JP2011186322A - 撮影用照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ライティングの状態を簡易な構成で調整できる照明装置を提供する。
【解決手段】
撮影に使用される撮影用照明装置において、第1の発光体11を含む第1の発光部10と、第2の発光体21を含む第2の発光部20と、第1の発光部10と第2の発光部20とを互いに蝶着する蝶着部30と、を備える。第1の発光部10と第2の発光部20とが蝶着部30によって回動自在である。照明装置1自体の左右照射角は回動角度を調整することで調整自在である。また、回動に応じて第1の発光部10による配光と第2の発光部20による配光との組み合わせの態様が変化する。すなわち、照明装置1自体の配光も回動角度を調整することで調整自在である。このように、第1の発光部10と第2の発光部20とを蝶着部30で蝶着するという簡素な構造で、照明装置1の照射角や配光などライティングの状態を調整することができる。
【選択図】 図1
ライティングの状態を簡易な構成で調整できる照明装置を提供する。
【解決手段】
撮影に使用される撮影用照明装置において、第1の発光体11を含む第1の発光部10と、第2の発光体21を含む第2の発光部20と、第1の発光部10と第2の発光部20とを互いに蝶着する蝶着部30と、を備える。第1の発光部10と第2の発光部20とが蝶着部30によって回動自在である。照明装置1自体の左右照射角は回動角度を調整することで調整自在である。また、回動に応じて第1の発光部10による配光と第2の発光部20による配光との組み合わせの態様が変化する。すなわち、照明装置1自体の配光も回動角度を調整することで調整自在である。このように、第1の発光部10と第2の発光部20とを蝶着部30で蝶着するという簡素な構造で、照明装置1の照射角や配光などライティングの状態を調整することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、撮影時に被写体を照射する撮影用照明装置に関し、特に二つの光源を用いてライティングの状態を調節するものに関する。
写真撮影の際に、自然光で光量が足りない場合や、影を消したい場合や、明暗を調節したい場合など、には撮影用照明装置(本明細書では単に「照明装置」ともいう)、所謂ストロボ、が用いられる。照明装置の光源としては主にキセノン放電管が用いられる。
照明装置を使用したライティング方法としては、照明装置の照射方向を被写体方向に向けて被写体を直接光で照明する方法と、照明装置の照射方向を被写体方向とは別の方向に向けて被写体を反射光で間接的に照明する方法(バウンス発光、バウンス撮影という)、とがある。
カメラに内蔵される照明装置は、被写体の方向に向けて照射するようにカメラ本体に予め取り付けられる。このため、カメラに内蔵される照明装置を用いてバウンス撮影することは難しい。一方、カメラに外付けされる照明装置は、照射方向を機械的に調整する調整機構を備えるものもある。一般にバウンス撮影の際にはこうした調整機構を備えた外付けの照明装置が用いられる。
写真撮影の現場においては、ライティングの状態、例えば照明装置の照射角や配光(光度分布)など、を調整する機能を簡易な構成で実現したいという要望がある。
本発明はこうした実状に鑑みてなされたものであり、ライティングの状態を簡易な構成で調整できる照明装置を提供することを目的とするものである。
第1発明は、
撮影に使用される撮影用照明装置において、
第1の発光体(11)を含む第1の発光部(10)と、
第2の発光体(21)を含む第2の発光部(20)と、
前記第1の発光部(10)と前記第2の発光部(20)とを互いに蝶着する蝶着部(30)と、を備えたこと
を特徴とする。
撮影に使用される撮影用照明装置において、
第1の発光体(11)を含む第1の発光部(10)と、
第2の発光体(21)を含む第2の発光部(20)と、
前記第1の発光部(10)と前記第2の発光部(20)とを互いに蝶着する蝶着部(30)と、を備えたこと
を特徴とする。
第1発明によれば、第1の発光部10と第2の発光部20とが蝶着部30によって回動自在である。照明装置1自体の左右照射角は回動角度を調整することで調整自在である。また、回動に応じて第1の発光部10による配光と第2の発光部20による配光との組み合わせの態様が変化する。すなわち、照明装置1自体の配光も回動角度を調整することで調整自在である。このように、第1の発光部10と第2の発光部20とを蝶着部30で蝶着するという簡素な構造で、照明装置1の照射角や配光などライティングの状態を調整することができる。
第2発明は、第1発明において、
前記第1の発光体(11)と前記第2の発光体(21)は共に発光ダイオードを有すること
を特徴とする。
前記第1の発光体(11)と前記第2の発光体(21)は共に発光ダイオードを有すること
を特徴とする。
第2発明によれば、第1の発光体11及び第2の発光体21が発光ダイオードを有するので、照明装置1を薄型にできる。結果として、照明装置1の携帯や収納の利便性が向上する。
第3発明は、第1発明において、
前記第1の発光体(11)と前記第2の発光体(21)の少なくとも一方は、互いに種類が異なる2以上の光源を有すること
を特徴とする。
前記第1の発光体(11)と前記第2の発光体(21)の少なくとも一方は、互いに種類が異なる2以上の光源を有すること
を特徴とする。
第3発明によれば、様々な種類の光源を組み合わせることができるので、照射角や配光を自由に設定できる。
第4発明は、第1発明において、
前記第1の発光体(11)と前記第2の発光体(21)の少なくとも一方は、2以上の光源を有し、各光源の前面に互いに種類の異なる2以上の光学部品が配置されていること
を特徴とする。
前記第1の発光体(11)と前記第2の発光体(21)の少なくとも一方は、2以上の光源を有し、各光源の前面に互いに種類の異なる2以上の光学部品が配置されていること
を特徴とする。
第4発明によれば、様々な種類の光学部品を組み合わせることができるので、照射角や配光を自由に設定できる。
第5発明は、第1発明において、
前記蝶着部(30)の回動に応じて、前記第1の発光部(10)の発光面(13)と前記第2の発光部(20)の発光面(23)とが互いに近接して相対すること
を特徴とする。
前記蝶着部(30)の回動に応じて、前記第1の発光部(10)の発光面(13)と前記第2の発光部(20)の発光面(23)とが互いに近接して相対すること
を特徴とする。
第5発明によれば、第1の発光部10の発光面13と第2の発光部の発光面23とが蝶着部30の回動に応じて互いに近接して相対する。照射装置1を使用しない場合などには、照射装置1を折り曲げて、第1の発光部10の発光面13と第2の発光部20の発光面23とを互いに相対させることによって、第1の発光部10の発光面13で第2の発光部20の発光面23を保護でき、第2の発光部20の発光面23で第1の発光部10の発光面13を保護できる。
第6発明は、第1発明において、
前記蝶着部(30)の回動に応じて、前記第1の発光部(10)の背面(14)と前記第2の発光部(20)の背面(24)とが互いに相対すること
を特徴とする。
前記蝶着部(30)の回動に応じて、前記第1の発光部(10)の背面(14)と前記第2の発光部(20)の背面(24)とが互いに相対すること
を特徴とする。
第6発明によれば、第1の発光部10の背面14と第2の発光部の背面24とが蝶着部30の回動に応じて互いに相対する。したがって、広い空間を照明できる。
第7発明は、第1発明において、
前記蝶着部(30)の回動軸(A1)に対して垂直な回動軸(A2)を有し、
前記第1の発光部(10)又は前記第2の発光部(20)が前記回動軸(A2)で回動自在であること
を特徴とする請求項1に記載の撮影用照明装置。
前記蝶着部(30)の回動軸(A1)に対して垂直な回動軸(A2)を有し、
前記第1の発光部(10)又は前記第2の発光部(20)が前記回動軸(A2)で回動自在であること
を特徴とする請求項1に記載の撮影用照明装置。
第7発明によれば、第1の発光部10又は第2の発光部20が2軸で回動自在なので、更に多様なライティングが可能になる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
[実施例1]
本実施形態は、静止画や動画を撮影装置で撮影する際に用いられ、所定強度以上の光量を照射する撮影用照明装置に関する。
本実施形態は、静止画や動画を撮影装置で撮影する際に用いられ、所定強度以上の光量を照射する撮影用照明装置に関する。
図1は撮影用照明装置の斜視図である。図2は撮影用照明装置の正面図である。図3は撮影用照明装置の底面図である。図4は撮影用照明装置の側面図である。図5は撮影用照明装置の背面図である。なお、本実施形態の撮影用照明装置は上下左右を特定するものではないが、説明の便宜上、図2における紙面上方を上と定義し、紙面下方を下と定義し、紙面右方を右と定義し、紙面左方を左と定義する。つまり、図4は右側面図である。また、図2、図4と図5とでは上下が逆である。
図1乃至図5を用いて照明装置1の構造を説明する。
照明装置1は、第1の発光体11を含む第1の発光部10と、第2の発光体21を含む第2の発光部20と、第1の発光部10と第2の発光部20とを互いに蝶着する蝶着部30と、を備える。
照明装置1は、第1の発光体11を含む第1の発光部10と、第2の発光体21を含む第2の発光部20と、第1の発光部10と第2の発光部20とを互いに蝶着する蝶着部30と、を備える。
第1の発光部10は、正面側に略平面の発光面13を有し、背面側に略平面の背面14を有し、左側にスレーブ受光部12を有する。発光面13には回動軸(蝶着部30の中心軸)を中心とした放射方向すなわち左右方向に長い矩形の窓が形成される。窓にはレンズなどの透過性の光学部品が設けられる。その窓の内側には第1の発光体11が設けられる。第1の発光体11は複数の光源(図示なし)を有する。本実施形態では光源が発光ダイオードである。各発光ダイオードは左右方向に一列に整列されている。発光ダイオードから照射される照明光は窓を透過して外部に伝播する。
第2の発光部20は、正面側に略平面の発光面23を有し、背面側に略平面の背面24を有する。発光面23には回動軸(蝶着部30の中心軸)を中心とした放射方向すなわち左右方向に長い矩形の窓が形成される。窓にはレンズなどの透過性の光学部品が設けられる。その窓の内側には第2の発光体21が設けられる。第1の発光体21と同様に、第2の発光体21は複数の光源(図示なし)を有する。本実施形態では光源が発光ダイオードである。各発光ダイオードは左右方向に一列に整列されている。発光ダイオードから照射される照明光は窓を透過して外部に伝播する。
蝶着部30は軸を中心にして回動する所謂ヒンジを有する。第1の発光部10の右側端部は蝶着部30に固定され、また、第2の発光部20の左側端部は蝶着部30に固定される。この構造によって、第1の発光部10は蝶着部30の回動軸を中心にして回動自在となる。同様に、第2の発光部20は蝶着部30の回動軸を中心にして回動自在となる。
蝶着部30の回動角度α(図3参照)の範囲は自由に設定できるが、本実施形態では0°〜360°の範囲で回動できるものとする。すなわち、第1の発光部10の発光面13と第2の発光部20の発光面23とが互いに近接して対向する状態を回動角度0°とし、第1の発光部10の背面14と第2の発光部20の背面24とが互いに対向する状態を回動角度360°とする。
主に図3や図5で示されるように、第1の発光部10の背面14にはホルダ40が設けられる。ホルダ40は上下に鉤状の把持部を有し、この把持部で第1の発光部10の上部及び下部を把持する。図6に示すように、ホルダ40には照明用スタンド50のバー51が挿通される。なお、図6においてはバー51の左側に照明装置1が設けられているが、右側に照明装置1を設けることも可能である。また、バー51に2以上の照明装置1を設けることも可能である。
第1の発光体11及び第2の発光体21の電源は、第1の発光部10または第2の発光部20の内部または外部に設けられる。
第1の発光部10の内部には、トリガ生成用の制御部が設けられる。この制御部は、スレーブ受光部12で検出した光が一定強度以上であるときに、閃光用のトリガを生成する。第1の発光体11及び第2の発光体21はこのトリガに応じて同時に高速閃光する。但し、第1の発光体11と第2の発光体21とを同時に高速閃光させるのではなく、第1の発光体11の高速閃光と第2の発光体21の高速閃光との間に遅延時間を設定することも可能である。また、スレーブ受光部12でなく、スイッチ操作に応じてトリガが生成されるようにすることも可能である。また、高速閃光でなく連続照明を可能にしても良い。
図7は個々の発光ダイオードの照射状況の一例を示す図である。
ここでは第1の発光体11と第2の発光体21がそれぞれ三つの発光ダイオードを有する照明装置を想定する。図7(a)は、各発光体11、21において、三つの発光ダイオードのうち外側と中間に配置された発光ダイオードが発光する様子を示している。図7(b)は、各発光体11、21において、三つの発光ダイオードのうち内側に配置された発光ダイオードが発光する様子を示している。各発光体11、21においては、回動軸側から外側に進むにつれて発光ダイオードの照射角が広くなるように、各発光ダイオードの照射角が設定されている。
ここでは第1の発光体11と第2の発光体21がそれぞれ三つの発光ダイオードを有する照明装置を想定する。図7(a)は、各発光体11、21において、三つの発光ダイオードのうち外側と中間に配置された発光ダイオードが発光する様子を示している。図7(b)は、各発光体11、21において、三つの発光ダイオードのうち内側に配置された発光ダイオードが発光する様子を示している。各発光体11、21においては、回動軸側から外側に進むにつれて発光ダイオードの照射角が広くなるように、各発光ダイオードの照射角が設定されている。
図8は第1の発光部に対する第2の発光部の角度を変えたときの照射状況の変化を示す図である。図8(a)は回動角度αが180°の様子を示し、図8(b)は図8(a)よりも回動角度αが小さい様子を示し、図8(c)は図8(b)よりも更に回動角度αが小さい様子を示す。
ここでは図7と同じ照明装置、すなわち第1の発光体11と第2の発光体21がそれぞれ三つの発光ダイオードを有する照明装置を想定する。図8(a)〜(c)で示すように、蝶着部30の回動角度αを変化させることによって、照明装置自体の照射角および配光は変化する。図8においては、(a)、(b)、(c)の順で照射角が大きくなっている。
ここでは図7と同じ照明装置、すなわち第1の発光体11と第2の発光体21がそれぞれ三つの発光ダイオードを有する照明装置を想定する。図8(a)〜(c)で示すように、蝶着部30の回動角度αを変化させることによって、照明装置自体の照射角および配光は変化する。図8においては、(a)、(b)、(c)の順で照射角が大きくなっている。
[他の実施例]
本発明は上記実施形態に限るものではない。
発光ダイオードの数は単数でも良いし、複数でも良い。但し、複数の方が光量が多くなるので有利である。
本発明は上記実施形態に限るものではない。
発光ダイオードの数は単数でも良いし、複数でも良い。但し、複数の方が光量が多くなるので有利である。
また、各発光ダイオードは左右方向に1以上の列に整列されていても良いし、上下方向に1以上の列に整列されていても良いし、ランダムに並べられていても良い。
また、上記実施形態では各発光面13、23に矩形の窓が形成されているが、窓の形状や大きさは問わない。要は、発光面13、23側で所定強度以上の照明光が発生できれば良い。
また、発光ダイオードの種類が統一されていても良いし、相違していても良い。例えば、発光ダイオードの照射角や配光や光量や発光色が統一されていても良いし、相違していても良い。
また、第1の発光体11の形態と第2の発光体21の形態は互いに同一であっても良いし、相違していても良い。例えば、第1の発光体11の形態と第2の発光体21との間で、発光ダイオードの数・列・配置・照射角・配光・光量・発光色等が同一であっても良いし、相違していても良い。
また、各発光部10、20の窓に複数種類の光学部品が並べられていても良い。この場合、単一種類の発光ダイオードを設けたとしても、個々の発光ダイオードの前面に位置する光学部品の種類を相違させることで、照射角や配光や光量や発光色を相違させることができる。つまり、異なる種類の発光ダイオードを複数設けた場合と同じ作用効果を得ることができる。
また、第1の発光部10と第2の発光部20の少なくとも一方に、さらに別の発光部が蝶着されても良い。つまり、照明装置1がn(n≧3)個の発光部とn−1個の蝶着部を有していても良い。
また、第1の発光部10と第2の発光部20の少なくとも一方が、蝶着部30に対して着脱自在であっても良い。
また、図9に示すように、蝶着部30の回動軸A1に対して垂直な回動軸A2を設け、第1の発光部10又は第2の発光部20を回動軸A2で回動自在にしても良い。図9に示す実施形態においては、第2の発光部20が回動軸A1及びA2で回動自在である。図9(a)は第2の発光部20が回動軸A1を中心にして回動された状態を示し、図9(b)は第2の発光部20が回動軸A1、A2を中心にして回動された状態を示す。第2の発光部20でなく、第1の発光部10が蝶着部30の回動軸A1に対して垂直な回動軸を中心にして回動自在であっても良いし、両発光部10、20が共に回動自在であっても良い。
なお、発光ダイオードではなく、キセノン放電管など従来の光源を用いることも可能である。但し、照明装置1の小型化という観点では発光ダイオードが有効である。
また、各発光部10、20の窓の前面に他の光学部品(例えば拡散パネルなど)を設けて、ライティングの状態を調整しても良い。
勿論、上記各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
[作用効果]
本発明によれば、第1の発光部10と第2の発光部20とが蝶着部30によって回動自在である。照明装置1自体の左右照射角は回動角度を調整することで調整自在である。また、回動に応じて第1の発光部10による配光と第2の発光部20による配光との組み合わせの態様が変化する。すなわち、照明装置1自体の配光も回動角度を調整することで調整自在である。このように、第1の発光部10と第2の発光部20とを蝶着部30で蝶着するという簡素な構造で、照明装置1の照射角や配光などライティングの状態を調整することができる。
本発明によれば、第1の発光部10と第2の発光部20とが蝶着部30によって回動自在である。照明装置1自体の左右照射角は回動角度を調整することで調整自在である。また、回動に応じて第1の発光部10による配光と第2の発光部20による配光との組み合わせの態様が変化する。すなわち、照明装置1自体の配光も回動角度を調整することで調整自在である。このように、第1の発光部10と第2の発光部20とを蝶着部30で蝶着するという簡素な構造で、照明装置1の照射角や配光などライティングの状態を調整することができる。
また、本発明によれば、第1の発光体11及び第2の発光体21が発光ダイオードを有するので、照明装置1を薄型にできる。結果として、照明装置1の携帯や収納の利便性が向上する。
また、本発明によれば、様々な種類の光源を組み合わせることができるので、照射角や配光を自由に設定できる。
また本発明によれば、様々な種類の光学部品を組み合わせることができるので、照射角や配光を自由に設定できる。
また、本発明によれば、第1の発光部10の発光面13と第2の発光部の発光面23とが蝶着部30の回動に応じて互いに近接して相対する。照射装置1を使用しない場合などには、照射装置1を折り曲げて、第1の発光部10の発光面13と第2の発光部20の発光面23とを互いに相対させることによって、第1の発光部10の発光面13で第2の発光部20の発光面23を保護でき、第2の発光部20の発光面23で第1の発光部10の発光面13を保護できる。
また、本発明によれば、第1の発光部10の背面14と第2の発光部の背面24とが蝶着部30の回動に応じて互いに相対する。したがって、広い空間を照明できる。
また、本発明によれば、第1の発光部10又は第2の発光部20が2軸で回動自在なので、更に多様なライティングが可能になる。
また、本発明によれば、第1の発光部10と第2の発光部20の回動角度を変化させることによって、被写体の影の方向を自由に変えることができる。
また、本発明によれば、様々なライティングが可能である。例えば、第1の発光部10を被写体に向けて直接照明し、第2の発光部20を被写体以外に向けてバウンスさせる、というライティングも可能である。
また、本発明によれば、スタンドを用いなくても照明装置1を所定位置に設置することができる。例えば、回動角度αを90°程度に調整したうえで、第2の発光部20の背面24を設置位置の床面上に載置し、第1の発光部10の発光面13を被写体側に向ければ、第1の発光体11で被写体を照明できる。また、別の態様として、回動角度αを120°程度に調整したうえで、第1の発光部10と第2の発光部20の下端(図2における下端)を下に向けて設置位置の床面上に載置し、第1の発光部10の発光面13と第2の発光部20の発光面23とを被写体側に向ければ、第1の発光体11と第1の発光体21とで被写体を照明できる。
1…照明装置、10…第1の発光部、11…第1の発光体、12…スレーブ受光部、13…発光面、14…背面、20…第2の発光部、21…第2の発光体、23…発光面、24…背面、30…蝶着部。
Claims (7)
- 撮影に使用される撮影用照明装置において、
第1の発光体(11)を含む第1の発光部(10)と、
第2の発光体(21)を含む第2の発光部(20)と、
前記第1の発光部(10)と前記第2の発光部(20)とを互いに蝶着する蝶着部(30)と、を備えたこと
を特徴とする撮影用照明装置。 - 前記第1の発光体(11)と前記第2の発光体(21)は共に発光ダイオードを有すること
を特徴とする請求項1に記載の撮影用照明装置。 - 前記第1の発光体(11)と前記第2の発光体(21)の少なくとも一方は、互いに種類が異なる2以上の光源を有すること
を特徴とする請求項1に記載の撮影用照明装置。 - 前記第1の発光体(11)と前記第2の発光体(21)の少なくとも一方は、2以上の光源を有し、各光源の前面に互いに種類の異なる2以上の光学部品が配置されていること
を特徴とする請求項2に記載の撮影用照明装置。 - 前記蝶着部(30)の回動に応じて、前記第1の発光部(10)の発光面(13)と前記第2の発光部(20)の発光面(23)とが互いに近接して相対すること
を特徴とする請求項1に記載の撮影用照明装置。 - 前記蝶着部(30)の回動に応じて、前記第1の発光部(10)の背面(14)と前記第2の発光部(20)の背面(24)とが互いに相対すること
を特徴とする請求項1に記載の撮影用照明装置。 - 前記蝶着部(30)の回動軸(A1)に対して垂直な回動軸(A2)を有し、
前記第1の発光部(10)又は前記第2の発光部(20)が前記回動軸(A2)で回動自在であること
を特徴とする請求項1に記載の撮影用照明装置。
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