JP2005182588A - ストレージ装置のバックアップデータの管理 - Google Patents

ストレージ装置のバックアップデータの管理 Download PDF

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Abstract

【課題】 ストレージ装置のバックアップデータの管理に関し、管理者の管理負担を軽減する。
【解決手段】 ディスクアレイ装置と、バックアップサーバとを備えるストレージシステムを構成する。バックアップサーバは、ディスクアレイ装置から構成情報を取得し、ディスクアレイ装置の構成情報が変更されたか否かを判断する。そして、構成情報が変更されたことを検出したタイミングで、ディスクアレイ装置から取得した構成情報と、バックアップカタログに記録されたバックアップ時の構成情報とを比較して、バックアップデータがディスクアレイ装置にリストア可能か否かを判断する。構成変更や、バックアップ等の履歴は、管理者がバックアップデータのリストアの可否を視認可能な態様で、グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIに、時系列的に表示される。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ストレージ装置のバックアップデータの管理に関するものである。
近年、コンピュータネットワークを利用した、いわゆるストレージシステムが普及している。このストレージシステムは、各種サーバや、クライアントや、ディスクアレイ装置、テープ装置などのストレージ装置や、ストレージ管理装置や、バックアップ装置などを、ネットワークを介して接続することによって構成される。ストレージ装置は、大容量のデータを格納する。ストレージ管理装置は、ストレージ装置の容量管理や、障害管理など、ストレージシステムの統合管理を行う。バックアップ装置は、ストレージ装置の物理的、あるいは、論理的障害や、災害に備えて、ストレージ装置(主として、ディスクアレイ装置)のバックアップを行う。ディスクアレイ装置のバックアップは、処理の高速化を図るため、通常、論理ボリューム単位で行われる。
また、バックアップ装置は、バックアップデータをディスクアレイ装置へリストア可能なように、バックアップデータの属性情報や、物理ボリュームと論理ボリュームとの対応関係を示す物理−論理マッピングなどを記録したカタログを作成し、保管する。このカタログは、バックアップデータをストレージ装置にリストアするときに参照される。
従来、ストレージ装置に保存するデータ容量が増大している。これに伴い、バックアップやリストアに要する時間が長時間化している。そこで、効率よくバックアップや、リストアを行ったり、データを管理したりするための種々の技術が提案されている(下記特許文献参照)。
ところで、ストレージシステムの管理者にとって、バックアップデータの管理は煩雑である。例えば、ディスクアレイ装置に新たなディスクが追加されるなど、ストレージ装置の構成が変更されると、物理−論理マッピングの整合性が損なわれるため、前述したカタログを参照しても既存のバックアップデータをリストアできなくなる場合がある。
バックアップサーバは、管理者の指示に応じて、バックアップデータがストレージ装置にリストア可能か否かをチェックする機能を有している。管理者は、リストアが要求されたときに、この機能を用いて、バックアップデータがストレージ装置にリストア可能か否かを判断することができる。
特開2003−108412号公報 特開平7−6067号公報 特開2001−175519号公報 特開平10−171694号公報 特開2001−159993号公報
しかし、バックアップデータは大量にあるため、各バックアップデータがストレージ装置にリストア可能か否かをチェックし、リストア可能なバックアップデータを探し出すのは容易ではなかった。さらに、所望のバックアップデータがリストア不可の場合、ストレージ装置の構成を、バックアップ時のリストア可能な状態に戻すのは困難な場合があった。例えば、ストレージ装置の構成変更が何回も行われている場合は、ストレージ装置の構成をバックアップ時の状態に戻すことが不可能なこともある。この場合、バックアップデータを利用することができなくなる。つまり、従来、バックアップデータを有効活用するためには、バックアップデータのストレージ装置へのリストアの可否について、頻繁にチェックする必要があった。これは、管理者にとって、負担が大きかった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、ストレージ装置のバックアップデータの管理に関し、管理者の管理負担を軽減することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明では、以下の構成を採用した。すなわち、本発明の装置は、ストレージ装置のバックアップデータを管理するバックアップデータ管理装置であって、前記ストレージ装置のバックアップ時の構成に関するバックアップ時構成情報を含む所定のカタログを記憶するカタログ記憶部と、前記ストレージ装置の構成に関する構成情報を入力する構成情報入力部と、ユーザからの判断指示とは無関係な所定のタイミングで、前記バックアップ時構成情報と、前記構成情報とを比較して、前記バックアップデータの前記ストレージ装置へのリストアの可否を判断する判断部と、を備えることを要旨とする。
構成情報には、ストレージ装置のディスク構成や、ボリューム構成や、ボリューム内のデータの属性情報や、物理−論理マッピングなどが含まれる。構成情報入力部は、例えば、構成情報を保持するストレージ装置から読み込むようにすることができる。ユーザによって入力するようにしてもよい。また、構成情報を保持するストレージ管理装置から読み込むようにしてもよい。
本発明によって、ユーザ、例えば、ストレージシステムの管理者からの判断指示の入力を待たずに、バックアップデータがストレージ装置にリストア可能か否かを自動的に判断することができる。したがって、ストレージ装置のバックアップデータの管理に関し、管理者の管理負担を軽減することができる。また、バックアップデータのリストアの可否のチェック忘れによって、バックアップデータの有用性が損なわれるのを抑制することができる。
本発明は、グラフィカル・ユーザ・インタフェースの発明として構成することもできる。すなわち、本発明のグラフィカル・ユーザ・インタフェースは、複数のデータの集合を保存するストレージ装置のバックアップデータを管理するバックアップデータ管理装置に用いられるグラフィカル・ユーザ・インタフェースであって、前記バックアップデータと対応づけられた所定のオブジェクトが、前記集合ごとに、前記バックアップデータがバックアップされた時点に対応する位置に、時系列的に配置されて表示されることを要旨とする。
「データの集合」としては、例えば、インスタンスが挙げられる。本発明によって、管理者は、複数のバックアップデータが存在する場合に、グラフィカル・ユーザ・インタフェース上のオブジェクトの配置によって、各バックアップデータがいずれのデータの集合をバックアップしたものであるのか、つまり、各バックアップデータの出所と、各バックアップデータのバックアップの前後関係とを容易に視認することができる。
本発明は、上述のバックアップデータ管理装置、グラフィカル・ユーザ・インタフェースとしての構成の他、バックアップデータ管理装置の制御方法、グラフィカル・ユーザ・インタフェースの表示方法の発明として構成することもできる。また、これらを実現するコンピュータプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体、そのプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など種々の態様で実現することが可能である。
本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、バックアップ管理装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
A1.ストレージシステムの構成
A2.バックアップサーバ10の構成:
A3.リストア可否判断処理:
A4.リスト表示処理:
B.第2実施例:
C.変形例:
A.第1実施例:
A1.ストレージシステムの構成:
図1は、第1実施例のストレージシステム100の構成を示す説明図である。本実施例のストレージシステム100は、バックアップサーバ10と、ディスクアレイ装置50と、テープ装置60とを備えている。これらは、SAN(Storage Area Network)を介して、それぞれ接続されている。
バックアップサーバ10は、CPU11や、メモリ12や、記憶装置13や、ホストバスアダプタ(HBA)14や、入出力装置15などを備えるコンピュータである。記憶装置13は、ディスクアレイ装置50内に格納されたデータをテープ装置60にバックアップするためのプログラムや、バックアップデータを管理するためのプログラムや、テープ装置60にバックアップされたデータをディスクアレイ装置50にリストアするためのプログラムなどを記憶している。ホストバスアダプタ14は、SANを介して他の機器と通信を行うためのインタフェースである。入出力装置15は、キーボードや、マウス、ディスプレイなどを備えている。バックアップサーバ10は、本発明におけるバックアップデータ管理装置に相当する。
ディスクアレイ装置50は、CPUや、メモリや、複数のディスク(ディスクアレイ)を備えるコンピュータであり、ディスクに大容量のデータをブロック単位で格納する。ディスクアレイ装置50内のディスクには、複数の正ボリューム、および、副ボリュームが論理的に構成されている。本実施例では、ディスクアレイ装置50は、複数のデータベースのデータを格納しているものとする。各データベースのデータは、データベースの管理単位であるインスタンスごとに管理され、各インスタンスは、テーブルを有している。各テーブルは、ファイルの上に作成される。ディスクアレイ装置50は、ボリュームとディスクとの対応関係についての情報を記録した構成情報を保持している。ディスクアレイ装置50は、バックアップ時やリストア時に、正ボリュームと副ボリュームとの同期、および、分離のペア制御を行いつつ、両者間で高速にデータのコピーを行う。ディスクアレイ装置50は、本発明におけるストレージ装置に相当する。
テープ装置60は、磁気テープにディスクアレイ装置50のバックアップデータを保存する。
A2.バックアップサーバの構成:
図2は、バックアップサーバ10の概略構成を示す説明図である。図示するように、バックアップサーバ10は、バックアップ処理部20と、バックアップ管理部30と、リストア処理部とを備えている。これらは、ソフトウェア的に構成されている。これらをハードウェア的に構成するものとしてもよい。
バックアップ処理部20は、予め定められたスケジュールで、あるいは、管理者からの指示によって、ディスクアレイ装置50からテープ装置60へデータのバックアップを行う。記憶装置13にバックアップデータを保存することもできる。本実施例では、ディスクアレイ装置50に格納されているデータベースのデータのバックアップを行うものとする。したがって、バックアップは、データベースの管理単位であるインスタンスごとに行われる。バックアップ処理部20は、また、バックアップ時に、バックアップの内容を、バックアップデータごとに、後述するバックアップカタログに記録する。このバックアップカタログには、バックアップ時のディスクアレイ装置50の構成情報も記録される。
バックアップ管理部30は、バックアップ処理部20によってバックアップされたバックアップデータの管理を行う。後述するように、本実施例では、バックアップ管理部30は、バックアップデータの管理として、既存のバックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能か否かの判断を行い、判断結果を表示する処理を行うものとした。
リストア処理部40は、ディスクアレイ装置50に障害が発生したときなどに、管理者からの指示によって、テープ装置60、あるいは、記憶装置13からディスクアレイ装置50へバックアップデータをリストアする。
図の右側に、バックアップ管理部30の機能ブロックを示した。図示した各機能ブロックは、主制御部31によって制御される。
構成情報入力部32は、ディスクアレイ装置50が保持する構成情報を入力する。この構成情報は、構成情報記憶部36に記憶される。この構成情報の内容については、後述する。
構成変更監視部34は、ディスクアレイ装置50の構成情報が変更されたことを検知する。本実施例では、構成変更監視部34は、構成情報記憶部36に既に記憶されている構成情報と、構成情報入力部32に新たに入力された構成情報とを比較して、両者が異なる場合に、構成情報が変更されたと判断するものとした。
構成変更監視部34は、ディスクアレイ装置50におけるディスクなどのハードウェアが着脱されたことを検知し、これをトリガにして、構成情報が変更されたか否かを判断してもよい。例えば、構成情報監視部34は、ディスクアレイ装置50に、新規ディスクが接続されたことを検知した場合には、構成情報が変更されたと判断する。また、構成情報監視部34は、ディスクの交換が行われたことを検知した場合には、ディスク名は交換前と異なることとなるが、リストアを行う上での支障は無いため、構成情報が変更されていないと判断する。
判断処理部35は、構成変更監視部34が、ディスクアレイ装置50の構成情報が変更されたことを検知したときに、既存のバックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能であるか否かの判断を行う。本実施例では、判断処理部35は、カタログ記憶部37に記憶されたバックアップカタログに含まれるバックアップ時の構成情報(バックアップ時構成情報)と、構成情報入力部32に入力された構成情報とを比較して、リストアの可否を判断するものとした。判断処理部35は、さらに、判断結果に応じて、バックアップカタログのリストア情報を変更する。バックアップカタログの内容については、後述する。判断処理部35は、本発明における判断部、および、変更部に相当する。
履歴記憶部38は、ディスクアレイ装置50の構成変更の履歴を記録した構成変更履歴や、トランザクションログや、バックアップ履歴を記憶する。
出力指示入力部33は、管理者からのバックアップデータのリストの出力指示を入力する。出力制御部39は、出力指示入力部33に出力指示が入力されたときに、バックアップカタログを参照して、各バックアップデータがリストア可能か否かに応じて、それぞれ表示態様を切り換えてディスプレイに表示するための制御を行う。バックアップデータのリスト表示については、後述する。出力制御部39は、本発明における出力部、および、出力切換部に相当する。なお、本実施例では、バックアップデータのリストをディスプレイに表示するものとしたが、印刷装置に出力するようにしてもよい。
図3は、先に説明した構成情報記憶部36に記憶される構成情報の内容の一例を示す説明図である。図示するように、本実施例では、構成情報として、ディスクアレイ装置50内のディスクに構成される論理ボリュームのボリューム名と、論理ボリュームを構成するディスクのディスク名とを記憶するものとした。図示した例では、4つのディスク「DISK01」、「DISK02」、「DISK04」、「DISK05」によって、3つのボリューム「vol1」、「vol2」、「vol3」が構成されていることを示している。
図4は、先に説明したカタログ記憶部37に記憶されるバックアップカタログの内容の一例を示す説明図である。バックアップカタログには、バックアップデータの内容を記録するための複数のフィールドが用意されている。図示した例では、バックアップカタログには、バックアップIDフィールドと、バックアップを行った日時を表す取得日時フィールドと、アプリケーション名フィールドと、インスタンス名フィールドと、テーブル名フィールドと、ファイル名フィールドと、ボリューム名フィールドと、ディスク名フィールドと、リストア可能フィールドとが用意されている。
バックアップIDフィールドは、バックアップデータを識別するための識別情報であるバックアップIDを記録するためのフィールドである。取得日時フィールドは、バックアップを行った日時を記録するためのフィールドである。
アプリケーション名フィールドは、バックアップ対象となるデータベースを管理するアプリケーションの名前を記録するためのフィールドである。インスタンス名フィールドは、データベースに管理されているインスタンスの名前を記録するためのフィールドである。テーブル名フィールドは、インスタンスに含まれるテーブルの名前を記録するためのフィールドでる。ファイル名フィールドは、テーブルを構成するファイルの名前を記録するためのフィールドである。
ボリューム名フィールドは、バックアップを行ったボリュームを記録するためのフィールドである。ディスク名フィールドは、バックアップを行ったボリュームが構成されていたディスクのディスク名を記録するためのフィールドである。バックアップカタログにおけるボリューム名、および、ディスク名は、バックアップ時構成情報に相当する。
リストア可能フィールドは、バックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能か否かを記録するためのフィールドである。バックアップデータがリストア可能である場合には、リストア可能フィールドには、「true」が記録され、リストア不可である場合には、「false」が記録される。リストア可能フィールドには、バックアップ時には、「true」が記録され、判断処理部35によって、リストア不可と判断されたときには、「false」に変更される。このように、バックアップカタログにリストア可能フィールドを用意することによって、リストア可能フィールドを参照して、バックアップデータのリストアの可否を容易に把握することができる。
図示したバックアップカタログは、以下のことを示している。バックアップIDが「backup018」であるバックアップデータは、2003年6月18日の21時に取得されたものである。このバックアップデータは、リストアは可能である。このバックアップデータは、アプリケーション「APPLI」によって管理するインスタンス「DB_INSTANCE」のバックアップデータである。インスタンス「DB_INSTANCE」は、2つのテーブル「TBL_A」、「TBL_B」を有しており、それぞれのテーブルで対応づけられているファイル「A1」、「A2」、「A3」、ボリューム「vol1」、「vol2」、「vol3」、ディスク「DISK1」、「DISK2」、「DISK4」、「DISK5」が存在する。
これらのファイルと、ボリュームと、ディスクとの各階層間の対応関係は、別途用意されたマッピング情報を参照することによって特定することができる。本実施例では、マッピング情報を図示しないが、以下のような対応関係を有しているものとする。テーブル「TBL_A」は、ファイル「A1」と、ファイル「A2」と、ファイル「A3」とによって構成されている。テーブル「TBL_B」は、ファイル「B1」と、ファイル「B2」とによって構成されている。ファイル「A1」、および、ファイル「A2」は、ボリューム「vol1」に格納されていたファイルである。ファイル「A3」は、ボリューム「vol2」に格納されていたファイルである。ファイル「B1」、および、ファイル「B2」は、ボリューム「vol3」に格納されていたファイルである。ボリューム「vol1」は、ディスク「DISK01」によって構成されていた。ボリューム「vol2」は、ディスク「DISK02」、および、ディスク「DISK04」によって構成されていた。ボリューム「vol3」は、ディスク「DISK05」によって構成されていた。
図5は、先に説明したバックアップデータのリストの一例を示す説明図である。このリストは、出力制御部39が、上述したバックアップカタログを参照して生成する。図示するように、リストには、バックアップIDと、取得日時とが対応づけられて、バックアップが行われた順に表示される。さらに、このリストは、各バックアップIDに対応するバックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能か否かに応じて、表示態様が異なるように表示される。
図示した例では、バックアップカタログのリストア可能フィールドに「true」が記録されているとき、すなわち、バックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能なときには、強調表示ではない通常の表示を行い、「false」が記録されているとき、すなわち、バックアップデータがリスト不可のときには、反転表示を行うものとした。こうすることによって、管理者は、複数のバックアップデータのバックアップ時刻についての前後関係や、各バックアップデータのリストアの可否を容易に視認することができる。
なお、本実施例では、バックアップデータがリストア不可の場合に、反転表示を行うものとしたが、これに限られない。例えば、バックアップデータがリストア不可の場合に、リストア可能な場合とは異なる表示色で表示したりするなど強調表示を行うようにしてもよい。また、バックアップデータがリストア不可の場合に、通常の表示を行い、バックアップデータがリストア可能の場合に、強調表示を行うようにしてもよい。
バックアップデータのディスクアレイ装置50へのリストアの可否の判断処理、および、上述したリストの表示を行うための処理を以下に説明する。
A3.リストア可否判断処理:
図6は、リストア可否判断処理の流れを示すフローチャートである。バックアップサーバ10のCPU11が実行する処理である。
CPU11は、まず、ディスクアレイ装置50と通信を行い、ディスクアレイ装置50が保持する構成情報を取得する(ステップS100)。次に、CPU11は、構成情報記憶部36に既に記憶されている構成情報を取得し、この構成情報と、ステップS100で取得した構成情報とを比較して、構成情報が変更されたか否かを判断する(ステップS110)。CPU11は、両者が同一である場合には、構成情報が変更されていないと判断し、両者が異なる場合には、構成情報が変更されたと判断する。CPU11は、構成情報が変更されていないと判断した場合には(ステップS110:NO)、ステップS100、および、ステップS110を繰り返す。
ステップS110において、構成情報が変更されたと判断した場合には(ステップS110:YES)、任意のバックアップカタログを参照して、バックアップカタログに含まれるバックアップ時構成情報を取得する(ステップS120)。このとき、CPU11は、構成情報記憶部36、および、履歴記憶部38の内容の更新も行う。
次に、CPU11は、バックアップ時構成情報と、ディスクアレイ装置50から取得した構成情報とを比較して、バックアップデータのディスクアレイ装置50へのリストアの可否を判断する(ステップS130)。両者が同一である場合には、CPU11は、リスト可能と判断し、両者が異なる場合には、リストア不可と判断する。例えば、バックアップ時構成情報におけるボリューム名が「vol1」、「vol2」、「vol3」であり、現状の構成情報におけるボリューム名が「volA」、「volB」、「volC」であるなど、バックアップ時のボリューム名と、現状のボリューム名とが異なる場合には、リストア不可と判断する。なお、例えば、バックアップ時構成情報におけるディスク名が「DISK01」、「DISK02」、「DISK04」、「DISK05」であり、現状の構成情報の構成情報におけるディスク名が「DISK01」、「DISK02」、「DISK04」、「DISK06」であるなど、バックアップ時構成情報におけるディスク名と、現状のディスク名とが異なっていても、ディスク数が同じであり、ボリューム名が同じである場合には、リストア可能と判断するようにしてもよい。リストア不可と判断した場合には(ステップS140:NO)、バックアップカタログを更新する(ステップS150)。つまり、バックアップカタログのリストア可能フィールドを「false」に書き換える。
ステップS150でバックアップカタログを更新した後、または、ステップS130でリスト可能と判断しときには、次に、全バックアップデータについて、ステップS120〜ステップS150の処理が終了したか否かを判断する(ステップS160)。全バックアップデータについて、ステップS120〜ステップS150の処理が終了していない場合には、ステップS120〜ステップS160を繰り返す。全バックアップデータについて終了した場合には、リストア可否判断処理を終了する。
A4.リスト表示処理:
図7は、リスト表示処理の流れを示すフローチャートである。出力指示入力部33に出力指示が入力されたときに、バックアップサーバ10のCPU11が実行する処理である。
CPU11は、カタログ記憶部37を参照して、バックアップを行った日時が最も古いバックアップデータから順に、バックアップカタログを取得し(ステップS200)、リストア可能フィールドが「true」であるか否かを判断する(ステップS210)。リストア可能フィールドが「true」である場合には(ステップS210:YES)、CPU11は、図5に示したように、通常の表示を行う(ステップS220)。リストア可能フィールドが「false」である場合には(ステップS210:NO)、図5に示したように、反転表示を行う(ステップS230)。そして、全バックアップデータについて、ステップS200〜ステップS230の処理が終了したか否かを判断する(ステップS240)。全バックアップデータについて、ステップS200〜ステップS230の処理が終了していない場合には(ステップS240:NO)、ステップS200〜ステップS240を繰り返す。全バックアップデータについて終了した場合には(ステップS240:YES)、リスト表示処理を終了する。
以上説明した第1実施例のバックアップサーバ10によれば、管理者からの判断指示の入力を待たずに、構成情報監視部34によって、ディスクアレイ装置50の構成情報が変更されたことが検出されたタイミングで、バックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能か否かを自動的に判断することができる。したがって、ディスクアレイ装置50のバックアップデータの管理に関し、管理者の管理負担を軽減することができる。
また、ディスクアレイ装置の構成情報が変更されたことを検知したときに、バックアップデータのリストアの可否の判断を行うので、ストレージ装置の構成変更がなされていない状態で前記判断を行うことを防止することができる。したがって、前記判断の回数を最小限に抑えることができる。この結果、バックアップデータサーバ10の負荷を抑制することができる。
B.第2実施例:
第2実施例のバックアップサーバは、第1実施例において、図5に示したリスト表示を行う代わりに、バックアップの履歴や、バックアップデータのディスクアレイ装置50へのリストアの可否や、ディスクアレイ装置50構成情報の変更履歴を、グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIに一覧表示する。このグラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIは、出力制御部39によって生成される。
また、上記第1実施例では、構成情報監視部34によって、ディスクアレイ装置50の構成情報が変更されたことが検出されたタイミングで、バックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能か否かを自動的に判断するものとしたが、第2実施例では、グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIの表示を行うタイミングで、バックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能か否かを自動的に判断する。この他は、第1実施例とほぼ同じである。
図8は、上述したグラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIを表示するための一覧表示処理の流れを示すフローチャートである。出力指示入力部33に出力指示が入力されたときに、バックアップサーバのCPU11が実行する処理である。
CPU11は、まず、構成情報記憶部36に記憶されている構成情報を取得する(ステップS300)。次に、CPU11は、任意のバックアップカタログを参照して、バックアップカタログに含まれるバックアップ時構成情報を取得する(ステップS310)。そして、CPU11は、バックアップ時構成情報と、構成情報とを比較して、バックアップデータのディスクアレイ装置50へのリストアの可否を判断する(ステップS330)。リストア不可と判断した場合には(ステップS330:NO)、バックアップカタログを更新する(ステップS340)。つまり、バックアップカタログのリストア可能フィールドを「false」に書き換える。
ステップS340でバックアップカタログを更新した後、または、ステップS330でリストア可能と判断したときには、次に、全バックアップデータについて、ステップS310〜ステップS340の処理が終了したか否かを判断する(ステップS350)。全バックアップデータについて、ステップS310〜ステップS340の処理が終了していない場合には(ステップS350:NO)、ステップS310〜ステップS350を繰り返す。全バックアップデータについて終了した場合には(ステップS350:YES)、履歴記憶部38を参照して、ディスクアレイ装置50の構成変更履歴や、トランザクションログを取得する(ステップS360)。
そして、CPU11は、バックアップカタログと、構成変更履歴と、トランザクションログと、バックアップ履歴とに基づいて、グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIを生成し(ステップS370)、ディスプレイに表示する(ステップS380)。
図9は、図8のステップS370で生成されるグラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIの一例を示す説明図である。このグラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIには、バックアップデータや、ディスクアレイ装置50の構成変更に関連する複数のオブジェクトが時系列的に配置されて表示される。
グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUI上の「4/1」、「4/8」、「4/15」は日付を表している。これらの表示設定は、任意に設定可能である。例えば、1日に何度もバックアップを行う場合には、時分で表示するようにしてもよい。グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIの最下部には、スクロールバーSBが配置され、スクロールバーSBをスクロールすることによって、表示する時間帯をスライドすることができる。
グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIの上側には、バックアップデータに関連するオブジェクトが配置される。オブジェクトOBは、バックアップ対象のデータベースを管理するアプリケーションが「SQLサーバ」であることを表している。オブジェクトOBとラインLで接続されたオブジェクトOB1、OB2は、アプリケーション「SQLサーバ」によって、インスタンス「sql001」、「sql002」が管理されていることを表している。そして、インスタンスごとに系統立ててラインで結び、バックアップデータと対応づけられたオブジェクトが配置される。
オブジェクトOB1の右側に描かれたラインL1上に配置された四角形のオブジェクトは、インスタンス「sql001」のバックアップデータと対応づけられたオブジェクトであり、バックアップされた時点に対応する位置に配置されている。各オブジェクトの下側に付された数字は、バックアップIDに対応している。
黒塗りのオブジェクトOB11は、これに対応するバックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア不可であることを表している。白塗りのオブジェクトOB12は、これに対応するバックアップデータがリストア可能であることを表している。四角形のオブジェクトと矢印で接続されたオブジェクトOB13、OB14は、テープバックアップに対応している。黒塗りのオブジェクトOB13は、これに対応するバックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア不可であることを表している。白塗りのオブジェクトOB14は、これに対応するバックアップデータがリストア可能であることを表している。符号を付していないオブジェクトについても同様である。
オブジェクトOB2の右側に描かれたラインL2上に配置された四角いオブジェクトは、インスタンス「sql002」のバックアップデータと対応づけられたオブジェクトであり、バックアップされた時点に対応する位置に配置されている。また、丸形のオブジェクトOB21、OB22は、トランザクションログに対応するオブジェクトである。黒塗りのオブジェクトOB21は、これに対応するトランザクションログが無効であることを表している。白塗りのオブジェクトOB22は、これに対応するトランザクションログが有効であることを表している。
なお、本実施例のグラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIは、管理者が、これらのオブジェクト上にマウスポインタを合わせてマウスボタンをクリックしたときに、バックアップカタログがポップアップするように生成されている(図示省略)。
グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIの下側には、ディスクアレイ装置50の構成変更に関するオブジェクトが配置される。オブジェクトOB3は、オブジェクトON3の右側に描かれたラインL3上のオブジェクトが「構成変更」についてのオブジェクトであることを表している。ラインL3上の六角形のオブジェクトは、ディスクアレイ装置50の構成変更に対応するオブジェクトであり、構成変更が行われた時点に対応する位置に配置されている。黒塗りのオブジェクトOB31は、大規模な構成変更(メジャー変更)を表すオブジェクトであり、白抜きのオブジェクトOB32は、小規模な構成変更(マイナー変更)を表すオブジェクトである。
なお、バックアップの今後の予定が予め設定されている場合には、グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUI上に、さらに、バックアップが予定されている時点に対応する位置に、バックアップ予定を表すオブジェクトを配置して表示するようにしてもよい。
以上説明したグラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIによれば、管理者は、各オブジェクトの配置によって、各バックアップデータがいずれのインスタンスをバックアップしたものであるのか、つまり、各バックアップデータの出所と、構成情報が変更された時点および各バックアップデータのバックアップの前後関係と、を容易に視認することができる。また、オブジェクトの表示態様によって、バックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能か否かを容易に視認することができる。
上述したグラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIは、CPU11によって、以下に説明するようにして生成される。まず、CPU11は、バックアップカタログや、構成変更履歴や、トランザクションログや、バックアップ履歴を収集する。次に、先に説明した各種オブジェクトを読み込む。そして、バックアップカタログや、構成変更履歴や、トランザクションログや、バックアップ履歴に基づいて、バックアップデータのリストアの可否や、トランザクションログの有効、無効や、構成変更がメジャー変更かマイナー変更であるかに応じて、バックアップデータや、トランザクションログや、構成変更と、各種オブジェクトとを対応づける。次に、各オブジェクトを、バックアップカタログに含まれるテーブル名や、ファイル名をキーにして、インスタンス、および、項目ごとにグループ化する。次に、グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUI上の時間軸を設定する。次に、各オブジェクトをラインなどで結び、インスタンスごとに系統立てて、時間軸上の対応する位置に時系列的に配置する。
以上説明した第2実施例のバックアップサーバによっても、管理者からの判断指示の入力を待たずに、出力指示入力部33に表示指示が入力されたタイミングで、バックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能か否かを自動的に判断することができる。したがって、ディスクアレイ装置50のバックアップデータの管理に関し、管理者の管理負担を軽減することができる。さらに、グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIの表示を行うタイミングで、バックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能か否かを自動的に判断するので、バックアップデータの現状のリストアの可否を判断して出力することができる。
C.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形例が可能である。
C1.変形例1:
上記第1実施例では、ディスクアレイ装置50の構成情報が変更されたことを検知したタイミングで、また、第2実施例では、グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUIを表示するタイミングで、バックアップデータがディスクアレイ装置50にリストア可能か否かを判断したがこれに限られない。本発明は、管理者からリストア可能か否かの判断を行うべき指示の入力に無関係なタイミングで、上記判断を行うものである。したがって、例えば、バックアップサーバ10に、ディスクアレイ装置50の構成情報が変更されたことを入力する構成変更入力部を備えるようにし、管理者によって構成情報が変更されたことされたことが入力されたタイミングで、上記判断を行うようにしてもよい。また、予め設定された時刻に上記判断を行うようにしてもよい。
C2.変形例2:
上記第1実施例、および、第2実施例では、図5、および、図9に示したように、バックアップデータのリストアの可否に応じて、リストや、グラフィカル・ユーザ・インタフェースGUI内のオブジェクトの表示態様を切り換えたが、これに限られない。例えば、図5に示したリストにおいて、通常表示、反転表示の切り換えを行わずに、バックアップIDと併せて、「リストア可能」、「リストア不可」などの判断結果を表示するようにしてもよい。
第1実施例のストレージシステムの構成を示す説明図である。 バックアップサーバの概略構成を示す説明図である。 構成情報の内容の一例を示す説明図である。 バックアップカタログの内容の一例を示す説明図である。 バックアップデータのリストの一例を示す説明図である。 リストア可否判断処理の流れを示すフローチャートである。 リスト表示処理の流れを示すフローチャートである。 グラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示するための一覧表示処理の流れを示すフローチャートである。 グラフィカル・ユーザ・インタフェースの一例を示す説明図である。
符号の説明
100...ストレージシステム
10...バックアップサーバ
11...CPU
12...メモリ
13...記憶装置
14...ホストバスアダプタ(HBA)
15...入出力装置
20...バックアップ処理部
30...バックアップ管理部
31...主制御部
32...構成情報入力部
33...出力指示入力部
34...構成変更監視部
34...構成情報監視部
35...判断処理部
36...構成情報記憶部
37...カタログ記憶部
38...履歴記憶部
39...出力制御部
40...リストア処理部
50...ディスクアレイ装置
60...テープ装置
GUI...グラフィカル・ユーザ・インタフェース
SB...スクロールバー

Claims (19)

  1. ストレージ装置のバックアップデータを管理するバックアップデータ管理装置であって、
    前記ストレージ装置のバックアップ時の構成に関するバックアップ時構成情報を含む所定のカタログを記憶するカタログ記憶部と、
    前記ストレージ装置の構成に関する構成情報を入力する構成情報入力部と、
    ユーザからの判断指示とは無関係な所定のタイミングで、前記バックアップ時構成情報と、前記構成情報とを比較して、前記バックアップデータの前記ストレージ装置へのリストアの可否を判断する判断部と、
    を備えるバックアップデータ管理装置。
  2. 請求項1記載のバックアップデータ管理装置であって、さらに、
    前記構成情報の変更を監視する構成情報監視部を備え、
    前記所定のタイミングは、前記構成情報監視部が、前記構成情報が変更されたことを検知したタイミングである、
    バックアップデータ管理装置。
  3. 請求項1記載のバックアップデータ管理装置であって、さらに、
    前記構成情報が変更されたことを入力する構成変更入力部を備え、
    前記所定のタイミングは、前記構成変更入力部に、前記構成情報が変更されたことが入力されたタイミングである、
    バックアップデータ管理装置。
  4. 請求項1記載のバックアップデータ管理装置であって、
    前記カタログは、前記リストアの可否を示すリストア情報を含み、
    前記判断結果に応じて、前記リストア情報を変更する変更部を備える、
    バックアップデータ管理装置。
  5. 請求項1記載のバックアップデータ管理装置であって、さらに、
    ユーザからの出力指示を入力する出力指示入力部と、
    該出力指示に応じて、前記判断結果を出力する出力部と、
    を備えるバックアップデータ管理装置。
  6. 請求項5記載のバックアップデータ管理装置であって、
    前記所定のタイミングは、前記出力指示入力部に、前記出力指示が入力されたタイミングである、
    バックアップデータ管理装置。
  7. 請求項5記載のバックアップデータ管理装置であって、さらに、
    前記判断結果に基づいて、前記出力の態様を切り換える出力切換部を備える、
    バックアップデータ管理装置。
  8. 請求項5記載のバックアップデータ管理装置であって、
    前記カタログは、前記バックアップデータを識別するための識別情報を含み、
    前記出力部は、前記識別情報と、前記判断結果とを対応づけて出力する、
    バックアップデータ管理装置。
  9. 請求項8記載のバックアップデータ管理装置であって、
    前記カタログは、前記バックアップデータがバックアップされた時刻を示すバックアップ時刻情報を含み、
    前記出力部は、前記バックアップ時刻情報に基づいて、前記識別情報、および、前記判断結果を、時系列的に配置して出力する、
    バックアップデータ管理装置。
  10. 請求項9記載のバックアップデータ管理装置であって、
    前記構成情報の変更履歴を記憶する構成変更履歴記憶部を備え、
    前記出力部は、さらに、前記構成変更履歴に基づいて、前記構成情報が変更された時点を、前記バックアップデータがバックアップされた時刻と関連付けて、前記識別情報、および、前記判断結果とともに時系列的に配置して出力する、
    バックアップデータ管理装置。
  11. データの集合を複数保存するストレージ装置のバックアップデータを管理するバックアップデータ管理装置に用いられるグラフィカル・ユーザ・インタフェースであって、
    前記バックアップデータと対応づけられた所定のオブジェクトが、前記集合ごとに、前記バックアップデータがバックアップされた時点に対応する位置に、時系列的に配置されて表示される、
    グラフィカル・ユーザ・インタフェース。
  12. 請求項11記載のグラフィカル・ユーザ・インタフェースであって、
    前記オブジェクトは、前記バックアップデータが、前記ストレージ装置にリストア可能か否かに応じて、異なる態様で表示される、
    グラフィカル・ユーザ・インタフェース。
  13. 請求項11記載のグラフィカル・ユーザ・インタフェースであって、
    さらに、前記オブジェクトが、前記バックアップの予定時刻に対応する位置に、時系列的に配置されて表示される、
    グラフィカル・ユーザ・インタフェース。
  14. 請求項11記載のグラフィカル・ユーザ・インタフェースであって、
    さらに、前記ストレージ装置の構成情報が変更されたことを表す所定のオブジェクトが、前記構成情報が変更された時点に対応する位置に、時系列的に配置されて表示される、
    グラフィカル・ユーザ・インタフェース。
  15. ストレージ装置のバックアップデータを管理するバックアップデータ管理装置を制御する制御方法であって、
    (a)前記ストレージ装置のバックアップ時の構成に関するバックアップ時構成情報を含む所定のカタログを準備する工程と、
    (b)前記ストレージ装置の構成に関する構成情報を取得する工程と、
    (c)ユーザからの判断指示とは無関係な所定のタイミングで、前記バックアップ時構成情報と、前記構成情報とを比較して、前記バックアップデータの前記ストレージ装置へのリストアの可否を判断する工程と、
    を備える制御方法。
  16. 複数のデータの集合を保存するストレージ装置のバックアップデータを管理するバックアップデータ管理装置に用いられるグラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示する表示方法であって、
    (a)前記バックアップデータと対応づけられた所定のオブジェクトを読み込む工程と、
    (b)前記グラフィカル・ユーザ・インタフェース上において、前記オブジェクトを、前記集合ごとに、前記バックアップデータがバックアップされた時点に対応する位置に、時系列的に配置する工程と、
    (c)前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示するための表示データを生成する工程と、
    (b)該表示データに基づいて、前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示する工程と、
    を備える表示方法。
  17. ストレージ装置のバックアップデータを管理するバックアップデータ管理装置を制御するためのコンピュータプログラムであって、
    前記ストレージ装置のバックアップ時の構成に関するバックアップ時構成情報を含む所定のカタログを記憶する機能と、
    前記ストレージ装置の構成に関する構成情報を取得する機能と、
    ユーザからの判断指示とは無関係な所定のタイミングで、前記バックアップ時構成情報と、前記構成情報とを比較して、前記バックアップデータの前記ストレージ装置へのリストアの可否を判断する機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  18. 複数のデータの集合を保存するストレージ装置のバックアップデータを管理するバックアップデータ管理装置に用いられるグラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示するためのコンピュータプログラムであって、
    前記バックアップデータと対応づけられた所定のオブジェクトを読み込む機能と、
    前記グラフィカル・ユーザ・インタフェース上において、前記オブジェクトを、前記集合ごとに、前記バックアップデータがバックアップされた時点に対応する位置に、時系列的に配置する機能と、
    前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示するための表示データを生成する機能と、
    該表示データに基づいて、前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースを表示する機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  19. 請求項17または18記載のコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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