JP2002351720A - ネットワークデータ管理システム、ネットワークデータ管理方法、ネットワーク管理プログラム及びネットワーク管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ネットワークデータ管理システム、ネットワークデータ管理方法、ネットワーク管理プログラム及びネットワーク管理プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2002351720A
JP2002351720A JP2001155885A JP2001155885A JP2002351720A JP 2002351720 A JP2002351720 A JP 2002351720A JP 2001155885 A JP2001155885 A JP 2001155885A JP 2001155885 A JP2001155885 A JP 2001155885A JP 2002351720 A JP2002351720 A JP 2002351720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
mobile communication
pim data
pim
communication terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001155885A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokihiko Mizota
時彦 溝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001155885A priority Critical patent/JP2002351720A/ja
Publication of JP2002351720A publication Critical patent/JP2002351720A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがサーバ上のバックアップデータの日
付や、移動通信端末上のメモリ容量などを意識すること
なくPIM機能を利用できるネットワークPIMデータ
の管理装置及び管理方法を提供する。 【解決手段】 移動通信端末と、移動通信端末とネット
ワークを介して接続されたPIMデータ管理サーバとの
間のネットワークデータ管理方法であって、移動通信端
末からPIMデータ管理サーバにPIMデータをバック
アップする場合又は/及びPIMデータ管理サーバから
移動通信端末にPIMデータをリストアする場合のPI
Mデータに関する優先順位を設定する工程と、設定され
た優先順位に従って所定のタイミングで移動通信端末か
らPIMデータ管理サーバにPIMデータをバックアッ
プする又は/及びPIMデータ管理サーバから移動通信
端末にPIMデータをリストアする工程とを有すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信端末及び
携帯情報端末に関し、詳しくは、バックアップデータの
日付や、移動通信端末上のメモリ容量などを意識するこ
となくPIM(Personal Information Management)デー
タ(スケジュールデータとも言う。以降この表現を採用
する)のバックアップ(書き込み)、リストア(読み出
し)を自動で行うことができるネットワークデータ管理
システム、ネットワークデータ管理方法、ネットワーク
管理プログラム及びネットワーク管理プログラムを記録
した記録媒体に関する。
【0002】
【従来技術】本発明に関連する従来技術として、特開2
000−78070号がある。これには、移動通信機器
に保存されているデータをバックアップ、リストアする
ことによって、移動通信機器又はそのデータを紛失して
も蓄積しておいたデータを確実に回復できるようにした
移動通信機器のメモリバックアップ、移動通信機器のメ
モリバックアップシステム、移動通信機器及び情報送受
信機器が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、移動通信端末にある情報を、ユーザが意
識的に管理サーバへ保存し、全データのバックアップ及
びデータのリストアを行わなければならない。そのた
め、ユーザはバックアップやリストアをする場合に、管
理サーバへのバックアップデータに日付を記憶しておか
なくてはならなかったり、移動通信端末の残りメモリ容
量などを絶えず気に留めなければならず、バックアッ
プ、リストアをすることがどうしても億劫な作業となる
きらいがあった。このため、バックアップすべき時期を
逸して大切なデータが喪失することも少なくなかった。
【0004】本発明は、上記のような従来技術の課題を
解決するためになされたものであって、スケジュールデ
ータのバックアップ、リストアを、端末のメモリ容量、
PIMデータの日程、修正、参照時間によって自動的に
行い、ユーザがサーバ上のバックアップデータの日付
や、移動通信端末上の残りメモリ容量などを意識するこ
となくPIM機能などを利用できるネットワークデータ
管理システム、ネットワークデータ管理方法、ネットワ
ーク管理プログラム及びネットワーク管理プログラムを
記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、移動通信端末と、移動通信
端末とネットワークを介して接続されたPIMデータ管
理サーバとの間のネットワークデータ管理方法であっ
て、移動通信端末からPIMデータ管理サーバにPIM
データをバックアップする場合又は/及びPIMデータ
管理サーバから移動通信端末にPIMデータをリストア
する場合のPIMデータに関する優先順位を設定する工
程と、設定された優先順位に従って所定のタイミングで
移動通信端末からPIMデータ管理サーバにPIMデー
タをバックアップする又は/及びPIMデータ管理サー
バから移動通信端末にPIMデータをリストアする工程
とを有することを特徴とするネットワークデータ管理方
法である。
【0006】請求項1記載の発明によれば、移動通信端
末に十分なメモリがない場合においても、PIMデータ
のバックアップ、リストアが、ユーザが設定した優先順
位に従って行われるため、移動通信端末上の残りメモリ
容量などを意識する必要がない。また、請求項2記載の
発明は、優先順位は、一定期間以内の将来又は過去のP
IMデータ、一定期間以前又は以降の将来又は過去のP
IMデータを選択肢に有することを特徴とするネットワ
ークデータ管理方法である。
【0007】請求項2記載の発明によれば、優先順位
が、一定期間以内の将来又は過去のPIMデータ、一定
期間以前又は以降の将来又は過去のPIMデータから選
択できるため、より使い勝手の良いネットワークPIM
データ管理方法を提供することができる。また、請求項
3記載の発明は、優先順位は、PIMデータの日程を基
準に付与することを特徴とするネットワークデータ管理
方法である。
【0008】請求項3記載の発明によれば、優先順位
が、PIMデータの日程を基準に付与されるため、ユー
ザが所望する期間のPIMデータのバックアップ、リス
トアを行うことができる。また、請求項4記載の発明
は、優先順位は、参照又は修正を行った時間を基準に付
与することを特徴とするネットワークデータ管理方法で
ある。
【0009】請求項4記載の発明によれば、優先順位
が、参照又は修正を行った機関を基準にして付与される
ため、よく参照する重要なPIMデータも確実にバック
アップ、リストアすることができる。また、請求項5か
ら8記載の発明によれば、PIMデータのバックアッ
プ、リストアがPIMデータがメモリ容量以上になった
とき、日程又は参照時間が一定時間外になったとき、P
IMデータが更新されたとき等の所定のタイミングで行
われるため、バックアップ、リストアすべき時期を逸す
ることがない。
【0010】また、請求項9記載の発明は、バックアッ
プ又は/及びリストアされるPIMデータは暗号化して
転送されることを特徴とするネットワークデータ管理方
法である。請求項9記載の発明によれば、データを盗聴
される危険性がなくなるため、データの機密性を高める
ことができる。
【0011】また、請求項10記載の発明は、1以上の
移動通信端末と、1以上の移動通信端末とネットワーク
を介して接続されたPIMデータ管理サーバとの間のネ
ットワークデータ管理システムであって、移動通信端末
からPIMデータ管理サーバにPIMデータをバックア
ップする場合又は/及び前記PIMデータ管理サーバか
ら移動通信端末にPIMデータをリストアする場合のP
IMデータに関する優先順位を設定する手段と、設定さ
れた優先順位に従って所定のタイミングで移動通信端末
からPIMデータ管理サーバにPIMデータをバックア
ップする又は/及びPIMデータ管理サーバから移動通
信端末にPIMデータをリストアする手段とを有するこ
とを特徴とするネットワークデータ管理システムであ
る。
【0012】また、請求項11記載の発明は、コンピュ
ータに、移動通信端末と、移動通信端末とネットワーク
を介して接続されたPIMデータ管理サーバとの間のネ
ットワークデータ管理方法であって、移動通信端末から
PIMデータ管理サーバにPIMデータをバックアップ
する場合又は/及びPIMデータ管理サーバから移動通
信端末にPIMデータをリストアする場合のPIMデー
タに関する優先順位を設定する工程と、設定された優先
順位に従って所定のタイミングで移動通信端末からPI
Mデータ管理サーバにPIMデータをバックアップする
又は/及びPIMデータ管理サーバから移動通信端末に
PIMデータをリストアする工程とを有するネットワー
クデータ管理方法を実行させるためのネットワーク管理
プログラムである。
【0013】また、請求項12記載の発明は、コンピュ
ータに、移動通信端末と、移動通信端末とネットワーク
を介して接続されたPIMデータ管理サーバとの間のネ
ットワークデータ管理方法であって、移動通信端末から
PIMデータ管理サーバにPIMデータをバックアップ
する場合又は/及びPIMデータ管理サーバから移動通
信端末にPIMデータをリストアする場合のPIMデー
タに関する優先順位を設定する工程と、設定された優先
順位に従って所定のタイミングで移動通信端末からPI
Mデータ管理サーバにPIMデータをバックアップする
又は/及びPIMデータ管理サーバから移動通信端末に
PIMデータをリストアする工程とを有するネットワー
クデータ管理方法を実行させるためのネットワーク管理
プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読
み取り可能な記録媒体である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。図1
は、本発明の一実施の形態に係るネットワークPIMデ
ータ管理装置のPIMデータ管理サーバ1、移動通信端
末2の概略構成を示すシステムブロック図である。PI
Mデータ管理サーバ1と移動通信端末2の間はインター
ネットなどの通信ネットワークによって接続されてお
り、通信ネットワークを介してPIMデータの要求、バ
ックアップ、リストア、確認などを行う。
【0015】図1に示すように、PIMデータ管理サー
バ1は、制御部11と、ROM(ReadOnly Memory)12
と、RAM(Random Access Memory)13と、記憶部(管
理データベース保存手段)14と、入力部15と、送受
信部16と、表示部17と、メディアドライブ18と、
データ選択手段19と、移動通信端末2からバックアッ
プされたPIMデータを格納しておくPIMデータ管理
データベース20とを備えている。
【0016】制御部11は、PIMデータ管理サーバ1
の動作全体を制御するもので、記憶部14に記憶されて
いるPIMデータの管理情報(設定条件等)、ユーザか
らの要求に応じてPIMデータの整形や送受信を行う。
ROM12は、PIMデータ管理サーバ1の処理に必要
なデータや実行プログラム、例えばBIOS(Basic Inp
ut Output System)などが格納されている。
【0017】RAM13は、PIMデータ管理サーバ1
の処理上必要になるデータなどを一時的に格納する作業
領域として、また処理プログラムのロード、実行などに
使用される。記憶部14は、例えば、ハードディスクな
どの大容量記憶装置によって構成されており、構成員の
管理データ、および構成員各々のPIMデータ、アクセ
ス数、などを記憶している。
【0018】入力部15は、キーボードやマウスなどの
入力手段で、これらによってPIMデータ管理サーバ1
のメンテナンスや、不具合が発生した場合の再セットア
ップなどの入力作業を行う。送受信部16は、制御部1
1からの命令に従って、インターネットなどの通信ネッ
トワークを介して、複数の移動通信端末や、他のサーバ
などからの送受信要求、データの送受信、送受信確認を
行う。
【0019】表示部17は、PIMデータ管理サーバ1
における各処理の動作状態を表示するもので、例えばP
IMデータ管理サーバ1の稼動状態や、過去のアクセス
統計などの表示を行う。メディアドライブ18は、管理
データの定期バックアップなどのデータ保管作業の際
や、不具合が発生した場合の再インストールなどの時に
記憶媒体の読み込み、書き込みを行う。
【0020】データ選択手段19は、制御部11からの
命令により、記憶部14に保存されているPIMデータ
ベースから必要なデータを抽出し、適切なデータヘの整
形処理を行う。また、図1に示すように、移動通信端末
2は、制御部21と、ROM22と、RAM23と、記
憶部24と、入力部25と、送受信部26と、表示部2
7と、外部記憶装置28とを備えている。
【0021】制御部21は、データがメモリ容量以上に
なったことを検知するメモリ容量検知手段(図示せず)
を含み、移動通信端末2の全体動作を制御するブロック
であり、送受信部26によってリストアされたPIMデ
ータのデータ整形処理や、リストア要求データの整形、
PIM機能を実行するための演算処理、各PIMデータ
管理サーバ1や他の移動通信端末2との通信制御などを
行う。
【0022】ROM22は、PIMデータに関する優先
順位を設定する手段であるプログラム(図示せず)、移
動体通信端末2からPIMデータ管理サーバ1にPIM
データをバックアップする又は/及びPIMデータ管理
サーバ1から移動体通信端末2にPIMデータをリスト
アする手段であるプログラム(図示せず)、移動通信端
末2の機能を実行するプログラム(図示せず)などを格
納している。
【0023】RAM23は、PIMデータ管理サーバ1
からリストアしたPIMデータ領域などの移動通信端末
2の機能の実行処理で必要になるデータ領域が確保さ
れ、処理プログラムがROM22の内容を記憶部24か
らロードし、制御部21によって演算処理を行う。ま
た、上記実行処理に必要な設定値、データなどを格納し
ている。
【0024】記憶部24は、例えば、フラッシュメモリ
などの不揮発性メモリで構成され、電源が切られた場合
にもデータ保持が必要なデータ(ユーザの個人情報など)
を格納する。入力部25は、タブレットやハードキーな
どの入力手段で、移動通信端末2への入力操作や、PI
M情報の修正および新規入力などの各種入力処理を行
う。
【0025】送受信部26は、制御部21からの命令に
よって、通信ネットワークを介して、PIMデータ管理
サーバ1や他の移動通信端末などに対して送受信要求、
PIMデータの送受信を行う。表示部27は、移動通信
端末2の実行結果や、実行状態の表示を行なう。
【0026】外部記憶装置28は、例えば、フラッシュ
メモリカードなどのリムーバブルメモリで、移動通信端
末2のメモリの拡張などに利用する。本発明では、バッ
クアップ、リストアするPIMデータの条件を選択し、
優先順位を設定することができる。選択に際しては、多
様な条件設定が可能であるが、ここでは代表的な3つの
選択条件設定を例示する。
【0027】(1)選択条件1 選択条件1は、まず、データ保存メモリ容量の設定を行
った上で、一定期間以内の過去又は将来のスケジュール
データ、一定期間以前又は以降のスケジュールデータ及
び編集、参照しようとするスケジュールデータについ
て、(1)〜(5)の順に優先順位を設定したものであ
る。
【0028】(1)編集、もしくは参照しようとするス
ケジュールデータ (2)一定期間以内の将来のスケジュールデータ (3)一定期間以内の過去のスケジュールデータ (4)一定期間以降のスケジュールデータ (5)一定期間以前のスケジュールデータ
【0029】図2は、バックアップ、リストアの優先順
位設定画面の例を示す図である。(1)の編集、もしく
は参照しようとするスケジュールデータが最優先である
のは当然として、(2)〜(5)の優先順位を示したも
のである。なお、図2及び後述する図5〜図7の画面
は、移動通信端末2のディスプレイ(図示せず)に表示
されるものとする。
【0030】図2において、「条件」はスケジュールデ
ータの期間を設定する項目であり、移動通信端末2のキ
ー操作により入力する。なお、一定期間を表す日は任意
に設定可能である。「条件」の右側の「順位」はどの期
間のスケジュールデータを優先的に転送するのか、その
順位を設定する項目である。図3は、図2のバックアッ
プ、リストアの優先順位設定画面で設定されるスケジュ
ールデータの期間を図式的に示す図である。なお、図3
のt1、t2で示す期間が一定期間(図2では5日)を
示す。
【0031】図3において、中心を現在とすると、現在
からt1の間の期間が、(3)の5日以内の過去のスケ
ジュールデータであり、t1から過去に到る期間が、
(5)の5日以前のスケジュールデータであり、現在か
らt2の間の期間が、(2)の5日以内の将来のスケジ
ュールデータであり、t2から将来に到る期間が、
(4)の5日以降のスケジュールデータである。これに
対して、バックアップ、リストアするデータに、図4の
ような優先フラグを設けておき、上記の(1)−(5)
の内の設定したいスケジュールデータの、該当するビッ
トをセットする。
【0032】図4は、優先順位判断ビットの設定例を示
す図である。優先順位判断ビットは、ここでは、bit
0−bit7の8ビット構成をとっている。このうちb
it4−bit7の4bitにより、優先順位を設定す
る。すなわち、bit4からbit7まで優先順位の高
い順に並べてある。bit0とbit1は予備である。
bit0(予備1)は、バックアップ終了フラグであ
り、bit1(予備2)は、他の移動通信端末からの書
き込みによるデータ更新かどうかを示すフラグである。
【0033】データがバックアップされた時には「bi
t0」をセットして、その他のビットはクリアしないよ
うにすると、同じ優先順位でもバックアップされている
データとされていないデータの判断をすることができる
ようになる。これらのフラグについては、動作の説明の
箇所でも説明する。例えば、(1)の場合はすべてのビ
ットをクリアする。(2)の場合は、「bit4」を、
(3)の場合は「bit5」を(4)の場合は、「bi
t6」を、(5)の場合は「bit7」をそれぞれセッ
トする。すなわち、最初はすべてのビットが0になって
おり、その後順次、bit4からbit7がセットされ
る。
【0034】時間が経過したり、再度編集などが行われ
て、例えば、データが(3)の「一定期間以内の過去の
スケジュールデータ」になったときは「bit5」をセ
ットする。またこの時に、重複してビットがセットされ
るのを防ぐために、先にセットされたbitはクリアす
る。そうすることで、フラグの値によって、そのデータ
の優先順位を決定できる。
【0035】最初にメモリ容量が設定されているので、
選択条件1の設定後、PIMデータ管理サーバ1ヘのバ
ックアップがされたスケジュールデータが上記の順に優
先順位が付与されている時に、移動通信端末2に搭載さ
れているメモリ容量以上のデータをPIMデータ管理サ
ーバ1からダウンロード、もしくは新規入力をしようと
した場合、この優先順位の低いもの(この場合、(5)
の「一定期間以前のスケジュールデータ」)から順に移
動通信端末2上のメモリ(RAM23)から消去され
る。
【0036】(2)選択条件2 選択条件2は、バックアップ、リストアの設定をメモリ
容量によってではなく、スケジュールデータの日程を基
準にするものである。図5は、バックアップ、リストア
期間の優先順位設定画面の例を示す図である。図5に示
すように、優先順位は「()日以内の将来のスケジュー
ルデータ」と「()日以内の過去のスケジュールデー
タ」にだけ設定でき、他の項目は設定できないため削除
されている。なお、日は任意に設定可能である。
【0037】選択条件2は、日が変わって、日程が一定
期間外になったPIMデータが生じた時に、それが自動
検出されてPIMデータ管理サーバ1へデータバックア
ップが自動的に行われる。このようにスケジュールデー
タの日程を基準にすることにより、バックアップ、リス
トアの制御の設定をメモリ容量によってする場合で、必
要以上のデータが端末に保存されている場合に生じう
る、端末の起動に時間がかかり、処理が遅くなったりす
るという事態が回避され、より使い勝手のよいネットワ
ークPIMデータ管理方法を提供できる。
【0038】(3)選択条件3 選択条件3は、参照又は修正を行った時間を基準にする
ものである。図6は、参照優先順位設定画面の例を示す
図である。図6に示すように、「()日以内に参照した
スケジュールデータ」と「()日以前に参照したスケジ
ュールデータ」の2つが用意されている。なお、図6に
は「(参照したスケジュールデータ」としか表示されて
いないが、参照にはスケジュールデータの修正も含むも
のとする。なお、日は任意に設定可能である。
【0039】選択条件3は、上記の選択条件2と基本的
に同じで、日が変わって参照時間が一定期間外になった
PIMデータが生じた時に、それが自動検出されてPI
Mデータ管理サーバ1へデータのバックアップが自動的
に行われる。古いスケジュールデータの中に頻繁に参照
する重要なデータが存在する場合などについては、参照
時間を基準にした方がユーザにとって使い勝手がよいも
のとなると考えられる。
【0040】図7は、バックアップ、リストアのタイミ
ングの設定画面の例を示す図である。図7に示すよう
に、「()日毎のバックアップ、リストアをする」、
「サーバからのデータを更新時にバックアップ、リスト
アを行う」、「端末でのデータ更新時にバックアップ、
リストアを行う」の3つの項目が用意されている。図7
では、「()日毎にバックアップ、リストアをする」を
選択し、一定期間を「1」に設定している。すなわち、
1日毎にバックアップ、リストアをするようにしてい
る。このように設定する項目を「YES」にし、それ以
外の項目を「NO」にする。なお、日の設定は任意にで
きる。このようにバックアップ、リストア定期的に行っ
てもよいし、PIMデータ管理サーバ1や移動通信端末
2でのデータ更新時に行うようにしてもよい。
【0041】また、バックアップされるタイミングとし
ては、スケジュールデータの新規入力、もしくは修正後
の保存時が考えられる。しかし、この場合、スケジュー
ルデータの保存時には常に通信ネットワークに接続され
ている必要があるため好ましくない。これを解決する方
法としてデータごとにバックアップが必要かどうかの管
理フラグを設けておき、一定期間ごとに自動的にバック
アップする設定を行うようにしてもよい。また、選択条
件1〜3で説明したように、自動的にバックアップを行
い、続けてリストアを行ってもよい。
【0042】他には、選択条件2や選択条件3の優先順
位にしたがってデータ消去が行われる時が考えられる。
基本的には一定期間ごとの自動バックアップ時にバック
アップされるのだが、バックアップされない場合も考え
られるため、データ消去時もバックアップのタイミング
の一つと言える。データが同じ優先順位のときは予備基
準によって、消去するデータを選択できるが、それでも
選択できない場合を考えて、ある程度の予備データ保存
用のメモリ領域を確保しておく必要がある。
【0043】本実施の形態では、移動通信端末2からP
IMデータ管理サーバ1へPIMデータをバックアップ
するときと、PIMデータ管理サーバ1から移動通信端
末2へPIMデータをリストアするときにPIMデータ
フォーマットに変換するデータの整形処理を行ってい
る。
【0044】図8Aは、移動通信端末2、PIMデータ
管理サーバ1のディスプレイへのPIMデータの画面表
示例を示す図であり、図8Bは、図8Aに示すPIMデ
ータの整形後のPIMデータを示す図である。図8Aに
は、3月15日現在のスケジュールが中央に、次回の3
月22日のスケジュールがその右側に表示されている。
【0045】図8Bにおいて、<pim-file>-</pim-file>
タグで囲まれているのがPIMデータである。このタグ
は、タイトルを示す<header>-</header>タグと、データ
を示す<body>-</body>タグとに大きく分けられる。<bod
y>-</body>タグは、さらに日付や時間を示す<date>タグ
及び<time>タグと、会社名、担当者、連絡先を示す<bus
iness>-</business>タグと、実際のデータを示す1つ以
上の<data>-</data>タグとから構成されている。
【0046】各タグは、タグ毎にインデントが付けら
れ、ツリー状になっている。図8Aの「打ち合わせスケ
ジュール」が図8Bの<header>-</header>タグに対応
し、「日付」、「時間」が<body>-</body>タグの<date>
及び<time>タグに対応し、「相手先」が<business>-</b
usiness>タグに対応し、「資料」が<data>-</data>タグ
にそれぞれ対応している。
【0047】このデータフォーマットについては、図8
AのようにXML(Extension Markup Language)のよう
な言語で記述することによって、汎用性を持たせること
が望ましい。また、独自のフォーマットに固定するので
はなくデータシンクロ規定団体のフォーマットに従うこ
とによって、他の機器との同期などについても視野に入
れた方がよい。
【0048】また、すでにPIMデータ管理サーバ1に
登録しているデータヘ修正を加えたい場合などについて
は、データすべてをバックアップするのではなく、修正
した部分(差分)のみをバックアップするようにすれば
バックアップ時間の短縮とメモリ容量の節約を図ること
ができる。
【0049】図9Aは、PIMデータ管理サーバ1に保
持されているPIMデータの例を示す図であり、図9B
は、図9Aの変更されたデータの整形後のPIMデータ
を示す図である。例えば、図9Aにおいて、3月17日
に相手先より連絡があり、次回のスケジュールについ
て、製品モックアップが「不要」から「必要」に変更さ
れたとする。この場合については、データ全体をバック
アップするのではなく、図9Bに示すように、DATA=
「資料」、NAME=「モックアップ」、DETAIL=「必要」の
みのデータを上記のフォーマットにしたがって整形し、
変更されたデータのみをバックアップする。
【0050】図9Bのように、製品モックアップが「必
要」に変更されているだけなので、<body>-</body>タグ
で囲まれたブロックには1つの<data>-</data>タグしか
含んでいない。次に、本実施の形態の動作をPIMデー
タ管理サーバ1側と移動通信端末2側と分けて詳しく説
明する。最初に、移動通信端末2における処理の流れに
ついて、図10を参照しながら説明をする。
【0051】図10は、移動通信端末2における処理の
流れを示すフローチャートである。まず、バックアップ
(書き込み)、リストア(読み込み)をするデータの選択
条件、優先順位の設定を行う(ステップS1)。選択条
件、優先順位の設定が終了している場合は、ステップS
1で設定されたバックアップ、リストア条件を満たし、
かつそのタイミングが到来した時に、バックアップをす
るか、リストアをするかが判断される(ステップS
2)。判断の結果、バックアップの場合はステップS3
へ遷移し、リストアの場合はステップS9に遷移する。
【0052】バックアップの場合は、まず、最初にバッ
クアップが必要なデータが、ステップS1で設定された
データの優先順位に従って、移動通信端末のメモリ(R
AM23)から抽出をされる。データの抽出が終了する
と、抽出されたデータの整形を行う(ステップS3)。
例えば、図8Aに示すように、次回(3月22日)のス
ケジュールとして、日時(3月22日、13:00−1
5:00)や、必要になる資料(PIM詳細図面)、相手
先(シャープ(株)、溝田)などのスケジュールデータが抽
出されたとすると、そのデータは内部的には、図8Bに
示すようなフォーマットに整形される。
【0053】データの整形が終了すると、PIMデータ
管理サーバ1に対して接続を開始しても良いかどうかの
判断が行われる(ステップS4)。判断の項目として
は、パスワード確認、書き込み内容(項目数など)やPI
Mデータ名の確認などがあり、これらが確認された後
に、判断の結果、接続の開始が許可された場合にはステ
ップS5に遷移し、許可されない場合にはステップS1
に戻って再度条件設定などが行われる。
【0054】接続の開始が許可された場合は、PIMデ
ータ管理サーバ1への接続が開始される(ステップS
5)。PIMデータ管理サーバ1への接続後、移動通信
端末2からPIMデータ管理サーバ1へデータを送信
し、データバックアップが開始される(ステップS
6)。データバックアップ後、バックアップ処理が正常
終了したかどうかの判定が行われる(ステップS7)。
判定の結果、正常終了していない場合は、ステップS5
に戻って再度接続が試みられる。
【0055】ここで、数回繰り返しても正常終了しない
場合は移動通信端末2に対してエラーメッセージを表示
する。このとき、バックアップ終了フラグ(図4のbi
t0(予備1))をセットせずにステップS8へ遷移す
る。正常終了した場合は、バックアップ終了フラグをセ
ットしてステップS8へ遷移する。
【0056】バックアップに続けてリストア処理をする
かどうかの判断がされる(ステップS8)。判断の結
果、リストア処理を行う場合は、ステップS9へと遷移
して、リストア処理が開始される。リストア処理を行わ
ない場合はそのまま終了処理を行う。
【0057】ステップS2においてリストアが選択され
た場合は、PIMデータ管理サーバ1に対して接続を開
始して良いかどうかの判断が行われる(ステップS
9)。この時には (1)リストア要求が発生した原因 (2)読み込み内容(項目数など) (3)編集中のPIMデータなどがないかどうか (4)接続条件 などが確認される、これらが確認された後に、判断の結
果、接続の開始が許可された場合はステップS10に遷
移し、許可されなかった場合は、PIMデータ管理サー
バ1に対して、「接続エラーとその原因」を示すメッセ
ージを送信する。そして再度ステップS1に戻り、PI
Mデータ管理サーバ1からのリストア要求の待ち受けヘ
と遷移する。
【0058】接続の開始が許可された場合には、PIM
データ管理サーバ1への接続が開始される(ステップS
10)。PIMデータ管理サーバ1への接続後、移動通
信端末1は、PIMデータ管理サーバ1からデータを受
信して、データリストアが開始される(ステップS1
1)。データリストア後、データリストア処理が正常終
了したかどうかの判定が行われる(ステップS12)。
判定の結果、正常終了していない場合は、ステップS1
0に戻って再度接続が試みられる。
【0059】ここで、接続動作を数回繰り返した後、正
常終了してもPIMデータ管理サーバ1に対してエラー
メッセージの送信を行い、終了する。正常終了した場合
は、正常終了の旨のメッセージをPIMデータ管理サー
バ1に送信して、PIMデータ管理サーバ1からリストア
したデータに対して移動通信端末2の表示フォーマット
(ステップS3と同様)に従ってデータ整形が行われる
(ステップS13)。
【0060】このとき、データには他の移動通信端末な
どからの書き込みによるデータ更新かどうかを示すフラ
グ(図4のbit1(予備2))が設けてあるため、この
フラグがセットされている場合は、他のユーザからの書
き込みデータであると判断し、同時更新されていないか
などのチェックが必要になる。
【0061】(1)同時更新されていない場合は、他の
リストアデータと同じ処理を行うことになり、端末上に
データを保存し、他のユーザ更新フラグをクリアする。
すなわち、他のユーザからの書き込み前の状態でリスト
アされる。 (2)同時更新されている場合は、既に端末上に保存さ
れているデータとの比較を行い、リストアデータとのマ
ージ処理を行う。マ一ジ処理の終了後は、他ユーザ更新
フラグをクリアして、処理を終了する。次に、PIMデ
ータ管理サーバ1における処理の流れについて、図11
を参照しながら説明をする。
【0062】図11は、PIMデータ管理サーバ1にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。PIMデ
ータ管サーバ1に対してアクセスしてきた移動通信端末
2に対して、ユーザ認証の判定が行われる(ステップS
21)。ここでの認証はユーザIDおよびパスワードな
どによるもので、判定の結果、正常にユーザ認証が終了
した場合は、ステップS22へ遷移し、ユーザ認証がさ
れなかった場合は、ステップS1に戻って再度PIMデ
ータ管理サーバ1へのアクセスを試みる。数回試みても
ユーザの認証が得られなかった場合は、その旨を移動通
信端末2に通知し、接続ルーチンを終了する。
【0063】正常にユーザ認証が終了した場合は、アク
セスしてきた移動通信端末2から送信されたバックアッ
プ、もしくはリストア要求の読み出しを行う(ステップ
S22)。要求の読み出し後、移動通信端末2からの要
求がバックアップか、リストアかの判定が行われる(ス
テップS23)。判定の結果、バックアップの場合はス
テップS24へ遷移して、リストアの場合はステップS
29へ遷移する。
【0064】バックアップの場合は、移動通信端末2か
ら送信されたバックアップデータの読み出しのステップ
に遷移し、新規書き込みか修正かの判定が行われる(ス
テップS24)。判定の結果、新規書き込みのデータを
バックアップする場合は、書き込んだデータ全体がバッ
クアップ対象となるので、データ選択手段19によって
書き込み領域の確保が行われる(ステップS25)。ま
た、修正データをバックアップする場合は、データ選択
手段19によってバックアップ対象となる修正されたデ
ータの検出が行われる(ステップS26)。例えば、図
8Bにおいて、<user=“mizota”/>,<file_name=“netw
ork-PIM data”/>,<procedure=“search”/>,<date=
“20002/15”/>といった検索条件から検索が行われ対象
データを検出する。書き込み保存の確保が行われた後、
又は、検索が成功した場合は、書き込み(バックアッ
プ)内容の読み出しが行われる(ステップS27)。検
索が失敗した場合には、移動通信端末2に対して「検索
データの不一致」の旨のメッセージを送信する。
【0065】修正の場合は、<procedure=“modify”/
>、<data>、くname>、〈detail>といった差分データが
読み出される。例えば、図9Bのような場合、 (1)くprocedure>=>「modify」 (2)<date>=>「資料」 (3)<name>=>「製品モックアップ」 (4)<detail>=>「必要」と言ったデータが読みだされ
て、サーバ1のバックアップデータに反映される。
【0066】新規書き込みの場合は、(1)<procedure
>=>「登録」になっており、<date>,<time>,<business>,
<data>などのデータ全体が読み出される。また、データ
が暗号化されている場合は、その復号が行われる。その
後、PIMデータ管理サーバ1の書き込み用にデータ整
形が行われ(ステップS27)、ステップS28へと遷
移する。読み出された書き込みデータはPIMデータベ
ースに対して書き込み処理が実行される(ステップS2
8)。
【0067】書き込み処理後、ステップS28のバック
アップ処理が正常終了したかどうかの判定が行われ(ス
テップS29)、判定の結果、正常終了した場合は処理
を終了し、ユーザに対して正常終了のメッセージを送信
する。また、正常終了しなかった場合は、ステップS2
8に戻り、PIMデータベースに対する書き込み処理を
再度試みる。数回の再処理を行っても正常終了しない場
合には、メモリにエラーログを残し、その後、移動通信
端末2に対して「バックアップ処理が失敗しました」の
旨のメッセージを送信して、終了する。
【0068】ステップS23においてリストアであると
判定された場合は、移動通信端末2から受信した検索条
件に合うPIMデータの検索がデータ選択手段19によ
って行われる(ステップS30)。例えば、図8Bにお
いて、<user=“mizota"/>、<file_name=“network-PI
Mdata/>、<procedure=“search"/>、<date=“2000/3/1
5"/>といった検索条件によって検索が行われ、正常終了
した場合はステップS31へ遷移し、一致しなかった場
合は、スケジュールなしの旨のメッセージを送信する
か、もしくはリストア処理を終了する。
【0069】正常終了した場合は、リストアデータの読
み出しとデータ整形が行われる(ステップS31)。例
えば、他の移動通信端末からPIMデータ管理サーバ1
側のPIMデータが書き換えられた場合などについて
は、他のユーザ更新フラグ(図4のbit1(予備2))をセッ
トしておき、そのビットがセットされたデータをPIM
データ管理サーバ1から移動通信端末2へ送信して、デ
ータリストアが開始される(ステップS32)。
【0070】また、リストアデータについては、変更さ
れたデータ全体を送信する必要はなく、図9Bに示すよ
うに、バックアップの修正の場合と同様に差分データを
送信するようにすれば、移動通信端末2側のデータ整形
処理、特にマージ処理の比較手順を容易にすることがで
きる。
【0071】リストア処理後、リストア処理が正常終了
したかどうかの判定が行われて(ステップS33)、判
定の結果、正常終了した場合は処理を終了し、リストア
の要求フラグ(図4のbit0(予備1))をセットす
る、正常終了していない場合は、ステップS32に戻
り、数回のリストアデータの再送信処理後、なお正常終
了しない場合は、移動通信端末2に「リストア処理に失
敗しました」の旨のメッセージを送信して、終了する。
【0072】以上、本発明の一実施の形態を説明した
が、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の変更が加えること
が可能である。例えば、図2のスケジュールデータの期
間、図5及び図6の優先順位は、もちろんこれらに限定
されず所望の期間や任意の順序で設定してよい。
【0073】また、参照時間を基準にしたバックアッ
プ、リストアの方法として、データを参照した時間が古
い順にデータをバックアップするようにしてもよく、逆
に参照した時間が新しい順にデータをバックアップする
ようにしてもよい。この場合は、図6の優先順位を入れ
替えることや参照時間順に順位を付与することによっ
て、実現できる。
【0074】また、バックアップデータ、リストデータ
などは、公開鍵方式などと言った暗号方式によって暗号
化されていた方が機密保持の面から望ましい。リストア
データが暗号化されている場合はデータ整形と同時に復
号も行われる。また、バックアップ処理やリストア処理
において、正常終了しなかった場合に戻る所が、ステッ
プS26,ステップS30、ステップS31の場合もあ
り得る。
【0075】さらに、以上の実施の形態では、プログラ
ムはPIMデータ管理サーバ1のROM12と移動通信
端末2のROM22に格納して使用する例を説明した
が、このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な
記録媒体に格納されていてもよい。
【0076】この記録媒体として、図1に示される移動
通信端末2の外部記憶装置28そのものがプログラムメ
ディアであってもよいし、またCD−ROMドライブ等
のプログラム読み出し部(メディアドライブ18)が設
けられ、そこに記憶媒体をを挿入することで読み取り可
能なCD−ROM等のプログラムメディアであってもよ
い。いずれの場合においても、格納されているプログラ
ムは制御部11,21がアクセスして実行させる構成で
あってもよいし、プログラム読み出し部、読み出された
プログラムは、プログラム部21等のプログラム記録エ
リアにダウンロードされて、そのプログラムが実行され
る方式であってもよい。このダウンロード用のプログラ
ムは予め本体装置に格納されているものとする。
【0077】ここで上記プログラムメディアは、本体と
分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカ
セットテープ等のテープ系、フロッピィディスクやハー
ドディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/ROM/
MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、IC
カード(メモリカードを含む)/光カード等のカード
系、あるいはマスクROM、EPROM、フラッシュR
OM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラム
を担持する媒体であってよい。
【0078】さらに、通信ネットワークプログラムから
プログラムをダウンロードするように、流動的にプログ
ラムを担持する媒体であってよい。なお、このように通
信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合
には、そのダウンロード用プログラムは予め装置本体に
格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストー
ルされるものであってもよい。なを、記録媒体に格納さ
れている内容としてはプログラムに限定されず、データ
であってもよい。この場合であっても上記実施の形態と
同様の作用、効果を奏する。
【0079】
【発明の効果】以上のように、本発明のシステム又は方
法によれば、PIMデータのバックアップ、リストアを
端末のメモリ容量によってや、スケジュールデータの日
程、修正、又は参照した時間によって、自動的に行う。
これにより、ユーザがサーバ上のバックアップデータの
日付や、移動通信端末上のメモリ容量などを意識するこ
となくPIM機能を利用できる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るネットワークPI
Mデータ管理装置のPIMデータ管理サーバ1、移動通
信端末2の概略構成を示すシステムブロック図である。
【図2】バックアップ、リストアデータの優先順位設定
画面を示す図である。
【図3】図2のバックアップ、リストアの優先順位設定
画面で設定されるスケジュールデータの期間を図式的に
示す図である。
【図4】優先順位判断ビットの設定例を示す図である。
【図5】バックアップ、リストア期間の優先順位設定画
面の例を示す図である。
【図6】参照優先順位設定画面の例を示す図である。
【図7】バックアップ、リストアのタイミングの設定画
面の例を示す図である。
【図8A】移動通信端末2、PIMデータ管理サーバ1
のディスプレイへのPIMデータの画面表示例を示す図
である。
【図8B】図8Aに示すPIMデータの整形後のPIM
データを示す図である。
【図9A】PIMデータ管理サーバ1に保持されている
PIMデータの例を示す図である。
【図9B】図9Aの変更されたデータの整形後のPIM
データを示す図である。
【図10】移動通信端末2における処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図11】PIMデータ管理サーバ1における処理の流
れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 PIMデータ管理サーバ 2 移動通信端末 11,21 制御部 12,22 ROM 13,23 RAM 14,24 記憶部 15,25 入力部 16,26 送受信部 17,27 表示部 18 メディアドライブ 19 データ選択手段 28 外部記憶装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信端末と、前記移動通信端末とネ
    ットワークを介して接続されたPIMデータ管理サーバ
    との間のネットワークデータ管理方法であって、前記移
    動通信端末から前記PIMデータ管理サーバにPIMデ
    ータをバックアップする場合又は/及び前記PIMデー
    タ管理サーバから前記移動通信端末にPIMデータをリ
    ストアする場合のPIMデータに関する優先順位を設定
    する工程と、設定された優先順位に従って所定のタイミ
    ングで前記移動通信端末から前記PIMデータ管理サー
    バにPIMデータをバックアップする又は/及び前記P
    IMデータ管理サーバから前記移動通信端末にPIMデ
    ータをリストアする工程とを有することを特徴とするネ
    ットワークデータ管理方法。
  2. 【請求項2】 前記優先順位は、一定期間以内の将来又
    は過去のPIMデータ、一定期間以前又は以降の将来又
    は過去のPIMデータを選択肢に有することを特徴とす
    る請求項1記載のネットワークデータ管理方法。
  3. 【請求項3】 前記優先順位は、PIMデータの日程を
    基準に付与することを特徴とする請求項1記載のネット
    ワークデータ管理方法。
  4. 【請求項4】 前記優先順位とは、参照又は修正を行っ
    た時間を基準に付与することを特徴とする請求項1記載
    のネットワークデータ管理方法。
  5. 【請求項5】 前記所定のタイミングは、前記移動通信
    端末のメモリに格納されているPIMデータが前記メモ
    リの設定容量以上になった場合であることを特徴とする
    請求項1乃至4記載のネットワークデータ管理方法。
  6. 【請求項6】 前記所定のタイミングとは、定期的なタ
    イミングであることを特徴とする請求項1乃至4記載の
    ネットワークデータ管理方法。
  7. 【請求項7】 前記所定のタイミングとは、日程又は参
    照時間が一定期間外になった場合であることを特徴とす
    る請求項1乃至4記載のネットワークデータ管理方法。
  8. 【請求項8】 前記所定のタイミングとは、前記移動通
    信端末と異なる移動通信端末からのアクセスにより前記
    PIMデータ管理サーバ内のPIMデータが更新された
    場合であることを特徴とする請求項1乃至4記載のネッ
    トワークデータ管理方法。
  9. 【請求項9】 前記バックアップ又は/及び前記リスト
    アされるPIMデータは暗号化して転送されることを特
    徴とする請求項1乃至8記載のネットワークデータ管理
    方法。
  10. 【請求項10】 1以上の移動通信端末と、1以上の前
    記移動通信端末とネットワークを介して接続されたPI
    Mデータ管理サーバとの間のネットワークデータ管理シ
    ステムであって、前記移動通信端末から前記PIMデー
    タ管理サーバにPIMデータをバックアップする場合又
    は/及び前記PIMデータ管理サーバから前記移動通信
    端末にPIMデータをリストアする場合のPIMデータ
    に関する優先順位を設定する手段と、設定された優先順
    位に従って所定のタイミングで前記移動通信端末から前
    記PIMデータ管理サーバにPIMデータをバックアッ
    プする又は/及び前記PIMデータ管理サーバから前記
    移動通信端末にPIMデータをリストアする手段とを有
    することを特徴とするネットワークデータ管理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 コンピュータに、移動通信端末と、前
    記移動通信端末とネットワークを介して接続されたPI
    Mデータ管理サーバとの間のネットワークデータ管理方
    法であって、前記移動通信端末から前記PIMデータ管
    理サーバにPIMデータをバックアップする場合又は/
    及び前記PIMデータ管理サーバから前記移動通信端末
    にPIMデータをリストアする場合のPIMデータに関
    する優先順位を設定する工程と、設定された優先順位に
    従って所定のタイミングで前記移動通信端末から前記P
    IMデータ管理サーバにPIMデータをバックアップす
    る又は/及び前記PIMデータ管理サーバから前記移動
    通信端末にPIMデータをリストアする工程とを有する
    ネットワークデータ管理方法を実行させるためのネット
    ワーク管理プログラム。
  12. 【請求項12】 コンピュータに、移動通信端末と、前
    記移動通信端末とネットワークを介して接続されたPI
    Mデータ管理サーバとの間のネットワークデータ管理方
    法であって、前記移動通信端末から前記PIMデータ管
    理サーバにPIMデータをバックアップする場合又は/
    及び前記PIMデータ管理サーバから前記移動通信端末
    にPIMデータをリストアする場合のPIMデータに関
    する優先順位を設定する工程と、設定された優先順位に
    従って所定のタイミングで前記移動通信端末から前記P
    IMデータ管理サーバにPIMデータをバックアップす
    る又は/及び前記PIMデータ管理サーバから前記移動
    通信端末にPIMデータをリストアする工程とを有する
    ネットワークデータ管理方法を実行させるためのネット
    ワーク管理プログラムを記録したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2001155885A 2001-05-24 2001-05-24 ネットワークデータ管理システム、ネットワークデータ管理方法、ネットワーク管理プログラム及びネットワーク管理プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2002351720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155885A JP2002351720A (ja) 2001-05-24 2001-05-24 ネットワークデータ管理システム、ネットワークデータ管理方法、ネットワーク管理プログラム及びネットワーク管理プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155885A JP2002351720A (ja) 2001-05-24 2001-05-24 ネットワークデータ管理システム、ネットワークデータ管理方法、ネットワーク管理プログラム及びネットワーク管理プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002351720A true JP2002351720A (ja) 2002-12-06

Family

ID=18999989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001155885A Pending JP2002351720A (ja) 2001-05-24 2001-05-24 ネットワークデータ管理システム、ネットワークデータ管理方法、ネットワーク管理プログラム及びネットワーク管理プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002351720A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099421A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Fujitsu Ltd 電子文書保管装置、プログラム及び電子文書参照装置
JP2006113962A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2006133955A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Nec Corp 移動通信端末内データのバックアップシステム及び方法並びにそれに用いられる移動通信端末及びバックアップ装置
JP2006163577A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置及びそのデータバックアップ方法
JP2006164096A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Hitachi Ltd 暗号化データアクセス制御方法
JP2006215650A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置およびその制御方法、情報管理システム
JP2009217577A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Ri Co Ltd バックアッププログラム
US7631215B2 (en) 2004-12-15 2009-12-08 Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. Personal digital assistant and data recovery method
JP2010027003A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Fujitsu Ltd 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2010181924A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Hitachi Ltd データベース管理方法および装置並びにその処理プログラム
JP2010225021A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Toshiba Corp ファイルバックアップ装置およびその方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4551172B2 (ja) * 2004-09-29 2010-09-22 富士通株式会社 電子文書保管装置、プログラム及び電子文書参照装置
JP2006099421A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Fujitsu Ltd 電子文書保管装置、プログラム及び電子文書参照装置
JP2006113962A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP4622445B2 (ja) * 2004-10-18 2011-02-02 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2006133955A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Nec Corp 移動通信端末内データのバックアップシステム及び方法並びにそれに用いられる移動通信端末及びバックアップ装置
JP2006163577A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置及びそのデータバックアップ方法
JP2006164096A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Hitachi Ltd 暗号化データアクセス制御方法
JP4600021B2 (ja) * 2004-12-10 2010-12-15 株式会社日立製作所 暗号化データアクセス制御方法
US7631215B2 (en) 2004-12-15 2009-12-08 Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. Personal digital assistant and data recovery method
JP2006215650A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置およびその制御方法、情報管理システム
JP2009217577A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Ri Co Ltd バックアッププログラム
JP2010027003A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Fujitsu Ltd 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2010181924A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Hitachi Ltd データベース管理方法および装置並びにその処理プログラム
JP2010225021A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Toshiba Corp ファイルバックアップ装置およびその方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100520715C (zh) 基于web的数据表单
US6430625B1 (en) System and corresponding method for providing redundant storage of a data file over a computer network
JPH1091265A (ja) 携帯型情報機器
EP2068248A1 (en) Contents managing device
JP2002351720A (ja) ネットワークデータ管理システム、ネットワークデータ管理方法、ネットワーク管理プログラム及びネットワーク管理プログラムを記録した記録媒体
US8805927B2 (en) Methods and systems for a distributed group activity network
JP2002189594A (ja) 最新バージョン自動設定システム、及び自動設定方法
US20050234990A1 (en) System and method for tracking documents
US20030158973A1 (en) Program for CD-R/RW writing, operation control program and drive apparatus
JP4084520B2 (ja) データの同期方法、会計処理装置、会計処理システム、及び会計データの同期処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR20100079370A (ko) 연결문서를 이용한 문서의 히스토리관리 방법 및 이를 이용한 시스템
JP3028055B2 (ja) Pcカードシステム及びプログラム書き換え方法
JPH1115903A (ja) 営業店顧客情報の更新処理をするシステム
JP2000293364A (ja) 端末データ管理装置およびそのプログラム記録媒体
JP3859445B2 (ja) ファイルバックアップシステム及び記録媒体
CN111431699A (zh) 一种人脸鉴权功能快速生效方法、装置及系统
JPH10145506A (ja) 携帯型情報端末装置
JP3359057B2 (ja) 資源のバージョン管理方法
JP4261551B2 (ja) アーカイブシステム
JP6951988B2 (ja) メール作成装置、情報処理システム、その制御方法およびプログラム
US7421447B2 (en) Method, system and program for constructing a database
JP3967181B2 (ja) Icカードへのアプリケーション追加システム
JP2002329082A (ja) ソフトウェア供給システム
JP3204370B2 (ja) プログラムクロス開発用装置
CN114756504A (zh) 数据生命周期管理系统及计算机设备

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070319

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070424