JPH1115954A - 座標データ変換方法及び装置 - Google Patents

座標データ変換方法及び装置

Info

Publication number
JPH1115954A
JPH1115954A JP9169750A JP16975097A JPH1115954A JP H1115954 A JPH1115954 A JP H1115954A JP 9169750 A JP9169750 A JP 9169750A JP 16975097 A JP16975097 A JP 16975097A JP H1115954 A JPH1115954 A JP H1115954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
record
coordinate data
coordinate
conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9169750A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3856531B2 (ja
Inventor
Takashi Suzuki
隆司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamagata Casio Co Ltd
Original Assignee
Yamagata Casio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamagata Casio Co Ltd filed Critical Yamagata Casio Co Ltd
Priority to JP16975097A priority Critical patent/JP3856531B2/ja
Priority to US09/078,948 priority patent/US6125304A/en
Publication of JPH1115954A publication Critical patent/JPH1115954A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3856531B2 publication Critical patent/JP3856531B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/408Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by data handling or data format, e.g. reading, buffering or conversion of data
    • G05B19/4083Adapting programme, configuration
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/33Director till display
    • G05B2219/33263Conversion, transformation of coordinates, cartesian or polar
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】異なるデータ形式の座標データのいずれにも対
応して、その座標データを所定の座標データに変換す
る。 【解決手段】予め、メモリ33に、変換パラメータマス
ターテーブル(変換PMT)を作成する。変換PMTの
各変換パラメータテーブル(変換PT)には、種々のC
AD、NC等による座標データに対応して、コード形
式、データ形式、座標系、単位系、オフセット、流し方
向、PCBサイズ、データ項目、及び特殊コマンド指定
の9項目のデータが設定される。この場合、適当する変
換PTを選択し、CADデータ等の変換元ファイル、変
換先ファイル、基板サイズ、及び流し方向を設定し、メ
モリ34から変換元ファイルのデータを1レコード毎に
読み出し、変換PTを用いて変換し、メモリ35の変換
先ファイルに書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CADやNCで作
成された座標データを所定の座標データに変換する座標
データ変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、部品搭載装置を駆動して回路
基板(以下、単に基板という)に電子部品(以下、単に
部品という)を自動搭載するには予め部品搭載装置に部
品搭載処理のプログラムを組み込まなければならない。
これには、少なくとも搭載される部品名、搭載される基
板上の位置座標、搭載される部品の基板上における向き
等のデータが搭載処理される基板毎に対応して必要であ
り、これらのデータを含むプログラムを予め作成して、
部品搭載装置に記憶させなければならない。
【0003】この場合、基板設計図又はこの基板設計図
から得られる部品表等を見ながら手作業で座標データや
部品名等を入力するのでは、誤った入力を行う虞が多分
にある。したがって、CADやNCで作成された座標デ
ータを用い、その座標データを自動的に取り込んで、そ
の取り込んだ座標データを自システムの座標データに変
換して用いる場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このとき取
り扱う座標データは、その座標データを作成したCAD
又はNCのシステムや機種(製作会社)が異なると、座
標データを構成するデータの形式、単位、座標系、オフ
セット値等が異なるため、そのままでは使用できない。
例えば部品搭載用のプログラムを作成したりそのプログ
ラム用の座標データを作成するシステムとしては、MS
−DOS、OS−9、UNIX、汎用機(メインフレー
ムCAD)等が一般に使用されており、単に座標データ
を作成するCADやNCとはシステムが異なる。
【0005】そして、基板の設計では、社内で行う場合
も設計部門によっては設計に用いるCAD又はNCの機
種が異なる場合が多い。まして設計が外注であった場合
などでは、設計するシステムや機種の統一は望むべくも
ない。また、CADやNCの新機種が市場に出たとき、
或は新規のメイカーからCAD又はNCを新たに導入し
た場合なども、システムと機種が様々に混在してくるこ
とになる。
【0006】そして、これらの設計データ(座標デー
タ)に基づいて、部品搭載装置の製作部門で部品搭載装
置を稼動させるプログラムを作成する場合、部品搭載装
置の処理システムで使用できるように、設計に用いられ
た機種の異なるCADやNCの設計データ毎に1対1に
対応する専用の変換処理プログラムをその都度作成し、
これを用いて座標データの自システム用座標データへの
変化を行い、これによって部品搭載装置のプログラムを
作成していた。
【0007】しかしながら、このように、取り扱う座標
データ毎に1対1に対応する専用の変換処理プログラム
をその都度作成して座標データの変換を行うのでは、手
数がかかってプログラム作成の作業能率の向上が阻害さ
れ、部品搭載装置の完成・出荷までの作業の進行が遅滞
するという問題を有していた。
【0008】同様に、CADやNCの機種が変わるたび
に、専用の変換プログラムが必要となり、この専用プロ
グラムの作成を部品搭載装置の製作部門で行わなければ
ならないから、製品の納期が遅滞し勝ちとなり、また高
価なプログラム作成費用を顧客に請求することになっ
て、顧客にとっては不満な状況がしばしば発生した。
【0009】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
異なるデータ形式の座標データのいずれにも対応してそ
の座標データを所定の座標データに容易に変換できる座
標データ変換方法及び装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1記載の発
明の座標データ変換装置は、他システムの座標データと
自システムの座標データを対応付けるテーブルのパラメ
ータを入力により編集可能とする編集手段と、他システ
ムにより作成された座標データをレコード単位で順次取
り込む取込手段と、該取込手段が取り込んだ座標データ
の座標系を上記テーブルのパラメータを参照しながら自
システム用座標データの座標系に変換する座標系変換手
段と、該座標系変換手段が変換した座標データを上記テ
ーブルのパラメータを参照しながら自システムの座標デ
ータの座標系及び単位に応じて拡大、縮小、回転、又は
並行移動する座標値変換手段と、上記テーブルのパラメ
ータを参照して上記取込手段が取り込んだ上記レコード
内の文字列が所定の検索パターンに一致したとき上記レ
コードの取り込みを中止する飛越手段と、上記テーブル
のパラメータを参照して上記取込手段が取り込んだ上記
レコード内の文字列が所定の検索パターンに一致したと
き上記レコードの取り込みを確定する取込確定手段と、
上記テーブルのパラメータを参照して上記取込手段が取
り込んだレコード内の文字列が所定の検索パターンに一
致したとき該検索パターンに対応して上記テーブルに予
め設定されている制御コードを上記レコードに付加して
該レコードを取り込む制御付加取込手段と、上記座標系
変換手段により自システム用に変換された座標データを
上記テーブルのパラメータを参照しながら基板の流し方
向に応じて更に座標変換する流し座標変換手段と、該自
システム用に変換された座標データを出力する出力手段
とを備えて構成される。
【0011】次に、請求項2記載の発明の座標データ変
換方法は、プログラムされたコンピュータによって、他
システムで作成された座標データを自システムの座標デ
ータに変換する方法であって、他システムの座標データ
と自システムの座標データを対応付けるテーブルのパラ
メータを入力により編集可能とする工程と、他システム
により作成された座標データをレコード単位で順次取り
込む工程と、該取り込んだ座標データの座標系を上記テ
ーブルのパラメータを参照しながら自システム用座標デ
ータの座標系に変換する工程と、該変換した座標データ
を上記テーブルのパラメータを参照しながら自システム
の座標データの座標系及び単位に応じて拡大、縮小、回
転、又は並行移動する工程と、上記テーブルのパラメー
タを参照して上記取り込んだ上記レコード内の文字列が
所定の検索パターンに一致したとき上記レコードの取り
込みを中止する工程と、上記テーブルのパラメータを参
照して上記取り込んだ上記レコード内の文字列が所定の
検索パターンに一致したとき上記レコードの取り込みを
確定する工程と、上記テーブルのパラメータを参照して
上記取り込んだレコード内の文字列が所定の検索パター
ンに一致したとき該検索パターンに対応して上記テーブ
ルに予め設定されている制御コードを上記レコードに付
加して該レコードを取り込む工程と、上記自システム用
に変換された座標データを上記テーブルのパラメータを
参照しながら基板の流し方向に応じて更に座標変換する
工程と、該自システム用に変換された座標データを出力
する工程とを含んで編成される。
【0012】そして、請求項3記載の発明の記録媒体
は、他システムで作成された座標データを自システムの
座標データに変換するプログラムを記録した記録媒体で
あって、該プログラムは、コンピュータに、他システム
の座標データと自システムの座標データを対応付けるテ
ーブルのパラメータを入力により編集可能とさせ、他シ
ステムにより作成された座標データをレコード単位で順
次取り込ませ、該取り込んだ座標データの座標系を上記
テーブルのパラメータを参照しながら自システム用座標
データの座標系に変換させ、該変換した座標データを上
記テーブルのパラメータを参照しながら自システムの座
標データの座標系及び単位に応じて拡大、縮小、回転、
又は並行移動させ、上記テーブルのパラメータを参照し
て上記取り込んだ上記レコード内の文字列が所定の検索
パターンに一致したとき上記レコードの取り込みを中止
させ、上記テーブルのパラメータを参照して上記取り込
んだ上記レコード内の文字列が所定の検索パターンに一
致したとき上記レコードの取り込みを確定させ、上記テ
ーブルのパラメータを参照して上記取り込んだレコード
内の文字列が所定の検索パターンに一致したとき該検索
パターンに対応して上記テーブルに予め設定されている
制御コードを上記レコードに付加して該レコードを取り
込ませ、上記自システム用に変換された座標データを上
記テーブルのパラメータを参照しながら基板の流し方向
に応じて更に座標変換させ、該自システム用に変換され
た座標データを出力させる座標データ変換プログラムを
記録している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、一実施の形態に
おける座標データ変換装置の全体構成を示す図であり、
同図(b) は、そのシステム構成を示すブロック図であ
る。同図(a) に示すように、座標データ変換装置10
は、例えばパーソナルコンピュータ等からなり、その本
体11には接続ケーブルを介してディスプレイ12、キ
ーボード13、及びポインティングデバイス(マウス)
14が接続されている。また、本体11には、プログラ
ムをローディングするための、又は作成データを保管す
るためのフロッピーディスク(FD)15やコンパクト
ディスク(CD)16が着脱自在に装着される。
【0014】この座標データ変換装置10のシステム
は、同図(b) に示すように、CPU(中央演算処理装
置)20と、このCPU20にバス21を介して接続さ
れたROM(読み出し専用メモリ)22、RAM(読み
書き自在なメモリ)23、HDD(内蔵ハードディス
ク)24、I/O制御部25等により構成される。
【0015】ROM22は、この座標データ変換装置1
0の制御プログラムを記憶している。CPU20は、そ
の制御プログラムに従って上記各部の動作を制御する。
RAM23は、キーボード13から入力されるデータや
CPU22による演算中の中間データ等を一時的に記憶
する。HDD24は、上記キーボード13から入力され
た或は外部の記録媒体(FD15、CD16)から読み
込まれた各種のデータ、ファイル、テーブル等を格納し
ており、CPU20の制御により、それらのデータ、フ
ァイル、テーブル等をRAM23に転送する。
【0016】I/O制御部25には、上述のディスプレ
イ12、キーボード13、マウス14、FD15、CD
16等が接続されている。また、特には図示しないがプ
リンタが接続されている。I/O制御部25は、CPU
20の制御により、上記接続されている各部の入出力を
制御する。
【0017】ディスプレイ12は、CRT表示装置(L
CD表示装置等でもよい)により構成され、入力された
データを表示し或はCPU20が行った演算結果を表示
する。キーボード13は、数字、文字及び各種の指令を
入力するための複数の操作キーを備えており、これら操
作キーのステータス信号をCPU20に出力する。マウ
ス14は、二次元の移動速度信号を出力して、ディスプ
レイ12に表示された画面上の任意の位置を指定する。
【0018】FD15は上記の各種データ、ファイル、
テーブル等を記録し或はそれらのデータ、ファイル、テ
ーブル等をRAM23又はHDD24に出力する。CD
16には座標データ変換プログラムが記録されており、
そのプログラムを随時HDD24又はRAM23に出力
する。尚、この座標データ変換プログラムはFD15に
記録しておくようにしてもよい。
【0019】CPU20は、上記の各部を制御しなが
ら、キーボード13から入力される指示に基づいて、C
ADデータ又はNCデータの座標データを所望の座標デ
ータに変換する。以下、この処理動作について説明す
る。
【0020】図2(a) は、CPU20によって行われる
他システムにより作成された座標データを所望の座標デ
ータに変換する処理のフローチャートであり、同図(b)
は、上記の座標データ変換処理で使用される変換パラメ
ータテーブルのメンテナンス(作成、更新等)を行う処
理のフローチャートである。
【0021】尚、本実施の形態における部品搭載システ
ムでは、基板への部品1点の搭載情報を1レコード単位
に処理する。例えば、部品100点を搭載するCADデ
ータの座標データは、最低でも100レコードで構成さ
れていることを前提としている。また、CAD側内部の
データの持ち方を知ることができないから、本システム
では、目で見て読める形のテストファイルのみを変換対
象として取り扱う。
【0022】また、レコードの載位置情報は、最小限の
データとして、部品のセンター位置を基準とする基板上
の搭載位置座標X,Y,及びθを有していることを前提
とする。ただし、座標系や単位系は任意のものでよい。
例えば、2倍率のもの、インチ系のものなどでもよい。
また、部品種は、同じ規格の部品であることがわかるよ
うな部品コードが付与されていることを前提とする。本
システムでは、この部品コードに基づいてテープカセッ
トのカセット台上への割り付けを行う。この場合、部品
コードと、該部品を収納するテープカセットの番号(カ
セット台の装着位置の番号とは別)は1対1に対応す
る。
【0023】先ず、同図(b) の変換パラメータテーブル
のメンテナンス処理から先に説明する。同図(b) のステ
ップST1において、変換パラメータテーブルのメンテ
ナンスを行う。このメンテナンスでは、「レコード形
式、データ形式、座標系、単位系、オフセッ
ト、流し方向、PCB(基板)サイズ、データ項
目、特殊コマンド指定」の9項目のデータが設定され
る。
【0024】上記の、レコード形式の設定は、データ
レコードが可変長であるか固定長であるかを指定するも
のである。可変長のレコードは1行内に1レコードが記
述されている。レコードの区切りはCR又はLFで示さ
れる。固定長レコードは、レコードのサイズが固定のも
のであり、例えば、128バイト固定長などのレコード
がある。
【0025】データ形式の設定では、アドレス形式か
デミリッタ形式か固定カラム形式かのいずれかを指定す
る。これは読み込んだデータが法則性の無いものであれ
ば、どれがX座標で、どれがY座標かわからない。した
がって、いずれのCADシステム又はNCシステムで作
成された設計データでも、部品1点当たりの搭載情報
は、夫々データ項目としてレコードの中に一定の規則に
したがって配置されている。この規則性をデータ形式に
よって指定する。
【0026】アドレス形式は、X座標、Y座標、回転角
θ、部品番号、コメント等のデータが、それぞれアドレ
ス語(記号)でデータ先頭位置が示される。デミリッタ
形式は、上記の各データが、コンマ、スペース、タブ等
で区切られる。そして固定カラム形式は、各データが予
め設定される長さで区切られる。尚、コメントとしては
通常シルクといわれる基板上にシルク印刷された部品の
搭載位置を示すシーケンス番号が必要に応じて記述され
る。
【0027】座標系は、X軸のプラス方向、Y軸のプ
ラス方向、及びθ軸のプラス方向を設定する。図3(a),
(b) はY軸のプラス方向が上向きの座標系、同図(c),
(d) はY軸のプラス方向が上向きの座標系である。その
中で、同図(a),(c) はX軸のプラス方向が右向きの座標
系を示し、同図(b),(d) はX軸のプラス方向が左向きの
座標系を示している。また、θ軸のプラス方向は、座標
の回転方向が時計回り方向であるか反時計回り方向であ
るかを示すために用いられる。
【0028】単位系は、X軸、Y軸及びθ軸の表示倍
率を示すものであり、本例ではミリメートル(mm)及
び「°(度)」を基準としている。したがって、他シス
テムの座標値「1000」が1mmを示す設定であると
きは、この他システムの単位系は0.001と指定され
る。
【0029】オフセットは、X軸、Y軸及びθ軸の補
正量を示すデータが設定される。例えば、変換元ファイ
ルのデータのCADの原点と変換先ファイルのデータの
原点との差が補正量(オフセット量、オフセット値)で
ある。
【0030】流し方向は、基板を部品搭載装置に搬入
するときの向きを示すデータが設定される。図4(a) 〜
(d) は、同図(a) の矢印Aで示す右方向を基板の流し方
向(搬送方向)とし、同図(a) の基板27の向きがCA
D又はNCの元データにおいて設定されている基板の流
される向きであるとき、これを「0°」とし、変換先デ
ータに設定されるべき同一基板27の向きが同図(b),
(c) 又は(d) であるとき、これらを「90°」、「18
0°」又は「270°」として設定される。
【0031】PCBサイズは、基板のX軸方向のサイ
ズ、及びY軸方向のサイズのデータが設定される。尚、
「流し方向」及び「PCBサイズ」の項目は、この
変換パラメータテーブルを用いて行う変換処理の直前
に、入力により変更することが可能である。
【0032】そして、データ項目では、上記「デー
タ形式」で指定されているデータ形式に対応して、デー
タ格納形式が更に設定される。図5(a),(b),(c) は、上
記の「データ項目」におけるメンテナンスの入力画面
の例をを示している。ここでは特には図示しないが最初
にデータフォーマット入力画面が表示され、データ形式
を指定するようになっている。この指定の後、表示画面
上のデータ入力ボタンを、ポインティングデバイスで操
作することにより、指定されたデータ形式のデータ入力
画面に切り替わる。
【0033】例えば、アドレス形式の場合は、図5(a)
に示すように、入力画面28の左方に上から5段に分け
て、データ名「X、Y、A、PART、COMMEN
T」が表示され、それらに対応して、その右方に5個の
入力枠が夫々表示される。この入力枠内に、X軸デー
タ、Y軸データ、θ軸データ、部品名、及びコメントの
夫々のアドレス語(アドレス記号)として「X」、
「Y」、「R」、「P(」、及び「C(」を入力する。
更に部品名とコメントについては、終端語(終端記号)
「)」も入力する。尚、この終端記号を入力しないと、
つまり「終端指定無し」にすると、レコードの末尾まで
が部品名又はコメントとして取り扱われる。
【0034】同図(a) の入力画面28の下に示すデータ
列「X12Y22R32P(Chip−R)C(R1
0)」は、上記のアドレス形式のデータ列の例を参考の
ために示したものである。この例では、アドレス語
「X」の次の数字「12」がX軸の座標データである。
同様に、アドレス語「Y」の次の数字「22」がY軸の
座標データである。そして、アドレス語「R」の次の数
字「32」は角度を示し、「P(」と「)」に挟まれて
いる文字「Chip−R」は部品名であり、「C(」と
「)」に挟まれている英数字「R10」はコメントであ
る。
【0035】また、デミリッタ形式の場合は、データフ
ォーマット入力画面で、デミリッタ形式を指定すると、
デミリッタ(「,」またはスペース等の区切り記号)を
入力するよう画面表示が行われる。ここで、デミリッタ
として「,」を入力し、データ入力ボタンを操作する
と、デミリッタ形式のデータ入力画面に切り替わる。こ
の場合も、同図(b) に示すように、入力画面29の左方
に上記同様に上から5段に分けて、データ名「X、Y、
A、PART、COMMENT」が表示され、それらに
対応して、その右方に5個の入力枠が夫々表示される。
この入力枠内には、デミリッタで区切られる各データの
データ列内(1レコード内)における順位が指定され
る。上記各データのデータ列内の順位として、この例で
は上から1番目、2番目、3番目、4番目、及び5番目
の指定が入力されている。
【0036】同図(b) の入力画面29の下に示すデータ
列「12,22,32,Chip−R,R10」は、上
記のデミリッタ形式のデータ列を示しており、「,」で
区切られた1番目つまり最初のデータ「12」がX軸の
座標データである。同様に区切りの2番目のデータ「2
2」がY軸の座標データ、3番目のデータ「32」が角
度データ、4番目の文字「Chip−R」が部品名、そ
して5番目の英数字「R10」がコメントである。これ
らの各データは、同図(a) のアドレス形式で記述された
データ群と全く同一のデータ群であるが、記述形式が異
なるため、このように、このままでは一律には取り扱う
ことができないデータ列となる。
【0037】次に、固定カラム形式の場合は、同図(c)
に示すように、この場合も入力画面30の左方に、上か
ら5段に分けて、データ名「X、Y、A、PART、C
OMMENT」が表示される。そして今度は、それらに
対応してハイフン「−」で結ばれた左右2個1組の入力
枠が5段に表示される。この入力枠内には、データ列内
における各データの先頭桁と最終桁が入力される。この
例では、X軸データは1桁目から4桁目まで、Y軸デー
タは5桁目から8桁目まで、θ軸データは9桁目から1
2桁目まで、部品名は13桁目から19桁目まで、そし
て、コメントは20桁目から24桁目までが入力により
指定されている。
【0038】同図(c) の入力画面30の下に示すデータ
列「__12__22__32_Chip−R_R1
0」は、上記の固定カラム形式のデータ列を示してお
り、アンダーバー「_」はスペース(この場合は区切り
記号ではなくデータの空欄)を表している。各データは
全て上記の指定桁数内で右寄せで表示されている。この
場合も最初のデータ「12」がX軸の座標データ、2番
目のデータ「22」がY軸の座標データ、3番目のデー
タ「32」が角度データ、4番目の文字「Chip−
R」が部品名、そして5番目の英数字「R10」がコメ
ントである。これらの各データも、同図(a) 及び同図
(b) のデータ群と全く同一のデータ群であるが、このよ
うに記述の形式が異なる。
【0039】次に、メンテナンスの最後は、特殊コマ
ンド指定である。この特殊コマンドの指定とは、例え
ば、あるキーワードが存在する行(データ列、レコー
ド)のみを変換対象にする、逆にある文字列を持つ行は
変換対象にしないとか、搭載のみの行(レコード)にす
る、又は認識マーク扱いにする、などの指定を上述した
一つのデータ列(以下、行またはレコードともいう)毎
に行うものである。そして、この特殊コマンドの指定で
は、検索パターンの記述とそれに対する動作(アクショ
ン又は制御コード)の記述が、10組まで入力が可能で
ある。
【0040】図6(a) は、この特殊コマンド指定の処理
を行うための入力用の表示画面を表している。この入力
用の表示画面31のパターン欄31−1に記述される検
索パターンの記述では、一般に正規表現といわれている
公知の記述方式を用いることもできるようにしている。
例えば「.」は任意の一文字を示し、したがって「MA
RK.」は、MARK1やMARK2のいずれをも検索
したいときなどに記述される。また「$」はデータの最
後(行末)を表しており、したがって「T$」は「T」
で終わるデータ列を検索することを示している。また、
「[−]」は「[」と「]」で囲まれた文字列中の任意
の一文字を表しており、「−」が範囲指定の記号であ
る。つまり、「[A−Z]」は大文字のAからZまでの
いずれか一文字を表わしており、したがって、「[A−
Z][A−Z][A−Z]」は、連続した三文字がアル
ファベットの大文字であるデータ列を検索することを示
している。同様に「[0−9][0−9]」は、連続し
た二文字が0から9までの数字であるデータ列を検索す
ることを示している。さらに、ここには示していない
が、「Top」という文字列と「top」という文字列
のいずれをも検索したいときは「[Tt]op」と記述
される。また、「*」は直前の文字の0回以上の繰り返
しを示している。したがって、「R*」はRが一文字の
場合及び二文字以上連続して現れるデータ列を検索する
ことを示してる。そして、「^」はデータ列の先頭(行
頭)を表しており、したがって、「^X」は大文字の
「X」で始まるデータ列を検索することを示している。
【0041】また、特別な検索パターンとしては「@B
EGIN」と「@END」の2つのパターンがある。こ
れらはパータン欄に記述されるが、検索条件を示すもの
ではなく一種のコマンドのようなものである。「@BE
GIN」は制御欄に指定(記述)したアクション(例え
ば後述する範囲登録開始を表わす「ST−0」)を処理
の一番はじめに無条件に行うよう指示するものである。
また、「@END」は制御欄に指定したアクション(例
えば後述する範囲登録終了を表わす「ED−0」)を処
理の一番最後に無条件にを行うよう指示するものであ
る。
【0042】そして、これらの検索パターンの記述と共
に、図6(a) の入力画面の制御欄31−2に示すよう
に、制御コード(動作、アクション)が記述される。制
御コードは、同図(b) のように画面に表示される制御コ
ードテーブル32から選択されて入力される。
【0043】図6(b) の制御コードテーブル32に示す
「SKIP」はその行をスキップして取り込まないこと
を示す。「GREP」はその行を取り込むことを示す。
「ST−0」はブロック(多枚数取りの子基板)の処理
におけるデータ列の開始を示す行に付与される。「ED
−0」はブロックの処理におけるデータ列の終了を示す
行に付与される。「EX−0」はブロックの処理におい
て多面取りの最初の基板から最後の基板まで処理を繰り
返すことを示す。「D」はデータ列で指定された座標位
置に半田ペーストの塗布のみを実行することを示す。
「M」はデータ列で指定された座標位置に部品の搭載の
みを実行することを示す。この場合、半田ペーストの塗
布が事前であるか事後であるかは不問である。「N」は
塗布も搭載も行わないことをを示す。これは、ユーザに
よっては、基板が装着される本体装置の設計変更に備え
て予め新たな部品の搭載位置のみを確保しておくという
基板設計がなされることがあり、これに対応する制御コ
マンドである。「O」は基板の位置決めを行うための基
板上のマークを1点認識で行うことを示す。「P」は同
じく基板の位置めを行う基板上のマークを2点認識で行
うことを示す。「Q」は特に搭載精度を要する部品の搭
載直前に特別マークの認識を行うことを示す。また、図
6(b) には例示していないが、「PCB」はその行の
X,Yのデータを基板のサイズとして設定することを示
し、「OFF」はその行のX,Y,θをオフセットする
ことを示す。オフセット値は、変換対象の設計データの
オフセットデータ領域から読み出すか、オフセットデー
タ領域がないときは手入力で設定される。
【0044】このようにして作成される特殊コマンド指
定のテーブルには、上述した検索パターンと制御コード
による1組のデータが10組まで入力可能である。最大
10組の検索パターンと制御コードからなるテーブルが
あれば、1個の基板へ搭載する全部品の座標データを変
換することが可能である。
【0045】上記の制御コード(アクション)は、記述
行の上位で指定したものから、AND条件で処理され
る。例えば、或るCADデータがデミリッタ形式で、次
のようになっていたとする。 T,100,123,0,R105K B,200,456,0,C100uF T,300,789,180,Tr1150 T,300,200,0,Mark−01 T,300,180,O,IC−512 Comment−Line B,100,40,0,Mark−01 B,100,50,0,F100D これに対して、特殊コマンド指定の1行目で、「T」
(両面搭載基板のトップ面)の検索を指定する検索パタ
ーンを記述し、その制御コードに「GREP」を指定し
たとする。そして、2行目で「Mark−01」の検索
を指定する検索パターンを記述し、その制御コードに
「Q」を指定した場合、たとえ検索したデータ列の項目
が、制御コード「Q」の検索パターン「Mark−0
1」に一致していても、特殊コマンド指定の1行目で指
定されている制御コード「GREP」の検索パターン
「T」に合致しなければ取り込まない。
【0046】つまり、上記のCADデータの場合、上か
ら4行目のデータ列「T,300,200,0,Mar
k−01」は、上述の2行目の検索パターン「Mark
−01」までによって取り込まれ、その2行目の制御コ
ード「Q」のアクションを実行すべきレコードに変換さ
れるが、下から2行目のデータ列「B,100,40,
0,Mark−01」は、制御コード「Q」の検索パタ
ーン「Mark−01」を有してはいるが、1行目の検
索パターン「T」と不一致であるので取り込まれない。
つまり変換対象とはならない。
【0047】このように、基板のトップ(T)面の搭載
データ(レコード、データ列)のみを取り込む場合は、
特殊コマンド指定の1行目に、先頭が「T」で始まるレ
コードを取り込む検索パターンを記述し、制御コードに
は「GREP」を記述する。そして、そのトップ(T)
面の搭載データの中で、部品名「Mark−01」が特
別マークの認識を行う部品である場合は、2行目に、
「Mark−01」の検索パターンを記述し、その制御
コードを「Q」にする。尚、この1行目と2行目を入れ
代えて記述すると、ボトム(B)面の搭載データである
「B,100,40,0,Mark−01」も取り込ま
れることになる。
【0048】また、通常、制御コードの設定順序として
は、ブロック(範囲登録)データ、マークデータ、行ス
キップ等を指定する制御コードを先に設定(記述)し、
最後に行取込みを指定する制御コードを設定するように
する。そして、全ての設定が終わったら登録する。
【0049】上記のようにして、図2に示したメモリ3
3の変換パラメータ・マスターテーブルが作成される。
このメモリ33の変換パラメータ・マスターテーブルに
基づいて、他システムにより作成された部品の搭載用の
座標データを、図2(a) に示す処理によって変換する。
【0050】図2(a) において、先ず、変換元のデータ
ファイルの形式に従った変換パラメータファイルを指定
する(ステップS1)。この処理は、上述したメモリ3
3の変換パラメータ・マスターテーブルに登録されてい
るアドレス形式、デミリッタ形式、又は固定カラム形式
のいずれかを表示画面の指示に基づくキー入力により指
定(選択)する処理である。
【0051】次に、変換元ファイル名、変換先ファイル
名、基板(PCB)サイズ、及び流し方向を入力する
(ステップS2)。この処理の内、PCBサイズ及び流
し方向を入力する処理は、上述した変換パラメータ・マ
スターテーブルのメンテナンスにおいて、変換処理の直
前にも変更可能とされているデータ項目「流し方向」
と「PCBサイズ」のデータをそのまま用いるか、変
更する場合には入力により変更する処理である。
【0052】続いて、上記入力により指定された変換元
ファイルをメモリ34の所定の領域から読み出して、詳
しくは後述する変換処理により、上記読み出した変換パ
ラメータファイルに基づいて、その変換パラメータに従
って変換元データファイルを変換先データファイルへ変
換し、メモリ35の所定の領域へ上記指定された変換先
ファイルとして格納する(ステップS3)。これにより
座標データの変換処理が終了する。
【0053】図7は、上記ステップS3の変換パラメー
タに従って変換元データファイルを変換先データファイ
ルへ変換する処理を詳細に示すフローチャートである。
また、図8(a),(b),(c) は、この処理において変換先デ
ータファイル用に一時的に作成されるワークファイルの
データ構成を示す図である。同図(a),(b),(c) に示すよ
うに、ワークファイルは、後述する変換先データファイ
ルのデータ構成に対応しており、行形式に記述される。
行は項目欄41〜項目欄46まで6個の項目欄に仕切ら
れる。項目欄41には変換元データファイルのレコード
から変換されたX軸座標データが格納される。項目欄4
2には同じくY軸座標データが格納され、項目欄43に
は同じく角度データが格納される。また、変換元データ
ファイルのレコードが座標データでない場合は、初期値
としての「0」が設定される。そして、項目欄44には
レコードに対する制御の記述が格納され、項目欄45に
は変換元データファイルから読み出された部品名が格納
され、そして、項目欄46には同じくコメントデータが
格納される。図5(a),(b),(c) に例示したデータ形式の
各データはいずれも変換途中において一旦図8(a) のワ
ークファイルの各欄に格納される。尚、ワークファイル
の項目欄44に格納される制御コード(コマンド)につ
いては後述する。
【0054】図7のフローチャートにおいて、先ず、@
BEGIN処理を行う(ステップSM1)。この処理で
は、変換パラメータに依存しないで最初に出力するデー
タ等があれば、この部分で指定して出力するようにす
る。例えば無条件にブロックリピートの開始を入れると
きなどに用いられる。このブロックリピートについては
後述する。
【0055】次に、変換パラメータファイルの項目に
よりレコード形成を判別し、その判別したレコード形式
に従って分岐する(ステップSM2)。すなわち、レコ
ード長が可変長であれば変換元データファイルのデータ
をCR又はLFまで読み取る(ステップSM3)。ま
た、固定長であれば、設定されている長さまでデータを
読み取る(ステップSM4)。
【0056】上記ステップSM3又はSM4に続いて、
変換パラメータファイルの項目によりデータ形式を判
別する(ステップSM5)。そして、データ形式がデミ
リッタ形式であれば、いま読み込んだデータをデミリッ
タ形式の規則に従って分解する(ステップSM6)。こ
れにより、例えば図5(b) の下方に示したデミリッタ形
式のデータ列「12,22,32,Chip−R,R1
0」が、デミリッタ「,」に従って「12」、「2
2」、「32」、「Chip−R」、「R10」に分解
(変換)され、これら変換された各データが、図8(a)
のワークファイルに示すように夫々対応する各欄41、
42、43、45及び46に格納される。
【0057】また、上記ステップSM5において、デー
タ形式が固定カラム形式であれば、いま読み込んだデー
タを固定カラム形式の規則に従って分解する(ステップ
SM7)。これにより、例えば図5(c) の下方に示した
固定カラム形式のデータ列「__12__22__32
_Chip−R_R10」が、上記同様に分解されて、
この場合も図8(a) のワークファイルに示すように各欄
41、42、43、45及び46に格納される。
【0058】また、上記ステップSM5において、デー
タ形式がアドレス形式であれば、いま読み込んだデータ
をアドレス形式の規則に従って分解する(ステップSM
8)。これにより、例えば図5(a) の下方に示したアド
レス形式のデータ列「X12Y22R32P(Chip
−R)C(R10)」が、上記同様に分解されて、この
場合も図8(a) のワークファイルに示すように各欄4
1、42、43、45及び46に格納される。
【0059】上記ステップSM6、SM7又はSM8に
続いて、座標軸の変換を行う(ステップSM9)。この
処理では、変換パラメータファイルの項目により座標
系を変換する。この変換は、変換後の座標が「(プラス
y、プラスx)」の座標系で示されるように変換する。
すなわち元データのθが逆方向なら「θ=θ×(−
1)」、xが逆方向なら「x=x×(−1)」、また、
yが逆方向なら「y=y×(−1)」である。これによ
り、図3(b),(c) 又は(d) に示した座標系がいずれも同
図(a) に示す座標系(学校等で教える通常の座標系の第
1象限)に変換される。
【0060】続いて単位系の変換を行う(ステップSM
10)。この処理では、変換パラメータファイルの項目
により単位系を変換する。この変換では、変換後の距
離がmm単位系、角度は°単位系になるように変換す
る。例えば、元データが1000で表わされていると
き、このデータが1mmを示している場合は、変換パラ
メータファイルの項目のデータとして、倍率「0.0
01」がメンテナンスで設定されている。このような倍
率データに基づいて、x=x×(xの倍率)、y=y×
(yの倍率)及びθ=θ×(θの倍率)の演算が行われ
る。例えば項目の倍率データが上記の「0.001」
であれば、図8(a) に示したX軸の項目欄41及びY軸
の項目欄42の各データは、図8(b) の同じく項目欄4
1及び42に示すように変換されて書き直される。また
θの倍率(補正量)についても同様である。
【0061】上記の次に、コマンドの解析を行う(ステ
ップSM11)。この処理は、図6(a) の制御欄31−
2に記述されているコマンド(制御コード)についての
処理である。ここで、この処理について更に詳述する。
【0062】図9は、上記ステップSM11のコマンド
解析処理のフローチャートである。尚、この処理では、
CPU60に内蔵のカウンタiを使用する。同図のフロ
ーチャートにおいて、先ず、ステップSN1で、カウン
タiに「1」を設定する。このカウンタiに設定される
値「i」(以後、カウンタ名とその値を共に「i」とい
う)は、図2のステップS1の指定により図2のメモリ
33の変換パラメータ・マスターテーブルから読み込ん
だ変換パラメータファイルにおける図6(a) に例示した
検索パターンの記述順位を示している。
【0063】次に、ステップSN2で、上記取り込んだ
レコードの中の文字列に、変換パラメータファイルで指
定された検索パターン(i番目の検索パターン)と一致
している記述(文字列)があるか否かを調べる。そし
て、最初はi=1であり、したがって、この場合は検索
パラメータファイルの1番目に記述されている検索パタ
ーンで調べるのであり、例えば図6(a) の1行目に例示
した「MARK」に一致する文字列が、上記取り込んだ
レコードの中にあるかどうか検索する。
【0064】そして、検索したレコードに「MARK」
の文字列がなければ、i番目(1番目)の検索パターン
が上記レコードと一致しないのであり(SN2がN
o)、この場合は、直ちにステップSN5に進み、レジ
スタiを「1」インクリメントして次の検索パターンを
指定した後、次のステップSN6で、そのレジスタiの
値「i」が「10」を越えていないことを確認して(S
N6がYes)、上記ステップSN2に戻る。これによ
り、検索パターンがレコード内の文字列と一致しないと
きは、ステップSN2、SN5、及びSN6が繰り返さ
れて検索パターンの順位が昇順に(図6(a) の例では上
段から順次下の段へ)指定されていく。
【0065】そして、ステップSN2で、i番目の検索
パターンがレコードの文字列に一致していれば(SN2
がYes)、そのi番目の検索パターンの動作i(i番
目の検索パターンに対応して記述されている制御コー
ド)が「SKIP」であるか否かを判別する(ステップ
SN3)。
【0066】そして、例えば「i」が「5」となってい
る場合は、図6(a) に示す例をとると、i番目つまり5
番目の検索パターンは「R*」であり、上記ステップS
N2でこの「R*」にレコード内の文字列が一致してい
るのであり、その動作iは図6(a) の例では「SKI
P」が指定(記述)されている(SN3がYes)。
「SKIP」は前述したようにレコードを変換先ファイ
ルに取り込まない指示であり、したがって、この場合は
そのレコードを出力しないことを表わすフラグを設定し
て図7の処理に戻る。このように、レコード内の文字列
に一致した検索パターンに指定されている制御コードが
「SKIP」であれば、読み込まれたレコードは取り込
まれない。
【0067】一方、例えば「i」が「6」となっている
場合は、図6(a) に示す例をとると、i番目つまり6番
目の検索パターンは「^X」であり、上記ステップSN
2でその「^X」にレコード内の文字列が一致している
のであり、その動作iは「GREP」が指定(記述)さ
れている、つまり「SKIP」ではない(SN3がN
o)。したがって、この場合は、次のステップSN4に
進む。
【0068】このステップSN4では、動作iが「GR
EP」であるか否かを判別する。上記の例では「GRE
P」であるから(SN4がYes)、この場合は、上述
したステップSN5及びSN6の処理を行う。そして、
まだ「i≦10」であればステップSN2に戻る。これ
により、例えば検索パラメータファイルの中に、前回の
処理周期「i−1」のステップSN2で検索された「i
−1」番目の検索パターン(例えばAA)の他に、今回
の処理周期「i」で、動作「GREP」に対応する他の
検索パターン(例えばBB)が記述されているときは、
いま処理中のレコード内の文字列に「AA」及び「B
B」があれば、やがてステップSN6において、判別
「i≦10」がNoとなる。したがって、この場合は、
出力する(取り込む)ことを表わすフラグを設定して図
7の処理に戻る。これにより、この場合も読み込まれた
レコードが取り込まれる。
【0069】また、今回の処理周期「i」で、動作「G
REP」に対応する他の検索パターンが記述されおら
ず、且つ動作「GREP」以外の動作「i」の検索パタ
ーンに一致する文字列がレコード内に無い場合にも数回
の処理周期後にステップSN6の判別「i≦10」がN
oとなるため、この場合も出力フラグを設定して図7の
処理に戻る。これにより、この場合も読み込まれたレコ
ードが取り込まれる。例えば、図8(b) に示すワークフ
ァイルも、検索パターン「^X」と動作「GREP」に
より取り込みが確定したレコード(変換後のレコード)
に対応する。
【0070】一方、今回の処理周期「i」のステップS
N2で、検索パターン(例えばBB)がレコード内の文
字列に再び一致しても、その検索パターンBBの動作
「i」が「GREP」でないときは、ステップSN4の
判別はNoであり、したがって、この場合はステップS
N7以降の処理に移行して、レコード取り込みの可否は
保留される。このように、動作「GREP」の指示でレ
コードが取り込まれる場合に、検索パラメータファイル
に、異なる検索パターンで夫々「GREP」が指定され
ているときは、レコード内の文字列に異なる検索パター
ンがいずれも含まれているときに限り(AND条件)、
そのレコードの取り込が確定する。
【0071】また、上記の場合に限らず、ステップSN
2で検索パターンが一致し、その動作「i」が「SKI
P」でも「GREP」でもないときは、ステップSN4
の判別でNoとなるため、この場合もステップSN7に
移行する。
【0072】ステップSN7では、i番目の動作が「P
CB」(基板サイズのみの取り込み指定)であるか否か
を判別し、動作iが「PCB」であれば(SN7がYe
s)、ステップSN8で、基板サイズを所定のメモリ領
域に設定し、その基板サイズ取り込後のレコードは最早
不要であるので、出力しないフラグを立てて図7の処理
に戻る。尚、検索パラメータファイルで上記動作「PC
B」が記述されるのは、変換元ファイルのデータに基板
サイズが記述されているレコードの有ることが予め知ら
れていることによって記述されるものである。
【0073】また、上記ステップSN7の判別で、動作
iが「PCB」でないときは(SN7がNo)、更にス
テップSN9に進んで、動作iが「OFFSET」であ
るか否かを判別し、動作iが「OFFSET」であれば
(SN9がYes)、処理中のレコードは各データのオ
フセット量を示すレコードであり、この場合はステップ
SN10に進んで、そのレコードのオフセット値データ
を所定のメモリ領域に設定し、そのオフセット値データ
取り込後のレコードは不要であるので、出力しないフラ
グを立てて図7の処理に戻る。
【0074】一方、上記ステップSN9の判別で、動作
iが「OFFSET」でないときは(SN9がNo)、
ステップSN11に進んで、制御コードの欄に動作
「i」を格納し、出力フラグを立てて図7の処理に戻
る。このように、動作「i」が「SKIP」でも「GR
EP」でもなく、また「PCB」でも「OFFSET」
でもないときは、検索パラメータファイルに記述されて
いる動作「i」、例えば「ST−0」が、図8(c) のワ
ークファイルの例に示すように、制御欄44に格納され
る。このワークファイルのレコードは、後述するように
変換先ファイルに変換後のレコードとして取り込まれ
る。
【0075】再び図7のフローチャートに戻り、上記コ
マンド解析処理の終了に続いて、フラグを参照し、処理
中のレコードを出力するか否かを判別する(ステップS
M12)。そして、出力するのであれば(SM12が
Y)、先ず、オフセット処理を行う(ステップSM1
3)。この処理は、先ず、検索パラメータファイルのオ
フセット値(オフセットx、オフセットy、オフセット
θ)に従って座標データを補正し、すなわち、x=x+
(オフセットx)、y=y+(オフセットy)、及びθ
=θ+(オフセットθ)と補正し、次に、上記のステッ
プSN10で設定されたオフセット値による補正も行う
処理である。これにより、例えば図8(b) に示したワー
クファイルのデータが書き換えられる。
【0076】上記に続いて流し方向の変換を行う(ステ
ップSM14)。この処理では、例えば、CADデータ
が、図4(a) のように作られていても、実際に部品搭載
装置で作業を行うときは図4(b) 、 (c) 又は(d) のよう
に部品搭載装置に搬入するときに行われる処理である。
図4(b) 、 (c) 又は(d) の場合に対しては、90°、1
80°又は270°の変換がX軸データ及びY軸データ
に対して行われる。更に、座標系を図3(a) に示した第
1象限(変換先ファイルの座標系)にするための変換を
行う。
【0077】そして、上記変換したレコード(ワークフ
ァイルの行レコード)を、メモリ35の変換先ファイル
に出力する(ステップSM15)。これにより、1レコ
ードの変換が終了する。更に続いて次のデータ(レコー
ド)が有るか否かを判別し(ステップSM16)、次の
レコードが有れば(SM16がY)、上述したステップ
SM2に戻って、ステップSM2〜SM16を繰り返
す。これにより、例えばCADデータの変換元ファイル
の全レコードが読み出されて上述したように変換され
る。
【0078】そして、上記ステップSM16の判別で、
全レコードが読み出されて次のレコードが無いときは、
@END処理を行う(ステップSM17)。この処理で
は、変換パラメータに依存しないで最後に出力するデー
タ等があれば、この部分で指定して出力するようにす
る。続いて、流し方向による基板サイズの変換を行う
(ステップSM18)。この処理は、図4(b) 又は(d)
の流し方向となっているときにおいて基板サイズのX、
Yを交換する処理である。これにより、変換処理を終了
する。
【0079】図10(a) は、上記処理でメモリ34から
読み出される変換元ファイル(CADデータ37)の例
を示しており、データ形式はデミリッタ形式、デミリッ
タはスペースである。同図(b) は、このCADデータ3
7に対応して選択されてメモリ33から読み出された検
索パラメータファイル38(図6(a) に示す例とは記述
が異なるが同様のものである)の例を示し、同図(c)
は、この変換パラメータファイル38に基づいて上記の
CADデータ37から変換されワークファイルを介して
メモリ35に書き込まれる変換先ファイル39の例を示
している。
【0080】図11は、多面取り基板の例を示してい
る。同図には、四つ巴状に繋がった4個の子基板41、
42、43、及び44からなる親基板40を示してい
る。子基板1枚のX軸方向及びY軸方向の寸法は夫々5
0mmである。したがって親基板40のX軸方向及びY
軸方向の寸法は夫々100mmである(ここでは切り離
し代は無視している)。また、1枚目の子基板41の原
点は親基板40の原点と同じ座標(0,0)である。し
たがって、同図に示すように、2枚目の子基板42の原
点は親基板40の座標(50,0)、3枚目の子基板4
3の原点は親基板40の座標(0,50)、そして、4
枚目の子基板44の原点は親基板40の座標(50,5
0)である。子基板41〜44には、搭載位置マーク
「C01」、「C02」、及び「R01」がシルク印刷
されている。ここに示す例では、マーク「C01」と
「C02」の搭載位置には同じ種類の部品AAAが夫々
搭載され、マーク「R01」の搭載位置には他の部品B
BBが搭載される。このように、子基板41〜44は、
親基板40上において同一組み合わせの部品群を搭載し
ていく処理単位となっていることから、各子基板のこと
をブロックとも呼んでいる。
【0081】上記の図10において、同図(a) のCAD
データ37から1行目のレコード「START」が読み
出されると、検索パラメータファイル38の検索パター
ンが上から順次使用されて検索が行われる。この場合、
上記1行目のレコードは1行目の検索パターン「^ST
ART」に対応している。この検索パターン「^STA
RT」のアクション(動作i)は「ST−0」である。
この「ST−0」は、「SKIP」でも「GREP」で
もなく、また「PCB」又は「OFFSET」でもない
から、アクション「ST−0」がそのまま変換先ファイ
ル39の1行目の制御欄に書き込まれる。他のX、Y、
θ欄には初期値「0」が格納されており、また部品名及
びコメント欄には初期値として0文字長の文字列(文字
列なし)が格納されている。
【0082】次にCADデータ37から2行目のレコー
ド「T1 10.0 15.0 00.0 AAA C
01」が読み出されると、この場合も検索パラメータフ
ァイル38の検索パターンが上から順次使用されて検索
が行われる。この場合、上記2行目のレコードは4行目
の検索パターン「^T[0−9]」に対応している。こ
の検索パターン「^T[0−9]」のアクションは「G
REP」である。この後、5行目以下の検索パターンに
上記2行目のレコード内の文字列に対応する検索パター
ンが記述されていないものとすれば、この2行目のレコ
ードは取り込まれる。すなわち、変換先ファイル39の
2行目に書き込まれる。
【0083】更にCADデータ37の3行目のレコード
「T2 15.0 20.0 90.0 BBB R0
1」が読み出され、上記と同様にして変換先ファイル3
9の3行目に書き込まれ、また、CADデータ37の4
行目のレコード「T3 15.0 25.0 00.0
AAA C02」が読み出され、上記と同様にして変
換先ファイル39の4行目に書き込まれる。
【0084】そして、CADデータ37から5行目のレ
コード「END」が読み出されると、これは、2行目の
検索パターン「^END」に対応している。この検索パ
ターン「^END」のアクションは「ED−0」であ
る。この「ED−0」も、「SKIP」、「GRE
P」、「PCB」又は「OFFSET」でないから、ア
クション「ET−0」がそのまま変換先ファイル39の
5行目の制御欄に書き込まれる。この場合も他のX、
Y、θ欄には初期値「0」が格納され、部品名及びコメ
ント欄には初期値である0文字長の文字列が格納された
ままとなる。
【0085】続いて、CADデータ37から6行目のレ
コード「E1 0.0 0.0 0」が読み出される。
これは3行目の検索パターン「^E[0−9]」に対応
している。この検索パターン「^E[0−9]」のアク
ションは「EX−0」である。この「EX−0」も、
「SKIP」、「GREP」、「PCB」又は「OFF
SET」でないから、分解された各データが取り込まれ
て変換先ファイル39の6行目に書き込まれ、その制御
欄にアクション「EX−0」がそのまま書き込まれる。
【0086】更にCADデータ37の7行目のレコード
「E2 50.0 0.0 0」、8行目のレコード
「E3 0.0 50.0 0」、及び9行目のレコー
ド「E4 50.0 50.0 0」についても、上記
と同様にして変換先ファイル39の7行目、8行目及び
9行目に夫々書き込まれる。
【0087】このようにしてCADデータ37からデー
タ変換されて作成された座標データ(変換先ファイル3
9)に自システム用の座標データであることを示す「C
S」コードを設定して、この座標データを用いて部品搭
載プログラムを作成させる。この部品搭載プログラムに
ついては本発明の要部ではないので特に説明はしない
が、参考のため、その部品搭載プログラムと上記の変換
先ファイル39のレコードとの関係について以下に簡単
に説明する。
【0088】変換先ファイル39のレコードの1行目の
制御コード「ST−0」は範囲登録の開始を示し、これ
は範囲登録の終了を示す5行目の制御コード「EDー
0」との間に挟まれている2行目〜4行目の部品AA
A、BBB及びAAAを、それらの搭載データに従って
子基板41〜44に繰り返し搭載処理(ブロック処理)
すべきものであることを示している。
【0089】上記範囲登録終了の制御コード「ED−
0」の次にくる6行目の制御コード「EX−0」は、ブ
ロック処理を示している。そのX、Y座標データ「0.
0」、「0.0」は、親基板40上における1枚目の子
基板41の原点座標を示すと共に座標データのオフセッ
ト値を示している。したがって、この場合はオフセット
値はX、Y共に「0」になる。これにより、上記範囲登
録されている2行目〜3行目の各レコードの部品AA
A、BBB及びAAAが、それらの座標データ「10.
0 15.0 0」、「15.0 20.0 90」及
び「15.0 25.0 0」に基づいて、図11に示
す子基板41の搭載部位「C01」、「R01」及び
「C02」に夫々搭載されるようにプログラミングされ
る。上記の搭載部位「R01」の部品BBBは、座標デ
ータ「15.0 20.0 90」のθデータ「90」
に基づいて90°回転した姿勢で搭載されるようにプロ
グラミングされる。
【0090】次に7行目の制御コードも「EX−0」で
あり、ブロック処理を示しているので、X、Yの原点座
標データ「50.0」、「0.0」をオフセット値とし
て、同じく2行目〜3行目の各レコードの部品AAA、
BBB及びAAAが、同じく座標データ「10.0 1
5.0 0」、「15.0 20.0 90」及び「1
5.0 25.0 0」に基づいて図11に示す2枚目
の子基板42の搭載部位「C01」、「R01」及び
「C02」に夫々搭載されるようにプログラミングされ
る。そして、8行目の制御コード「EX−0」及び9行
目の制御コード「EX−0」についても同様に処理され
て、図11に示す子基板43及び44上に、夫々3点の
部品AAA、BBB及びAAAが搭載されるようにプロ
グラミングされる。
【0091】このように、本発明においては、追加・修
正・削除等の編集が随意に出来るデータ変換パターンの
マスターテーブル(変換パラメータマスターテーブル)
を用意して、他のシステムの座標データを容易に自シス
テム用の座標データに変換することができる。
【0092】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、各種システムの座標データに対応する追加・修正
・削除等の編集が可能な変換パラメータマスターテーブ
ルを予め用意するので、他のシステムの座標データを専
用の変換処理プログラムを作成することなく自システム
用の座標データに変換でき、これにより、自システムと
異なる座標データを扱うたびに専用の変換処理プログラ
ムを作成する必要がなくなり、したがって、座標データ
変換処理の作業能率が向上するとともにユーザによる部
品搭載装置の使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施の形態における座標データ変換装
置の全体構成を示す図、(b) はそのシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】(a) はCPUによって行われる他システムによ
り作成された座標データを所望の座標データに変換する
処理のフローチャート、(b) は上記の処理で使用される
変換パラメータテーブルのメンテナンス(作成、更新
等)を行う処理のフローチャートである。
【図3】(a),(b),(c),(d) はX軸又はY軸のプラス方向
が夫々異なる座標系を示す図である。
【図4】(a),(b),(c) 、 (d) は基板の流し方向(搬送方
向)と角度データとの関係を示す図である。
【図5】(a),(b),(c) は変換パラメータテーブルのメン
テナンス処理におけるデータ項目のアドレス形式、デミ
リッタ形式、固定カラム形式における入力画面の例を示
す図である。
【図6】(a) は特殊コマンド指定の処理を行うための入
力画面を表わす図、(b) は選択入力のために画面表示さ
れる制御コードテーブルを示す図である。
【図7】図2(a) の座標データ変換処理のステップS3
の変換処理のフローチャートである。
【図8】(a),(b) は座標データ変換処理において一時的
に作成されるワークファイルのデータ構成を示す図であ
る。
【図9】図7の変換処理のステップSM11のコマンド
解析処理のフローチャートである。
【図10】(a) は変換元ファイルのCADデータの例を
示す図、(b) は検索パラメータファイルの例を示す図、
(c) はCADデータから変換された変換先ファイルの例
を示す図である。
【図11】多面取り基板の例として4個の子基板からな
る親基板の例を示す図である。
【符号の説明】
10 適合ノズル自動判別装置 11 本体 12 ディスプレイ 13 キーボード 14 ポインティングデバイス(マウス) 15 フロッピーディスク(FD) 16 コンパクトディスク(CD) 20 CPU(中央演算処理装置) 21 バス 22 ROM(読み出し専用メモリ) 23 RAM(読み書き自在なメモリ) 24 HDD(内蔵ハードディスク) 25 I/O制御部 27 基板 28、29、30 データ形式入力用の表示画面 31 特殊コマンド指定入力用の表示画面 31−1 パターン欄 31−2 制御欄 32 制御コードテーブル 33 変換パラメータ・マスターテーブル 34 変換元ファイル 35 変換先ファイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】尚、本実施の形態における部品搭載システ
ムでは、基板への部品1点の搭載情報を1レコード単位
に処理する。例えば、部品100点を搭載するCADデ
ータの座標データは、最低でも100レコードで構成さ
れていることを前提としている。また、CAD側内部の
データの持ち方を知ることができないから、本システム
では、目で見て読める形のテストファイルのみを変換
対象として取り扱う。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】データ形式の設定では、アドレス形式か
デリミッタ形式か固定カラム形式かのいづれかを指定す
る。これは読み込んだデータが法則性の無いものであれ
ば、どれがX座標で、どれがY座標かわからない。した
がって、いづれのCADシステム又はNCシステムで作
成された設計データでも、部品1点当たりの搭載情報
は、夫々データ項目としてレコードの中に一定の規則に
したがって配置されている。この規則性をデータ形式に
よって指定する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】アドレス形式は、X座標、Y座標、回転角
θ、部品番号、コメント等のデータが、それぞれアドレ
ス語(記号)でデータ先頭位置が示される。デリミッタ
形式は、上記の各データが、コンマ、スペース、タブ等
で区切られる。そして固定カラム形式は、各データが予
め設定される長さで区切られる。尚、コメントとしては
通常シルクといわれる基板上にシルク印刷された部品の
搭載位置を示すシーケンス番号が必要に応じて記述され
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】また、デリミッタ形式の場合は、データフ
ォーマット入力画面で、デリミッタ形式を指定すると、
デリミッタ(「,」またはスペース等の区切り記号)を
入力するよう画面表示が行われる。ここで、デリミッタ
として「,」を入力し、データ入力ボタンを操作する
と、デリミッタ形式のデータ入力画面に切り替わる。こ
の場合も、同図(b) に示すように、入力画面29の左方
に上記同様に上から5段に分けて、データ名「X、Y、
A、PART、COMMENT」が表示され、それらに
対応して、その右方に5個の入力枠が夫々表示される。
この入力枠内には、デリミッタで区切られる各データの
データ列内(1レコード内)における順位が指定され
る。上記各データのデータ列内の順位として、この例で
は上から1番目、2番目、3番目、4番目、及び5番目
の指定が入力されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】同図(b) の入力画面29の下に示すデータ
列「12,22,32,Chip−R,R10」は、上
記のデリミッタ形式のデータ列を示しており、「,」で
区切られた1番目つまり最初のデータ「12」がX軸の
座標データである。同様に区切りの2番目のデータ「2
2」がY軸の座標データ、3番目のデータ「32」が角
度データ、4番目の文字「Chip−R」が部品名、そ
して5番目の英数字「R10」がコメントである。これ
らの各データは、同図(a) のアドレス形式で記述された
データ群と全く同一のデータ群であるが、記述形式が異
なるため、このように、このままでは一律には取り扱う
ことができないデータ列となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】また、特別な検索パターンとしては「@B
EGIN」と「@END」の2つのパターンがある。こ
れらはパターン欄に記述されるが、検索条件を示すもの
ではなく一種のコマンドのようなものである。「@BE
GIN」は制御欄に指定(記述)したアクション(例え
ば後述する範囲登録開始を表わす「ST−0」)を処理
の一番はじめに無条件に行うよう指示するものである。
また、「@END」は制御欄に指定したアクション(例
えば後述する範囲登録終了を表わす「ED−0」)を処
理の一番最後に無条件に行うよう指示するものである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】上記の制御コード(アクション)は、記述
行の上位で指定したものから、AND条件で処理され
る。例えば、或るCADデータがデリミッタ形式で、次
のようになっていたとする。 T,100,123,0,R105K B,200,456,0,C100uF T,300,789,180,Tr1150 T,300,200,0,Mark−01 T,300,180,O,IC−512 Comment−Line B,100,40,0,Mark−01 B,100,50,0,F100D これに対して、特殊コマンド指定の1行目で、「T」
(両面搭載基板のトップ面)の検索を指定する検索パタ
ーンを記述し、その制御コードに「GREP」を指定し
たとする。そして、2行目で「Mark−01」の検索
を指定する検索パターンを記述し、その制御コードに
「Q」を指定した場合、たとえ検索したデータ列の項目
が、制御コード「Q」の検索パターン「Mark−0
1」に一致していても、特殊コマンド指定の1行目で指
定されている制御コード「GREP」の検索パターン
「T」に合致しなければ取り込まない。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】図2(a) において、先ず、変換元のデータ
ファイルの形式に従った変換パラメータファイルを指定
する(ステップS1)。この処理は、上述したメモリ3
3の変換パラメータ・マスターテーブルに登録されてい
るアドレス形式、デリミッタ形式、又は固定カラム形式
のいずれかを表示画面の指示に基づくキー入力により指
定(選択)する処理である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】上記ステップSM3又はSM4に続いて、
変換パラメータファイルの項目によりデータ形式を判
別する(ステップSM5)。そして、データ形式がデリ
ミッタ形式であれば、いま読み込んだデータをデリミッ
形式の規則に従って分解する(ステップSM6)。こ
れにより、例えば図5(b) の下方に示したデリミッタ
式のデータ列「12,22,32,Chip−R,R1
0」が、デリミッタ「,」に従って「12」、「2
2」、「32」、「Chip−R」、「R10」に分解
(変換)され、これら変換された各データが、図8(a)
のワークファイルに示すように夫々対応する各欄41、
42、43、45及び46に格納される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】また、今回の処理周期「i」で、動作「G
REP」に対応する他の検索パターンが記述されおら
ず、且つ動作「GREP」以外の動作「i」の検索パタ
ーンに一致する文字列がレコード内に無い場合にも数回
の処理周期後にステップSN6の判別「i≦10」がN
oとなるため、この場合も出力フラグを設定して図7の
処理に戻る。これにより、この場合も読み込まれたレコ
ードが取り込まれる。例えば、図8(b) に示すワークフ
ァイルも、検索パターン「^X」と動作「GREP」に
より取り込みが確定したレコード(変換後のレコード)
に対応する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】図10(a) は、上記処理でメモリ34から
読み出される変換元ファイル(CADデータ37)の例
を示しており、データ形式はデリミッタ形式、デリミッ
はスペースである。同図(b) は、このCADデータ3
7に対応して選択されてメモリ33から読み出された検
索パラメータファイル38(図6(a) に示す例とは記述
が異なるが同様のものである)の例を示し、同図(c)
は、この変換パラメータファイル38に基づいて上記の
CADデータ37から変換されワークファイルを介して
メモリ35に書き込まれる変換先ファイル39の例を示
している。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】(a),(b),(c) は変換パラメータテーブルのメン
テナンス処理におけるデータ項目のアドレス形式、デリ
ミッタ形式、固定カラム形式における入力画面の例を示
す図である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他システムの座標データと自システムの
    座標データを対応付けるテーブルのパラメータを入力に
    より編集可能とする編集手段と、 他システムにより作成された座標データをレコード単位
    で順次取り込む取込手段と、 該取込手段が取り込んだ座標データの座標系を前記テー
    ブルのパラメータを参照しながら自システム用座標デー
    タの座標系に変換する座標系変換手段と、 該座標系変換手段が変換した座標データを前記テーブル
    のパラメータを参照しながら自システムの座標データの
    座標系及び単位に応じて拡大、縮小、回転、又は並行移
    動する座標値変換手段と、 前記テーブルのパラメータを参照して前記取込手段が取
    り込んだ前記レコード内の文字列が所定の検索パターン
    に一致したとき前記レコードの取り込みを中止する飛越
    手段と、 前記テーブルのパラメータを参照して前記取込手段が取
    り込んだ前記レコード内の文字列が所定の検索パターン
    に一致したとき前記レコードの取り込みを確定する取込
    確定手段と、 前記テーブルのパラメータを参照して前記取込手段が取
    り込んだレコード内の文字列が所定の検索パターンに一
    致したとき該検索パターンに対応して前記テーブルに予
    め設定されている制御コードを前記レコードに付加して
    該レコードを取り込む制御付加取込手段と、 前記座標系変換手段により自システム用に変換された座
    標データを前記テーブルのパラメータを参照しながら基
    板の流し方向に応じて更に座標変換する流し座標変換手
    段と、 該自システム用に変換された座標データを出力する出力
    手段と、 を備えたことを特徴とする座標データ変換装置。
  2. 【請求項2】 プログラムされたコンピュータによっ
    て、他システムで作成された座標データを自システムの
    座標データに変換する方法であって、 他システムの座標データと自システムの座標データを対
    応付けるテーブルのパラメータを入力により編集可能と
    する工程と、他システムにより作成された座標データを
    レコード単位で順次取り込む工程と、該取り込んだ座標
    データの座標系を前記テーブルのパラメータを参照しな
    がら自システム用座標データの座標系に変換する工程
    と、該変換した座標データを前記テーブルのパラメータ
    を参照しながら自システムの座標データの座標系及び単
    位に応じて拡大、縮小、回転、又は並行移動する工程
    と、前記テーブルのパラメータを参照して前記取り込ん
    だ前記レコード内の文字列が所定の検索パターンに一致
    したとき前記レコードの取り込みを中止する工程と、前
    記テーブルのパラメータを参照して前記取り込んだ前記
    レコード内の文字列が所定の検索パターンに一致したと
    き前記レコードの取り込みを確定する工程と、前記テー
    ブルのパラメータを参照して前記取り込んだレコード内
    の文字列が所定の検索パターンに一致したとき該検索パ
    ターンに対応して前記テーブルに予め設定されている制
    御コードを前記レコードに付加して該レコードを取り込
    む工程と、前記自システム用に変換された座標データを
    前記テーブルのパラメータを参照しながら基板の流し方
    向に応じて更に座標変換する工程と、該自システム用に
    変換された座標データを出力する工程と、 を含むことを特徴とする座標データ変換方法。
  3. 【請求項3】 他システムで作成された座標データを自
    システムの座標データに変換するプログラムを記録した
    記録媒体であって、 該プログラムは、コンピュータに、他システムの座標デ
    ータと自システムの座標データを対応付けるテーブルの
    パラメータを入力により編集可能とさせ、他システムに
    より作成された座標データをレコード単位で順次取り込
    ませ、該取り込んだ座標データの座標系を前記テーブル
    のパラメータを参照しながら自システム用座標データの
    座標系に変換させ、該変換した座標データを前記テーブ
    ルのパラメータを参照しながら自システムの座標データ
    の座標系及び単位に応じて拡大、縮小、回転、又は並行
    移動させ、前記テーブルのパラメータを参照して前記取
    り込んだ前記レコード内の文字列が所定の検索パターン
    に一致したとき前記レコードの取り込みを中止させ、前
    記テーブルのパラメータを参照して前記取り込んだ前記
    レコード内の文字列が所定の検索パターンに一致したと
    き前記レコードの取り込みを確定させ、前記テーブルの
    パラメータを参照して前記取り込んだレコード内の文字
    列が所定の検索パターンに一致したとき該検索パターン
    に対応して前記テーブルに予め設定されている制御コー
    ドを前記レコードに付加して該レコードを取り込ませ、
    前記自システム用に変換された座標データを前記テーブ
    ルのパラメータを参照しながら基板の流し方向に応じて
    更に座標変換させ、該自システム用に変換された座標デ
    ータを出力させる、 ことを特徴とする座標データ変換プログラムを記録した
    記録媒体。
JP16975097A 1997-06-26 1997-06-26 座標データ変換方法及び装置 Expired - Lifetime JP3856531B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16975097A JP3856531B2 (ja) 1997-06-26 1997-06-26 座標データ変換方法及び装置
US09/078,948 US6125304A (en) 1997-06-26 1998-05-14 Coordinate data converting method and device thereof

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16975097A JP3856531B2 (ja) 1997-06-26 1997-06-26 座標データ変換方法及び装置
US09/078,948 US6125304A (en) 1997-06-26 1998-05-14 Coordinate data converting method and device thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1115954A true JPH1115954A (ja) 1999-01-22
JP3856531B2 JP3856531B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=26492993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16975097A Expired - Lifetime JP3856531B2 (ja) 1997-06-26 1997-06-26 座標データ変換方法及び装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6125304A (ja)
JP (1) JP3856531B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084211A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Fujitsu Ltd 形状詳細化装置、形状詳細化方法、形状詳細化プログラム、機械cad装置および3次元構造物の製造方法
JP2012018439A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Hioki Ee Corp プリント基板作成用データ解析装置およびその解析方法並びにデータ解析プログラム

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8806319B1 (en) * 2000-04-12 2014-08-12 Ptc Inc. Method and apparatus for linking non-geometric data to geometric elements of a CAD file independent of the proprietary CAD file format
US7016865B1 (en) * 2000-04-14 2006-03-21 Deluxe Corporation Personalization format converter system and method
US7043563B2 (en) * 2000-04-17 2006-05-09 Circadence Corporation Method and system for redirection to arbitrary front-ends in a communication system
US6915317B1 (en) * 2000-07-13 2005-07-05 International Business Machines Corporation Method of converting a linear value to an integer
US6982726B1 (en) * 2000-07-18 2006-01-03 Canon Kabushiki Kaisha Non-Cartesian representation
US6718336B1 (en) * 2000-09-29 2004-04-06 Battelle Memorial Institute Data import system for data analysis system
JP4087049B2 (ja) * 2000-11-01 2008-05-14 株式会社日立製作所 データベース管理システムのデータ変換方法、それを実現するための装置、および、それを実行するためのプログラムの記憶媒体
US6854109B2 (en) * 2001-06-07 2005-02-08 International Business Machines Corporation Tool for converting .MAP file formats
WO2003021626A2 (en) * 2001-09-05 2003-03-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Cathode ray tube with anti-ringing coil
US6606554B2 (en) 2001-09-27 2003-08-12 Siemens Information & Communication Mobile Llc Method and apparatus for defining location coordinates
JP4284491B2 (ja) * 2002-07-16 2009-06-24 豊和工業株式会社 ピストン外形の加工データ生成装置
US7167276B2 (en) * 2002-10-22 2007-01-23 Canon Kabushiki Kaisha Data conversion between color coordinate systems
JP2004185397A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Fanuc Ltd 数値制御装置
US20050096952A1 (en) * 2003-10-31 2005-05-05 Hansen Allan M. Methods and systems for option-based product definition
US20050165504A1 (en) * 2004-01-22 2005-07-28 Feige Michael H. Methods and apparatus for facilitating manufacturing
CA2675689A1 (en) * 2007-02-08 2008-08-14 Silverbrook Research Pty Ltd Bar code reading method
US8315478B2 (en) * 2007-10-23 2012-11-20 Dfmsim, Inc. Coordinate system converter
CN103020080A (zh) * 2011-09-23 2013-04-03 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 点云文件快速读取方法及系统
CN103369834B (zh) * 2012-03-27 2016-03-16 北大方正集团有限公司 用于pcb制作的靶标参数处理方法和装置
CN112543439B (zh) * 2020-12-02 2021-12-28 山东大学 车联网位置信息加密云平台、终端、系统及方法
CN113723055A (zh) * 2021-07-30 2021-11-30 叶红 一种国土资源三调坐标转换系统

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2701022B2 (ja) * 1984-05-22 1998-01-21 ファナック 株式会社 プログラマブルミラーイメージ機能を有する数値制御装置
US5270627A (en) * 1991-06-24 1993-12-14 Unilens Corp., U.S.A. Machine tool control system
US5631973A (en) * 1994-05-05 1997-05-20 Sri International Method for telemanipulation with telepresence
US5751586A (en) * 1995-12-01 1998-05-12 Grabovac; Bosko CNC machine tool

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084211A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Fujitsu Ltd 形状詳細化装置、形状詳細化方法、形状詳細化プログラム、機械cad装置および3次元構造物の製造方法
JP2012018439A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Hioki Ee Corp プリント基板作成用データ解析装置およびその解析方法並びにデータ解析プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3856531B2 (ja) 2006-12-13
US6125304A (en) 2000-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1115954A (ja) 座標データ変換方法及び装置
JP4270618B2 (ja) 部品搭載プログラム作成装置
JP4139249B2 (ja) Cadデータ同一性検証装置、cadデータ同一性検証方法、及びcadデータ同一性検証プログラム
JP2002126975A (ja) 固定サイクル指令作成支援方法およびnc装置
CN101114279A (zh) 文档生成支持设备及其方法
JP2601179B2 (ja) プリント板設計用部品ライブラリ作成装置及びプリント板設計用部品ライブラリ作成方法
WO2020213129A1 (ja) デバッグ支援装置、デバッグ支援方法、デバッグ支援プログラム
JPH08212361A (ja) 図形編集装置および図形編集方法
JPS63149705A (ja) Ncデ−タ作成装置
JP2005141563A (ja) エディタ装置、コンピュータをエディタ装置として機能させるためのプログラム、および記録媒体
JPH06332645A (ja) データ入出力画面構築方式
JPH02158827A (ja) 印刷出力用データストリーム作成処理方式
JP2969423B2 (ja) Cadシステムにおけるグラフィックス表示装置とテキスト・ファイル表示装置との間のコミュニケーション・システム
JP2538397B2 (ja) 回路設計装置
JP2024011851A (ja) 制御プログラム編集装置、編集方法、およびプログラム
JP3124055B2 (ja) 文字入力制御装置
JP2019159945A (ja) 情報管理プログラム、装置、及び方法
JPH09305355A (ja) 情報入力装置および情報入力方法
JP3047400B2 (ja) データ処理装置
JPH06325202A (ja) 文字列修正装置
JPH02275576A (ja) 部品リスト作成装置
JPS61143809A (ja) プログラマブルコントロ−ラ
JPH0644251A (ja) メニュー表示方法
JPH0210430A (ja) オンラインプログラム生成方式
JPH05281954A (ja) 画面作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6