JPH1115762A - 携帯情報端末装置、及びデータ管理方式 - Google Patents

携帯情報端末装置、及びデータ管理方式

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JPH1115762A
JPH1115762A JP9170477A JP17047797A JPH1115762A JP H1115762 A JPH1115762 A JP H1115762A JP 9170477 A JP9170477 A JP 9170477A JP 17047797 A JP17047797 A JP 17047797A JP H1115762 A JPH1115762 A JP H1115762A
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JP
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JP9170477A
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English (en)
Inventor
Tadakatsu Masaki
忠勝 正木
Toshitaka Hanaura
敏孝 花浦
Yasunori Takemoto
康則 竹本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ記憶容量の不足を意識することなく、
データを入力、保存することができる使い勝手のよい携
帯情報端末を提供する。 【解決手段】 データ量監視部7を設け、記憶部6の空
き容量が予め定められた量を下回ると、通信制御部9に
対してデータの転送を指示して、PHS通信部10また
は赤外線通信部8を操作してデータ転送先17にデータ
の転送を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯情報端末装置、
及びデータ管理方式に関し、特にデータの安全性の向上
を図ったものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯型情報端末装置において、データの
追加あるいは編集を行う際、装置内のデータ記憶装置の
容量を超えてこれを保存することができなかった。ま
た、携帯情報端末は、携帯性が重要視されるため大きさ
や重量に制限があり、十分な容量の記憶装置を搭載する
ことができず、記憶容量が不足しやすいという特性を持
っている。
【0003】このような課題に対して、従来は携帯情報
端末に記憶装置の拡張機能を持たせ、使用者は記憶容量
を超えるデータを保存しようとする時は、予め記憶装置
の拡張を行うか、または不必要となったデータを削除す
るなどしてデータ記憶装置内の空き容量を増加させた上
で、新たにデータを保存していた。
【0004】また、携帯情報端末に記憶されているデー
タが、機器の故障や、不慮の事故等、また特に、近年、
商品化されている通信機能付き携帯情報端末装置等にお
いては電池切れ等によって失われる事態に対処するため
に、使用者は予め上記拡張した記憶装置にデータの複製
を行ったり、予めパーソナルコンピュータ等にケーブル
接続や光通信によって、データを転送して複製する等
し、データの保全を図ってきた。そして、万一、データ
が失われる事態が発生した場合は前記の複製したデータ
を基にこれを復元していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯情報端末装
置は、以上のように構成されており、以下に示すよう
に、データの登録や修正を行うのに不便であるという問
題があった。すなわち、記憶装置の空き容量はデータの
登録や修正、削除ごとに変化するために、使用者は常に
記憶装置の空き容量を把握する必要があり、管理に不便
である。
【0006】また、使用者が記憶装置の空き容量を調べ
ずにデータの登録や修正を行う場合、記憶装置の空き容
量が無い状態で、データを入力し登録しようとしたと
き、登録時にエラーが発生することによって、使用者の
入力したデータが無効になり、入力の労力が無駄にな
り、不便である。
【0007】また、データの登録や修正を行うために十
分な記憶装置の空き容量が無い場合は、既に登録してあ
るデータの中から不要なデータを探し出して、これを選
択的に削除する必要があり、不便である。しかも、記憶
して有るデータがどれも重要で削除できない場合は、新
たにデータの登録や修正ができずに不便である。
【0008】また、使用者は記憶装置の空き容量が少な
くなり、かつ、どのデータも重要で削除することができ
ない状態においてデータの登録をしなければならない場
合には、記憶装置を拡張するためにPCカード等の新た
な記憶装置を購入したり、予めこれを用意して携帯しな
ければならず、不便である。
【0009】また、使用者は携帯端末装置に記憶されて
いるデータが機器の故障や電池切れ、不慮の事故等によ
って失われる事態に対処するために、データの複製を作
成するが、記憶装置の記憶内容はデータの登録や修正、
削除ごとに変化するため、使用者は一定期間ごと、もし
くはデータの変更が生じるたびにデータの複製作業を行
わなければバックアップデータを新しいデータに対応し
たものとすることができず、不便である。
【0010】また、上述のように一定期間ごとにデータ
の複製を行う場合、不慮の事故等によってデータが失わ
れた場合には、前回のデータの複製をしたとき以降に行
われたデータ変更に対応したバックアップは複製されて
いないため、これに相当する情報が失われることにな
り、使用者は前回バックアップ作業以降のデータ変更に
相当するデータの修復作業を、自己の記憶に基づいて行
うか、このデータの復元をあきらめなければならず不便
である。
【0011】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、記憶装置の空き容量や、不慮の事
故等によるデータ喪失にたいする使用者のメンテナンス
作業の煩わしさを解消することのできる携帯情報端末装
置、及びデータ管理方式を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る携帯情報端末装置は、データを入力するための入力手
段と、入力されたデータを表示するための表示手段と、
入力したデータを記憶するためのデータ記憶手段と、上
記データ記憶手段の空き容量を監視する監視手段と、外
部機器と本携帯情報端末装置との間でデータ通信を行う
ためのデータ通信手段と、上記監視手段によりデータ記
憶手段の容量の空き容量が所定値以下になったことを検
出したとき、上記データ通信手段と上記外部機器のデー
タ通信手段との間でデータ通信が可能な状態を確立し
て、該外部機器のデータ保存装置に上記データ記憶手段
に記憶されたデータを転送するデータ転送制御手段とを
備えたするようにしたものである。
【0013】また、本発明の請求項2にかかる携帯情報
端末装置は、上記請求項1記載の携帯情報端末装置にお
いて、上記データ転送制御手段を、上記転送済みのデー
タを参照する要求が生じた際には、上記データ通信が可
能な状態を確立して、上記外部機器のデータ保存装置か
ら上記転送済みデータを取得して、上記表示手段に供給
するよう構成したものである。
【0014】また、本発明の請求項3にかかる携帯情報
端末装置は、データを入力するための入力手段と、入力
されたデータを表示するための表示手段と、入力したデ
ータを記憶するためのデータ記憶手段と、上記データ記
憶手段に記憶されているデータの更新度合いを監視する
監視手段と、外部機器と本携帯情報端末装置との間でデ
ータ通信を行うためのデータ通信手段と、上記監視手段
によりデータ記憶手段に記憶されているデータの更新度
合い所定値以上になったことを検出したとき、上記デー
タ通信手段と上記外部機器のデータ通信手段との間でデ
ータ通信が可能な状態を確立して、該外部機器のデータ
保存装置に上記データ記憶手段に記憶されたデータを転
送するデータ転送制御手段とを備えたものである。
【0015】また、本発明の請求項4にかかる携帯情報
端末装置は、上記請求項1または3に記載の携帯情報端
末装置において、該転送済みのデータについて、当該デ
ータを、当該データが転送済みであることを示す情報と
置換して、上記データ記憶手段に記憶させるようにした
ものである。
【0016】また、本発明の請求項5にかかる携帯情報
端末装置は、上記請求項1または3に記載の携帯情報端
末装置において、上記データ通信手段を、通信形態ある
いは通信回線の異なる複数のデータ通信部を有し、上記
複数のデータ通信部のうちの実際に外部機器のデータ通
信装置と通信可能な状態のデータ通信部を自動的に選択
するデータ通信経路選択手段を備えたものとしたもので
ある。
【0017】また、本発明の請求項6にかかる携帯情報
端末装置は、上記請求項5記載の携帯情報端末装置にお
いて、上記複数のデータ通信手段の1 つを携帯型電話と
したものである。
【0018】また、本発明の請求項7にかかる携帯情報
端末装置は、上記請求項1または3記載の携帯情報端末
装置において、上記転送済みとなったデータと、未転送
のデータとは、異なった様態で上記表示手段に表示され
るようにしたものである。
【0019】また、本発明の請求項8にかかる携帯情報
端末装置は、上記請求項1記載の携帯情報端末装置にお
いて、上記データ転送制御手段を、上記監視手段により
上記データ記憶容量の空き容量が所定値以上になったこ
とを検出したとき、上記転送済みデータを上記外部機器
のデータ保存装置から取得して、これを上記データ記憶
装置に格納するよう構成したものである。
【0020】また、本発明の請求項9にかかる携帯情報
端末装置は、上記請求項1記載の携帯情報端末装置にお
いて、データの作成日を管理するデータ作成日管理手段
を備え、上記データ転送制御手段は、データ転送を、上
記データ作成日管理手段によって管理されているデータ
作成日が古いデータから優先的に行うようにしたもので
ある。
【0021】また、本発明の請求項10にかかる携帯情
報端末装置は、上記請求項1記載の携帯情報端末装置に
おいて、上記データ記憶手段に記憶されるデータの作成
日時を管理するデータ作成日管理手段を備え、上記デー
タ転送制御手段は、データ転送を、上記データ作成日管
理手段によって管理されているデータ作成日が、所定の
期間よりも古いデータが一括して転送されるよう行うし
ようにしたものである。
【0022】また、本発明の請求項11にかかる携帯情
報端末装置は、上記請求項1記載の携帯情報端末装置に
おいて、上記データ記憶手段に記憶されたデータの参照
日時を管理するデータ参照日時管理手段を備え、上記デ
ータ転送制御手段は、データ転送を、上記データ参照日
時管理手段によって管理されているデータ参照日時が古
いデータから優先的に行うようにしたものである。
【0023】また、本発明の請求項12にかかる携帯情
報端末装置は、上記請求項1記載の携帯情報端末装置に
おいて、上記データ記憶手段に記憶されたデータの最終
参照日時を管理するデータ最終参照日時管理手段を備
え、上記データ転送制御手段は、データ転送を、上記デ
ータ最終参照日時管理手段によって管理されているデー
タ最終参照日時が、所定の期間よりも古いデータが一括
して転送されるようにしたものである。
【0024】また、本発明の請求項13にかかる携帯情
報端末装置は、上記請求項1記載の携帯情報端末装置に
おいて、上記データ記憶手段に記憶されたデータの参照
回数を管理するデータ参照回数管理手段を備え、上記デ
ータ転送制御手段は、データ転送を、上記データ参照回
数管理手段によって管理されているデータ参照回数が少
ないデータから優先的に行うようにしたものである。
【0025】また、本発明の請求項14にかかる携帯情
報端末装置は、上記請求項1記載の携帯情報端末装置に
おいて、上記データ記憶手段に記憶されたデータの参照
回数を管理するデータ参照回数管理手段を備え、上記デ
ータ転送制御手段は、データ転送を、上記データ参照回
数管理手段によって管理されているデータ参照回数が所
定値よりも少ないデータが一括して転送されるようにし
たものである。
【0026】また、本発明の請求項15にかかる携帯情
報端末装置は、上記請求項1記載の携帯情報端末装置に
おいて、データの重要度を入力する重要度入力手段と、
データの重要度を管理するデータ重要度管理手段とを備
え、上記データ転送制御手段はデータ転送を、上記デー
タ重要度管理手段によって管理されているデータの重要
度の低いデータから優先的に行うようにしたものであ
る。
【0027】また、本発明の請求項16にかかる携帯情
報端末装置は、上記請求項1記載の携帯情報端末装置に
おいて、データの重要度を入力する重要度入力手段と、
データの重要度を管理するデータ重要度管理手段とを備
え、上記データ転送制御手段はデータ転送を、上記デー
タ重要度管理手段によって管理されているデータの重要
度が所定の重要度よりも低いデータから優先的に転送さ
れるようにしたものである。
【0028】また、本発明の請求項17にかかるデータ
管理方式は、携帯情報端末装置の有する記憶手段の空き
容量を監視し、該空き容量が所定値以下になったことを
検出したときに、本携帯情報端末装置と外部機器との間
で通信可能な状態を確立して、上記記憶手段に記憶され
たデータを、上記外部機器のデータ保存装置に転送して
保存し、上記転送済みのデータを参照する要求が生じた
際に、本携帯情報端末装置と外部機器との間で通信可能
な状態を確立して外部機器のデータ保存装置から上記転
送済みデータを取得するようにしたものである。
【0029】また、本発明の請求項18にかかるデータ
管理方式は、上記請求項17記載のデータ管理方式にお
いて、上記転送済みのデータを、当該データが転送済み
であることを示す情報を示すデータと置換して、上記デ
ータ記憶手段に記憶させるようにしたものである。
【0030】また、本発明の請求項19にかかるデータ
管理方式は、上記請求項17記載のデータ管理方式にお
いて、上記データ通信を行う際、本携帯情報端末装置と
の間の、通信形態あるいは通信チャンネルの異なる複数
の通信経路の中から通信可能な状態の経路が自動的に選
択されて、本携帯情報端末装置との間でデータ通信が可
能な状態が確立されるようにしたものである。
【0031】また、本発明の請求項20にかかるデータ
管理方式は、上記請求項18記載のデータ管理方式にお
いて、上記転送済みのデータと、未転送のデータとが異
なった様態で表示されるように、データ転送済みである
ことを示す識別用の情報を設けるしたものである。
【0032】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1による携帯情報端末装置の
構成を表すブロック図である。図1において、16は携
帯情報端末装置を示し、該携帯情報端末16は、ペン1
とタブレット2aによってデータ入力,編集等の操作を
行うことができるようになっている。タブレット2aか
らのペンデータは入力部4によってペン座標やオンオフ
情報が処理され、記憶制御部5において入力データとし
て処理される。記憶制御部5では、記憶部6を用いてデ
ータの記憶を行っている。
【0033】上記記憶部6 に記憶されているデータは、
記憶制御部5によって記憶部6から取り出され、表示制
御部3によってデータの内容が整形処理され、液晶表示
装置2によって表示される。液晶表示装置2は透明なタ
ブレット2aと一体化しており、使用者はペンによって
タブレット2aから入力したデータが液晶表示装置2に
視覚的に反映されるようになっている。
【0034】7は記憶部6の記憶状態を監視するデータ
量監視部、9は上記データ量監視部7の出力を受けて上
記記憶制御部5を制御するとともに、データ通信手段で
あるPHS通信部10、赤外線通信部8を制御を行う通
信制御部である。
【0035】17はデスクトップパソコン等のデータ転
送先であり、上記情報携帯端末装置16のPHS通信部
10、赤外線通信部8と通信を行うためにこれに対応し
て、PHS通信部11、赤外線通信部12を有し、これ
ら、通信部11,12の動作を制御する通信制御部13
が設けられている。また、この通信制御部13はデータ
転送先17を構成する記憶部15の記憶状態を制御する
ための記憶制御部14を制御する機能も有している。1
8は転送すべきデータを選択するデータ選択部、19は
データの属性(作成日,最終参照日,参照回数,重要
度)等を記憶する属性記憶部である。
【0036】以下、本発明の携帯端末装置のデータ管理
を中心とした動作について図2(a)のフローチャートを
参照しつつ説明する。データ量監視部7の動作が開始さ
れ、ステップ301において、記憶制御部5によって、
記憶部6に対してデータの登録や削除によって記憶量の
増減が生じたと判定されると、記憶部6の空き容量をデ
ータ量監視部7が常に監視し、ステップ302におい
て、上記空き容量が予め定められた量を下回ると、通信
制御部9に対してデータの転送を指示する(ステップ3
03)。
【0037】ここで、予め定められた量は、システム的
に決められたものでもよいが、使用者が任意に設定でき
るようになっていてもよい。また、予め定められた量
は、記憶部6の残り容量が、例えば、10Kバイト以下
になった場合に、データ量監視部7が通信制御部9に転
送を指示するというような絶対的な値の指定の方法をと
る方法や、記憶部9の残り容量が全体の記憶容量の10
%以下になった場合にデータ量監視部7が通信制御部9
に対して転送を指示するといった、相対的な指定方法を
選択することが考えられる。また、前者の場合、10K
バイト以下になったときに転送した後に、20Kバイト
以上の空きができるように転送を行ったり、後者の場
合、10%以下になった時に転送をした後に20%以上
の空きができるように、転送後に転送前の状態よりも多
くの空き容量が確保されるようにしてもよい。
【0038】次いで、通信制御部9は、図3に示すよう
に、データ量監視部7から転送の指示があったとき(ス
テップ201)、赤外線通信部8に赤外線を用いたデー
タ転送が可能かどうか問い合わせ(ステップ202)、
赤外線通信が可能な場合は赤外線通信部8に対してデー
タの転送を指示する(ステップ203)。一方、、ステ
ップ202において赤外線通信ができない状態であると
き、通信制御部9はPHS通信部10に対してPHS通
信が可能か否かを問い合わせ(ステップ204)、PH
S通信が可能なら、PHS通信部10に対してデータ転
送を指示する(ステップ205)。
【0039】一方、PHS通信も赤外線通信もできない
状態であるときは、通信制御部9はデータの転送を取り
やめる。このとき、データ転送を取りやめた旨を液晶表
示装置2に表示して、使用者に通知する方法や、一定時
間後に再度、通信を試みる方法や、後に記憶部6にデー
タ量の変化があったときにこれと併せて転送を開始する
方法など、いくつかの方法が考えられるが、本実施の形
態ではどの方法をとってもかまわない。
【0040】以上のようにして、携帯情報端末装置16
は、データ転送が可能な場合は、PHS通信部10、ま
たは赤外線通信部8は、通信制御部9を通して記憶部6
から、データ選択部18が後述する方法で選択するデー
タを取得し、データ転送先17にデータを転送する。
【0041】次いで、ステップ304において、データ
量監視部7は通信制御部にデータの転送が完了したこと
を問い合わせ、データ転送の完了を確認すると、ステッ
プ305に進んで、携帯情報端末装置16の記憶部6に
記憶されている上記転送済みデータに相当するデータの
削除を行う。
【0042】データ転送先17では、PHS通信部11
または赤外線通信部12によってデータが受信される
と、通信制御部13が記憶制御部14にデータの保存を
指示する。これに従って、記憶制御部14は通信制御部
13からの受信データを記憶部15に記憶させる。
【0043】なお、ここで用いたデータ転送手段はPH
Sと赤外線による方法を例示しているが、これは一例に
すぎず、例えば、ケーブルを用いた通信方法や、携帯電
話を用いた通信方法など、他の方法でもかまわない。ま
た、通信手段も2つではなく、1つのみでもよく、ある
いは、また3つ以上でも無論かまわない。以上のように
することで、使用者が携帯情報端末装置の記憶容量を何
ら意識することなく、日常の作業を行うことができ、デ
ータの記憶装置の空き容量に対する使用者のデータのメ
ンテナンス作業の煩わしさを解消することができる。
【0044】ところで、上記所定のタイミングにて携帯
情報端末装置16からデータ転送先17に転送されるデ
ータの優先順位について考えると、以下に示すような方
法が考えられる。
【0045】すなわち、通信制御部9はデータを転送す
る際、データ選択部18に対して、転送するデータを問
い合わせる。データ選択部18は属性記憶部19の内容
に従って、予め決められた条件に従って転送するデータ
を記憶部6より選び出して通信制御部9に対して転送デ
ータを指示する。上記予め定められた条件としては以下
に挙げるものの中の一つ、あるいは2つ以上を複合した
ものが考えられ、これを個々のデータの属性毎に適用す
る。 条件1:データ作成日の古いもの 条件2:データ作成日が定められた日時よりも古いもの 条件3:データ最終参照日の古いもの 条件4:データ最終参照日が定められた日時よりも古い
もの 条件5:データ参照回数の少ないもの 条件6:データ参照回数が定められた回数よりも低いも
の 条件7:データ重要度の低いもの 条件8:データ重要度が定められた重要度よりも低いも
の 以上のような条件に対して、上記定められた日時,参照
数,重要度はシステム側で固定されたものであってもよ
いし、使用者がこれを適宜変更できるようになっていて
もよい。
【0046】データ転送先17では、PHS通信部11
または赤外線通信部12によって受信したデータを、通
信制御部13が記憶制御部14に対してデータの保存を
指示する。そして記憶制御部14が通信制御部13から
の受信データを記憶部15に記憶させることになる。
【0047】また、ところで、上記では、携帯情報端末
装置16からデータ転送先17にデータを送信するタイ
ミングを、記憶部6の空き容量が予め定められた量を下
回ると判定されることにより行うようにしたが、データ
の更新度合いに応じてこれを行うようにしてもよい。
【0048】すなわち、図2(b) のフローチャート図に
示すように、ステップ306において、データの更新度
合いが所定値以上になると、通信制御部9に対してデー
タの転送を指示することにより、更新されたデータ内容
が転送される。
【0049】このようにすることで、使用者が携帯情報
端末装置の記憶部6に記憶されているデータの更新度合
いを何ら意識することなく、自動的に新しいデータが逐
次バックアップされることとなり、不慮の事故等による
データ喪失に対するバックアップ作業の煩わしさから開
放されることになる。
【0050】実施の形態2 次に本発明の実施の形態2による携帯情報端末装置、及
びデータ管理方式について説明する。なお、その構成は
図1に示した実施の形態1のものと同じであり、その機
能が一部異なるものであるため、ここでは図4ないし図
7のデータ量監視部7のフローチャートを参照しつつ、
本実施の形態の動作について以下に説明を行うものとす
る。
【0051】本実施の形態では、携帯情報端末装置16
のデータ量監視部7は、図4のフローチャートのステッ
プ401に示すように、記憶制御部5によって、記憶部
6に対してデータの登録や削除によってその記憶量の増
減が生じると、記憶部6の空き容量をデータ量監視部7
が常にこれを監視し、空き容量が予め定められた量を下
回ると(ステップ402)、通信制御部9に対してデー
タの転送を指示する(ステップ403)。
【0052】データ量監視部7は通信制御部にデータの
転送が完了したことを問い合わせ、データ転送の完了を
確認する(ステップ404)と、ステップ405に進ん
で、記憶部6に記憶されている上記転送したデータに相
当するデータが転送済みであることを示すデータと置換
を行う。
【0053】図5(a) ,(b) はそれぞれ、液晶表示部2
に表示される、転送前データ501と転送後データ50
2の一例を示す。なお、この例ではアドレス帳アプリケ
ーションのデータを例として挙げたが、転送対象となる
データはアドレス帳アプリケーションに限定されるもの
ではなく、スケジュールデータや、、TODO(未処理
事項)データであってもよい。さらに、小遣い帳のよう
なデータでもかまわない。
【0054】上記図5に示すように、転送前データ50
1は、名前,TEL,FAX,住所,誕生日,勤務先の
項目から構成されている。このようなデータを携帯情報
端末装置16からデータ転送先17へ転送すると、図4
のステップ405において、転送後データ502に置換
される。この転送後データ502は転送前データ501
の項目の中で、FAX,住所,誕生日,勤務先の項目が
転送日時503,転送先504という項目に置換されて
いる。
【0055】以上のようにしてデータ転送先17に転送
されたデータに相当するデータを携帯情報端末装置16
にて参照する要求が生じた場合の動作について、図6の
フローチャートを参照しつつ説明する。ステップ601
において、表示制御部3はデータの表示を液晶表示装置
2に表示する際、表示しようとするデータを記憶制御部
5から取り出すが、ここで取りだしたデータが転送済み
のものであることが記述されていると、通信制御部9に
対して、データの取得の要求をし(ステップ603)、
データ取得の確認が終了すると(ステップ604)、前
記取得したデータを液晶表示装置2に表示する。
【0056】なお、また、前記取りだしたデータに転送
済みであることが記述されていない場合は、ステップ6
03,604をバイパスして通信制御部9にデータ取得
の要求を出すことなく、データの表示を行う(ステップ
605)。
【0057】このように本実施の形態2では、記憶部6
の空き容量が所定値以下になったときに、記憶部6のデ
ータをデータ転送先17に転送するとともに、転送後
は、その内容が転送済みであることを示す項目データに
置換することによって、使用者が携帯情報端末装置の記
憶容量を何ら意識することなく、日常の作業を行うこと
ができ、データの記憶装置の空き容量に対する使用者の
データのメンテナンス作業の煩わしさを解消することが
できるとともに、記憶部6に記憶すべきデータサイズ
が、転送前に比べて転送後のものの方が小さいものとな
り、記憶部6の空き容量を大きくすることが可能とな
り、後にデータの追加、変更を行う際に、記憶部6の記
憶容量が上記所定値に達するまでの時間を長くすること
ができ、データ転送の頻度を低減することができる。
【0058】実施の形態3 次に本発明の実施の形態2による携帯情報端末装置、及
びデータ管理方式について説明する。本実施の形態3
は、上記実施の形態2にて転送済みとなったデータを表
示する際の表示状態に特徴を有する。すなわち、図7に
おいて、アドレス帳表示画面700の左側には50音分
類タグボタン704が配置されており、このボタンに相
当する液晶表示装置2の領域をペン1でタッッピングす
ることにより、50音で分類されたアドレス帳のデータ
が表示される。また、アドレス帳表示画面700の下側
にはデータ編集操作ボタン群705があり、アドレス帳
データの新規作成,修正,複製,削除が行えるようにな
っている。さらに画面中央には、データの表示領域があ
り、アドレス帳に登録されている人の名前表示領域70
2や電話番号表示領域703がある。
【0059】また、アドレス帳表示画面700の左側に
はデータ転送済表示701がある。図7においては、丸
印のある「特許一郎」「特許四郎」「特許七郎」の3人
分のデータが転送済みであり、「特許次郎」,「特許三
郎」,「特許五郎」,「特許六郎」の4人分のデータが
転送されていないことを示している。
【0060】なお、本実施の形態3では、アドレス帳ア
プリケーションの画面を例に挙げて説明したが、表示対
象となるアプリケーションの種類は特に規定されるもの
ではなく、スケジュールアプリケーションであってもよ
いし、TODOアプリケーションであってもよく、さら
には、小遣い帳のようなアプリケーションでも構わな
い。
【0061】このように、本実施の形態3によれば、転
送済みとなったデータに対して、該データが参照される
アプリケーションで表示される際に、当該データの内容
が転送済みであることを示す表示(データ転送済表示7
01)を設けるようにしたので、参照しているデータの
保持状態を容易に知ることができる。
【0062】実施の形態4 次に本発明の実施の形態4による携帯情報端末装置、及
びデータ管理方式について説明する。本実施の形態4
は、上記実施の形態2にて転送済みとなったデータを表
示する際のデータの受信方法に特徴を有する。すなわ
ち、実施の形態2において、一旦、データをデータ転送
先17に転送した後に、携帯情報端末装置16側の記憶
部6の空き容量が、ユーザのデータ削除や変更等の処理
によって所定値以上増大した場合に、先に転送したデー
タのうちの一部を再度、携帯情報端末装置16側の記憶
部16に取り込む処理を自動的に行うものである。
【0063】以下、図8のフローチャートを参照しつつ
動作について説明する。データ量監視部7はステップ8
01において、記憶部6に対してデータの登録や、変
更,削除によって記憶量の増減が生じることを検出
し、、記憶部6の空き容量が予め定められた量を上回る
と(ステップ802)、通信制御部9に対してデータの
転送を指示する(ステップ803)。
【0064】ここで、上記空き容量が予め定められた量
を上回る条件としては、データを削除して記憶容量が減
少したため空き容量が増加する場合や、記憶部6の増設
により記憶容量が増えることに起因して空き容量が増加
する場合等が挙げられる。
【0065】なお、上記予め定められた量は、システム
的に決められたものでもよいが、使用者が任意に設定で
きるようになっていてもよい。また、予め定められた量
は、記憶部6の残り容量が、例えば、10Kバイト以上
になった場合に、データ量監視部7が通信制御部9に転
送を指示するというような絶対的な値の指定の方法をと
る方法や、記憶部9の残り容量が全体の記憶容量の10
%以上になった場合にデータ量監視部7が通信制御部9
に対して転送を指示するといった、相対的な指定方法を
選択することが考えられる。
【0066】なお、携帯情報端末装置16に転送するデ
ータとしては、転送済みのデータの中から、 条件1:データ作成日の新しいもの 条件2:データ作成日が定められた日時よりも新しいも
の 条件3:データ最終参照日の新しいもの 条件4:データ最終参照日が定められた日時よりも新し
いもの 条件5:データ参照回数の多いもの 条件6:データ参照回数が定められた回数よりも多いも
の 条件7:データ重要度の高いもの このような条件に基づいて転送すべきデータを携帯情報
端末装置16側より要求するようにする。
【0067】このように、携帯情報端末装置16の記憶
部6の空き容量が一定値以上大きくなったら、一旦、デ
ータ転送先17に転送済みのデータから、ユーザにとっ
て優先順位の高いものを選択してこれを再度、携帯情報
端末装置16に書き戻すことにより、携帯情報端末装置
16にはユーザにとって参照頻度、重要度等の高いデー
タが保持されるようになり、参照時に当該データが一旦
転送済みとなっていても、データ転送先17と通信を確
立する必要がなく、携帯情報端末装置16の使用時のレ
スポンスを向上することができる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる携帯情報
端末装置、及びデータ管理方式によれば、携帯情報端末
装置内部のデータ記憶領域の残り容量が少なくなったと
き、自動的に内部のデータを外部機器のデータ保存装置
に転送することにより、携帯情報端末装置内部の記憶装
置の容量を超えるデータを保存することができるように
なり、上記データの記憶領域の空き容量に対する使用者
のデータのメンテナンス作業の煩わしさを解消すること
ができるという効果がある。
【0069】また、上記データの転送を携帯情報端末装
置内部の記憶装置に記憶されたデータの更新度合いに応
じて行うようにすることにより、データの更新度合いを
何ら意識することなく、自動的に新しいデータが逐次バ
ックアップされることとなり、機器の故障や不慮の事故
に対してデータを保全することができるという優れた効
果が得られる。
【0070】また、内部のデータ領域の残り容量が少な
くなったとき、自動的に内部のデータを転送し、転送し
終わったデータはその旨を示す情報に書き換えるように
することにより、引き続きデータの入力、編集を行って
も、頻繁にデータの転送が行われることが無くなり、通
信費の節約、及び携帯情報端末のレスポンスを向上する
ことができるという優れた効果が得られる。
【0071】また、内部のデータ領域の残り容量が少な
くなったとき、自動的に内部のデータを転送するための
経路を2つ以上備えたものとしたので、転送経路が一つ
のみである場合に比べ、一つの転送経路が転送不能状態
であるときに、他の経路を選択することができ、確実に
データの転送を行うことができるという効果がある。
【0072】また、内部のデータ領域の残り容量が少な
くなったとき、自動的に内部のデータを転送し、転送し
終わったデータは転送済みの情報のみを記憶するが、転
送済みの情報のみになったデータはその他のデータとは
異なった様態で表示されるため、使用者はそのデータの
表示にはデータの転送が必要なためデータ表示に時間が
かかることを事前に認識できるため、データ表示の際、
時間がかかることに対する使用者のとまどいが無くなる
という効果がある。
【0073】また、上記データを転送の際に、転送する
データはデータ作成日時の古いものから順次転送する、
または、データ作成日時が予め定められた日時より古い
ものを一括して転送する、データ最終参照日時の古いも
のから順次転送する、データ最終参照日時が予め定めら
れた日時より古いものを一括して転送する、データ参照
回数の少ないものから順次転送する、データ参照回数が
予め定められた回数より少ないものを一括して転送す
る、使用者が指定したデータ重要度の低いものから順次
転送する、使用者が指定したデータ重要度の低いものか
ら予め指定した重要度より低いものを一括して転送する
等の優先順位を設けることで、不要になっていると推定
できるデータを自動的に転送するため使用者は転送デー
タを転送ごとに指定する必要がなくなり、操作が簡便に
なるという効果が得られる。
【0074】また、内部のデータ領域の空き容量が一定
値以上大きくなったら、一旦、転送済みのデータから、
ユーザにとって優先順位の高いものを選択してこれを再
度、内部のデータ領域に書き戻すことにより、内部のデ
ータ領域にはユーザにとって参照頻度、重要度等の高い
データが保持されるようになり、参照時に当該データが
一旦転送済みとなっていても、外部のデータ転送先と通
信を行う必要がなく、携帯情報端末装置の使用時のレス
ポンスを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における実施の形態1〜4にかかる携
帯情報端末装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 上記携帯情報端末装置を構成するデータ量監
視部の動作を説明するためのフローチャートを示す図で
ある。
【図3】 上記携帯情報端末装置を構成する通信制御部
の動作を説明するためのフローチャートを示す図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態2による携帯情報端末装
置を構成するデータ量監視部の動作を説明するためのフ
ローチャートを示す図である。
【図5】 上記実施の形態2による携帯情報端末装置に
おいて、転送前データと転送後データの状態を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】 上記実施の形態3による携帯情報端末装置を
構成する表示制御部の動作を説明するためのフローチャ
ートを示す図である。
【図7】 上記実施の形態3による携帯情報端末装置を
構成する表示部に表示されるアドレス帳の表示例を示す
図である。
【図8】 本発明の実施の形態4による携帯情報端末装
置を構成するデータ量監視部の動作を説明するためのフ
ローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 ペン 2 液晶表示装置 2a タブレット 3 表示制御部 4 入力部 5 記憶制御部 6 記憶部 7 データ量監視部 8 赤外線通信部 9 通信制御部 10 PHS通信部 16 携帯情報端末 17 データ転送先 18 データ選択部 19 属性記憶部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入力するための入力手段と、 入力されたデータを表示するための表示手段と、 入力したデータを記憶するためのデータ記憶手段と、 上記データ記憶手段の空き容量を監視する監視手段と、 外部機器と本携帯情報端末装置との間でデータ通信を行
    うためのデータ通信手段と、 上記監視手段によりデータ記憶手段の容量の空き容量が
    所定値以下になったことを検出したとき、上記データ通
    信手段と上記外部機器のデータ通信手段との間でデータ
    通信が可能な状態を確立して、該外部機器のデータ保存
    装置に上記データ記憶手段に記憶されたデータを転送す
    るデータ転送制御手段とを備えたことを特徴とする携帯
    情報端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の形態情報端末装置におい
    て、 上記データ転送制御手段は、 上記転送済みのデータを参照する要求が生じた際には、
    上記データ通信が可能な状態を確立して、上記外部機器
    のデータ保存装置から上記転送済みデータを取得して、
    上記表示手段に供給するよう構成されていることを特徴
    とする携帯情報端末装置。
  3. 【請求項3】 データを入力するための入力手段と、 入力されたデータを表示するための表示手段と、 入力したデータを記憶するためのデータ記憶手段と、 上記データ記憶手段に記憶されているデータの更新度合
    いを監視する監視手段と、 外部機器と本携帯情報端末装置との間でデータ通信を行
    うためのデータ通信手段と、 上記監視手段によりデータ記憶手段に記憶されているデ
    ータの更新度合い所定値以上になったことを検出したと
    き、上記データ通信手段と上記外部機器のデータ通信手
    段との間でデータ通信が可能な状態を確立して、該外部
    機器のデータ保存装置に上記データ記憶手段に記憶され
    たデータを転送するデータ転送制御手段とを備えたこと
    を特徴とする携帯情報端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または3に記載の携帯情報端末
    装置において、 該転送済みのデータについて、当該データを、当該デー
    タが転送済みであることを示す情報と置換して、上記デ
    ータ記憶手段に記憶させることを特徴とする携帯情報端
    末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または3に記載の携帯情報端末
    装置において、 上記データ通信手段は、通信形態あるいは通信回線の異
    なる複数のデータ通信部を有し、 上記複数のデータ通信部のうちの実際に外部機器のデー
    タ通信装置と通信可能な状態のデータ通信部を自動的に
    選択するデータ通信経路選択手段を備えたものであるこ
    とを特徴とする携帯情報端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の携帯情報端末装置におい
    て、 上記複数のデータ通信手段の1 つは携帯型電話であるこ
    とを特徴とする携帯情報端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または3記載の携帯情報端末装
    置において、 上記転送済みとなったデータと、未転送のデータとは、
    異なった様態で上記表示手段に表示されることを特徴と
    する携帯情報端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の携帯情報端末装置におい
    て、 上記データ転送制御手段は、 上記監視手段により上記データ記憶容量の空き容量が所
    定値以上になったことを検出したとき、上記転送済みデ
    ータを上記外部機器のデータ保存装置から取得して、こ
    れを上記データ記憶装置に格納するよう構成されている
    ことを特徴とする携帯情報端末装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の携帯情報端末装置におい
    て、 データの作成日を管理するデータ作成日管理手段を備
    え、 上記データ転送制御手段は、データ転送を、上記データ
    作成日管理手段によって管理されているデータ作成日が
    古いデータから優先的に行うものであることを特徴とす
    る携帯情報端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の携帯情報端末装置にお
    いて、 上記データ記憶手段に記憶されるデータの作成日時を管
    理するデータ作成日管理手段を備え、 上記データ転送制御手段は、データ転送を、上記データ
    作成日管理手段によって管理されているデータ作成日
    が、所定の期間よりも古いデータが一括して転送される
    よう行うものであることを特徴とする携帯情報端末装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の携帯情報端末装置にお
    いて、 上記データ記憶手段に記憶されたデータの参照日時を管
    理するデータ参照日時管理手段を備え、 上記データ転送制御手段は、データ転送を、上記データ
    参照日時管理手段によって管理されているデータ参照日
    時が古いデータから優先的に行うものであることを特徴
    とする携帯情報端末装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の携帯情報端末装置にお
    いて、 上記データ記憶手段に記憶されたデータの最終参照日時
    を管理するデータ最終参照日時管理手段を備え、 上記データ転送制御手段は、データ転送を、上記データ
    最終参照日時管理手段によって管理されているデータ最
    終参照日時が、所定の期間よりも古いデータが一括して
    転送されるよう行うものであることを特徴とする携帯情
    報端末装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の携帯情報端末装置にお
    いて、 上記データ記憶手段に記憶されたデータの参照回数を管
    理するデータ参照回数管理手段を備え、 上記データ転送制御手段は、データ転送を、上記データ
    参照回数管理手段によって管理されているデータ参照回
    数が少ないデータから優先的に行うものであることを特
    徴とする携帯情報端末装置。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の携帯情報端末装置にお
    いて、 上記データ記憶手段に記憶されたデータの参照回数を管
    理するデータ参照回数管理手段を備え、 上記データ転送制御手段は、データ転送を、上記データ
    参照回数管理手段によって管理されているデータ参照回
    数が所定値よりも少ないデータが一括して転送されるよ
    う行うものであることを特徴とする携帯情報端末装置。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の携帯情報端末装置にお
    いて、 データの重要度を入力する重要度入力手段と、 データの重要度を管理するデータ重要度管理手段とを備
    え、 上記データ転送制御手段はデータ転送を、上記データ重
    要度管理手段によって管理されているデータの重要度の
    低いデータから優先的に行うものであることを特徴とす
    る携帯情報端末装置。
  16. 【請求項16】 請求項1記載の携帯情報端末装置にお
    いて、 データの重要度を入力する重要度入力手段と、 データの重要度を管理するデータ重要度管理手段とを備
    え、 上記データ転送制御手段はデータ転送を、上記データ重
    要度管理手段によって管理されているデータの重要度が
    所定の重要度よりも低いデータから優先的に転送される
    よう行うものであることを特徴とする携帯情報端末装
    置。
  17. 【請求項17】 携帯情報端末装置の有する記憶手段の
    空き容量を監視し、該空き容量が所定値以下になったこ
    とを検出したときに、本携帯情報端末装置と外部機器と
    の間で通信可能な状態を確立して、上記記憶手段に記憶
    されたデータを、上記外部機器のデータ保存装置に転送
    して保存し、 上記転送済みのデータを参照する要求が生じた際に、本
    携帯情報端末装置と外部機器との間で通信可能な状態を
    確立して外部機器のデータ保存装置から上記転送済みデ
    ータを取得することを特徴とするデータ管理方式。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のデータ管理方式にお
    いて、 上記転送済みのデータを、当該データが転送済みである
    ことを示す情報を示すデータと置換して、上記データ記
    憶手段に記憶させることを特徴とするデータ管理方式。
  19. 【請求項19】 請求項17記載のデータ管理方式にお
    いて、 上記データ通信を行う際、本携帯情報端末装置との間
    の、通信形態あるいは通信チャンネルの異なる複数の通
    信経路の中から通信可能な状態の経路が自動的に選択さ
    れて、本携帯情報端末装置との間でデータ通信が可能な
    状態が確立されることを特徴とするデータ管理方式。
  20. 【請求項20】 請求項18記載のデータ管理方式にお
    いて、 上記転送済みのデータと、未転送のデータとが異なった
    様態で表示されるように、データ転送済みであることを
    示す識別用の情報を設けることを特徴とするデータ管理
    方式。
JP9170477A 1997-06-26 1997-06-26 携帯情報端末装置、及びデータ管理方式 Pending JPH1115762A (ja)

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