JP2004522886A - 内燃機関の吸気管 - Google Patents

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Abstract

特にV型シリンダ配置の内燃機関用の吸気管であって、2つのユニット(16a、16b)から成る。該2つのユニット(16a、16b)から吸気ダクト(19a、19b)が延び、それぞれのダクトは内燃機関のシリンダバンク11に連結される。吸気管を2つのユニット(16a、16b)に分割することによって、先ず最初にユニット(16a)を内燃機関に取り付けることができ、その際組み付け工具のためのフリースペース(20)が必要である。次にユニット(16b)が配置されてボルト締めされるが、ユニット(16a)は既に取り付けられているので、吸気ダクト(19b)は前記フリースペース(20)の斜線を施した領域(23)を通ることができる。該吸気管形状の利点は、設計に際しての幾何学的自由度が大きいことである。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、特にV型配列の2つのシリンダーバンクを有する内燃機関の吸気管に関する。
【0002】
(背景技術)
上記の種類の吸気管は従来から知られている。例えば、EP 352 820 A1(=US 4,981,115)の図2にはV型配列シリンダの内燃機関の吸気管が示されている。該吸気管は、2つのマニフォールド・チャンバー14F及び14Rを有し、それらから吸気ダクト15F及び15Rが分岐している。後者はフランジ9a 9bとともに内燃機関のシリンダにボルト締めされている。該文献の図2は吸気管の上面図を示しているが、吸気ダクトはねじ19を締め付けるための工具が出入りできるような幾何学的形状でなければならないことが明瞭である。これは、吸気管のシリンダへの自動組み付けには必要なことである。
【0003】
このように、吸気管形成における幾何学的形状の可能性には制約条件があり、形状の自由度が制約される。さらに、吸気管は、それらのシリンダヘッドフランジを介して内燃機関の2つの異なる領域に取り付けなければならないので、精度高く製作されなければならない。
【0004】
(発明の開示)
したがって、本発明の目的は、吸気ダクトの形状に対して大幅な自由度を与える吸気管を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、適当なコストで製作できる吸気管を提供することである。
【0005】
これらの目的は、少なくとも2つのシリンダバンク、特にV型配列のシリンダバンクを有する内燃機関の吸気管において、該吸気管は1つのシリンダバンクのための第1の吸気ダクトのグループともう1つのシリンダバンクのための第2の吸気ダクトのグループを含み、該吸気管は分解可能に接合された2つのユニットを含み、第1のユニットは前記第1のグループの吸気ダクトを含み、第2のユニットは前記第2のグループの吸気管を含み、これら2つのユニットで形成される内部容積は互いに連通しているように形成される本発明による吸気管によって達成される。
【0006】
本発明の他の態様によれば、前記目的は、また、吸気管が分解可能に互いに接合された2つのユニットを含み、該2つのユニットで形成されるそれぞれの内部容積が互いに連通し、前記分解可能な接合部は周囲環境に対してガスケットによりシールされた差込み接合部を含み、該ガスケットの破損限界圧力は前記吸気管の破裂圧力よりも低いことを特徴とする内燃機関の吸気管によっても達成される。
本発明の吸気管は、特にシリンダバンクがV型に配列された内燃機関に適する。シリンダバンクに対応して吸気ダクト第1及び第2のグループに分割される。シリンダがW型に配列された内燃機関用の吸気管を本発明の範囲内で形成することも可能である。この場合は吸気管はシリンダ配列に対応して3つのグループに分割される。
【0007】
本発明の吸気管は、管が2つのユニットを分解可能に接合して成ることを特徴とする。これらのユニットはそれぞれの吸気ダクトのグループを有している。ユニットは2つのユニットで形成されるそれぞれの内部容積が互いに連通するように連結される。空気は中央の入口から容易に導入できる。空気は該入口からマニフォールド・チャンバーを通り、そこから吸気ダクトを通ってシリンダでのダクト出口に流れる。勿論、複数の燃焼空気の入口を設けることも本発明の範囲内で可能である。
【0008】
吸気管を2つに分割することにより、ユニットの数を大幅に増やすことなく吸気管の幾何学的形状の自由度を有利に増大することができる。特にユニットを鋳造により製作する場合は前記2つの部品の複雑さは特に低減され、それらはより簡単に成形できる。
【0009】
本発明の1つの特別な実施例においては、吸気管は2つあるいは幾つかのマニフォールド・チャンバーを有する。シリンダがV配列の場合、2つのマニフォールド・チャンバーを設けることにより特に実用的な解決を達成することができる。前述した2つの吸気通路あるいはダクトのグループはこれらのチャンバーからシリンダヘッドに延びる。2つのマニフォールド・チャンバーが互いに連通するように前記2つのユニットは互いに分解可能に取り付けられる。このような場合、2つのマニフォールド・チャンバー間の干渉を吸気管の吸気性能を向上するのに利用できる。さらに、それぞれのマニフォールド・チャンバーは全部の吸気ダクトに1つのチャンバーが対応する場合よりも小さな寸法となり、吸気管の剛性を高くすることができる。
【0010】
本発明による吸気管の特に好ましい実施例では、前記ユニットは差込み接合あるいはフランジ接合で連結される。これらの連結は分解可能であり、吸気管を取り付ける際に取り扱いが容易である。差込み接合とすると、さらに製作公差により生じる2つのユニット間の寸法の狂いを補償することができる。この寸法の狂いを相殺することは、例えば差込み接合部における軸方向移動によって達成される。このような場合には差込み接合は、軸方向の幾つかの場所で周囲環境に対するシールができるように形成される。さらに、差込み接合は2つのユニット間の角度の狂いが限界まで吸収されるように設計される。このように形成することの利点は、個々のユニット製作の許容誤差に対する要求が低くなり、製造コストが低減されることである。
【0011】
他の実施例によれば、分解可能に接合されるユニットの接合部にはある程度の破断限界圧力で破断するガスケットが設けられる。該限界圧力は吸気管の破裂圧力よりも小さいように設定される。その結果、該ガスケットは、内燃機関が許容できない運転状態に立ち至った場合に安全弁としての機能をも果たすことになる。そしてそのような場合、吸気管が破裂して爆発事故に至ることが避けられる。過度に高い圧力を逃がすためのガスケットを用いることは、危険度を大幅に低下させることになる。また、ガスケット破断後はガスケットは低廉な補用ガスケットに交換できるが、一方吸気管が破損した場合は復旧にはより大きな費用が必要となる。
【0012】
1つの好ましい実施例では、2つのユニットのマニフォールド・チャンバーは2つの分解可能な接合により連通される。この場合、二つのマニフォールド・チャンバー間の干渉を特殊な方法で利用できる。2つの接合部のうちの1つに内燃機関の負荷によって開きあるいは閉じる共鳴弁を配置することができる。このような弁を用いることにより、吸気管を通して内燃機関に吸気がチャージされる条件を調節するようにダクトの幾何学的形状を変えることができる。2つの接合部のうちの1つに共鳴弁を配置することは、また、この比較的複雑な部品である共鳴弁を比較的簡単な方法で吸気ダクトに取り付けることを可能にする。部品が損耗あるいは損傷した場合には同様に容易に交換できる。
【0013】
2つのユニットを吸気管を形成するように接合するために差込み接合部およびフランジ接合部を設けることは特に有利である。フランジ接合は2つのユニットの、例えばボルトによる確実な結合を可能にする。差込み接合は製作公差等によりもたらされる寸法の不正確さを相殺するように設計することができ、2つのユニット間の寸法差を補償することができる。2つのユニットを用いることは、前述したような内燃機関の吸気チャージを有利にするための共鳴弁と組み合わせることができる。
【0014】
本発明による吸気管ユニットの利点は、第1のユニットを内燃機関に取り付けるための工具の挿入に必要なスペースに第2のユニットを配置することができることである。このことは、既に取り付けられた第1のユニットに第2のユニットを取り付けることができることを必要とする。すなわち、第2のユニットを第1のユニットに取り付けるためのファスナは第1のユニットが内燃機関に取り付けられた後に接近できるもでなくてはならない。このようにして、幾何学的形状の自由度が大幅に増大し、特に第2の吸気ダクトの道筋についてそうである。このことは製作にとって有利である、というのは、例えば部品成形のための型の分割面をどこにするかというような問題について、より多くの可能性があるからである。また、ダクトの幾何学的形状の選択が自由になることにより、ダクトユニットを吸気の流れの条件がより良くなるように設計することができる。特に、ダクトの幾何学的形状を自由に選択できることは、吸気ダクトは全シリンダに対して同じ長さであるべきとの要求を満たすことを容易にする。
【0015】
吸気管を合成樹脂材料あるいはプラスチックで製作するのが有利である。吸気管は、例えば射出成形法で製作することができる。その結果、軽量の吸気管が安価に製作できる。ユニットをマルチセル成形法で製作することが好ましい。2つのユニットを用いることにより、それぞれのユニットは、例えば2つのセル(殻体)で費用が嵩まずに製作することができ、かくして吸気管の総体を全部で4つの殻体で形成できる。このようにして、製造コストは適度な範囲に納めることができる。個々の殻体の接合は、溶接あるいは接着剤により行うことができる。殻体を振動溶接で接合することは特に望ましい。
【0016】
上記およびその他の本発明の特徴が請求項に記載された以外にも本明細書及び/或は図面に開示されており、個々の特徴をそれぞれ個々にあるいは2つあるいはそれ以上の組み合わせで本発明の実施形態に実施することができ、及び他の分野の用途に適用できて有利に別の保護され得る構造を構成することができ、それらに対しても保護を請求するものである。
【0017】
(発明を実施するための最良の形態)
第1図には2つのシリンダバンク11がV型に形成された内燃機関10が示されている。吸気管13は内燃機関のシリンダヘッドにシリンダヘッドフランジ12を介してその上方に取り付けられている。吸気系(不図示)からの燃焼空気は、入口14から前記吸気管13に入り、出口15から出る。
【0018】
該吸気管13は、第1のユニット16aと第2のユニット16bから成っている。両ユニット16a、16bはフランジ17とともにマニフォールド・チャンバー18を形成し、第1の吸気ダクト19aが該マニフォールド・チャンバー18の下側ユニット16aから伸び、第2の吸気ダクト19bがマニフォールド・チャンバー18の上側ユニット16bから伸びている。これらのダクト19a、19bは前記シリンダヘッドフランジ12で終っている。
【0019】
吸気管13は、内燃機関10につぎのような順序で取り付けられる。先ず最初に、下側ユニット16aがシリンダヘッドフランジを介して内燃機関のシリンダヘッドにボルト締めされる。これを行うためには、必要な組立て工具が取付けボルトに到達するための、鎖線で示された作業空間すなわち組み立てスペース20が必要である。自動組立て工具がそこに挿入され、該工具によって、ダクト19aの端部のフランジ12を貫通して延びるねじ21aで第1のユニット16aがシリンダヘッドに取り付けられる。第1のユニット16aが取り付けられ組立て工具が作業スペース20から取り出された後に、上側吸気管ユニット16bは下側吸気管ユニット16aに、例えば取付けクランプ22により取り付けられる。下側吸気管ユニット16aを取り付けるのに要した作業スペース20内の斜線を施した部分23は、今や第2の吸気ダクト19bで塞がれている。しかしながらこのことは問題ではない。というのは、吸気管ユニット16aはすでに内燃機関のシリンダヘッドにすでに取付けられており、作業スペース20は最早必要ではないからである。最後に、上側吸気管ユニット16bがねじ21bによって内燃機関に取付けられる。
【0020】
第2図の斜視図で示された下側吸気管ユニット16aは、6気筒内燃機関の吸気管に適するものである。吸気ダクト19aがマニフォールド・チャンバー18aからシリンダヘッドフランジ12に延びている。上側吸気管ユニット16aは図示しない内燃機関にねじ21aによって締め付けられる。矢線24は適当な組立て工具の挿入に必要なスペースを示す。
【0021】
下側吸気管ユニット16aは2箇所の接合部25を有し、両接合部はマニフォールド・チャンバー18aに連通している。吸気管ユニット16aの破断図示部には共鳴弁26が認められ、該弁はマニフォールド・チャンバー18aから前記2箇所の接合部のうちの1つへのガスの流れを遮る。図示しない上側吸気管ユニット16bが、マニフォールド・チャンバー18bが前記接合部25を通じてマニフォールド・チャンバー18aに繋がるように、これら2つの接合部25に連結される。
【0022】
上側吸気管ユニット16bの下側吸気管ユニット16aへの取り付けは第3図に示されている。幅広の矢線27a及び27bは同図には図示されていない内燃機関に既に取り付けられた下側吸気管ユニット16aに上側吸気管ユニット16bを取り付ける際の該ユニット16bの移動を示している。先ず最初に、矢線27aで示されるように前記2箇所の接合部25のうちの1箇所で差込み接合28がなされ、その際Oリング29で接合部はシールされる。この差込み接合により、ユニット16bの吸気管30はユニット16aのマニフォールド・チャンバー18aと連通される。該吸気管30は、例えばスロットルバルブ及びエアフィルタを備えた吸気装置を連結するためのフランジ31を備えている。第2のマニフォールド・チャンバー18bは前記吸気管30から分岐し、該マニフォールド・チャンバー18bから第2の吸気ダクト19bが内燃機関の他のシリンダバンクに延びている。これら吸気ダクト19bは共通のシリンダヘッド取付けフランジ12で終わる。
【0023】
前記差込み接合28を行った後に、上側吸気管ユニット16bを矢線27bで示す方向に回転してシリンダヘッド取付けフランジ12を内燃機関のシリンダヘッドに突き当てる。吸気ダクト19bに結合されている前記シリンダヘッド取付けフランジ12は、第1図に示すように、ボルト21bでシリンダヘッドに固定することができる。同時に、前記した上側吸気管ユニット16b回転により、他の接合部25の取付けフランジ32が互いに突き当たる位置関係になり、矢線24で示すようにボルトで締め付けることができる。
【0024】
つまり、フランジ結合32と差込み接合28が第2図に示された接合部25で行われる。このようにして、マニフォールド・チャンバー18a、18bは互いに連通する。第2図に示された共鳴弁26は、2つのマニフォールド・チャンバー18a、18bを広げる吸気管の追加容積部33内にある。
【0025】
前記差込み接合28は第4図の断面図にその概略が示されている。ユニット16aには開口すなわち受け口34が形成され、ユニット16bにはOリング29を備えた差込みニップル35が形成されている。該Oリングが前記開口34に接し、前記差込みニップル35はユニット16aには接触しない。該Oリング19の使用によって、製作及び組立ての公差による寸法のばらつきを補償することができる。さらに、Oリング29は吸気管内の圧力が許容できない程度まで上昇した場合の1種の圧力逃がし弁の働きをする。このことは、例えばバックファイアの場合、つまりシリンダから爆発混合気が閉じられる前の吸気弁部から吸気管に伝播してきた場合に発生する。
【0026】
前述した説明及び実施例は単に本発明を例証するためになされたものであり、本発明を限定するものではない。当業者は本発明の精神と実質を具体化したここに開示された実施形態を変形することができるので、本発明は請求項記載の範囲及びそれと同等の範囲内に属する全ての変形を含むものと広く解釈すべきものである。
【図面の簡単な説明】
本発明は、つぎの添付図に示される好ましい実施例を参照して、以下さらに詳細に説明される。
【図1】V型シリンダ配列の内燃機関とそれに取り付けられた吸気管の概略を示す図である。
【図2】2つの吸気管ユニットのうちの第1のユニットの斜視図である。
【図3】第2図の第1のユニットに連結される第2のユニット組立ての斜視図である。
【図4】多ユニット吸気管のユニットを連結する差込み継ぎ手の断面を示す図である。

Claims (20)

  1. 少なくとも2つのシリンダバンクを備え、吸気管は前記2つのシリンダバンクのうちの1つのバンク用の第1の吸気ダクトのグループと前記2つのシリンダバンクのうちの他のバンク用の第2の吸気ダクトのグループとを含む内燃機関用の吸気管において、該吸気管は2つの分解可能に接合された2つのユニットを含み、該2つのユニットのうちの1つのユニットは第1の吸気ダクトのグループを含み、2つのユニットのうちの他のユニットは第2の吸気ダクトのグループを含み、前記2つのユニットは互いに連通するそれぞれ第1及び第2の内部容積を形成することを特徴とする吸気管。
  2. 前記2つのユニットは差込み接合で連結され、該2つのユニットで形成されるそれぞれの内部容積が前記差込み接合部を介して互いに連通されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の吸気管。
  3. 前記差込み接合によって前記2つのユニットの製作公差による寸法のばらつきを補償できることを特徴とする請求の範囲第2項記載の吸気管。
  4. 前記2つのユニットはフランジ接合で連結され、該2つのユニットで形成されるそれぞれの内部容積が前記フランジ接合部を介して互いに連通されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の吸気管。
  5. 前記2つのユニットで形成されるそれぞれの内部容積が2つの分解可能な接合部を介して互いに連通され、前期2つの接合部のうちの1つに共鳴弁が配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の吸気管。
  6. 前記2つの分解可能な接合部は差込み接合部とフランジ接合部を含むことを特徴とする請求の範囲第5項記載の吸気管。
  7. 前記2つのユニットのうちの1つのユニットは、それを他のユニットに連結する際に該他のユニットを内燃機関に取り付けるために組立て工具により作業するスペースを少なくとも部分的に通って延び、前記1つのユニットは前記他のユニットが内燃機関に取り付けられた後に該他のユニットに取付けられることを特徴とする請求の範囲第1項記載の吸気管。
  8. 少なくとも2つのシリンダバンクを備え、吸気管は前記2つのシリンダバンクのうちの1つのバンク用の第1の吸気ダクトのグループと前記2つのシリンダバンクのうちの他のバンク用の第2の吸気ダクトのグループとを含み、前記第1の吸気ダクトのグループは第1のマニフォールド・チャンバーから延びるとともに第2の吸気ダクトのグループは第2のマニフォールド・チャンバーから延びる内燃機関の吸気管において、該吸気管は分解可能に接合された第1及び第2のユニットを含み、第1のユニットは前記第1の吸気ダクトのグループ及び第1のマニフォールド・チャンバーを含み、第2のユニットは前記第2の吸気ダクトのグループ及び第2のマニフォールド・チャンバーを含み、これら第1及び第2のマニフォールド・チャンバーは互いに連通することを特徴とする吸気管。
  9. 前記第1及び第2のユニットは差込み接合で連結され、第1及び第2のユニットで形成されるそれぞれの内部容積が前記差込み接合部を介して互いに連通されることを特徴とする請求の範囲第8項記載の吸気管。
  10. 前記第1及び第2のユニットはフランジ接合で連結され、第1及び第2のユニットは前記フランジ接合部を介して互いに連通されるそれぞれの内部容積を形成することを特徴とする請求の範囲第8項記載の吸気管。
  11. 前記第1及び第2のユニットのそれぞれのマニフォールド・チャンバーは2つの分解可能な接合部で互いに接合され、共鳴弁が前記2つの接合部のうちの1つに配設されていることを特徴とする請求の範囲第8項記載の吸気管。
  12. 前記第1及び第2のユニットは該差込み接合及びフランジ接合によって、該差込み接合およびフランジ接合にり互いに連通される前記第1及び第2のそれぞれのマニフォールド・チャンバーに連結され、前記差込み接合によって製作公差による寸法のばらつきを補償できることを特徴とする請求の範囲第8項記載の吸気管。
  13. 前記第2のユニットは、それを前記第1のユニットに連結する際に該第1のユニットを内燃機関に取り付けるために組立て工具により作業するスペースを少なくとも部分的に通って延び、前記第2のユニットは前記第1のユニットが内燃機関に取り付けられた後に該第1のユニットに取付けられることを特徴とする請求の範囲第8項記載の吸気管。
  14. 吸気管は2つの分解可能に接合されたユニットを含み、これら2つのユニットは互いに連通するそれぞれの内部容積を形成し、前記分解可能な接合部は周囲環境に対してガスケットによってシールされた差込み接合部を含み、該ガスケットの破損限界圧力は前記吸気管の破裂圧力よりも低いことを特徴とする内燃機関用の吸気管。
  15. 前記吸気管は少なくとも2つのシリンダバンクを備えた内燃機関用のものであり、該吸気管は1つのシリンダバンクのうちの1つのバンク用の第1の吸気ダクトのグループと他のバンク用の第2の吸気ダクトのグループを含み、前記2つのユニットのうちの第1のユニットは前記第1の吸気ダクトのグループを含み、前記2つのユニットのうちの第2のユニットは前記第2の吸気ダクトのグループを含み、前記分解可能な接合部は前記吸気管を成す前記2つのユニットの間に設けられていることを特徴とする請求の範囲第14項記載の吸気管。
  16. 少なくとも2つのシリンダバンクを備え、吸気管は前記2つのシリンダバンクのうちの1つのバンク用の第1の吸気ダクトのグループと前記2つのシリンダバンクのうちの他のバンク用の第2の吸気ダクトのグループとを含む内燃機関の吸気管において、前記吸気管は分解可能な接合により連結された第1及び第2のユニットを含み、前記第1のユニットは第1の吸気ダクトのグループを含み、第2のユニットは第2の吸気ダクトのグループを含み、前記第1及び第2のユニットは互いに連通するそれぞれの内部容積を形成し、前記分解可能な接合部は周囲環境に対してガスケットによってシールされた差込み接合部を構成し、該ガスケットの破損限界圧力は前記吸気管の破裂圧力よりも低いことを特徴とする内燃機関用の吸気管。
  17. 前記吸気管は合成樹脂材料で射出成形方法により製作されたことを特徴とする請求の範囲第1項〜16のいずれか1項に記載の吸気管。
  18. 少なくとも前記ユニットの1つは複数の成形殻体の組立て品であることを特徴とする請求項17記載の吸気管。
  19. 前記組立て品は前記複数の成形殻体を溶接接合して組立てたものであることを特徴とする請求項18記載の吸気管。
  20. 前記吸気管はV型配列の2つのシリンダバンクを有する内燃機関用のものであることを特徴とする請求の範囲第1項〜16のいずれか1項に記載の吸気管。
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