道
具、インテリア等)および被写体である自身を装うこと
の負担が大きい、写真(プリント)ができあがるまで
に日数を要する、その場での確認が難しく、気に入ら
なくても撮り直しが容易でない、写真家によって撮影
が行われるため、秘密としておきたいプライベイトな撮
影を行うことができない、等である。
【0004】そこで本発明の目的は、撮影料金が低額で
あり、多様な撮影が行え、撮影の演出が準備され、即時
にプリント出力が行え、撮り直しが容易で、プライベイ
トな撮影を行えるフォトボックスを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の本発
明によって達成される。すなわち、本発明は「発光指令
信号に同調して発光する発光手段と、撮影指令信号に同
調しかつその撮影指令信号によって特定される撮影角度
で被写体を撮影し撮影データを生成する撮影手段と、前
記撮影データを記憶する撮影データ記憶手段と、前記撮
影データ記憶手段が記憶する前記撮影データを編集処理
して編集データを生成する編集手段と、前記編集データ
を記憶する編集データ記憶手段と、前記撮影データ記憶
手段に格納された前記撮影データおよび/または前記編
集データ記憶手段に格納された前記編集データを入力し
画像として表示する表示手段と、音声データを記憶する
音声データ記憶手段と、音声再生指令信号に同調しかつ
その音声再生指令信号によって特定される前記音声デー
タ記憶手段の音声データをスピーカーから音声として再
生する音声再生手段と、同調制御データを記憶する同調
制御データ記憶手段と、前記同調制御データに基づく所
定の系列で前記発光指令信号と前記撮影指令信号と前記
音声指令信号とを出力する同調制御手段と、前記撮影デ
ータ記憶手段に格納された前記撮影データおよび/また
は前記編集データ記憶手段に格納された前記編集データ
を入力し画像として再現したプリントを出力するプリン
ト出力手段と、前記被写体が姿勢変化する撮影空間を与
え前記スピーカーを収容し前記撮影空間の内部で発生す
る音声と外部で発生する音声とを音響的に隔離する遮音
ボックスと、から成るフォトボックス」である。
【0006】本発明によれば、発光手段により発光指令
信号に同調して発光が行われ、撮影手段により撮影指令
信号に同調しその撮影指令信号によって特定される撮影
角度で被写体が撮影され撮影データが生成され、撮影デ
ータ記憶手段により撮影データが記憶され、編集手段に
より撮影データ記憶手段が記憶する撮影データが編集処
理され編集データが生成され、編集データ記憶手段によ
り編集データが記憶され、表示手段により撮影データ記
憶手段に格納された撮影データおよび/または編集デー
タ記憶手段に格納された編集データが入力され画像とし
て表示され、音声データ記憶手段により音声データが記
憶され、音声再生手段により音声再生指令信号に同調し
その音声再生指令信号によって特定される音声データ記
憶手段の音声データがスピーカーから音声として再生さ
れ、同調制御データ記憶手段により同調制御データが記
憶され、同調制御手段により同調制御データに基づく所
定の系列で発光指令信号と撮影指令信号と音声指令信号
とが出力され、プリント出力手段により撮影データ記憶
手段に格納された撮影データおよび/または編集データ
記憶手段に格納された編集データが入力され画像として
再現したプリントが出力され、遮音ボックスにより被写
体が姿勢変化する撮影空間が与えられスピーカーが収容
され撮影空間の内部で発生する音声と外部で発生する音
声とが音響的に隔離される。このように、写真家を必要
とせず、各々の記憶装置に入力された各々のデータに基
づいて各々の処理手段は撮影の処理過程のすべてを同調
しながら行うことができる。したがって、撮影料金が低
額であり、多様な撮影が行え、撮影の演出が準備され、
即時にプリント出力が行え、撮り直しが容易で、プライ
ベイトな撮影を行えるフォトボックスが提供される。
【0007】また本発明は「前記発光手段は異なった照
明角度で設置された複数の発光ユニットから構成され、
前記発光指令信号に同調し、かつ、その発光指令信号に
よって特定される照明角度の発光ユニットによって発光
が行われるフォトボックス」である。本発明によれば、
演出された撮影の流れに応じて被写体の姿勢や状況に適
合する方向からの照明を行うことができる。また本発明
は「前記発光手段は瞬間発光するストロボ光源と通常の
連続発光が可能な光源とから構成されるフォトボック
ス」である。本発明によれば、組合せで多様な照明形態
を実現することができる。たとえば撮影が行われる瞬間
に適合する強力な照明と、撮影と撮影との合間に被写体
(人)に良い心理的効果を与える照明とを実現すること
ができる。
【0008】また本発明は「前記撮影手段は異なった撮
影角度で設置された複数の撮影ユニットから構成され、
前記撮影指令信号によって特定される撮影角度の撮影ユ
ニットによって撮影が行われるフォトボックス」であ
る。本発明によれば、演出された撮影の流れに応じて被
写体の姿勢や状況に適合する方向からの撮影を行うこと
ができる。また本発明は「前記遮音ボックスの内部にお
いて移動ステージの位置、角度を変化するステージ移動
手段を有し、前記撮影手段または少なくとも前記撮影手
段の撮影ユニットは前記移動ステージに固定されてお
り、前記撮影指令信号によって特定される撮影角度とな
るように前記ステージ移動手段が前記移動ステージを移
動し撮影が行われるフォトボックス」である。本発明に
よれば、演出された撮影の流れに応じて被写体の姿勢や
状況に適合する方向からの撮影を行うことができる。
【0009】また本発明は「選択入力により複数の撮影
コースから選択された撮影コースを特定するコース選択
データを生成する撮影コース選択手段を有し、前記同調
制御データ記憶手段は複数の前記撮影コースに対応する
同調制御データを記憶し、前記同調制御手段は前記コー
ス選択データによって特定される前記撮影コースに対応
する同調制御データに基づいて所定の系列で、前記発光
指令信号と、前記撮影指令信号と、前記音声指令信号と
を出力するフォトボックス」である。本発明によれば、
同調制御データ記憶手段により複数の撮影コースに対応
する同調制御データが記憶されており、選択入力により
撮影コース選択手段が複数の撮影コースから選択された
撮影コースを特定するコース選択データを生成すると、
同調制御手段によりコース選択データによって特定され
る撮影コースに対応する同調制御データに基づいて所定
の系列で発光指令信号と撮影指令信号と音声指令信号と
が出力される。すなわち、記憶手段に設定されている複
数の撮影コースの内から選択入力を行うことにより、選
択された撮影コースで演出された撮影の流れに応じて撮
影を行うことができる。
【0010】また本発明は「前記同調制御手段は前記同
調制御データに基づいて所定の系列で、編集指令信号を
出力し、前記編集手段は編集指令信号に同調し、かつ、
その編集指令信号によって特定される編集処理を行い編
集データを生成するフォトボックス」である。本発明に
よれば、演出された撮影の流れに応じて撮影データの編
集処理が行われ編集データが得られる。また本発明は
「前記同調制御手段は前記同調制御データに基づいて所
定の系列で、表示指令信号を出力し、前記表示手段は表
示指令信号に同調し、かつ、その表示指令信号によって
特定される前記撮影データ記憶手段に格納された前記撮
影データおよび/または前記編集データ記憶手段に格納
された前記編集データを入力し、画像として表示するフ
ォトボックス」である。本発明によれば、演出された撮
影の流れに応じて表示手段に撮影データおよび/または
編集データが画像として表示される。
【0011】また本発明は「あらかじめ登録した複数の
登録データを記憶する登録データ記憶手段を有し、前記
編集手段は登録データ記憶手段から所定の登録データを
入力し前記撮影データと合成を行って1つの編集データ
を生成する合成処理を行うフォトボックス」である。本
発明によれば、編集手段により登録データ記憶手段から
所定の登録データが入力され撮影データと合成が行われ
1つの編集データが生成される。また本発明は「前記登
録データは背景画像データおよび/または前景画像デー
タであるフォトボックス」である。本発明によれば、編
集手段により背景画像や前景画像の合成が行われる。ま
た本発明は「前記編集手段は複数の前記撮影データおよ
び/または複数の前記編集データの配列を行って1つの
編集データを生成する配列処理を行うフォトボックス」
である。本発明によれば、編集手段が行う配列処理によ
り複数の撮影データおよび/または複数の編集データの
配列が行われ1つの編集データが生成される。
【0012】また本発明は「前記プリント出力手段は前
記編集手段によって配列処理が行われた編集データを入
力し、画像として再現したプリントを出力するフォトボ
ックス」である。本発明によれば、プリント出力手段に
より配列処理が行われた編集データが入力され画像とし
て再現したプリントが出力される。また本発明は「前記
表示手段は前記編集手段によって配列処理が行われた編
集データを表示し、前記表示手段に配列表示された複数
の表示画像から選択入力により選択された表示画像を特
定する画像選択データを生成する画像選択手段を有し、
前記プリント出力手段は前記画像選択データによって特
定される前記撮影データ記憶手段に格納された前記撮影
データおよび/または前記編集データ記憶手段に格納さ
れた前記編集データを入力し、画像として再現したプリ
ントを出力するフォトボックス」である。本発明によれ
ば、配列処理が行われた編集データが表示手段に表示さ
れ、選択入力により画像選択手段が表示手段に配列表示
された複数の表示画像から選択された表示画像を特定す
る画像選択データを生成し、プリント出力手段により画
像選択データによって特定される撮影データ記憶手段に
格納された撮影データおよび/または編集データ記憶手
段に格納された編集データが入力され画像として再現し
たプリントが出力される。すなわち、配列表示された表
示画像から選択して撮影画像や編集画像をプリントする
とができる。
【0013】また本発明は「前記プリント出力手段は、
プリント料金が支払われたことを示すプリント料金信号
と前記画像選択データの両者を入力した場合に前記プリ
ントを出力するフォトボックス」である。本発明によれ
ば、プリントとして出力したい画像の料金だけを支払え
ば、そのプリントを得ることができる。また本発明は
「前記同調制御手段は、利用料金が支払われたことを示
す利用料金信号と利用者が開始指示入力したことを示す
開始信号の両者を入力した場合に動作を開始するフォト
ボックス」である。本発明によれば、利用料金を自動徴
収できるとともに、利用者は準備ができたところで利用
を開始することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明について実施の形態に
より説明する。図1は本発明のフォトボックスの構成を
示す図である。図1において、1は撮影コース選択手
段、2は発光手段、3は撮影手段、4はステージ移動手
段、5は音声再生手段、6は表示手段、7は画像選択手
段、8はプリント出力手段、9は同調制御手段、10は
同調制御データ記憶手段、11は撮影データ記憶手段、
12は編集手段、13は音声データ記憶手段、14は編
集データ記憶手段、15は登録データ記憶手段、16は
遮音ボックス、17は被写体(人)である。図1に示す
ように、遮音ボックス16の内部に含まれている構成部
分と、遮音ボックス16の外部に出ている構成部分とが
あるが、図1は一例であり、すべての構成部分が遮音ボ
ックス16の内部に含まれている必要がないことをを示
したものである。なお図1において、矢印→付の線は、
主要な(全てではない)データや信号の流れを示してい
る。
【0015】撮影コース選択手段1は、選択入力により
複数の撮影コースから選択された撮影コースを特定する
コース選択データを生成する。撮影コース選択手段1
は、たとえば、パーソナルコンピュータのディスプレイ
とそのディスプレイの表面に設けられた透明タッチパネ
ルスイッチによって構成される。ディスプレイに複数の
撮影コースの表題を表示し、表示された撮影コースの内
から選択する撮影コースの表題を利用者が指で触れると
透明タッチパネルスイッチが作動し選択入力が行われ
る。透明タッチパネルスイッチはパーソナルコンピュー
タに座標データを出力し、パーソナルコンピュータはそ
の座標データから選択された撮影コースを特定するコー
ス選択データを生成する。
【0016】発光手段2は異なった照明角度で設置され
た複数の発光ユニットから構成される(図2参照)。そ
して、発光指令信号に同調し、かつ、その発光信号によ
って特定される照明角度の発光ユニットによって発光が
行われる。発光手段2は複数の瞬間発光するストロボ光
源(たとえば、キセノンランプ)と複数の連続発光が可
能な通常照明光源(たとえば、ハロゲンランプ、メタル
ハライドランプ)とから構成される。発光手段2は各発
光ユニットの光源に対して制御された電力を供給する駆
動制御装置を有する。その駆動制御装置は発光指令信号
を入力し、その信号に同調し特定される発光ユニットを
発光させる。
【0017】撮影手段3としては、たとえば、CCDイ
メージセンサ等の固体撮影素子を用い、外部信号による
制御機構と、A/D変換器(analog-to-dijital conver
ter)、画像データの記憶装置を有し、静止画(スチル
画像)を撮影する撮影カメラを使用することができる。
また、静止画とともに動画(ビデオ画像)を撮影するこ
とができビデオ出力を有する撮影カメラであればより好
ましい。ビデオ出力を有する場合には、被写体を撮影し
てモニターTV(図示せず)に表示することができる。
なお室内(ボックス内)のカメラ側を鏡とすることによ
って、被写体の表情姿勢(ポーズ)を確認することがで
きる。撮影手段3は撮影指令信号に同調し、かつ、その
撮影指令信号によって特定される撮影角度で被写体17
を撮影しA/D変換して撮影データを生成する。撮影手
段3に撮影角度を持たせる方法としては、撮影手段3を
異なった撮影角度で設置された複数の撮影ユニットから
構成し(図2参照)、撮影指令信号によって特定される
撮影角度の撮影ユニットによって撮影を行うようにす
る。
【0018】また、別の方法としては、遮音ボックス1
6の内部において移動ステージの位置、角度を変化する
ステージ移動手段4を用いる。そして、撮影手段3また
は少なくとも撮影手段の撮影ユニットをその移動ステー
ジに固定する。そして、撮影指令信号によって特定され
る撮影角度となるように、ステージ移動手段により移動
ステージを移動し撮影を行う。ステージ移動手段として
は、X−Y−Z移動機構と直交する2軸の回転機構とを
組合せて構成される。また、ロボットのアームを用いる
ことができる。
【0019】音声再生手段5は音声再生指令信号に同調
し、かつ、その音声再生指令信号によって特定される音
声データ記憶手段13の音声データをスピーカーから音
声として再生する。音声再生手段5は、たとえば、パー
ソナルコンピュータのマルチメディア(オ─ディオ、ビ
デオ、MIDI、音楽CD)に関するデータ処理機能を
使用して構成される。その場合は、音声データ記憶手段
13はパーソナルコンピュータの記憶装置、または、デ
ータCD、音楽CD等の記憶媒体が用いられる。また、
音声再生手段5は、外部制御入力を有するレーザーディ
スク装置、CD再生装置、DVD等のオーディオ装置
(オーディオ・ビデオ装置)を用いることができる。そ
の場合は、音声データ記憶手段13はそれらの装置が再
生する記憶媒体である。また、外部制御入力にパーソナ
ルコンピュータやプログラマブルシーケンスコントロー
ラから操作データが出力されそれらの装置の制御を行う
ように構成する。
【0020】表示手段6は表示指令信号に同調し、か
つ、その表示指令信号によって特定される撮影データ記
憶手段11に格納された撮影データおよび/または編集
データ記憶手段14に格納された編集データを入力し、
画像として表示する。表示手段6はパーソナルコンピュ
ータのようなデータ処理装置の本体とそのディスプレイ
によって構成される。本発明のフォトボックスの全体の
システムを統括する主要な制御装置(たとえば同調制御
手段)が、表示手段6を構成するデータ処理装置である
場合には、表示指令信号はデータ処理装置内部で発生さ
れ、その内部で処理されることとなる。また、主要な制
御装置が、表示手段6を構成するデータ処理装置以外
の、たとえばプログラマブルシーケンスコントローラの
ようなデータ処理装置である場合には、表示手段6は表
示指令信号を外部から入力して、表示を行うこととな
る。
【0021】また、表示手段6は編集手段12によって
配列処理が行われた編集データ(画像)を表示する(図
3参照)。画像選択手段7は表示手段6に配列表示され
た複数の表示画像から選択入力によって選択された表示
画像を特定する画像選択データを生成する。画像選択手
段7は、撮影コース選択手段1と同様に、パーソナルコ
ンピュータのディスプレイとそのディスプレイの表面に
設けられた透明タッチパネルスイッチによって構成され
る。すなわち、表示手段6によって構成される。表示手
段6に表示された複数の表示画像の内から選択する表示
画像の部分を利用者が指で触れると透明タッチパネルス
イッチが作動し選択入力が行われる。透明タッチパネル
スイッチはパーソナルコンピュータに座標データを出力
し、パーソナルコンピュータはその座標データから選択
された画像を特定する画像選択データを生成する。
【0022】画像選択手段7によって画像が選択された
場合に、表示手段6に配列表示された複数の表示画像に
代わり、選択された画像を画面全体に拡大して表示す
る。その表示画面において利用者は画像の良否を確認す
ることができる。その拡大表示された画面において、再
度、透明タッチパネルスイッチを利用者が指で触れる
と、表示手段6にはもとの配列表示された複数の表示画
像が表示される。その場合には、生成された画像選択デ
ータはキャンセルとなる。再度、配列表示された複数の
表示画像の内から選択入力を行うと、画像選択データが
生成され、選択された画像が画面全体に拡大して表示さ
れる。
【0023】プリント出力手段8は画像選択データによ
って特定される撮影データ記憶手段11に格納された撮
影データおよび/または編集データ記憶手段14に格納
された編集データを入力し、画像として再現したプリン
トを出力する。プリント出力手段8は、プリント料金が
支払われたことを示すプリント料金信号と画像選択デー
タの両者を入力した場合にプリントを出力する。プリン
ト出力手段8は、デジタル画像データを入力してプリン
トを出力する周知のプリンターによって構成される。た
とえば、昇華型熱転写カラープリンター、溶融型熱転写
カラープリンター、インクジェットカラープリンター、
等である。また、出力するプリントは、スタンダードサ
イズ、フロッピーディスクサイズ、カードサイズ等の好
みのサイズを選択し出力することができる。
【0024】同調制御手段9は同調制御データに基づく
所定の系列で、発光指令信号、撮影指令信号、音声指令
信号、編集指令信号、表示指令信号、等を出力する。同
調制御データ記憶手段10は複数の撮影コースに対応す
る同調制御データを記憶する。そして同調制御手段9は
撮影コース選択手段1が生成するコース選択データによ
って特定される撮影コースに対応する同調制御データに
基づいて所定の系列で、前記の各指令信号を出力する。
また、同調制御手段は、利用料金が支払われたことを示
す利用料金と利用者が開始指示入力をしたことを示す開
始信号の両者を入力した場合に動作を開始する。この同
調制御手段9はプログラマブルシーケンスコントロー
ラ、パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置により
構成される。プログラマブルシーケンスコントローラに
よって構成する場合には、同調制御データ記憶手段10
は、プログラマブルシーケンスコントローラの記憶装置
となる。
【0025】撮影データ記憶手段11は撮影手段3によ
って生成された撮影データを記憶する。また、登録デー
タ記憶手段15は登録データを記憶する。登録データ
は、あらかじめ登録された背景画像データ、前景画像デ
ータ、タイトルデータ、文字絵柄データ等のデータであ
る。編集手段12は撮影データを編集処理して編集デー
タを生成する。その編集データは編集データ記憶手段1
4に記憶される。これらの記憶手段は、パーソナルコン
ピュータやマイクロコンピュータシステムの記憶装置に
より構成される。
【0026】編集手段12は編集指令信号に同調し、か
つ、その編集指令信号によって特定される編集処理を行
い編集データを生成する。編集手段12は登録データ記
憶手段15から所定の登録データを入力し、撮影データ
記憶手段11に記憶されている撮影データと合成を行っ
て1つの編集データを生成する合成処理を行う。また、
編集手段12は複数の撮影データ記憶手段11の撮影デ
ータおよび/または複数の編集データ記憶手段14に記
憶されている編集データの配列を行って1つの編集デー
タを生成する配列処理を行う。また編集手段は撮像デー
タに対して色調を補正する処理を行って1つの編集デー
タを生成する色調補正処理を行う。この色調補正処理
は、人の肌色、空の青色、等を実際の色よりも記憶色に
近い好ましい色にする。編集手段12はパーソナルコン
ピュータ等のデータ処理装置のハードウェアとソフトウ
ェアによって構成される。
【0027】遮音ボックス16は被写体(人)が姿勢変
化する空間を与え、音声再生手段5のすぴーかー収容
し、撮影空間の内部で発生する音声と外部で発生する音
声とを音響的に隔離する。遮音ボックス16は周知の遮
音効果、吸音効果を有する建築材料で構成される。遮音
ボックス16の遮音性能としては、音響パワー(振幅の
2乗)の減衰が10dB(デシベル)以上(音響パワー
が10分の1以下となる)、好ましくは20dB以上
(音響パワーが100分の1以下となる)である。
【0028】図2は撮像空間の構成の一例を示す図であ
る。図2において、17は被写体(人)、201a,2
01b,201cは瞬間発光するストロボ光源、202
a,202b,202cは連続発光が可能な通常照明光
源、203a,203b,203c,203d,203
eはCCDカメラ、204は背景のスクリーンである。
図2に示す撮像空間の構成の一例では、発光手段2の
発光ユニットには、複数のストロボ光源201a,20
1b,201cと複数の通常照明光源202a,202
b,202cが用いられる。発光手段2はこれらの発光
ユニットを演出された流れに同調して選択的に発光さ
せ、多様な照明を行う。これらの発光ユニットにはフィ
ルターが用いられており、発光する発光ユニットによっ
て様々な色の照明を行うことができる。また、撮像手段
3には、複数のCCDカメラ203a,203b,20
3c,203d,203eが用いられる。これらは異な
る撮像角度を有し、被写体17を様々な角度から撮像す
る。背景のスクリーン204は、絵柄等が描かれている
か投射されている場合にはそれが背景となって撮影が行
われる。前述の編集手段12による背景の合成処理が行
われる場合には、スクリーン204は無地で特定の色、
たとえば青色となっている。そして編集手段12は、撮
像データのその特定の色の画素を背景画像データの画素
値に置き換えることで合成処理を行う。
【0029】図3は配列処理された画像をプリント出力
した一例を示す図である。図3に示すように、様々な被
写体の姿勢が撮影されている。図2には図示していない
が、前述したように撮像空間には音声再生手段5のスピ
ーカーから音声が出力されている。スピーカーからはノ
リの良い音楽とともに、プロの写真家がモデルに対して
話しかけ指示するのと類似のナレーションが出力され
る。被写体となる人(利用者)はそのナレーションにし
たがって次々に表情姿勢(ポーズ)を変化させることが
できる。また、前述したように撮像空間には表示手段6
のディスプレイにより画像表示が行われる。ディスプレ
イには、撮影中は、雰囲気を演出するためのイメージ画
像を表示することや、模範となる表情姿勢を表示するこ
とができる。その表示にしたがって次々に表情姿勢を変
化させることができる。
【0030】次に、図1の構成において本発明のフォト
ボックスの動作の過程について説明する。図4は本発明
のフォトボックスの動作の過程を示すフロー図である。
まず、ステップS1において、利用者は透明タッチパネ
ルスイッチが設けられた表示手段6に表示されている複
数の撮影コースの内から、利用しようとする撮影コース
の表題部分に指で接触を行うことにより撮影コースの選
択入力を行う。撮影コースには、たとえば、「ノーマル
コース」、「プロカメラマンコース」、「プロカメラマ
ンお色気コース」、「Love Loveコース」、
「合成コース」、記念撮影コース」、「証明写真コー
ス」等がある(後述する)。
【0031】次に、ステップS2において、料金自動払
込機の投入口から紙幣や貨幣または専用コインを投入し
利用料金の支払いを行う。利用料金は選択した撮影コー
スにより異なる。次に、ステップS3において、撮影コ
ースを始める利用者としての準備ができたところで、利
用者は開始指示入力を行う。開始指示入力は前述の表示
手段6において、または別に設けられた開始ボタンを押
し込むことによって行われる。開始指示入力が所定の時
間(たとえば3分間)を経過してもなされない場合に
は、タイマーにより自動スタートする。
【0032】次に、ステップS4において、撮影コース
が始まり撮影が実行される。そのとき、利用者は被写体
17となる。選択した撮影コースにより異なる多様な演
出に基づいてプログラムされた手順で、発光手段2によ
る発光、撮像手段3による撮像、音声再生手段5による
音声再生、表示手段6による表示が行われる。そのプロ
グラムは同調制御データ記憶手段10に記憶されてお
り、その制御は同調制御手段9によって行われる。撮像
手段3によって撮像が行われ得られた撮像データは撮像
データ記憶手段11に記憶される。編集手段は12は撮
像が行われ得られた撮像データに対して、所定の編集処
理を行い編集データを生成し編集データ記憶手段14に
記憶する。この編集の際に登録データ記憶手段15に記
憶されている登録データが、編集処理の内容に応じて利
用される。表示手段6は所定の撮像データ、編集デー
タ、その他のデータを表示する。これらの処理はすべて
プログラムされた手順で行われる。
【0033】ステップS4における撮影の実行が終了す
ると、ステップS5において、撮像手段3によって撮像
が行われ得られた複数の撮像データおよび/またはその
撮像データに合成処理が行われた編集データを配列処理
する編集が行われ配列画像データを生成する。次に、ス
テップS6において、その配列画像データを表示手段6
に画像として再生表示する。
【0034】次に、ステップS7において、その表示手
段6に配列表示された複数の表示画像からプリント出力
する表示画像の選択入力を行う。選択入力は画像選択手
段7において行う。すなわち、プリント出力しようとす
る表示画像の部分に指で接触を行うことにより表示画像
の選択入力を行う。表示手段6には選択した画像が拡大
表示される。拡大表示された画像により利用者が確認を
行い良ければ次のステップS8に進む。良くない場合に
は、表示画像の部分または「プリント出力をキャンセ
ル」と表示された部分に指で接触を行うことにより配列
表示された複数の表示画像が表示された選択画面に戻
る。プリント出力を希望しない場合には「プリント出力
せずに終了」と表示された部分に指で接触を行うことに
より、表示されている配列画像(図3参照)だけがプリ
ント出力され、終了となる。
【0035】次に、ステップS8において、料金自動払
込機の投入口から紙幣や貨幣または専用コインを投入し
プリント料金の支払いを行う。次に、ステップS9にお
いて、プリント出力手段8から選択入力が行われた表示
画像のプリントが出力される。次に、ステップS10に
おいて、利用者はさらにプリント出力を続行するか、プ
リント出力を終了するかの選択入力を行う。この選択入
力も前述と同様の方法により行われる。続行が選択入力
された場合にはステップS6に戻り、前述の以降の処理
過程が繰り返される。終了が選択入力された場合には、
今回の利用は終了となる。新たに撮像コースを選択する
こと(S1)により一連の動作が再開される。
【0036】次に、撮像コースの一例について説明す
る。 (例1:ノーマルコース)スクリーン204により好み
の背景を選択する。撮像角度や照明等の変化を最小限と
し、確実に相当の水準の撮影を行うことができる。複数
(たとえば27連写)で、表情や表情姿勢の変化は利用
者の好みで行う。 (例2:プロカメラマンコース)1ショットの撮影毎に
スピーカーから有名プロカメラマンの声で、表情姿勢
(ポーズ)、表情などを要求する肉声が聞こえ、それに
連動して被写体(利用者)が動作を行う。1ショットの
撮影毎にストロボ発光、シャッター音の出力を行い、プ
ロスタジオの臨場感を演出する。 (例3:プロカメラマンお色気コース)プロカメラマン
のコースと基本的には同じ。この場合はヌード写真、プ
ライベート写真、等のDPE店に出せないような画像の
プリントを得ることができる。音響効果(音楽、肉
声)、照明効果、等により盛り上げる。また、得られる
プリントは肌色を美しく再現する色調補正処理(褐色
系、ピンク系、白色系等)が行われる。 (例4:Love Loveコース)プロカメラマンの
コースと基本的には同じ。2人のツーショット中心の仕
上がりとなるように、音響効果(音楽、肉声)、照明効
果、等により盛り上げるとともに、編集処理(ソフトフ
ォーカス等)によりふさわしいプリント再現を演出す
る。 (例5:合成コース)たとえば、全国各地、世界各地の
名所、町並み、学校、風景等を選択し撮像データに合成
処理を行う。 (例6:記念撮影コース)七五三、お宮参り、誕生日、
等の記念写真に相当するプリントを出力する。プリント
出力サイズを大サイズ(たとえば、A4サイズ)とす
る。 (例7:証明写真コース)証明写真として適合する照
明、撮影角度、トリミングによるプリントを出力する。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮影料金
が低額であり、多様な撮影が行え、撮影の演出が準備さ
れ、即時にプリント出力が行え、撮り直しが容易で、プ
ライベイトな撮影を行えるフォトボックスが提供され
る。また、発光手段は異なった照明角度で設置された複
数の発光ユニットから構成され、発光指令信号に同調
し、かつ、その発光指令信号によって特定される照明角
度の発光ユニットによって発光が行われる本発明によれ
ば、演出された撮影の流れに応じて被写体の姿勢や状況
に適合する方向からの照明を行うことができる。また、
発光手段は瞬間発光するストロボ光源と通常の連続発光
が可能な照明光源とから構成される本発明によれば、組
合せで多様な照明形態を実現することができる。
【0038】また、撮影手段が異なった撮影角度で設置
された複数の撮影ユニットから構成される本発明によれ
ば、演出された撮影の流れに応じて被写体の姿勢や状況
に適合する方向からの撮影を行うことができる。また、
遮音ボックスの内部において移動ステージの位置、角度
を変化するステージ移動手段を有する本発明によれば、
演出された撮影の流れに応じて被写体の姿勢や状況に適
合する方向からの撮影を行うことができる。また、選択
入力により複数の撮影コースから選択された撮影コース
を特定するコース選択データを生成する撮影コース選択
手段を有する本発明によれば、選択された撮影コースで
演出された撮影の流れに応じて撮影を行うことができ
る。
【0039】また、同調制御手段は同調制御データに基
づいて所定の系列で編集指令信号を出力する本発明によ
れば、演出された撮影の流れに応じて撮影データの編集
処理が行われ編集データが得られる。また、同調制御手
段は前記同調制御データに基づいて所定の系列で表示指
令信号を出力する本発明によれば、演出された撮影の流
れに応じて表示手段に撮影データおよび/または編集デ
ータが画像として表示される。また、あらかじめ登録し
た複数の登録データを記憶する登録データ記憶手段を有
する本発明によれば、編集手段により登録データ記憶手
段から所定の登録データが入力され撮影データと合成が
行われ1つの編集データが生成される。また、登録デー
タが背景画像データや前景画像データである本発明によ
れば、編集手段により背景画像や前景画像の合成が行わ
れる。
【0040】また、編集手段が複数の撮影データや複数
の編集データの配列を行って1つの編集データを生成す
る配列処理を行う本発明によれば、編集手段が行う配列
処理により複数の撮影データや複数の編集データの配列
が行われ1つの編集データが生成される。また、プリン
ト出力手段が配列処理が行われた編集データを入力し、
画像として再現したプリントを出力する本発明によれ
ば、プリント出力手段により配列処理が行われた編集デ
ータが入力され画像として再現したプリントが出力され
る。また、表示手段が配列処理が行われた編集データを
表示し、表示手段に配列表示された複数の表示画像から
選択入力により選択された表示画像を特定する画像選択
データを生成する画像選択手段を有し、プリント出力手
段が画像選択データによって特定される撮影データまた
は編集データを入力し画像として再現したプリントを出
力する本発明によれば、配列表示された表示画像から選
択して撮影画像や編集画像をプリントするとができる。
【0041】また、プリント出力手段は、プリント料金
が支払われたことを示すプリント料金信号と画像選択デ
ータの両者を入力した場合にプリントを出力する本発明
によれば、プリントとして出力したい画像の料金だけを
支払えば、そのプリントを得ることができる。また、同
調制御手段が、利用料金が支払われたことを示す利用料
金信号と利用者が開始指示入力したことを示す開始信号
の両者を入力した場合に動作を開始する本発明によれ
ば、利用料金を自動徴収できるとともに、利用者は準備
ができたところで利用を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフォトボックスの構成を示す図であ
る。
【図2】撮像空間の構成の一例を示す図である。
【図3】配列処理された画像をプリント出力した一例を
示す図である。
【図4】本発明のフォトボックスの動作の過程を示すフ
ロー図である。
【符号の説明】
1 撮影コース選択手段 2 発光手段 3 撮影手段 4 ステージ移動手段 5 音声再生手段 6 表示手段 7 画像選択手段 8 プリント出力手段 9 同調制御手段 10 同調制御データ記憶手段 11 撮像データ記憶手段 12 編集手段 14 音声データ記憶手段 15 登録データ記憶手段 16 遮音ボックス 17 被写体 201a,201b,201c ストロボ光源 202a,202b,202c 通常照明光源 203a,203b,203c,203d,203e
CCDカメラ 204 スクリーン

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光指令信号に同調して発光する発光手段
    と、 撮影指令信号に同調し、かつ、その撮影指令信号によっ
    て特定される撮影角度で被写体を撮影し撮影データを生
    成する撮影手段と、 前記撮影データを記憶する撮影データ記憶手段と、 前記撮影データ記憶手段が記憶する前記撮影データを編
    集処理して編集データを生成する編集手段と、 前記編集データを記憶する編集データ記憶手段と、 前記撮影データ記憶手段に格納された前記撮影データお
    よび/または前記編集データ記憶手段に格納された前記
    編集データを入力し、画像として表示する表示手段と、 音声データを記憶する音声データ記憶手段と、 音声再生指令信号に同調し、かつ、その音声再生指令信
    号によって特定される前記音声データ記憶手段の音声デ
    ータをスピーカーから音声として再生する音声再生手段
    と、 同調制御データを記憶する同調制御データ記憶手段と、 前記同調制御データに基づく所定の系列で、前記発光指
    令信号と、前記撮影指令信号と、前記音声指令信号とを
    出力する同調制御手段と、 前記撮影データ記憶手段に格納された前記撮影データお
    よび/または前記編集データ記憶手段に格納された前記
    編集データを入力し、画像として再現したプリントを出
    力するプリント出力手段と、 前記被写体が姿勢変化する撮影空間を与え、前記スピー
    カーを収容し、前記撮影空間の内部で発生する音声と外
    部で発生する音声とを音響的に隔離する遮音ボックス
    と、 から成ることを特徴とするフォトボックス。
  2. 【請求項2】前記発光手段は異なった照明角度で設置さ
    れた複数の発光ユニットから構成され、前記発光指令信
    号に同調し、かつ、その発光指令信号によって特定され
    る照明角度の発光ユニットによって発光が行われること
    を特徴とする請求項1記載のフォトボックス。
  3. 【請求項3】前記発光手段は瞬間発光するストロボ光源
    と通常の連続発光が可能な光源とから構成されることを
    特徴とする請求項1または2記載のフォトボックス。
  4. 【請求項4】前記撮影手段は異なった撮影角度で設置さ
    れた複数の撮影ユニットから構成され、前記撮影指令信
    号によって特定される撮影角度の撮影ユニットによって
    撮影が行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か記載のフォトボックス。
  5. 【請求項5】前記遮音ボックスの内部において移動ステ
    ージの位置、角度を変化するステージ移動手段を有し、
    前記撮影手段または少なくとも前記撮影手段の撮影ユニ
    ットは前記移動ステージに固定されており、前記撮影指
    令信号によって特定される撮影角度となるように前記ス
    テージ移動手段が前記移動ステージを移動し撮影が行わ
    れることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のフ
    ォトボックス。
  6. 【請求項6】選択入力により複数の撮影コースから選択
    された撮影コースを特定するコース選択データを生成す
    る撮影コース選択手段を有し、前記同調制御データ記憶
    手段は複数の前記撮影コースに対応する同調制御データ
    を記憶し、前記同調制御手段は前記コース選択データに
    よって特定される前記撮影コースに対応する同調制御デ
    ータに基づいて所定の系列で、前記発光指令信号と、前
    記撮影指令信号と、前記音声指令信号とを出力すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか記載のフォトボッ
    クス。
  7. 【請求項7】前記同調制御手段は前記同調制御データに
    基づいて所定の系列で、編集指令信号を出力し、前記編
    集手段は編集指令信号に同調し、かつ、その編集指令信
    号によって特定される編集処理を行い編集データを生成
    することを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のフ
    ォトボックス。
  8. 【請求項8】前記同調制御手段は前記同調制御データに
    基づいて所定の系列で、表示指令信号を出力し、前記表
    示手段は表示指令信号に同調し、かつ、その表示指令信
    号によって特定される前記撮影データ記憶手段に格納さ
    れた前記撮影データおよび/または前記編集データ記憶
    手段に格納された前記編集データを入力し、画像として
    表示することを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載
    のフォトボックス。
  9. 【請求項9】あらかじめ登録した複数の登録データを記
    憶する登録データ記憶手段を有し、前記編集手段は登録
    データ記憶手段から所定の登録データを入力し前記撮影
    データと合成を行って1つの編集データを生成する合成
    処理を行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれか記
    載のフォトボックス。
  10. 【請求項10】前記登録データは背景画像データおよび
    /または前景画像データであることを特徴とする請求項
    9記載のフォトボックス。
  11. 【請求項11】前記編集手段は複数の前記撮影データお
    よび/または複数の前記編集データの配列を行って1つ
    の編集データを生成する配列処理を行うことを特徴とす
    る請求項1〜10のいずれか記載のフォトボックス。
  12. 【請求項12】前記プリント出力手段は前記編集手段に
    よって配列処理が行われた編集データを入力し、画像と
    して再現したプリントを出力することを特徴とする請求
    項11記載のフォトボックス。
  13. 【請求項13】前記表示手段は前記編集手段によって配
    列処理が行われた編集データを表示し、前記表示手段に
    配列表示された複数の表示画像から選択入力により選択
    された表示画像を特定する画像選択データを生成する画
    像選択手段を有し、前記プリント出力手段は前記画像選
    択データによって特定される前記撮影データ記憶手段に
    格納された前記撮影データおよび/または前記編集デー
    タ記憶手段に格納された前記編集データを入力し、画像
    として再現したプリントを出力することを特徴とする請
    求項11または12記載のフォトボックス。
  14. 【請求項14】前記プリント出力手段は、プリント料金
    が支払われたことを示すプリント料金信号と前記画像選
    択データの両者を入力した場合に前記プリントを出力す
    ることを特徴とする請求項13記載のフォトボックス。
  15. 【請求項15】前記同調制御手段は、利用料金が支払わ
    れたことを示す利用料金信号と利用者が開始指示入力し
    たことを示す開始信号の両者を入力した場合に動作を開
    始することを特徴とする請求項1〜14記載のフォトボ
    ックス。
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