JPH11148294A - 排泥調整装置 - Google Patents

排泥調整装置

Info

Publication number
JPH11148294A
JPH11148294A JP31700497A JP31700497A JPH11148294A JP H11148294 A JPH11148294 A JP H11148294A JP 31700497 A JP31700497 A JP 31700497A JP 31700497 A JP31700497 A JP 31700497A JP H11148294 A JPH11148294 A JP H11148294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
water supply
amount
adjusting
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31700497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2974208B2 (ja
Inventor
Hidekazu Anai
井 秀 和 穴
Takashi Kobayashi
林 孝 志 小
Riyouji Kawabata
端 僚 二 川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP9317004A priority Critical patent/JP2974208B2/ja
Publication of JPH11148294A publication Critical patent/JPH11148294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2974208B2 publication Critical patent/JP2974208B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Earth Drilling (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボーリング工等の被圧下での施工において、
圧力や流量の変化に柔軟に対応して排泥することができ
る排泥調整装置を提供する。 【解決手段】 回転数を調節できるスクイーズポンプ
(2)を設け、そのスクイーズポンプの吸入口(X1)
とボーリングマシンの排泥口(W3)とを連通し、ボー
リングマシン(1)へ送水する送水ポンプ(6)の送水
量を調節する送水量調節手段(8)と、前記スクイーズ
ポンプ(2)の回転数を調節し排泥量を調節する排泥量
調節手段(4)とを設ける。そして、前記ボーリングマ
シン(1)とスクイーズポンプ(2)間および送水ポン
プ(6)とボーリングマシン(1)間にそれぞれ流量計
(12、13)を設け、前記排泥量調節手段(4)と送
水量調節手段(8)とを連携して排泥量および送水量を
自動調整する自動制御手段(11)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボーリング工にお
ける排泥量を調節する排泥調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被圧下におけるボーリング工等に
おいて排泥を行う際に、切羽の圧力を一定に保ち、切羽
の安定を図りながら排泥の圧力を減圧し、大気圧下に安
全に排泥を行っていた。この場合、切羽より受ける圧力
を大気圧に減圧するのに曲り管を組み合わせることで配
管を延長し、配管抵抗を増して対処していた。
【0003】しかし、このような従来の方法では、高水
圧下になると配管延長が長くなり、装置が大きくなる。
また、圧力の変化や流量の変化に対応するためには、配
管の長さを変えるか、または、種類を変える必要があ
り、これらに柔軟に対応させることが難しかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、ボーリング工等の被圧下での施工において、圧力や
流量の変化に柔軟に対応して排泥することができる排泥
調整装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ボーリ
ング工における排泥量を調節する排泥調整装置におい
て、回転数を調節できるスクイーズポンプを設け、その
スクイーズポンプの吸入口とボーリングマシンの排泥口
とを連通し、ボーリングマシンへ送水する送水ポンプの
送水量を調節する送水量調節手段と、前記スクイーズポ
ンプの回転数を調節して排泥量を調節する排泥量調節手
段とを設けている。
【0006】また、前記送水ポンプとボーリングマシン
間およびボーリングマシンとスクイーズポンプ間にそれ
ぞれ流量計を設け、前記送水量調節手段と排泥量調節手
段とを連携して送水量および排泥量を自動調整する自動
制御手段を設けている。
【0007】そして、前記自動制御手段は掘削断面積と
掘削速度との積と送水量との和が排泥流量より大である
場合はスクイーズポンプの回転数を上げ、小さい場合は
その回転数を下げ、また送水量が設定送水量より小さい
場合は送水ポンプの回転数を上げ、大きい場合はその回
転数を下げる機能を有している。
【0008】したがって、本発明によれば、ボーリング
マシンへは、送水量調節手段により送水ポンプの送水量
が調節されて送水され、ボーリングマシンより被圧下で
排出された泥土は、排泥量調節手段によりスクイーズポ
ンプ回転数調節により排出量が調節され排出され、大気
圧に減圧される。
【0009】切羽の圧力は、この排泥量の調節により制
御される。このような制御によって圧力や流量の変化に
対し、柔軟に対応して排泥することができるので、切羽
の崩壊を防ぎながらボーリングを行うことができる。
【0010】なお、スクイーズポンプを回転するモータ
はインバータで制御するのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1において、符号1で示すボーリ
ングマシンは、その一端に設けた送水口X4に送水ポン
プ6からの配管T3が接続され、矢印Wに示すようにそ
の他端から切羽に向け送水されている。そして、そのボ
ーリングマシン1の外周部には泥土Dの通路が形成さ
れ、排泥されている。
【0012】全体を符号10で示す排泥調整装置には、
スクイーズポンプ2が設けられ、その吸入口X1は、前
記ボーリングマシン1の排泥口X3からの配管T1が接
続され、吐出口X2からは排泥タンク5に配管T2され
ている。スクイーズポンプ2には、排泥量調節手段であ
るインバータ3およびその回転数を調節する回転数調節
器4が取り付けられて、制御されている。
【0013】前記送水ポンプ6には、送水タンク9から
配管され、送水量調節手段であるインバータ7および回
転数調節器8が取り付けられて、制御されている。
【0014】ボーリングマシン1によって被圧下で排出
された泥土Dは、配管T1を通ってスクイーズポンプ2
に入る。スクイーズポンプ2に入った泥土Dは、一旦、
スクイーズポンプ2内の図示しないローラにより塞き止
められ、そして、ローラの回転によって一定量が大気圧
に減圧されて排泥タンク5に排出される。この泥土Dの
排泥量は、スクイーズポンプ2の回転数により調節され
ており、また、切羽の圧力は、この排泥量の調節により
制御されている。
【0015】送水を行いながらボーリング等を行う際に
は、送水量と排泥量との調節が必要であり、送水ポンプ
6の回転数調節による送水量の調節と、スクイーズポン
プ2の回転数調節による排泥量の調節とを連携させて制
御される。
【0016】以上の動作によって、切羽の崩壊を防ぎな
がらボーリングを行うことができる。そして、この送水
量および排泥量の調節には、調節器4、8の手動による
調節方法と、以下に説明するパーソナルコンピュータ等
を用い、自動調節による調節方法とがある。
【0017】図2には、自動調節による場合の構成が示
されている。ボーリングマシン1の排出口X3とスクイ
ーズポンプ2との間の配管T1、および送水ポンプ6と
ボーリングマシン1の間の配管T3に、それぞれ流量計
12、13および圧力計14、15が設けられている。
また、ボーリングマシン1にはその掘削速度を計測する
掘削速度計16が設けられている。
【0018】そして、自動制御手段であるパーソナルコ
ンピュータなどの制御用コンピュータ11が設けられ、
これら流量計12、13、圧力計14、15、および掘
削速度計16と連結されている。また、インバータ3、
7とは、回転数調節器を介さずに直接制御するように連
結されている。
【0019】以下、図3のフローチャートを参照して排
泥調整装置10の回転数自動調節の制御の態様を説明す
る。作業開始すると、まず、ステップS1にて送水量の
設定を行い、掘進を開始する(ステップS2)。そし
て、ステップS3に進み、掘削断面積×掘削速度計16
で計測した掘削速度、すなわち掘削量に、流量計13で
計測した送水量を加えたものが、流量計12で計測した
排泥流量より大きいか否かを判定し、それが正であれば
ステップS4に進んでスクイーズポンプ2の回転数を上
げ、次のステップS7に進む。前記ステップS3が否で
あれば、ステップS5にて掘進速度×掘削断面積+送水
量が排泥流量より小さいか判定し、それが正であればス
テップS6にてスクイーズポンプ2の回転数を下げ、ス
テップS7に進む。否であれば、そのままステップS7
に進む。
【0020】ステップS7では、ステップS1で設定し
た送水量が流量計13で計測した送水量より大きいか否
かを判定し、それが正であればステップS8に進んで送
水ポンプ7の回転数を上げ、次のステップS11に進
む。前記ステップS7が否であれば、ステップS9にて
設定送水量が計測した送水量より小さいか判定し、それ
が正であればステップS10にて送水ポンプ7の回転数
を下げ、ステップS11に進む。否であれば、そのまま
ステップS11に進む。
【0021】ステップS11では掘進終了か否かを判定
し、それが否であれば、ステップS3に戻り、正であれ
ばステップS12で送水ポンプ7とスクイーズポンプ2
の回転数を下げ、停止させる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の排泥調整
装置は構成されているので、以下の効果を奏する。 (1) 送水ポンプおよびスクイーズポンプをインバー
タでその回転数を調節して送水量、排泥量を調節し、切
羽の圧力を安定させ、安全に排泥を行うことができる。 (2) 上記の調節は、パーソナルコンピュータ等で自
動調整することができ、切羽の変化などに柔軟に対応す
ることができる。
【0023】(3) 排泥量は、スクイーズポンプで調
節し、送水量は、送水ポンプで常に設定送水量になるよ
う調節されているので、突然の増水等に自動的に十分な
対応ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体構成図。
【図2】本発明の自動制御手段を用いた実施形態を示す
全体構成図。
【図3】本発明の回転数自動調節フローチャート図。
【符号の説明】
1・・・ボーリングマシン 2・・・スクイーズポンプ 3・・・インバータ 4・・・回転数調節器 5・・・排泥タンク 6・・・送水ポンプ 7・・・インバータ 8・・・回転数調節器 9・・・送水タンク 10・・・排泥調整装置 11・・・制御用コンピュータ 12、13・・・流量計 14、15・・・圧力計 16・・・掘削速度計

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボーリング工における排泥量を調節する
    排泥調整装置において、回転数の調節可能なスクイーズ
    ポンプを設け、そのスクイーズポンプの吸入口とボーリ
    ングマシンの排泥口とを連通し、ボーリングマシンへ送
    水する送水ポンプの送水量を調節する送水量調節手段
    と、前記スクイーズポンプの回転数を調節して排泥量を
    調節する排泥量調節手段とを設けたことを特徴とする排
    泥調整装置。
  2. 【請求項2】 前記送水ポンプとボーリングマシン間お
    よびボーリングマシンとスクイーズポンプ間にそれぞれ
    流量計を設け、前記送水量調節手段と排泥量調節手段と
    を連携して送水量および排泥量を自動調整する自動制御
    手段を設けた請求項1に記載の排泥調整装置。
  3. 【請求項3】 前記自動制御手段は掘削断面積と掘削速
    度との積と送水量との和が排泥流量より大である場合は
    スクイーズポンプの回転数を上げ、小さい場合はその回
    転数を下げ、また送水量が設定送水量より小さい場合は
    送水ポンプの回転数を上げ、大きい場合はその回転数を
    下げる機能を有する請求項2に記載の排泥調整装置。
JP9317004A 1997-11-18 1997-11-18 排泥調整装置 Expired - Fee Related JP2974208B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9317004A JP2974208B2 (ja) 1997-11-18 1997-11-18 排泥調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9317004A JP2974208B2 (ja) 1997-11-18 1997-11-18 排泥調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11148294A true JPH11148294A (ja) 1999-06-02
JP2974208B2 JP2974208B2 (ja) 1999-11-10

Family

ID=18083346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9317004A Expired - Fee Related JP2974208B2 (ja) 1997-11-18 1997-11-18 排泥調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2974208B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008069531A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Ohbayashi Corp 地盤の削孔システム及びこの削孔システムを用いた削孔方法
JP2008095404A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Raito Kogyo Co Ltd 被圧下における削孔装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008069531A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Ohbayashi Corp 地盤の削孔システム及びこの削孔システムを用いた削孔方法
JP2008095404A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Raito Kogyo Co Ltd 被圧下における削孔装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2974208B2 (ja) 1999-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2578371B2 (ja) 可変容量ポンプの容量制御装置
JP4250999B2 (ja) クーラントポンプ装置およびドリル装置
JP2974208B2 (ja) 排泥調整装置
JPH01300093A (ja) 吹出し調整によるターボ圧縮機のサージ回避方法
JP3426447B2 (ja) 自動給水装置
JPH08218771A (ja) 泥水式トンネル掘削機
JP3411128B2 (ja) 可変速給水装置
JP2001211694A (ja) 水車発電機用調速機制御システム
JP2002005075A (ja) ポンプ制御方式
JP4047980B2 (ja) 並列接続されたポンプの運転方法
JP3523489B2 (ja) ポンプ制御方式
JPH10103252A (ja) ポンプ制御方式
JPH05118280A (ja) 可変速給水装置の運転制御方式
JPH06185493A (ja) 送水ポンプの運転方法
JP3129853B2 (ja) 泥水加圧式シールド工事における切羽水圧の自動制御装置
JP3976813B2 (ja) 液混合装置及び方法
JPH11159468A (ja) 給水装置
JPS58113596A (ja) ポンプの流量制御装置
JP2527164B2 (ja) 給水装置の制御方法
JPH0988836A (ja) 可変速給水加圧装置
JP4418061B2 (ja) 液圧制御システム
JPH09151858A (ja) 並列接続されたポンプの運転方法
JP2002005033A (ja) 可変速給水装置の制御方法
JPS5833908Y2 (ja) ホイツプクリ−ムの移送制御装置
JPH07145588A (ja) 抄紙機ヘッドボックス制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140903

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees