JP2002262199A - 画像印刷装置および方法、印刷媒体、並びにプログラム - Google Patents

画像印刷装置および方法、印刷媒体、並びにプログラム

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JP2002262199A
JP2002262199A JP2001052504A JP2001052504A JP2002262199A JP 2002262199 A JP2002262199 A JP 2002262199A JP 2001052504 A JP2001052504 A JP 2001052504A JP 2001052504 A JP2001052504 A JP 2001052504A JP 2002262199 A JP2002262199 A JP 2002262199A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの回転率を向上させるようにする。 【解決手段】 ユーザは、撮影用モニタ14に表示され
る画面を確認しながら、撮影装置31を駆動し、自らの
画像を撮影する。撮影が終了したとき、編集入力用モニ
タ18の前方へ移動することを促す画面が撮影用モニタ
14に表示されるため、ユーザはそれに従って移動す
る。撮影待ちをしていた他のユーザは、撮影を終えたユ
ーザが編集用モニタの前に移動するのに併せて、撮影用
モニタ14の前方の空間に入場し、撮影を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像印刷装置およ
び方法、印刷媒体、並びにプログラムに関し、特に、ユ
ーザの回転率を向上させ、順番待ちの時間を短縮すると
ともに、撮影した画像を編集する時間を、ユーザが満足
するほど十分に確保するようにした画像印刷装置および
方法、印刷媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザの画像を撮影し、これを予
め用意されたフレーム画像と合成してシール紙などに印
刷して提供する画像印刷装置(例えば、プリントクラブ
(商標))が知られている。
【0003】そして、この画像印刷装置には、ユーザ
は、撮影した画像上に付属のペンで任意の文字や図形な
どを書き込む(編集する)ことができるようになされて
いるものも存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像上に書き込むことができる画像印刷装置におい
ては、撮影した画像を確認する画面と、編集対象の画像
を表示し、書き込み作業を行う画面とが同一の画面で構
成されている。そのため、順番待ちをしているユーザ
は、先に使用しているユーザが編集までの一連の処理を
終了するまで待たなければならないという課題がある。
【0005】また、待ち時間を短くするため、画像印刷
装置のプログラムには、ユーザが満足するほど十分に、
書き込み作業をする時間が確保されていないという課題
もある。
【0006】さらに、画像印刷装置を管理する、例え
ば、ゲームセンターの側としても、ユーザの回転率が高
いほど収益率が向上し、好ましい。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、撮影する空間と編集する空間とを異なる位
置に設けることにより、ユーザの回転率を向上させ、順
番待ちの時間を短縮するとともに、編集作業の時間を、
ユーザが満足するほど十分に確保するようにしたもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像印刷装置
は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影
された被写体の画像を表示する第1の表示手段と、第1
の表示手段による表示に基づき、編集対象の画像として
選択された被写体の画像を表示し、編集入力を受け付け
る第2の表示手段とを備え、第1の表示手段により表示
される被写体の画像を撮影する撮影空間と、第2の表示
手段により表示される被写体の画像を編集する編集空間
とが異なる位置に設けられることを特徴とする。
【0009】撮影手段は、例えば、図1の撮影装置31
により構成され、第1の表示手段は、例えば、図1の撮
影用モニタ14により構成され、第2の表示手段は、例
えば、図1の編集用モニタ18により構成される。ま
た、第1の表示手段により表示される画面を確認しなが
ら撮影する撮影空間と、第2の表示手段により表示され
る画面を確認しながら編集する編集空間とが異なる位置
に設けられる。
【0010】ユーザは、第1の表示手段により表示され
る画面を確認ながら撮影し、編集する画像を選択する。
そして、撮影処理が終了したとき、第2の表示手段によ
り表示される画面を確認しながら、撮影した画像を編集
する(書き込みをする)。従って、ユーザには、撮影空
間において撮影した後、編集空間へ移動することが案内
される。
【0011】第1の表示手段、および第2の表示手段
は、例えば、図1に示すように、筐体11の正面と側面
にそれぞれ設けられる。また、図22に示すように、筐
体11の正面と背面にそれぞれ設けるようにすることも
できる。
【0012】撮影空間と編集空間とを異なった位置に設
けることにより、例えば、順番待ちをしているユーザが
いる場合、そのユーザは、先に撮影している他のユーザ
が撮影処理を終了し、編集空間に移動したとき、それと
ともに撮影空間に入場し、撮影を開始することができ
る。
【0013】以上のように構成することにより、順番待
ちの時間を短縮することができ、それとともに、編集す
る時間を、ユーザが満足するほど十分に確保することが
できる。また、画像印刷装置を管理する管理者の側から
しても、ユーザの回転率が向上するため、収益率を向上
させることができる。
【0014】第2の表示手段により受け付けられた編集
入力に基づいて、被写体の画像を編集する編集手段と、
編集手段により編集された被写体の画像を所定の印刷媒
体に印刷する印刷手段と、印刷手段により被写体の画像
が印刷された印刷媒体を排出する排出手段とをさらに備
えるようにすることができる。
【0015】編集手段は、例えば、図20のステップ3
4の処理を実行する図5の表示プロセッサ92により構
成され、印刷手段は、例えば、図5のプリンタ89によ
り構成され、排出手段は、例えば、図1のシール取り出
し口21により構成される。
【0016】排出手段は、例えば、図1および図22に
示すように、第2の表示手段と同一の面に設置される。
また、異なった面に設けるようにしてもよいし、離れた
位置に設けるようにしてもよい。
【0017】排出手段が第2の表示手段と異なった面に
設置される場合、ユーザは、筐体11の正面側で撮影
し、それを側面側に設けられている第2の表示手段で編
集する。そして、編集済みの画像が印刷されたシールシ
ートは、例えば、筐体11の背面側に設けられている排
出手段から排出され、ユーザは、シールシートを受け取
ることができる。こうすることにより、第2の表示手段
と、排出手段とが同一の面に設置されている場合に較べ
て、ユーザの回転率をより向上させることができる。
【0018】画像印刷装置の所定の面を基準とし、第1
の表示手段は、画像印刷装置の正面に配置され、第2の
表示手段は、画像印刷装置の側面に配置されるようにす
ることができる。
【0019】この場合、第1の表示手段と第2の表示手
段は、例えば、図1に示すようにそれぞれ配置される。
【0020】画像印刷装置の所定の面を基準とし、第1
の表示手段は、画像印刷装置の正面に配置され、第2の
表示手段は、画像印刷装置の背面に配置されるようにす
ることができる。
【0021】この場合、第1の表示手段と第2の表示手
段は、例えば、図22に示すようにそれぞれ配置され
る。
【0022】第2の表示手段の数は、第1の表示手段の
数より多く配置されるようにすることができる。
【0023】例えば、図24において、撮影装置171
には第1の表示手段が設けられ、編集用端末172−1
乃至172−3のそれぞれに第2の表示手段が設けられ
る。撮影装置171を利用して撮影が終了したユーザに
は、編集用端末172−1乃至172−3のうちの使用
されていない編集用端末への移動が促される。
【0024】一般的に、撮影した画像を編集する時間の
方が、撮影する時間よりも長いため、編集装置を撮影装
置より多く設けることにより、ユーザの回転率がより向
上する。
【0025】また、例えば、図1の画像印刷装置1にお
いて、筐体11の左側面にも、第2の表示手段を設ける
ことにより、第2の表示手段を複数配置するようにして
もよい。
【0026】第1の表示手段は、撮影空間において撮影
が終了されたとき、編集空間への移動を案内する案内画
面を表示するようにすることができる。
【0027】例えば、図16に示すような案内画面が第
1の表示手段に表示される。また、編集空間が複数設け
られており、それぞれに識別情報が設定されている場
合、その識別情報も、案内画面に表示される。これによ
りユーザは、複数設けられている編集空間のうちの使用
されていない編集空間に移動することができる。
【0028】撮影空間において撮影が終了されたとき、
編集空間において編集が行われているか否かを判定する
判定手段と、判定手段により編集空間において編集が行
われていると判定されたとき、編集空間において行われ
ている編集が終了するまでの期間、撮影空間において撮
影を終了させたユーザに対して、所定の処理を実行させ
る実行手段とをさらに備えるようにすることができる。
【0029】判定手段は、例えば、図7のステップS1
4の処理を実行する図5のCPU81により構成され、実
行手段は、例えば、図7のステップS21の処理を実行
する図5のCPU81により構成される。
【0030】所定の処理は、被写体の画像の撮り直しで
あるようにすることができる。
【0031】所定の処理は、所定のゲームであるように
することができる。
【0032】判定手段により、編集空間において他のユ
ーザが編集処理を行っていると判定された場合、例え
ば、図17に示すような選択画面が表示される。ユーザ
は、編集空間にいる他のユーザが編集処理を終了させ、
編集空間からいなくなるまでの期間、この選択画面から
選択することにより、所定の処理を実行することができ
る。この所定の処理は、例えば、撮り直しや、ゲーム
(もぐら叩き)などとされる。
【0033】これにより、先に編集空間で編集している
他のユーザがいる場合、編集待ちをしているユーザは、
退屈せずにその時間を過ごすことができる。
【0034】撮影空間における撮影を案内する音声を出
力する第1の出力手段と、編集空間における編集を案内
する音声を出力する第2の出力手段とをさらに備えるよ
うにすることができる。
【0035】第1の出力手段は、例えば、図5の音声出
力制御部91(撮影案内用スピーカ13)により構成さ
れ、第2の出力手段は、例えば、図5の音声出力制御部
94(編集案内用スピーカ19)により構成される。
【0036】第1の出力手段と第2の出力手段は、同一
の音を発生することもできるが、基本的に、第1の出力
手段は、撮影方法を案内するガイダンスや撮影の効果音
を出力し、第2の出力手段は、編集方法を案内するガイ
ダンスや編集の効果音を出力する。
【0037】本発明の画像印刷装置の画像印刷方法は、
撮影空間において被写体を撮影する撮影ステップと、撮
影ステップの処理により撮影された被写体の画像を表示
する第1の表示ステップと、撮影空間と異なる編集空間
において、第1の表示ステップの処理による表示に基づ
いて、編集対象の画像として選択された被写体の画像を
表示し、編集入力を受け付ける第2の表示ステップと、
第2の表示ステップの処理で表示され、編集された画像
を印刷する印刷ステップとを含むことを特徴とする。
【0038】撮影ステップは、例えば、図6のステップ
S6により構成され、第1の表示ステップは、例えば、
図6のステップS7により構成され、第2の表示ステッ
プは、例えば、図20のステップS33により構成され
る。
【0039】本発明の印刷媒体は、撮影空間において被
写体を撮影する撮影ステップと、撮影ステップの処理に
より撮影された被写体の画像を表示する第1の表示ステ
ップと、撮影空間と異なる編集空間において、第1の表
示ステップの処理による表示に基づいて、編集対象の画
像として選択された被写体の画像を表示し、編集入力を
受け付ける第2の表示ステップと、第2の表示ステップ
の処理で表示され、編集された画像を印刷する印刷ステ
ップとを含む画像印刷方法により印刷されたことを特徴
とする。
【0040】印刷媒体は、例えば、所定の枚数のシール
からなるシールシートとされる。このシールシートは、
それぞれが等しい大きさのシールからなるシートとする
こともできるし、様々な大きさのシールからなるシート
とすることもできる。当然、1枚の大きなシールであっ
てもよい。なお、印刷媒体は、シールシートに限定され
るものではなく、紙であってもよいし、例えば、フロッ
ピディスクや不揮発性のフラッシュメモリを有する半導
体メモリカードなどであってもよい。
【0041】本発明のプログラムは、撮影空間における
被写体の撮影を制御する撮影制御ステップと、撮影制御
ステップの処理により撮影が制御されることにより取得
された被写体の画像の表示を制御する第1の表示制御ス
テップと、撮影空間と異なる編集空間における第1の表
示制御ステップの処理により制御される表示に対して、
編集対象の画像として選択された被写体の画像の表示を
制御し、編集入力の受け付けを制御する第2の表示制御
ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
【0042】本発明のプログラムは、所定の記録媒体に
記録されて、例えば、図5のドライブ85により読み出
され、画像印刷装置にインストールされる。記録媒体
は、フロッピディスクなどよりなる磁気ディスク、CD-R
OM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital
Versatile Disk)などよりなる光ディスク、MD(Mini Di
sk)などよりなる光磁気ディスク、または半導体メモリ
などより構成される。
【0043】撮影ステップは、例えば、図6のステップ
S6により構成され、第1の表示ステップは、例えば、
図6のステップS7により構成され、第2の表示ステッ
プは、例えば、図20のステップS33により構成され
る。
【0044】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した画像印
刷装置1の構成例を示す斜視図である。
【0045】画像印刷装置1の筐体11の面11−1に
は、左上方に硬貨投入口12が設けられており、ユーザ
は、画像印刷装置1を利用するとき、所定の金額を投入
する。また、面11−1の右上方には、撮影案内用スピ
ーカ13が設けられている。撮影案内用スピーカ13
は、各種の音声ガイダンスなどを出力し、ユーザに対し
て、撮影方法(シール作成の進行方法)を案内する。
【0046】面11−1の中央上方にある、所定の角度
だけ上方を向いた面11−2には、CRT(Cathode Ray Tu
be)やLCD(Liquid Crystal Display)などよりなる撮影用
モニタ14が設置されている。撮影用モニタ14は、撮
影方法を案内する画面や、後述するように撮影装置31
により撮影された被写体の画像を表示する。
【0047】面11−2の右側には、所定の角度だけ斜
め上方を向いた面11−3Rがあり、その面には、操作
パネル15が設置されている。操作パネル15は、ユー
ザにより操作される各種の操作ボタンよりなり、例え
ば、CCD(Charge Coupled Device)カメラ32のズームを
調整するときなどに操作される。操作パネル15には、
例えば、撮影用モニタ14に表示される各種の選択に対
して、決定するとき操作される「○ボタン」、決定した
ものをキャンセルするとき操作される「×ボタン」、撮
影用モニタ14に表示されるカーソルなどを移動すると
き操作される「+ボタン」、「−ボタン」などが配置さ
れ、そのほか、撮影の開始を指示するとき操作される
「撮影スタートボタン」などが適宜配置される。
【0048】また、面11−2の左右には、床に対して
ほぼ垂直な面11−4R,11−4Lが設けられており、
それぞれの面には、照明装置16−1R,16−1Lが配
置される。照明装置16−1R,16−1Lは、内部に発
光体(フラッシュ)を有しており、ユーザから撮影の開
始が指示され、CCDカメラ32が取り込む画像を静止画
像として記憶するとき(キャプチャするとき)、そのタ
イミングに合わせて、被写体を照射する。
【0049】また、筐体11の上面の面11−5R,1
1−5Lにも、面11−4R,11−4Lと同様に照明装
置16−2R,16−2Lがそれぞれ配置されている。照
明装置16−2R,16−2Lは、内部に発光体を有して
おり、照明装置16−1R,16−1Lが被写体を照射す
るタイミングで、発光体を発光させる。照明装置16−
2R,16−2Lから照射された光(フラッシュ)は、フ
ラッシュ反射板17で反射され、被写体を照射する。す
なわち、フラッシュ反射板17は、筐体11の正面にい
るユーザを照射する方向に傾斜して取り付けられる。
【0050】筐体11の上方には、撮影装置31が設置
されている。この撮影装置31の所定の角度だけ斜め下
方向を向いた面には、CCDカメラ32、および小型のLCD
などよりなる取り込み画像表示部33が配置されてい
る。CCDカメラ32は、被写体の画像を取り込み、その
画像(動画像)は、取り込み画像表示部33に表示され
る。取り込み画像表示部33がCCDカメラ32の近傍に
設けられているため、ユーザは、取り込み画像表示部3
3に表示されている自分の画像を確認しながら、視線を
ほぼCCDカメラ32に向けた状態で撮影することができ
る。
【0051】筐体11の左側面である面11−6には、
CRTやLCDなどよりなる編集入力用モニタ18、編集案内
用スピーカ19、タッチペン20、およびシール取り出
し口21が設けられている。
【0052】CCDカメラ32で撮影され、編集する画像
として選択され、保存された画像は、ユーザが撮影処理
を終了した後、編集入力用モニタ18に表示される。編
集入力用モニタ18には、タッチパネル93(図5参
照)が積層されており、ユーザは、編集入力用モニタ1
8に表示されている画像に対して、タッチペン20を操
作することにより、編集対象の画像(以下、適宜、編集
対象画像と称する)に任意の文字や図形などを書き込む
(入力する)ことができる。
【0053】すなわち、ユーザは、筐体11の正面(面
11−1)前方の場所(以下、適宜撮影空間と称する)
で自分自身を撮影したのち、面11−6の前方の場所
(以下、適宜編集空間と称する)へ移動して、撮影した
自分自身の画像を編集する。
【0054】編集入力用モニタ18は、編集対象画像と
ともに、様々な編集ツールの選択ボタンなどを表示す
る。そして、編集入力用モニタ18は、タッチペン20
で書き込みがされたとき、その入力に応じて生成した編
集済みの画像を表示する。
【0055】編集案内用スピーカ19は、ユーザに対し
て、編集の入力方法を説明する音声ガイダンスを出力す
る。
【0056】タッチペン20は、編集入力用モニタ18
に積層されるタッチパネル93の位置検出方式(例え
ば、抵抗膜式、超音波式など)に応じて構成され、編集
に使用されないとき、図に示すように面11−6に設置
されている突起部に引っかけられる。
【0057】シール取り出し口21は、所定の数、およ
び大きさの複数のシールからなる、編集済みの画像が印
刷されたシールシートを排出する。
【0058】図2は、図1の画像印刷装置1の配置例を
示す図である。
【0059】筐体11の正面(面11−1)と対向する
位置には、所定距離だけ離間して背景パネル51が設置
され、ユーザは、筐体11と背景パネル51の間の空間
を撮影空間として、自分自身の画像を撮影する。なお、
筐体11の上面にはカーテンフレーム41が水平方向に
設置されており、カーテンフレーム41には、撮影空間
の内部が外部から見えないように、カーテン42が取り
付けられている。
【0060】また、筐体11の面11−6には、カーテ
ンフレーム61,62が、その垂直方向に設置されてお
り、その先端には面11−6と対向してカーテン62が
取り付けられている。すなわち、編集を入力しているユ
ーザ、および編集入力用モニタ18に表示されている画
像が外から見えないようになされている。
【0061】図3は、撮影空間における各装置の配置例
を示す図である。なお、図3においては、説明の便宜
上、図2に示したカーテンフレーム41、カーテン4
2、背景パネル51、カーテンフレーム61−1,61
−2、およびカーテン62は省略されている。
【0062】撮影空間には、2段の階段と、その上部に
ある斜面により構成される撮影台71が配置されてお
り、ユーザは、この撮影台71を利用して、様々なポー
ズを取って撮影を楽しむことができる。また、撮影台7
1の近傍には、筐体11に設置されている操作パネル1
5と同様の操作ボタンが配置される撮影台用操作パネル
72が設置されている。すなわち、ユーザは、筐体11
(操作パネル15)に近づかなくても、撮影台用操作パ
ネル72の操作ボタンを操作して撮影することができ
る。
【0063】撮影台用操作パネル72から入力された各
種の情報は、床下にあるケーブル73を介して画像印刷
装置1に供給される。
【0064】図4は、図2を上方から見た場合の配置例
を示す図であり、この図を参照してユーザの移動につい
て説明する。なお、斜線部14は撮影用モニタ14がそ
の面に設置されることを、斜線部18は編集入力用モニ
タ18がその面に設置されることをそれぞれ示してい
る。
【0065】図4においては、白抜き矢印がユーザの進
行方向を示しており、撮影をするとき、ユーザは、筐体
11と背景パネル51の間の撮影空間に入場し、撮影台
71を利用して様々なポーズを取って撮影する。
【0066】撮影空間での撮影が終了したとき、撮影用
モニタ14には、編集空間への案内画面が表示されるた
め、ユーザはこの案内に従って、白抜き矢印で示すよう
に、撮影空間から出場して編集空間へ入場する。そし
て、編集対象画像に対して編集した後、ユーザは、シー
ル取り出し口21から排出されるシールシートを受け取
る。
【0067】このように、撮影空間と編集空間とを異な
る位置に設けることにより、次に順番待ちをしているユ
ーザがいる場合、そのユーザは、それまで撮影空間で撮
影をしていたユーザと入れ替わりに撮影空間に入場し、
撮影を開始することができる。そのため、撮影の待ち時
間を短縮することができ、それとともに、編集する時間
を長く設定することができる。その結果、画像印刷装置
1を管理する管理者の側からすれば、ユーザの回転率が
向上することとなり、収益率が向上する。
【0068】図5は、図1の画像印刷装置1の内部の構
成例を示すブロック図である。図1乃至図4において説
明した部分についてはその説明は省略する。
【0069】CPU(Central Processing Unit)81は、
ROM(Read Only Memory)82に記憶されているプログ
ラム、または、プログラム記憶部84からRAM(Random
Access Memory)83にロードしたプログラムに従って
画像印刷装置1の全体の動作をバス90を介して制御す
る。RAM83にはまた、CPU81が各種の処理を実行する
上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0070】プログラム記憶部84は、ハードディスク
やそのドライブからなり、CPU81が実行する様々なプ
ログラムなどを記憶する。ドライブ85は、フロッピデ
ィスクやハードディスクなどの磁気ディスクや、CD-RO
M,DVDなどの光ディスクなどの記録媒体に記憶されてい
るプログラムを読み出し、バス90を介してプログラム
記憶部84などに供給する。例えば、ドライブ85から
は、被写体の画像と合成する新たなフレーム画像などが
供給される。
【0071】撮影装置31の内部には、上述したCCDカ
メラ32および取り込み画像表示部33の他に、CCDカ
メラ制御部86が配置されている。CCDカメラ制御部8
6は、ユーザが操作パネル15、または撮影台用操作パ
ネル72を操作することにより入力したCCDカメラ32
の調節要求に応じて、CCDカメラ32のズーム率、取り
込む光量などを制御する。
【0072】キープ画像記憶部87は、ユーザが撮影
し、編集する画像として選択した画像を所定の枚数だけ
記憶する。例えば、キープ画像記憶部87は、キープ画
像(編集対象画像)を6枚まで記憶する。
【0073】硬貨処理部88は、硬貨投入口21から投
入された硬貨をカウントし、画像の作成代金として予め
設定されている所定の金額が投入されたと判定したと
き、それをCPU81に通知する。
【0074】プリンタ89は、所定の数、および大きさ
に分割されたシールのシールシートを複数種類ストック
し、ユーザから選択されたシールシートに、編集済みの
画像を印刷する。プリンタ89により印刷されたシール
シートは、シール取り出し口21から排出され、ユーザ
に提供される。
【0075】音声出力制御部91は、CPU81からの制
御に基づいて撮影案内用スピーカ13を制御し、撮影方
法などを説明する各種の音声ガイダンスや、例えば、静
止画像を取り込むときのシャッター音などの効果音を出
力する。一方、音声出力制御部94は、編集案内用スピ
ーカ19を制御し、編集方法などを説明する各種の音声
ガイダンスや、画像に書き込むときに発生される効果音
などを出力する。このように、撮影案内用スピーカ13
と編集案内用スピーカ19には、必要に応じてそれぞれ
異なる音が出力される。
【0076】表示プロセッサ92は、撮影処理が終了
し、ユーザが編集を開始するとき、キープ画像記憶部8
7からバス90を介して転送されてくるキープ画像を内
蔵するメモリ92Aに記憶する。そして、表示プロセッ
サ92は、タッチパネル93において編集入力がされた
とき、編集対象画像上における、その入力位置を検出
し、編集対象画像に反映させて編集入力用モニタ18に
表示させる。なお、図5においては、編集入力用モニタ
18とタッチパネル93は別の位置に示されているが、
実際には積層して配置されている。
【0077】次に、図6および図7のフローチャートを
参照して、図1の画像印刷装置1の画像印刷処理につい
て説明する。また、必要に応じて図8乃至図19を参照
して説明する。
【0078】ステップS1において、CPU81は、プログ
ラム記憶部84に記憶されている、撮影の進行方法など
のデモンストレーション画面(以下、デモ画面と称す
る)を、撮影用モニタ14に表示させるとともに、表示
プロセッサ92を制御し、編集入力用モニタ18に表示
させる。
【0079】図8は、撮影用モニタ14に表示されるデ
モ画面の例を示す図であり、この表示例においては、
「お金を入れてね」のメッセージが表示されている。ま
た、図9は、編集入力用モニタ18に表示されるデモ画
面の例を示す図であり、撮影し、編集対象画像として選
択された画像が編集入力用モニタ18に表示されるた
め、「撮影から始めてね」のメッセージが表示される。
【0080】ステップS2において、CPU81は、硬貨処
理部88からの出力に基づいて、所定の代金(シールシ
ートの作成代金)が投入されたか否かを判定し、投入さ
れたと判定するまでデモ画面を表示して待機する。一
方、CPU81は、代金が投入されたと判定した場合、ス
テップS3に進み、各種の機能や撮影方法を説明する説
明画面を撮影用モニタ14に表示する。なお、硬貨が投
入されることに応じて、取り込み画像表示部33には、
CCDカメラ32が撮影している動画像が表示される。
【0081】図10は、撮影用モニタ14に表示される
説明画面の例を示す図であり、撮影する画像を縦長の画
像とするか、横長の画像とするかを選択する画面とされ
ている。なお、「+/−ボタンで選んでね」のメッセー
ジが表示されており、ユーザは、操作パネル15、また
は撮影台用操作パネル72の「+ボタン」を操作した場
合、縦長の画像を撮影することができ、「−ボタン」を
操作した場合、横長の画像を撮影することができる。ま
た、画面の右上には、残りの撮影可能枚数(キープ画像
の枚数)が「6枚」として表示されている。
【0082】図11は、撮影用モニタ14に表示される
説明画面の他の例を示す図であり、例えば、図10にお
いて撮影する画像の方向が選択された後、表示される。
この例においては、「ズームの調整を+/−ボタンでし
てね。用意ができたらスタートボタンを押してね」のメ
ッセージが表示されており、ユーザは、操作パネル1
5、または撮影台用操作パネル72の「+ボタン」、お
よび「−ボタン」を操作することにより、CCDカメラ3
2のズーム調整を行うことができる。
【0083】ステップS4において、CPU81は、図10
および図11に示したような説明画面に応じて、ユーザ
からCCDカメラ32を調整することが入力されたとき、
その入力に基づいてCCDカメラ制御部86を制御する。
例えば、図10に示すような説明画面において「+ボタ
ン」が選択されたとき、CCDカメラ制御部86は、CPU8
1からの指示に基づいて、取り込む画像を縦長の画像と
するようにCCDカメラ32を制御する。
【0084】CPU81は、ステップS5において、操作パ
ネル15、または撮影台用操作パネル72からの出力に
基づいて、撮影を開始するとき操作される撮影スタート
ボタンが操作されたか否かを判定し、まだ操作されてい
ないと判定した場合、ステップS3に戻り、それ以降の
処理を繰り返し実行する。一方、CPU81は、撮影スタ
ートボタンが操作されたと判定した場合、ステップS6
に進み、撮影用モニタ14にカウントダウンインジケー
タを表示させ、撮影するタイミングとなったとき、CCD
カメラ32により撮影されている画像を記憶する。
【0085】図12は、ステップS6において撮影用モ
ニタ14に表示される表示画面の例を示す図である。図
に示すように、カウントダウンインジケータ101が表
示され、例えば、左側の信号から順に点灯が開始され、
1番右側の信号が点灯されたとき、CCDカメラ32によ
り撮影されている画像が記憶される。なお、この例にお
いては、撮影するタイミングと同時に、「はい、ポーズ
!」のメッセージが表示されている。
【0086】撮影するタイミングとなったとき、CPU8
1は、照明装置16−1L,16−1R、および照明装置
16−2L,16−2Rを制御してフラッシュを被写体に
照射するとともに、その瞬間にCCDカメラ32により取
り込まれている画像を、静止画像として保存し、キープ
画像記憶部87に記憶させる。
【0087】ステップS7において、CPU81は、ステッ
プS6で撮影した画像の確認画面を撮影用モニタ14に
表示させる。
【0088】図13は、画像確認画面の例を示す図であ
り、撮影用モニタ14のほぼ中央に、ステップS6で撮
影した画像が表示され、その上に、「これでいいかな?
○/×ボタンを押してね」のメッセージが表示されてい
る。ユーザは、表示されている画像をキープ画像として
保存するか否かを、操作パネル15、または撮影台用操
作パネル72の「○ボタン」または「×ボタン」を操作
することにより選択することができる。
【0089】そして、CPU81は、ステップS8で、操作
パネル15、または撮影台用操作パネル72からの入力
に基づいて、キープ画像として保存することが指示され
たか否かを判定し、指示されていない(「×ボタン」が
操作された)と判定した場合、ステップS9に進み、ス
テップS6で撮影し、キープ画像記憶部87に記憶され
ている画像を消去する。そして、ステップS3に戻り、
それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0090】一方、CPU81は、ステップS8において、
キープ画像として保存することが選択された(「○ボタ
ン」が操作された)と判定した場合、ステップS10に
進み、その画像をキープ画像に追加する。
【0091】そして、ステップS11において、CPU81
は、キープ画像として追加した画像の明るさを調整する
明るさ調整画面を撮影用モニタ14に表示させる。
【0092】図14は、ステップS11で撮影用モニタ
14に表示される明るさ調整画面の例を示す図である。
この例においては、キープ画像として保存された画像が
画面のほぼ中央に表示され、その下に、明るさのレベル
を指定するボタンが表示されている。また、画面の上部
には、「明るさを+/−ボタンで調整してね。よければ
○ボタンを押してね。」のメッセージが表示されてお
り、ユーザは、操作パネル15、または撮影台用操作パ
ネル72の「+ボタン」または「−ボタン」を操作し、
カーソル111を移動させて明るさを調整する。なお、
ステップS10でキープ画像が選択されたため、図14
の右上方に示すように、残り撮影可能枚数が1だけ減算
されて、例えば、「5枚」とされる。
【0093】CPU81は、操作パネル15からの入力に
応じて、キープ画像の明るさを調整し、「○ボタン」が
操作されたとき、そのレベルの明るさでキープ画像をキ
ープ画像記憶部87に保存し、ステップS12に進む。
【0094】ステップS12において、CPU81は、キー
プ画像記憶部87に記憶されているキープ画像の枚数を
確認し、残り撮影可能枚数が「0枚」となったか、また
は操作パネル15、撮影台用操作パネル72からの出力
に基づいて、「撮影終了ボタン」が操作されたか否かを
判定し、残り撮影可能枚数が「0枚」でない、かつ、
「撮影終了ボタン」が操作されていないと判定した場
合、ステップS3に戻り、同様の撮影処理を繰り返し実
行する。
【0095】CPU81は、ステップS12において、残り
撮影可能枚数が「0枚」となった、または「撮影終了ボ
タン」が操作されたと判定した場合、ステップS13に
進み、シールシートの分割数の選択画面を撮影用モニタ
14に表示させる。このシールシートは、所定の数、お
よび大きさに分割された複数のシールの組み合わせから
なり、複数種類のパターンがプリンタ89に予め用意さ
れている。
【0096】図15は、ステップS13で撮影用モニタ
14に表示される分割数選択画面の例を示す図である。
この例においては、画面の上部に、「分割数を選択して
ね。+/−ボタンで選んで○ボタンで決定してね。」の
メッセージが表示されており、ユーザは、操作パネル1
5の「+ボタン」、または「−ボタン」を操作すること
によりカーソル121を移動させて、好みの分割数のシ
ールシートを選択できる。なお、ユーザは、1枚のシー
ルシートを様々な大きさのシールに分割する「混合分
割」、1枚のシールシートをそれぞれが等しい大きさの
32個のシールに分割する「32分割」、1枚のシール
シートをそれぞれが等しい大きさの25個のシールに分
割する「25分割」、1枚のシールシートをそれぞれが
等しい大きさの9個のシールに分割する「9分割」のう
ちから、好みの分割数のシールシートを選択することが
できるようになされている。なお、さらに複数のパター
ンからシールシートを選択できる場合、図に示すよう
に、画面の左右に矢印でそれが示される。
【0097】そして、シールシートが選択されたとき、
CPU81は、ステップS14に進み、表示プロセッサ92
の動作状態を確認し、編集空間において編集処理を行っ
ている他のユーザがいるか否か、または、プリンタ89
の動作状態を確認し、編集済みの画像をシールシートに
印刷している途中であるか否かを判定する。CPU81
は、編集処理を実行していない、かつ印刷処理を実行し
ていないと判定した場合、ステップS15に進み、編集
処理の案内画面を撮影用モニタ14に表示させる。
【0098】図16は、ステップS15において表示さ
れる案内画面の例を示す図であり、この例においては、
画像印刷装置1の外観とともに、矢印で編集空間への移
動を促す画面と、「落書き(編集)は横でできるよ。外
に出て落書きしてね。」のメッセージが表示されてい
る。ユーザは、この画面を確認し、撮影空間を出て、編
集空間に移動する。なお、順番待ちをしているユーザが
いる場合、そのユーザは、先に撮影をしているユーザが
撮影空間から出て編集空間に移動するのと入れ替わり
に、撮影空間に入場し、撮影処理を開始することができ
る。
【0099】そして、撮影用モニタ14に表示される案
内画面に応じて、編集空間に移動したユーザは、ステッ
プS16において、キープ画像の編集処理を実行する。
【0100】一方、ステップS14において、CPU81
は、例えば、先に撮影を行った他のユーザが、編集空間
において編集処理を実行していると認識した場合、ステ
ップS17に進み、キープ画像の撮り直しを行うか否
か、またはゲームを行うか否かの選択画面を撮影用モニ
タ14に表示させる。
【0101】図17は、ステップS17において撮影用
モニタ14に表示される選択画面の例を示す図である。
この例においては、「+/−ボタンでどちらかを選んで
○ボタンをおしてね。」のメッセージが表示されてお
り、ユーザは、操作パネル15、または撮影台用操作パ
ネル72の「+ボタン」を操作することによりキープ画
像の撮り直しを行うことができ、「−ボタン」を操作す
ることによりゲーム(もぐら叩き)を行うことができる
とされている。編集処理を行うまでの待ち時間に、キー
プ画像の撮り直しやゲームができるようにすることによ
り、待っているユーザは、先に編集処理を行っているユ
ーザが編集処理、および印刷処理を終えるまで退屈せず
に待つことができる。
【0102】ステップS18において、CPU81は、操作
パネル15からの入力に基づいて、キープ画像の撮り直
しが選択されたか否か(上述した例の場合、「+ボタ
ン」が操作されたか否か)を判定し、キープ画像の撮り
直しが選択されたと判定した場合、ステップS19に進
む。
【0103】CPU81は、ステップS19において、撮り
直す画像の選択画面を撮影用モニタ14に表示し、ユー
ザに選択させる。図18は、撮り直す画像の選択画面の
例を示す図であり、図に示すように、キープ画像記憶部
87に記憶されているキープ画像が表示される。図18
の例においては、「どれを撮りなおす?+/−ボタンで
選択して、○ボタンで決定してね。」のメッセージが表
示されており、ユーザは、既に撮影したキープ画像の中
から、1枚を消去して、撮り直すことができる。なお、
ユーザが、キープ画像が撮影可能枚数の全てを満たす前
に(上述した例の場合、「6枚」のキープ画像を撮影す
る前に)「撮影終了ボタン」を操作することにより撮影
を終了させた場合、この消去する画像の選択画面は、表
示されないようにしてもよい。
【0104】そして、CPU81は、ステップS20に進
み、操作パネル15、または撮影台用操作パネル72か
らの出力に基づいて、撮り直す画像(消去する画像)が
選択されたか否かを判定し、選択されていないと判定し
た場合、ステップS19に戻り、選択されるまで待機す
る。一方、CPU81は、ステップS20で、画像が選択さ
れたと判定した場合、ステップS21に進み、キープ画
像記憶部87を制御し、選択された画像を消去するとと
もに、図12を参照して説明したようなカウントダウン
インジケータ101を撮影用モニタ14に表示させ、撮
影するタイミングとなったとき、撮影する。その後、画
像の確認画面(図13)などが表示され、上述したもの
と同様の処理が実行される。
【0105】ステップS22において、CPU81は、ステ
ップS14の場合と同様に、編集処理または印刷処理を
実行中であるか否かを判定し、例えば、先に撮影を行っ
たユーザが、まだ編集空間にいると判定した場合、ステ
ップS19に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行す
る。
【0106】一方、ステップS18において、CPU81
は、操作パネル15、または撮影台用操作パネル72か
らの入力に基づいて、キープ画像の撮り直しが選択され
ていない(ゲーム(もぐら叩き)が選択された)と判定
した場合、ステップS23に進み、撮影用モニタ14に
ゲーム画面を表示させる。
【0107】図19は、撮影用モニタ14に表示される
ゲーム画面(もぐら叩き画面)の例を示す図である。こ
の例においては、ユーザは、操作パネルの「○ボタ
ン」、「×ボタン」、「+ボタン」、「−ボタン」を操
作することによりハンマー141を移動させ、もぐら叩
きゲームができるようになされている。
【0108】そして、所定の時間が経過した後(また
は、ゲームが終了した後)、CPU81は、ステップS24
に進み、編集処理または印刷処理を実行中であるか否か
を判定し、例えば、先に撮影処理を行ったユーザが、ま
だ編集空間にいると判定した場合、ステップS23に戻
り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0109】なお、CPU81は、ステップS22およびS
24において、先に撮影を行ったユーザが編集処理また
は印刷処理を実行中であると判定したとき、ステップS
17に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行するように
してもよい。これにより、例えば、ゲームに飽きたユー
ザは、キープ画像の撮り直しを行うことができ、編集処
理までの時間を退屈せずに待つことができる。
【0110】ステップS22、またはステップS24にお
いて、CPU81は、撮り直し処理、またはゲーム処理を
行っている間に、編集を行っていたユーザが編集を終了
させ、シールシートを受け取って編集空間からいなくな
ったと判定した場合、ステップS15に進み、それ以降
の処理を実行する。すなわち、撮影用モニタ14に編集
空間への移動を促す案内画面が表示され、これを確認し
たユーザは、編集空間に移動し、キープ画像の編集処理
を実行する。
【0111】ステップS16において画像の編集処理が
終了され、シールシートに編集済みの画像が印刷された
後、処理はステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り
返し実行される。なお、撮影を終えたユーザが編集処理
を行っている間に、他のユーザが撮影処理を開始した場
合、ステップS1以降の処理がステップS16の編集処理
と並行して実行される。
【0112】次に、図20のフローチャートを参照し
て、図7のステップS16において実行される画像編集
処理について説明する。
【0113】ステップS31において、表示プロセッサ
92は、キープ画像データがバス90を介してキープ画
像記憶部87から転送されてきたか否かを判定し、転送
されてきたと判定するまで待機する。すなわち、撮影処
理が終了され、編集処理が開始されるとき、CPU81
は、キープ画像記憶部87に記憶されているキープ画像
を表示プロセッサ92に転送させる。表示プロセッサ9
2は、ステップS31で、キープ画像データが転送され
てきたと判定した場合、ステップS32に進み、それを
内蔵するメモリ92Aに記憶する。
【0114】ステップS33において、表示プロセッサ
92は、編集入力用モニタ18に編集画面を表示する。
【0115】図21は、編集入力用モニタ18に表示さ
れる編集画面の例を示す図である。編集画面は、基本的
に、編集対象画像表示部151、編集対象画像選択部1
52、入力ツール選択部153、制限時間表示部154
から構成される。編集対象画像選択部152には、撮影
されたキープ画像がサムネイル表示され、ユーザは、タ
ッチペン20を操作することにより、編集対象の画像
(書き込みをする画像)を選択することができる。ユー
ザにより編集対象画像として選択された画像は、編集対
象画像表示部151に拡大表示される。入力ツール選択
部153には、様々な入力ツール(書き込みツール)を
選択するとき操作されるボタンが表示され、ユーザは、
この中から、タッチペン20を操作して入力ツールを選
択する。
【0116】入力ツールには、例えば、文字や図形を書
き込むとき使用される「ペン」や、同一の文字や図形を
入力するとき使用される「スタンプ」などがある。そし
て、「ペン入力モード」が選択されたとき、ペンの太さ
を選択するウインドウや、ペンの種類(例えば、クレヨ
ンのように、線の一部をかすれたように表示する「クレ
ヨンペン」)を選択するウインドウが表示される。ま
た、「スタンプ入力モード」が選択されたときも同様
に、スタンプを選択するウインドウが表示される。
【0117】制限時間表示部154には、編集処理を行
う時間として予め設定されている制限時間が表示され
る。この例においては、残り時間が「30秒」として表
示され、残り時間が「0秒」となったとき、強制的に編
集処理が終了されるようになされている。
【0118】上述したものの他に、編集画面の下方に
は、縦方向に表示されている編集対象画像を横方向に、
またはその逆に、表示を切り替えるとき操作される画像
方向切替ボタン161、入力した書き込みの1部分を消
去するとき操作される消しゴムボタン162、入力した
書き込みをやり直す(取り消す)とき操作されるやり直
しボタン163、入力した書き込みを全て消去し、何も
書き込まれていない画像に戻すとき操作される取り消し
ボタン164、および、編集処理を終了するとき操作さ
れる終了ボタン165が表示される。
【0119】ステップS34において、表示プロセッサ
92は、タッチパネル93からの入力に基づいて、ユー
ザからタッチペン20により入力された各種の指示を識
別し、それに応じて編集対象画像を編集する。表示プロ
セッサ92は、例えば、編集対象画像として選択された
画像を、2つのフレームバッファに記憶させ、入力され
た編集を片方のフレームの画像に反映させる。そして、
表示プロセッサ92は、その編集が取り消されたとき
(消しゴム処理が入力されたとき)、編集が反映されて
いないフレームの画像(もう片方の画像)の対応する部
分のデータを、編集を反映させる画像のフレームに反映
することにより、その編集を取り消す。
【0120】ステップS35において、表示プロセッサ
92は、タッチパネル93からの入力に基づいて編集し
た画像を編集入力用モニタ18に表示させる。すなわ
ち、編集入力用モニタ18には、上述した2つのフレー
ムバッファのうちの、編集を反映した方のフレームバッ
ファに記憶されている画像が表示され、ユーザが書き込
みをしたとき、その書き込みがリアルタイムで反映され
て表示される。
【0121】ステップS36において、表示プロセッサ
92は、制限時間が経過したか否か、または撮影終了ボ
タン165が操作されたか否かを判定し、制限時間が経
過していない、かつ、撮影終了ボタン165が操作され
ていないと判定した場合、ステップS34に戻り、それ
以降の処理を繰り返し実行する。
【0122】一方、表示プロセッサ92は、制限時間が
経過した、またはタッチパネル93からの入力に基づい
て、撮影終了ボタン165が操作されたと判定した場
合、ステップS37に進み、編集済みの画像データをバ
ス90を介してプリンタ89に転送し、図7のステップ
S13で選択された分割数のシールシートの各シール
に、編集済みの画像を印刷する。
【0123】例えば、図7のステップS13において、
「28分割」(図示せず)のシールシートが選択され、
かつ6種類の画像の全てを印刷することが指示された場
合、表示プロセッサ92は、1つの編集済みの画像を、
4個づつのシールに印刷する。このように、シールシー
ト上のそれぞれのシールに印刷される画像を、ユーザが
個々に選択できるようにしてもよい。プリンタ86は、
編集済みの画像を印刷したシールシートを、シール取り
出し口21に排出する。そして、図7のステップS16
以降の処理が繰り返し実行される。ユーザは、シール取
り出し口21に排出されたシールシートを受け取り、編
集空間から出場する。
【0124】このように、撮影空間と編集空間とを同一
の場所に設けずに、別々の場所に設けることにより、先
に使用をしている他のユーザがいる場合、その待ち時間
を短縮することができる。それとともに、編集処理の時
間を長く確保することができる。また、画像印刷装置1
の管理者の側としても、ユーザの回転率が向上するた
め、収益率を向上させることができる。
【0125】図22は、本発明を適用した画像印刷装置
1の他の構成例を示す斜視図である。図1に対応する部
分については、同一の符号を付してある。
【0126】図1の例においては、撮影用モニタ14が
筐体11の面11−2(正面側)に、編集用モニタ18
が面11−6(側面側)にそれぞれ設置されるとした
が、この例においては、編集用モニタ18が面11−7
(背面側)に設置されている。また、それに伴って、面
11−7には、編集案内用スピーカ19、タッチペン2
0、およびシール取り出し口21がそれぞれ設置され
る。
【0127】図23は、図22に示した画像印刷装置1
の配置を上方から見た図であり、この図を参照して、ユ
ーザの移動について説明する。斜線部14は撮影用モニ
タ14がその面に配置されることを、斜線部18は編集
入力用モニタ18がその面に配置されることをそれぞれ
示している。
【0128】図23においては、白抜き矢印がユーザの
進行方向を示しており、撮影をするとき、ユーザは、筐
体11の正面側に設けられる撮影空間に入場し、撮影台
71を利用して様々なポーズを取って撮影する。
【0129】撮影空間での撮影が終了したとき、撮影用
モニタ14には、筐体11の背面側にある編集空間への
案内画面が表示されるため、ユーザはこの案内に従っ
て、白抜き矢印で示すように、撮影空間から出場して編
集空間へ入場する。そして、編集対象画像を編集した
後、ユーザは、シール取り出し口21から排出されるシ
ールシートを受け取り、編集空間から出場する。なお、
図23に示すように、背面パネル51は、編集空間をも
囲むように設置され、撮影空間と編集空間の境界部に
は、カーテン42Aが設けられる。また、編集空間の出
口部分には、カーテン42Bが設けられ、外部から編集
空間の内部が見えないようにされる。
【0130】このように、本発明を適用した画像印刷装
置は、撮影空間と編集空間とを別の位置に設けることに
より、様々な構成とすることができる。
【0131】図24は、本発明を適用した画像印刷装置
の他の例を示す図である。
【0132】この図においては、撮影用の端末である1
つの撮影装置171に対して、複数の編集用端末172
−1乃至172−3が設けられている。すなわち、図に
示すように、撮影装置171の周辺(正面側)が撮影空
間と、編集用端末172−1乃至172−3のそれぞれ
の周辺(正面側)が編集空間とされる。
【0133】撮影装置171と編集用端末172−1乃
至172−3は、ケーブル173−1乃至173−3で
それぞれ接続されており、撮影装置171において撮影
された画像データ(上述したキープ画像データ)は、撮
影処理が終了されたとき、ケーブル173−1乃至17
3−3を介して編集用端末172−1乃至172−3に
適宜転送される。当然、無線で転送されるようにしても
よい。
【0134】撮影空間において自らの画像を撮影したユ
ーザは、撮影装置171に設置される撮影用モニタ14
に、編集用端末172−1乃至172−3のいずれかの
編集用端末に移動することを促す画面が表示されるた
め、それに従って移動する。すなわち、編集用端末17
2−1乃至173のそれぞれには、識別情報が設定され
ており、移動を促す画面には、その編集用端末172−
1乃至173の識別情報も表示される。
【0135】例えば、編集用端末172−1乃至172
−3のそれぞれに、識別情報として1乃至3の番号が用
意されており、編集用端末172−1を使用して編集し
ていたユーザがその処理を終えたとき、撮影空間で撮影
を終えたユーザに対しては、「1番の編集用端末で編集
ができるよ」などのメッセージが表示される。一般的
に、撮影処理にかかる時間に対して編集処理にかかる時
間の方が長いため、このように、1台の撮影装置171
に対して編集用端末を複数設けることにより、待ち時間
をより短縮させることができ、それとともに、編集処理
の時間を長く設定することができる。
【0136】また、複数台の撮影装置171が設置さ
れ、撮影を終了したユーザは、適宜、開いている(使用
されていない)編集用端末172−1乃至172−3に
移動するようにしてもよい。
【0137】以上においては、編集用空間の編集入力用
モニタ18の下方にシール取り出し口21が設けられる
としたが、シールシートの排出口が設けられる空間をさ
らに別の位置に設けるようにしてもよい。例えば、図1
の画像印刷装置1において、シール取り出し口21が背
面側(面11−6側)に設置され、編集処理が終了した
とき、ユーザに対して、背面側への移動を促す画面が編
集入力用モニタ18に表示される。これにより、編集済
みの画像をシールシートにプリントする時間の分だけ、
他のユーザの待ち時間を短縮することが可能となり、回
転率が向上する。
【0138】図25(A),(B)は、上述した画像印刷
装置により作成される印刷媒体(シールシート)の例を
示す図である。
【0139】図25(A)は、例えば、ユーザにより6
分割のシールシートが選択された場合とされており、シ
ールシート上のそれぞれのシールに、異なった画像がそ
れぞれ印刷されている。すなわち、上述したように、ユ
ーザは、印刷する画像を複数種類、キープ画像として撮
影することができ、この例においては、6種類の画像を
撮影した場合とされている。
【0140】図25(B)は、例えば、ユーザにより、
図15の選択画面から、「混合分割」が選択された場合
とされており、シールシート上の、2枚の大きいサイズ
のシールと、3枚の小さいサイズのシールとをそれぞれ
1組として、それぞれの組のシールに、異なった画像が
印刷されている。すなわち、この場合も、ユーザは、6
種類の画像を撮影した場合とされている。
【0141】このように、ユーザは、撮影した複数種類
の画像をシールシートに印刷することができる。
【0142】また、印刷媒体は、シールシートに限られ
るものではなく、例えば、所定のサイズの紙や、ポスタ
ー用の紙などに印刷するようにしてもよい。また、撮影
した画像データを、ユーザが自ら用意したフロッピディ
スクなどの記録媒体に記録させることができるようにし
てもよい。
【0143】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、順番待
ちの時間を短縮するとともに、編集作業の時間を、ユー
ザが満足するほど十分に確保することができる。また、
本発明を適用した装置の管理者の側としても、利用者の
回転率が向上するため、収益率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像印刷装置の斜視図を示す
図である。
【図2】図1の画像印刷装置の配置の例を示す図であ
る。
【図3】撮影空間における各装置の配置例を示す図であ
る。
【図4】ユーザの移動を示す図である。
【図5】図1の画像印刷装置の内部の構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】図1の画像印刷装置の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図7】図1の画像印刷装置の処理を説明する、図6に
続くフローチャートである。
【図8】図1の撮影用モニタの表示例を示す図である。
【図9】図1の編集入力用モニタの表示例を示す図であ
る。
【図10】図1の撮影用モニタの他の表示例を示す図で
ある。
【図11】図1の撮影用モニタのさらに他の表示例を示
す図である。
【図12】図1の撮影用モニタの表示例を示す図であ
る。
【図13】図1の撮影用モニタの他の表示例を示す図で
ある。
【図14】図1の撮影用モニタのさらに他の表示例を示
す図である。
【図15】図1の撮影用モニタの表示例を示す図であ
る。
【図16】図1の撮影用モニタの他の表示例を示す図で
ある。
【図17】図1の撮影用モニタのさらに他の表示例を示
す図である。
【図18】図1の撮影用モニタの表示例を示す図であ
る。
【図19】図1の撮影用モニタの他の表示例を示す図で
ある。
【図20】図1の画像印刷装置の他の処理を説明するフ
ローチャートである。
【図21】図1の編集入力用モニタの表示例を示す図で
ある。
【図22】本発明を適用した他の画像印刷装置の斜視図
を示す図である。
【図23】ユーザの移動を示す図である。
【図24】本発明を適用した画像印刷装置の構成例を示
す図である。
【図25】本発明を適用した画像印刷装置により作成さ
れる印刷媒体の例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像印刷装置 13 撮影案内用スピーカ 14 撮影用モニタ 15 操作パネル 18 編集入力用モニタ 19 編集案内用スピーカ 20 タッチペン 21 シール取り出し口 31 撮影装置 32 CCDカメラ 81 CPU 82 ROM 83 RAM 89 プリンタ 91 音声出力制御部 92 表示プロセッサ 94 音声出力制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA00 AB15 AB66 AC42 5C052 AA12 AA17 FA02 FA03 FC06 FE01 5C054 CB04 FE16 GA04 GB01 HA14 5E501 AA17 AC15 AC34 BA01 BA05 CB14 EA10 EA13 EB16 FA14 FA44

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影する撮影手段と、 前記撮影手段により撮影された前記被写体の画像を表示
    する第1の表示手段と、 前記第1の表示手段による表示に基づき、編集対象の画
    像として選択された前記被写体の画像を表示し、編集入
    力を受け付ける第2の表示手段とを備え、 前記第1の表示手段により表示される前記被写体の画像
    を撮影する撮影空間と、前記第2の表示手段により表示
    される前記被写体の画像を編集する編集空間とが異なる
    位置に設けられることを特徴とする画像印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の表示手段により受け付けられ
    た前記編集入力に基づいて、前記被写体の画像を編集す
    る編集手段と、 前記編集手段により編集された前記被写体の画像を所定
    の印刷媒体に印刷する印刷手段と、 前記印刷手段により前記被写体の画像が印刷された前記
    印刷媒体を排出する排出手段とをさらに備えることを特
    徴とする請求項1に記載の画像印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記画像印刷装置の所定の面を基準と
    し、 前記第1の表示手段は、前記画像印刷装置の正面に配置
    され、 前記第2の表示手段は、前記画像印刷装置の側面に配置
    されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像
    印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記画像印刷装置の所定の面を基準と
    し、 前記第1の表示手段は、前記画像印刷装置の正面に配置
    され、 前記第2の表示手段は、前記画像印刷装置の背面に配置
    されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像
    印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の表示手段の数は、前記第1の
    表示手段の数より多いことを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載の画像印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の表示手段は、前記撮影空間に
    おいて撮影が終了されたとき、前記編集空間への移動を
    案内する案内画面を表示することを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかに記載の画像印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記撮影空間において撮影が終了された
    とき、前記編集空間において編集が行われているか否か
    を判定する判定手段と、 前記判定手段により前記編集空間において編集が行われ
    ていると判定されたとき、前記編集空間において行われ
    ている編集が終了するまでの期間、前記撮影空間におい
    て撮影を終了させたユーザに対して、所定の処理を実行
    させる実行手段とをさらに備えることを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれかに記載の画像印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の処理は、前記被写体の画像の
    撮り直しであることを特徴とする請求項7に記載の画像
    印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記所定の処理は、所定のゲームである
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記撮影空間における撮影を案内する
    音声を出力する第1の出力手段と、 前記編集空間における編集を案内する音声を出力する第
    2の出力手段とをさらに備えることを特徴とする請求項
    1乃至9のいずれかに記載の画像印刷装置。
  11. 【請求項11】 撮影空間において被写体を撮影する撮
    影ステップと、 前記撮影ステップの処理により撮影された前記被写体の
    画像を表示する第1の表示ステップと、 前記撮影空間と異なる編集空間において、前記第1の表
    示ステップの処理による表示に基づいて、編集対象の画
    像として選択された前記被写体の画像を表示し、編集入
    力を受け付ける第2の表示ステップと、 前記第2の表示ステップの処理で表示され、編集された
    画像を印刷する印刷ステップとを含むことを特徴とする
    画像印刷方法。
  12. 【請求項12】 撮影空間において被写体を撮影する撮
    影ステップと、 前記撮影ステップの処理により撮影された前記被写体の
    画像を表示する第1の表示ステップと、 前記撮影空間と異なる編集空間において、前記第1の表
    示ステップの処理による表示に基づいて、編集対象の画
    像として選択された前記被写体の画像を表示し、編集入
    力を受け付ける第2の表示ステップと、 前記第2の表示ステップの処理で表示され、編集された
    画像を印刷する印刷ステップとを含む画像印刷方法によ
    り印刷されたことを特徴とする印刷媒体。
  13. 【請求項13】 撮影空間における被写体の撮影を制御
    する撮影制御ステップと、 前記撮影制御ステップの処理により撮影が制御されるこ
    とにより取得された前記被写体の画像の表示を制御する
    第1の表示制御ステップと、 前記撮影空間と異なる編集空間における前記第1の表示
    制御ステップの処理により制御される表示に対して、編
    集対象の画像として選択された前記被写体の画像の表示
    を制御し、編集入力の受け付けを制御する第2の表示制
    御ステップとをコンピュータに実行させるプログラム。
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