JP2009048791A - バックライト及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LED光源からの光の利用効率が高く、消費電力が低減でき、色度や輝度のむらが少なく、厚さも過大になることがない、バックライト及び表示装置を提供すること。
【解決手段】LED基板上に3原色のLEDを、2次元方向に連続した正三角形の頂点をなす格子点ごとに各LEDを離散的に配置し、第1の色のLEDの任意の1個に対して、その周囲を隣接して囲む6個の前記格子点には、第2の色のLEDと第3の色のLEDとをそれぞれ120°の方向をなして交互に配置し、第1の色のLEDの正面に配置した拡散板の表面位置より垂直方向に射出する光の強度、同じ表面位置より同じ方向に射出する前記第2の色のLEDの光の強度、同じく第3の色のLEDの光の強度の比率が、各色が混合されてほぼ白色光と認識される範囲内の強度比率になるように、格子点間の距離に対するLEDと拡散板との最小距離を定めたこと。
【選択図】 図1

Description

本発明はカラーテレビ等の液晶表示装置に使用するLEDを用いた白色のバックライトおよびそのバックライトを備えた表示装置に関する。更に詳細には、三原色の多数のLEDを表示装置の背後の、表示装置と平行な面上に配置して白色の照明光を得るためのバックライトと、それを備えた表示装置に関する。
カラー液晶表示パネルのような、多数の画素の各々に微細なカラーフィルタを配置し各画素の透過光を液晶層に印加する電圧によって制御するタイプの表示装置の背景光源として用いられるバックライトは、古くから白色発光する冷陰極蛍光管が用いられて来たが、近年これに代わりLEDが実用化されつつある。LEDバックライトにおいては、1個で完全な白色光を発光する素子がないため、個々に3原色のいずれかである、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)を発光するLED素子を平面的に配列し、光拡散板等を併用し、それらを混色させて色度むらや輝度むらの少ない均一な白色発光面を得る工夫、LEDの発光を有効利用する工夫、更にバックライトを薄型にする工夫が種々行われてきた。それらに関する従来例を紹介する。
LEDバックライトの従来例1を、図5、6を用いて説明する。本例は最も素朴であると考えられる。図5は従来例1のLEDの配置を示す部分平面図であって、多数のLED2(赤色を発光するLED2R、緑色を発光するLED2G、青色を発光するLED2Bをほぼ同数ずつ含む)はLED基板1の平面上の、正方形の頂点をなす各格子点上に1個ずつ配置実装されている。LED基板1に平行して、その手前側には拡散板と液晶表示パネルが配置されるが図示を省略してある。
図6はバックライトの従来例1の部分断面図である。LED2の発光面(上面)から所定の距離Hだけ離して拡散板3が配置され、拡散板3を透過した光の方向による分布強度を更に調整するための、プリズムシート等の光学シート4が近接して配設されている。光学シート4の更に上方にはバックライトが照明する対象である液晶表示パネルがあるが、図示を省略されている。拡散板3の拡散性を強くするほど、またLED発光面との距離Hを増すほど混色性が良くなり、拡散板全面での色むらと強度むらが少ないバックライトが得られやすくなる。
他の従来例について、下記特許文献に記載されたものについて説明する。
特開平08−211361号公報(図3:従来例2とする。) 特開2005−115131号公報(図1:従来例3とする。) 特開2005−117023号公報(図24:従来例4とする。)
図7は従来例2のバックライトにおけるLED基板1上のLED2の配置を示した、図5と同様な部分平面図である。本例においては、3色のLED2R、LED2G、LED2Bが照明のために必要な全面に密集配置されている。これらLED群の上方にはやはり適宜な特性を有する拡散板(図示せず)を配置する。
図8は従来例3のバックライトにおけるLED基板1上のLED2の配置を示した、図5と同様な部分平面図である。本例においては、3色のLED2R、LED2G、LED2Bが1個ずつ密接し、それらを1組として、各組が基板1の格子点上に離散的に(距離を置いて)配置されている。これらLED群の上方にも適宜な特性を有する拡散板(図示せず)を配置する。
図9は従来例4のバックライトの要部を示す部分平面図である。LED基板1には3原色のLED2が離散的に配列されている。この配列は例えば従来例1のようであっても良いが、図9の如くでもよい。(緑色LEDの個数を人の視感度に合わせて2倍としている。なお、隣接するLED列間でのLEDの色のずらし方は特許文献3に記載がないので推測で補ってある。)これらLED2の色の異なる色の発光は、LED2の上方(手前側)に配置された拡散板3にて混色される。9は調光用ドットパターンであり、遮光剤を含有するインクを拡散板3面に印刷したものである。これは正面からバックライトを見たときLED2の発光の指向特性のために、各LED2の位置に玉状の輝度の高い部分(ランプイメージとも言われる)が生じて輝度むらとなることを避けるために設けられている。
上記従来例1(図5、6)のLED配置においては、実験的検証によれば、色むら及び輝度むら(殊に色むらが重要である)を低減するためには拡散板の拡散性を高めるか、発光面との距離Hを比較的大きく取らねばならない。拡散板の拡散性を高めると発光の利用効率(照明の明るさ)は低下する方向になり、また距離Hを大きくするとバックライトを薄型化できないという難点がある。
従来例2(図7)のLEDの密集配置は、拡散板との距離Hを比較的小さくしても良い混色が得られやすい長所はあるものの、LEDの個数が増えるので、バックライトの消費電力や発熱量が大きくなってしまう問題がある。本例を引用した特許文献1では、LEDを色ごとに時分割駆動することによってその軽減を図っていると思われるが、完全な対策とはなり得ない場合がある。
従来例3(図8)のLED配置においては、LEDの個々の組ごとの混色性は良好となしやすいであろうが、各組の総合発光強度が大きいため、各組の位置に上記ランプイメージが生じて輝度むらができやすいと考えられる。
従来例4(図9)の構成においては、拡散板と適切に配置された調光ドットパターンによって、色度及び輝度のむらは良好に改善される可能性があるが、各LEDの発光指向特性は、通常その正面(LED基板面に垂直な上方)への発光強度が最大であるような分布を有する。従って、強度の最も強い方向の発光成分が遮光剤を含む印刷パターンによって吸収されてしまい、LEDの全発光量の利用効率を低下させる欠点がある。
本発明の目的は、これら従来技術の難点を克服し、LED光源からの光の利用効率が高く、消費電力が比較的に低減でき、色度むらと輝度むらが少なく、また厚さが過大になることがない、バックライトの構成及びこれを備えた表示装置を提供することである。
本発明のバックライトは、以下(1)〜(7)の特徴のいずれかを有する。
(1)液晶表示装置等の透過光制御型の表示パネルの視認側と反対の側に設けられるバックライトであって、該バックライトは、前記表示パネルとほぼ平行なLED基板上に3色のLEDを所定の基本パターンで離散的に配置すると共に前記バックライトは前記LEDと前記表示パネルとの間に拡散板を配置したものであり、該所定の基本パターンとは、2次元方向に連続したほぼ正三角形の頂点をなす格子点にそれぞれ前記LEDが配置されていて、第1の色のLEDの1個に着目したとき、その周囲を最も近接して囲む6個の前記格子点には、第2の色のLEDと第3の色のLEDがそれぞれほぼ120°の方向をなして交互に配置されており、更に、前記第1の色のLEDのいずれかの正面の前記拡散板の表面位置より垂直方向に射出する前記第1の色のLEDの光の強度、同じ表面位置より同じ方向に射出する前記第2の色のLEDの光の強度、及び同じ表面位置より同じ方向に射出する前記第3の色のLEDの光の強度の比率が、前記各色が混合されてほぼ白色光と認識される範囲内の強度比率になるように、前記格子点間の距離に対して前記LEDと前記拡散板との最小距離を定めたことを特徴とする。
(2)前記LEDの発光面と前記拡散板の下面との距離は、前記第1のLEDの正面の前記拡散板の下面位置に前記第1の色のLEDから到達して前記拡散板から射出する光の強度が、隣接する3個の前記第2の色のLEDから前記下面位置に到達して前記拡散板から射出する光の強度の合計、及び隣接する3個の前記第3の色のLEDから前記下面位置に到達して前記拡散板から射出する光の強度の合計とほぼ等しくなるように設定されていることを特徴とする。
(3)前記拡散板は、前記第1の色のLEDの前記表面位置への延長線と、前記第1の色のLEDに隣接配置されたLEDの、発光指向特性と前記拡散板の透過指向特性を掛け合わせた強度の光線が前記第1の色のLEDの1/3の強度で前記拡散板を透過する発光指向角の延長線との、交差点近傍に配置されることを特徴とする。
(4)上記(1)乃至(3)に加えて、前記各LED間の距離を底辺とし、前記各LEDの発光面と前記拡散板の下面との距離を高さとする直角三角形における、底辺と斜辺とのなす角度は55°から75°の範囲内であることを特徴とする。
(5)上記(1)乃至(4)のいずれかに加えて、前記各LEDの各発光面は透明なレンズ板で覆われ、前記レンズ板には前記各発光面に対応してレンズが形成されていることを特徴とする。
(6) 上記(1)乃至(5)のいずれかに加えて、前記各LEDのうち少なくとも1色のLEDは、それぞれ近接配置された複数の同色のLEDから成り、該複数の同色のLEDの発光強度の重心位置を前記格子点上に定めたことを特徴とする。
(7)また、本発明の表示装置は、上記(1)乃至(6)にいずれかのバックライトを、表示パネルの表示面に対向する対向面に対面させて設けたことを特徴とする。
LED光源からの光の利用効率が高く、消費電力が比較的に低減でき、色度むらと輝度むらが少なく、また厚さが過大になることがない、バックライトの構成とこれを備えた表示装置を提供することができた効果がある。
本発明のバックライトの最良の実施例について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、図示しない液晶表示パネル(の背後)に平行に配置したLED基板1上における、多数の3原色のLED2(それぞれほぼ同数の、赤色を発光するLED2R、緑色を発光するLED2G、青色を発光するLED2Bより成る)の配置の状態を、一部のみ示した部分平面図である。各LED2は便宜上円形で示されているが(円内の文字は発光色の種類を示す)、LEDチップ等、立方体や直方体の形態のものでももちろんよい。
図3は配置の端にない任意の1個の中心LED2a(例えばLED2R)と、その直近に配置されている他の色の3個の隣接LED2b(例えばLED2G)との位置関係を示した平面図である。もう1つの色の隣接LED3個も中心LED2aから同じ距離(円の交点上)にあるが図示を省略されている。破線で示した4個の円の半径は全て等しい。
図1及び図3から明らかなように、本実施例のLED配置は以下の特徴を備えている。
(1)異なる色のLED2は互いに近接することなく、即ち離散的に配列されている。
各LED2は(好ましくはそれぞれの発光中心点が)、LED基板1の面上の、2次元方向に連続したほぼ正三角形の頂点をなす格子点の上に載るようにそれぞれ1個づつ配置されている。
(2)LED基板の端部に配置されたものを除き、任意の色(第1の色とする)のLED2(どの色を選んでもよいが、例えばLED2Rとする)に着目すると、その直近の周囲は、3個の第2の色のLED2(例えばLED2Gとする)と、3個の第3の色のLED2(例えばLED2Bとする)とに囲まれている。更に、
(3)任意の第1の色のLED2(LED2R)に直近の位置にある、第2の色のLED2及び第3の色のLED2(LED2G及びLED2B)は、第1の色のLED2(LED2R)から全て等距離にあり、かつ第1の色のLED(LED2R)から見て同じ角度間隔の方向に交互に配置されている。(即ち同色のLED2は互いに120°の方向間隔をなし、異色のLED2同士は60°の間隔をなしている。)
図2は、図1のA−A部分に対応する、本実施例のバックライトの部分断面図である。
2aは中心LED(この断面の場合はLED2R)、2bは隣接LED(緑色と青色の2色あるが、この断面の場合はLED2Gである。3は拡散板、Pは拡散板3上にある直上点で、中心LED2aの正面(LED基板1に垂直方向の真上)に位置する点である。拡散板3は一般に薄いので、直上点Pの断面位置は厚さのどの部分であるとしても大差ないが、一応拡散板3の下面に設定しておく。
拡散板3は混色条件を実現するための重要な部材である。拡散部材は一般的には光拡散性のある透明な部材であり、拡散シートと言われているものと、拡散板と言われているものがある。本実施形態の拡散板3は、上記拡散シートや拡散板、あるいは更に広義の拡散部材を含むものとし、その中から適当な拡散性を持つものを選択して使用する。また単体ではなく、複数の拡散板を積層させる場合もある。このとき、同種のもの、異なる種類のもののいずれでもかまわない。
5aは垂直発射光で、中心LED2aから発射されて垂直上方の直上点Pに向かう光、5bは斜方発射光で、側方LED2bから発射されて直上点Pに向かう光である。6aは垂直発射光5aが拡散板3を通過してその上面から射出される拡散射出光、6bは斜方発射光5bが拡散板3を通過してその上面から射出される拡散射出光である。
斜方発射光5bは発光強度の分布が弱くなる斜め方向の光であるため1個当たりの強度は小さいが、中心LED2aに対して3個のLED2bが3方向からP点を照射するので、結果的には拡散板3からの2色の射出光6aと射出光6bの強度がほぼ同等にできる。同様に、他の色の隣接LED2bによる拡散射出光6bについてもほぼ同等の強度が期待される。結局、LEDから射出される光の発光強度は各LEDの発光スペクトルに依存するため、厳密な定義はできないが、直上点Pからの拡散射出光の光の強度は3原色全てについてほぼ等しい状態にできるので、各色の発光強度のバランスがよくなり、白色を得ることができる。ここで、直上点Pからの拡散射出光の光の強度は3原色全てについてほぼ等しくできると述べたが、光の強度がほぼ等しい状態とは、各色の発光強度のバランスがよく白色光を得られている状態のことであり、必ずしもLED各色の発光強度自体が等しいということではないことを意味するものとする。
なお、本実施例では、各色のLEDの特性(発光スペクトル、光束量、指向性、発光効率等)のバランスが良いため、LEDの数量比を同一に、即ち各格子点に配置される各色のLEDを同数ずつ(図1では1個ずつ)としている。
しかし、異なる発光色を発光する各色のLEDが、必ずしも同等の特性を有するとは限らない。
そこで、LEDの特性(発光強度または輝度)が発光色によって著しく異なる場合には、LEDへの電流印加量を異ならせたり、同色のLEDを近接配置して各LEDの数量比を調整することにより対応する。数量比を変更する場合には、同一発光色の複数のLEDを一組として近接配置させる。そしてその一組のほぼ重心位置を、既述の格子点の上に置く。例えば、LED2G(緑色)の特性が、他のLED2R、2B(赤色、青色)の特性に比べて弱いと感じられる場合には、LED2RとLED2Bの配置は図1に示す通りの格子点上とするが、LED2Gのみは、例えば近接させた2個を一組とし、それらの中点を、正三角形の第3番目の頂点である格子点の上に置くようにするとよい。なお、複数のLEDを近接配置するかわりに、複数の発光素子が1つのパッケージ内に搭載されたLEDを用いてもよい。
続いて、本実施例のバックライトの作用を、図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施例における作用を詳細に説明するためのバックライトの要部の部分断面図である。任意の中心LED2aと1個の隣接LED2bとの関係を示している。
中心LED2aからの垂直発射光5aは拡散板3の(下面の)直上点Pに到達し、拡散板3を通過して、図2に示したのと同様に広い角度に分布する拡散射出光となる。8はレンズ板で、各LED2の発光の指向性を調整する目的で各LED2ごとにその上面に設置されたレンズを設けた透明な部材である。その役割は、例えば以下のようである。LED2の配置間隔と拡散板3配置位置の関係がLED発光面から拡散板3までの距離に対してLED配置間隔が広くなった場合、小型LEDを使用してLED配置間隔が狭くなった場合、発光強度指向特性がそれぞれ異なっているLEDを使用する場合がある。これらの場合、レンズ板8よってLED2の発光の指向性を調整することにより、3原色を所定の比率で混合させることができる。また、LEDの数量比が異なっている際に複数のLEDを近接配置した場合には、レンズ板8によって、近接した複数のLEDから射出された光を、1つのLEDから射出された光のように調整できる。なお、レンズ板8は補助的に用いられる部材であり、必須の構成部材ではない。
次に、上記のとおり構成されたバックライトユニットの輝度について説明する。拡散板3から射出する光は、拡散板3の拡散特性によって様々な方向へ拡散されるが、理解を容易にするために、ここでは、任意の方向から直上点P(厳密には拡散光の射出点であるが、P点で代用する)を眺めたときの輝度(目に到達する光の強度)、つまり、拡散部材10から直上に向う光の輝度を用いて説明する。
中心LEDの拡散射出光の垂直成分6ahの長さは、中心LED2aの垂直上方からバックライトを眺めたときのP点直上の輝度を表す。
1個の隣接LED2bからP点に向かう斜方発射光5b(点線)の、拡散板3に到達し拡散板3から直上に向う光の中心LED2aの垂直上方から眺めたときの輝度を、隣接LEDの拡散射出光の垂直成分6bhの長さとする。
隣接LED2bは中心LED2aの周囲に等距離で3個ある(LED配置の端部を除く)ので、1個の隣接LEDからの拡散射出光の垂直成分6bhの長さが中心LEDの拡散射出光の垂直成分6ahの長さの1/3であるとき、垂直上方からバックライトを眺めた中心LED2aの色の輝度と、隣接LED2bの色の輝度とはほぼ等しくなる。この関係は残りの第3の色の輝度についても自動的に成り立つので、混色されて観察者には白色光が視認されることになる。
上記の関係、即ち白色光が認識される条件(混色条件とする)が実現するH(拡散板3の発光面上の設置高さ)には最小距離が存在する。この高さはまた最適距離でもある。即ち、拡散板3位置がこの最小距離より低い位置にあるときは中心LEDの色が目立つが、逆に高い位置にあるときは混色状態の変化は少ない。上記最小距離が最適である理由は、この最小距離に拡散板3を設置することにより、バックライトの厚さを最も薄くなし得ることにある。
上記の混色条件が成立する最小距離がHである。なお、拡散板3の配置高さHは多少前後してもかまわない。例えば、輝度や色度の均一性要求特性に余裕があるのであれば、高さHを小さくしてさらに薄型のバックライトが実現できる。また、バックライトの厚み寸法に余裕があるのであれば、高さHを大きくして輝度や色度の均一性をさらに向上させることができる。これらの関係はLEDの搭載間隔や、LEDと拡散板の指向特性なども考慮し適宜選択すれば良い。
上記の混色条件はまた近似的に、隣接LED2bから直上点Pに到達して拡散板から射出される光の強度が、中心LED2aから点Pに到達する光の強度の1/3であることと表現することができる。つまり、LED2aの発光面と拡散板3の下面との距離Hは、LED2a正面の前記拡散板3の下面位置(P点)にLED2aから到達して拡散板3から射出する光の強度6ahが、隣接する3個のLED2bから下面位置(P点)に到達して拡散板3から射出する光の強度6bhの合計、及び隣接するLED2c(図示せず)から前記下面位置(P点)に到達して拡散板3から射出する光の強度の合計とほぼ等しくなるように設定する。但し、各LEDの発光の指向特性が狭くないこと、拡散板3の拡散特性の方向によるむらが小さいこと、また拡散板3に斜方から入射する光に対しても、垂直入射光と同様な拡散が得られること等が好ましい。
隣接LED2bから点Pに到達する光の強度が上記1/3となるときの、図4における角度α(斜方発射光のLED基板面に対する傾角)の範囲は、本実施例による実験結果によれば、約55°〜75°であった。
図10は、本実施例1における、発光面と拡散板の間の高さHに対する輝度均一性の実測値を示す図である。一般に、バックライトの輝度均一性は80%以上が要求されている。
図10に示すとおり、高さHが25mmの際に、輝度均一性が90%となった。なお、実験における格子点の間隔(格子点の作る正三角形の辺長)は 10mmであり、このときの角度αは約69°となった。
本実験結果は、本実施例(即ち本発明)においては、比較的低い高さHを有する薄型のバックライトにおいて満足すべき輝度の均一性が、分散配置されたLEDによって、発光を何らロスすることなく得られることを示すものである。
さらに、本実施例のLED配置を適用したバックライトにおける高さHの最小値を定める他の方法を検討した。この検討結果を、図11〜図13を用いて示す。
図11は、本実施形態における、LEDのLED発光指向角(拡散板の法線に対する角度をとったので、図4の角度αとは90°異なる)に対する発光強度の指向特性(LEDの直上を1.0とした相対値)の実測値を示す図である。
図12は、本実施形態における、光線が任意の発光指向角をもって拡散板へ入射したときの拡散板の法線に対する入射角と、この光線が拡散部材を透過して出射面から法線方向に出射するときの光線透過率の実測値を示す図である。
図13は、図11と図12に示す数値を掛け合わせてプロットした図で、LEDの拡散板下面に任意の角度で入射した光線が拡散板を透過し、その法線方向へ射出する場合の光の相対的な強度を示す図になっている。
本実施形態のLED配置は、図11〜図13に示す検証結果から、LEDの指向特性よりもむしろ拡散板の指向特性が、輝度均一性に強く影響することが判明した。
図11に示すとおり、LEDの指向特性は、直上(0°)に向う光の強度が最も強く、角度が増加するにしたがって強度が低下してゆく。また、図12に示すとおり、拡散板の指向特性は、0°から30°にかけて急激に低下し、30°以上になると緩やかに低下していく。さらに、図11と図12に示されている数値を掛け合わせると図13に示されているグラフとなる。このことは、拡散板の指向特性がバックライトの指向特性を支配する重要な要素であることの証明であり、本実施形態のLED配置を適用する際には、LEDの指向特性とともに拡散板の指向特性を考慮して高さHを定められることにより、Hの最小値を定めることができる。
また、この結果からは、斜方発射光5bとLED基板1の面との傾角αを求めることもできる。つまり、LED2Rに隣接配置されたLED(2G、2B)の、発光指向特性と拡散板3の透過指向特性を掛け合わせた強度の光線がLED2Rの1/3の強度で前記拡散板を透過する発光指向角(つまり、斜方発射光5bとLED基板1の面との傾角をα)を定めることもでき、この発光指向角の延長線とLED2Rの表面位置への延長線との交差点近傍に拡散板3を配置すればよいことになる。
上記の混色条件は、1個の中心LEDと、3個の隣接LEDだけについて考察されており、それらから垂直上方に散乱射出される光量(中心LEDの上方から見た輝度)が等しいと言うものであったが更に遠方にあるLEDの影響は考慮する必要はない。それらから点Pに到達する光は距離が遠くて弱いので、それら遠方のLEDの影響は勿論あるが比較的に小さいためである。
またバックライトは、あるLEDの真上からだけでなく、任意の場所を任意の方向(但し所定範囲の角度の方向)から眺めた場合に、全面に色むらと輝度むらがないことが求められるが、LEDから拡散部材3に向って垂直に向う光は拡散板3によって拡散されても最も明るく色むらが起こり易いが、上記の混色条件が満たされており、かつ拡散板3が適宜に選択されていることによって色むらの原因は解消されることから、他の場所や角度での色度や輝度の問題は無視できる。
本実施形態のバックライトと図5に示す従来例のバックライトとを実験的に比較した一例について述べる。従来のバックライトは、従来のLED配列で従来の拡散部材を使用した。本実施形態のバックライトは、LED配列と拡散部材配置位置を適用したバックライトを使用した。なお、LED灯数とバックライト発光面積は同じとし、発光面輝度均一性が80%を超える条件で拡散部材の拡散度を低くして拡散部材の光線透過率を上昇させていった。この結果、本実施形態のバックライト輝度は、従来のバックライトに比べて1.22倍上昇した。このことから、本発明のLED配列と拡散部材配置位置を適用したバックライトでは、拡散部材での損失を抑制することが可能となり従来のバックライトに比較して光の利用効率を2割以上、上昇させることが可能となったことを証明できた。
本発明のバックライトは、LED光源が発する光の利用効率が高く、消費電力が比較的に低減でき、色度むらと輝度むらが少なく、また厚さが過大になることがないので、液晶表示装置等に適用した場合の利点が多い。また、一般照明において、本発明のLED配置を適用すれば、演色性の高い照明装置を提供できる。なお、同一色の光を発光するLEDを設置した場合には、輝度むらが低減したバックライトを提供することができる。
本発明の実施例における、基板上のLEDの配置を示す部分平面図である。 本発明の実施例における、バックライトの構成を示す部分断面図である。 本発明の実施例における、第1の色のLEDの1個と、その周囲に近接する第2の色のLEDとの位置関係を示す平面図である。 本発明の実施例における作用を説明するための、バックライトの断面図である。 従来例1における、LEDの配置を示す部分平面図である。 従来例1における、バックライトの構成を示す部分断面図である。 従来例2における、LEDの配置を示す部分平面図である。 従来例3における、LEDの配置を示す部分平面図である。 従来例4における、バックライトの部分平面図である。 本実施形態における、発光面と拡散板の間の高さHに対する輝度均一性の実測値を示す図である。 本実施形態における、LEDのLED発光指向角に対する指向特性の実測値を示す図である。 本実施形態における、光線が拡散板へ入射したときの拡散板入射面の法線に対する入射角と、この光線が拡散部材を透過した時の出射面法線方向への光線透過率の実測値を示す図である。 図11と図12に示す数値を掛け合わせることにより、LEDの拡散板入射面法線に対する入射角と、拡散部材出射面側の出射面法線方向への光線透過率の関係を示す図である。
符号の説明
1 LED基板
2 LED
2a 中心LED
2b 隣接LED
2R 赤色LED
2G 緑色LED
2B 青色LED
3 拡散板
4 光学シート
5a 垂直発射光
5b 斜方発射光
6ah 中心LEDの拡散射出光の垂直成分
6bh 隣接LEDの拡散射出光の垂直成分
8 レンズ板
9 調光用ドットパターン
α 斜方発射光のLED基板面に対する傾角
B LED間の距離
H 発光面と拡散板との距離
P 中心LEDの直上点

Claims (7)

  1. 液晶表示装置等の透過光制御型の表示パネルの視認側と反対の側に設けられるバックライトであって、
    該バックライトは、前記表示パネルとほぼ平行なLED基板上に3色のLEDを所定の基本パターンで離散的に配置すると共に前記バックライトは前記LEDと前記表示パネルとの間に拡散板を配置したものであり、
    該所定の基本パターンとは、2次元方向に連続したほぼ正三角形の頂点をなす格子点にそれぞれ前記LEDが配置されていて、
    第1の色のLEDの1個に着目したとき、その周囲を最も近接して囲む6個の前記格子点には、第2の色のLEDと第3の色のLEDがそれぞれほぼ120°の方向をなして交互に配置されており、
    更に、前記第1の色のLEDのいずれかの正面の前記拡散板の表面位置より垂直方向に射出する前記第1の色のLEDの光の強度、同じ表面位置より同じ方向に射出する前記第2の色のLEDの光の強度、及び同じ表面位置より同じ方向に射出する前記第3の色のLEDの光の強度の比率が、前記各色が混合されてほぼ白色光と認識される範囲内の強度比率になるように、前記格子点間の距離に対して前記LEDと前記拡散板との最小距離を定めたことを特徴とするバックライト。
  2. 前記LEDの発光面と前記拡散板の下面との距離は、前記第1のLEDの正面の前記拡散板の下面位置に前記第1の色のLEDから到達して前記拡散板から射出する光の強度が、隣接する3個の前記第2の色のLEDから前記下面位置に到達して前記拡散板から射出する光の強度の合計、及び隣接する3個の前記第3の色のLEDから前記下面位置に到達して前記拡散板から射出する光の強度の合計とほぼ等しくなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のバックライト。
  3. 前記拡散板は、前記第1の色のLEDの前記表面位置への延長線と、前記第1の色のLEDに隣接配置されたLEDの、発光指向特性と前記拡散板の透過指向特性を掛け合わせた強度の光線が前記第1の色のLEDの1/3の強度で前記拡散板を透過する発光指向角の延長線との、交差点近傍に配置されることを特徴とする請求項1に記載のバックライト。
  4. 前記各LED間の距離を底辺とし、
    前記各LEDの発光面と前記拡散板の下面との距離を高さとする直角三角形における、
    底辺と斜辺とのなす角度は55°から75°の範囲内であること
    を特徴とする請求項1乃至3に記載のバックライト。
  5. 前記各LEDの各発光面は透明なレンズ板で覆われ、前記レンズ板には前記各発光面に対応してレンズが形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のバックライト。
  6. 前記各LEDのうち少なくとも1色のLEDは、それぞれ近接配置された複数の同色のLEDから成り、該複数の同色のLEDの発光強度の重心位置を前記格子点上に定めたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のバックライト。
  7. 表示パネルと、該表示パネルの表示面と対向する対向面に対面させて設けられた請求項1乃至6のいずれかに記載のバックライトとを備えた表示装置。
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