JPH11157677A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

Info

Publication number
JPH11157677A
JPH11157677A JP32685397A JP32685397A JPH11157677A JP H11157677 A JPH11157677 A JP H11157677A JP 32685397 A JP32685397 A JP 32685397A JP 32685397 A JP32685397 A JP 32685397A JP H11157677 A JPH11157677 A JP H11157677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
paper
tray
pickup roller
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32685397A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Noda
隆 野田
Akira Ohata
昭 大畑
Yoshikazu Takesada
義和 武貞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP32685397A priority Critical patent/JPH11157677A/ja
Publication of JPH11157677A publication Critical patent/JPH11157677A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙セット完了後、直ちに給紙できる状態と
なり、高い給紙効率が得られ、またセットした用紙が落
ちてしまう等の不具合を有効に防止できて、良好な操作
性が得られる給紙装置を提供する。 【解決手段】 用紙トレイ314に、用紙Pが載置され
ているか否かを検知する用紙検知センサ317と、ガイ
ド板318a、318bの移動状況を検知するガイド板
移動検知手段とを備え、用紙検知センサ317び上記ガ
イド部材板移動検知手段からの情報に基づき、ピックア
ップローラ315の用紙Pに対する接離駆動を制御する
ことにより、トレイ314上に用紙Pが載置された状態
で、ガイド板318a、318bの移動が完了した際
に、ピックアップローラ315が用紙Pに圧着するよう
構成されてなる給紙装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコピー機
やプリンタの手差し給紙ユニット等として好適に使用さ
れる給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコピー機において、手差し給紙を
行うための装置として、用紙トレイにセットされた記録
用紙に接離自在なピックアップローラを備え、そのピッ
クアップローラを記録用紙に圧着させて用紙をコピー機
内に送り込むようにしたマルチ手差し給紙ユニットが周
知である。
【0003】このような給紙装置において、ピックアッ
プローラは、通常、用紙に対し圧着を解除した状態にあ
り、例えば記録用紙をトレイにセットしてコピー開始指
令を与えた際に、ピックアップローラが可動して記録用
紙に圧着し、用紙が供給される一方、コピー処理終了
後、又は用紙切れの際に、ピックアップローラの圧着が
解除されものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の給紙装置においては、コピー開始指令を与えた後、
ピックアップローラの圧着動作が開始されるものである
ため、コピー開始指令を与えてから圧着動作が完了する
までの間、記録用紙をコピー機内に送給することができ
ず、このコピー開始指令後の給紙不可時間がタイムロス
となり、給紙効率が低いという問題があった。
【0005】更に用紙トレイのサイズが小さい給紙装置
において、大きいサイズの用紙を送給するような場合、
用紙の大部分がトレイからはみ出した状態に載置される
ことがあり、このような場合、用紙をセットしてから、
ピックアップローラにより用紙が保持されるまでの間、
用紙から手を離すと用紙が落ちてしまうことがあるの
で、面倒なことに使用者は、コピー開始指令を与えてピ
ックアップローラが用紙に圧着するまで用紙を保持し続
けねばならず、良好な操作性を得ることができないとい
う問題があった。
【0006】この発明は、上記従来技術の問題を解消
し、給紙効率が高く、セットした用紙が落ちてしまう等
の不具合を有効に防止できて、良好な操作性が得られる
給紙装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の給紙装置は、用紙を載置するための用紙
トレイと、前記用紙トレイの用紙載置面に沿って移動自
在に設けられ、用紙サイズに合わせて移動操作可能なガ
イド部材と、前記用紙トレイに載置された用紙に対し接
離し、圧着状態において用紙を所定方向に送給するピッ
クアップローラと、前記用紙トレイに用紙が載置されて
いるか否かを検知する用紙検知手段と、前記ガイド部材
の移動状況を検知するガイド部材移動検知手段とを備
え、前記用紙検知手段及び前記ガイド部材移動検知手段
からの情報に基づき、前記ピックアップローラの用紙に
対する接離駆動を制御するよう構成されてなるものを要
旨としている。
【0008】本発明の給紙装置においては、例えば用紙
トレイに用紙を載置して、ガイド部材を移動調整するこ
とにより、用紙セットが完了した際に、用紙がピックア
ップローラにより圧着されるよう構成することができる
ため、用紙セット完了後、直ちに用紙を送給できる状態
に設定できる。このため例えば、本発明を、コピー機等
に適用した際、コピー開始指令後、直ちに用紙をコピー
機内等に送給することができるので、コピー開始指令後
におけるピックアップローラによる圧着動作が行われる
分のタイムロスをなくすことができる。更に用紙セット
が完了すれば用紙が圧着保持されるので、例えばトレイ
サイズに比べて、大きいサイズの用紙をセットするよう
な場合であっても、用紙セット完了後は、用紙から手を
離しても用紙が落ちてしまうようなことがない。従って
使用者は、用紙セット完了からコピー処理開始指令等を
与えるまで、用紙を保持し続けるというような面倒な作
業は必要はなく、使用者の負担を軽減することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】<全体構成>図1はこの発明の一
実施形態である給紙装置(手差し給紙ユニット)が適用
されたコピー機の全体構成を示す概略断面図である。
【0010】同図に示すように、本コピー機は電子写真
方法によって記録用紙P等のシート上に原稿画像を形成
するものであり、原稿を自動的に1枚づつプラテンガラ
ス201上に送給する自動原稿送り装置100と、プラ
テンガラス201上の原稿画像を読み取る画像読取り部
200と、画像読取り部200から送られる画像データ
から画像を形成する画像形成部300とから構成されて
いる。
【0011】<自動原稿送り装置100>自動原稿送り
装置100は、原稿セットトレイ101と、原稿排出ト
レイ102とを有し、原稿セットトレイ101にセット
された原稿が画像読取り部200上のプラテンガラス2
01上の画像読取り位置まで搬送されるとともに、そこ
で所定の画像読取り処理が終了した後、原稿が原稿排出
トレイ102上に排出されるよう構成されている。
【0012】<画像読取り部200>画像読取部200
は、図示しないスキャナモータによりプラテンガラス2
01に沿って矢印A方向にコピー倍率に応じた速度Vで
移動する露光ランプ202及び第1ミラー203aと、
露光ランプ202及び第1ミラー203aの移動に伴
い、速度V/2で同方向へ移動する第2ミラー203b
及び第3ミラー203cとを有し、これらが移動しなが
ら、露光ランプ202からプラテンガラス201上の原
稿に光が照射されて、その反射光が第1ないし第3ミラ
ー203a〜203cを介してレンズ204に導かられ
てCCDセンサ205に結像されることにより、プラテ
ンガラス201上の原稿が全面にわたって走査されるよ
う構成されている。なおスキャナの位置はスキャナホー
ムセンサ206とホーム位置からの移動量(モータのス
テップ数)により算出され、制御されるものである。
【0013】またCCDセンサ205に入射した原稿の
反射光はセンサ内で電気信号に変換され、画像処理回路
207により電気信号のアナログ処理、A/D変換、デ
ィジタル処理が行われた後、画像形成部300へ送られ
るよう構成されている。
【0014】<画像形成部300>画像形成部300の
転写系においては、上記画像読取り部200から送られ
てきた画像データの電気信号に応じてレーザ301が発
光し、その光がポリゴンミラー302により1次元走査
されることにより、帯電器304によって帯電された感
光体303が露光されて潜像が形成され、その潜像が現
像器305によって現像されて感光体303上にトナー
像が形成されるよう構成されている。
【0015】一方、画像形成部300の紙処理系におい
ては、記録用紙Pが、給紙カセット310a〜310d
又は後述の手差し給紙装置320から、ピックアップロ
ーラ309a〜309d、315、搬送ローラ308a
〜308d、316によって所定の用紙搬送路に送給さ
れて、更に搬送ローラ307によって転写部に導かれる
よう構成されている。そしてこうして転写部に導かれた
用紙Pに、上記感光体303上のトナー像が、転写チャ
ージャー306によって転写されるよう構成されてい
る。
【0016】またトナー像が転写された用紙は、定着ロ
ーラ311により加熱定着された後、排紙ローラ312
によって排紙トレイ313へ排出されるよう構成されて
いる。
【0017】<制御系>図2は本実施形態のコピー機に
おける制御系のブロック図である。同図に示すように、
本コピー機における制御系は、中央制御部1、操作表示
部2、画像メモリ3、自動原稿送り装置部4、画像読取
り部5、画像形成部6、FAX通信部7及び、電話回線
8から構成される。
【0018】中央制御部1は上記各部2〜7の制御部
(各制御部)と通信により情報のやり取りを行い、各制
御部から情報を受け、各制御部に対して所定の指示を与
えるものである。
【0019】そして、各制御部はその指示に従い各部2
〜7の駆動部の駆動を制御する。例えば操作表示部1か
らは各種の入力情報(動作指示/モード設定)が中央制
御部2に送信され、中央制御部2から受信した各制御部
の状態情報等を表示する。
【0020】また、自動原稿送り装置部4からは原稿セ
ットトレイ101上の原稿有無情報、プラテンガラス
(201)上への原稿セット完了情報等が中央制御部
(2)に送信され、中央制御部2からは原稿搬送指示が
送信される。
【0021】更に画像読取り部5からは、読み取った原
稿のサイズ情報、読取り完了情報等が中央制御部2に送
信され、中央制御部2からは、読取り開始指示等が送信
される。
【0022】また、画像形成部6からは、用紙サイズ情
報、紙開始指示等の動作指示が送信される。
【0023】更にFAX通信部7からはFAX受信開始
要求等が中央制御部2に送信され、中央制御部2からは
FAX受信開始許可等が送信される。
【0024】<手差し給紙ユニット(給紙装置320)
>図3は本実施形態のポイントとなるコピー機における
手差し給紙ユニット320を示す側面図、図4は平面図
である。これらの図に示すように、この手差し給紙ユニ
ット320は、記録用紙Pを多数枚セット可能な用紙ト
レイ314と、そのトレイ314の用紙Pを圧着/解放
自在なピックアップローラ315とを有し、ピックアッ
プローラ315が矢印Bに示すように上下動することに
より、用紙Pに接触して圧着したり、用紙Pから離脱し
て圧着が解放されるよう構成されている。
【0025】またピックアップローラ315が用紙Pに
圧着して回転することにより、用紙Pが一対の搬送ロー
ラ316側に送り込まれて、更にその用紙Pが一対の搬
送ローラ316により矢印D方向に沿って給紙されて、
コピー機内の上記所定の搬送路(転写系)に導かれるよ
う構成されている。
【0026】なお本発明において、ピックアップローラ
315を用紙Pから解放するという場合の「解放」と
は、ピックアップローラ315を用紙Pから離間させる
状態も含め、用紙Pに対するピックアップローラ315
の圧着力を弱めて、手差し用紙トレイ314上の用紙P
のセット、及び除去が容易に行える状態にする事を言
う。
【0027】用紙トレイ314には、給紙方向Dに対し
直交する方向に延びる一対のガイド溝319a、319
bが設けられ、各溝319a、319bの長さ方向Cに
沿って、すなわち給紙方向Dに対し直交する方向(用紙
幅方向)に沿って移動自在に構成されている。
【0028】更に図5に示すように、用紙トレイ314
の裏面側には、一対のガイド板318a、318bと共
に移動するラック部材320a、320bと、各ラック
部材320a、320bにそれぞれ噛合する歯車321
a、321bと、両歯車321a、321b間に配置さ
れ、両歯車321a、321bに噛合する中央歯車32
2とが設けられている。そして、例えば一方のガイド板
318a(又は318b)を移動操作すると、その操作
力がラック部材320a、歯車321a、322、32
1b及びラック部材320bを介して他方のガイド板3
18b(又は318a)に伝達されて、他方のガイド板
が、一方のガイド板の操作方向に対向する方向に移動す
るよう構成される。これにより用紙サイズに合わせて一
方のガイド板を移動操作することにより、用紙Pを用紙
トレイ314の中央位置に安定状態にセットできるよう
構成されている。
【0029】また図3に示すように本実施形態の手差し
給紙ユニット320には、用紙トレイ314上に用紙P
がセットされているか否かの検知するための用紙検知セ
ンサ317が設けられている。更に用紙トレイ314の
裏面側における中央歯車322には、図示しないポテン
ショメータ(ガイド板移動検知手段)が設けられてお
り、その抵抗値からガイド板318a、318bの位
置、及び抵抗値の変化からガイド板318a、318b
の移動状況(移動中か停止中か)を検知するよう構成さ
れている。
【0030】なお、本実施形態においては、用紙検知セ
ンサ317及びガイド板移動検知手段からの情報に基づ
き、ピックアップローラ315の用紙Pに対する接離駆
動を制御し、後に詳述するような動作が行われる。
【0031】<全体の処理手順>図6は上記コピー機の
メインルーチンを示すフローチャートである。
【0032】同図に示すように、プログラムがスタート
すると、まず、ステップS1で内蔵RAMのクリア、各
種レジスタのクリア、各部を初期モードに設定するため
の初期設定を行う。次に、ステップS2で内部タイマを
セットする。内部タイマはこのメインルーチンでの1ル
ーチンの所要時間を決めるもので、その値は予めステッ
プS1で設定される。
【0033】次に、ステップS3で中央制御部2から受
信したモード情報によるコピーモード設定のサブルーチ
ン、ステップS4でマルチ手差し給紙ユニット320の
ピックアップローラ処理のサブルーチン、ステップS5
でコピー動作のサブルーチン、ステップS6でその他の
処理(中央制御部2との通信制御、定着器の温度制御、
トラブルチェック等)のサブルーチンを順次コールして
必要な処理を行う。
【0034】そして最後にステップS7で内部タイマの
終了を待ってステップS2へ戻る。この1ルーチンの時
間単位を使って各サブルーチンで登場する各種タイマの
カウントを行う。
【0035】<ガイド板移動検知処理(ステップS4)
>図7は図6におけるガイド板の移動を検知する際のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。同図に示すよ
うに、このコピー機において、手差し給紙ユニット32
0が使用されてコピーが行われる場合、先ずステップS
400に示すように、ポテンショメータ(ガイド板移動
検知手段)から抵抗値に関する情報を入力し、入力した
値が変化しているかどうかを、前回入力してメモリに格
納してある値と比較する(ステップS401)。そして
変化があると判断された場合は(ステップS401:Y
ES)、入力した値をメモリに格納し(ステップS40
2)、タイマTM1を所定の値に初期化し(ステップS
403)、ガイド板318a、318bが移動中である
事を示す移動中フラグを「1」にセットする(ステップ
S404)。
【0036】またステップS401において「NO」の
場合、すなわち入力した値が前回と同じ場合は、タイマ
TM1をカウントする(ステップS405)。
【0037】次に、タイマTM1のカウントが終了する
まで、上記入力値が変化しない場合は(ステップS40
6:YES)、ガイド板の移動が終了したと判断して移
動中フラグを「0」にリセットする(ステップS40
7)。
【0038】<ピックアップローラ処理(ステップS
5)>図8は図6のマルチ手差し給紙ユニット320に
おけるピックアップローラ処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。同図に示すように、ステップS5
00において、ピックアップローラ315が解放(離
脱)状態にあるかどうかを示す解放状態フラグが「1」
かどうかをチェックする。なお、電源ON時は初期設定
でピックアップローラ315は一旦、解放状態にして、
解放状態フラグは「1」にセットしてある。
【0039】そして解放状態フラグが「1」である場合
(ステップS500:YES)、用紙検知センサ317
からの情報に基づき、用紙トレイ314上に用紙Pが載
置されているかどうかを判断し(ステップS501)、
用紙Pが載置されてないければピックアップローラ31
5の解放状態を維持する。
【0040】またステップS501において、用紙Pが
載置されている時は、ガイド板318a、318bが移
動中であるかどうかを、上記のガイド板移動検知処理に
基づきチェックする。
【0041】そしてガイド板318a、318bが移動
中であれば(ステップS502:NO)、ピックアップ
ローラ315の解放状態を維持する。
【0042】またガイド板318a、318bが移動し
ていなければ(ステップS502:YES)、ピックア
ップローラ315を用紙Pに圧着させて(ステップS5
03)、解放状態フラグを「0」にリセットする(ステ
ップS504)。
【0043】ステップS500において、解放状態フラ
グが「0」である場合(「NO」の場合)、つまりピッ
クアップローラ315が圧着した状態である場合は、手
差しトレイ314上に用紙Pが載置されているかどうか
を判断し(ステップS505)、用紙Pが載置されてい
なければ、ピックアップローラ315を解放して(ステ
ップS507)、解放状態フラグを「1」にリセットす
る(ステップS508)。
【0044】ステップS505において用紙Pが載置さ
れている時は、ガイド板318a、318bが移動して
いるかどうかをチェックして(ステップS506)、移
動していなければ、ピックアップローラ315の解放状
態を維持する。
【0045】またステップS506において、ガイド板
318a、318bが移動していれば、ピックアップロ
ーラ315を用紙Pから解放して(ステップS50
7)、解放状態フラグを「1」にリセットする(ステッ
プS508)。
【0046】なお、本実施形態において、手差し給紙以
外の処理、すなわち図6のステップS5、S6以外の処
理は、周知のものと同様である。
【0047】以上のように、本実施形態のコピー機にお
いては、手差し給紙ユニット320のトレイ314に用
紙Pを載置して、ガイド板318a、318bを移動調
整して用紙セットが完了すると、直ちにピックアップロ
ーラ315が可動して用紙Pを圧着保持するようにして
いるため、コピー開始指令を与えれば、直ちに用紙Pが
コピー機内に送給されるので、高い給紙効率を得ること
ができる。
【0048】また用紙セットが完了すれば用紙Pは保持
されるので、例えばトレイサイズに比べて、大きいサイ
ズの用紙Pを載置するような場合であっても、用紙セッ
ト完了後は、用紙Pから手を離しても用紙Pが落ちてし
まうようなことがない。従って使用者は、コピー開始指
令を与えるまで用紙Pを保持し続けるというような面倒
な作業を必要とせず、使用者の負担を軽減でき、良好な
操作性を得ることができる。
【0049】なお、本発明においては、用紙として必ず
しも紙製のものを使用する必要はなく、送給可能なシー
ト形状のものであればどのようなものでも使用すること
ができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明の給紙装置によれ
ば、用紙トレイ上に用紙が載置されているかを検知する
用紙検知手段と、トレイ上の用紙サイズに合わせて移動
調整するガイド部材の移動状況を検知するガイド部材移
動検知手段とからの情報に基づき、ピックアップローラ
の用紙に対する接離駆動を制御するようにしているた
め、例えば用紙トレイに用紙を載置して、ガイド部材の
移動調整を行った際に、ピックアップローラを用紙に圧
着させるよう構成することができるので、用紙セット完
了後、直ちに用紙を送給できる状態に設定することがで
きる。このため例えば、本発明を、コピー機等に適用し
た場合において、コピー開始指令を与えた際、直ちに用
紙をコピー機内に送給することができ、高い給紙効率を
得ることができる。また用紙セットが完了すれば用紙が
圧着保持されるので、例えばトレイサイズに比べて、大
きいサイズの用紙を載置するような場合であっても、用
紙セット完了後は、用紙から手を離しても用紙が落ちて
しまうようなことがなく、良好な操作性を得ることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である給紙装置が適用された
コピー機を示す側断面図である。
【図2】実施形態のコピー機における制御系のブロック
図である。
【図3】実施形態の給紙装置としての手差し給紙ユニッ
トを示す側面図である。
【図4】実施形態の手差し給紙ユニットを示す平面図で
ある。
【図5】実施形態の手差し給紙ユニットを示す下面図で
ある。
【図6】実施形態のコピー機におけるメインルーチンを
示すフローチャートである。
【図7】実施形態の手差し給紙ユニットにおけるガイド
板移動検知処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図8】実施形態の手差し給紙ユニットにおけるピック
アップローラ処理のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
314…用紙トレイ 315…ピックアップローラ 317…用紙検出センサ(用紙検知手段) 318a、318b…ガイド板(ガイド部材) 320…手差し給紙ユニット 322…中央歯車(ガイド部材移動検知手段) P…記録用紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を載置するための用紙トレイと、 前記用紙トレイの用紙載置面に沿って移動自在に設けら
    れ、用紙サイズに合わせて移動操作可能なガイド部材
    と、 前記用紙トレイに載置された用紙に対し接離し、圧着状
    態において用紙を所定方向に送給するピックアップロー
    ラと、 前記用紙トレイに用紙が載置されているか否かを検知す
    る用紙検知手段と、 前記ガイド部材の移動状況を検知するガイド部材移動検
    知手段とを備え、 前記用紙検知手段及び前記ガイド部材移動検知手段から
    の情報に基づき、前記ピックアップローラの用紙に対す
    る接離駆動を制御するよう構成されてなることを特徴と
    する給紙装置。
JP32685397A 1997-11-28 1997-11-28 給紙装置 Pending JPH11157677A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32685397A JPH11157677A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32685397A JPH11157677A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 給紙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11157677A true JPH11157677A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18192457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32685397A Pending JPH11157677A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 給紙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11157677A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008024381A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Kyocera Mita Corp シート給送装置、及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008024381A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Kyocera Mita Corp シート給送装置、及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3558952B2 (ja) 画像形成装置
JP3453420B2 (ja) シート積載装置
JP4099963B2 (ja) 画像形成装置
US8264754B2 (en) Document feeding device, image reading device and image forming device equipped with same
JP4287232B2 (ja) ステイプル装置及び画像形成装置
US20040052542A1 (en) Image forming apparatus
JP3392805B2 (ja) 画像形成装置
US6027114A (en) Document transport apparatus
JPH11157677A (ja) 給紙装置
JP3610554B2 (ja) 画像形成装置
JP2000250361A (ja) 複写装置
JP3255574B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP3912882B2 (ja) 画像形成装置
JPH11246063A (ja) 給紙装置
JP2009007108A (ja) 排紙装置、後処理装置、及び画像形成装置
JP3056540B2 (ja) 孔版式製版印刷装置
JP3709575B2 (ja) 画像記録装置
JP2653705B2 (ja) 記録シート供給装置
JP2006193314A (ja) 画像読取装置およびこれを備えた画像形成装置
JP3884630B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH11146186A (ja) 画像形成装置
JP2004304593A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2003032442A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JPH11194900A (ja) 通信端末装置
JPH0797127A (ja) 画像通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20040305

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523