JPH11158905A - 張り出しアームの連結機構 - Google Patents

張り出しアームの連結機構

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Publication number
JPH11158905A
JPH11158905A JP10264105A JP26410598A JPH11158905A JP H11158905 A JPH11158905 A JP H11158905A JP 10264105 A JP10264105 A JP 10264105A JP 26410598 A JP26410598 A JP 26410598A JP H11158905 A JPH11158905 A JP H11158905A
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JP
Japan
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link
vehicle
overhang arm
arm
tool
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Pending
Application number
JP10264105A
Other languages
English (en)
Inventor
Charles David Andrews
チャールズ・デイヴィッド・アンドリューズ
Gordon Edward Miller
ゴードン・エドワード・ミラー
Leslie Harold Schult
レスリー・ハロルド・シュルト
Andrew Edward Modzik Jr
アンドリュー・エドワード・モドズィック,ジュニアー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Deere and Co
Original Assignee
Deere and Co
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Publication date
Application filed by Deere and Co filed Critical Deere and Co
Publication of JPH11158905A publication Critical patent/JPH11158905A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/34Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with bucket-arms, i.e. a pair of arms, e.g. manufacturing processes, form, geometry, material of bucket-arms directly pivoted on the frames of tractors or self-propelled machines
    • E02F3/3405Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with bucket-arms, i.e. a pair of arms, e.g. manufacturing processes, form, geometry, material of bucket-arms directly pivoted on the frames of tractors or self-propelled machines and comprising an additional linkage mechanism

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Shovels (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上方動作の初期段階においてバケットを前方
へ回動させず且つトラックへ積み降ろすために運転者が
車両を前方へと駆動する必要がない、垂直リストローダ
ー機構の提供。 【解決手段】 バケット16と、頂部リンク26及び底
部リンク28によってローダー車両10に取り付けられ
た張り出しアーム18と、を有するローダーリンクであ
って、前記頂部リンクは、運転者室40のほぼ後方又は
背後で車両フレーム32から上方に延びている車両の構
造部材として枢動自在に結合されている。頂部リンク
は、車両上に座った運転者の上方且つ背後の点において
前記構造部材に結合されている。このリンクは、最初は
ほぼ垂直方向に延び次いでバケットの動作の上方段階の
全過程に亘り前方に延びているバケット経路を達成す
る。このリンクは、バケットをその最大高さにおいて最
大到達点に到達させる。頂部リンクの向きはまた、車両
が地均し作業中に後輪上へと後方に傾く傾向を減少させ
もする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローダー車両と、
張り出しアームをローダー車両に結合するリンク装置
と、に関する。
【0002】
【従来の技術】スキッドステア(滑り旋回)車両に、バ
ケットを上昇させ且つ下降させるために車両に結合され
たバケット及び張り出しアームを装備することは知られ
ている。バケット及び張り出しアームは、バケット内に
材料をすくい取り且つすくい取った材料をトラック又は
その他のコンテナ内に積み込むために、運転者によって
操作され得る。バケットの中身をトラック内に積み込む
ために、運転者は、張り出しアームを持ち上げるための
制御装置を操作して、張り出しアームの前方に設けられ
たバケットをトラック又はコンテナの端縁より上方に上
昇させる。運転者は、次いで、バケットの中味をトラッ
ク内へ降ろすためにバケットの前方端縁を下方に傾ける
ための制御装置を操作することができる。
【0003】第1のタイプのローダー装置は、一般的に
は、ラジアルリフト装置と称されている。このタイプの
ローダーは、車両の後方部分に直に枢動自在に結合され
ている後方部分を有している張り出しアームを備えてい
る。バケットは、張り出しアームの前方部分に作動可能
に結合されている。張り出しアームの後方部分は、枢動
動作できるように車両に結合されており、従って、張り
出しアームは、運転者が張り出しアームを持ち上げるた
めの制御装置を操作すると、車両との枢動結合点を中心
として弧状に回動するであろう。従って、張り出しアー
ムの前方部分に結合されたバケットもまた、張り出しア
ームが上方に回動したときに弧状に回動する。このタイ
プの装置は、通常は、ラジアルリフト装置と称され、張
り出しアームの車両との結合部が比較的簡単なので、比
較的簡単な構造を有するという利点を有している。
【0004】ラジアルリフト装置は、バケットが上昇せ
しめられると、バケットと張り出しアームとが回動する
弧状の経路をたどるという不利な点を有する傾向があ
る。言い換えると、運転者が張り出しアームとバケット
とを持ち上げるための制御装置を操作すると、張り出し
アームとバケットとが、張り出しアームの車両との枢支
結合部を中心として湾曲した経路で上方に回動する。バ
ケットは、上方への動きの初期段階において前方及び上
方に回動する傾向がある。バケットの初期動作のこの前
方成分は、運転者が、すくい取り又は掘り返し動作中に
バケットを垂直方向に持ち上げたいと望み材料をすくい
取るときに問題が多い。
【0005】更に、運転者がバケットの中味を下方に降
ろしたバケット位置からトラック又は他のコンテナ内へ
積み込みたいときに、運転者はバケットを持ち上げるで
あろうが、このバケットは、動作の初期段階において前
方に回動する傾向がある。従って、運転者は、コンテナ
又はトラックから離れた距離のところでこの持ち上げ動
作を開始し、動作の初期段階においてバケットが前方に
回動してトラック又はコンテナに激突しないようにしな
ければならないであろう。積み降ろし過程中にバケット
がトラック又はコンテナの端縁の十分上方にあるバケッ
トの動作の上方段階においては、バケット及び張り出し
アームは、張り出しアームの車両に対する枢支結合部を
中心とした湾曲経路内を回動し続ける。従って、動作の
上方段階においては、バケットは、スキッドステアロー
ダー車両に対して上方且つ後方に回動するであろう。バ
ケットの動作の上方段階中におけるこの後方動作成分に
よって、バケットは、材料が積み降ろされるべきトラッ
クから後方へ離れて持ち上げられる。このために、運転
者は、バケットを降ろすために同バケットをトラック又
はコンテナの上方に位置決めするために車両を前方に駆
動する付加的な動作をする必要がある。
【0006】以前に述べたように、ラジアルリフトロー
ダーは、張り出しアームの車両との枢支結合部を中心と
して弧状にバケットを持ち上げる。従って、バケット
は、上方への動作の初期段階中に前方に回動し、次い
で、上方動作中に後方へ回動するであろう。一杯になっ
たバケットが車両から前方へ最も遠く離れた位置にある
とき、車両は最も不安定である。従って、ラジアルリフ
トローダー車両は、バケットが半分ほど上方に持ち上げ
られたときに最も不安定な状態に達する傾向がある。従
って、車両が重いものを持ち上げることができるかもし
れないとしても、バケットが半分ほど上方に持ち上げら
れたときに、車両は不安定になって、運転者は、車両が
不安定でありバケットを地面に降ろさなければならない
ことを感知する。バケットは、トラック又はコンテナの
端縁までの行程の一部分しか持ち上げられないので、車
両は、バケットの中味をトラック又はコンテナに積み込
むことができない。従って、これらの車両は、ローダー
車両が重い荷物を持ち上げることができたとしても、こ
の重い荷物をトラック又はその他のコンテナに積み込む
ことができないことが多い。
【0007】もう一つ別のタイプのローダー装置は、通
常、垂直リスト装置と称されるものである。このタイプ
の装置は、張り出しアームの前方部分に結合されたバケ
ットを含み、連結装置が、張り出しアームの後方部分を
車両に結合している。典型的的には、液圧シリンダのよ
うなリフト機構が、車両と張り出しアームとの間に延び
ていて、張り出しアームを種々の位置まで持ち上げる。
垂直リストローダー車両の連結装置は、車両と張り出し
アームの後方部分との間に延びている頂部リンク及び底
部リンクを含んでいる。頂部リンク及び底部リンクは、
まず、液圧シリンダが作動せしめられたときに張り出し
アームをほぼ垂直方向に持ち上げるように機能し、従っ
て、これらの装置は、一般的に、垂直リストローダーと
称される。いくつかの垂直リストローダーは、バケット
が最初の動作段階において持ち上げられるときにバケッ
トを後方へずらし、従って、運転者は、バケットを上昇
させ始めたときにバケットによってトラック又はコンテ
ナを打ち付けるのを避けるために車両を後方へ駆動する
必要がない。バケットは、バケットによってトラックを
打ち付けるのを避ける経路を簡単にたどることができ、
従って、このタイプのローダーの動作は比較的簡単であ
る。しかしながら、後方へのずれは、バケットが持ち上
げられ且つ上方に傾けられつつある大きな対象物の下方
の把持を緩めさせ得るので、地面から離れる初期動作中
におけるバケットの後方へのずれは問題となり得る。い
くつかの従来の垂直リストローダーは、バケットが上方
に移動するときにバケットを後方に回動させる。バケッ
トが後方へ十分に回動すると、運転者は、車両を前方へ
駆動して、バケットの中味が積み込まれるトラックの床
の真上へとバケットを位置決めする必要がある。また、
多くの垂直リストローダーのバケットは、バケットの垂
直動作段階の中間のどこかで最も前方位置に到達する傾
向があり、従って、車両は、荷を持ち上げるときに、バ
ケットがトラック又はその他のコンテナに荷を積み込む
のに十分な高さに到達する前に不安定になるかもしれな
い。
【0008】従来のスキッドステアローダー車両はま
た、土又は砂のような粒状物からなる地域を均すために
も使用され得る。運転者は、バケットを地面まで降ろ
し、張り出しアームを持ち上げる液圧シリンダからの圧
力を解放することによって、張り出しアームを、それ自
体の重量によって下方に回動させるであろう。圧力がリ
フトシリンダから解放されると、張り出しアームとバケ
ットとは、それらの自重によって地面に向かって下方に
押し付けられるであろう。運転者は、次いで、車両を後
方に駆動し、それによって、バケットが土の表面を横切
って引っ張られる。バケットは、後方に引っ張られると
きに浮き上がらされて土がほぼ平坦に均される。しかし
いくつかのスキッドステアローダー車両は、この地均し
動作中に車両の前輪タイヤが地面から持ち上げられると
いう不利な点を有する。いくつかのローダー車両の張り
出しアームは、車両と結合されていて、圧力が液圧リフ
トシリンダから解放され且つ張り出しアーム及びバケッ
トが地均し動作中にそれら自体の重量によって下方に回
動するときに、張り出しアーム及びバケットの重量の一
部が、頂部リンク及び底部リンクを介して車両に伝わ
る。張り出しアーム及びバケットの重量の残りの部分
は、バケットと地面との間の接触点において地面に伝わ
る。多くの従来のスキッドステアローダーにおいては、
車両に伝わる重量が十分に大きく、車両が後輪上へと後
方に傾くような方向に向けられる。このようなローダー
車両のうちのいくつかは、実際に、地均し動作中に前輪
を地面から持ち上げられ得る。このことが起こると、車
両全体の重量が2つの位置すなわちバケットの底面と後
輪とを介して地面に伝えられる。このようにして、地均
し動作中に運転者が車両を後方へと駆動すると、バケッ
トが大きな力を地面に伝え、地面の中へと下方にめり込
みがちになり且つ意図するようには土の表面上に浮き上
がらない。更に、車両が後輪上へと後方に傾くと操作が
難しい。また、運転者室が車両と共に後方へ傾き、運転
者は、恐ろしくて望ましくない位置に配置される。
【0009】従って、多くの運転者は、同時に運転者室
内の制御装置を操作してバケットの位置を正しく制御し
ながら車両を後方へと駆動することによって、地均し作
業を行う。言い換えると、バケットは、土の表面を横切
って浮上せしめられないが、運転者は、車両を後方へと
駆動するときにバケットの正しい位置を制御する。この
ような制御装置の細かい操作を運転者が行うのは難し
く、この過程が使用されるとき、地面の地均しは幾分不
正確となり得る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、上方への動作
の初期段階においてバケットをトラックへと前方に回動
させないバケットの動作経路を有し且つバケットの中味
をトラックへ積み降ろすためにバケットをトラックの上
方に位置決めするために運転者が車両を前方へと駆動す
る必要がない、垂直リストローダー機構を提供すること
が望ましい。このようなローダー機構は、バケットがそ
の中味をトラック又はその他のコンテナへ積み降ろすの
に十分な高さとなる前に不安定にならないことが望まし
い。このようなリフト装置は、車両の液圧リフト装置に
圧力がかからずに車両を後進方向へと駆動することによ
って地面を適切に均すことを運転者が可能になるように
することが望ましい。このようなリフト装置は、地均し
動作中に車両が後輪上へと後方に傾く傾向を減らすか又
は排除することが望ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、バケットと、
張り出しアームと、車両に結合された頂部リンク及び底
部リンクと、を含む垂直リストタイプのスキッドステア
ローダーを提供する。柱又は構造部材が、車両の運転者
室の後部又は背後において車両フレームから上方に延び
ている。この柱は、車両の上方部分を形成しており、こ
の上方部分には、頂部リンクの上方部分が、運転者室に
座った運転者の上方又は後方位置において枢動自在に結
合されている。
【0012】本発明による頂部リンク及び底部リンク
は、バケットの上方動作の初期段階において、バケット
がほぼ垂直方向に持ち上げられるように作用する。従っ
て、バケットは、最初に持ち上げられるときに大きな対
象物の下から引き出されないであろう。上方動作の初期
段階におけるバケットのこの垂直方向の動作経路によっ
て、運転者は、上昇しつつあるバケットによってトラッ
クを打ち付けることを避けるために支援する必要がな
く、車両がトラックの近くにある間にバケットが持ち上
げられるのが可能にもなる。
【0013】本発明によれば、バケットは上方へと移動
し続けるとき、頂部リンク及び底部リンクは、バケット
の動作の上方段階の全体の間にバケットを前方へずら
す。従って、バケットが動作の上方段階において持ち上
げられるときに、バケットは、自然にトラックの上方に
おいて外方へとずれ、運転者は、積み降ろすためにバケ
ットをトラックの上方に位置決めするためにローダー車
両を前方へと駆動する必要がない。本発明によれば、バ
ケットは、バケットの最大高さにおいて最大前方位置に
到達する。従って、バケットは最も上方位置に近づくま
で前方にずれることがないので、車両が荷物を持ち上げ
ることができるならば、運転者はおそらく、バケットと
荷物とを上方に持ち上げて荷物をトラック内へと積み込
むことができるであろう。
【0014】本発明による頂部リンクは、運転者室に座
っている運転者の後方且つ上方に設けられた柱に結合さ
れている。従って、頂部リンクの車両への結合点は、従
来技術による垂直リストリンクの頂部リンクの結合点よ
りも遙か後方に位置決めされている。頂部リンクがこの
位置において柱に結合されていることによって、本発明
による頂部リンクは、従来技術による頂部リンクよりも
より垂直方向に配向されることが可能になる。頂部リン
クはより垂直方向に配向されているので、地均し作業中
に頂部リンクを介して車両に伝えられる力は、概して減
じられる。頂部リンクを介して車両に伝えられる力は比
較的小さいので、車両は、地均し作業中に後輪上へと後
方に傾く傾向がより少ない。また、本発明による頂部リ
ンクにおける力は、後輪と地面との間の接触点のより近
くに延びている線に沿って配向され、この接触点は、地
均し作業を行うときに車両の適切な枢支点である。従っ
て、本発明の頂部リンクによって達成されるモーメント
アームは比較的小さく、車両にかかるトルクもまた対応
して小さい。従って、後輪を中心とする車両の後方への
傾斜傾向は、車両の枢動点に対するより小さいモーメン
トアームを達成する本発明の頂部リンクの配向によって
減じられる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜4を参照すると、本発明の
好ましい実施形態が示されている。前方及び後方の被駆
動車輪12及び14を備えたスキッドステアローダー車
両10が提供されている。運転者が車両10の右側及び
左側に設けられた車輪を種々の速度で駆動して車両10
を一般的な滑り旋回形態で車両を旋回させる制御装置を
操作したとき、車両10は旋回する。車両10には、同
車両10の両側に配置された一対の張り出しアーム18
に結合されたツール又はローダーバケット16が設けら
れており、張り出しアーム18は更に連結機構20によ
って車両10に結合されている。ローダーバケット16
は、張り出しアーム18の前方部分22に枢動自在に結
合されており、バケット傾斜用液圧シリンダ24が、張
り出しアーム18に対するバケット16の傾斜方向を制
御するために、バケット16と張り出しアーム18との
間に延びている。傾斜用シリンダ24を作動させること
によって、運転者は、バケット16の中身を投げ出すた
めにバケット16を傾斜させることができる。
【0016】張り出しアーム18と張り出しアーム18
を車両10に結合している連結機構20とは、車両10
の左側及び右側の両側においてほぼ同一である。従っ
て、車両10の左側の構造のみが以下で詳細に説明され
ることになる。
【0017】張り出しアーム18は、頂部及び底部のリ
ンク部材26及び28を含んでいる連結機構20によっ
て車両10と結合されている。底部のリンク部材28
は、車両フレーム32の中間部分30と張り出しアーム
18の後方部分34との間に延びている。頂部のリンク
部材26も又、張り出しアーム18の後方部分34に枢
動自在に結合されており、そこから上方及び前方に延び
ている。頂部のリンク部材26の上方部分36は、車両
の一部分を形成しており且つ車両10の主フレーム部分
32から上方に延びている構造部材すなわち支柱38に
枢動自在に取り付けられている。
【0018】支柱38は、車両運転者室40の後方部又
は背後に向かって車両フレーム32によって取り付けら
れている。支柱38の上方部分は、車両10の上方及び
後方部分として機能し、頂部リンク26がこの部分に対
して枢動自在に取り付けられている。図には示されては
いないが、ビーム(梁)部材が、右側及び左側の支柱3
8の頂部42間に延びている。運転者室40には、運転
席と、車両10を駆動し且つ旋回させるために、そして
ローダーバケット16と張り出しアーム18とを作動さ
せるために、運転者席に座った運転者によって操作され
る制御装置とが含まれている。、車両10が転覆したと
きに運転席に座っている運転者を保護する助けとするた
めに、転覆保護構造すなわちROPS44が、支柱38
と車両フレーム32とに取り付けられている。ROPS
構造44は、オペレーターエンクロージャーとという名
称の同時係属中の米国特許出願において非常に詳細に説
明されているように、上方に枢動して運転席の下部の車
両区画への接近を提供することが出来る。この米国特許
出願は、その番号を記載することによって、その内容が
本明細書に組み入れられている。ROPS44は、支柱
38の上部42に枢動自在に取り付けられている。運転
者室40の床部と座席とは、床部と座席とがROPS4
4とともに上方に旋回できるようにROPS構造44に
固定されている。
【0019】リンク20,張り出しアーム18及びバケ
ットが持ち上げられるときに、リンク20を堅固にし且
つ安定させるために、頂部リンク26の右部分と左部分
との間に車両10を横切って横方向に延びている交差部
材を設けることができる。その様な交差部材は、図4に
示されている点Jにおいて右側頂部リンク26とと左側
頂部リンク26との間に延びるように位置決めすること
ができる。付加的な交差部材を頂部リンク26の他の位
置に設けることもできる。
【0020】図2及び図3に最も良く示されているよう
に、リフト機構すなわち液圧リフトシリンダー46が、
車両10のフレーム32と張り出しアーム18の後方部
34との間に延びている。運転者は、張り出しアーム1
8とバケット16とを持ち上げるためにリフトシリンダ
ー46を伸長させるように制御装置を操作することがで
きる。張り出しアーム18とバケット16とを下げる為
には、運転者は、液圧リフトシリンダー46を収縮させ
るように制御装置を操作する。運転者がリフトシリンダ
ー46を伸長させ張り出しアーム18を持ち上げると
き、頂部リンク26及び底部リンク28は、バケットの
上方への運動の初期段階48の間、バケット16をほぼ
垂直な軌道でガイドする役目を果たす。バケット16が
上方への経路の約半分から始まる動作の上方段階50を
通って上方に動いたとき、頂部リンク26及び底部リン
ク28は、バケットが上方へ動くときにバケット16と
張り出しアーム18とを上方且つ前方にガイドする。
【0021】バケット16は初期動作範囲48において
はほぼ垂直に上方へ動くので、運転者は、バケット16
の中身を積み込んでいるトラック又はその他のコンテナ
から遠ざかる様に後退する必要はない。掘り返し作業の
時にバケット16を垂直方向に動かす為に運転者が追加
的な車両の操縦をする必要がないように、バケット16
は、初期動作段階48においては自動的にほぼ垂直方向
に持ち上げられる。バケット16がその動作の上方段階
50において上方に動くとき、バケット16及び張り出
しアーム18は、上方そして前方に移動し、それによっ
て、運転者がバケット16の中身を積み込むことを望ん
でいるトラックやその他のコンテナの上方にまでバケッ
ト16が外側へと伸長せしめられる。従って、運転者
は、バケット16の中身が積み込まれるべきトラック又
はコンテナの上方にバケット16位置決めするために、
車両10を前方へ移動させたり、付加的な車両の制御を
行う必要がない。本発明によって確立されたバケットの
経路52によれば、運転者が多くの制御装置を様々操作
する必要とされることなく望んだ方法そして比較的簡単
な形態でバケット16を操縦することが可能になる。
【0022】バケットの動作の上方段階50の間、バケ
ット16は、持ち上げられるときに連続的に前方へずれ
る。バケット16は、図3に描かれているその最大の高
さに到達するまで、その最大前方位置すなわち最大リー
チには行かない。従って、車両10はバケットが最前方
の位置に到達する前にトラックの端より上方に積み荷を
持ち上げることができるので、ローダー車両10は、バ
ケット16が部分的に中間の高さまで持ち上げられたと
きに不安定になることはないであろう。
【0023】次に、地均し作業を行う際の本発明による
連結機構20の使用によってもたらされる利点をより詳
細に説明する。地均し作業をするために、運転手は、液
圧リフトシリンダー46からほぼ全ての圧力を解放し
て、バケット16を、バケット16と張り出しアーム1
8との重量によって、地面に対して下方に打ち付けさせ
るであろう。運転者は、次いで、車両10を後方に駆動
して地面を横切るようにバケット16を引っ張り、車両
10が後方に動くときに地面を均す。液圧リフトシリン
ダー46には圧力がかけられていないので、車両10が
後方に動くときに、バケット16は、自由に浮き上がっ
たり沈んだりすることができる。この自由に浮くことの
できる特徴によって、地面が大体において土地の起伏と
一致するようにバケット16が地面の表面をなめらかに
することができる。
【0024】液圧リフトシリンダー46に実質的に圧力
がかかっていない状態では、バケット16と張り出しア
ーム18との重量は次の3つの点で支えられている。す
なわち、バケット16と地面の間の接触点Hと、底部リ
ンク28が張り出しアーム18と連結している点Mと、
頂部リンク26が張り出しアーム18と連結している点
Jとである。頂部リンク26及び底部リンク28によっ
て支えられている張り出しアーム18及びバケット16
の重量部分は、車両フレーム32に伝えられる。これら
の力は、頂部リンク26及び底部リンク28が車両10
と連結している点K及びLにおいて車両10に伝えられ
る。底部リンク28によって支えられている張り出しア
ーム18及びバケット16の重さによる力は、底部リン
ク28が車両10と連結している点Lにおいて車両10
に伝えられ、その力の方向は、直線BB’に沿った底部
リンク28と一直線に並んだ方向である。頂部リンク2
6によって支えられている張り出しアーム18及びバケ
ット16の重さによる力は、頂部リンク26が支柱38
と連結している点Kにおいて車両10に伝えられる。こ
の力の方向は、頂部リンク26と支柱38との連結点K
と頂部リンク26と張り出しアーム18との連結点Jと
を通る線Cに沿った方向である。
【0025】図4は、地均し作業を行う際に、本発明に
よる作用における様々な力を示している。典型的な従来
技術による垂直リフトローダーは、ほぼ点Iのあたりで
車両と連結している頂部リンクを備え付けている。米国
特許第5,542,814号はその様なローダーの一例
である。これらの従来技術によるローダーにおける頂部
リンクは、典型的には、図4に見られる点Iのあたり
と、点Jに近接した張り出しアームの後方部との間に延
びている。地均し作業の際に、従来技術における頂部リ
ンクは張り出しアームとバケットとの重さの一部を支え
なければいけない。従来技術によるローダーの頂部リン
クは、地均し作業中に、張力に直面する傾向がある。そ
して、従来技術における頂部リンクにかかるこの張力
は、点Iにおいて車両に伝えられる。点Iにおいて車両
に伝えられた力は、車両を、枢支点Eを中心に時計方向
に回動させ且つ車両を後輪上へと後方に傾け得る。点I
において車両に加えられた力は、点Iに作用する力に、
後輪タイヤと地面との接触点である枢支点Eから力の作
用線までの距離(force’s distance)
Fを掛けた大きさとして表されるトルクを達成してい
る。本発明は、従来技術における連結点Iの実質的に後
方にある点Kにおいて頂部リンク26と車両10との間
の連結点を確立している。直線Cは、本発明によよって
頂部リンク26が受ける張力の方向を表している。従っ
て、直線Cはまた、点Kにおいて車両10にかかる力の
方向でもある。線Cに沿った方向のこの力Aは、点Iを
通って作用し且つDに沿った方向に向けられた従来技術
における力よりも、枢支点Eのより近くに延びている。
言い換えれば、距離Gは距離Fよりも短く、従って、線
Cは直線Dよりも点Eにより近いのである。従って、頂
部リンクにおいて力Aによって発生する本発明によって
達成されるモーメントアームGは、点Iを通して作用す
る従来技術における力によって達成されるモーメントア
ームFよりも小さい。このことにより、本発明による力
Aによってかかるトルクは、従来技術によるリンクによ
ってかかるトルクよりも小さいという結果となり、そし
て、これに対応して、車両が傾く傾向が減じられる。
【0026】更に、本発明によれば力Aの大きさは従来
技術における連結点Iにかかる力よりも小さい。頂部リ
ンク26及び底部リンク28は、均し作業の際に張り出
しアーム18及びバケット16の重量の一部を支えなけ
ればならない。頂部リンクの角方向は、角方向が点I
(そこでは従来技術による頂部リンクが垂直方向から約
70度の方向に延びている)から点K(そこでは本発明
による頂部リンク26が垂直方向から約50度の方向に
延びている)に変えられるときにより垂直に近くなるの
で、頂部リンク26における張力は小さくなる。頂部リ
ンク26における張力が小さくなるので、車両10に伝
わる力Aも又同様に小さくなり、従って、車両10に伝
わる力Aは、従来技術によって点Iにおいて車両10に
かけられる力よりも小さい。本発明における頂部リンク
26によって車両10にかけられる力Aの大きさは、従
来技術の頂部リンクによって車両にかけられる力よりも
小さいので、頂部リンク26に関連して車両10に伝わ
るトルクの値は、それに応じて本発明によって減少され
ている。従って、本発明による頂部リンク26は従来技
術によるローダーシステムよりも後輪14上へと車両1
0を後方に傾けさせる傾向が少ない。したがって、車両
10は、地均し作業を行う際の後方運転の間、より容易
に前輪を地面上に保つようになされている。
【0027】図4は、地均し作業の間の作用する多くの
力を示す車両10の概要図である。張り出しアーム18
及びバケット16は、均し作業の間は大体は概して一つ
の部材として作用するので、図4においては単一部材と
して示されている。矢印で示す力A及びA’は直線Cに
沿って配向されており、頂部リンク26が受ける張力を
示している。矢印で示す力Aは、頂部リンク26から車
両10における点Kに伝わる力を示している。その点K
は、支柱38の頂部42に位置している。矢印で示す力
A’は、頂部リンク26から張り出しアーム18におけ
る点Jに伝えられる力を示している。矢印で示す力B及
びB’は、底部リンク28が受ける圧縮力を示してい
る。矢印で示す力Bも又、底部リンク28から車両10
における点Lに伝えられる力を示している。矢印で示す
力B’は底部リンク28から張り出しアーム18におけ
る点Mに伝えられる力を示している。
【0028】バケット16と張り出しアーム18との重
量の一部が頂部及び底部リンク26及び28によって支
えられる地均し作業の間は、頂部リンク26は引っ張ら
れた状態であり、底部リンク28は圧縮されている状態
である。頂部リンクの角度方向が従来技術におけるより
水平な方向から本発明におけるより垂直な方向に変えら
れるので、頂部リンク26における張力は小さくなり、
そして底部リンク28における圧縮力も同様に小さくな
るだろう。底部リンクにおける圧縮力Bは点Lにおいて
車両に伝えられる。点Eの近くにおいて車両を反時計方
向に付勢するために車両10にトルクがかかるように力
Bは配向されており、従って、力Bは、前輪12を地面
に押し付けるように作用する。連結点Kが利用される場
合には、圧縮力Bは従来技術における力より小さくな
り、そして、このことは、応力Bが、従来技術よりもよ
り小さな力で前輪12を地面に対して押し付けるであろ
うということを意味している。しかしながら、頂部リン
クの連結点が点Iから点Kに変わるとき、張力Aは力B
よりもより大きな割合で減るので、全体としての効果
は、均し作業の間、車両の前輪12が地面上にとどまる
傾向がより強いということになる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】バケットが地面と接触している下に降ろされた
位置にある状態の、本発明によるスキッドステアローダ
ーの側面図である。
【図2】中間位置へと持ち上げられたバケットを示して
いる、図1のスキッドステアローダーの側面図である。
【図3】最大高さまで持ち上げられたバケットを示して
いる、本発明によるスキッドステアローダーの側面図で
ある。
【図4】バケットが下に降ろされた位置で示されてい
る、本発明によるスキッドステアローダーの側面図であ
り、地均し作業においてバケットが地面上に置かれてい
るときに車両の種々の構成要素にかかる力を示してい
る。
【符号の説明】
10 車両、 12,14 車輪、 16 バケッ
ト、18 張り出しアーム、 20 連結機構、24
バケット傾斜用液圧シリンダ、 26 頂部リン
ク、28 底部リンク、 32 車両フレーム、
38 支柱、40 運転者室、 44 転覆保護構
造、46 持ち上げ用液圧シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴードン・エドワード・ミラー アメリカ合衆国テネシー州37771,レノ ア・シティ,ウィリアムズ・フェリー・ロ ード 5936 (72)発明者 レスリー・ハロルド・シュルト アメリカ合衆国ミネソタ州56093,ワセカ, ハンドレッドサーティフィフス・ストリー ト 41053 (72)発明者 アンドリュー・エドワード・モドズィッ ク,ジュニアー アメリカ合衆国テネシー州37931,ノック スヴィル,ハイゲイト・サークル 10058

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両と結合された持ち上げリンク装置で
    あって、 リンクに作動可能に結合された張り出しアームと、 前記張り出しアームに作動可能に結合されたツールであ
    って、同張り出しアームは当該ツールを持ち上げるため
    に持ち上げ可能であるようになされたツールと、 車両の作動中に運転者が配置される運転者室と、 車両のフレームから上方に延びている構造部材であっ
    て、運転者室内に配置された運転者の後方に配置され且
    つ車両のフレームから上方に延びている構造部材と、 前記構造部材の上方部分に枢動自在に結合された頂部リ
    ンクであって、同上方部分から前記張り出しアームの後
    方部分との枢支結合部まで下方且つ後方に延びている頂
    部リンクと、 を含む持ち上げリンク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリンク装置であって、 前記頂部リンクが運転者の後方且つ上方の位置で前記構
    造部材に結合されている、リンク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のリンク装置であって、 前記車両フレームと前記張り出しアームとの間に枢動自
    在に結合された底部リンクを更に含み、 前記張り出しアームと前記頂部リンク及び底部リンクと
    は、垂直持ち上げタイプの持ち上げ装置として機能す
    る、リンク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のリンク装置であって、 前記車両フレームと前記張り出しアームとの間に作動可
    能に延びている液圧シリンダを更に含み、同液圧シリン
    ダは、前記張り出しアームと同張り出しアームに取り付
    けられたツールとを持ち上げるために伸長可能である、
    リンク装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のリンク装置であって、 当該リンク装置が垂直持ち上げタイプの装置である、リ
    ンク装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のリンク装置であって、 動作の初期段階において、前記張り出しアーム及び前記
    リンクが、前記ツールをほぼ垂直方向経路に沿って上方
    に移動させる、リンク装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のリンク装置であって、 前記張り出しアームと前記リンクとは、バケットが同バ
    ケットの動作の上方段階全体を通して上方に移動すると
    きに、前記ツールが前方にずれるように成された、リン
    ク装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のリンク装置であって、 前記頂部リンクが、前記構造部材から前記張り出しアー
    ムまで、垂直から約50度の角度で下方且つ後方に延び
    ている、リンク装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のリンク装置であって、 前記ツールが、前記バケットの最大高さにおいて最も前
    方位置に到達するように成された、リンク装置。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載のリンク装置であっ
    て、 前記車両フレームと前記張り出しアームとの間に枢動自
    在に結合された底部リンクを更に含み、 前記張り出しアームと前記頂部リンク及び底部リンクと
    が、垂直持ち上げタイプのリフト装置として機能する、
    リンク装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のリンク装置であっ
    て、 前記車両フレームと前記張り出しアームとの間に作動可
    能に延びている液圧シリンダを更に含み、同液圧シリン
    ダは、前記張り出しアームと同張り出しアームに取り付
    けられたツールとを持ち上げるために伸長可能である、
    リンク装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のリンク装置であっ
    て、 動作の初期段階において、前記張り出しアーム及び前記
    リンクが、前記ツールをほぼ垂直方向経路に沿って上方
    に移動させる、リンク装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のリンク装置であっ
    て、 前記張り出しアームと前記リンクとは、前記ツールが同
    ツールの動作の上方段階全体を通して上方に移動すると
    きに、同ツールが前方にずれるように成された、リンク
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のリンク装置であっ
    て、 前記ツールがその最大高さに到達したときに最も前方位
    置に到達するように成された、リンク装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが、前記構造部材から前記張り出しアー
    ムまで、垂直から約50度の角度で下方且つ後方に延び
    ている、リンク装置。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが、前記構造部材から前記張り出しアー
    ムまで、垂直から約50度の角度で下方且つ後方に延び
    ている、リンク装置。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが、前記構造部材から前記張り出しアー
    ムまで、垂直から約50度の角度で下方且つ後方に延び
    ている、リンク装置。
  18. 【請求項18】 請求項13に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが、前記構造部材から前記張り出しアー
    ムまで、垂直から約50度の角度で下方且つ後方に延び
    ている、リンク装置。
  19. 【請求項19】 リンク装置を有するローダー車両であ
    って、 リンクと作動可能に結合された張り出しアームであっ
    て、当該張り出しアームとリンクとは垂直持ち上げタイ
    プの装置である張り出しアームと、 前記張り出しアームに作動可能に結合されたツールであ
    って、同張り出しアームが当該ツールの中味の物質を持
    ち上げるために持ち上げ可能であるように成されてい
    る、ツールと、 車両の作動中に運転者が配置される運転者室と、を含
    み、 前記リンクが更に、 当該車両の上方後方部分に枢動自在に結合された頂部リ
    ンクであって、同上方後方部分から当該頂部リンクが前
    記張り出しアームの後方部分に枢動自在に結合される位
    置まで下方且つ後方に延びている頂部リンクと、 当該車両と前記張り出しアームとの間に枢動自在に結合
    された底部リンクと、 当該車両と前記張り出しアームとの間に作動可能に結合
    されたリフト機構であって、前記張り出しアームと同張
    り出しアームに取り付けられたツールとを持ち上げるよ
    うに作動可能であるリフト機構と、を含む、ローダー車
    両。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のローダー車両であ
    って、 当該車両から上方に延びている構造部材を更に含み、前
    記頂部リンクが、運転者室内に配置された運転者の後方
    で且つ上方の位置で前記構造部材に結合されている、ロ
    ーダー車両。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のローダー車両であ
    って、 前記張り出しアームと前記リンクとが、動作の初期段階
    において、前記ツールを、ほぼ垂直方向の経路に沿って
    上方に移動させる、ローダー車両。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のローダー車両であ
    って、 前記張り出しアームと前記リンクとが、前記ツールが動
    作の上方段階全体を通して上方に移動するときに、同ツ
    ールを前方へずれさせるようになされた、ローダー車
    両。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載のローダー車両であ
    って、 前記ツールが、同ツールの最大高さにおいて最も前方位
    置に到達するようになされた、ローダー車両。
  24. 【請求項24】 請求項19に記載のローダー車両であ
    って、 前記頂部リンクが、当該車両の上方且つ後方部分から前
    記張り出しアームまで、垂直から約50度の角度で下方
    且つ後方に延びている、ローダー車両。
  25. 【請求項25】 請求項20に記載のリンク車両であっ
    て、 前記頂部リンクが、前記構造部材から前記張り出しアー
    ムまで、垂直から約50度の角度で下方且つ後方に延び
    ている、ローダー車両。
  26. 【請求項26】 請求項21に記載のリンク車両であっ
    て、 前記頂部リンクが、前記構造部材から前記張り出しアー
    ムまで、垂直から約50度の角度で下方且つ後方に延び
    ている、ローダー車両。
  27. 【請求項27】 請求項22に記載のローダー車両であ
    って、 前記頂部リンクが、前記構造部材から前記張り出しアー
    ムまで、垂直から約50度の角度で下方且つ後方に延び
    ている、ローダー車両。
  28. 【請求項28】 請求項23に記載のローダー車両であ
    って、 前記頂部リンクが、前記構造部材から前記張り出しアー
    ムまで、垂直から約50度の角度で下方且つ後方に延び
    ている、ローダー車両。
  29. 【請求項29】 車両と結合された持ち上げリンク装置
    であって、 リンクと作動可能に結合された張り出しアームであっ
    て、当該張り出しアームと前記リンクとは垂直持ち上げ
    タイプの装置である張り出しアームと、 前記張り出しアームに作動可能に結合されたツールであ
    って、同張り出しアームが当該ツールの中味の物質を持
    ち上げるために持ち上げ可能であるようになされたもの
    である、ツールと、 を含み、更に、 前記車両と前記張り出しアームとの間に結合された頂部
    リンクと、 前記車両と前記張り出しアームとの間に枢動自在に結合
    された底部リンクと、 前記車両と前記張り出しアームとの間に作動可能に結合
    されたリフト機構であって、前記張り出しアームと同張
    り出しアームに取り付けられた前記ツールとを持ち上げ
    るように作動可能であるリフト機構と、を含み、 前記頂部リンクと底部リンクとは、前記リフト機構が起
    動されたときに動作の初期段階においてほぼ垂直方向に
    前記ツールを移動させ、前記ツールが同ツールの動作の
    上方段階の全体を通して上方に移動するときに同ツール
    を前方にずれさせるようになされた、持ち上げリンク装
    置。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載のリンク装置であっ
    て、 前記ツールは、同ツールの動作の上方段階の全体を通し
    て上方に移動するときに前方にずれ、その最大高さにお
    いて最も前方位置に到達するようになされた、リンク装
    置。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが前記車両の上方且つ後方部分に枢動自
    在に結合されており、同頂部リンクは、同頂部リンクが
    前記張り出しアームの後方部分に枢動自在に結合される
    位置まで下方且つ後方に延びている、リンク装置。
  32. 【請求項32】 請求項30に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが枢動自在に結合されている上方且つ後
    方部分が、前記車両のフレームから上方に延びている構
    造部材によって形成されており、同構造部材は、前記車
    両の運転者室内に配置された運転者のほぼ後方にあり且
    つフレームから運転者のほぼ上方の位置まで延びてお
    り、 前記頂部リンクは、前記構造部材の上方部分に枢動自在
    に結合されており、同頂部リンクの部材は、前記上方部
    分から当該頂部リンクが前記張り出しアームに枢動自在
    に結合されている位置まで下方且つ後方に延びている、
    リンク装置。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが、運転者のほぼ後方且つ上方の位置に
    て前記構造部材に結合されている、リンク装置。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載のリンク装置であっ
    て、 前記張り出しアームと前記頂部リンク及び底部リンクと
    が、垂直持ち上げタイプのリフト装置として機能するよ
    うになされた、リンク装置。
  35. 【請求項35】 請求項29に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが、前記車両から張り出しアームまで、
    垂直に対して約50度の角度で下方且つ後方に延びてい
    る、リンク装置。
  36. 【請求項36】 請求項30に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが、前記車両から張り出しアームまで、
    垂直に対して約50度の角度で下方且つ後方に延びてい
    る、リンク装置。
  37. 【請求項37】 請求項32に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが、前記車両から張り出しアームまで、
    垂直に対して約50度の角度で下方且つ後方に延びてい
    る、リンク装置。
  38. 【請求項38】 請求項33に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが、前記車両から張り出しアームまで、
    垂直に対して約50度の角度で下方且つ後方に延びてい
    る、リンク装置。
  39. 【請求項39】 請求項34に記載のリンク装置であっ
    て、 前記頂部リンクが、前記車両から張り出しアームまで、
    垂直に対して約50度の角度で下方且つ後方に延びてい
    る、リンク装置。
JP10264105A 1997-10-17 1998-09-18 張り出しアームの連結機構 Pending JPH11158905A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US953495 1992-09-28
US08/953,495 US6132163A (en) 1997-10-17 1997-10-17 Boom arm linkage mechanism

Publications (1)

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JPH11158905A true JPH11158905A (ja) 1999-06-15

Family

ID=25494089

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JP10264105A Pending JPH11158905A (ja) 1997-10-17 1998-09-18 張り出しアームの連結機構

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US (1) US6132163A (ja)
EP (1) EP0909854B1 (ja)
JP (1) JPH11158905A (ja)
KR (1) KR19990036812A (ja)
AU (1) AU732457B2 (ja)
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