JP2009217577A - バックアッププログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クライアント用バックアッププログラムは、ユーザ毎に個別に設定される認証用のID及びパスワードと、暗号化用の暗号鍵を保管し、バックアップサーバ3にアクセスする際には、サーバ用バックアッププログラムによる認証を受け、クライアントPC2上のデータをバックアップサーバ3に転送する際には、データを暗号化してバックアップサーバ3に転送するように構成され、サーバ用バックアッププログラムは、クライアントPC2の認証を行い、認証したクライアントPC2から暗号化されたデータを受信し、受信したデータをバックアップサーバ3の記憶領域に保存するように構成され、さらに、クライアントPC2の認証は、ID及びパスワードを用いた認証と、暗号鍵を用いた認証とを含む多重認証とした。
【選択図】図2
Description
また、前記サーバ用バックアッププログラムは、クライアントコンピュータから受信したデータを、暗号化された状態のままバックアップサーバの記憶領域に保存することを特徴とする。このようにすると、転送中におけるデータの盗聴を防止できるだけでなく、バックアップサーバ上に保存したバックアップデータのセキュリティをさらに高めることができる。
また、前記クライアント用バックアッププログラムは、ユーザ毎に個別に設定される暗号鍵と、バックアップの対象となるファイル毎に一意となる子鍵作成用データとを用いて子鍵を作成し、該子鍵を用いて暗号化したファイルデータと、子鍵作成用データとをバックアップサーバに転送し、前記サーバ用バックアッププログラムは、クライアントコンピュータから受信したファイルデータに子鍵作成用データを付加してバックアップサーバの記憶領域に保存することを特徴とする。このようにすると、バックアップサーバに保存されたファイルデータを不正に復号することが困難になるので、バックアップサーバ上に保存したバックアップデータのセキュリティをさらに高めることができる。
また、前記クライアント用バックアッププログラムは、バックアップサーバに保存されたファイルデータを復号する際、ユーザ毎に個別に設定される暗号鍵と、ファイルデータに付加された子鍵作成用データとを用いて子鍵を再作成することを特徴とする。このようにすると、バックアップサーバに保存されたファイルデータの不正な復号を阻止しつつ、正規ユーザによる復号を保証することができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1は本発明のバックアッププログラムが適用されたバックアップシステムであって、該バックアップシステム1は、クライアントPC(クライアントコンピュータ)2と、バックアップサーバ3と、これらを通信可能に接続するLAN(ローカルエリアネットワーク)などのネットワーク4と、インターネットなどのネットワーク5を介して、クライアントPC2及びバックアップサーバ3に接続可能なWEBサーバ6とを備えて構成されている。
本発明のバックアッププログラムには、クライアントPC2上で実行されるクライアント用バックアッププログラムと、ネットワーク4を介してクライアントコンピュータ2に接続されたバックアップサーバ3上で実行されるサーバ用バックアッププログラムとが含まれており、これらの協働によって、バックアップ機能やリストア機能が実現される。
つぎに、本発明に係るクライアント用バックアッププログラム及びサーバ用バックアッププログラムの具体的なバックアップ処理手順について、図4を参照して説明する。ただし、クライアントPC2の認証手順は、図5に示すものとする。
つぎに、バックアップシステム1の全体動作について、図5を参照して説明する。
2 クライアントPC
3 バックアップサーバ
4 ネットワーク
5 ネットワーク
6 WEBサーバ
Claims (4)
- クライアントコンピュータ上で実行されるクライアント用バックアッププログラムと、
ネットワークを介してクライアントコンピュータに接続されたバックアップサーバ上で実行されるサーバ用バックアッププログラムとを含み、
クライアントコンピュータ上にあるデータを、バックアップ開始条件の成立に応じて、バックアップサーバ上にバックアップするバックアッププログラムであって、
前記クライアント用バックアッププログラムは、
ユーザ毎に個別に設定される認証用のID及びパスワードと、暗号化用の暗号鍵を保管し、
バックアップサーバにアクセスする際には、サーバ用バックアッププログラムによる認証を受け、
クライアントコンピュータ上のデータをバックアップサーバに転送する際には、データを暗号化してバックアップサーバに転送するように構成され、
前記サーバ用バックアッププログラムは、
クライアントコンピュータの認証を行い、
認証したクライアントコンピュータから暗号化されたデータを受信し、
受信したデータをバックアップサーバの記憶領域に保存するように構成され、
さらに、クライアントコンピュータの認証は、少なくとも、ID及びパスワードを用いた認証と、暗号鍵を用いた認証とを含む多重認証である
ことを特徴とするバックアッププログラム。 - 前記サーバ用バックアッププログラムは、
クライアントコンピュータから受信したデータを、暗号化された状態のままバックアップサーバの記憶領域に保存する
ことを特徴とする請求項1記載のバックアッププログラム。 - 前記クライアント用バックアッププログラムは、
ユーザ毎に個別に設定される暗号鍵と、バックアップの対象となるファイル毎に一意となる子鍵作成用データとを用いて子鍵を作成し、該子鍵を用いて暗号化したファイルデータと、子鍵作成用データとをバックアップサーバに転送し、
前記サーバ用バックアッププログラムは、
クライアントコンピュータから受信したファイルデータに子鍵作成用データを付加してバックアップサーバの記憶領域に保存する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のバックアッププログラム。 - 前記クライアント用バックアッププログラムは、
バックアップサーバに保存されたファイルデータを復号する際、ユーザ毎に個別に設定される暗号鍵と、ファイルデータに付加された子鍵作成用データとを用いて子鍵を再作成する
ことを特徴とする請求項3記載のバックアッププログラム。
Priority Applications (1)
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