JPH11160242A - 基板検査装置 - Google Patents

基板検査装置

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JPH11160242A
JPH11160242A JP10264342A JP26434298A JPH11160242A JP H11160242 A JPH11160242 A JP H11160242A JP 10264342 A JP10264342 A JP 10264342A JP 26434298 A JP26434298 A JP 26434298A JP H11160242 A JPH11160242 A JP H11160242A
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晃正 森田
Nobuo Fujisaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化を実現できるとともに、被検査基板に対
し精度の高い欠陥検査を効率よく行なうことができる基
板検査装置を提供すること。 【解決手段】被検査基板3を保持する基板保持手段
(2)と、この基板保持手段(2)を所定角度まで立ち
上げる駆動手段と、前記基板保持手段(2)に、前記被
検査基板3の側縁の少なくとも2方向に沿って設けら
れ、前記被検査基板3上の欠陥部の位置座標を検出する
位置座標検出手段と(19,20)、ミクロ観察系
(9)を支持し、前記被検査基板3の面上を移動するよ
う設けられた観察系支持手段(6)と、前記位置座標検
出手段(19,20)により検出された欠陥部の位置座
標に基づいて、前記観察系支持手段(6)のミクロ観察
系(9)を前記被検査基板3上の対応する欠陥部上に位
置するよう移動制御する制御手段(11)と、を具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、液晶ディ
スプレイ(LCD)のガラス基板などの欠陥検査に用い
られる基板検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LCDに用いられるガラス基板の
欠陥を検査する装置には、ガラス基板表面に照明光を当
て、その反射光の光学的変化から前記ガラス基板の表面
の傷などの欠陥部分を観察するマクロ観察と、このマク
ロ観察で検出された欠陥部分を拡大して観察するミクロ
観察とを切り替えて行なうことを可能にしたものがあ
る。
【0003】例えば、特開平5−322783号公報に
は、X、Y方向に水平移動可能にしたX−Yステージに
対応させてマクロ観察系とミクロ観察系を設け、前記X
−Yステージ上に被検査基板を載置した状態から、前記
X−YステージをX、Y方向の2次元方向に移動して被
検査基板の検査部位をマクロ観察系またはミクロ観察系
の観察領域に位置させることで、前記被検査基板の表面
の欠陥部分に対するマクロ観察またはミクロ観察を可能
にした装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、LC
Dの大型化にともないガラス基板のサイズは、ますます
大型化の傾向にある。このため、このような大型サイズ
のガラス基板の欠陥検査において、上述したようなX−
YステージをX、Y方向の2次元方向に水平移動するよ
うにした装置では、前記X−Yステージの移動範囲とし
てガラス基板の面積の4倍もの範囲が必要となり、ガラ
ス基板サイズの大型化とともに、装置の大型化を免れな
い。
【0005】また、このように構成した装置では、被検
査基板の表面が検査者の目の位置から遠く離れるため、
微小な傷に対する検査が困難である。さらに、検出され
た被検査基板表面の欠陥部の位置情報などを取得するこ
とも難しいことなどから、精度の高い欠陥検査を行なう
ことができないという問題がある。本発明の目的は、小
型化を実現できるとともに、被検査基板に対し精度の高
い欠陥検査を効率よく行なうことができる基板検査装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の基板検査装置は以下の如く構
成されている。 (1)本発明の基板検査装置は、被検査基板を保持する
基板保持手段と、この基板保持手段を所定角度まで立ち
上げる駆動手段と、前記基板保持手段に、前記被検査基
板の側縁の少なくとも2方向に沿って設けられ、前記被
検査基板上の欠陥部の位置座標を検出する位置座標検出
手段と、ミクロ観察系を支持し、前記被検査基板の面上
を移動するよう設けられた観察系支持手段と、前記位置
座標検出手段により検出された欠陥部の位置座標に基づ
いて、前記観察系支持手段のミクロ観察系を前記被検査
基板上の対応する欠陥部上に位置するよう移動制御する
制御手段と、から構成されている。
【0007】(2)本発明の基板検査装置は上記(1)
に記載の装置であり、かつ前記位置座標検出手段は、前
記被検査基板の側縁に沿って設けられたガイドスケール
と、このガイドスケールに沿って移動可能に設けられ、
前記被検査基板上の欠陥部の位置を検出するための位置
検出部と、を備えた。
【0008】(3)本発明の基板検査装置は上記(1)
に記載の装置であり、かつ前記観察系支持手段は、前記
ミクロ観察系を含む観察ユニットを支持し、前記基板保
持手段を跨ぐように配置されるとともに、前記被検査基
板の面上の一方向に沿って移動可能に設けられた観察ユ
ニット支持手段を備え、前記観察ユニットは、前記被検
査基板の面上において前記観察ユニット支持手段の移動
方向と直交する方向に移動可能に設けらえた。
【0009】(4)本発明の基板検査装置は上記(1)
に記載の装置であり、かつ前記位置座標検出手段は、前
記被検査基板の側縁に沿って設けられたガイドスケール
と、光を射出する光源と、このガイドスケールに沿って
移動可能に設けられ、前記光源から射出された光を前記
被検査基板側へ反射する反射手段と、前記反射手段で反
射された光が前記欠陥部に照射されている場合、前記ガ
イドスケールにおける前記反射手段の位置を基に前記欠
陥部の位置座標を検出する検出部と、から構成されてい
る。
【0010】(5)本発明の基板検査装置は上記(2)
に記載の装置であり、かつ前記位置検出部は、前記ガイ
ドスケールに沿って電動力にて移動可能に設けられた。 (6)本発明の基板検査装置は上記(1)に記載の装置
であり、かつ前記駆動手段は、前記基板保持手段に対し
て前後方向へ移動する移動手段と、前記基板保持手段と
前記移動手段に連結され、前記移動手段の移動に伴い前
記基板保持手段を揺動する連結手段と、から構成されて
いる。
【0011】(7)本発明の基板検査装置は上記(6)
に記載の装置であり、かつ前記連結手段は、複数の連結
部材が連結されてなり、各前記連結部材は連結先に対し
て回動可能である。
【0012】上記手段を講じた結果、それぞれ次のよう
な作用が生じる。 (1)本発明の基板検査装置によれば、被検査基板を保
持した基板保持手段を所定角度立ち上げることで、検査
者の目に近い位置で被検査基板面のマクロ観察を行うこ
とができるので、精度の高い欠陥検査を行うことができ
る。また、被検査基板上で検出された欠陥部の位置座標
を位置座標検出手段で検出することにより、この位置座
標に基づいてミクロ観察系を被検査基板の対応する欠陥
部上に移動制御できるので、マクロ観察に続けてミクロ
観察を速やかに行なうことができ、これらマクロ観察お
よびミクロ観察による欠陥検査を効率よく行なうことも
できる。
【0013】(2)本発明の基板検査装置によれば、被
検査基板の側縁に沿って設けられるガイドスケールに沿
って位置検出部を移動しながら欠陥部に一致する位置を
求めるだけで欠陥部の位置座標を簡単に検出することが
できる。
【0014】(3)本発明の基板検査装置によれば、基
板保持手段に対し、観察ユニット支持手段の被検査基板
面上の一方向に沿った移動と、観察ユニットの被検査基
板面上の前記観察ユニット支持手段の移動方向と直交す
る方向への移動とにより、前記観察ユニットを前記被検
査基板上のいずれの位置にも移動させることができるの
で、前記基板保持手段を前記被検査基板の面積とほぼ同
じ大きさに止めることができ、装置の小型化を実現でき
るとともに、装置の設置面積も大幅に小さくすることが
できる。
【0015】(4)本発明の基板検査装置によれば、反
射手段を移動させることで、光源をガイドスケールに設
けるための電気的配線が簡略されるとともに、そのため
に必要となる空間も減らすことができ、装置の小型化を
実現できる。また、光源を一つだけ用いて構成すること
ができるため、装置を安価に構成できる。
【0016】(5)本発明の基板検査装置によれば、検
査者が手元で所定の操作をすることにより、反射手段の
動作をコントロールすることができる。よって、特に大
型の被検査基板を検査する場合、検査者から遠く離れた
欠陥部に対しても容易に位置情報を取り出すことができ
る。
【0017】(6)本発明の基板検査装置によれば、基
板保持手段の揺動のために連結手段を用いることによ
り、前記基板保持手段を約30°の角度まで立ち上げ傾
斜させることができ、立ち上げた際に前記連結手段によ
り前記基板保持手段が支持されるため、前記基板保持手
段をより安定させた状態でマクロ観察を行なうことがで
きる。
【0018】(7)本発明の基板検査装置によれば、複
数の連結部材を用いて連結手段を構成することにより、
約60°の角度まで前記基板保持手段を揺動させ立ち上
げることができ、かつ、短い連結部材を複数用いてリン
ク機構を構成できるため、装置の省スペース化を図るこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1〜図3
は、本発明の第1の実施の形態に係る基板検査装置の構
成を示す図であり、図1は斜視図、図2は側面図、図3
は上面図である。図1〜図3において、装置本体1上に
は、被検査基板3を保持するホルダ2が設けられてい
る。図2に示すように、ホルダ2はその基端部が支持軸
15により装置本体1に対し回動自在に支持され、支持
軸15の周囲にプーリ16が設けられている。装置本体
1にはモータ18が備えられており、モータ18の回転
軸181とプーリ16に輪状のベルト17が掛けられて
いる。モータ18の回転駆動力を、回転軸181からベ
ルト17を介してプーリ16に伝達することで、支持軸
15を軸としてホルダ2を水平な状態から例えば二点鎖
線の位置まで、すなわち所定角度θまで立ち上げ傾斜さ
せることができる。
【0020】また、ホルダ2は枠状をなしており、その
周縁部でLCDに用いられるガラス基板のような大型の
被検査基板3を載置保持する。ホルダ2において、その
周縁部に囲まれた空部は四角形状をなし、前記空部の面
積は被検査基板3の面積よりやや小さい。ホルダ2に
は、その周縁部に沿ってX軸方向とY軸方向に複数の円
柱状のピンからなる基板位置決め部材201がホルダ2
表面からやや突出するよう配置されている。ホルダ2上
で、被検査基板3の二辺を各基板位置決め部材201の
側部に接触させることで被検査基板3の位置決めがなさ
れる。また、ホルダ2の周縁部全周に沿って設けられた
図示しない複数の孔(吸着パッド)から、図示しない吸
引器により被検査基板3の周縁部がホルダ2表面に吸着
されることで、被検査基板3がホルダ2上で脱落しない
よう保持される。
【0021】さらにホルダ2には、被検査基板3側縁の
Y軸方向及びX軸方向に沿うよう、被検査基板3におけ
る欠陥部の位置座標を検出するためのガイドスケール1
9、20が配設されている。ガイドスケール19にはY
軸方向の反射体(ミラー)215が、ガイドスケール2
0にはX軸方向の反射体(ミラー)216が、それぞれ
ガイドスケール19、20に沿って移動可能に設けられ
ている。また、ホルダ2には、ガイドスケール19と2
0の延長線が交差する位置にビームスプリッター214
が固設されており、ビームスプリッター214に対して
ガイドスケール20からやや離れる位置(ガイドスケー
ル20の延長線上)に後述するレーザー光源21が設け
られている。
【0022】図1〜図3に示すように、装置本体1上に
はホルダ2の両側縁に沿ってY軸方向へ一対のガイドレ
ール4,4が平行に配置されている。また、ホルダ2の
上方には、このホルダ2を跨ぐように観察ユニット支持
部5が配置されており、この観察ユニット支持部5はガ
イドレール4,4に沿って被検査基板3上方すなわちホ
ルダ2上方をY軸方向へ移動可能に設けられている。
【0023】観察ユニット支持部5には、観察ユニット
6が観察ユニット支持部5の移動方向(Y軸方向)に対
して直交する方向(X軸方向)へ図示しないガイドレー
ルに沿って移動可能に支持されている。さらに観察ユニ
ット支持部5には、観察ユニット6の移動ラインに対向
するよう透過ライン照明光源7が設けられている。この
透過ライン照明光源7は、ホルダ2下方を通過する支持
部5の裏板51上にX軸方向に沿って配置されており、
被検査基板3の下方から直線状の透過照明を行なうもの
で、観察ユニット支持部5とともにY軸方向へ移動可能
になっている。
【0024】観察ユニット6は、指標用照明光源8を設
けたミクロ観察ユニット9とマクロ観察用の部分マクロ
照明光源10を有している。指標用照明光源8は、被検
査基板3上の欠陥位置を特定するためのもので、光学的
に集光されたスポット光を被検査基板3表面に投光す
る。このスポット光による被検査基板3表面からの反射
光は、部分マクロ照明光源10による被検査基板3表面
からの反射光より明るいため、部分マクロ照明光源10
によるマクロ観察中に、スポット光により目視で観察す
ることができる。
【0025】ミクロ観察ユニット9は、対物レンズ9
1、接眼レンズ92、及び図示しない落射照明光源を有
する顕微鏡機能を備えており、検査者は被検査基板3表
面の像を対物レンズ91を介して接眼レンズ92により
観察することができる。またミクロ観察ユニット9に
は、三眼鏡筒を介してTVカメラ93が取り付けられて
いる。なお、目視によるミクロ観察が不要な場合には、
直筒を介してTVカメラ93のみを取り付けることもで
きる。TVカメラ93は、対物レンズ91により得られ
る被検査基板3表面の観察像を撮像し、制御部11へ送
る。制御部11は、TVカメラ93で撮像された観察像
をTVモニタ12に表示する。制御部11には、検査者
が動作指示やデータ入力を行なうための入力部111が
接続されている。
【0026】部分マクロ照明光源10は、マクロ観察に
用いられるものであり、ホルダ2上の被検査基板3表面
の一部分をマクロ照明光101で照射する。また、被検
査基板3表面に対する部分マクロ照明光源10の照明角
度は、マクロ観察に最適な角度に調整することができ
る。
【0027】図4は、透過ライン照明光源7の構成例を
示す図である。図4に示すように、透過ライン照明光源
7は、光源部71と中実のガラスロッド72を有するも
のである。光源部71から射出され反射板712により
乱反射された光がガラスロッド72の端部に入射され、
ガラスロッド72中で全反射伝送されるとともに、ガラ
スロッド72の背部(下部)に沿って塗布加工された白
色縞73により拡散されることで、ガラスロッド72の
レンズ作用によりライン状の光が上方へ射出される。こ
の透過ライン照明は、上記の構成に限られるものではな
く、例えば蛍光灯などによるライン照明であってもよ
い。
【0028】図5は、本基板検査装置における位置検出
部の構成を示す図である。図5において図1,図3と同
一な部分には同一符号を付してある。この位置検出部
は、レーザー光源部211及びシリンドリカルレンズ2
12,213からなるレーザー光源21と、レーザー光
源部211から発せられたレーザー光をX軸方向とY軸
方向に分割するビームスプリッター214、及びガイド
スケール19,20上にそれぞれ設けられた反射体(ミ
ラー)215,216からなっている。ビームスプリッ
ター214及び反射体215,216は、被検査基板3
表面に対して直角または鋭角をなすよう立設されてい
る。
【0029】レーザー光源部211から発せられシリン
ドリカルレンズ212,213を透過したレーザー光
は、被検査基板3表面に対してほぼ垂直な面状のレーザ
ー光になり、X軸方向へ射出される。このレーザー光は
ビームスプリッター214でX軸方向とY軸方向に分割
され、一方のX軸方向に分割されたレーザー光は反射体
216で直角方向すなわちY軸方向へ反射され被検査基
板3表面に対してほぼ垂直な面状のレーザー光217に
なり、他方のY軸方向に分割されたレーザー光は反射体
215で直角方向すなわちX軸方向へ反射され被検査基
板3表面に対してほぼ垂直な面状のレーザー光218に
なる。
【0030】検査者は、被検査基板3面上の欠陥部に対
しガイドスケール19に沿って反射体215を移動して
レーザー光218を前記欠陥部に一致させ、同様にガイ
ドスケール20に沿って反射体216を移動してレーザ
ー光217を欠陥部に一致させる。その後、検査者は図
示しないフットスイッチをONにする。すると、このと
きのガイドスケールの19,20の値、すなわち反射体
215,216の原点(図3に示す、ガイドスケール1
9の最も手前側、ガイドスケール20の最も右側)から
Y軸方向、X軸方向への変位量が、ガイドスケール1
9,20の図示しない検出部により前記欠陥部の位置座
標(X,Y)として検出され、この検出結果が前記検出
部から制御部11へ出力される。
【0031】図6は、本基板検査装置における検査状況
を示す図である。図6に示すように、装置本体1の上方
には、ホルダ2上の被検査基板3の全面を照射する全面
マクロ照明光源30が設置されている。この全面マクロ
照明光源30は、点光源としてのメタルハライドランプ
31と、このメタルハライドランプ31に対向するよう
配置された反射ミラー32と、反射ミラー32の下方に
配置されたフレネルレンズ33からなる。反射ミラー3
2は、装置本体1に対してほぼ45°傾けて設けられて
おり、メタルハライドランプ31からの光を反射し、フ
レネルレンズ33に与える。フレネルレンズ33は、反
射ミラー32で反射された光を図示のように収束光にし
て、ホルダ2上の被検査基板3全面に照射する。なお図
1に示すように、装置本体1には、観察ユニット支持部
5のY軸方向の位置座標を検出するためのYスケール1
3が設けられ、観察ユニット支持部5には、観察ユニッ
ト6のX軸方向の位置座標を検出するためのXスケール
14が設けられている。
【0032】また、図1に示す制御部11は、ガイドス
ケール19、20により検出される被検査基板3上の欠
陥部の位置座標(X、Y)、Yスケール13及びXスケ
ール14により検出される観察ユニット支持部5と観察
ユニット6の位置座標に対する管理をはじめとして、図
示しない各駆動機構による観察ユニット支持部5及び観
察ユニット6の移動の制御などを行なう。さらに制御部
11は、指標用照明光源8の光軸と対物レンズ91の光
軸との間隔X0 を予め自身の図示しないメモリに記憶し
ている。制御部11は、ガイドスケール19、20から
与えられた被検査基板3上の欠陥部の位置座標(X、
Y)にミクロ観察ユニット9における対物レンズ91の
観察軸が合致するよう、観察ユニット支持部5及び観察
ユニット6を移動制御する。
【0033】また制御部11は、指標用照明光源8のス
ポット中心を被検査基板3上の欠陥部に位置させた状態
で、検査者により入力部111から所定の指示が与えら
れた場合、Yスケール13及びXスケール14の図示し
ない検出部により検出された位置座標データから前記欠
陥部の位置座標を求め、この求めた位置座標と、指標用
照明光源8の光軸と対物レンズ91の光軸との間隔X0
を示すデータに基づいて、被検査基板3上の前記欠陥部
に対物レンズ91の観察軸が合致するよう、観察ユニッ
ト支持部5及び観察ユニット6を移動制御する。
【0034】以上のように構成された本基板検査装置の
動作を説明する。まず、被検査基板3表面のマクロ観察
を行なう場合、検査者は入力部111から制御部11に
所定の指示を与えることで、制御部11の駆動制御によ
り観察ユニット支持部5を図1に示す初期位置に後退さ
せる。その後、検査者が水平な状態になっているホルダ
2上に被検査基板3を供給する。この状態で、複数の基
板位置決め部材201に被検査基板3を押し当てて位置
決めされるとともに、上記吸引器により被検査基板3が
ホルダ2上から脱落しないように吸着保持され、マクロ
観察による欠陥検査が開始される。
【0035】次に、マクロ照明を用いて被検査基板3の
全面を一括してマクロ観察する場合について説明する。
この全面マクロ観察の場合、検査者は図2に示すモータ
18を起動して、回転軸181及びベルト17を介して
プーリ16により支持軸15を回転させ、この支持軸1
5を中心にホルダ2を所定の角度θ、好ましくは30〜
45°に傾斜させた後、モータ18を停止してホルダ2
を静止させる。次いで、検査者は図6に示すメタルハラ
イドランプ31を点灯させ、メタルハライドランプ31
からの光を反射ミラー32及びフレネルレンズ33を介
して、収束光としてホルダ2上の被検査基板3全面に照
射させる。この状態で、検査者はホルダ2上の被検査基
板3を目視により被検査基板3上の傷や汚れなどの欠陥
検査を行なう。なお、ホルダ2を所定の角度に傾斜させ
静止させた状態で欠陥検査を行なうだけでなく、モータ
ー18の回転方向を周期的に変えるよう制御部11によ
り制御することで、支持軸15を中心にホルダ2を所定
範囲の角度内で揺動させながら欠陥検査を行なうことも
できる。この場合、メタルハライドランプ31からの照
射光の被検査基板3への入射角が可変になるため、被検
査基板3を様々な角度から入射する照射光にて観察する
ことができる。
【0036】図7は、欠陥部を有する被検査基板3が載
置されたホルダ2を示す図である。検査者は、前述した
ようなマクロ観察において、例えば図7に示すように被
検査基板3上で欠陥部aを認識すると、この欠陥部aに
対し、まずガイドスケール19に沿って反射体215を
移動してレーザ光218を欠陥部aに一致させ、続けて
ガイドスケール20に沿って反射体216を移動してレ
ーザ光217を欠陥部aに一致させる。このとき、ガイ
ドスケール19、20の上記検出部により、反射体21
5,216が位置するガイドスケール19、20の値が
読取られることで、欠陥部aの位置座標(X、Y)が検
出される。この検出結果が上記検出部から制御部11に
入力され、欠陥部aの位置座標(X、Y)を示すデータ
が制御部11内の上記メモリに記憶される。以降、検査
者が被検査基板3上で欠陥部を認識する度に同様の動作
を繰り返すことで、各欠陥部の各位置座標(X、Y)を
示すデータが制御部11に取り込まれ記憶される。検査
者は、以上のようなマクロ観察を被検査基板3全面につ
いて終了すると、再びモータ18を起動して、回転軸1
81及びベルト17を介してプーリ16により支持軸1
5を上述と反対の方向に回転させ、ホルダ2を最初の水
平な状態に戻す。
【0037】続いて、前述したマクロ観察により検出し
た各欠陥部について、ミクロ観察ユニット9によりミク
ロ観察を行なう場合について説明する。まず制御部11
により、上記メモリに記憶された欠陥部の位置座標
(X、Y)が読み出され、続いて、この位置座標(X、
Y)にミクロ観察ユニット9における対物レンズ91の
観察軸が合致するよう、観察ユニット支持部5及び観察
ユニット6がガイドレール4,4及びX上記図示しない
ガイドレールに沿って移動制御される。
【0038】これにより、検査者はミクロ観察ユニット
9の接眼レンズ92を覗くことで、対物レンズ91を介
して得られる被検査基板3上の欠陥部を顕微鏡によるミ
クロ観察することができる。また、TVカメラ93に対
物レンズ91より得られる被検査基板3表面の欠陥部が
撮像され、その像がTVモニタ12に表示され、検査者
がその像を見ることでミクロ観察が行なわれる。
【0039】次に、部分マクロ照明光源10を用いてマ
クロ観察を行ない、続けてミクロ観察ユニット9による
ミクロ観察を行なう場合について説明する。この場合
も、上述したように検査者はホルダ2上に被検査基板3
を位置決めするとともに、吸着保持する。この状態か
ら、検査者は観察ユニット6の部分マクロ照明光源10
を点灯し、ホルダ2上の被検査基板3表面に部分的なマ
クロ照明光101を照射する。
【0040】続いて検査者は、図示しない操作部(ジョ
イスティック)を操作することにより、図3に示すよう
に観察ユニット6を観察ユニット支持部5の上記ガイド
レールに沿ってX軸方向に直線移動させ、さらに観察ユ
ニット支持部5をガイドレール4,4に沿ってY軸方向
に直線移動させる。このとき、マクロ照明光101によ
る被検査基板3上でのラスタスキャンがなされながら、
検査者により被検査基板3全面について目視による傷や
汚れなどの欠陥検査が行なわれる。この場合、被検査基
板3上へのマクロ照明光101の照射角度は、最適な部
分マクロ観察を行なうことができる角度に調整されてい
る。
【0041】こうした部分マクロ照明光源10を用いた
部分マクロ観察において、検査者は被検査基板3上のマ
クロ照明光101中で欠陥部を認識した場合、上記操作
部を操作することで観察ユニット6をX、Y軸方向に移
動させ、被検査基板3上の前記欠陥部に指標用照明光源
8のスポット光を位置させる。
【0042】制御部11では、Yスケール13及びXス
ケール14で検出された位置座標データに基づいて被検
査基板3上の欠陥部の位置座標が求められ、続いて、こ
の位置座標データと、予め記憶されている指標用照明光
源8の光軸と対物レンズ91の光軸との間隔X0 を示す
データを用いて、観察ユニット支持部5及び観察ユニッ
ト6の移動制御がなされ、指定された被検査基板3上の
欠陥部に対物レンズ91の光軸が合致する。
【0043】これにより、対物レンズ91の視野中心に
指定した欠陥部が持ち込まれるため、検査者は対物レン
ズ91を介して前記欠陥部のミクロ観察を行なえる。同
時に、TVカメラ93に対物レンズ91より得られる被
検査基板3表面の欠陥部が撮像されるため、検査者はT
Vモニタ12上でミクロ観察を行なえる。この場合検査
者は、欠陥や被検査基板の種類に応じて落射照明と透過
照明を切換えてミクロ観察を行なうことができる。
【0044】その後、再び検査者により入力部111か
ら制御部11にマクロ観察が指示されると、被検査基板
3上の欠陥部がマクロ照明光101の照射範囲に戻さ
れ、検査者はマクロ観察による欠陥確認を行なえる。続
けて他の欠陥部を観察する場合には、上述した操作を繰
り返すことになる。欠陥検査が終了したならば、観察者
は再び入力部111から制御部11に所定の指示を与え
て観察ユニット支持部5を初期位置に復帰させ、ホルダ
2から検査済みの被検査基板3を取り除き、新たな被検
査基板3をホルダ2上に載置保持する。
【0045】なお上記では、部分マクロ照明光源10に
よりホルダ2上の被検査基板3表面を部分照明しながら
マクロ観察を行ない、被検査基板3上に欠陥を認識する
と、ミクロ観察に移行するような場合を述べた。ここ
で、部分マクロ照明光源10によるマクロ観察のみを行
なう場合、検査者は観察ユニット支持部5を初期位置に
後退させ、ホルダ2上に被検査基板3を載置保持した状
態から、部分マクロ照明光源10を点灯して、ホルダ2
上の被検査基板3表面に部分的なマクロ照明光101を
照射する。この状態から、検査者が上記操作部により観
察ユニット6を観察ユニット支持部5の上記ガイドレー
ルに沿ってX軸方向に直線移動させ、さらに観察ユニッ
ト支持部5をガイドレール4,4に沿ってY軸方向に直
線移動させながら、マクロ照明光101により被検査基
板3上でのラスタスキャンがなされることで、被検査基
板3全面について検査者の目視による欠陥検査が行なわ
れるようになる。この場合、マクロ照明光101中にお
ける各欠陥部に指標用照明光源8のスポット光を合わせ
ることで、Xスケール14とYスケール13の図示しな
い各検出部により各欠陥部の位置座標を検出し、制御部
11の上記メモリに記憶することができる。
【0046】また、制御部11の上記メモリに記憶され
た欠陥部についてミクロ観察ユニット9によるミクロ観
察を行なう場合は、検査者は観察ユニット支持部5を初
期位置に後退させ、ホルダ2上に被検査基板3を載置保
持した状態から、透過ライン照明光源7を点灯させ、ホ
ルダ2の下方からX軸方向にライン状の透過照明を照射
させる。この状態から制御部11の駆動制御によりミク
ロ観察ユニット9を観察ユニット支持部5の上記ガイド
レールに沿ってX軸方向に直線移動させることで対物レ
ンズ91を透過ライン照明光源7に沿ってX軸方向に直
線移動させ、さらに観察ユニット支持部5をガイドレー
ル4,4に沿ってY軸方向に直線移動させることで、被
検査基板3の所定の範囲について対物レンズ91を介し
て顕微鏡によるミクロ観察を行なうことができる。これ
と同時に、TVカメラ93により被検査基板3表面が撮
像され、その像がTVモニタ12に表示される。この場
合も、被検査基板3や欠陥の種類に応じて、透過照明か
ら落射照明に切換えることができる。
【0047】本基板検査装置によれば、被検査基板3を
保持したホルダ2を支持軸15を中心に回動させて所定
角度立ち上げることで、検査者は目に近い位置で被検査
基板3のマクロ検査を行なうことができるので、楽な姿
勢で欠陥検査を行なうことができる。また、被検査基板
3の欠陥位置を検出するための一つのレーザー光源2
1、ビームスプリッター214、反射体215,21
6、及びガイドスケール19、20を、上下方向に回動
可能なホルダ2に一体に設けることで、ホルダ2の傾斜
角度にかかわらず、常に同一平面で被検査基板3の欠陥
部の座標位置を検出できる。よって、座標位置を高い精
度で検出できるとともに、傾斜角度に応じて座標位置デ
ータを補正する複雑な処理が不要になる。また、被検査
基板3の側縁に沿って設けられるガイドスケール19、
20に沿って反射体215,216を手動で移動しなが
ら欠陥部に一致する位置を求めるだけで、欠陥部の位置
座標(X、Y)を検出できるので、欠陥部にかかる位置
情報を簡単に取り出すことができる。
【0048】さらにホルダ2に対し、被検査基板3面上
における観察ユニット支持部5の一方向に沿った移動
と、観察ユニット支持部5の移動方向と直交する方向へ
の観察ユニット6の移動により、観察ユニット6を被検
査基板3上のいずれの位置にも移動させることができ
る。よって、ホルダ2の面積を被検査基板3の面積とほ
ぼ同じ大きさに止めることができ、基板検査装置の小型
化を実現できるとともに、基板検査装置の設置面積も大
幅に小さくすることができる。
【0049】(第2の実施の形態)図8は、本発明の第
2の実施の形態に係る基板検査装置における位置検出部
の構成を示す図である。図8において図7と同一な部分
には同一符号を付してある。この位置検出部は、上記第
1の実施の形態に示した基板検査装置に適用される。こ
の位置検出部は、二つの光源21,22と反射体(ミラ
ー)215,216からなる。光源21,22は、各々
図5に示したレーザー光源部211及びシリンドリカル
レンズ212,213からなる。
【0050】ホルダ2には、図8に示すように、被検査
基板3側縁のY軸方向及びX軸方向に沿うよう、被検査
基板3における欠陥部の位置座標を検出するためのガイ
ドスケール19、20が配設されている。ガイドスケー
ル19にはY軸方向の反射体(ミラー)215が、ガイ
ドスケール20にはX軸方向の反射体(ミラー)216
が、それぞれガイドスケール19、20に沿って移動可
能に設けれられている。反射体215,216は、被検
査基板3表面に対して直角または鋭角をなすよう立設さ
れている。またホルダ2には、ガイドスケール20から
やや右側へ離れる位置(ガイドスケール20の延長線
上)にレーザー光源21が設けられているとともに、ガ
イドスケール19からやや手前側へ離れる位置(ガイド
スケール19の延長線上)にレーザー光源22が設けら
れている。
【0051】光源21のレーザー光源部211から発せ
られシリンドリカルレンズ212,213を透過したレ
ーザー光は、被検査基板3表面に対してほぼ垂直な面状
のレーザー光になり、X軸方向へ射出される。このレー
ザー光は反射体216で直角方向すなわちY軸方向へ反
射され被検査基板3表面に対してほぼ垂直な面状のレー
ザー光217になる。また、光源22のレーザー光源部
211から発せられシリンドリカルレンズ212,21
3を透過したレーザー光は、被検査基板3表面に対して
ほぼ垂直な面状のレーザー光になり、Y軸方向へ射出さ
れる。このレーザー光は反射体215で直角方向すなわ
ちX軸方向へ反射され被検査基板3表面に対してほぼ垂
直な面状のレーザー光218になる。
【0052】上記第1の実施の形態と同様に、検査者
は、被検査基板3面上の欠陥部aに対しガイドスケール
19に沿って反射体215を移動してレーザー光218
を欠陥部aに一致させ、同様にガイドスケール20に沿
って反射体216を移動してレーザー光217を欠陥部
aに一致させる。その後、検査者は上記フットスイッチ
をONにする。すると、このときのガイドスケールの1
9,20の値、すなわち反射体215,216の原点
(図3に示す、ガイドスケール19の最も手前側、ガイ
ドスケール20の最も右側)からY軸方向、X軸方向へ
の変位量が、ガイドスケール19,20図示しない検出
部により前記欠陥部aの位置座標(X,Y)として検出
され、この検出結果が前記検出部から制御部11へ出力
される。
【0053】本第2の実施の形態の基板検査装置によれ
ば、上記第1の実施の形態と同様に、検査者が反射体2
15,216を手動で移動することで、欠陥部にかかる
位置情報を簡単に取り出すことができる。
【0054】(第3の実施の形態)図9は、本発明の第
3の実施の形態に係る基板検査装置における位置検出部
の構成を示す図である。図9において図7と同一な部分
には同一符号を付してある。この位置検出部は、上記第
1の実施の形態に示した基板検査装置に適用される。
【0055】図9において、ホルダ2のY軸方向の一側
面とX軸方向の一側面には、それぞれ保持部材301,
302が取り付けられている。保持部材301,302
の表面はホルダ2の表面に対して段差を生じるよう下方
に位置している。保持部材301,302には、それぞ
れホルダ2側縁のY軸方向とX軸方向に沿うようガイド
レール303,304が設けられている。さらにガイド
移動部305,306が、それぞれガイドレール30
3,304を跨ぐよう、ガイドレール303、304に
沿って移動可能に設けられている。
【0056】保持部材301と保持部材302の各両端
部には、それぞれプーリ307,308とプーリ30
9,310が軸支されている。プーリ307とプーリ3
08にはベルト311が、プーリ309とプーリ310
にはベルト312が、輪状に掛けられている。ベルト3
11の一部にはガイド移動部305が係着されており、
ベルト312の一部にはガイド移動部306が係着され
ている。プーリー307,310には、それぞれモータ
ー313,314の回転軸315,316が嵌挿されて
いる。ホルダ2のY軸方向の一側面とX軸方向の一側面
には、それぞれガイド移動部305,306の存在を検
知するための光学的なセンサ317,318と319,
320が設けられている。
【0057】ガイド移動部305にはY軸方向の反射体
(ミラー)215が、ガイド移動部306にはX軸方向
の反射体(ミラー)216が、被検査基板3表面に対し
て直角または鋭角をなすよう立設されている。また保持
部材301と302の交差する位置にはホルダ2とほぼ
同じ高さを有する保持部材321が設けられいる。保持
部材321上では、ガイドレール303と304の延長
線が交差する位置に、ビームスプリッター214が被検
査基板3表面に対して直角または鋭角をなすよう立設さ
れている。また保持部材321上には、ビームスプリッ
ター214からやや右側へ離れる位置(ガイドレール3
04の延長線上)にレーザー光源21が設けられてい
る。レーザー光源21は、図5に示したレーザー光源部
211及びシリンドリカルレンズ212,213からな
る。
【0058】光源21のレーザー光源部211から発せ
られシリンドリカルレンズ212,213を透過したレ
ーザー光は、被検査基板3表面に対してほぼ垂直な面状
のレーザー光になり、X軸方向へ射出される。このレー
ザー光はビームスプリッター214でX軸方向とY軸方
向に分割され、一方のX軸方向に分割されたレーザー光
は反射体216で直角方向すなわちY軸方向へ反射され
被検査基板3表面に対してほぼ垂直な面状のレーザー光
217になり、他方のY軸方向に分割されたレーザー光
は反射体215で直角方向すなわちX軸方向へ反射され
被検査基板3表面に対してほぼ垂直な面状のレーザー光
218になる。
【0059】検査者は、上記操作部(ジョイスティッ
ク)を操作しモーター313を駆動して回転軸315を
一方向へ回転させることで、プーリー307,308を
介してベルト311をY軸の一方向へ作動させ、あるい
は上記操作部を操作しモーター313を駆動して回転軸
315を他方向へ回転させることで、プーリー307,
308を介してベルト311をY軸の他方向へ作動させ
る。これにより、被検査基板3面上の欠陥部aに対しガ
イドレール303に沿ってガイド移動部305上の反射
体215を移動してレーザー光218を欠陥部aに一致
させる。
【0060】さらに検査者は、上記操作部を操作しモー
ター314を駆動して回転軸316を一方向へ回転させ
ることで、プーリー310,309を介してベルト31
2をX軸の一方向へ作動させ、あるいは上記操作部を操
作しモーター316を駆動して回転軸316を他方向へ
回転させることで、プーリー310,309を介してベ
ルト312をX軸の他方向へ作動させる。これにより、
被検査基板3面上の欠陥部aに対しガイドレール304
に沿ってガイド移動部306上の反射体216を移動し
てレーザー光217を欠陥部aに一致させる。
【0061】その後、検査者は上記フットスイッチをO
Nにする。すると、このときのガイドレール303,3
04に設けられた図示しない各ガイドスケールの値、す
なわち反射体215,216の原点(センサー318,
319の位置)からY軸方向,X軸方向への変位量が、
上記各ガイドスケールの図示しない各検出部により前記
欠陥部aの位置座標(X,Y)として検出され、この検
出結果が前記各検出部から制御部11へ出力される。
【0062】なお、センサ317または318にてガイ
ド移動部305の存在が検知された場合、制御部11に
よりモータ313の駆動が自動的に停止される。すなわ
ちガイド移動部305は、センサ317,318間に対
応するガイドレール303上の区間のみを往復移動でき
る。同様に、センサ319または320にてガイド移動
部306の存在が検知された場合、制御部11によりモ
ータ314の駆動が自動的に停止される。すなわちガイ
ド移動部306は、センサ319,320間に対応する
ガイドレール304上の区間のみを往復移動できる。
【0063】本第3の実施の形態の基板検査装置によれ
ば、一つのレーザー光源21を用い、反射体215,2
16の設けられたガイド移動部305,306を電気的
に駆動させることにより、検査者が上記操作部を操作す
ることにより手元で反射体215,216の動作をコン
トロールすることができる。よって、特に大型の被検査
基板を検査する場合、検査者から遠く離れた欠陥部に対
しても容易に位置情報を取り出すことができる。なお、
ガイド移動部305,306を駆動させるために、ガイ
ド付きボールネジやリニアモータを用いることもでき
る。
【0064】なお本基板検査装置において、上記第2の
実施の形態と同様に、ホルダ2上にビームスプリッター
を設けず光源部を二つ設け、各光源部からそれぞれ反射
体215,216へ光を照射するよう構成することもで
きる。
【0065】(第4の実施の形態)図10は、本発明の
第4の実施の形態に係る基板検査装置における位置検出
部の構成を示す図である。図10において図7と同一な
部分には同一符号を付してある。この位置検出部は、上
記第1の実施の形態に示した基板検査装置に適用され
る。この位置検出部は、二つのレーザー光源401,4
02からなる。レーザー光源401,402は、各々図
5に示したレーザー光源部211及びシリンドリカルレ
ンズ212,213からなる。
【0066】ホルダ2には、図10に示すように、被検
査基板3側縁のY軸方向及びX軸方向に沿うよう、被検
査基板3における欠陥部の位置座標を検出するためのガ
イドスケール19、20が配設されている。ガイドスケ
ール19にはレーザー光源401が、ガイドスケール2
0にはレーザー光源402が、それぞれガイドスケール
19、20に沿って移動可能に設けれられている。
【0067】レーザー光源401のレーザー光源部21
1から発せられシリンドリカルレンズ212,213を
透過したレーザー光は、被検査基板3表面に対してほぼ
垂直な面状のレーザー光403になり、X軸方向へ射出
される。また、レーザー光源402のレーザー光源部2
11から発せられシリンドリカルレンズ212,213
を透過したレーザー光は、被検査基板3表面に対してほ
ぼ垂直な面状のレーザー光404になり、Y軸方向へ射
出される。
【0068】上記第1の実施の形態と同様に、検査者
は、被検査基板3面上の欠陥部aに対しガイドスケール
19に沿ってレーザー光源401を移動してレーザー光
403を欠陥部aに一致させ、同様にガイドスケール2
0に沿ってレーザー光源402を移動してレーザー光4
04を欠陥部aに一致させる。その後、検査者は上記フ
ットスイッチをONにする。すると、このときのガイド
スケールの19,20の値、すなわちレーザー光源40
1,402の原点(図10に示す、ガイドスケール19
の最も手前側、ガイドスケール20の最も右側)からY
軸方向、X軸方向への変位量が、ガイドスケール19,
20図示しない検出部により前記欠陥部aの位置座標
(X,Y)として検出され、この検出結果が前記検出部
から制御部11へ出力される。
【0069】本第4の実施の形態の基板検査装置によれ
ば、上記第1,2の実施の形態による構成に比べ、ビー
ムスプリッターや反射体を用いず,二つのレーザー光源
401,402がガイドスケール19,20に設けられ
ており、検査者がレーザー光源401,402を手動で
移動することで、欠陥部にかかる位置情報を簡単に取り
出すことができる。なお本基板検査装置において、上記
第3の実施の形態と同様に、レーザー光源401,40
2をガイド移動部305,306に設置し、ガイドスケ
ール19,20に沿って電動で移動するよう構成するこ
ともできる。
【0070】(第5の実施の形態)図11及び図12
は、本発明の第5の実施の形態に係る基板検査装置の構
成を示す図であり、図11は斜視図、図12は側面図で
ある。図11,12において図1,図2と同一な部分に
は同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。図1,
図2に示す基板検査装置では、モータ18の回転駆動力
を、回転軸181からベルト17を介してプーリ16に
伝達することで、支持軸15を軸としてホルダ2を水平
な状態から所定角度まで立ち上げ傾斜させた。本第5の
実施の形態による基板検査装置では、リンク機構により
ホルダ2を揺動させ、所定角度まで立ち上げ傾斜させ
る。
【0071】図11に示すように装置本体1上には、水
平状態にあるホルダ2の側辺に沿って細長い孔501が
設けられており、孔501には連結部材502が挿通さ
れている。ホルダ2側面には、被検査基板3の載置され
る面に対して直交するようフック503が設けられてい
る。フック503には、回転軸504を介して連結部材
502の一端が回動自在に連結されている。連結部材5
02の他端は装置本体1の下方にて、図12に示すよう
に回転軸505を介して移動片506に回動自在に連結
されている。
【0072】また図12に示すように、装置本体1の下
方では、保持部材507,508の各端部に、それぞれ
プーリ509,510が軸支されている。プーリ50
9,510にはベルト511が、輪状に掛けられてい
る。ベルト511の一部には移動片506が係着されて
いる。プーリー509には、図示しないモータの回転軸
512が嵌挿されている。
【0073】検査者は図示しないホルダ操作部を操作
し、上記モーターを駆動して回転軸512を左回り方向
へ回転させることで、プーリー509,510を介して
ベルト511をY軸の一方向へ作動させ、あるいは上記
モーターを駆動して回転軸512を右回り方向へ回転さ
せることで、プーリー509,510を介してベルト5
11をY軸の+方向へ作動させる。これにより、ベルト
511に係着した移動片506が−Y,+Y方向(ホル
ダ2に対して前方、後方)に移動する。
【0074】図12に示すようにホルダ2が水平な状態
で、移動片506が−Y方向に移動すると、移動片50
6に連結されている連結部材502の他端が回転軸50
5により右回りに回動するため、連結部材502が傾い
た状態から徐々に起立する。これにしたがい、連結部材
502の一端が回転軸504の周りを回動しながらフッ
ク503を介してホルダ2を押し上げるため、ホルダ2
が水平な状態から支持軸15を中心として二点鎖線の位
置まで、すなわち約30°の角度まで回動し、立ち上げ
られ傾斜される。このようにホルダ2を傾斜させた後、
検査者は上記モータを停止してホルダ2を静止させ、マ
クロ観察を行なう。
【0075】検査者は、マクロ観察を被検査基板3全面
について終了すると、再び上記ホルダ操作部を操作し、
上記モーターを駆動して回転軸512を右回り方向へ回
転させることで、プーリー509,510及びベルト5
11を介して移動片506を+Y方向に移動させる。移
動片506が+Y方向に移動すると、移動片506に連
結されている連結部材502の他端が回転軸505によ
り左回りに回動するため、連結部材502が起立した状
態から徐々に傾く。これにしたがい、連結部材502の
一端が回転軸504の周りを回動しながらフック503
を介してホルダ2を引き下げるため、やがてホルダ2が
最初の水平な状態に戻る。この状態で、検査者はミクロ
観察を行なう。なお、移動片506をベルトにより移動
する代わりに、周知のボールネジやリニアモータにより
前後に移動するよう構成してもよい。
【0076】以上のようにホルダ2の揺動のためにリン
ク機構を用いることにより、ホルダ2を約30°の角度
まで立ち上げ傾斜させることができ、立ち上げた際に連
結部材502によりホルダ2が支持されるため、ホルダ
2をより安定させた状態でマクロ観察を行なうことがで
きる。
【0077】(第6の実施の形態)図13は、本発明の
第6の実施の形態に係る基板検査装置の構成を示す側面
図である。図13において図12と同一な部分には同一
符号を付し、その詳細な説明を省略する。上記第5の実
施の形態では連結部材を一つ用いてリンク機構を構成し
たが、本第6の実施の形態では二つの連結部材を用いて
リンク機構を構成する。
【0078】図13に示すように、第1連結部材601
の基端は回転軸602により装置本体1に回動自在に軸
支され、第1連結部材601の自由端にはホルダ2の裏
面を転動するローラ600が回転自在に軸支されてい
る。第1連結部材601の自由端付近には、回転軸60
3を介して第2連結部材604の一端が回動自在に連結
されている。第2連結部材604の他端は装置本体1の
下方にて、回転軸605を介して移動片506に回動自
在に連結されている。
【0079】図13に示すようにホルダ2が水平な状態
で、移動片506が−Y方向に移動すると、移動片50
6に連結されている第2連結部材604の他端が回転軸
605により右回りに回動するため、第2連結部材60
4が傾いた状態から徐々に起立する。これにしたがい、
第2連結部材604の一端が回転軸603の周りを回動
しながら第1連結部材601を押し上げる。これに伴
い、第1連結部材601のローラ600がホルダ2の裏
面を転動しホルダ2を押し上げるため、ホルダ2が水平
な状態から支持軸15を中心として二点鎖線の位置ま
で、すなわち約60°の角度まで立ち上げられ傾斜され
る。このようにホルダ2を傾斜させた後、検査者は上記
モーターを停止してホルダ2を静止させ、マクロ観察を
行なう。
【0080】この状態から移動片506が+Y方向に移
動すると、移動片506に連結されている第2連結部材
604の他端が回転軸605により左回りに回動するた
め、第2連結部材604が起立した状態から徐々に傾
く。これにしたがい、第2連結部材604の一端が回転
軸603の周りを回動しながら第1連結部材601を引
き下げる。これに伴い、第1連結部材601のローラ6
00に追従してホルダ2が引き下げられるため、やがて
ホルダ2が最初の水平な状態に戻る。この状態で、検査
者はミクロ観察を行なう。
【0081】以上のようにホルダ2の揺動のために二つ
の連結部材を用いてリンク機構を構成することにより、
ホルダ2を約60°の角度まで立ち上げ傾斜させること
ができる。上記第5の実施の形態において一つの連結部
材で60°程度の角度までホルダ2を立ち上げようとす
ると、非常に長い連結部材が必要になり、装置を構成す
るために広いスペースが必要になる。しかし本第6の実
施の形態では、二つの連結部材を用いて二重のリンク機
構を構成することにより、約60°の角度までホルダ2
を揺動させ立ち上げることができ、かつ、短い連結部材
を二つ用いてリンク機構を構成できるため、装置の省ス
ペース化を図れる。
【0082】なお、上記第5,第6の実施の形態に示し
たリンク機構は、上記第1〜第4の実施の形態に示した
基板検査装置に適用できる。本発明は上記各実施の形態
のみに限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形し
て実施できる。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、小型化を実現できると
ともに、被検査基板に対し精度の高い欠陥検査を効率よ
く行なうことができる基板検査装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る基板検査装置の構成
を示す斜視図。
【図2】本発明の実施の形態に係る基板検査装置の構成
を示す側面図。
【図3】本発明の実施の形態に係る基板検査装置の構成
を示す上面図。
【図4】本発明の実施の形態に係る透過ライン照明の構
成例を示す図。
【図5】本発明の実施の形態に係る位置検出部の構成を
示す図。
【図6】本発明の実施の形態に係る基板検査装置におけ
る検査状況を示す図。
【図7】本発明の実施の形態に係るホルダを示す図。
【図8】本発明の実施の形態に係る位置検出部の構成を
示す図。
【図9】本発明の実施の形態に係る位置検出部の構成を
示す図。
【図10】本発明の実施の形態に係る位置検出部の構成
を示す図。
【図11】本発明の実施の形態に係る基板検査装置の構
成を示す斜視図。
【図12】本発明の実施の形態に係る基板検査装置の構
成を示す側面図。
【図13】本発明の実施の形態に係る基板検査装置の構
成を示す側面図。
【符号の説明】
1…装置本体 2…ホルダ 3…被検査基板 4…ガイドレール 5…観察ユニット支持部 51…裏板 6…観察ユニット 7…透過ライン照明光源 71…光源部 72…ガラスロッド 73…白色縞 8…指標用照明光源 9…ミクロ観察ユニット 91…対物レンズ 92…接眼レンズ 93…TVカメラ 10…部分マクロ照明光源 101…マクロ照明光 11…制御部 111…入力部 12…TVモニタ 13…Yスケール 14…Xスケール 15…支持軸 16…プーリ 17…ベルト 18…モータ 181…回転軸 19、20…ガイドスケール 21,22…レーザー光源 201…基板位置決め部材 211…レーザ光源部 212,213…シリンドリカルレンズ 214…ビームスプリッター 215,216…反射体(ミラー) 217,218…レーザー光 30…全面マクロ照明光源 31…メタルハライドランプ 32…反射ミラー 33…フレネルレンズ 301,302…保持部材 303,304…ガイドレール 305,306…ガイド移動部 307〜310…プーリ 311,312…ベルト 313,314…モーター 315,316…回転軸 317〜320…センサ 401,402…レーザー光源 403,404…レーザー光 501…孔 502…連結部材 503…フック 504,505…回転軸 506…移動片 507,508…保持部材 509,510…プーリ 511…ベルト 600…ローラ 601…第1連結部材 602,603,605…回転軸 604…第2連結部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤崎 暢夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査基板を保持する基板保持手段と、 この基板保持手段を所定角度まで立ち上げる駆動手段
    と、 前記基板保持手段に、前記被検査基板の側縁の少なくと
    も2方向に沿って設けられ、前記被検査基板上の欠陥部
    の位置座標を検出する位置座標検出手段と、 ミクロ観察系を支持し、前記被検査基板の面上を移動す
    るよう設けられた観察系支持手段と、 前記位置座標検出手段により検出された欠陥部の位置座
    標に基づいて、前記観察系支持手段のミクロ観察系を前
    記被検査基板上の対応する欠陥部上に位置するよう移動
    制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする基板検査装置。
  2. 【請求項2】前記位置座標検出手段は、 前記被検査基板の側縁に沿って設けられたガイドスケー
    ルと、 このガイドスケールに沿って移動可能に設けられ、前記
    被検査基板上の欠陥部の位置を検出するための位置検出
    部と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の基板検査装
    置。
  3. 【請求項3】前記観察系支持手段は、 前記ミクロ観察系を含む観察ユニットを支持し、前記基
    板保持手段を跨ぐように配置されるとともに、前記被検
    査基板の面上の一方向に沿って移動可能に設けられた観
    察ユニット支持手段を備え、 前記観察ユニットは、前記被検査基板の面上において前
    記観察ユニット支持手段の移動方向と直交する方向に移
    動可能に設けられた請求項1に記載の基板検査装置。
  4. 【請求項4】前記位置座標検出手段は、 前記被検査基板の側縁に沿って設けられたガイドスケー
    ルと、 光を射出する光源と、 このガイドスケールに沿って移動可能に設けられ、前記
    光源から射出された光を前記被検査基板側へ反射する反
    射手段と、 前記反射手段で反射された光が前記欠陥部に照射されて
    いる場合、前記ガイドスケールにおける前記反射手段の
    位置を基に前記欠陥部の位置座標を検出する検出部と、 を具備したことを特徴とする請求項1に記載の基板検査
    装置。
  5. 【請求項5】前記位置検出部は、前記ガイドスケールに
    沿って電動力にて移動可能に設けられたことを特徴とす
    る請求項2に記載の基板検査装置。
  6. 【請求項6】前記駆動手段は、 前記基板保持手段に対して前後方向へ移動する移動手段
    と、 前記基板保持手段と前記移動手段に連結され、前記移動
    手段の移動に伴い前記基板保持手段を揺動する連結手段
    と、 を具備したことを特徴とする請求項1に記載の基板検査
    装置。
  7. 【請求項7】前記連結手段は、複数の連結部材が連結さ
    れてなり、各前記連結部材は連結先に対して回動可能で
    あることを特徴とする請求項6に記載の基板検査装置。
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