JPH10145506A - 携帯型情報端末装置 - Google Patents

携帯型情報端末装置

Info

Publication number
JPH10145506A
JPH10145506A JP8301489A JP30148996A JPH10145506A JP H10145506 A JPH10145506 A JP H10145506A JP 8301489 A JP8301489 A JP 8301489A JP 30148996 A JP30148996 A JP 30148996A JP H10145506 A JPH10145506 A JP H10145506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
data
transmitted
data storage
files
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8301489A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Nishiguchi
光浩 西口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8301489A priority Critical patent/JPH10145506A/ja
Publication of JPH10145506A publication Critical patent/JPH10145506A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型情報端末装置において、装置本体のデ
ータ記憶手段に格納されているデータを適時、自動的に
電話回線網の中継局へ送信して、情報蓄積装置に格納す
る。 【解決手段】 携帯型情報端末装置1は、キーボード12
等のデータ入力手段と、データ記憶手段10と、データ入
力に応じてデータ記憶手段10に対するデータの書込み及
び読出しを制御する制御装置15と、データ記憶手段10か
ら読み出されたデータを無線信号に変換してPHSの基
地局3へ向けて送信する無線電話回路18とから構成され
る。ここで、データ記憶手段10には、入力された一連の
データからなるファイルが、ファイル名及びファイル管
理データと共に格納される。又、制御装置15は、ファイ
ル管理データに基づいて、送信すべき1或いは複数のフ
ァイルを選択し、無線電話回路18へ送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの入力及び
記憶が可能な携帯型情報端末装置に関し、特に、携帯型
情報端末装置に格納されているデータを電話回線網を介
して家庭内や会社内等に設置された情報蓄積装置へ自動
的に送信する携帯型情報端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型パーソナルコンピュータ等
の携帯型情報端末装置が普及している。一般に、携帯型
情報端末装置は、入力装置としてのキーボードと、入力
されたデータを格納するためのデータ記憶手段と、出力
装置としてのディスプレイと、データ記憶手段に対する
データの書込み及び読出しを制御する制御手段とから構
成される。キーボードによって入力されたデータは、ユ
ーザの操作に応じて制御手段によりデータ記憶手段に書
き込まれる。又、データ記憶手段に格納されているデー
タは、ユーザの操作に応じて制御手段によりデータ記憶
手段から読み出され、ディスプレイに表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き携帯型情報
端末装置においては、装置本体を持ち運ぶため、装置本
体を不注意により落下させて破壊に至らしめたり、装置
本体を紛失することがある。この様な場合、装置本体の
データ記憶手段に格納されている全てのデータを失うこ
ととなる。そこで従来は、ユーザが必要に応じて、携帯
型情報端末装置にデータ通信用のアダプタを接続した上
で、データ記憶手段に格納されているデータを電話回線
網を介して情報蓄積装置へ送信し、該情報蓄積装置に格
納することとしている。
【0004】又、携帯型情報端末装置においては、デー
タ記憶手段の容量に一定の制限があり、容量を越えてデ
ータを格納することは出来ない。そこで従来は、ユーザ
が必要に応じて、データ記憶手段に格納されているデー
タの中から送信済みのデータを選択して、データ記憶手
段から消去することとしている。
【0005】しかしながら、上記従来の携帯型情報端末
装置においては、データを電話回線網の中継局へ送信す
る際、ユーザがその必要性を判断した上で、携帯型情報
端末装置に対しデータ送信のための指令を入力しなけれ
ばならず、この判断及び指令入力操作が煩雑である問題
がある。又、送信済みのデータをデータ記憶手段から消
去する際、ユーザがその必要性を判断した上で、携帯型
情報端末装置に対しデータ消去のための指令を入力しな
ければならず、この判断及び指令入力操作が煩雑である
問題がある。
【0006】本発明の目的は、装置本体のデータ記憶手
段に格納されているデータを適時、自動的に電話回線網
の中継局へ送信することが出来る携帯型情報端末装置を
提供することである。又、本発明の他の目的は、装置本
体のデータ記憶手段に格納されているデータを適時、自
動的に電話回線網の中継局へ送信することが出来ると共
に、データ記憶手段に格納されている送信済みのデータ
を適時、自動的にデータ記憶手段から消去することが出
来る携帯型情報端末装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る携帯型情報端
末装置は、データ入力手段と、データ記憶手段と、デー
タ入力に応じてデータ記憶手段に対するデータの書込み
及び読出しを制御する制御手段と、データ記憶手段から
読み出されたデータを無線信号に変換して電話回線網の
中継局へ向けて送信する無線電話回路とから構成され
る。ここで、データ記憶手段は、入力された一連のデー
タを1つのファイルとしてファイル名及びファイル管理
データと共に格納するデータ格納部を有している。又、
制御手段は、ファイル管理データに基づいて適時、送信
すべき1或いは複数のファイルを選択し、無線電話回路
へ送出するものである。具体的には、制御手段は、無線
による送信の対象となる1或いは複数のファイルのファ
イル管理データに基づいて少なくとも1つのファイルを
送信すべきか否かを判断する送信判断部と、送信すべき
と判断されたとき、前記1或いは複数のファイルの中か
ら送信すべき1或いは複数のファイルを選択して無線電
話回路へ送出するファイル選択部とを具えている。尚、
電話回線網には、家庭内或いは会社内に設置されたパー
ソナルコンピュータ等の情報蓄積装置が接続されてお
り、データの受信に待機している。
【0008】本発明に係る携帯型情報端末装置において
は、データ記憶手段のデータ格納部に、一連のデータか
らなるファイルが、ファイル名及びファイル管理データ
と共に格納されている。ここで、ファイル管理データ
は、例えば、ファイルの作成日時、ファイルのサイズ及
びファイルの更新頻度の中から選ばれた1或いは複数の
データである。尚、ファイルのサイズは、ファイルのメ
モリ使用量を表わす。制御手段の送信判断部は、前記デ
ータ格納部内のファイル管理データに基づいて少なくと
も1つのファイルを送信すべきか否かを定期的或いは不
定期的に判断する。そして、送信判断部によってファイ
ルを送信すべきと判断されたとき、ファイル選択部は、
無線による送信の対象となるファイルの中から送信すべ
きファイルを選択して無線電話回路へ送出する。これに
応じて、無線電話回路は、供給されたファイルを構成す
るデータを無線信号に変換して、電話回線網の中継局へ
送信する。尚、送信判断部によってファイルを送信すべ
きでないと判断されたときは、ファイル選択部は動作せ
ず、ファイルの選択は実行されない。この様にして、デ
ータ記憶手段のデータ格納部に格納されているファイル
が、自動的に電話回線網の中継局へ送信される。該ファ
イルは、電話回線網を介して情報蓄積装置へ供給され、
格納される。
【0009】具体的には、前記ファイル管理データはフ
ァイルのサイズであって、送信判断部は、無線による送
信の対象となる1或いは複数のファイルのサイズの合計
値が所定の閾値を越えたか否かを判定し、閾値を越えた
と判定されたときに少なくとも1つのファイルを送信す
べきと判断し、制御手段は、ファイル選択部によって選
択された1或いは複数のファイルをデータ記憶手段のデ
ータ格納部から消去するファイル消去部を具えている。
【0010】該具体的構成を有する携帯型情報端末装置
において、前記閾値は、データ格納部の容量以下の値に
設定される。送信判断部は、無線による送信の対象とな
るファイルのサイズの合計値、即ちメモリ使用量の合計
値が、閾値を越えたか否かを判定して、ファイルのサイ
ズの合計値が閾値を越えたと判定されたときにファイル
を送信すべきと判断し、無線による送信の対象となるフ
ァイルの中から送信すべきファイルを選択して無線電話
回路へ送出する。そして、ファイル消去部は、ファイル
選択部によって選択されたファイルをデータ記憶手段の
データ格納部から消去する。この様にして、データ記憶
手段のデータ格納部に格納されている送信済みのファイ
ルが、自動的にデータ格納部から消去される。
【0011】又、具体的には、データ記憶手段は、送信
済みのファイルであることを表わす第1データと、未転
送のファイルであることを表わす第2データと、ファイ
ル選択手段によって選択されたファイルであることを表
わす第3データの何れかの値をとるフラグの格納部を具
えている。そして、制御手段は、フラグ格納部に対する
フラグの書換えを行なうと共に、書き換えられたフラグ
に基づいて、無線による送信の対象となるファイルの選
択、及び送信すべきファイルの選択を実行する。
【0012】該具体的構成を有する携帯型情報端末装置
において、送信判断部は、第2データのフラグが設定さ
れているファイルを、無線による送信の対象となるファ
イルとして選択し、選択したファイルのファイル管理デ
ータに基づいて少なくとも1つのファイルを送信すべき
か否かを判断する。送信判断部によってファイルを送信
すべきと判断されたとき、ファイル選択部は、第2デー
タのフラグが設定されているファイルの中から送信すべ
きファイルを選択して、該ファイルのフラグを第3デー
タに書き換える。そして、ファイル選択部は、第3デー
タのフラグが設定されているファイルを無線電話回路へ
送出し、送出したファイルのフラグを第1データに書き
換える。尚、送信判断部によってファイルを送信すべき
でないと判断されたときは、ファイル選択部は動作せ
ず、ファイルの選択及びフラグの書換えは実行されな
い。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る携帯型情報端末装置によれ
ば、装置本体のデータ記憶手段に格納されているデータ
が適時、自動的に電話回線網の中継局へ向けて送信され
るので、従来の如き煩わしい判断や指令入力操作を省略
することが出来る。又、本発明に係る携帯型情報端末装
置によれば、装置本体のデータ記憶手段に格納されてい
る送信済みのデータが適時、自動的にデータ記憶手段か
ら消去されるので、従来の如き煩わしい判断や指令入力
操作を省略することが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、パーソナルハンディホンシ
ステム(PHS)を利用したデータ自動送信蓄積システム
を構築した例につき、本発明を図面に沿って具体的に説
明する。本発明のデータ自動送信蓄積システムにおいて
は、図1に示す如く、携帯型パーソナルコンピュータ等
の携帯型情報端末装置(1)は、PHSの基地局(3)、I
SDN等のディジタル電話回線(5)及び電話局(4)を介
して、家庭や会社等の情報蓄積ステーション(6)と接続
可能である。
【0015】携帯型情報端末装置(1)においては、CP
U等からなる制御装置(15)に、入力装置としてのマイク
ロホン(11)及びキーボード(12)と、出力装置としてのス
ピーカ(13)及び表示装置(14)とが接続されている。
【0016】又、制御装置(15)には、ハードディスクド
ライブ装置等からなるデータ記憶手段(10)が接続され、
データ記憶手段(10)は、ファイル格納部(16)とテーブル
格納部(17)とを具えている。制御装置(15)は、マイクロ
ホン(11)からの音声信号やキーボード(12)からのキー信
号からなる一連の入力データをディジタルデータに変換
し、一連のディジタルデータを1つのファイルとして、
ファイル名、ファイルの作成日時及びファイルのサイズ
と共にファイル格納部(16)へ供給する。以下、1つのフ
ァイルを構成するデータをファイルデータ、ファイルの
作成日時及びファイルのサイズを表わすデータをファイ
ル管理データという。尚、ファイル名には、ユーザの入
力操作によって作成されたファイルであるか、システム
ファイルであるかを識別する情報が含まれている。ファ
イルの作成日時は、ファイルを更新保存した場合には、
その更新日時が設定される。又、ファイルのサイズは、
ファイルのメモリ使用量を表わしている。又、制御装置
(15)は、後述の如く必要に応じて、ファイル名及びファ
イル管理データをテーブル格納部(17)へ供給する。
【0017】更に、制御装置(15)には、無線電話回路(1
8)が接続され、制御装置(15)は、前記ファイル格納部(1
6)からファイルデータを読み出して、該ファイルデータ
を無線電話回路(18)へ供給する。これに応じて、無線電
話回路(18)は、該ファイルデータをディジタルデータか
ら無線ディジタル信号に変換して、前記基地局(3)へ向
けて送信する。
【0018】一方、情報蓄積ステーション(6)には、据
置型のコンピュータ(61)及びモデム(62)が設置され、モ
デム(62)は、ディジタル電話回線(5)を経て供給された
ディジタル信号を、コンピュータ(61)が使用するディジ
タルデータに変換してコンピュータ(61)へ供給する。
【0019】上記データ自動送信蓄積システムにおいて
は、基地局(3)は、無線電話回路(18)によって送信され
た無線ディジタル信号を受信して、該ディジタル信号を
ディジタル電話回線(5)を介して電話局(4)へ供給す
る。電話局(4)は、該ディジタル信号を、ディジタル電
話回線(5)を介して情報蓄積ステーション(6)内に設置
されたモデム(62)へ送信する。モデム(62)は、ディジタ
ル電話回線(5)を経て供給されたディジタル信号を、デ
ィジタルデータに変換してコンピュータ(61)へ供給す
る。この様にして、携帯型情報端末装置(1)のファイル
格納部(16)に格納されているファイルデータが、情報蓄
積ステーション(6)に設置されたコンピュータ(61)へ送
信されることになる。
【0020】上記携帯型情報端末装置(1)のテーブル格
納部(17)内には、図4に示すデータ構造を有する情報管
理テーブル(2)が作成される。情報管理テーブル(2)に
は、図示の如く、レコード番号、ファイル名、ファイル
の作成日時、ファイルのサイズ、及びフラグの書込み欄
が設けられる。ここで、レコード番号は、新たに作成さ
れたファイルに対し、連続番号として自動的に付与され
る。又、フラグは、送信済みのファイルであることを表
わす「0」、未送信のファイルであることを表わす
「1」、未送信のファイルの内、送信すべきファイルで
あることを表わす「2」の何れかの値をとる。
【0021】図2及び図3は、本発明の特徴的構成であ
る制御装置(15)によって実行される送信蓄積手続きを表
わしている。ここで、図2に示す一連の手続きと、図3
に示す一連の手続きは、時分割処理により並行して実行
される。又、図4乃至図8は、該送信蓄積手続きの実行
によってデータ記憶手段(10)内のテーブル格納部(17)に
作成される情報管理テーブル(2)のデータ内容の変化を
表わしている。尚、以下の説明では、テーブル格納部(1
7)には、図4に示す情報管理テーブル(2)が作成されて
いるものとする。
【0022】例えば、1996年1月5日18時20分
30秒に、ファイルのサイズが400KBのファイル
「Test4」をファイル格納部(16)に更新保存したと
すると、図2に示すステップS1にて、ファイル格納部
(16)にファイルが保存されたと判断され、ステップS2
にて、ファイル格納部(16)からファイル名(「Test
4」)及びファイル管理データ(「1996.1.5 18:20:3
0」、「400」)が読み出される。
【0023】次に、ステップS3では、ファイル名に含
まれる情報に基づいて、ユーザが作成したファイル「T
est4」は情報蓄積ステーション(6)のコンピュータ
(61)に送信する必要があると判断され、ステップS4に
て、図5に示す如く、情報管理テーブル(2)のレコード
番号4の欄に、ファイル名(「Test4」)、ファイル
管理データ(「1996.1.5 18:20:30」、「400」)及び
フラグ(「1」)が上書きされる。
【0024】これによって、図3のステップS11で
は、テーブル格納部(17)の情報管理テーブル(2)にファ
イル名、ファイル管理データ及びフラグの書込みが有っ
たものと判断され、ステップS12にて、未送信のファ
イル、即ちフラグが「1」のファイル(ファイル「Te
st4」、ファイル「Test5」)のサイズの積算値
(=600)が算出される。
【0025】次に、ステップS13では、閾値(=50
0)が読み出される。本実施例では、閾値は、ファイル
格納部(16)のメモリ容量よりも小さい値に設定されてい
る。そして、ステップS14では、前記積算値(=60
0)が閾値(=500)以上であると判断され、ステップ
S15にて、未送信のファイルの中から送信すべきファ
イルを選択して、これらのファイルのフラグを「1」か
ら「2」に書き換える。本実施例では、未送信のファイ
ルの中から、作成日時の早い2つのファイルを選択する
方策を採用しており、フラグが「1」のファイル(ファ
イル「Test4」、ファイル「Test5」)の中か
ら、作成日時の早い2つのファイル(ファイル「Tes
t4」、ファイル「Test5」)が、送信すべきファ
イルとして選択されて、図6に示す如く、これらのファ
イルのフラグが「1」から「2」に書き換えられる。
【0026】更に、図3のステップS16では、先ず、
テーブル格納部(17)からファイル「Test1」のフラ
グ「0」が読み出されて、ステップS17にてフラグが
「2」でないと判断され、次にステップS22にて、全
てのファイルのフラグを読み出していないと判断されて
ステップS16へ戻る。
【0027】この様にして、ステップS16、ステップ
S17及びステップS22を繰り返し、ステップS16
にてファイル「Test4」のフラグ「2」が読み出さ
れ、ステップS17にて、フラグが「2」であると判断
されると、ステップS18へ移行する。ステップS18
では、ファイル名に基づいて、ファイル格納部(16)から
ファイル「Test4」のファイルデータが読み出さ
れ、ステップS19にて、該ファイルデータが無線電話
回路(18)へ送信される。
【0028】続いて、ステップS20にて、図7に示す
如く、ファイル「Test4」のフラグが「2」から
「0」に書き換えられ、図3のステップS21では、フ
ァイル格納部(16)からファイル「Test4」が消去さ
れる。そして、ステップS22では、全てのファイルの
フラグを読み出していないと判断され、ステップS16
へ戻る。
【0029】ステップS16では、ファイル「Test
5」のフラグ「2」が読み出されて、ステップS17に
てフラグは「2」であると判断される。次にステップS
18にて、ファイル格納部(16)からファイル「Test
5」のファイルデータが読み出され、ステップS19に
て、該ファイルデータが無線電話回路(18)へ送信され
る。
【0030】続いて、ステップS20では、図8に示す
如く、ファイル「Test5」のフラグが「2」から
「0」に書き換えられ、ステップS21にて、ファイル
格納部(16)からファイル「Test5」が消去される。
そして、ステップS22にて全てのファイルのフラグを
読み出したと判断され、該手続きが終了する。
【0031】以上の手続きによって、携帯型情報端末装
置(1)のファイル格納部(16)内のファイルが、自動的に
情報蓄積ステーション(6)のコンピュータ(61)へ送信さ
れることになる。又、ファイル格納部(16)内の送信済み
のファイルのファイルデータが、自動的にファイル格納
部(16)から消去されることになる。
【0032】上記実施例のデータ自動送信蓄積システム
によれば、携帯型情報端末装置(1)のファイル格納部(1
6)の容量が満杯になる前に、未送信のファイルの中から
選択された適当数のファイルが自動的に基地局(3)へ向
けて送信され、家庭内或いは会社内のコンピュータ(61)
に格納されるので、不注意により携帯型情報端末装置
(1)を落下させたり、紛失したとしても、入力したデー
タを失うことはなく安全である。然も、基地局(3)へ送
信してコンピュータ(61)に格納したファイルは、自動的
に携帯型情報端末装置(1)のファイル格納部(16)から消
去され、ファイル格納部(16)には、常に一定値以上の容
量が確保されているので、ユーザは、ファイル格納部(1
6)の残量に留意することなく、携帯型情報端末装置(1)
に対するデータの入力を行なうことが出来る。
【0033】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。
【0034】例えば、上記実施例においては、図3のス
テップS14にて、ファイルのサイズの積算値を基準と
してファイル送信の必要性を判断し、更にステップS1
5にて、ファイルの作成日時に基づいて選択の条件を設
定しているが、これに限らず、例えばファイルの作成日
時に基づいて、所定期間遡った作成日時のファイルから
順に送信する方策を採用することも可能である。又、フ
ァイルの更新頻度に基づいて、更新頻度の低いファイル
から順に送信する方策を採用することも可能である。
又、図3のステップS15にて、未送信の全てのファイ
ルを選択することも可能であり、この場合、フラグを
「1」から「2」に書き換える手続きを省略することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデータ自動送信蓄積システム
の構成を表わすブロック図である。
【図2】本発明に係る携帯型情報端末装置において情報
管理テーブルに対するデータ書込み手続きを表わすフロ
ーチャートである。
【図3】上記携帯型情報端末装置におけるファイルデー
タ送信蓄積手続きを表わすフローチャートである。
【図4】ファイルのサイズの積算値が閾値を越えていな
い状態の情報管理テーブルのデータ内容を表わす図であ
る。
【図5】ファイルのサイズの積算値が閾値を越えた状態
の情報管理テーブルのデータ内容を表わす図である。
【図6】送信すべきファイルを選択した状態の情報管理
テーブルのデータ内容を表わす図である。
【図7】送信すべきファイルの内、1つのファイルを送
信した状態の情報管理テーブルのデータ内容を表わす図
である。
【図8】送信処理を完了した状態の情報管理テーブルの
データ内容を表わす図である。
【符号の説明】 (1) 携帯型情報端末装置 (10) データ記憶手段 (15) 制御装置 (16) ファイル格納部 (17) テーブル格納部 (18) 無線電話回路 (2) 情報管理テーブル (3) 基地局 (4) 電話局 (5) ディジタル電話回線 (61) コンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力手段と、データ記憶手段と、
    データ入力に応じてデータ記憶手段に対するデータの書
    込み及び読出しを制御する制御手段と、データ記憶手段
    から読み出されたデータを無線信号に変換して電話回線
    網の中継局へ向けて送信する無線電話回路とから構成さ
    れ、データ記憶手段は、入力された一連のデータを1つ
    のファイルとしてファイル名及びファイル管理データと
    共に格納するデータ格納部を有し、制御手段は、ファイ
    ル管理データに基づいて適時、送信すべき1或いは複数
    のファイルを選択し、無線電話回路へ送出することを特
    徴とする携帯型情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、無線による送信の対象
    となる1或いは複数のファイルのファイル管理データに
    基づいて少なくとも1つのファイルを送信すべきか否か
    を判断する送信判断部と、送信すべきと判断されたと
    き、前記1或いは複数のファイルの中から送信すべき1
    或いは複数のファイルを選択して無線電話回路へ送出す
    るファイル選択部とを具えている請求項1に記載の携帯
    型情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記ファイル管理データは、ファイルの
    作成日時、ファイルのサイズ及びファイルの更新頻度の
    中から選ばれた1或いは複数のデータである請求項1又
    は請求項2に記載の携帯型情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記ファイル管理データはファイルのサ
    イズであって、送信判断部は、無線による送信の対象と
    なる1或いは複数のファイルのサイズの合計値が所定の
    閾値を越えたか否かを判定し、閾値を越えたと判定され
    たときに少なくとも1つのファイルを送信すべきと判断
    し、制御手段は、ファイル選択部によって選択された1
    或いは複数のファイルをデータ記憶手段のデータ格納部
    から消去するファイル消去部を具えている請求項3に記
    載の携帯型情報端末装置。
  5. 【請求項5】 データ記憶手段は、送信済みのファイル
    であることを表わす第1データと、未転送のファイルで
    あることを表わす第2データと、ファイル選択手段によ
    って選択されたファイルであることを表わす第3データ
    の何れかの値をとるフラグの格納部を具え、制御手段
    は、フラグ格納部に対するフラグの書換えを行なうと共
    に、書き換えられたフラグに基づいて、無線による送信
    の対象となるファイルの選択、及び送信すべきファイル
    の選択を実行する請求項2乃至4の何れかに記載の携帯
    型情報端末装置。
JP8301489A 1996-11-13 1996-11-13 携帯型情報端末装置 Pending JPH10145506A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8301489A JPH10145506A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 携帯型情報端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8301489A JPH10145506A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 携帯型情報端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10145506A true JPH10145506A (ja) 1998-05-29

Family

ID=17897534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8301489A Pending JPH10145506A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 携帯型情報端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10145506A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002019680A1 (fr) * 2000-08-30 2002-03-07 Yozan Inc. Dispositif de communication mobile
KR100382446B1 (ko) * 1998-05-20 2003-05-01 루센트 테크놀러지스 인크 무선 화일 처리 시스템 및 그 방법과 통신 인프라 구조
JP2005056011A (ja) * 2003-08-08 2005-03-03 Hitachi Ltd 仮想一元化ネットワークストレージシステムにおける一元的なディスク使用量制御方法
JP2006163577A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置及びそのデータバックアップ方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100382446B1 (ko) * 1998-05-20 2003-05-01 루센트 테크놀러지스 인크 무선 화일 처리 시스템 및 그 방법과 통신 인프라 구조
WO2002019680A1 (fr) * 2000-08-30 2002-03-07 Yozan Inc. Dispositif de communication mobile
JP2005056011A (ja) * 2003-08-08 2005-03-03 Hitachi Ltd 仮想一元化ネットワークストレージシステムにおける一元的なディスク使用量制御方法
JP2006163577A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置及びそのデータバックアップ方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100287137B1 (ko) 휴대형 정보 단말기의 버전 관리방법
US6671567B1 (en) Voice file management in portable digital audio recorder
US8121994B2 (en) Partially embedded database and an embedded database manager for a control system
US20050076069A1 (en) Wireless database environment for a small device
US20030163634A1 (en) Portable data storage apparatus
US6969794B2 (en) Music playback apparatus and music playback system
JPH113224A (ja) 携帯型情報端末機器のプログラム更新方法
EP1750267A1 (en) Information-processing apparatus, recording medium and information-processing method
US7672848B2 (en) Electronic mail processing apparatus and electronic mail processing method, and program and storage medium
JP4764251B2 (ja) 移動通信端末装置
JPH06342361A (ja) アイコン表示制御装置
US6839743B2 (en) Web drive system
JPH10145506A (ja) 携帯型情報端末装置
JP2002351720A (ja) ネットワークデータ管理システム、ネットワークデータ管理方法、ネットワーク管理プログラム及びネットワーク管理プログラムを記録した記録媒体
KR101075023B1 (ko) 연결문서를 이용한 문서의 히스토리관리 방법 및 이를 이용한 시스템
US7720460B2 (en) Automatic character code recognition/display system, method, and program using mobile telephone
JP4142866B2 (ja) データベース同期化装置及びプログラム
JP2007249155A (ja) メディアファイル管理方法及びメディア再生装置
US6973472B2 (en) Data synchronization system and method based on modification records and common formatting
JP2000089983A (ja) データ保存装置及びデータ保存方法
EP1237074A2 (en) Method and apparatus for digital data distributing system
CN115421976A (zh) 异地备灾数据处理方法及装置
JP2002278901A (ja) 携帯電話装置および携帯電話装置における受信ファイル管理方法
CN101808134B (zh) 一种动态内容分发业务数据显示的控制方法及终端
KR20000060798A (ko) 디지털 휴대용 단말기의 사용자 정보 관리 방법