JP4415184B2 - 撮像装置、発光制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ストロボなどの発光部を設けた撮像装置、及び発光制御方法に関する。
従来、スペースを有効に利用して小型化を図ったカメラが考えられている(例えば特許文献1)。特許文献1に記載されたカメラでは、カメラボディの上部、起立位置と畳み位置との間で回動される表示ユニットが取り付けられている。表示ユニットには、ファインダ画像が表示される液晶ディスプレイが設けられ、液晶ディスプレイが設けられた面の裏側にプロテクタ(ストロボ)が設けられている。表示ユニットが起立位置にあるとき、カメラボディの後方に液晶ディスプレイの表示面が向き、前方にプロテクタからのストロボ光が照射されるようになる。表示ユニットが畳み位置にあるとき、表示ユニットのプロテクタが設けられた面で撮像レンズが多い隠される。
特開平11−258657号公報
このように特許文献1に記載された従来のカメラでは、表示ユニットの一方の面に液晶ディスプレイを設け、その反対の面にプロテクタ(ストロボ)を設けて、表示ユニットを回動可能となるようにカメラボディに取り付けることで小型化を図っている。
しかしながら、従来のカメラによって撮影をする場合には、表示ユニットを起立位置にして使用するしかなく使い勝手が悪かった。すなわち、表示ユニットを起立位置にしなければ撮影レンズが開放されないため、撮影時には常に表示ユニットが起立した状態となってしまう。また、使用時の液晶ディスプレイの表示面は常に後方を向くことになり、例えば自分を撮影する場合などにおいて撮影画像をモニタすることができない。さらに、ストロボの使用形態についても、表示ユニットを起立させた通常使用に限られており、発光方向が常に一定となっていた。
本発明の課題は、より使い勝手の良いストロボ発光をさせることが可能な撮像装置、発光制御方法を提供することにある。
本発明の第一の観点に係る撮像装置は、
本体に設けられた光を照射する第1発光手段と、
画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像を表示するための表示手段と光を照射する第2発光手段とが設けられた表示発光手段と、
第1軸と前記第1軸に直行する第2軸とを有し、前記第1軸により前記表示発光手段を前記本体に対して回動可能に結合すると共に、前記第2軸により前記表示発光手段を回動可能にするヒンジ機構と、
前記撮像手段による撮像される被写体までの距離を測定する距離測定手段と、
前記距離測定手段によって測定された距離が第1の距離以上である場合、前記第1発光手段と前記第2発光手段との両方を駆動可能な状態にする第1の発光規制手段と、
前記距離測定手段によって測定された距離が第1の距離未満である場合、前記第1発光手段または前記第2発光手段のいずれか一方を駆動可能な状態にする第2の発光規制手段と、
撮影指示に応答して、前記第1発光手段と前記第2発光手段のうちの駆動可能な状態となっているものを発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御手段と、
を具備する。
本発明の第二の観点に係る発光制御方法は、
本体に設けられた光を照射する第1発光手段と、
画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像を表示するための表示手段と光を照射する第2発光手段とが設けられた表示発光手段と、
第1軸と前記第1軸に直行する第2軸とを有し、前記第1軸により前記表示発光手段を前記本体に対して回動可能に結合すると共に、前記第2軸により前記表示発光手段を回動可能にするヒンジ機構と、
を有する撮像装置の発光制御方法であって、
前記撮像手段による撮像される被写体までの距離を測定する距離測定ステップと、
前記距離測定ステップにおいて測定された距離が第1の距離以上である場合、前記第1発光手段と前記第2発光手段との両方を駆動可能な状態にする第1の発光規制ステップと、
前記距離測定ステップにおいて測定された距離が第1の距離未満である場合、前記第1発光手段または前記第2発光手段のいずれか一方を駆動可能な状態にする第2の発光規制ステップと、
撮影指示に応答して、前記第1発光手段と前記第2発光手段のうちの駆動可能な状態となっているものを発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御ステップと、
を有する。
本発明によれば、より使い勝手の良いストロボ発光をさせることができるようになる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1及び図2は、本発明をデジタルカメラに適用した場合の実施の形態について示す図である。
図1は、その外観構成の主に背面の構成を示し、図2は、主に前面の構成を示す斜視図である。図1(A)及び図2(A)は、後述するモニタストロボ部7(表示発光手段)をヒンジ部7aによって起立させた状態(以下、起立状態と称する)、図1(B)及び図2(B)は、モニタストロボ部7を本体ボディと一体化させて収納した状態(以下、収納状態と称する)を示している。
デジタルカメラ1は、全体が略矩形(モニタストロボ部7の収納時)となる薄板状ボディの前面に、撮影レンズ2、セルフタイマランプ3、光学ファインダ窓4、マイクロホン部5、本体ストロボ発光部6aを配設し、上面の(ユーザにとって)右端側には電源キー8及びシャッタキー9を配する。
また、電源キー8は、電源のオン/オフ毎に操作するキーであり、シャッタキー9は、撮影モード時に撮影を指示する一方で、メニュー選択等では設定/実行を指示する実行キーとしても機能するものとする。
また、デジタルカメラ1の背面には、モニタストロボ部7、モードスイッチ10、スピーカ部11、メニューキー12、十字キー13、光学ファインダ15、及びストロボチャージランプ16を配する。
モニタストロボ部7は、ヒンジ部7aによって、回動可能となるように本体ボディに取り付けられている。ヒンジ部7aは、本体ボディの上端近傍に設けられており、水平方向の第1軸7bと、第1軸7bの長手方向の中心に第1軸7b対して直交する第2軸7cが設けられている。第1軸7bによりモニタストロボ部7を本体ボディに対して回動可能となるように結合し、さらに第2軸7cによりモニタストロボ部7を回動可能にする。
図3には、モニタストロボ部7を収納状態におけるモニタストロボ部7とヒンジ部7aの断面構造を示している。
モニタストロボ部7は、第2軸7cによってヒンジ部7aと取り付けられており、第2軸7cにより、図1(A)に示すように、例えば0〜180度の範囲で回転可能となっている。また、モニタストロボ部7は、第1軸7bにより、図1(B)に示す収納状態から図1(B)に示す起立状態の範囲、すなわち0〜180度の範囲で回動可能となっている。
モニタストロボ部7は、略矩形の薄板状ボディを有しており、一方の面(表面)に表示部17が設けられ、表示部17が設けられた面の反対側の面(裏面)にモニタストロボ発光部6bが設けられている。
従って、ヒンジ部7aによってモニタストロボ部7を収納した時、図1(B)に示すように、表示部17を外部に露出させることで、表示部17に表示される画像を確認できる。
また、図1(B)に示す状態からヒンジ部7aの第1軸7bによりモニタストロボ部7を回動させることで、モニタストロボ部7を起立状態とすることができる。この場合、表示部17が撮影レンズ2による撮影方向に向くため、例えば自分を撮影する場合に表示部17に表示される画像を確認することができる。
また、図1(B)に示す状態から第1軸7bによりモニタストロボ部7を起立状態にして、図1(A)に示すように、モニタストロボ部7を第2軸7cにより水平方向に180度回動させることで、図2(A)に示すように、モニタストロボ部7に設けられたモニタストロボ発光部6bを、撮影レンズ2による撮影方向と同じ向きにすることができる。この場合、モニタストロボ発光部6bは、本体ボディに設けられた本体ストロボ発光部6aと同じ方向にストロボ光を照射することになる。
また、図2(A)に示す状態から第1軸7bによりモニタストロボ部7の回動角度を変えることで、モニタストロボ発光部6bによるストロボ光の照射方向を上下方向で変更することができる。さらに、図2(A)に示す状態から第2軸7cによりモニタストロボ部7の回動角度を変えることで、モニタストロボ発光部6bによるストロボ光の照射方向を左右方向で変更することができる。すなわち、モニタストロボ発光部6bから、本体ボディに設けられた本体ストロボ発光部6aと異なる方向にストロボ光を照射させることができる。
なお、図1(B)では表示部17を外部に露出するようにしてモニタストロボ部7を収納状態にしているが、デジタルカメラ1を使用しない場合には、表示部17を本体ボディ側にして、モニタストロボ発光部6bを露出するように収納することができる。これにより、表示部17の表面を保護して、持ち歩いた場合でもキズなどが付かないようにできる。
モードスイッチ10は、例えばスライドキースイッチにより構成され、基本モードである撮影モード「R」と再生モード「P」とを切換える。
メニューキー12は、各種メニュー項目等を選択させる際に操作する。
十字キー13は、上下左右各方向へのカーソル移動用のキーが一体に形成されたものである。
光学ファインダ15は、表示部17を使用せずに被写体像を視認する際に使用する。
ストロボチャージランプ16は、ストロボの発光動作状態をその色及び点滅/点灯等のパターンにより表示する。図1では、
表示部17は、バックライト付きのカラー液晶パネルで構成されるもので、撮影モード時には電子ファインダとしてスルー画像のモニタ表示を行なう一方で、再生モード時には選択した画像を再生表示する。表示部17は、電子ファインダとしてモニタ表示する際、モニタストロボ部7がヒンジ部7aにより収納状態から起立状態にされた場合に画像を上下反転させて表示する。
なお、図示はしないがデジタルカメラ1の底面には、記録媒体として用いられるメモリカードを着脱するためのメモリカードスロットや、外部のパーソナルコンピュータ等と接続するためのシリアルインタフェースコネクタとして、例えばUSB(Universal Serial Bus)コネクタ等が設けられるものとする。
次いで図4によりデジタルカメラ1の電子回路構成を説明する。同図で、基本モードである撮影モードにおいては、所定のビデオレート、1/30[秒]毎にモータ(M)21の駆動により絞り位置や通常撮影に応じたレンズ位置が移動される、撮影レンズ2を構成するレンズ光学系22の撮影光軸後方に配置された撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)23が、タイミング発生器(TG)24、垂直ドライバ25によって走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1画面分出力する。
この光電変換出力は、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプルホールド(S/H)回路26でサンプルホールドされ、A/D変換器27でデジタルデータに変換され、さらにカラープロセス回路28で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理が行なわれて、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crが生成され、DMA(Direct Memory Access)コントローラ29に出力される。
DMAコントローラ29は、カラープロセス回路28の出力する輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、同じくカラープロセス回路28からの複合同期信号、メモリ書込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いて一度DMAコントローラ29内部のバッファに書込み、DRAMインタフェース(I/F)30を介してバッファメモリとして使用されるDRAM31にDMA転送を行なう。
制御部32は、CPUと、後述する撮影モード時のヒンジ部7aの状態(後述する第1軸検出スイッチ42、第2軸検出スイッチ44の検出状態)に応じたストロボ制御の処理を含む該CPUで実行される動作プログラムやストロボモード設定のためのストロボ選択メニューのデータ等を固定的に記憶したROM、及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成され、このデジタルカメラ1全体の制御動作を司る。
しかして制御部32は、輝度及び色差信号のDRAM31へのDMA転送終了後に。この輝度及び色差信号をDRAMインタフェース30を介してDRAM31より読出し、VRAMコントローラ33を介してVRAM34に書込む。、
デジタルビデオエンコーダ35は、輝度及び色差信号をVRAMコントローラ33を介してVRAM34より定期的に読出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部17に出力する。
表示部17は、前述した如くヒンジ部7aによって回動可能なモニタストロボ部7に設けられるもので、撮影モード時にはモニタ表示部(電子ファインダ)として機能し、デジタルビデオエンコーダ35からのビデオ信号に基づいた表示を行なうことで、その時点でVRAMコントローラ33から取込んでいる画像情報に基づく画像をリアルタイムに表示することとなる。
このように表示部17にその時点での画像がモニタ画像としてリアルタイムに表示されている、所謂スルー画像のモニタ表示状態で、静止画撮影を行ないたいタイミングでシャッタキー9を操作すると、トリガ信号を発生する。
制御部32は、このトリガ信号に応じてその時点でCCD23のビデオレートにしたがった駆動を停止した後、自動露出処理を実行して適正な露出値を得、得た内容に基づいてレンズ光学系22の絞りとCCD23の露光時間を制御してあらためて撮像を実行させる。
こうして新たに得られた1フレーム分の画像データがDRAM31にDMA転送されて書込まれた後、制御部32がDRAM31に書込まれている1フレーム分の輝度及び色差信号をDRAMインタフェース30を介してY,Cb,Crの各コンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読出してJPEG(Joint Photographic Experts Group)回路36に書込み、このJPEG回路36でADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮する。
そして、得た符号データを1画像のデータファイルとして該JPEG回路36から読出し、このデジタルカメラ1の記録媒体として着脱自在に装着されているメモリカード37か、メモリカード37が装着されていない場合はこのデジタルカメラ1に固定的に内蔵される内蔵メモリ38に書込む。
そして、1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理及びメモリカード37または内蔵メモリ38への全圧縮データの書込み終了に伴なって、制御部32はビデオレートに基づいたCCD23からDRAM31を経由して表示部17でスルー画像をモニタ表示させる駆動を再開する。
なお、デジタルカメラ1には、オートフォーカス機能が設けられており、被写体までの距離の測定が可能であるものとする。例えば赤外線などを発して被写体からの反射を検出して、被写体との距離を測定するアクティブ方式などを使用することができる(パッシブ方式など他の方式を用いても良い)。
また、制御部32には、キー入力部39、音声処理部40、本体ストロボ駆動部41a、モニタストロボ駆動部41b、第1軸検出スイッチ42、及び第2軸検出スイッチ44が接続される。
キー入力部39は、前述した電源キー8、シャッタキー9、モードスイッチ10、メニューキー12、及び十字キー13等から構成され、それらのキー操作に伴なう信号は直接制御部32へ送出される。
音声処理部40は、PCM音源等の音源回路を備え、音声の録音時にはマイクロホン部(MIC)5より入力された音声信号をデジタル化し、所定のデータファイル形式、例えばMP3(MPEG-1 Audio Layer-3)規格にしたがってデータ圧縮して音声データファイルを作成してメモリカード37または内蔵メモリ38へ送出する一方、音声の再生時にはメモリカード37または内蔵メモリ38から送られてきた音声データファイルの圧縮を解いてアナログ化し、スピーカ部(SP)11を駆動して、拡声放音させる。
さらに音声処理部40は、制御部32からの制御に基づいて各種動作音、例えばシャッタキー9の操作に伴う擬似的なシャッタ音、他のキーの操作に伴うビープ音等も発生してスピーカ部11より拡声放音させる。
本体ストロボ駆動部41aは、静止画像撮影時に図示しないストロボ用の大容量コンデンサを充電した上で、制御部32からの制御に基づいて本体ストロボ発光部6aを閃光駆動する。
モニタストロボ駆動部41bは、静止画像撮影時に図示しないストロボ用の大容量コンデンサを充電した上で、制御部32からの制御に基づいてモニタストロボ発光部6bを閃光駆動する。
第1軸検出スイッチ42は、ヒンジ部7aに設けられた第1軸7bの回転角度、すなわちモニタストロボ部7の収納状態から起立状態の範囲での位置を検出する。例えば、第1軸検出スイッチ42は、モニタストロボ部7が収納状態の位置にあること、起立状態の位置にあること、さらに起立状態から所定の範囲内(例えば45度までの範囲内)の位置にあることを検出できるものとする。モニタストロボ部7が起立状態から所定の範囲にある場合、制御部32は、撮影レンズ2側に向いている表示部17あるいはモニタストロボ発光部6bが使用可能であると判別するものとする。
第2軸検出スイッチ44は、ヒンジ部7aに設けられた第2軸7cの回転角度、すなわちモニタストロボ部7が向いている方向を検出する。例えば、第2軸検出スイッチ44は、モニタストロボ部7が第2軸7cにより90度以上回転した位置にあるか否かを検出できるものとする。制御部32は、例えば図1(A)に示すように、モニタストロボ部7の第2軸7cによる回転が90度未満である場合には、表示部17が撮影レンズ2による撮影方向に向いていると判別し、図2(A)に示すように、90度以上である場合にはモニタストロボ発光部6bが撮影方向に向いていると判別するものとする。
制御部32は、第1軸検出スイッチ42と第2軸検出スイッチ44による検出結果をもとにモニタストロボ部7の状態、すなわち表示部17とモニタストロボ発光部6bが何れの方向に向いているかといった状態を判別する。そして、制御部32は、撮影モード時において、モニタストロボ部7の状態に基づいて、モニタストロボ駆動部41bによるモニタストロボ発光部6bのストロボ発光を制御し、またVRAMコントローラ33による表示部17のモニタ表示を制御する。
しかるに、静止画像ではなく動画像の撮影時においては、シャッタキー9が操作され続けている間、前述した静止画データをJPEG回路36でデータ圧縮した静止画データファイルのメモリカード37または内蔵メモリ38への記録を時間的に連続して実行し、該シャッタキー9の操作が終わるか、または所定の制限時間、例えば30秒が経過した時点でそれら一連の静止画データファイルを一括してモーションJPEGのデータファイル(AVIファイル)として設定し直す。
この時、音声付きの動画像の撮影が指定されている場合には、前述した如くマイクロホン部5からの入力により得た音声データファイルも関連付けて記録させる。
また、基本モードである再生モード時には、制御部32がメモリカード37または内蔵メモリ38に記録されている画像データを選択的に読出し、JPEG回路36で撮影モード時にデータ圧縮した手順と全く逆の手順で圧縮されている画像データを伸長し、伸長した画像データをDRAMインタフェース30を介してDRAM31に保持させた上で、このDRAM31の保持内容をVRAMコントローラ33を介してVRAM34に記憶させ、このVRAM34より定期的に画像データを読出してビデオ信号を発生し、表示部17で再生出力させる。
選択した画像データが静止画像ではなく動画像であった場合、選択した動画像ファイルを構成する個々の静止画データの再生を時間的に連続して実行し、すべての静止画データの再生を終了した時点で、次に再生の指示がなされるまで先頭に位置する静止画データのみを用いて再生表示する。
次に、本実施形態におけるデジタルカメラ1の動作について説明する。なお、以下に示す各処理は、基本的に制御部32が予め固定記憶したプログラムに基づいて実行するものである。
まず、ストロボモード設定処理について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
ストロボモード設定処理は、例えば表示部17に表示されるメニューから、十字キー13のキー操作によりストロボモード設定が選択された場合に実行される。
ストロボモード設定のキー操作がされると、制御部32は、ストロボ選択メニューを表示部17に表示させる。
図6(a)には、表示部17に表示されるストロボ選択メニューの一例を示している。ストロボ選択メニューには、本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bの一方あるいは両方を自動で選択して使用する「自動」モードと、ユーザが任意に選択して使用する「マニュアル」モードの何れかを任意に指定するための項目(「自動」「マニュアル」)が設けられている。
ここで、十字キー13に対するキー操作がある場合(ステップA3、Yes)、制御部32は、ストロボ選択メニューにおいて選択対象とする項目を現在の選択対象とは異なる方、例えば「自動」が選択対象となっている場合には「マニュアル」側に選択対象とする項目を切り替える(ステップA4)。制御部32は、十字キー13に対するキー操作があるたびに、選択対象とする項目を「自動」「マニュアル」との間で切り替える(ステップA3,A4)。
ここで、例えばシャッタキー9の操作によって設定/実行が指示されると(ステップA5、Yes)、制御部32は、「自動」モードが設定されている場合にはストロボモード設定処理を終了する(ステップA6、No)。
一方、制御部32は、「マニュアル」モードが設定された場合には、制御部32は、本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bの何れを使用するかを選択させるためのON/OFF選択メニューを表示部17に表示させる。
図6(b)には、ON/OFF選択メニューの一例を示している。ON/OFF選択メニューでは、本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bのそれぞれについて、使用するか否か(ON/OFF)を任意に指定することができる項目が設けられている。
ここで、十字キー13に対するキー操作がある場合(ステップA8、Yes)、制御部32は、ON/OFF選択メニューにおいて、「本体ストロボ」/「モニタストロボ」の切り替え、あるいはON/OFFを切り替える(ステップA9)。例えば、十字キー13に対して上下方向のキー操作があった場合には、選択対象とする項目を「本体ストロボ」と「モニタストロボ」との間で切り替える。また、十字キー13に対して左右方向のキー操作があった場合には、現在、選択対象となっている項目について、「ON」「OFF」との間で切り替える。
制御部32は、十字キー13に対するキー操作があるたびに、選択対象とする項目を「本体ストロボ」「モニタストロボ」との間で切り替える、あるいは「ON」「OFF」との間で切り替える(ステップA8,A9)。
ここで、例えばシャッタキー9の操作によって設定/実行が指示されると(ステップA10、Yes)、制御部32は、ストロボモード設定処理を終了する(ステップA10、Yes)。
制御部32は、ストロボモード設定処理により設定された内容を表すデータを、例えば図示せぬ不揮発性のメモリに記憶させておく。
こうして、ストロボモード設定処理では、本体に設けられた本体ストロボ発光部6aと、モニタストロボ部7に設けられたモニタストロボ発光部6bの2つのストロボについて、ユーザからの指定により、どのように使用するかを任意に設定することができる。
次に、ストロボモード設定処理において「マニュアル」モードが選択されている場合の撮影モードにおける動作について、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、撮影時のストロボの発光には、撮影時の被写体の明るさにより自動発光するモードや常に発光する強制発光モードが設定されていることを前提として説明する。
マニュアルモードでは、本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bのON、OFFを任意に設定できるため、例えば被写体が遠い場合に、本体ストロボ発光部6aではなくサイズの大きいモニタストロボ発光部6bを使用する、あるいは本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bの両方を使用するといったことを選択できる。
また、本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bを選択的に使用することで、バウンス効果を用いた撮影をすることもできる。バウンス効果とは、屋内撮影において自然な光が得られるようにするためのもので、例えば天井方向にフラッシュ光を照射し、天井からの反射光により撮影できるようにする。例えば室内では、人物をフラッシュ撮影した際に、発光部からの強い光のために被写体を浮かび上がらせ、背景(影)が暗く、人物の顔が白っぽくなってしまうことがある。こうした場合に、フラッシュを上向きにして天井にフラッシュ発光(バウンス発光)することで、人物に対して上(天井)から、やわらかな自然な光を照射して撮影することができる。
本実施形態では、ヒンジ部7aの第1軸7bによって、モニタストロボ発光部6bを任意の角度で上方向に向けることができる。モニタストロボ発光部6bを上向きにする時の角度は、被写体との距離や天井の高さに応じて、あるいは天井からの反射光の強さや拡散具合などが、ユーザが意図したようになるよう調整することができる。
「マニュアル」モードが設定されている場合の撮影モードでは、ストロボモード設定処理によって設定された設定内容を表すデータと、ヒンジ部7a(第1軸7b、第2軸7c)の状態に応じて、本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bに対する発光を制御する。
まず、制御部32は、第1軸7bと第2軸7cの回転状態について、第1軸検出スイッチ42と第2軸検出スイッチ44の状態により判別する(ステップB1、B3)。
第1軸検出スイッチ42により第1軸7bの回転が検知されていない場合、制御部32は、図1(B)に示すように、モニタストロボ部7が収納状態にあるものとして、表示部17によりモニタ表示がされるように制御する(ステップB2)。
一方、第1軸検出スイッチ42により第1軸7bの回転が検知され、第2軸検出スイッチ44により第2軸7cの回転が検知されていない場合には、制御部32は、モニタストロボ部7が起立状態にあり、表示部17の表示面が撮影レンズ2と同じ方向に向いているものと判別する。例えば、自分を撮影する場合に、モニタストロボ部7が起立状態である。この場合、制御部32は、表示部17によりモニタ表示がされるようにすると共に、VRAMコントローラ33に対して表示部17において表示させる画像を上下反転させたミラー表示させるように制御する(ステップB4)(上下反転表示モード)。
また、第1軸検出スイッチ42により第1軸7bの回転が検知され、第2軸検出スイッチ44により第2軸7cの回転も検知されている場合には、制御部32は、図2(A)に示すように、モニタストロボ部7に設けられたモニタストロボ発光部6bが被写体の方向に向いており、モニタストロボ発光部6bが使用可能な状態にあるものと判別する。表示部17には上下左右反転された画像がモニタ表示される。そこで、制御部32は、ストロボモード設定処理において、モニタストロボ発光部6bを発光させるON設定されているかを判別する(ステップB5)。
なお、図2(A)に示すように、モニタストロボ発光部6bを撮影に使用するために撮影レンズ2と同じ方向に向けられている場合だけでなく、バウンス効果を得るために上方向(被写体方向の斜め上方向)に向けられている場合などがある。
ここで、モニタストロボ発光部6bについてON設定されている場合(ステップB5、Yes)、制御部32は、モニタストロボ駆動部41bを駆動可能な状態に設定し、図示せぬコンデンサへの充電を開始させる(ステップB6)。
また、制御部32は、ストロボモード設定処理において、本体ストロボ発光部6aを発光させるON設定されているかを判別する(ステップB7)。ここで、本体ストロボ発光部6aについてON設定されている場合(ステップB7、Yes)、制御部32は、本体ストロボ駆動部41aを駆動可能な状態に設定し、図示せぬコンデンサへの充電を開始させる(ステップB8)。
制御部32は、シャッタキー9が操作されたと判断した場合には(ステップB9、Yes)、直ちに撮像を実行する。この際、前述したようにヒンジ部7aの第1軸7bと第2軸7cの状態、及びストロボモード設定処理での設定に応じて、本体ストロボ発光部6aあるいはモニタストロボ発光部6b(一方、あるいは両方)が発光される。
制御部32は、撮像系(CCD23、S/H回路26、A/D変換器27等)を介して得られた1フレーム分の画像データを、JPEG回路36にてデータ圧縮してファイル化した後にメモリカード37または内蔵メモリ38に記録する(ステップB10)。
このようにして、「マニュアル」モードによる撮影では、本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bの2つのストロボを、ユーザからの指定により選択的に使用することができるので、撮影の状況に合わせた効果的なストロボ発光が可能となる。例えば被写体までの距離に合わせて何れか一方、あるいは両方を使用したり、バウンス効果を利用した撮影なども実現することができる。また、モニタストロボ発光部6bのみを使用するように設定すれば、ストロボ発光部と撮影レンズ2とを十分離すことができるため、赤目現象の低減を図ることもできる。
次に、ストロボモード設定処理において「自動」モードが選択されている場合の撮影モードにおける動作について、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、撮影時のストロボの発光には、撮影時の被写体の明るさにより自動発光するモードや常に発光する強制発光モードが設定されていることを前提として説明する。
「自動」モードが設定されている場合の撮影モードでは、ヒンジ部7a(第1軸7b、第2軸7c)の状態と被写体までの距離に応じて、本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bに対する発光を制御する。
まず、制御部32は、第1軸7bと第2軸7cの回転状態について、第1軸検出スイッチ42と第2軸検出スイッチ44の状態により判別する(ステップC1、C3)。
第1軸検出スイッチ42により第1軸7bの回転が検知されていない場合、制御部32は、図1(B)に示すように、モニタストロボ部7が収納状態にあるものとして、表示部17によりモニタ表示がされるように制御する(ステップC2)。
また、制御部32は、モニタストロボ部7が収納状態にあるため、本体ストロボ駆動部41aのみを駆動可能な状態に設定し、図示せぬコンデンサへの充電を開始させる(ステップC7)。
一方、第1軸検出スイッチ42により第1軸7bの回転が検知され、第2軸検出スイッチ44により第2軸7cの回転が検知されていない場合には、制御部32は、モニタストロボ部7が起立状態にあり、表示部17の表示面が撮影レンズ2と同じ方向に向いているものと判別する。例えば、自分を撮影する場合に、モニタストロボ部7が起立状態である。この場合、制御部32は、表示部17によりモニタ表示がされるようにすると共に、VRAMコントローラ33に対して表示部17において表示させる画像を上下反転させたミラー表示させるように制御する(ステップC4)(上下反転表示モード)。
また、制御部32は、モニタストロボ部7が起立状態にあるが、モニタストロボ発光部6bの向きが撮影レンズ2と反対側に向けられた状態にあるため、本体ストロボ駆動部41aのみを駆動可能な状態に設定し、図示せぬコンデンサへの充電を開始させる(ステップC7)。
また、第1軸検出スイッチ42により第1軸7bの回転が検知され、第2軸検出スイッチ44により第2軸7cの回転も検知されている場合には、制御部32は、図2(A)に示すように、モニタストロボ部7に設けられたモニタストロボ発光部6bが被写体の方向に向いており、モニタストロボ発光部6bが使用可能な状態にあるものと判別する。表示部17には上下左右反転された画像がモニタ表示される。そこで、制御部32は、オートフォーカス機能により測定される被写体までの距離のデータを取得する(ステップC5)。
ここで、被写体までの距離が、例えば1〜2mの範囲にある場合には、制御部32は、本体ストロボ駆動部41aを駆動可能な状態に設定し、図示せぬコンデンサへの充電を開始させる(ステップC7)。すなわち、被写体までの距離が短いため、本体ストロボ発光部6aのみを使用して撮影が実行されるようにする。
また、被写体までの距離が、例えば2〜6mの範囲にある場合には、制御部32は、モニタストロボ駆動部41bを駆動可能な状態に設定し、図示せぬコンデンサへの充電を開始させる(ステップC8)。すなわち、被写体までの距離が長くなり、本体ストロボ発光部6aのみではストロボ光が十分でない場合があるため、本体ストロボ発光部6aより光量の多いモニタストロボ発光部6bのみを使用して撮影が実行されるようにする。
また、被写体までの距離が、例えば6mを超える範囲にある場合には、制御部32は、本体ストロボ駆動部41aとモニタストロボ駆動部41bの両方を駆動可能な状態に設定し、図示せぬコンデンサへの充電をそれぞれ開始させる(ステップC9)。すなわち、被写体までの距離が長くなり、モニタストロボ発光部6bのみではストロボ光が十分でない場合があるため、本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bの両方を使用して撮影が実行されるようにする。
制御部32は、シャッタキー9が操作されたと判断した場合には(ステップC10、Yes)、直ちに撮像を実行する。この際、前述したようにヒンジ部7aの第1軸7bと第2軸7cの状態、及び被写体までの距離に応じて、本体ストロボ発光部6aあるいはモニタストロボ発光部6b(一方、あるいは両方)が発光される。
制御部32は、撮像系(CCD23、S/H回路26、A/D変換器27等)を介して得られた1フレーム分の画像データを、JPEG回路36にてデータ圧縮してファイル化した後にメモリカード37または内蔵メモリ38に記録する(ステップC11)。
このようにして、「自動」モードによる撮影では、本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bの2つのストロボを、ヒンジ部7a(第1軸7b、第2軸7c)の状態と被写体までの距離に応じて選択的に使用することができるので、ユーザが特別な操作をすることなく、撮影の状況に合わせた効果的なストロボ発光が可能となる。例えば被写体までの距離が遠くなるほど、本体ストロボ発光部6aのみ、モニタストロボ発光部6bのみ、両方というように使い分けることができる。
本実施形態におけるデジタルカメラ1では、モニタストロボ部7の表示部17が設けられた面と反対の面にモニタストロボ発光部6bを設けているので、撮影レンズ2(レンズ鏡筒)やグリップ位置などの他の構成に関係なく、モニタストロボ発光部6bを設けることができる。また、モニタストロボ部7には、一方の面全体を用いてモニタストロボ発光部6bを実装することができるので、モニタストロボ部7の大きさに合わせて大光量のものを実装可能である。
また、前述した説明では、2つのストロボ(本体ストロボ発光部6a、モニタストロボ発光部6b)を用いてバウンス効果による撮影を行う場合について説明しているが、その他の利用形態にも適用することができる。例えば、2つのストロボを交互に使用できるモードを備えることで、ストロボを連続的に使用する連続撮影が可能となる。また、バウンス効果を得るために、ヒンジ部7aの第1軸7bによりモニタストロボ発光部6bを上方向に向けるだけでなく、第2軸7cによって左右方向にも向きを変えることで、被写体に対して微妙にフラッシュ光の当て方を変えることができる。また、本体ストロボ発光部6aとモニタストロボ発光部6bを両方使用する場合に、ストロボ光の照射タイミングをずらすこともできる。
なお、ヒンジ部7aの第1軸7bと第2軸7cによる回転角度は0〜180度の範囲としているが、この範囲に限定されるものではなく、180度を超える範囲まで回動可能としても良い。
また、前述した説明では、モニタストロボ部7には、表面に表示部17を設け、裏面にモニタストロボ発光部6bを設けるとしているが、表示部17とモニタストロボ発光部6bとを同一の面に設ける構成としても良い。
また、ヒンジ部7aの第1軸7bは、水平な回転軸であり、モニタストロボ部7を上下方向に回動可能とする構成しているが、垂直な回転軸として設けても良い。この場合、ヒンジ部7aの第1軸7bは、例えば図1において本体ボディの左端近傍に設けられる。モニタストロボ部7は、第1軸7bによって水平方向に回動可能となるため、第1軸7bによって本体ボディの横にモニタストロボ発光部6bまたは表示部17を、撮影レンズ2と同一の方向に向けることができる。また、第2軸7cは、第1軸7bに対して垂直方向の回転軸であるので、モニタストロボ発光部6bまたは表示部17を上下方向に回動させることができ、図1や図2に示す構成の場合と同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明をデジタルカメラに適用した場合の実施の形態(主に背面の構成)について示す図。 本発明をデジタルカメラに適用した場合の実施の形態(主に前面の構成)について示す図。 本実施形態におけるモニタストロボ部7を収納状態におけるモニタストロボ部7とヒンジ部7aの断面構造を示す図。 本実施形態におけるデジタルカメラ1の電子回路構成を示すブロック図。 本実施形態におけるストロボモード設定処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態における表示部17に表示されるストロボ選択メニューの一例を示す図。 本実施形態における撮影モード(マニュアル)における動作について説明するためのフローチャート。 本実施形態における撮影モード(自動)における動作について説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…デジタルカメラ、2…撮影レンズ、3…セルフタイマランプ、4…光学ファインダ窓、5…マイクロホン部(MIC)、6a…本体ストロボ発光部、6b…モニタストロボ発光部、7…モニタストロボ部、7a…ヒンジ部、7b…第1軸、7c…第2軸、8…電源キー、9…シャッタキー、10…モードスイッチ(SW)、11…スピーカ部(SP)、12…メニューキー、13…十字キー、15…光学ファインダ、16…ストロボチャージランプ、17…表示部、21…モータ(M)、22…レンズ光学系、23…CCD、24…タイミング発生器(TG)、25…垂直ドライバ、26…サンプルホールド回路(S/H)、27…A/D変換器、28…カラープロセス回路、29…DMAコントローラ、30…DRAMインタフェース(I/F)、31…DRAM、32…制御部、33…VRAMコントローラ、34…VRAM、35…デジタルビデオエンコーダ、36…JPEG回路、37…メモリカード、38…内蔵メモリ、41a…本体ストロボ駆動部、41b…モニタストロボ駆動部、42…第1軸検出スイッチ、44…第2軸検出スイッチ。

Claims (4)

  1. 本体に設けられた光を照射する第1発光手段と、
    画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像を表示するための表示手段と光を照射する第2発光手段とが設けられた表示発光手段と、
    第1軸と前記第1軸に直行する第2軸とを有し、前記第1軸により前記表示発光手段を前記本体に対して回動可能に結合すると共に、前記第2軸により前記表示発光手段を回動可能にするヒンジ機構と、
    前記撮像手段により撮像される被写体までの距離を測定する距離測定手段と、
    前記距離測定手段によって測定された距離が第1の距離以上である場合、前記第1発光手段と前記第2発光手段との両方を駆動可能な状態にする第1の発光規制手段と、
    前記距離測定手段によって測定された距離が第1の距離未満である場合、前記第1発光手段または前記第2発光手段のいずれか一方を駆動可能な状態にする第2の発光規制手段と、
    撮影指示に応答して、前記第1発光手段と前記第2発光手段のうちの駆動可能な状態となっているものを発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御手段と、
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第2発光手段の発光量は、前記第1発光手段の発光量よりも大きく、
    前記第2の発光規制手段は、
    前記距離測定手段によって測定された距離が前記第1の距離よりも小さい第2の距離未満である場合、前記第1発光手段のみを駆動可能な状態にするとともに、
    前記距離測定手段によって測定された距離が前記第1の距離未満かつ前記第2の距離以上である場合、前記第2発光手段のみを駆動可能な状態にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記ヒンジ機構を回動することにより、前記表示発光手段を、前記第2発光手段を前記本体と対向して配置すると共に前記表示手段を前記本体と反対方向に配置した第1の状態と、前記第2発光手段を撮像方向に前記本体と対向しないように配置すると共に前記表示手段を撮像方向の反対方向に配置した第2の状態と、に保持可能である
    ことを特長とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 本体に設けられた光を照射する第1発光手段と、
    画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像を表示するための表示手段と光を照射する第2発光手段とが設けられた表示発光手段と、
    第1軸と前記第1軸に直行する第2軸とを有し、前記第1軸により前記表示発光手段を前記本体に対して回動可能に結合すると共に、前記第2軸により前記表示発光手段を回動可能にするヒンジ機構と
    を有する撮像装置の発光制御方法であって、
    前記撮像手段により撮像される被写体までの距離を測定する距離測定ステップと、
    前記距離測定ステップにおいて測定された距離が第1の距離以上である場合、前記第1発光手段と前記第2発光手段との両方を駆動可能な状態にする第1の発光規制ステップと、
    前記距離測定ステップにおいて測定された距離が第1の距離未満である場合、前記第1発光手段または前記第2発光手段のいずれか一方を駆動可能な状態にする第2の発光規制ステップと、
    撮影指示に応答して、前記第1発光手段と前記第2発光手段のうちの駆動可能な状態となっているものを発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御ステップと、
    を有することを特徴とする発光制御方法。
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