JPH1115903A - 営業店顧客情報の更新処理をするシステム - Google Patents
営業店顧客情報の更新処理をするシステムInfo
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- JPH1115903A JPH1115903A JP16995897A JP16995897A JPH1115903A JP H1115903 A JPH1115903 A JP H1115903A JP 16995897 A JP16995897 A JP 16995897A JP 16995897 A JP16995897 A JP 16995897A JP H1115903 A JPH1115903 A JP H1115903A
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- Japan
- Prior art keywords
- customer information
- data
- updating
- terminal control
- central processing
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q40/00—Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
- G06Q40/02—Banking, e.g. interest calculation or account maintenance
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- Business, Economics & Management (AREA)
- Accounting & Taxation (AREA)
- Finance (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Development Economics (AREA)
- Economics (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 センタ側の元帳ファイルに格納される顧客情
報の更新を各営業店の顧客情報データベースに反映する
ときに人手の介入をなくし、元帳ファイルの顧客情報の
更新にほぼ同期して営業店の顧客情報データベースを更
新する。 【解決手段】 端末制御装置２は、営業店側で発生する
取引入力データを上りテキスト３として中央処理装置８
へ送信する。中央処理装置８は、取引入力データの処理
を行い、元帳ファイル９を更新し、取引出力データと顧
客情報更新用データを下りテキスト１０として端末制御
装置２へ送信する。テキスト送受信部１１は、更新用デ
ータを一旦顧客情報ログファイル１４に蓄積する。顧客
情報更新部１６は、顧客情報ログファイル１４から更新
用データを読み出し、顧客情報データベース１７を更新
する。
報の更新を各営業店の顧客情報データベースに反映する
ときに人手の介入をなくし、元帳ファイルの顧客情報の
更新にほぼ同期して営業店の顧客情報データベースを更
新する。 【解決手段】 端末制御装置２は、営業店側で発生する
取引入力データを上りテキスト３として中央処理装置８
へ送信する。中央処理装置８は、取引入力データの処理
を行い、元帳ファイル９を更新し、取引出力データと顧
客情報更新用データを下りテキスト１０として端末制御
装置２へ送信する。テキスト送受信部１１は、更新用デ
ータを一旦顧客情報ログファイル１４に蓄積する。顧客
情報更新部１６は、顧客情報ログファイル１４から更新
用データを読み出し、顧客情報データベース１７を更新
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関の営業店
が管理する顧客情報を更新するシステムに係わり、特に
顧客の入金、出金等の取引に従って逐次変動する顧客情
報に追随して顧客情報データベースの更新処理を行う金
融オンラインシステムに関する。
が管理する顧客情報を更新するシステムに係わり、特に
顧客の入金、出金等の取引に従って逐次変動する顧客情
報に追随して顧客情報データベースの更新処理を行う金
融オンラインシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】金融オンラインシステムにおいては、通
常センタ側のホスト計算機が全営業店の預金や融資に関
するデータを一元管理する。ホスト計算機は、各営業店
に設置される端末装置から取引入力データを受信してそ
の処理を行い、必要に応じて元帳ファイルを更新し、取
引出力データを作成して端末装置へ送信する。各営業店
は、営業活動に必要な顧客情報をセンタの元帳ファイル
から取得して端末装置に保持し、定期的に顧客情報の更
新を行っていた。例えばホスト計算機が元帳ファイルを
入力源として営業店ごとの顧客情報を一旦フロッピーデ
ィスク（ＦＤ）に書き込み、コンバータ装置を用いて複
数枚に亘るＦＤ上の顧客情報をカセット磁気テープ（Ｃ
ＭＴ）上に集約する。そして出来上がったＣＭＴを各営
業店に配布し、端末装置を介してその営業店顧客情報を
利用するという方法をとっていた。このため営業店顧客
情報の作成と配布に多大な労力、時間及びコストがかか
り、また最新の取引状況を反映するような顧客情報の取
得が困難であるという問題があった。
常センタ側のホスト計算機が全営業店の預金や融資に関
するデータを一元管理する。ホスト計算機は、各営業店
に設置される端末装置から取引入力データを受信してそ
の処理を行い、必要に応じて元帳ファイルを更新し、取
引出力データを作成して端末装置へ送信する。各営業店
は、営業活動に必要な顧客情報をセンタの元帳ファイル
から取得して端末装置に保持し、定期的に顧客情報の更
新を行っていた。例えばホスト計算機が元帳ファイルを
入力源として営業店ごとの顧客情報を一旦フロッピーデ
ィスク（ＦＤ）に書き込み、コンバータ装置を用いて複
数枚に亘るＦＤ上の顧客情報をカセット磁気テープ（Ｃ
ＭＴ）上に集約する。そして出来上がったＣＭＴを各営
業店に配布し、端末装置を介してその営業店顧客情報を
利用するという方法をとっていた。このため営業店顧客
情報の作成と配布に多大な労力、時間及びコストがかか
り、また最新の取引状況を反映するような顧客情報の取
得が困難であるという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、営業店側に更新された顧客情報を装備するまでに多
量のＦＤやＣＭＴを扱うために人手の介入が多く、また
必要な記憶媒体のコストがかかり、さらに多数のＦＤ上
の顧客情報をＣＭＴに収容し直したり、作成したＣＭＴ
を各営業店へ郵送するために時間がかかり、最新の顧客
情報の取得が困難であるという問題があった。
ば、営業店側に更新された顧客情報を装備するまでに多
量のＦＤやＣＭＴを扱うために人手の介入が多く、また
必要な記憶媒体のコストがかかり、さらに多数のＦＤ上
の顧客情報をＣＭＴに収容し直したり、作成したＣＭＴ
を各営業店へ郵送するために時間がかかり、最新の顧客
情報の取得が困難であるという問題があった。
【０００４】本発明の目的は、営業店顧客情報を取得す
るための人手の介入をなくし、顧客の最新の取引状況を
反映するような営業店顧客情報を更新するシステムを提
供することにある。
るための人手の介入をなくし、顧客の最新の取引状況を
反映するような営業店顧客情報を更新するシステムを提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、センタ側の中
央処理装置が元帳ファイルを更新するような取引につい
て、取引出力データ送信に同期して最新の顧客情報更新
用データを営業店側の端末装置へ送信し、端末装置が受
信した顧客情報更新用データを一旦一時記憶に蓄積した
後、顧客情報データベースの更新に供する営業店顧客情
報の更新処理をするシステムを特徴とする。営業店側の
顧客情報データベースは、センタ側の元帳ファイルの更
新とほぼ同期して更新される。
央処理装置が元帳ファイルを更新するような取引につい
て、取引出力データ送信に同期して最新の顧客情報更新
用データを営業店側の端末装置へ送信し、端末装置が受
信した顧客情報更新用データを一旦一時記憶に蓄積した
後、顧客情報データベースの更新に供する営業店顧客情
報の更新処理をするシステムを特徴とする。営業店側の
顧客情報データベースは、センタ側の元帳ファイルの更
新とほぼ同期して更新される。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態について
図面を用いて説明する。
図面を用いて説明する。
【０００７】図１は、本実施形態の金融オンラインシス
テムの構成図である。中央処理装置８は、コンピュータ
センタに設置されるホスト計算機である。元帳ファイル
９は、中央処理装置８に接続される記憶装置上に格納さ
れる全営業店についての預金関係、融資関係等のマスタ
ファイルである。端末制御装置２、ＡＴＭ（自動取引装
置）６及びテラー用端末装置７は、営業店に設置され
る。端末制御装置２は、通信回線５及び図示しない通信
制御装置を介して中央処理装置８に接続され、中央処理
装置８から見た端末装置である。ＡＴＭ６及びテラー用
端末装置７は、伝送路を介して端末制御装置２に接続さ
れる。顧客情報ログファイル１４は、中央処理装置８か
ら送られた顧客情報更新用データを格納する一時記憶用
のファイルである。顧客情報データベース１７は、顧客
情報を格納するデータベースである。顧客情報ログファ
イル１４及び顧客情報データベース１７は、端末制御装
置２に接続される記憶装置上に収容される。端末制御装
置２は、ＡＴＭ６及びテラー用端末装置７から見てサー
バとなる情報処理装置であり、その主記憶装置にはテキ
スト送受信部１１、帳票編集部１２、顧客情報更新部１
６及びＤＢＭＳ（データベースマネージメントシステ
ム）１８の各プログラムが格納される。上りテキスト３
は、端末制御装置２から通信回線５を介して中央処理装
置８へ送信される問い合わせ電文であり、取引の入力デ
ータである。下りテキスト１０は、中央処理装置８から
通信回線５を介して端末制御装置２へ送信される回答電
文であり、帳票データなどの取引出力データと顧客情報
更新用データを含む。テキスト送受信部１１は、ＡＴＭ
６及びテラー用端末装置７から入力された取引データを
上りテキスト３の形式で中央処理装置８へ送信し、中央
処理装置８から受信した下りテキスト１０を取引出力デ
ータと顧客情報更新用データに分離し、取引出力データ
を帳票編集部１２に渡し、顧客情報更新用データを顧客
情報ログファイル１４に格納する。帳票編集部１２は、
取引出力データのうち帳票データを編集してＡＴＭ６及
びテラー用端末装置７に転送する。テキスト送受信部１
１及び帳票編集部１２は、オンラインリアルタイムの形
態で動作する。顧客情報更新部１６は、一定周期ごとに
起動されてオフライン的に動作するプログラムであり、
顧客情報ログファイル１４から顧客情報更新用データを
読み取り、ＤＢＭＳ１８を介して顧客情報データベース
１７上の顧客情報を更新する。なお本発明に係わるテキ
スト送受信部１１及び顧客情報更新部１６のプログラム
を記憶媒体に格納し、駆動装置を介して端末制御装置２
に読み込み、実行することが可能である。
テムの構成図である。中央処理装置８は、コンピュータ
センタに設置されるホスト計算機である。元帳ファイル
９は、中央処理装置８に接続される記憶装置上に格納さ
れる全営業店についての預金関係、融資関係等のマスタ
ファイルである。端末制御装置２、ＡＴＭ（自動取引装
置）６及びテラー用端末装置７は、営業店に設置され
る。端末制御装置２は、通信回線５及び図示しない通信
制御装置を介して中央処理装置８に接続され、中央処理
装置８から見た端末装置である。ＡＴＭ６及びテラー用
端末装置７は、伝送路を介して端末制御装置２に接続さ
れる。顧客情報ログファイル１４は、中央処理装置８か
ら送られた顧客情報更新用データを格納する一時記憶用
のファイルである。顧客情報データベース１７は、顧客
情報を格納するデータベースである。顧客情報ログファ
イル１４及び顧客情報データベース１７は、端末制御装
置２に接続される記憶装置上に収容される。端末制御装
置２は、ＡＴＭ６及びテラー用端末装置７から見てサー
バとなる情報処理装置であり、その主記憶装置にはテキ
スト送受信部１１、帳票編集部１２、顧客情報更新部１
６及びＤＢＭＳ（データベースマネージメントシステ
ム）１８の各プログラムが格納される。上りテキスト３
は、端末制御装置２から通信回線５を介して中央処理装
置８へ送信される問い合わせ電文であり、取引の入力デ
ータである。下りテキスト１０は、中央処理装置８から
通信回線５を介して端末制御装置２へ送信される回答電
文であり、帳票データなどの取引出力データと顧客情報
更新用データを含む。テキスト送受信部１１は、ＡＴＭ
６及びテラー用端末装置７から入力された取引データを
上りテキスト３の形式で中央処理装置８へ送信し、中央
処理装置８から受信した下りテキスト１０を取引出力デ
ータと顧客情報更新用データに分離し、取引出力データ
を帳票編集部１２に渡し、顧客情報更新用データを顧客
情報ログファイル１４に格納する。帳票編集部１２は、
取引出力データのうち帳票データを編集してＡＴＭ６及
びテラー用端末装置７に転送する。テキスト送受信部１
１及び帳票編集部１２は、オンラインリアルタイムの形
態で動作する。顧客情報更新部１６は、一定周期ごとに
起動されてオフライン的に動作するプログラムであり、
顧客情報ログファイル１４から顧客情報更新用データを
読み取り、ＤＢＭＳ１８を介して顧客情報データベース
１７上の顧客情報を更新する。なお本発明に係わるテキ
スト送受信部１１及び顧客情報更新部１６のプログラム
を記憶媒体に格納し、駆動装置を介して端末制御装置２
に読み込み、実行することが可能である。
【０００８】中央処理装置８は、端末制御装置２から上
りテキスト３を受信し、入力された取引データの処理を
行い、必要に応じて元帳ファイル９を更新して取引出力
データを作成し下りテキスト１０として端末制御装置２
へ送信する。取引が元帳ファイル９を更新するようなも
のであれば、取引出力データに顧客情報更新用データを
付加して端末制御装置２へ送信する。
りテキスト３を受信し、入力された取引データの処理を
行い、必要に応じて元帳ファイル９を更新して取引出力
データを作成し下りテキスト１０として端末制御装置２
へ送信する。取引が元帳ファイル９を更新するようなも
のであれば、取引出力データに顧客情報更新用データを
付加して端末制御装置２へ送信する。
【０００９】図２は、顧客情報ログファイル１４のデー
タ構成を示す図である。顧客情報ログファイル１４は、
管理部１４ａとデータ部１４ｂから構成される。データ
部１４ｂは、受信した下りテキスト１０ごとの顧客情報
更新用データを格納する。顧客情報更新用データは可変
長であり、その先頭に当該データのデータ長を付加す
る。管理部１４ａは、記録済ポインタと更新済ポインタ
を格納する。記録済ポインタは顧客情報ログファイル１
４に記録した最後のデータのアドレスを示し、更新済ポ
インタは顧客情報データベース１７の更新を済ました最
後のデータのアドレスを示す。両ポインタの値として、
例えばデータ部１４ｂの先頭を０としたときの各々最後
のデータバイトの相対バイトアドレスで表現することが
できる。
タ構成を示す図である。顧客情報ログファイル１４は、
管理部１４ａとデータ部１４ｂから構成される。データ
部１４ｂは、受信した下りテキスト１０ごとの顧客情報
更新用データを格納する。顧客情報更新用データは可変
長であり、その先頭に当該データのデータ長を付加す
る。管理部１４ａは、記録済ポインタと更新済ポインタ
を格納する。記録済ポインタは顧客情報ログファイル１
４に記録した最後のデータのアドレスを示し、更新済ポ
インタは顧客情報データベース１７の更新を済ました最
後のデータのアドレスを示す。両ポインタの値として、
例えばデータ部１４ｂの先頭を０としたときの各々最後
のデータバイトの相対バイトアドレスで表現することが
できる。
【００１０】図３は、顧客情報データベース１７のデー
タ構成を示す図である。顧客情報データベース１７の各
レコードは、店番、口座番号、科目を主要キーとして、
以下氏名、法人／個人の区別、年齢、住所地域、預金残
高等のデータ項目の値を格納する。住所地域は、営業店
テリトリ内の地域区分である。なお同一口座番号及び科
目について取引の推移がわかるように各取引ごとの取引
年月日、入金／出金の区分及び取引金額を最近の所定件
数分だけ各レコードに付加してもよい。中央処理装置８
から送られる顧客情報更新用データは、店番、口座番号
及び科目を必須データ項目とし、更新されたデータ項目
のデータ項目コードとデータ項目値を付加する。
タ構成を示す図である。顧客情報データベース１７の各
レコードは、店番、口座番号、科目を主要キーとして、
以下氏名、法人／個人の区別、年齢、住所地域、預金残
高等のデータ項目の値を格納する。住所地域は、営業店
テリトリ内の地域区分である。なお同一口座番号及び科
目について取引の推移がわかるように各取引ごとの取引
年月日、入金／出金の区分及び取引金額を最近の所定件
数分だけ各レコードに付加してもよい。中央処理装置８
から送られる顧客情報更新用データは、店番、口座番号
及び科目を必須データ項目とし、更新されたデータ項目
のデータ項目コードとデータ項目値を付加する。
【００１１】図４は、テキスト送受信部１１の処理の流
れを示すフローチャートである。テキスト送受信部１１
は、ＡＴＭ６又はテラー用端末装置７から入力された取
引データを受け取り（ステップ４１）、上りテキスト３
を作成して中央処理装置８へ送信する（ステップ４
２）。中央処理装置８は、受信した取引データをチェッ
クし、必要に応じて元帳ファイル９を更新し、取引出力
データと元帳ファイル９を更新した場合の顧客情報更新
用データを作成して下りテキスト１０として端末制御装
置２へ送信する。テキスト送受信部１１は、下りテキス
ト１０を受信し（ステップ４３）、データチェック（ス
テップ４４）を行った後、ＡＴＭ６又はテラー用端末装
置７の表示装置又はプリンタへの出力データである帳票
データと顧客情報更新用データに振り分ける（ステップ
４５）。なお帳票データと顧客情報更新用データとの間
に識別用のコードを挿入し顧客情報更新用データの開始
を識別する。テキスト送受信部１１は、帳票データを帳
票編集部１２へ渡し、帳票編集部１２が表示画面、伝票
又は通帳の形式に編集してＡＴＭ６又はテラー用端末装
置７へ転送する。顧客情報更新用データについては、主
記憶上の編集用バッファに格納し、伝送コードと内部処
理コードの間のコード変換などの編集を行ってから（ス
テップ４６）、顧客情報ログファイル１４に格納する
（ステップ４７）。データを顧客情報ログファイル１４
に格納するとき、管理部１４ａを参照して記録済ポイン
タを取得し、記録済ポインタに１を加えた記憶位置にデ
ータ長及びデータを記録する。最後に管理部１４ａの記
録済ポインタが最後のデータバイトを指すように更新す
る（ステップ４８）。なおステップ４３では、端末制御
装置２は取引出力データ受信と同期して顧客情報更新用
データを受信すればよいのであるから、中央処理装置８
は両者を同一電文に搭載せず、別々の電文で送信しても
よい。
れを示すフローチャートである。テキスト送受信部１１
は、ＡＴＭ６又はテラー用端末装置７から入力された取
引データを受け取り（ステップ４１）、上りテキスト３
を作成して中央処理装置８へ送信する（ステップ４
２）。中央処理装置８は、受信した取引データをチェッ
クし、必要に応じて元帳ファイル９を更新し、取引出力
データと元帳ファイル９を更新した場合の顧客情報更新
用データを作成して下りテキスト１０として端末制御装
置２へ送信する。テキスト送受信部１１は、下りテキス
ト１０を受信し（ステップ４３）、データチェック（ス
テップ４４）を行った後、ＡＴＭ６又はテラー用端末装
置７の表示装置又はプリンタへの出力データである帳票
データと顧客情報更新用データに振り分ける（ステップ
４５）。なお帳票データと顧客情報更新用データとの間
に識別用のコードを挿入し顧客情報更新用データの開始
を識別する。テキスト送受信部１１は、帳票データを帳
票編集部１２へ渡し、帳票編集部１２が表示画面、伝票
又は通帳の形式に編集してＡＴＭ６又はテラー用端末装
置７へ転送する。顧客情報更新用データについては、主
記憶上の編集用バッファに格納し、伝送コードと内部処
理コードの間のコード変換などの編集を行ってから（ス
テップ４６）、顧客情報ログファイル１４に格納する
（ステップ４７）。データを顧客情報ログファイル１４
に格納するとき、管理部１４ａを参照して記録済ポイン
タを取得し、記録済ポインタに１を加えた記憶位置にデ
ータ長及びデータを記録する。最後に管理部１４ａの記
録済ポインタが最後のデータバイトを指すように更新す
る（ステップ４８）。なおステップ４３では、端末制御
装置２は取引出力データ受信と同期して顧客情報更新用
データを受信すればよいのであるから、中央処理装置８
は両者を同一電文に搭載せず、別々の電文で送信しても
よい。
【００１２】図５は、顧客情報更新部１６の処理の流れ
を示すフローチャートである。顧客情報更新部１６は、
一定の時間間隔で起動されるタイマータスクによつて動
作を開始し（ステップ５１）、顧客情報ログファイル１
４の管理部１４ａを読み取る（ステップ５２）。記録済
ポインタと更新済ポインタとを比較し両者が一致しな
い、すなわち未更新データがあれば（ステップ５３ＹＥ
Ｓ）、更新済ポインタに１を加えた記憶位置からデータ
長及びデータを読み取り（ステップ５４）、ＤＢＭＳ１
８に顧客情報データベース１７の更新を指令する（ステ
ップ５５）。ＤＢＭＳ１８は指定された店番、口座番号
及び科目をキーにして顧客情報データベース１７を検索
し、該当するレコードの指定されたデータ項目の値を更
新する。さらに取引履歴を付加する場合には、当該レコ
ードに指定された最新の取引年月日、入金／出金の区分
及び取引金額を書き込む。最後に顧客情報更新部１６
は、管理部１４ａの更新済ポインタが更新済データの最
後のデータバイトを指すように更新する（ステップ５
６）。管理部１４ａの記録済ポインタと更新済ポインタ
が一致し、未更新データがなくなったとき（ステップ５
３ＮＯ）、処理を終了する。なおテキスト送受信部１１
と顧客情報更新部１６とが同時に顧客情報ログファイル
１４をアクセスする状態が生じ得るので、顧客情報ログ
ファイル１４の排他制御を行い、顧客情報ログファイル
１４の順次アクセスを図る。なお顧客情報更新部１６を
一定時間間隔で起動する（ステップ５１）代わりに、未
更新データがないとき（ステップ５３ＮＯ）、ステップ
５２に戻ってステップ５２と５３の処理ループを実行す
ることによって待機するよう構成してもよい。顧客情報
更新部１６を処理するタスクの優先度をテキスト送受信
部１１及び帳票編集部１２を処理するタスクの優先度よ
り低くしておけば、顧客情報更新部１６のタスクはバッ
クグラウンドの処理として起動され、未更新データがあ
る限りステップ５４〜５６の処理を行う。
を示すフローチャートである。顧客情報更新部１６は、
一定の時間間隔で起動されるタイマータスクによつて動
作を開始し（ステップ５１）、顧客情報ログファイル１
４の管理部１４ａを読み取る（ステップ５２）。記録済
ポインタと更新済ポインタとを比較し両者が一致しな
い、すなわち未更新データがあれば（ステップ５３ＹＥ
Ｓ）、更新済ポインタに１を加えた記憶位置からデータ
長及びデータを読み取り（ステップ５４）、ＤＢＭＳ１
８に顧客情報データベース１７の更新を指令する（ステ
ップ５５）。ＤＢＭＳ１８は指定された店番、口座番号
及び科目をキーにして顧客情報データベース１７を検索
し、該当するレコードの指定されたデータ項目の値を更
新する。さらに取引履歴を付加する場合には、当該レコ
ードに指定された最新の取引年月日、入金／出金の区分
及び取引金額を書き込む。最後に顧客情報更新部１６
は、管理部１４ａの更新済ポインタが更新済データの最
後のデータバイトを指すように更新する（ステップ５
６）。管理部１４ａの記録済ポインタと更新済ポインタ
が一致し、未更新データがなくなったとき（ステップ５
３ＮＯ）、処理を終了する。なおテキスト送受信部１１
と顧客情報更新部１６とが同時に顧客情報ログファイル
１４をアクセスする状態が生じ得るので、顧客情報ログ
ファイル１４の排他制御を行い、顧客情報ログファイル
１４の順次アクセスを図る。なお顧客情報更新部１６を
一定時間間隔で起動する（ステップ５１）代わりに、未
更新データがないとき（ステップ５３ＮＯ）、ステップ
５２に戻ってステップ５２と５３の処理ループを実行す
ることによって待機するよう構成してもよい。顧客情報
更新部１６を処理するタスクの優先度をテキスト送受信
部１１及び帳票編集部１２を処理するタスクの優先度よ
り低くしておけば、顧客情報更新部１６のタスクはバッ
クグラウンドの処理として起動され、未更新データがあ
る限りステップ５４〜５６の処理を行う。
【００１３】なお顧客情報更新用データの内容には特に
制限はなく、営業店の外交員が利用できるような情報、
例えば特定個人のボーナス支給日、家を新築したことな
どの情報を含めてもよい。これらの情報は、テラー用端
末装置７から入力され、テキスト送受信部１１を介して
中央処理装置８へ送られ、元帳ファイル９に登録される
とともに顧客情報更新用データとして端末制御装置２へ
送られ、最終的に顧客情報データベース１７の当該個人
のレコード内に登録される。
制限はなく、営業店の外交員が利用できるような情報、
例えば特定個人のボーナス支給日、家を新築したことな
どの情報を含めてもよい。これらの情報は、テラー用端
末装置７から入力され、テキスト送受信部１１を介して
中央処理装置８へ送られ、元帳ファイル９に登録される
とともに顧客情報更新用データとして端末制御装置２へ
送られ、最終的に顧客情報データベース１７の当該個人
のレコード内に登録される。
【００１４】また管理元以外の営業店で発生した取引
（ネット取引と呼ばれる）については、中央処理装置８
は、取引発生した営業店の端末制御装置２へ取引出力デ
ータを送信し、更新データがあれば管理元営業店の端末
制御装置２へ顧客情報更新用データを送信する。管理元
営業店の端末制御装置２のテキスト送受信部１１は、顧
客情報更新用データのみであることを認識し、上記のよ
うに顧客情報ログファイル１４に格納する。
（ネット取引と呼ばれる）については、中央処理装置８
は、取引発生した営業店の端末制御装置２へ取引出力デ
ータを送信し、更新データがあれば管理元営業店の端末
制御装置２へ顧客情報更新用データを送信する。管理元
営業店の端末制御装置２のテキスト送受信部１１は、顧
客情報更新用データのみであることを認識し、上記のよ
うに顧客情報ログファイル１４に格納する。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、営業店向け顧客情報を
作成するためにＦＤ、ＣＭＴ等の記憶媒体を扱う人手の
介入がなくなり、しかも最新の取引状況を反映する顧客
情報を取得できるという効果がある。
作成するためにＦＤ、ＣＭＴ等の記憶媒体を扱う人手の
介入がなくなり、しかも最新の取引状況を反映する顧客
情報を取得できるという効果がある。
【図１】実施形態の金融オンラインシステムの構成図で
ある。
ある。
【図２】実施形態の顧客情報ログファイル１４のデータ
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図３】実施形態の顧客情報データベース１７のデータ
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図４】実施形態のテキスト送受信部１１の処理の流れ
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図５】実施形態の顧客情報更新部１６の処理の流れを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
１１・・・・テキスト送受信部、１４・・・・顧客情報ログファ
イル、１６・・・・顧客情報更新部、１７・・・・顧客情報デー
タベース
イル、１６・・・・顧客情報更新部、１７・・・・顧客情報デー
タベース
Claims (3)
- 【請求項１】センタ側の中央処理装置と営業店側の端末
制御装置とが通信回線によって接続され、該中央処理装
置は該端末制御装置から受信した取引入力データの処理
を行って元帳ファイルを更新し、取引出力データを該端
末制御装置へ送信する金融オンラインシステムにおい
て、 該中央処理装置は、該元帳ファイルを更新するような取
引について取引出力データ送信に同期して最新の顧客情
報更新用データを該端末制御装置へ送信し、該端末制御
装置は受信した顧客情報更新用データを一旦一時記憶に
蓄積した後、顧客情報データベースの更新に供すること
を特徴とする営業店顧客情報の更新処理をするシステ
ム。 - 【請求項２】通信回線を介してセンタ側の中央処理装置
に接続され、該中央処理装置へ取引入力データを送信
し、取引出力データを受信する金融オンラインシステム
中の営業店側の端末制御装置において、 各口座番号、残高金額を含む顧客情報データベースと、
該取引出力データに同期して最新の顧客情報更新用デー
タを受信して一時記憶に蓄積する手段と、該一時記憶か
ら顧客情報更新用データを読み取って該顧客情報データ
ベースを更新する手段とを有することを特徴とする営業
店顧客情報の更新処理をする端末制御装置。 - 【請求項３】コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に
実体化され、営業店顧客情報の更新処理をするコンピュ
ータプログラムであって、該プログラムは下記のステッ
プを含む： （ａ）センタ側の中央処理装置から取引出力データに同
期して口座番号、残高金額を含む最新の顧客情報更新用
データを受信して一時記憶に蓄積し、（ｂ）該一時記憶
から顧客情報更新用データを読み取って顧客情報データ
ベースを更新する。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP16995897A JPH1115903A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 営業店顧客情報の更新処理をするシステム |
| TW087109178A TW381220B (en) | 1997-06-26 | 1998-06-09 | Financial on-line system and its information replacing processing method |
| CNB981152821A CN1312628C (zh) | 1997-06-26 | 1998-06-25 | 金融联机系统及其信息更新处理方法 |
| KR1019980024099A KR100307119B1 (ko) | 1997-06-26 | 1998-06-25 | 금융온라인시스템및그정보갱신처리방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16995897A JPH1115903A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 営業店顧客情報の更新処理をするシステム |
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|---|---|
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ID=15895997
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP16995897A Pending JPH1115903A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 営業店顧客情報の更新処理をするシステム |
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|---|---|
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Also Published As
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