JPH11159468A - 給水装置 - Google Patents

給水装置

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JPH11159468A
JPH11159468A JP32462297A JP32462297A JPH11159468A JP H11159468 A JPH11159468 A JP H11159468A JP 32462297 A JP32462297 A JP 32462297A JP 32462297 A JP32462297 A JP 32462297A JP H11159468 A JPH11159468 A JP H11159468A
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JP
Japan
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pressure
pump
suction pressure
suction
water supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP32462297A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Tamagawa
充 玉川
Hisanori Mizuno
久範 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawamoto Pump Mfg Co Ltd filed Critical Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Priority to JP32462297A priority Critical patent/JPH11159468A/ja
Publication of JPH11159468A publication Critical patent/JPH11159468A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流量検出手段を使用することなく、圧力応答
性に優れ、吸込圧力が変化しても同水量における吐出圧
力変化が少ない予測推定末端圧力一定制御をすることが
できる給水装置を提供すること。 【解決手段】 ポンプ13の吸込圧力を検出する圧力セ
ンサ16と、このポンプを駆動するモ−タ14と、この
モ−タ14を可変速運転させるインバ−タ19aと、こ
のインバ−タ19aの運転周波数を制御する制御部19
とを備え、制御部19は、圧力センサ16で検出された
ポンプの吸込圧力に応じて運転周波数の最大周波数を変
化させると共に、ポンプの吐出圧力を推定末端圧力が一
定となるように制御する計算手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸込圧力が変化し
ても同水量における吐出圧力の変化を少なくする予測推
定末端圧力一定制御することができる給水装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】配水管からポンプを介して直接末端の給
水機器へと連結された、いわゆる直結型の可変速給水装
置においては、給水水量が多い時にも少ない時にも常に
末端給水機器に供給される水圧を一定にする、いわゆる
推定末端圧力一定制御運転が知られている。
【0003】従来においては、一般的な推定末端圧力一
定制御運転を行うと、図5に示すように、ポンプの吸込
に応じて最大水量仕様点の吐出圧力時の水量が変化す
る。そこで、吸込側の圧力が所定範囲外であるときにポ
ンプの吐出圧力を補正するようにして、水道本管にポン
プを直結して加圧する場合に吸込み側の圧力が変動して
も予想末端圧力を一定に制御できる給水装置が特開平6
−88594号公報で知られている。
【0004】また、ポンプの吸込圧力に応じて予め設定
されているデ−タテ−ブルによりポンプの運転周波数を
変化させて、推定末端圧力一定制御を行うようにしたも
のが、特開平8−326683号公報で知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平6−8
8594号公報及び特開平8−326683号公報に記
載の給水装置は、圧力応答性に問題があった。本発明は
上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、吸込圧
力が変化しても同水量における吐出圧力変化が少ない予
測推定末端圧力一定制御をすることができる給水装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる給水装
置は、ポンプの吸込圧力を検出する吸込圧力検出手段
と、このポンプを駆動する電動機と、この電動機を可変
速運転させる可変速手段と、この可変速手段の運転周波
数を制御するコントロ−ラとを備え、上記コントロ−ラ
は、上記吸込圧力検出手段で検出されたポンプの吸込圧
力に応じて上記運転周波数の最大周波数を変化させると
共に、上記ポンプの吐出圧力を推定末端圧力が一定とな
るように制御する計算手段を備えていることを特徴とす
る。
【0007】請求項2に係わる給水装置は、請求項1の
コントロ−ラは、吸込圧力検出手段で検出されたポンプ
の吸込圧力の変化量が一定以上の場合に、上記吸込圧力
検出手段で検出されたポンプの吸込圧力に応じて上記運
転周波数の最大周波数を変化させると共に、上記ポンプ
の吐出圧力を推定末端圧力が一定となるように制御する
ようにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施の形態について説明する。図1は給水装置を示す構成
図である。図1において、11は水道本管に接続される
吸込側配管である。である。この吸込側配管11はチェ
ック弁12を介してポンプ13の吸込み口に接続され
る。
【0009】このポンプ13はモ−タ(電動機)14に
よりその回転が制御される。ポンプ13の吐出口には吐
出側配管15が接続されている。吸込側配管11におい
て、上記チェック弁12の上流にはポンプ13の吸込圧
力Psを検出するための圧力センサ(吸込圧力検出手
段)16が接続されている。
【0010】また、上記吐出側配管15には、ポンプ1
3の吐出圧力Pdを検出するための圧力センサ17が接
続される。さらに、上記吐出側配管15には、上記圧力
センサ17より上流側に圧力タンク18が接続されてい
る。
【0011】上記圧力センサ16で検出されたポンプ1
3の吸込圧力Ps及び上記圧力センサ17で検出された
ポンプ13の吐出圧力Pdは所定時間毎に制御部19に
出力される。
【0012】制御部19はマイクロコンピュ−タ及びそ
の周辺回路により構成されている。この制御部19はモ
−タ14の運転周波数を制御するインバ−タ(可変速手
段)19aを内蔵している。さらに、この制御部19に
は、圧力センサ16で検出された吸込圧力Psを制御部
19に読み込んだ回数を計数するカウンタ19c、圧力
センサ16で検出された吸込圧力PsをPs1として記憶
するメモリ19mが設けられている。
【0013】この制御部19により図3のフロ−チャ−
トに示す制御がなされる。次に、上記のように構成され
た本発明の一実施の形態に動作について図3のフロ−チ
ャ−トを参照しながら説明する。まず、図4に示す曲線
Aが推定末端圧力が一定に制御された曲線を示す。
【0014】まず、圧力センサ16により吸込圧力Ps
を測定する(ステップS1)。この吸込圧力Psは制御
部19に入力される。この制御部19は圧力センサ16
で検出された吸込圧力Psを制御部19に取り込んだ回
数をデ−タの測定回数としてカウンタ19cに計数す
る。
【0015】このカウンタ19cに計数されたデ−タの
測定回数を判定する(ステップS2)。そして、このデ
−タの測定回数が『1』回目の場合には、ステップS1
で測定した吸込圧力PsをPs1としてメモリ19mに記
憶させる(ステップS3)。
【0016】推定末端圧力一定制御の計算式における最
大水量仕様点の周波数(最大運転周波数Hmax )をHma
x1に変更する処理がなされる。 つまり、Hmax1=Hmax −Ps1×ab ここで、a:定数、b:定数である。
【0017】次に、再度ステップS1の処理に戻って、
圧力センサ16により吸込圧力Psを検出する。そし
て、この圧力センサ16で検出された吸込圧力Psを制
御部19に取り込む。この制御部19は圧力センサ16
で検出された吸込圧力Psを制御部19に取り込んだ回
数をデ−タの測定回数としてカウンタ19cに計数す
る。この時点では、デ−タの測定回数は『2』となって
いるため、ステップS2の判定で『2回目以降』である
と判定されて、メモリ19mに記憶されている前回制御
部19に読み込まれた吸込圧力Ps1と今回制御部19に
読み込んだ吸込圧力Psとの圧力差ΔPsの絶対値を計
算する(ステップS5)。
【0018】この圧力差の絶対値がPth以上であるかを
判定する(ステップS6)。このステップS6の判定で
「NO」と判定された場合には、前述したステップS1
の処理に戻る。
【0019】一方、ステップS6の判定で「YES」と
判定された場合には、メモリ19mに記憶されている吸
込圧力Ps1を書き換える処理がなされる(ステップS
7)。そして、この吸込圧力Ps1をメモリ19mに記憶
させる(ステップS3)。
【0020】以下、前述したステップS4の処理がなさ
れる。つまり、推定末端圧力一定制御の計算式における
最大水量仕様点の周波数(最大運転周波数Hmax )をH
max1に変更する処理がなされる。
【0021】つまり、Hmax1=Hmax −Ps1×ab このように、推定末端圧力一定制御の計算式における最
大水量仕様点の周波数をHmax1に変更するようにして、
Hmax1の運転周波数にて吐出し圧力がP1となるように
し、吸込圧力が変化しても同じ水量の点での吐出圧力が
変わらないように補正すると図2に示すようになる。
【0022】従って、推定末端圧力一定制御曲線はB点
→A点→A′→A″へと移行します。また、前述した実
施の形態では、圧力差の絶対値がPth以上であると判定
された場合に、最大運転周波数Hmax を補正するように
しています。
【0023】このようにすることにより、吸込圧力の変
化が多少である場合に、すぐに最大運転周波数Hmax を
補正するようにすると、逆に吐出圧力が脈動してしまう
ことを防止するようにしている。また、吸込圧力のみを
随時検出していれば最大運転周波数を補正することがで
きるので、制御部19に搭載するソフトウェアを軽くす
ることができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係わる給水装置によれば、随
時流れている流量を検出する流量センサを用いなくて
も、圧力応答性に優れ、吸込圧力が変化しても同水量に
おける吐出圧力変化が予測推定末端圧一定制御を行うこ
とができる給水装置を提供することができる。
【0025】請求項2に係わる給水装置によれば、吸込
圧力の変化が多少である場合に、すぐに最大運転周波数
Hmax を補正するようにすると、逆に吐出圧力が脈動し
てしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる給水装置のシス
テム構成図。
【図2】同実施の形態の動作を説明するための水量−吐
出圧力特性曲線図。
【図3】同実施の形態の動作を説明するためのフロ−チ
ャ−ト。
【図4】推定末端圧力一定制御運転を説明するための
図。
【図5】従来の吸込圧力の変化を考慮に入れない場合の
吸込圧力の変化に対する推定末端圧力一定運転を示す特
性曲線図。
【符号の説明】
11…吸込側配管、 12…チェック弁、 13…ポンプ、 14…モ−タ、 15…吐出側配管、 16,17…圧力センサ、 18…圧力タンク、 19…制御部、 19c…カウンタ、 19m…メモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプの吸込圧力を検出する吸込圧力検
    出手段と、 このポンプを駆動する電動機と、 この電動機を可変速運転させる可変速手段と、 この可変速手段の運転周波数を制御するコントロ−ラと
    を備え、 上記コントロ−ラは、上記吸込圧力検出手段で検出され
    たポンプの吸込圧力に応じて上記運転周波数の最大周波
    数を変化させると共に、上記ポンプの吐出圧力を推定末
    端圧力が一定となるように制御する計算手段を備えてい
    ることを特徴とする給水装置。
  2. 【請求項2】 上記コントロ−ラは上記吸込圧力検出手
    段で検出されたポンプの吸込圧力の変化量が一定以上の
    場合に、上記吸込圧力検出手段で検出されたポンプの吸
    込圧力に応じて上記運転周波数の最大周波数を変化させ
    ると共に、上記ポンプの吐出圧力を推定末端圧力が一定
    となるように制御するようにしたことを特徴とする給水
    装置。
JP32462297A 1997-11-26 1997-11-26 給水装置 Pending JPH11159468A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012140944A1 (ja) * 2011-04-11 2012-10-18 富士電機株式会社 給水ポンプ制御装置
CN102758765A (zh) * 2012-07-02 2012-10-31 江苏环力科技发展有限公司 一种变频电子压力控制装置

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