JPH11159410A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JPH11159410A
JPH11159410A JP34448197A JP34448197A JPH11159410A JP H11159410 A JPH11159410 A JP H11159410A JP 34448197 A JP34448197 A JP 34448197A JP 34448197 A JP34448197 A JP 34448197A JP H11159410 A JPH11159410 A JP H11159410A
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JP
Japan
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manifold
molded body
collector
lead wire
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP34448197A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Mogi
郁男 茂木
Masanori Namiki
正則 並木
Hironori Ohashi
弘典 大橋
Munehiro Kudo
宗弘 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料噴射弁等のリード線を収容する通路をコ
レクタ、マニホールドに一体形成することにより、部品
点数を削減して組立時の作業性を向上させる。 【解決手段】 吸気装置1の上部側には、コレクタ上ケ
ース11、マニホールド上側分割体12を一体形成した
樹脂製の上部成形体10を設ける。また、上部成形体1
0の下側には下部成形体を接合して設け、これらによっ
てコレクタ19、マニホールド20を形成する。さら
に、上部成形体10と下部成形体には配線収容リブ1
5,16等をそれぞれ設ける。そして、配線収容リブ1
5,16等の間には、マニホールド側リード線収容通路
25、コレクタ側リード線収容通路26を設け、これら
のリード線収容通路25,26には燃料噴射弁21とス
ロットルセンサ24のリード線21A,24Aを収容す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用エ
ンジン等の吸気系統に用いて好適な内燃機関の吸気装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用エンジン等の内燃機関
には、外部からの吸入空気をエンジンの各気筒に吸込む
ための吸気装置が設けられている。そして、この種の従
来技術によるエンジンの吸気装置は、外気がエアクリー
ナを介して流入するコレクタと、該コレクタからエンジ
ンの各気筒に向けて延びる複数のマニホールドと、エン
ジンの吸入空気量を増減させるスロットル装置等とから
なり、エンジン本体と共に車両のエンジンルーム等に配
設されている。
【0003】また、各マニホールドには、車両の燃料タ
ンク等から供給される燃料をマニホールド内の吸入空気
中に噴射するための燃料噴射弁がそれぞれ設けられ、こ
れらの各燃料噴射弁は、車両内に設けられたエンジン制
御用のコントロールユニットにリード線等を介して接続
されている。
【0004】さらに、スロットル装置はエアクリーナと
コレクタとの間に接続され、その内部にはアクセルペダ
ル等の操作量に応じて開,閉されるスロットル弁が設け
られている。また、スロットル装置には、スロットル弁
の開度を検出するためのスロットルセンサが設けられ、
このスロットルセンサは他のリード線等を介して前記コ
ントロールユニットに接続されている。
【0005】そして、エンジンの運転中には、外部から
の吸入空気がエアクリーナ、スロットル装置、コレクタ
および各マニホールドを介してエンジンの各気筒に吸気
される。また、コントロールユニットは、エアフロメー
タ等により検出した吸入空気量の検出結果とスロットル
センサからの検出信号等とを用いて各燃料噴射弁に駆動
信号を出力する。これにより、マニホールドからエンジ
ンの各気筒に流入する吸入空気中には燃料噴射弁から適
量の燃料が噴射される。
【0006】また、吸気装置をエンジンルーム内に組付
けるときには、まず吸気装置をエンジンルーム内に固定
した後に、燃料噴射弁、スロットルセンサ等から延びる
リード線を複数の取付ブラケット等を用いてエンジンル
ーム内の所定位置に取付け、その先端側に設けられた外
部接続用のコネクタをコントロールユニット側のコネク
タと接続している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、エンジン本体、吸気装置等をエンジンルー
ム内に配設した後に、燃料噴射弁、スロットルセンサ等
の各リード線を複数の取付ブラケット等によってエンジ
ンルーム内に取付ける構成となっている。
【0008】しかし、リード線の取付作業は、エンジン
本体、吸気装置および他の構成部品等をエンジンルーム
内に配設した状態で行われるため、作業者等はこれらの
部品間に形成された僅かなスペースを利用して各リード
線をエンジンルーム内に伸長させなければならず、しか
もリード線の各部位を取付ブラケットを用いて周囲の構
造物等に取付ける作業が必要となる。
【0009】このため、従来技術では、リード線の取付
作業に手間がかかるばかりでなく、取付用の部品点数が
各取付ブラケット等によって増加し、吸気装置をエンジ
ンルーム内に効率よく組付けることができないという問
題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は、燃料噴射弁等のリード線を予
め定められた位置に容易に配設でき、その取付作業を効
率よく行うことができると共に、取付用の部品点数を大
幅に削減でき、車両等に対する組付け時の作業性を確実
に向上できるようにした内燃機関の吸気装置を提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1の発明は、上部側が開口したコレクタ底
ケースおよび該コレクタ底ケースから延びる複数のマニ
ホールド下側分割体を樹脂材料により一体形成した下部
成形体と、前記コレクタ底ケースの上部側に接合されて
コレクタを形成するコレクタ上ケースおよび各マニホー
ルド下側分割体の上部側に接合されて複数のマニホール
ドを形成するマニホールド上側分割体を樹脂材料により
一体形成した上部成形体と、下部成形体のマニホールド
下側分割体と上部成形体のマニホールド上側分割体のう
ち少なくとも一方のマニホールド分割体に設けられた複
数の燃料噴射弁と、該各燃料噴射弁に連なるリード線を
収容するために下部成形体のマニホールド下側分割体と
上部成形体のマニホールド上側分割体との接合部に設け
られたリード線収容通路とからなる構成を採用してい
る。
【0012】このように構成することにより、吸気装置
を組立てるときには、下部成形体と上部成形体とを互い
に接合してコレクタとマニホールドとを形成でき、マニ
ホールドにはリード線収容通路を設けることができる。
従って、燃料噴射弁のリード線をリード線収容通路に収
容できるから、例えば車両のエンジンルーム等に吸気装
置を組付けるときには、このリード線をリード線収容通
路に収容した状態でマニホールドに沿って予め取付けて
おくことができる。
【0013】また、請求項2の発明では、下部成形体の
マニホールド下側分割体と上部成形体のマニホールド上
側分割体との接合部にはそれぞれ接合用のリブを設け、
リード線収容通路は下部成形体のリブと上部成形体のリ
ブのうち少なくとも一方のリブに設ける構成としてい
る。
【0014】これにより、マニホールド下側分割体のリ
ブとマニホールド上側分割体のリブとを互いに接合で
き、リード線収容通路をマニホールドと共に形成するこ
とができる。従って、燃料噴射弁のリード線を各リブの
間に予め配設しておくことにより、このリード線をリー
ド線収容通路に収容することができる。
【0015】一方、請求項3の発明は、上部側が開口し
たコレクタ底ケースおよび該コレクタ底ケースから延び
る複数のマニホールド下側分割体を樹脂材料により一体
形成した下部成形体と、前記コレクタ底ケースの上部側
に接合されてコレクタを形成するコレクタ上ケースおよ
び各マニホールド下側分割体の上部側に接合されて複数
のマニホールドを形成するマニホールド上側分割体を樹
脂材料により一体形成した上部成形体と、下部成形体の
マニホールド下側分割体と上部成形体のマニホールド上
側分割体のうち少なくとも一方のマニホールド分割体に
設けられた複数の燃料噴射弁と、該各燃料噴射弁に連な
るリード線を収容するために下部成形体のマニホールド
下側分割体と上部成形体のマニホールド上側分割体との
接合部に設けられたマニホールド側リード線収容通路
と、該マニホールド側リード線収容通路と連続して下部
成形体のコレクタ底ケースと上部成形体のコレクタ上ケ
ースとの接合部に設けられたコレクタ側リード線収容通
路とからなる構成を採用している。
【0016】これにより、燃料噴射弁のリード線をマニ
ホールド側リード線収容通路を経由してコレクタ側リー
ド線収容通路に収容できるから、エンジンルーム等に吸
気装置を組付けるときには、このリード線をマニホール
ドからコレクタに沿って予め取付けておくことができ
る。
【0017】また、請求項4の発明では、下部成形体の
マニホールド下側分割体と上部成形体のマニホールド上
側分割体との接合部にはそれぞれ接合用のリブを設け、
マニホールド側リード線収容通路は下部成形体のリブと
上部成形体のリブのうち少なくとも一方のリブに設ける
と共に、下部成形体のコレクタ底ケースと上部成形体の
コレクタ上ケースとの接合部にはそれぞれ接合用のリブ
を設け、コレクタ側リード線収容通路は下部成形体のリ
ブと上部成形体のリブのうち少なくとも一方のリブに設
ける構成としている。
【0018】これにより、マニホールド下側分割体とマ
ニホールド上側分割体、コレクタ底ケースとコレクタ上
ケースとをそれぞれのリブを介して接合でき、マニホー
ルド側リード線収容通路、コレクタ側リード線収容通路
をマニホールド、コレクタと共に形成することができ
る。このため、燃料噴射弁のリード線を各リブの間に予
め配設しておくことにより、このリード線をマニホール
ド側リード線収容通路、コレクタ側リード線収容通路に
収容することができる。
【0019】さらに、請求項5の発明では、コレクタに
は、コレクタ側リード線収容通路の各リード線を外部に
接続するためのコネクタを設けている。
【0020】これにより、燃料噴射弁のリード線をコネ
クタに接続でき、このコネクタに対して外部のコネクタ
等を着脱可能に連結できるから、これらのコネクタを介
してリード線を外部に接続することができる。
【0021】また、請求項6の発明では、コレクタに
は、内部にスロットル弁が開,閉可能に配設されたスロ
ットル装置を設け、該スロットル装置に連なるリード線
をコレクタ側リード線収容通路に収容する構成としてい
る。
【0022】これにより、スロットル装置のリード線を
コレクタ側リード線収容通路に収容できるから、このリ
ード線をコレクタに沿って取付けることができる。
【0023】さらに、請求項7の発明では、コレクタに
は、内部にスロットル弁が開,閉可能に設けられたスロ
ットル装置と、該スロットル装置のスロットル弁の開度
を検出するスロットルセンサとを設け、スロットルセン
サに連なるリード線をコレクタ側リード線収容通路に収
容する構成としている。
【0024】これにより、スロットルセンサのリード線
をコレクタ側リード線収容通路に収容できるから、この
リード線をコレクタに沿って取付けることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図1ないし図9を参照しつつ詳細に説明する。
【0026】ここで、図1ないし図7は本発明による第
1の実施の形態を示し、本実施の形態では、自動車用エ
ンジン等の吸気装置を例に挙げて述べる。
【0027】1はエンジン本体2と共に自動車等のエン
ジンルーム(図示せず)内に設置されるエンジンの吸気
装置を示し、該吸気装置1は、図1および図2に示す如
く、後述の下部成形体3、上部成形体10等からなり、
コレクタ19、マニホールド20、燃料噴射弁21、ス
ロットル装置22、スロットルセンサ24等を備えてい
る。
【0028】3は吸気装置1の下部側を構成した下部成
形体で、該下部成形体3は、図3および図4に示す如
く、例えば66ナイロン、ポリフェニレンスルフィド
(PPS)、または66ナイロンにガラスウール等を混
入させた強化樹脂等を射出成形することによって形成さ
れている。そして、下部成形体3は、上側が開口した略
箱形状のコレクタ底ケース4と、上向きに開口した略円
弧状の横断面を有し、コレクタ底ケース4からエンジン
の各気筒(図示せず)に向けて延びる例えば4個のマニ
ホールド下側分割体5,5,…と、後述の配線収容リブ
6,7等とを一体形成することによって構成されてい
る。
【0029】6は下部成形体3のコレクタ底ケース4に
設けられた接合用のリブとしての配線収容リブで、該配
線収容リブ6は、図3および図4に示す如く、コレクタ
底ケース4の上端側周縁から水平方向の外向きに突出し
ている。また、配線収容リブ6は、上部成形体10に設
けられた後述の配線収容リブ15(図2参照)とほぼ同
様に、各マニホールド下側分割体5の間を除いてコレク
タ底ケース4を取囲むように略C字状に形成されてい
る。
【0030】ここで、配線収容リブ6には、図5に示す
如く、後述のコレクタ側リード線収容通路26を形成す
るため薄肉な平板状の通路壁6Aが配線収容リブ6の下
端側から水平方向の外向きに突出形成され、該通路壁6
Aは配線収容リブ6に沿って略C字状に延設されてい
る。
【0031】7,7は下部成形体3のマニホールド下側
分割体5に設けられた接合用のリブとしての配線収容リ
ブで、該各配線収容リブ7は、図4中の左,右両端側に
位置したマニホールド下側分割体5の上端側周縁から外
側に向けて水平方向に突出し、上部成形体10に設けら
れた後述の配線収容リブ16(図2参照)とほぼ同様
に、マニホールド下側分割体5の長さ方向に延設されて
いる。また、配線収容リブ7には、図6に示す如く、後
述のマニホールド側リード線収容通路25を形成するた
め配線収容リブ6の通路壁6Aとほぼ同様の通路壁7A
が一体形成され、該通路壁7Aは配線収容リブ7に沿っ
て延設されている。
【0032】さらに、下部成形体3には、各マニホール
ド下側分割体5の間に位置してコレクタ底ケース4の上
端側周縁から水平方向に突出した複数のリブ8と、配線
収容リブ7の形成位置を除いて各マニホールド下側分割
体5の上端側周縁から水平方向に突出した複数のリブ9
とが一体形成されている。
【0033】10は下部成形体3と同様の樹脂材料等に
よって形成された上部成形体で、該上部成形体10は、
図1ないし図4に示す如く、下側が開口した略箱形状の
コレクタ上ケース11と、下向きに開口した略円弧状の
横断面を有し、各マニホールド下側分割体5に対応して
コレクタ上ケース11から延びる4個のマニホールド上
側分割体12,12,…と、後述の配線収容リブ15,
16等とを一体形成することによって構成されている。
【0034】また、コレクタ上ケース11の上面部に
は、スロットル装置22用のスロットル取付部11Aが
設けられ、各マニホールド上側分割体12の先端側に
は、燃料噴射弁21を取付ける筒状の噴射弁取付部12
Aと、各取付ねじ13等によりエンジン本体2側に取付
けられるフランジ14とが一体形成されている。
【0035】15は上部成形体10のコレクタ上ケース
11に設けられた接合用のリブとしての配線収容リブ
で、該配線収容リブ15は、図1ないし図3に示す如
く、コレクタ上ケース11の下端側周縁から水平方向の
外向きに突出し、各マニホールド上側分割体12の間を
除いてコレクタ上ケース11を取囲むように略C字状に
形成されている。また、配線収容リブ15には、図5に
示す如く、下部成形体3の通路壁6Aに対応して断面L
字状の通路壁15Aが一体形成され、該通路壁15Aは
配線収容リブ15の上端側から外向きに突出すると共
に、先端側が通路壁6Aに向けて下向きに屈曲してい
る。
【0036】16,16は上部成形体10のマニホール
ド上側分割体12に設けられた接合用のリブとしての配
線収容リブで、該各配線収容リブ16は、図4中の左,
右両端側に位置したマニホールド上側分割体12の下端
側周縁から外側に向けて水平方向に突出し、マニホール
ド上側分割体12の長さ方向に延設されている。また、
配線収容リブ16には、図6に示す如く、配線収容リブ
15の通路壁15Aとほぼ同様に断面L字状をなす通路
壁16Aが一体形成され、該通路壁16Aは下部成形体
3の通路壁7Aに対応して延設されている。
【0037】さらに、上部成形体10には、各マニホー
ルド上側分割体12の間に位置してコレクタ上ケース1
1の下端側周縁から水平方向に突出した複数のリブ17
と、配線収容リブ16の形成位置を除いて各マニホール
ド上側分割体12の下端側周縁から水平方向に突出した
複数のリブ18とが一体形成されている。
【0038】ここで、下部成形体3と上部成形体10と
は、例えば振動溶着、高周波溶着等の手段を用いて配線
収容リブ6,7と配線収容リブ15,16、リブ8,9
とリブ17,18とがそれぞれ接合されている。これに
より、配線収容リブ6,15は、通路壁6A,15Aの
先端側が互いに固着され、後述のコレクタ側リード線収
容通路26を形成すると共に、配線収容リブ7,16も
同様に、通路壁7A,16Aの先端側が互いに固着さ
れ、後述のマニホールド側リード線収容通路25を形成
している。
【0039】また、コレクタ上ケース11はコレクタ底
ケース4上に接合され、これらはコレクタ19を構成す
ると共に、各マニホールド上側分割体12は各マニホー
ルド下側分割体5上に接合され、これらは4個のマニホ
ールド20,20,…を構成している。
【0040】21,21,…は各マニホールド上側分割
体12の噴射弁取付部12Aに取付けられた4個の燃料
噴射弁で、該各燃料噴射弁21は、図2に示す如く、リ
ード線21Aの一端側に設けられたコネクタ21Bに接
続され、該リード線21A、後述のコネクタ27,30
等を介してエンジン制御用のコントロールユニット(図
示せず)等に接続されている。そして、各燃料噴射弁2
1は、コントロールユニットからの駆動信号に応じて開
弁することにより、マニホールド20内に燃料を噴射さ
せるものである。
【0041】22はエンジンの吸入空気量を増減させる
スロットル装置で、該スロットル装置22は、図3およ
び図4に示す如く、各取付ねじ23等によってコレクタ
上ケース11のスロットル取付部11Aに取付けられた
筒状のスロットルボディ22Aと、該スロットルボディ
22A内に開,閉可能に設けられ、車両のアクセルペダ
ル(図示せず)等の操作量に応じて開,閉されるスロッ
トル弁22Bとから構成されている。
【0042】24はスロットル装置22と共にコレクタ
19に設けられたスロットルセンサで、該スロットルセ
ンサ24は、図2に示す如く、各リード線24Aの端部
に設けられたコネクタ24Bに接続され、該各リード線
24A等を介してコントロールユニットに接続されてい
る。そして、スロットルセンサ24はスロットル弁22
Bの開度を検出してコントロールユニットに検出信号を
出力するものである。
【0043】25は左,右両端側のマニホールド20に
沿って延設されたマニホールド側リード線収容通路で、
該マニホールド側リード線収容通路25は、図2および
図6に示す如く、下部成形体3の通路壁7Aと上部成形
体10の通路壁16Aとの間に断面四角形状をなして形
成されている。また、マニホールド側リード線収容通路
25は、一端側が各燃料噴射弁21のリード線21Aを
引込む引込口25Aとなり、他端側がコレクタ側リード
線収容通路26の両端側にそれぞれ連続している。
【0044】26はコレクタ19を取囲むように延設さ
れた略C字状のコレクタ側リード線収容通路で、該コレ
クタ側リード線収容通路26は、図2および図5に示す
如く、下部成形体3の通路壁6Aと上部成形体10の通
路壁15Aとの間に断面四角形状をなして形成されてい
る。また、コレクタ側リード線収容通路26の途中位置
には、スロットルセンサ24の各リード線24Aを引込
む切欠き26Aが配線収容リブ15に設けられている。
【0045】ここで、各燃料噴射弁21のリード線21
Aは、マニホールド側リード線収容通路25、コレクタ
側リード線収容通路26に収容され、マニホールド20
の左,右両側からマニホールド側リード線収容通路25
を介してコレクタ側リード線収容通路26の中間位置へ
とそれぞれ延びている。また、スロットルセンサ24の
各リード線24Aは切欠き26Aからコレクタ側リード
線収容通路26に収容されている。
【0046】27はコレクタ上ケース11の側面部に各
取付ねじ28等を用いて取付けられた外部接続用のコネ
クタで、該コネクタ27には、図5に示す如く、コレク
タ上ケース11との間にシール部材29が装着されてい
る。また、コネクタ27は、エンジンルーム内に設けら
れたコントロールユニット側のコネクタ30(図2参
照)と着脱可能に連結されるものである。
【0047】そして、リード線21A,24Aは、配線
収容リブ15に設けられたグロメットシール31と、コ
ネクタ27に設けられた他のグロメットシール32とを
介してコレクタ側リード線収容通路26の中間位置から
コネクタ27内に引込まれ、コネクタ27の各端子ピン
27A(1個のみ図示)に接続されると共に、コネクタ
27,30等を介してコントロールユニット側に接続さ
れている。
【0048】本実施の形態による自動車用エンジン等の
吸気装置1は上述の如き構成を有するもので、次にその
作動について説明する。
【0049】まず、エンジンの運転中には、スロットル
装置22のスロットル弁22Bが開,閉されることによ
り、エアクリーナ(図示せず)からの吸入空気がスロッ
トル装置22、コレクタ19および各マニホールド20
を介してエンジンの各気筒に吸気される。また、コント
ロールユニットは、エアフロメータ(図示せず)等によ
り検出した吸入空気量の検出結果とスロットルセンサ2
4からの検出信号等とを用いて各燃料噴射弁21に駆動
信号を出力し、各燃料噴射弁21からマニホールド20
内の吸入空気中に適量の燃料を噴射させる。
【0050】また、吸気装置1を組立てるときには、図
7に示す如く、まずリード線21Aを下部成形体3と上
部成形体10の通路壁6A,15A間および通路壁7
A,16A間に配設し、リード線24Aを通路壁6A,
15A間に配設する。そして、この状態で下部成形体3
と上部成形体10の配線収容リブ6,15間、配線収容
リブ7,16間を振動溶着等によって接合し、コレクタ
19、マニホールド20を形成すると共に、リード線2
1Aをマニホールド側リード線収容通路25、コレクタ
側リード線収容通路26に収容し、リード線24Aをコ
レクタ側リード線収容通路26に収容する。
【0051】次に、リード線21A,24Aをコネクタ
27の各端子ピン27Aに接続し、コネクタ27をコレ
クタ上ケース11に取付ける。そして、燃料噴射弁2
1、スロットル装置22を上部成形体10に取付け、リ
ード線21Aのコネクタ21Bを燃料噴射弁21に接続
し、リード線24Aのコネクタ24Bをスロットルセン
サ24に接続する。
【0052】さらに、吸気装置1をエンジンルーム内に
組付けるときには、まずフランジ14をエンジンルーム
内でエンジン本体2側に取付けた後に、コントロールユ
ニット側のコネクタ30をコネクタ27と連結し、これ
によってリード線21A,24Aをコントロールユニッ
ト側に接続する。
【0053】かくして、本実施の形態では、下部成形体
3の配線収容リブ6,7と上部成形体10の配線収容リ
ブ15,16との間にマニホールド側リード線収容通路
25、コレクタ側リード線収容通路26を設ける構成と
したから、吸気装置1を組立てるときには、燃料噴射弁
21とスロットルセンサ24のリード線21A,24A
を下部成形体3の通路壁6A,7Aと上部成形体10の
通路壁15A,16Aとの間に予め配設し、この状態で
下部成形体3と上部成形体10とを接合するだけで、こ
れらのリード線21A,24Aをマニホールド側リード
線収容通路25、コレクタ側リード線収容通路26に容
易に収容することができる。
【0054】これにより、吸気装置1をエンジンルーム
内に組付けるときには、これらのリード線21A,24
Aをマニホールド側リード線収容通路25、コレクタ側
リード線収容通路26に収容した状態でコレクタ19、
マニホールド20に沿って予め取付けておくことができ
る。
【0055】従って、本実施の形態によれば、燃料噴射
弁21とスロットルセンサ24のリード線21A,24
Aをエンジンルーム内の予め定められた位置に容易に配
設でき、リード線21A,24Aの取付作業を効率よく
行うことができる。また、従来技術で述べたようにリー
ド線21A,24A用の取付ブラケット等を用いる必要
がなくなり、部品点数を大幅に削減できると共に、吸気
装置1をエンジンルーム内に組付けるときの作業性を確
実に向上させることができる。
【0056】また、燃料噴射弁21のリード線21Aを
マニホールド側リード線収容通路25、コレクタ側リー
ド線収容通路26に収容したので、リード線21Aをマ
ニホールド20の先端側からコネクタ27側まで安定し
て導くことができ、リード線21Aを確実に保護できる
と共に、信頼性を向上させることができる。
【0057】さらに、マニホールド側リード線収容通路
25を左,右両側に位置するマニホールド20にそれぞ
れ設けたので、各燃料噴射弁21のリード線21Aを2
個のマニホールド側リード線収容通路25からコレクタ
側リード線収容通路26へと容易に導くことができ、リ
ード線21A等のレイアウトを容易に行うことができ
る。
【0058】また、外部接続用のコネクタ27を設けた
から、吸気装置1をエンジンルーム内に組付けるときに
は、コントロールユニット側のコネクタ30をコネクタ
27に連結するだけで、リード線21A,24Aをコネ
クタ27,30等を介してコントロールユニット側に接
続でき、この接続作業を効率よく行うことができる。
【0059】さらに、樹脂材料からなる下部成形体3、
上部成形体10を互いに接合するだけで、コレクタ19
とマニホールド20とを容易に形成でき、しかもスロッ
トル装置22等をコレクタ上ケース11のスロットル取
付部11Aに取付けることにより、これらを容易に接続
できるから、吸気装置1の組立作業を効率よく行うこと
ができ、その軽量化を図ることができる。
【0060】次に、図8は本発明による第2の実施の形
態を示し、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。しかし、本実施の形態によるエンジンの
吸気装置41の特徴は、燃料噴射弁21とスロットルセ
ンサ24のリード線21A,24Aを後述のクリップ4
4を用いてコレクタ19の外面側に取付ける構成とした
ことにある。
【0061】ここで、吸気装置41は、第1の実施の形
態による吸気装置1とほぼ同様に構成されているもの
の、下部成形体3のコレクタ底ケース4に設けられたリ
ブ42と上部成形体10のコレクタ上ケース11に設け
られたリブ43とは通路壁が省略された構成となってい
る。
【0062】そして、各燃料噴射弁21のリード線21
Aは、マニホールド下側分割体5の配線収容リブ7とマ
ニホールド上側分割体12の配線収容リブ16との間に
リード線収容通路として設けられたマニホールド側リー
ド線収容通路25に収容されている。また、リード線2
1Aは、スロットルセンサ24の各リード線24Aと共
に各クリップ44によってリブ42,43に取付けら
れ、コレクタ19の外面側に沿って延設されている。
【0063】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができる。
【0064】なお、前記第1の実施の形態では、吸気装
置1の下部成形体3に配線収容リブ6,7を設け、上部
成形体10に配線収容リブ15,16、フランジ14、
燃料噴射弁21等を設ける構成としたが、本発明はこれ
に限らず、図9に示す変形例のように構成してもよい。
【0065】即ち、下部成形体51には、コレクタ底ケ
ース52から延びるマニホールド下側分割体53の先端
側に位置してフランジ54と各燃料噴射弁21とが設け
られ、コレクタ底ケース52、マニホールド下側分割体
53には、上向きに屈曲したL字状の通路壁55A,5
6Aを有する配線収容リブ55,56が設けられてい
る。また、上部成形体57のコレクタ上ケース58、マ
ニホールド上側分割体59には、平板状の通路壁60
A,61Aを有する配線収容リブ60,61が設けら
れ、該配線収容リブ60,61は、下部成形体51の配
線収容リブ55,56との間にリード線収容通路を形成
する構成となっている。さらに、下部成形体51と上部
成形体57には、外部接続用のコネクタ62,62がそ
れぞれ設けられている。
【0066】一方、前記各実施の形態では、下部成形体
3の配線収容リブ6,7と上部成形体10の配線収容リ
ブ15,16との間にマニホールド側リード線収容通路
25、コレクタ側リード線収容通路26等を形成するも
のとして述べたが、本発明はこれに限らず、下部成形体
3のリブ8,9と上部成形体10のリブ17,18との
間にもリード線収容通路を必要に応じて設ける構成とし
てもよい。
【0067】また、前記各実施の形態では、スロットル
装置22、スロットルセンサ24を上部成形体10のコ
レクタ上ケース11に設けるものとして述べたが、本発
明はこれに限らず、スロットル装置22等を下部成形体
3のコレクタ底ケース4に取付ける構成としてもよい。
【0068】さらに、前記第1の実施の形態では、スロ
ットル装置22のスロットル弁22Bがアクセルペダル
の操作量に応じて開,閉されるものとして述べたが、本
発明はこれに限らず、コントロールユニットからの駆動
信号によりスロットル弁を電気的に開,閉させる電動式
のスロットル装置をコレクタ上ケース11に設け、この
スロットル装置の電動モータ等から延びるリード線をコ
レクタ側リード線収容通路26に収容する構成としても
よい。
【0069】また、前記各実施の形態では、例えば振動
溶着、高周波溶着等の手段を用いて下部成形体3の配線
収容リブ6,7と上部成形体10の配線収容リブ15,
16等とを接合するものとして述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば接着等の手段によってこれらを接合す
る構成としてもよい。
【0070】さらに、前記各実施の形態では、下部成形
体3を図中の下側に配置し、上部成形体10を上側に配
置することによって吸気装置1,41を構成するものと
したが、吸気装置1,41は、エンジン本体2との関係
で、上,下方向または左,右方向に対して任意の位置関
係となるように配設してもよいもので、吸気装置1,4
1の配置が限定されるものではない。
【0071】また、前記各実施の形態では、吸気装置
1,41を4気筒のエンジンに用いる場合を例に挙げて
述べたが、本発明はこれに限らず、2気筒、3気筒また
は5気筒以上のエンジンに適用してもよく、さらには農
業用機械、産業用機械等の内燃機関に適用してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、吸気装置を、下部成形体、上部成形体、燃料噴射
弁およびリード線収容通路から構成したので、吸気装置
を組立てるときには、燃料噴射弁のリード線をリード線
収容通路に容易に収容することができる。これにより、
例えば車両のエンジンルーム等に吸気装置を組付けると
きには、従来技術のようにリード線用の取付ブラケット
等を用いる必要がなくなり、リード線をエンジンルーム
内の予め定められた位置に容易に配設できると共に、部
品点数を大幅に削減でき、リード線の取付作業、吸気装
置の組付作業を効率よく行うことができる。また、樹脂
製の下部成形体と上部成形体とを接合するだけで、コレ
クタとマニホールドとを容易に形成できるから、吸気装
置を組立てるときの作業性を確実に向上できると共に、
その軽量化を図ることができる。
【0073】また、請求項2の発明によれば、下部成形
体のマニホールド下側分割体と上部成形体のマニホール
ド上側分割体に設けたリブのうち少なくとも一方のリブ
にリード線収容通路を設ける構成としたから、燃料噴射
弁のリード線を各リブの間に配設して下部成形体と上部
成形体とを接合するだけで、リード線をリード線収容通
路に容易に収容でき、リード線をマニホールドに沿って
効率よく取付けることができる。
【0074】一方、請求項3の発明によれば、吸気装置
を、下部成形体、上部成形体、燃料噴射弁、マニホール
ド側リード線収容通路およびコレクタ側リード線収容通
路から構成したので、燃料噴射弁のリード線をマニホー
ルド側リード線収容通路およびコレクタ側リード線収容
通路に容易に収容でき、部品点数を大幅に削減できると
共に、リード線の取付作業、吸気装置の組付作業を効率
よく行うことができる。また、燃料噴射弁のリード線を
マニホールド側からコレクタ側まで安定して導くことが
でき、リード線を確実に保護できると共に、信頼性を向
上させることができる。さらに、樹脂製の下部成形体と
上部成形体とを接合するようにしたから、吸気装置を容
易に組立てることができ、その軽量化を図ることができ
る。
【0075】また、請求項4の発明によれば、マニホー
ルド下側分割体とマニホールド上側分割体に設けたリブ
のうち少なくとも一方のリブにマニホールド側リード線
収容通路を設け、コレクタ底ケースとコレクタ上ケース
に設けたリブのうち少なくとも一方のリブにコレクタ側
リード線収容通路を設ける構成としたから、燃料噴射弁
のリード線を各リブの間に配設して下部成形体と上部成
形体とを接合するだけで、リード線をマニホールド側リ
ード線収容通路およびコレクタ側リード線収容通路に容
易に収容でき、リード線をマニホールドおよびコレクタ
に沿って効率よく取付けることができる。
【0076】さらに、請求項5の発明によれば、リード
線を外部に接続するためのコネクタを設ける構成とした
から、このコネクタに対して外部のコネクタ等を連結す
るだけで、これらのコネクタを介して燃料噴射弁のリー
ド線を外部に接続でき、リード線の接続作業を効率よく
行うことができる。
【0077】また、請求項6の発明によれば、スロット
ル装置のリード線をコレクタ側リード線収容通路に収容
する構成としたから、このリード線を燃料噴射弁のリー
ド線と共にコレクタに沿って効率よく取付けることがで
きる。
【0078】さらに、請求項7の発明によれば、スロッ
トルセンサのリード線をコレクタ側リード線収容通路に
収容する構成としたから、このリード線を燃料噴射弁の
リード線と共にコレクタに沿って効率よく取付けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるエンジンの吸
気装置を示す正面図である。
【図2】吸気装置を示す図1の平面図である。
【図3】図2中の矢示III − III方向からみた吸気装置
の縦断面図である。
【図4】図2中の矢示IV−IV方向からみた吸気装置の断
面図である。
【図5】コレクタ側リード線収容通路をコネクタ等と共
に示す図3中の要部拡大断面図である。
【図6】マニホールド側リード線収容通路等を示す図4
中の要部拡大断面図である。
【図7】リード線を配線収容リブ間に配設して下部成形
体と上部成形体とを接合する前の状態を示す分解図であ
る。
【図8】第2の実施の形態によるエンジンの吸気装置を
示す平面図である。
【図9】第1の実施の形態の変形例による吸気装置を示
す分解図である。
【符号の説明】
1,41 吸気装置 3 下部成形体 4 コレクタ底ケース 5 マニホールド下側分割体 6,7,15,16 配線収容リブ(リブ) 8,9,17,18 リブ 10 上部成形体 11 コレクタ上ケース 12 マニホールド上側分割体 19 コレクタ 20 マニホールド 21 燃料噴射弁 21A リード線 22 スロットル装置 22A スロットルボディ 22B スロットル弁 24 スロットルセンサ 24A リード線 25 マニホールド側リード線収容通路(リード線収容
通路) 26 コレクタ側リード線収容通路 27 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 51/06 F02M 35/10 102B 69/00 301P 69/00 350P (72)発明者 工藤 宗弘 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部側が開口したコレクタ底ケースおよ
    び該コレクタ底ケースから延びる複数のマニホールド下
    側分割体を樹脂材料により一体形成した下部成形体と、 前記コレクタ底ケースの上部側に接合されてコレクタを
    形成するコレクタ上ケースおよび前記各マニホールド下
    側分割体の上部側に接合されて複数のマニホールドを形
    成するマニホールド上側分割体を樹脂材料により一体形
    成した上部成形体と、 前記下部成形体のマニホールド下側分割体と上部成形体
    のマニホールド上側分割体のうち少なくとも一方のマニ
    ホールド分割体に設けられた複数の燃料噴射弁と、 該各燃料噴射弁に連なるリード線を収容するために前記
    下部成形体のマニホールド下側分割体と上部成形体のマ
    ニホールド上側分割体との接合部に設けられたリード線
    収容通路とから構成してなる内燃機関の吸気装置。
  2. 【請求項2】 前記下部成形体のマニホールド下側分割
    体と上部成形体のマニホールド上側分割体との接合部に
    はそれぞれ接合用のリブを設け、前記リード線収容通路
    は下部成形体のリブと上部成形体のリブのうち少なくと
    も一方のリブに設けてなる請求項1に記載の内燃機関の
    吸気装置。
  3. 【請求項3】 上部側が開口したコレクタ底ケースおよ
    び該コレクタ底ケースから延びる複数のマニホールド下
    側分割体を樹脂材料により一体形成した下部成形体と、 前記コレクタ底ケースの上部側に接合されてコレクタを
    形成するコレクタ上ケースおよび前記各マニホールド下
    側分割体の上部側に接合されて複数のマニホールドを形
    成するマニホールド上側分割体を樹脂材料により一体形
    成した上部成形体と、 前記下部成形体のマニホールド下側分割体と上部成形体
    のマニホールド上側分割体のうち少なくとも一方のマニ
    ホールド分割体に設けられた複数の燃料噴射弁と、 該各燃料噴射弁に連なるリード線を収容するために前記
    下部成形体のマニホールド下側分割体と上部成形体のマ
    ニホールド上側分割体との接合部に設けられたマニホー
    ルド側リード線収容通路と、 該マニホールド側リード線収容通路と連続して前記下部
    成形体のコレクタ底ケースと上部成形体のコレクタ上ケ
    ースとの接合部に設けられたコレクタ側リード線収容通
    路とから構成してなる内燃機関の吸気装置。
  4. 【請求項4】 前記下部成形体のマニホールド下側分割
    体と上部成形体のマニホールド上側分割体との接合部に
    はそれぞれ接合用のリブを設け、前記マニホールド側リ
    ード線収容通路は下部成形体のリブと上部成形体のリブ
    のうち少なくとも一方のリブに設けると共に、前記下部
    成形体のコレクタ底ケースと上部成形体のコレクタ上ケ
    ースとの接合部にはそれぞれ接合用のリブを設け、前記
    コレクタ側リード線収容通路は下部成形体のリブと上部
    成形体のリブのうち少なくとも一方のリブに設ける構成
    としてなる請求項3に記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 【請求項5】 前記コレクタには、前記コレクタ側リー
    ド線収容通路の各リード線を外部に接続するためのコネ
    クタを設けてなる請求項3または4に記載の内燃機関の
    吸気装置。
  6. 【請求項6】 前記コレクタには、内部にスロットル弁
    が開,閉可能に配設されたスロットル装置を設け、該ス
    ロットル装置に連なるリード線を前記コレクタ側リード
    線収容通路に収容する構成としてなる請求項3,4また
    は5に記載の内燃機関の吸気装置。
  7. 【請求項7】 前記コレクタには、内部にスロットル弁
    が開,閉可能に設けられたスロットル装置と、該スロッ
    トル装置のスロットル弁の開度を検出するスロットルセ
    ンサとを設け、前記スロットルセンサに連なるリード線
    を前記コレクタ側リード線収容通路に収容する構成とし
    てなる請求項3,4または5に記載の内燃機関の吸気装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011043105A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Daikyonishikawa Corp 樹脂製インテークマニホールド
CN103930666A (zh) * 2011-10-18 2014-07-16 戴姆勒股份公司 空气供给装置在用于内燃机的气缸盖上的布置结构
JP2014532147A (ja) * 2011-10-18 2014-12-04 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフトDaimler AG 内燃機関用吸気モジュール

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