JPH1182200A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JPH1182200A
JPH1182200A JP25420597A JP25420597A JPH1182200A JP H1182200 A JPH1182200 A JP H1182200A JP 25420597 A JP25420597 A JP 25420597A JP 25420597 A JP25420597 A JP 25420597A JP H1182200 A JPH1182200 A JP H1182200A
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JP
Japan
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air cleaner
case
manifold
collector
molded body
Prior art date
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Application number
JP25420597A
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English (en)
Inventor
Ikuo Mogi
郁男 茂木
Masanori Namiki
正則 並木
Hironori Ohashi
弘典 大橋
Munehiro Kudo
宗弘 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアクリーナ、コレクタ、マニホールドを2
個の分割体から一体形成することにより、これらをコン
パクトに形成し、取付時の作業性を向上させる。 【解決手段】 下部成形体2は、エアクリーナ底ケース
3、コレクタ底ケース4、マニホールド下側分割体5
A,5Bを一体形成し、上部成形体8は、エアクリーナ
開口ケース9、コレクタ上ケース10、マニホールド上
側分割体11A,11Bを一体形成する。また、マニホ
ールド下側分割体5Aはエアクリーナ底ケース3内に配
設し、マニホールド上側分割体11Aはエアクリーナ開
口ケース9内に配設する。そして、吸気装置1の組立時
には、下部成形体2と上部成形体8とを接合し、エアク
リーナ上ケース13をフィルタ17と共にエアクリーナ
開口ケース9に取付け、ダクト21、スロットル装置2
4をエアクリーナ上ケース13とコレクタ上ケース10
との間に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用エ
ンジン等の吸気系統に用いて好適な内燃機関の吸気装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用エンジン等の内燃機関
には、外部からの吸入空気をエンジンの燃焼室内に吸込
むための吸気装置が設けられている。そして、この種の
従来技術によるエンジンの吸気装置は、吸入空気が流入
するエアクリーナと、該エアクリーナにダクト等を介し
て接続されたコレクタと、該コレクタからエンジンの各
気筒に向けて延びる複数のマニホールド等とから構成さ
れている。
【0003】また、この吸気装置は、エンジン本体と共
に自動車等のエンジンルーム内に収容され、エアクリー
ナが取付ブラケット等を介してエンジンルームの内壁部
等に取付けられると共に、コレクタおよびマニホールド
がエンジン本体側に取付けられている。
【0004】そして、エンジンの作動中には、外部から
の吸入空気がエアクリーナ、ダクトを介してコレクタ内
に流入し、この吸入空気はコレクタから各マニホールド
を介してエンジンの各気筒内に吸気される。
【0005】また、自動車等の製造時に吸気装置をエン
ジンルーム内に設置する場合には、まずコレクタ、マニ
ホールドをエンジンルーム内のエンジン本体に取付け、
エアクリーナを取付ブラケット等によってエンジンルー
ムの内壁部等に取付けた後に、エアクリーナとコレクタ
との間をダクト等によって接続する。
【0006】一方、他の従来技術としては、エアクリー
ナ、コレクタ、マニホールド等を樹脂材料等によって一
体的に形成する構成としたエンジンの吸気装置も知られ
ている(特開平8−334070号公報等)。
【0007】そして、この場合には、各マニホールドが
エンジン本体に取付けられ、エアクリーナ、コレクタ等
は、各マニホールドの上部側に配設されている。また、
エアクリーナとコレクタの下部側は、各マニホールドの
上面部にそれぞれ一体形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、コレクタ、マニホールドをエンジンルーム
内のエンジン本体に取付け、エアクリーナをエンジンル
ーム内に取付けると共に、エアクリーナとコレクタとの
間をダクト等により接続する構成としている。
【0009】しかし、吸気装置をエンジンルーム内に設
置するときには、コレクタ、マニホールドの取付作業
と、エアクリーナの取付作業とを別個に行わなければな
らず、しかもこれらの取付作業の後には、エンジン本
体、コレクタ、マニホールド、エアクリーナ等を配設し
たことによりエンジンルーム内が狭くなっているにも拘
らず、このエンジンルーム内でエアクリーナとコレクタ
との間にダクトを接続する必要がある。
【0010】このため、従来技術では、吸気装置をエン
ジンルーム内に取付ける作業に手間がかかるばかりでな
く、エアクリーナを取付ブラケット等を用いてエンジン
ルーム内に取付けるため、吸気装置の部品点数が増加
し、吸気装置の小型化を図るのが難しくなるという問題
がある。
【0011】また、他の従来技術では、エアクリーナ、
コレクタ等がマニホールドの上部側に配設されるため、
吸気装置の高さ寸法が大きくなり、エアクリーナ等がエ
ンジン本体から上方に突出し易くなる。このため、エン
ジンルーム内には、高さ方向に比較的大きなスペースが
必要となり、特にエンジンルームの地上高が低いタイプ
の車種等では、吸気装置のレイアウトが難しくなるとい
う問題がある。
【0012】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は、エアクリーナ、コレクタ、マ
ニホールド等をコンパクトに形成でき、これらの取付作
業を効率よく行うことができると共に、部品点数の削
減、レイアウト性の向上を図ることができるようにした
内燃機関の吸気装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1の発明は、上部側が開口したエアクリー
ナ底ケース、コレクタ底ケースおよび該コレクタ底ケー
スから延びる複数のマニホールド下側分割体を一体形成
した下部成形体と、エアクリーナ底ケースの開口側に接
合されるエアクリーナ開口ケース、コレクタ底ケースの
上部側に接合されるコレクタ上ケースおよび各マニホー
ルド下側分割体の上部側に接合される複数のマニホール
ド上側分割体を一体形成した上部成形体と、エアクリー
ナ開口ケースの上部側に着脱可能に取付けられ、該エア
クリーナ開口ケースを施蓋するエアクリーナ上ケースと
からなる構成を採用している。
【0014】このように構成することにより、吸気装置
を組立てるときには、まず下部成形体と上部成形体とを
互いに接合し、エアクリーナ上ケースをエアクリーナ開
口ケースの上部側に取付けることにより、吸気装置のエ
アクリーナ、コレクタおよびマニホールドを一体形成す
ることができる。
【0015】そして、請求項2の発明では、下部成形体
に設けたマニホールド下側分割体は、エアクリーナ底ケ
ース内を通過した状態で該エアクリーナ底ケースと一体
形成し、上部成形体に設けたマニホールド上側分割体
は、エアクリーナ開口ケース内を通過した状態で該エア
クリーナ開口ケースと一体形成している。
【0016】これにより、マニホールドはエアクリーナ
底ケースとエアクリーナ開口ケースとの間でエアクリー
ナ内を通過するように配置されるから、エアクリーナを
各マニホールドの周囲の空間を利用して形成し、またエ
アクリーナとマニホールドとをコンパクトに一体形成す
ることができる。
【0017】また、請求項3の発明では、下部成形体に
設けたマニホールド下側分割体はコレクタ底ケースから
異なる方向に延在させて設け、一方に延びたマニホール
ド下側分割体はエアクリーナ底ケース内を通過した状態
で該エアクリーナ底ケースと一体形成し、上部成形体に
設けたマニホールド上側分割体はコレクタ上ケースから
異なる方向に延在させて設け、一方に延びたマニホール
ド上側分割体はエアクリーナ開口ケース内を通過した状
態で該エアクリーナ開口ケースと一体形成している。
【0018】これにより、例えば内燃機関の各気筒が互
いに離れた位置に配設される場合でも、吸気装置のコレ
クタから内燃機関の各気筒に向けて延びるマニホールド
のうち一方のマニホールドをエアクリーナ内を通過した
状態で配設し、またエアクリーナとマニホールドとをコ
ンパクトに一体形成することができる。
【0019】さらに、請求項4の発明では、エアクリー
ナ底ケース内にコレクタ底ケースを配設し、下部成形体
に設けたマニホールド下側分割体はコレクタ底ケースか
らエアクリーナ底ケース内を通過した状態で該エアクリ
ーナ底ケースと一体形成し、エアクリーナ開口ケース内
にコレクタ上ケースを配設し、下部成形体に設けたマニ
ホールド上側分割体はコレクタ上ケースからエアクリー
ナ開口ケース内を通過した状態で該エアクリーナ開口ケ
ースと一体形成している。
【0020】これにより、コレクタをエアクリーナ内に
配設し、マニホールドをコレクタからエアクリーナ内を
介して外部に延設でき、エアクリーナ、コレクタおよび
マニホールドをコンパクトに一体形成することができ
る。
【0021】そして、請求項5の発明では、前記上部成
形体には、スロットル装置を取付けるためのスロットル
取付部を設けている。
【0022】これにより、スロットル装置を上部成形体
のスロットル取付部に取付け、例えばエアクリーナとコ
レクタとをスロットル装置を介して接続し、エアクリー
ナからコレクタに流通する吸入空気の流量を可変に制御
することができる。
【0023】また、請求項6の発明では、前記エアクリ
ーナ開口ケースにはエアクリーナ上ケースとの間に位置
してフィルタを着脱可能に設け、エアクリーナ上ケース
は、ダクトと上部成形体に設けたスロットル装置とを介
してコレクタ上ケースと接続する構成としている。
【0024】これにより、吸入空気をエアクリーナから
ダクト、スロットル装置を介してコレクタに流通させ、
その流量をスロットル装置によって可変に制御すること
ができる。また、エアクリーナ上ケースをエアクリーナ
開口ケースに対して着脱し、フィルタを交換することが
できる。
【0025】さらに、請求項7の発明では、マニホール
ド下側分割体の先端側には、下部成形体を内燃機関の本
体側に取付けるための取付部と、燃料の噴射弁を取付け
る噴射弁取付穴とを設けている。
【0026】これにより、下部成形体を上部成形体と共
に取付部によって内燃機関の本体側に取付け、エアクリ
ーナ、コレクタおよびマニホールドの取付作業を同時に
行うことができる。そして、この状態で燃料の噴射弁を
マニホールド下側分割体の噴射弁取付穴に取付けること
ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図1ないし図7を参照しつつ詳細に説明する。
【0028】ここで、図1ないし図4は本発明による第
1の実施の形態を示し、本実施の形態では、自動車用エ
ンジン等の吸気装置を例に挙げて述べる。
【0029】1は自動車等のエンジンルーム内に設置さ
れるエンジン(図示せず)の吸気装置を示し、該吸気装
置1は、後述の下部成形体2、上部成形体8、エアクリ
ーナ上ケース13等から構成され、エアクリーナ14、
コレクタ15、マニホールド16A,16B、スロット
ル装置24等を備えている。
【0030】ここで、吸気装置1は、例えば水平対向型
の4気筒エンジン等に対応して構成され、マニホールド
16A,16Bは、エンジン本体の両端側に設けられる
各気筒(いずれも図示せず)に向けて図1中の左,右方
向に延びている。
【0031】2は吸気装置1の下部側を構成する下部成
形体で、該下部成形体2は、図4に示す如く、例えば射
出成形した樹脂材料等からなり、上側が開口した略箱形
状のエアクリーナ底ケース3と、上側が開口したコレク
タ底ケース4と、同じく上側が開口したマニホールド下
側分割体5A,5Bと、これらの上面の周縁に設けられ
たフランジ部7とが一体形成されている。
【0032】5A,5Aはコレクタ底ケース4から図4
中の左方向に延設された2個のマニホールド下側分割
体、5B,5Bは同じくコレクタ底ケース4から右方向
に延設された2個のマニホールド下側分割体で、該各マ
ニホールド下側分割体5A,5Bは、図2に示す如く、
基端側の部位から先端側の一部に亘って横断面が略円弧
状に形成され、先端側が略円筒状に形成されている。
【0033】そして、左側に延びるマニホールド下側分
割体5Aは、長さ方向の中間部がエアクリーナ底ケース
3内を通過した状態で該エアクリーナ底ケース3の左,
右の側面部に一体形成されると共に、先端側がエアクリ
ーナ底ケース3から突出し、エンジン本体側に向けて下
向きに屈曲している。
【0034】また、マニホールド下側分割体5A,5B
の先端側には、図1および図4に示す如く、マニホール
ド16A,16B内に燃料を噴射するための噴射弁(図
示せず)等を取付ける噴射弁取付穴5A1 ,5B1 が形
成されている。
【0035】さらに、マニホールド下側分割体5A,5
Bの先端側は、下部成形体2をエンジン本体側に取付け
るための取付部6,6を介して一体的に連結され、該各
取付部6には、複数のボルト挿通穴6A,6A,…と、
前記噴射弁に燃料を供給する供給配管(図示せず)用の
支持部6B,6Bとが一体形成されている。
【0036】7は下部成形体2の上端側に一体形成され
たフランジ部で、該フランジ部7は、図2ないし図4に
示す如く、エアクリーナ底ケース3、コレクタ底ケース
4、マニホールド下側分割体5A,5B等の上面側から
水平方向の外側に向けて突出して形成されている。
【0037】8は樹脂材料等により形成された上部成形
体で、該上部成形体8は、図4に示す如く、上,下方向
に開口した略四角形状のエアクリーナ開口ケース9と、
下側が開口した略箱形状のコレクタ上ケース10と、下
側が開口したマニホールド上側分割体11A,11B
と、これらの下面の周縁に設けられたフランジ部12と
が一体形成されている。そして、コレクタ上ケース10
の側面部には、図3に示す如く、スロットル装置24と
接続される略円筒状のスロットル取付部10Aが斜め上
方に突出形成されている。
【0038】11A,11Aはコレクタ上ケース10か
ら図1中の左方向に延設された2個のマニホールド上側
分割体、11B,11Bは同じくコレクタ上ケース10
から右方向に延設された2個のマニホールド上側分割体
で、該各マニホールド上側分割体11A,11Bは、図
1ないし図3に示す如く、横断面が略円弧状に形成され
ている。
【0039】そして、左側に延びるマニホールド上側分
割体11Aは、長さ方向の中間部がエアクリーナ開口ケ
ース9内を通過した状態で該エアクリーナ開口ケース9
の左,右の側面部に一体形成され、先端側がエアクリー
ナ開口ケース9から外部に突出している。
【0040】12はフランジ部7に対応して上部成形体
8の下端側に一体形成された他のフランジ部で、該フラ
ンジ部12は、図2ないし図4に示す如く、例えば振動
溶着、高周波溶着等の手段により下部成形体2のフラン
ジ部7と接合されている。
【0041】13はエアクリーナ開口ケース9の上部側
に着脱可能に取付けられた略箱形状のエアクリーナ上ケ
ースで、該エアクリーナ上ケース13は、図2に示す如
く、エアクリーナ開口ケース9を施蓋している。
【0042】ここで、上部成形体8は、フランジ部7,
12を介して下部成形体2の上端側に一体的に固着され
ている。そして、エアクリーナ開口ケース9は、エアク
リーナ底ケース3の開口側に接合され、これらはエアク
リーナ上ケース13と共にエアクリーナ14を構成して
いる。
【0043】また、コレクタ上ケース10は、コレクタ
底ケース4の上部側に接合され、これらはコレクタ15
を構成している。さらに、マニホールド上側分割体11
A,11Bは、マニホールド下側分割体5A,5Bの上
部側に接合され、これらはマニホールド16A,16B
をそれぞれ構成している。
【0044】17はエアクリーナ14内に設けられたフ
ィルタで、該フィルタ17は、図2に示す如く、外周側
がエアクリーナ開口ケース9とエアクリーナ上ケース1
3との間に着脱可能に取付けられ、エアクリーナ14内
を流入室18、流出室19に画成している。
【0045】20は外気を流入室18内に吸入空気とし
て導入する略J字状の外気導入管で、該外気導入管20
は、エアクリーナ底ケース3およびエアクリーナ開口ケ
ース9と別部材からなり、エアクリーナ14の側面部に
接着手段等によって取付けられている。
【0046】21はエアクリーナ14とコレクタ15側
とを接続した略L字状のダクトで、該ダクト21は、図
3に示す如く、一端側がエアクリーナ上ケース13に取
付バンド22を介して接続され、エアクリーナ14の流
出室19内に連通している。また、ダクト21は、他端
側が取付バンド23を介してスロットル装置24に接続
されている。
【0047】24はエンジンの吸入空気量を増減させる
スロットル装置で、該スロットル装置24は、図1およ
び図3に示す如く、略筒状のハウジング24Aと、自動
車のアクセルペダル(図示せず)等の操作量に応じて
開,閉され、該ハウジング24A内を流れる吸入空気の
流量を変化させる弁体24B等とを有している。そし
て、ハウジング24Aは、流入側が取付バンド23を用
いてダクト21に接続され、流出側が各ボルト25によ
ってコレクタ上ケース10のスロットル取付部10Aに
接続されている。
【0048】これにより、吸気装置1は、エアクリーナ
14がダクト21、スロットル装置24、コレクタ15
を介してマニホールド16A,16Bと接続された状態
で、マニホールド16A,16Bの先端側がエンジンの
各気筒に接続され、下部成形体2の取付部6によってエ
ンジン本体側に取付けられる。また、エアクリーナ14
は、各マニホールド16Aによって一体的に支持され
る。
【0049】本実施の形態による自動車用エンジン等の
吸気装置1は上述の如き構成を有するもので、次にその
作動について説明する。
【0050】まず、エンジンの作動中には、スロットル
装置24の弁体24Bが開弁するため、外部からの吸入
空気が図2中に示す矢示Aの如く外気導入管20を介し
てエアクリーナ14の流入室18内に流入し、フィルタ
17により清浄化されて流出室19側に流出する。そし
て、この吸入空気は、図3に示すように、エアクリーナ
14からダクト21、スロットル装置24を介して矢示
B方向に流通し、コレクタ15内に流入する。
【0051】さらに、コレクタ15内の吸入空気は、一
方で各マニホールド16A内を矢示Cの如く流通し、他
方で各マニホールド16B内を流通した後に、これらの
吸入空気はエンジンの各気筒にそれぞれ吸気される。ま
た、マニホールド16A,16B内を流れる吸入空気に
は、マニホールド下側分割体5A,5Bの噴射弁取付穴
5A1 ,5B1 に取付けられた噴射弁から燃料が噴射さ
れる。
【0052】一方、吸気装置1を組立てるときには、ま
ず図4中に示す下部成形体2のフランジ部7と上部成形
体8のフランジ部12とを振動溶着等によって接合した
後に、エアクリーナ上ケース13をフィルタ17と共に
エアクリーナ開口ケース9の上部側に取付ける。
【0053】続いて、図1に示すダクト21の一端側を
取付バンド22によりエアクリーナ上ケース13と接続
し、ダクト21の他端側を取付バンド23によりスロッ
トル装置24の流入側に接続すると共に、スロットル装
置24の流出側を各ボルト25によってコレクタ上ケー
ス10のスロットル取付部10Aに接続する。さらに、
外気導入管20をエアクリーナ14の側面部に取付け
る。
【0054】そして、吸気装置1をエンジンルーム内に
設置するときには、下部成形体2、上部成形体8、エア
クリーナ上ケース13等を組付けた状態でエンジンルー
ム内に配設し、取付用のボルト(図示せず)等を下部成
形体2(取付部6)の各ボルト挿通穴6Aを介してエン
ジン本体側に螺着する。
【0055】かくして、本実施の形態では、吸気装置1
を、エアクリーナ底ケース3、コレクタ底ケース4、マ
ニホールド下側分割体5A,5Bを有する下部成形体2
と、エアクリーナ開口ケース9、コレクタ上ケース1
0、マニホールド上側分割体11A,11Bとを有する
上部成形体8と、エアクリーナ上ケース13等とから構
成したので、吸気装置1を組立てるときには、まず下部
成形体2と上部成形体8とを互いに接合し、エアクリー
ナ上ケース13をエアクリーナ開口ケース9の上部側に
取付けるだけで、エアクリーナ14、コレクタ15およ
びマニホールド16A,16Bを容易に一体形成するこ
とができる。
【0056】そして、吸気装置1をエンジンルーム内に
設置するときには、ダクト21、スロットル装置24等
を下部成形体2および上部成形体8に組付けた後に、下
部成形体2の各取付部6をボルト等によってエンジン本
体側に締着するだけで、エアクリーナ14、コレクタ1
5およびマニホールド16A,16Bをエンジン本体側
に対して同時に取付けることができ、吸気装置1の組立
作業、取付作業等を効率よく行うことができる。
【0057】また、各マニホールド16Aは、エアクリ
ーナ14の流入室18内を通過した状態で該エアクリー
ナ14と一体形成するようにしたから、無駄な空間にな
り易い各マニホールド16A間の隙間等をエアクリーナ
14内の流入室18として有効に利用でき、しかもエア
クリーナ14とマニホールド16Aとをコンパクトに形
成できると共に、吸気装置1を高さ方向に対して確実に
小型化することができる。
【0058】これにより、例えば水平対向型のエンジン
等に吸気装置1を用いるときには、マニホールド16
A,16Bがエンジンルーム内で左,右方向の比較的広
い範囲に延設される場合でも、エアクリーナ14をエン
ジンルーム内に容易にレイアウトすることができる。
【0059】一方、エアクリーナ14をエンジン本体側
に取付けられたマニホールド16A,16Bにより安定
して支持でき、従来技術のようにエアクリーナを取付ブ
ラケット等によってエンジンルーム内に取付ける必要が
なくなり、吸気装置1の部品点数を削減することができ
る。
【0060】また、フィルタ17をエアクリーナ開口ケ
ース9とエアクリーナ上ケース13との間に着脱可能に
設けたから、エアクリーナ上ケース13をエアクリーナ
開口ケース9に対して着脱することにより、フィルタ1
7を容易に交換することができ、メンテナンス性を向上
させることができる。
【0061】さらに、エアクリーナ上ケース13内の流
出室19をダクト21、スロットル装置24等を介して
コレクタ15と接続するようにしたから、エアクリーナ
14からマニホールド16A,16Bに亘る吸入空気の
流路を比較的狭い空間内で容易に形成でき、スロットル
装置24を吸気装置1に容易に組付けできると共に、吸
気装置1の小型化、組立効率の向上を図ることができ
る。
【0062】また、マニホールド下側分割体5A,5B
の先端側には噴射弁取付穴5A1 ,5B1 を設け、各取
付部6には供給配管用の支持部6Bを設けたから、吸気
装置1をエンジン本体側に取付けた後には、噴射弁と、
燃料を噴射弁に供給する供給配管等とをエンジン本体側
に容易に取付けることができる。
【0063】さらに、下部成形体2と上部成形体8とを
樹脂材料等によって形成し、これらを振動溶着等の手段
によりフランジ部7,12を介して一体的に接合するよ
うにしたから、比較的複雑な形状の下部成形体2と上部
成形体8とを全周に亘って容易に固着させることができ
る。
【0064】次に、図5および図6は本発明による第2
の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、コレクタ
をエアクリーナ内に配設したことにある。なお、本実施
の形態では、前記第1の実施の形態と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0065】31は本実施の形態によるエンジンの吸気
装置を示し、該吸気装置31は、第1の実施の形態の吸
気装置1とほぼ同様に、後述の下部成形体32、上部成
形体36、エアクリーナ上ケース40等から構成されて
いる。しかし、本実施の形態では、後述のコレクタ42
がエアクリーナ41内に配設されている。
【0066】32は上部形成体36と共に樹脂材料等に
よって形成された下部成形体で、該下部成形体32は、
図6に示す如く、エアクリーナ底ケース33と、コレク
タ底ケース34と、該コレクタ底ケース34から図5中
の左,右方向に延びる例えば4個のマニホールド下側分
割体35とが一体形成されている。
【0067】ここで、コレクタ底ケース34はエアクリ
ーナ底ケース33内に配設され、各マニホールド下側分
割体35は、エアクリーナ底ケース33内を通過した状
態で該エアクリーナ底ケース33の側面部と一体形成さ
れている。
【0068】36は下部成形体32上に接合された上部
成形体で、該上部成形体36は、エアクリーナ開口ケー
ス37、コレクタ上ケース38、4個のマニホールド上
側分割体39とが一体形成されている。そして、コレク
タ上ケース38はエアクリーナ開口ケース37内に配設
され、各マニホールド上側分割体39は、エアクリーナ
開口ケース37内を通過した状態で該エアクリーナ開口
ケース37の側面部と一体形成されている。
【0069】また、コレクタ上ケース38の側面部に
は、スロットル装置24を接続する略筒状のスロットル
取付部38Aが形成され、該スロットル取付部38A
は、エアクリーナ開口ケース37から外部に突出してい
る。
【0070】40はエアクリーナ開口ケース37上に着
脱可能に取付けられたエアクリーナ上ケースで、該エア
クリーナ上ケース40には、図6に示す如く、後述する
ダクト45用の接続口40Aが形成されている。
【0071】ここで、エアクリーナ上ケース40は、前
記第1の実施の形態とほぼ同様に、エアクリーナ底ケー
ス33、エアクリーナ開口ケース37と共にエアクリー
ナ41を構成し、コレクタ底ケース34は、コレクタ上
ケース38と共にコレクタ42を構成している。また、
各マニホールド下側分割体35は、各マニホールド上側
分割体39と共に各マニホールド43を構成している。
さらに、エアクリーナ41にはフィルタ44が設けられ
ている。
【0072】45はエアクリーナ41とコレクタ42側
とを接続したダクトで、該ダクト45は、一端側が取付
バンド46を介してエアクリーナ上ケース40の接続口
40Aに接続され、エアクリーナ41の流出側に連通し
ている。また、ダクト45は、他端側が略U字状に屈曲
し、各ボルト47を用いてスロットル装置24に接続さ
れている。
【0073】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができ、エアクリーナ41、コレクタ42、
各マニホールド43等をコンパクトに形成でき、吸気装
置31の小型化を図ることができる。
【0074】そして、特に本実施の形態では、エンジン
本体からの熱がコレクタ42、各マニホールド43等に
伝わるのをエアクリーナ41によって遮断でき、これら
を効率よく冷却することができると共に、エンジン性能
を向上させることができる。また、例えば外気導入管2
0をダクト45の右側に配設し、右方向に屈曲させて延
設することができ、レイアウトの自由度を高めることが
できる。
【0075】なお、図7に示す第2の実施の形態に対す
る変形例のように、吸気装置31′のエアクリーナ上ケ
ース40′に略L字状のダクト通路40B′を一体形成
し、ダクト45を省略する構成としてもよい。
【0076】そして、この場合には、ダクト通路40
B′を下向きに開口させ、コレクタ上ケース38′のス
ロットル取付部38A′を上向きに開口した略L字状に
形成すると共に、これらのダクト通路40B′とスロッ
トル取付部38A′との間には、スロットル装置24を
上下方向に接続する。
【0077】これにより、ダクト45に関連した部品点
数、組立工数等を削減でき、吸気装置31′を図7中の
左右方向に対してよりコンパクトに形成することができ
る。
【0078】なお、前記各実施の形態では、外気導入管
20をエアクリーナ14,41と別体に形成する構成と
したが、本発明はこれに限らず、外気導入管20を上,
下に分割してエアクリーナ開口ケース9,37、エアク
リーナ底ケース3,33にそれぞれ一体形成し、下部成
形体2,32と上部成形体8,36とを接合するとき
に、外気導入管20を同時に形成する構成としてもよ
い。
【0079】また、前記各実施の形態では、スロットル
装置24の弁体24Bがアクセルペダルの操作量に応じ
て開,閉される構成としたが、本発明はこれに限らず、
スロットル装置24を、アクセルペダルの操作量を電気
的に検出し、モータ等により弁体24Bを駆動する電子
制御式のスロットル装置として構成してもよい。
【0080】さらに、前記各実施の形態では、燃料の噴
射弁をマニホールド下側分割体5A,5B,35の噴射
弁取付穴5A1 ,5B1 等に取付け、マニホールド16
A,16B,43内に燃料を噴射させる構成としたが、
本発明はこれに限らず、マニホールド下側分割体5A,
5B,35の噴射弁取付穴5A1 ,5B1 等を省略し、
例えばエンジンの各気筒内に燃料を直接噴射させる構成
としてもよい。
【0081】さらにまた、前記各実施の形態では、下部
成形体2,32を図中の下側に配設し、上部成形体8,
36を上側に配置することによって吸気装置1,31,
31′を構成するものとして述べたが、これら下部成形
体2,32と上部成形体8,36とを一体化して形成さ
れた吸気装置1,31,31′は、内燃機関との関係
で、上,下方向または左,右方向に対して任意の位置関
係となるように配設してもよいもので、吸気装置1,3
1,31′の配置が限定されるものではない。
【0082】そして、前記各実施の形態では、例えば振
動溶着、高周波溶着等の手段を用いて下部成形体2,3
2のフランジ部6等と上部成形体8,36のフランジ部
12等とを接合する構成としたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば接着等の手段によってこれらを接合する構成
としてもよい。
【0083】また、前記各実施の形態では、吸気装置
1,31,31′を水平対向型の4気筒エンジンに用い
る場合を例に挙げて述べたが、本発明はこれに限らず、
並列気筒型またはV型のエンジン等に適用してもよく、
2気筒、3気筒または5気筒以上のエンジンに適用して
もよい。
【0084】さらに、前記各実施の形態では、吸気装置
1,31,31′を自動車用のエンジンに用いる場合を
例に挙げて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば農
業用機械、産業用機械等の内燃機関に適用してもよい。
【0085】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、下部成形体、上部成形体およびエアクリー
ナ上ケースから構成したので、吸気装置のエアクリー
ナ、コレクタおよびマニホールドを容易に一体形成する
ことができる。そして、例えば吸気装置の取付作業を下
部成形体等に対して行うことにより、エアクリーナ、コ
レクタおよびマニホールドの取付作業を同時に行うこと
ができ、吸気装置の組立時および取付時の作業性を大幅
に向上させることができる。また、エアクリーナ、コレ
クタおよびマニホールドを一体形成することにより、こ
れらをコンパクトに形成でき、部品点数の削減、レイア
ウト性の向上を図ることができる。
【0086】また、請求項2に記載の発明によれば、マ
ニホールド下側分割体はエアクリーナ底ケース内を通過
した状態で該エアクリーナ底ケースと一体形成し、マニ
ホールド上側分割体も同様に構成したから、マニホール
ドの周囲の空間をエアクリーナ用のスペースとして有効
に利用でき、エアクリーナとマニホールドとをコンパク
トに形成することができる。そして、例えば内燃機関の
本体側に取付けられるマニホールドによってエアクリー
ナを支持することができ、エアクリーナ用の取付ブラケ
ット等を省略できるから、吸気装置の部品点数、取付作
業の工数等を確実に削減することができる。
【0087】また、請求項3に記載の発明によれば、マ
ニホールド下側分割体はコレクタ底ケースから異なる方
向に延設し、一方はエアクリーナ底ケース内を通過した
状態で該エアクリーナ底ケースと一体形成すると共に、
マニホールド上側分割体も同様に構成したから、例えば
内燃機関の仕様に対応してマニホールドが比較的広い範
囲に延設される場合でも、エアクリーナを容易にレイア
ウトでき、エアクリーナとマニホールドとをコンパクト
に形成することができる。
【0088】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
マニホールド下側分割体は、エアクリーナ底ケース内に
配設したコレクタ底ケースからエアクリーナ底ケース内
を通過した状態で該エアクリーナ底ケースと一体形成
し、コレクタ上ケースとマニホールド上側分割体も同様
に構成したから、エアクリーナ、コレクタおよびマニホ
ールドをコンパクトに形成することができる。そして、
内燃機関からの熱がコレクタ、マニホールド等に伝わる
のをエアクリーナによって遮断でき、これらを効率よく
冷却できると共に、エンジン性能を向上させることがで
きる。
【0089】そして、請求項5に記載の発明によれば、
上部成形体にスロットル装置を取付けるためのスロット
ル取付部を設ける構成としたから、スロットル装置を吸
気装置に容易に組付けることができ、スロットル装置を
含めた吸気装置の小型化、組立効率の向上を図ることが
できる。
【0090】また、請求項6に記載の発明によれば、エ
アクリーナ開口ケースとエアクリーナ上ケースとの間に
フィルタを着脱可能に設け、エアクリーナ上ケースは、
ダクトとスロットル装置とを介してコレクタ上ケースに
接続する構成としたから、エアクリーナ上ケースをエア
クリーナ開口ケースに対して着脱することにより、フィ
ルタを容易に交換でき、メンテナンス性を向上させるこ
とができる。また、エアクリーナの流出側とコレクタと
をダクト、スロットル装置によって接続できるので、エ
アクリーナからマニホールドに亘る吸入空気の流路を狭
い空間内で容易に形成でき、吸気装置の小型化、組立効
率の向上を図ることができる。
【0091】さらに、請求項7に記載の発明によれば、
マニホールド下側分割体には、内燃機関の本体側に対す
る取付部と、噴射弁取付穴とを設ける構成としたから、
エアクリーナ、コレクタおよびマニホールドの取付作業
を同時に効率よく行うことができ、エアクリーナをマニ
ホールドにより安定して支持できると共に、吸気装置の
部品点数を確実に削減することができる。また、吸気装
置を内燃機関の本体側に取付けた後には、噴射弁等の取
付作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるエンジンの吸気装置を
示す正面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた吸気装置の縦
断面図である。
【図3】図1中の矢示III − III方向からみた吸気装置
の縦断面図である。
【図4】吸気装置を組立てる前の状態で示す分解図であ
る。
【図5】第2の実施の形態によるエンジンの吸気装置を
示す正面図である。
【図6】図5中の矢示VI−VI方向からみた吸気装置の縦
断面図である。
【図7】第2の実施の形態に対する変形例を示す図6と
同様の縦断面図である。
【符号の説明】
1,31,31′ 吸気装置 2,32 下部成形体 3,33 エアクリーナ底ケース 4,34 コレクタ底ケース 5A,5B,35 マニホールド下側分割体 5A1 ,5B1 噴射弁取付穴 6 取付部 8,36 上部成形体 9,37 エアクリーナ開口ケース 10,38,38′ コレクタ上ケース 10A,38A,38A′ スロットル取付部 11A,11B,39 マニホールド上側分割体 13,40,40′ エアクリーナ上ケース 17,44 フィルタ 21,45 ダクト 24 スロットル装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 宗弘 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部側が開口したエアクリーナ底ケー
    ス、コレクタ底ケースおよび該コレクタ底ケースから延
    びる複数のマニホールド下側分割体を一体形成した下部
    成形体と、 前記エアクリーナ底ケースの開口側に接合されるエアク
    リーナ開口ケース、前記コレクタ底ケースの上部側に接
    合されるコレクタ上ケースおよび前記各マニホールド下
    側分割体の上部側に接合される複数のマニホールド上側
    分割体を一体形成した上部成形体と、 前記エアクリーナ開口ケースの上部側に着脱可能に取付
    けられ、該エアクリーナ開口ケースを施蓋するエアクリ
    ーナ上ケースとから構成してなる内燃機関の吸気装置。
  2. 【請求項2】 前記下部成形体に設けたマニホールド下
    側分割体は、エアクリーナ底ケース内を通過した状態で
    該エアクリーナ底ケースと一体形成し、前記上部成形体
    に設けたマニホールド上側分割体は、エアクリーナ開口
    ケース内を通過した状態で該エアクリーナ開口ケースと
    一体形成してなる請求項1に記載の内燃機関の吸気装
    置。
  3. 【請求項3】 前記下部成形体に設けたマニホールド下
    側分割体はコレクタ底ケースから異なる方向に延在させ
    て設け、一方に延びたマニホールド下側分割体はエアク
    リーナ底ケース内を通過した状態で該エアクリーナ底ケ
    ースと一体形成し、前記上部成形体に設けたマニホール
    ド上側分割体はコレクタ上ケースから異なる方向に延在
    させて設け、一方に延びたマニホールド上側分割体はエ
    アクリーナ開口ケース内を通過した状態で該エアクリー
    ナ開口ケースと一体形成してなる請求項1に記載の内燃
    機関の吸気装置。
  4. 【請求項4】 前記エアクリーナ底ケース内にコレクタ
    底ケースを配設し、前記下部成形体に設けたマニホール
    ド下側分割体はコレクタ底ケースからエアクリーナ底ケ
    ース内を通過した状態で該エアクリーナ底ケースと一体
    形成し、前記エアクリーナ開口ケース内にコレクタ上ケ
    ースを配設し、前記下部成形体に設けたマニホールド上
    側分割体はコレクタ上ケースからエアクリーナ開口ケー
    ス内を通過した状態で該エアクリーナ開口ケースと一体
    形成してなる請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 【請求項5】 前記上部成形体には、スロットル装置を
    取付けるためのスロットル取付部を設けてなる請求項
    1,2,3または4に記載の内燃機関の吸気装置。
  6. 【請求項6】 前記エアクリーナ開口ケースには前記エ
    アクリーナ上ケースとの間に位置してフィルタを着脱可
    能に設け、前記エアクリーナ上ケースは、ダクトと前記
    上部成形体に設けたスロットル装置とを介して前記コレ
    クタ上ケースと接続する構成としてなる請求項1,2,
    3または4に記載の内燃機関の吸気装置。
  7. 【請求項7】 前記マニホールド下側分割体の先端側に
    は、前記下部成形体を内燃機関の本体側に取付けるため
    の取付部と、燃料の噴射弁を取付ける噴射弁取付穴とを
    設けてなる請求項1,2,3,4,5または6に記載の
    内燃機関の吸気装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004190643A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Mitsubishi Motors Corp 吸気マニホールド構造
WO2004111426A1 (ja) * 2003-06-13 2004-12-23 Mikuni Corporation 合成樹脂溶着体
CN100376782C (zh) * 2003-06-13 2008-03-26 株式会社三国 合成树脂熔接体

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