JP2008024381A - シート給送装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートをより安定して給送することが可能なシート給送装置を提供すること。
【解決手段】シートを画像形成装置の装置本体50に給送するシート給送装置であって、シートを収納する給紙カセット1と、給紙カセット1に収納されたシートを持ち上げるリフトユニット30、47と、リフトユニット30、47によって持ち上げられたシートと当接し、シートを装置本体50に給送する複数のピックローラ37、38を有する給送ユニット33とを備え、複数のピックローラは、前記シートの給送方向に沿って配列されており、各々の前記ピックローラは、給送方向Aに対して垂直な方向のシートの幅の実質上中央に配置されている、シート給送装置である。
【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、fax、プリンタ等の画像形成装置に用いるシート給送装置に関する。
一般に、画像形成装置におけるシート給送装置では、給紙カセットに収納された用紙が、リフト板によって持ち上げられ、給紙カセットの上方に配置されたピックローラに当接し、ピックローラの回転によって装置本体に給送されている。
このようなシート給送装置としては、用紙の給送方向と垂直な用紙の幅方向の実質上中央に1つのピックローラが配置されている構成が用いられていたが、搬送力が小さいため、用紙の種類によっては表面の摩擦が小さいものがあり、用紙を給紙できない場合があった。
そこで、十分な用紙の搬送力を確保するために、用紙の幅方向に複数のピックローラを備えた構成のシート給送装置が提案されている(特許文献1参照。)。
実公昭61―203634号公報
しかしながら、シート給送装置では、リフト板を持ち上げて載置されている用紙をピックローラに当接させるという上記動作は頻繁に行われるため、リフト板の幅方向にたわみ変形が生じる場合がある。このようなたわみ変形がリフト板に発生すると、給送の際に幅方向における用紙のピックローラに対する押圧力が異なることになり、用紙の幅方向両端における搬送力が異なり、用紙の斜め送り(スキュー)が発生する場合がある。
又、給送される対象が封筒等であり、幅方向に左右対称の厚みとなっていない場合には、封筒の呂短における押圧力が異なり、搬送力が異なるため、用紙の斜め送りが発生する場合がある。
本発明は、従来のシート給送装置の課題を考慮し、シートをより安定して給送することが可能なシート給送装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の本発明は、
シートを画像形成装置の装置本体に給送するシート給送装置であって、
前記シートを収納する給紙カセットと、
前記給紙カセットに収納されたシートを持ち上げるリフトユニットと、
前記リフトユニットによって持ち上げられたシートと当接し、前記シートを前記装置本体に給送する複数のピックローラを有する給送ユニットとを備え、
前記複数のピックローラは、前記シートの給送方向に沿って配列されており、
各々の前記ピックローラは、前記給送方向に対して垂直な前記シートの幅の実質上中央に配置されている、シート給送装置である。
又、第2の本発明は、
前記給紙カセットに収納された前記シートの、前記給送方向と垂直方向の両端を位置決めするガイド板を備え、
前記給送ユニットは、前記複数のピックローラとして第1ピックローラ及び第2ピックローラを有しており、
前記第1ピックローラは、前記持ち上げられたシートの先端近傍に当接するように配置されており、
前記第2ピックローラは、前記シートの給送方向を基準として前記第1ピックローラの上流側の、前記一対のガイド板の間に配置されている、第1の本発明のシート給送装置である。
又、第3の本発明は、
前記給送ユニットは、
前記第1ピックローラの軸を中心に回動可能な、前記第1ピックローラと前記第2ピックローラを連結する連結部材を有し、
前記第1ピックローラの軸は、前記装置本体及び前記連結部材に取り付けられており、
前記第2ピックローラの軸は、前記連結部材に取り付けられている、第2の本発明のシート給送装置である。
又、第4の本発明は、
前記給送ユニットは、
前記第1ピックローラの回転を、前記第2ピックローラに伝達するためのベルト部材を備えた、第3の本発明のシート給送装置である。
又、第5の本発明は、
前記シートを給送する際、制御回路により前記第2ピックローラの方が、前記第1ピックローラよりも搬送速度が速くなるように回転が制御される、第2の本発明のシート給送装置である。
又、第6の本発明は、
第1の本発明のシート給送装置と、
前記シート給送装置によって給送されたシートにトナー画像を転写する画像転写ユニットと、
前記転写されたトナー画像を前記シートに定着される定着ユニットとを備えた、画像形成装置である。
本発明によれば、シートをより安定して給送することが可能なシート給送装置及び画像形成装置を提供することが出来る。
以下、本発明にかかる実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の画像形成装置の一例としてプリンタを例に挙げて説明する。ここでは、本発明にかかる画像形成装置について説明するとともに、本発明のシート給送装置の一例についても同時に説明する。
図1は、本発明にかかる実施の形態におけるプリンタの外観図である。又、図2は、本実施の形態におけるプリンタの概略側面構成図である。
図2に示すように本実施の形態におけるプリンタは、印刷する用紙を保管するために本体50の底部に配置されている給紙カセット1と、給紙カセット1から供給された用紙に画像を形成する画像形成ユニット2と、画像が形成された用紙を排出するローラ19、20等から構成される排出ユニット4と、排出ユニット4から排出された用紙が載置される本体50上面に配置された排出トレー23とを備えている。
又、画像形成ユニット2で片面に画像が形成された用紙を排出ユニット4側へ搬送し、排出ユニット4側へ搬送された用紙を再び画像形成ユニット2側へと搬送するための、3つのローラ16、17、18等から構成されている用紙反転ユニット3が設置されている。
又、給紙カセット1から画像形成ユニット2を通り、排出ユニット4を経て排出トレー23へと用紙が搬送される搬送路が、正搬送路21として実線矢印によって図示されている。一方、用紙反転ユニット3から画像形成ユニット2へと用紙が再度搬送される搬送路が、逆搬送路22として点線矢印によって図示されている。尚、図中、逆搬送路22が正搬送路21に合流する部位がPで示されている。
次に、画像形成ユニット2について説明する。
画像形成ユニット2は、用紙にトナーを転写する画像転写ユニット5と、高温にすることによってトナーを用紙に定着させる定着ユニット6とを有している。この定着ユニット6は、ヒータを有する定着ローラ14と、定着ローラ14に圧接している圧ローラ15とを有している。
又、画像転写ユニット5は、感光体ドラム7と、感光体ドラム7の表面を帯電させるための帯電ユニット8と、画像が形成される部分以外の感光体ドラム7の表面に光を当てて帯電電荷を除去し、静電潜像を形成する露光ユニット(図2の矢印9参照)と、トナーを感光体ドラム7表面に形成された静電潜像に付着させて可視像とする現像器10とを有している。さらに画像転写ユニット5は、搬送される用紙を感光体ドラム7に押圧するとともに、トナーと逆特性の電荷を与えて静電力により用紙にトナーを転写する転写ローラ11と、感光体ドラム7表面の帯電を除去する徐電器12と、転写されずに感光体ドラム7に残ったトナーを除くクリーニングユニット13を有している。
クリーニングユニット13は、残留トナーを利用して感光体ドラム7の表面の研磨を行う摺擦ローラ24と、感光体ドラム7の表面の残留トナーを取り除くゴムブレード25と、取り除かれたトナーを廃トナーボトル(図示せず)へと搬送する回収スパイラル26を有している。
次に、本発明にかかる実施の形態における給紙カセット1の構造について説明する。
図2に示すように、給紙カセット1は、給紙カセット1からの用紙の給送方向Aを基準として、下流側の先端30aが、後端30bを支点として持ち上がるリフト板30を有している。
このリフト板30の先端30a近傍の下側には、コイルバネ47が設けられており、このコイルバネ47によってリフト板30の先端30aが持ち上がり、給紙カセット1に収納された用紙が持ち上がる構成となっている。
図3は、給紙カセット1周辺の外観図である。図3に示すように、リフト板30の先端30aは、実質上給紙カセット1の幅方向の長さと等しくなっており、用紙の先端30aの幅方向の全体を持ち上げることが可能となっている。尚、図3には給送方向Aと垂直な幅方向をWとして示している。又、リフト板30は、先端30aと後端30bの間に幅方向Wの長さが短い中央部30cを有しており、この中央部30cの幅方向Wには一対のガイド板31が配置されている。このガイド板31は、幅方向Wに可動出来、用紙の幅方向Wの位置決めを行う。また、給送方向Aを基準として、給紙カセット1の後端には、給送方向Aに移動可能な後端位置決め部材32が設けられており、この後端位置決め部材32によって給紙カセット1に収納される用紙の後端の位置決めが行われる。
又、リフト板30の先端30a側の上側近傍には、本体50側に取り付けられている給送ユニット33が配置されている。この給送ユニット33は幅方向Wの実質上中央に配置されている。又、給送方向Aを基準としてリフト板30の下流側にはフィードローラ34とリタードローラ35が配置されている。
図4は、図2の給紙カセット1を幅方向Wの中央で切断した一部断面構成図である。図4には、リフト板30上に載置された複数枚の用紙36が図示されている。給送方向Aを基準として給送ユニット33の下流側には、上記フィードローラ34とリタードローラ35が示されている。このフィードローラ34の軸34aは本体50に取り付けられており、駆動ユニット45に連結されている。フィードローラ34の下方に配置されているリタードローラ35の軸35aは軸受け35bによって保持されており、軸受け35bは分離バネ40によって上方に付勢されている。従って、分離バネ40によって付勢されてフィードローラ34はリタードローラ35に押圧される。又、リタードローラ35には、トルクリミッタ41が設けられている。又、フィードローラ34の下流側には搬送ローラ43が設けられており、搬送ローラ43にはコロ44が押圧されている。
上記フィードローラ34とリタードローラ35の機能について説明する。フィードローラ34とリタードローラ35の間に紙が給送されていない場合、リタードローラ35は、フィードローラ34の回転駆動に合わせて矢印G方向に回転する。一方、フィードローラ34とリタードローラ35の間に紙が重送された場合には、紙の間で滑りが発生し、リタードローラ35にかかるトルクが所定量以下となるため、リタードローラ35回転が停止する。このリタードローラ35の回転停止によって、重送された紙の一番上側の用紙だけが、フィードローラ34によって給送方向Aに送られるため、重送が防止される。
次に、本実施の形態の給送ユニット33について説明する。
図4に示すように、リフト板30によって持ち上げられた複数枚の用紙36のうち、最も上側の用紙36´に、その先端36´a近傍において当接する第1ピックローラ37が、本体50に取り付けられている。又、第1ピックローラ37の上流側には第2ピックローラ38が配置されており、これら第1ピックローラ37と第2ピックローラ38は連結部材39によって連結されている。図5は、図3に示した給紙カセット1周辺の平面図である。図5に示すように、第2ピックローラ38は一対のガイド板31の間に配置されている。
又、図4に示すように、第1ピックローラ37の軸37aは、本体50の筐体に設けられている軸受け(図示せず)と、連結部材39の軸受け39aによって回転可能に保持されている。一方、第2ピックローラ38の軸38aは本体50の筐体には保持されておらず、連結部材39の軸受け39bのみによって回転可能に保持されている。このため、連結部材39及び第2ピックローラ38は、軸37aを基準にして矢印E、F方向に回動可能な構成となっており、第2ピックローラ38は用紙36の積載量によって上下動が可能となる。尚、第2ピックローラ38が所定量以上矢印E方向に下がらないように、連結部材39が所定量矢印E方向へ回動すると、本体50の筐体部分50aに当接するように当接部39cが連結部材39の先端に形成されている。
上記フィードローラ34の回転駆動が、ギア等の伝達機構46により第1ピックローラ37に伝達され、第1ピックローラ37の回転駆動が、ベルト部材42によって第2ピックローラに伝達される。又、第1ピックローラ37と第2ピックローラ38は同一半径であり、第1ピックローラ37よりも第2ピックローラ38の回転速度の方が速くなるように2つのピックローラの回転が制御されている。このため、第1ピックローラ37における用紙の搬送速度(以下、線速度という)よりも、第2ピックローラ38における線速度の方が速くなる。この線速度差としては、例えば、約1〜5mm/sec程度にすればよい。
尚、この線速度の差を設けるには、例えば、軸38aの径を軸38aよりも大きくすることで実現可能である。
尚、本発明のリフトユニットの一例は、本実施の形態のリフト板30及びコイルバネ47に相当する。又、本発明の給送ユニットの一例は、本実施の形態の第1ピックローラ37、第2ピックローラ38、連結部材39及びベルト部材42に相当する。又、本発明のシート給送装置の一例は、本実施の形態の給送ユニット33、リフト板30、及びコイルバネ47に相当する。
以下に、本実施の形態のプリンタの動作について説明するとともに、本発明のシート給送装置の一例の動作についても述べる。
ユーザーがプリンタに印刷指示をすると、プリンタの制御回路(図示せず)が印刷指示を受信し、図2に示すように給紙カセット1から用紙が正搬送路21を通って画像転写ユニット5へと搬送される。そこで、感光体ドラム7の表面に形成されたトナー画像が、用紙に転写され、転写されたトナー画像が定着ユニット6において用紙に定着される。トナー画像が定着された用紙は、排出ユニット4によって排出トレー23上に排出される。
以下に、上記給紙カセット1からの用紙の搬送について詳しく説明する。
印刷指示の信号を受信すると、制御回路はコイルバネ47に通電することによって、リフト板30を持ち上げる。すると、複数の用紙36の最上部に配置された用紙が第1ピックローラ37と第2ピックローラ38に当接する(図4参照)。
次に、駆動ユニット45によってフィードローラ34が回転駆動し、この回転駆動が伝達機構46により第1ピックローラ37に伝達され、第1ピックローラ37が回転する。更に、第1ピックローラ37の回転が、ベルト部材42を介して第2ピックローラ38に伝達され、第2ピックローラ38が回転する。
図6は、本実施の形態のプリンタの給送ユニット33側面構成図である。図6に示すように、軸37aの回転(矢印B参照)により、ベルト部材42が同一方向に回転(矢印C参照)し、第2ピックローラ38の軸38aも同一方向に回転(矢印D参照)する。
一方、軸37aの矢印B方向への回転力は、軸37aと軸受け39aとの間の摩擦により、連結部材39自体にも伝達される。この軸37aと軸受け39aとの間における回転力の伝達により、連結部材39には軸37aを中心とした矢印E方向への回転力が働くことになる。従って、第2ピックローラ38に矢印E方向への回転力が働く。又、ベルト部材42の矢印C方向への回転によっても、第2ピックローラ38に矢印E方向への回転力が働く。すなわち、第2ピックローラ38は、その自重によって用紙36を押圧するだけでなく、連結部材39及びベルト部材42を介した矢印E方向への回転力によっても用紙36を押圧する。
そして、第1ピックローラ37及び第2ピックローラ38の回転によって、用紙36´はフィードローラ34とリタードローラ35の間に搬送される。ここで、第2ピックローラ38の線速度の方が第1ピックローラ37の線速度よりも速いため、第1ピックローラ37と第2ピックローラ38の間で搬送される用紙36´に湾曲36bが形成される。この状態を図7に示す。尚、図7では説明のために湾曲を大きく図示しているが、実際には、極小さい湾曲が形成される。このように、最も上側の用紙36´に湾曲36´bが形成されることにより、下側の用紙36´´との剥離が促進され、重送が抑制される。
また、重送が発生した場合であっても、上述したフィードローラ34とリタードローラ35の機能によって防止されるため、一枚の用紙36´のみが搬送ローラ43によって搬送される。
図8は、図6の状態と比べて用紙の量が少ない状態の要部側面構成図である。最上面に位置する用紙36が搬送されると、コイルバネ47によってリフト板30の先端30a側が持ち上げられ、次の用紙36の表面に第1ピックローラ37が当接する。一方、第2ピックローラ38は軸37aを中心に回動可能なため、自重により下方(矢印E方向)へと下がり、次の用紙の表面に当接する。そして、上記と同様に2つの第1ピックローラ37及び第2ピックローラ38によって、用紙がフィードローラ34とリタードローラ35の間に搬送される。
このように、給紙方向Aに沿って配置された2つのピックローラによって用紙が搬送されるため、従来のピックローラが一つしか配置されていない場合と比較して、搬送力が増加するため、用紙の種類(表面の摩擦力)に関わらず安定した給送を行うことが可能となる。
さらに、幅方向にピックローラを複数並べた構成(特許文献1参照)と比較して、本実施の形態では、用紙の幅方向Wの実質上中央にのみピックローラが配置されているため、リフト板30のたわみ変形が発生している場合や左右非対称な封筒を搬送する場合であっても用紙の斜め送りが発生しにくい。
尚、本実施の形態では、図5に示すように給送方向Aを基準として第2ピックローラ38は一対のガイド板31の間に配置されているが、本構成に限らず、ガイド板31よりも下流側に配置されていても良い。
しかしながら、本実施の形態では、特許文献1の場合と比較すると大幅に用紙の斜め送りの発生が減少するものの、第1ピックローラ37しか配置されていない構成と比較とすると、ピックローラの数が増加しているため用紙の斜め送りが発生する可能性が高くなる場合がある。
そのため、本実施の形態のように第2ピックローラ38が一対のガイド板31の間に配置されている方が、第2ピックローラ38において用紙の斜め送りが発生するような場合であってもガイド板31によって用紙の動きが規制され、斜め送りが抑制されるため、より好ましい。
又、第1ピックローラ37における線速度よりも、第2ピックローラ38における線速度が実質上同一の線速度になるように制御されていても良い。
しかしながら、一般的に本実施の形態のように用紙の搬送力が増加すると、それに伴って用紙が重送される可能性が大きくなるため、本実施の形態のようにピックローラ37、38を回転制御する方が、用紙の重送を抑制する観点から好ましい。尚、本実施の形態では、第1ピックローラ37と第2ピックローラ38の径は、同じ大きさであるが、異なっていても良い。
又、本実施の形態では、ピックローラは2個設けられているが、2個以上のピックローラが給送方向Aに沿って配置されていてもよい。
又、図6に示す第1ピックローラ37の矢印B方向への回転力を、第2ピックローラ38に伝達するためにベルト部材42が用いられているが、ギア等が用いられてもよい。
更に、第1ピックローラ37と第2ピックローラ38は、それぞれ独立に駆動系を有していても良い。
また、第1ピックローラ37と第2ピックローラ38が連結部材39で連結されていなくても良い。しかしながら、第2ピックローラ38の用紙に対する押圧力が大きい方が用紙の搬送力が増加するため、連結部材39で連結し、第1ピックローラ37の回転によって第2ピックローラ38の用紙に対する押圧力が増すような本実施の形態の構成の方が好ましい。
又、本発明のシートの一例は、本実施の形態の用紙36に相当するが、OHPシート、封筒等であってもよい。
又、本発明の「実質上中央」とは、社会通念上中央と認められる範囲内のことである。
本発明のシート給送装置は、シートをより安定して給送することが可能な効果を有し、複写機、fax、プリンタ等の画像形成装置として有用である。
本発明にかかる実施の形態におけるプリンタの外観図 本発明にかかる実施の形態におけるプリンタの側面構成図 本発明にかかる実施の形態におけるプリンタの給紙カセット周辺の外観図 本発明にかかる実施の形態におけるプリンタの給紙ユニット周辺の側面構成図 図3の上面構成図 本発明にかかる実施の形態における給送ユニットの側面構成図 本発明にかかる実施の形態における給送ユニットによって用紙が給送されている状態を示す側面構成図 本発明にかかる実施の形態におけるプリンタの給紙ユニット周辺の側面構成図
符号の説明
30 リフト板
31 ガイド板
32 後端位置決め部材
33 給送ユニット
34 フィードローラ
35 リタードローラ
36 用紙
37 第1ピックローラ
38 第2ピックローラ
39 連結部材
40 分離バネ
41 トルクリミッタ
42 ベルト部材42
43 搬送ローラ
44 コロ
45 駆動ユニット
46 伝達機構
47 コイルバネ

Claims (6)

  1. シートを画像形成装置の装置本体に給送するシート給送装置であって、
    前記シートを収納する給紙カセットと、
    前記給紙カセットに収納されたシートを持ち上げるリフトユニットと、
    前記リフトユニットによって持ち上げられたシートと当接し、前記シートを前記装置本体に給送する複数のピックローラを有する給送ユニットとを備え、
    前記複数のピックローラは、前記シートの給送方向に沿って配列されており、
    各々の前記ピックローラは、前記給送方向に対して垂直な前記シートの幅の実質上中央に配置されている、シート給送装置。
  2. 前記給紙カセットに収納された前記シートの、前記給送方向と垂直方向の両端を位置決めするガイド板を備え、
    前記給送ユニットは、前記複数のピックローラとして第1ピックローラ及び第2ピックローラを有しており、
    前記第1ピックローラは、前記持ち上げられたシートの先端近傍に当接するように配置されており、
    前記第2ピックローラは、前記シートの給送方向を基準として前記第1ピックローラの上流側の、前記一対のガイド板の間に配置されている、請求項1記載のシート給送装置。
  3. 前記給送ユニットは、
    前記第1ピックローラの軸を中心に回動可能な、前記第1ピックローラと前記第2ピックローラを連結する連結部材を有し、
    前記第1ピックローラの軸は、前記装置本体及び前記連結部材に取り付けられており、
    前記第2ピックローラの軸は、前記連結部材に取り付けられている、請求項2記載のシート給送装置。
  4. 前記給送ユニットは、
    前記第1ピックローラの回転を、前記第2ピックローラに伝達するためのベルト部材を備えた、請求項3記載のシート給送装置。
  5. 前記シートを給送する際、制御回路により前記第2ピックローラの方が、前記第1ピックローラよりも搬送速度が速くなるように回転が制御される、請求項2記載のシート給送装置。
  6. 請求項1記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置によって給送されたシートにトナー画像を転写する画像転写ユニットと、
    前記転写されたトナー画像を前記シートに定着される定着ユニットとを備えた、画像形成装置。
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