JP2008305223A - リストア制御プログラム、リストア制御方法、リストア制御装置、およびリストア制御システム - Google Patents

リストア制御プログラム、リストア制御方法、リストア制御装置、およびリストア制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】ボリュームの指定が誤った状態でリストアが実行されることによるボリュームのデータの破壊を防ぐことができる。
【解決手段】管理情報取得手段1cは、管理サーバ3から、リストア先ボリューム21aが割り当てられているサーバ41,42のいずれかを示すストレージ管理情報3aを取得する。リストア実行制御手段1dは、格納手段1aに格納されておりストレージ装置21〜24の各ボリュームと当該ボリュームが割り当てられているサーバ41,42とを関連付けたバックアップ管理情報を参照して、リストア先ボリューム21aに基づき当該リストア先ボリューム21aが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバを特定し、特定したリストア先割当サーバと、管理情報取得手段1cが取得したストレージ管理情報3aが示すリストア先ボリューム21aが割り当てられているサーバとを比較して一致していた場合、リストアを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明はリストア制御プログラム、リストア制御方法、リストア制御装置、およびリストア制御システムに関し、特に、ストレージ装置が格納するデータのリストアを制御するリストア制御プログラム、リストア制御方法、リストア制御装置、およびリストア制御システムに関する。
ストレージ装置を用いたストレージシステムにおいて、格納されたデータの消失を防止するためのバックアップ技術が知られている。
一般的なバックアップでは、保存用のストレージ装置を用意し、元のストレージ装置に記憶されているデータを、元のストレージ装置とは異なる保存用のストレージ装置に保存する。これにより、何らかの要因で元のデータが失われても、保存用のストレージ装置にバックアップされているデータを用いて失われたデータをリストア(復元)することで、システムを復旧することができる。
災害等からの復旧におけるリストアを支援するために、論理エンティティ・データをバックアップ記憶に記録しておき、リストア時の最初に論理エンティティ・データにしたがってリカバリできるようにする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−182960号公報
しかし、上記の技術では、システム構成の変更などにより、論理エンティティが変更された場合、誤ったボリュームにリストアしてしまい、データが破壊される可能性があるという問題がある。
誤ったボリュームにリストアをしてデータ破壊してしまうことを防止するために、指定したリストア先のボリュームが他の業務で用いられるボリュームか否かを判断して、その結果に応じてリストアを行うか否かを判断することの示唆はない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、誤ったボリュームにリストアがされてしまうことによるデータの破壊を防止するために、リストア先のサーバおよびボリュームが正しいか否かを判断して、その結果に応じてリストアを行うか否かを判断するリストア制御プログラム、リストア制御方法、リストア制御装置、およびリストア制御システムを提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、図1に示すような処理をコンピュータ1に実行させるためのリストア制御プログラムが提供される。
本発明に係るリストア制御プログラムは、ストレージ装置21〜24が格納するデータのリストアを制御するプログラムである。
このリストア制御プログラムを実行するコンピュータは以下の機能を有する。
格納手段1aは、ストレージ装置21〜24の各ボリュームと、当該ボリュームが割り当てられているサーバ41,42とを関連付けたバックアップ管理情報を格納する。
受付手段1bは、リストアすべきデータのリストア先のボリュームであるリストア先ボリューム21aの指定の入力を受け付ける。
管理情報取得手段1cは、ストレージ装置21〜24を管理する管理サーバ3から、受付手段1bが入力を受け付けたリストア先ボリューム21aが割り当てられているサーバ41,42のいずれかを示すストレージ管理情報を取得する。
リストア実行制御手段1dは、格納手段1aが格納するバックアップ管理情報を参照して、リストア先ボリューム21aに基づき当該リストア先ボリューム21aが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバを特定し、特定したリストア先割当サーバと、管理情報取得手段1cが取得したストレージ管理情報が示すリストア先ボリューム21aが割り当てられているサーバとを比較して一致していた場合、リストアを実行する。
このようなリストア制御プログラムによれば、格納手段1aにより、バックアップ管理情報が格納され、受付手段1bにより、リストア先ボリューム21aの指定の入力が受け付けられる。そして、管理情報取得手段1cにより、ストレージ管理情報が取得され、リストア実行制御手段1dにより、リストア先割当サーバが特定され当該特定されたリストア先割当サーバとストレージ管理情報が示すリストア先ボリューム21aが割り当てられているサーバとを比較して一致していた場合リストアが実行される。
本発明によれば、リストア実行の際には、リストア先ボリュームに基づく、バックアップ管理情報で特定されるリストア先割当サーバと、ストレージ管理情報が示すサーバとを比較することにより、リストア先のボリュームの指定が正しいことを確認した上でリストアを実行するようにしたので、誤った論理ボリュームが指定された場合に、リストアの実行を抑止できる。これにより、ボリュームの指定が誤った状態でリストアが実行されることによるボリュームのデータの破壊を防ぐことが可能になる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の概要について説明し、その後、実施の形態を説明する。
図1は、本発明の概要を示す図である。
リストア制御プログラムは、コンピュータ1を格納手段1a、受付手段1b、管理情報取得手段1c、およびリストア実行制御手段1dとして機能させる。
格納手段1aは、ストレージ装置21〜24の各ボリュームと、当該ボリュームが割り当てられているサーバ41,42とを関連付けたバックアップ管理情報を格納している。バックアップ管理情報は、ストレージ装置21〜24の各ボリュームのバックアップが行われる都度更新される。バックアップ管理情報については、詳しくは図6において後述する。また、ストレージ装置21〜24は、ハードディスク装置(HDD)等によって構成される。
受付手段1bは、システムの管理者による、リストアすべきデータのリストア先のボリュームであるリストア先ボリューム21aの指定の入力を受け付ける。これにより、ストレージ装置21〜24においてリストアが実行されるリストア先ボリューム21aが指定される。
管理情報取得手段1cは、ストレージ装置21〜24を管理する管理サーバ3から、受付手段1bが入力を受け付けたリストア先ボリューム21aが割り当てられているサーバ41,42のいずれかを示すストレージ管理情報3aを取得する。
リストア実行制御手段1dは、格納手段1aが格納するバックアップ管理情報を参照して、リストア先ボリューム21aに基づき当該リストア先ボリューム21aが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバを特定し、特定したリストア先割当サーバと、管理情報取得手段1cが取得したストレージ管理情報3aが示すリストア先ボリューム21aが割り当てられているサーバとを比較して一致していた場合、磁気テープ12を用いてリストア先ボリューム21aにリストアを実行する。
なお、図1では、ストレージ装置21〜24、および磁気テープ12が、コンピュータ1の外部に存在する場合を図示しているが、これに限らずストレージ装置21〜24、および磁気テープ12が、コンピュータ1の内部に存在していてもよい。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図2は、実施の形態のシステム構成を示す図である。
本実施の形態のストレージシステムは、バックアップ管理サーバ100、SAN(Storage Area Network:ストレージ・エリア・ネットワーク)200、SAN管理サーバ300、および業務サーバ401,402を有している。
バックアップ管理サーバ100は、LAN(Local Area Network)500を介して、SAN管理サーバ300や業務サーバ401,402と接続されており、後述するHBA(ホスト・バス・アダプタ)およびSAN200を介してハードディスク211〜214,221,222と接続されている。バックアップ管理サーバ100は、バックアップのスケジュール管理、バックアップやリストアの実行制御や、接続されている磁気テープ110にデータのミラーリングを行う。
磁気テープ110は、バックアップ用のストレージ装置として機能する。磁気テープ110は、磁性体からなるテープ(図示省略)およびこのテープを駆動するテープドライブ(図示省略)を具備し、テープドライブによって駆動されて巻き取られていくテープにデータの読み書きを行うことができる。
SAN200は、各ハードディスクなどの記憶装置同士、および記憶装置とバックアップ管理サーバ100などの各コンピュータとの間をファイバ・チャネル(FC:Fibre Channel)などの大容量通信路で結んだ、データの高速アクセスが可能なネットワークである。SAN200では、サーバに処理負荷をほとんど与えることなくファイルの転送を実行でき、SAN200を通信路に用いたサーバ連携を行うことにより、大量のデータファイルの転送を伴うような複数の業務サーバの連携や、1つまたは複数の大容量記憶装置の複数のサーバによる共有を、効率よく行わせることができる。
SAN200には、ハードディスク211〜214,221,222が設けられている。ハードディスク211〜214の各ボリュームは、業務サーバ401,402で使用されるデータを格納する。ハードディスク221,222は、バックアップ・プール・ボリューム220を構成する。
ハードディスク221,222の各ボリュームには、ハードディスク211〜214,221,222に格納されているデータを磁気テープ110にバックアップする際に、一旦、バックアップされるデータがハードディスク221等から送信されて蓄えられる。そして、この蓄えられたデータが、磁気テープ110にコピーされる。これにより、書き込み速度の遅い磁気テープ110へのコピーは、バックアップ・プール・ボリューム220のボリュームから行われるため、バックアップの際の一次ストレージ装置であるハードディスク211等への処理の負担が軽減される。
SAN管理サーバ300は、LAN500を介して、バックアップ管理サーバ100や業務サーバ401,402と接続されており、バックアップ管理サーバ100と同様に、HBAおよびSAN200を介してハードディスク211〜214,221,222と接続されている。SAN管理サーバ300は、SAN200のボリュームの構成管理、SAN200において障害が発生した場合の切り分けおよび通知などを行う。
また、SAN管理サーバ300は、ハードディスク211〜214,221,222に内蔵されたRAIDコントローラ(図示省略)と通信し、ハードディスク211〜214,221,222に対するデータの入出力を行う。このRAIDコントローラは、RAID0〜5の機能を有し、複数のハードディスクをまとめて1台のハードディスクとして管理する。
業務サーバ401,402は、LAN500を介して、バックアップ管理サーバ100やSAN管理サーバ300と接続されており、バックアップ管理サーバ100などと同様に、HBAおよびSAN200を介してハードディスク211〜214,221,222と接続されている。業務サーバ401,402は、ハードディスク211〜214に格納されているファイルデータを使用して業務処理を実行する。
図3は、バックアップ管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。
バックアップ管理サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、HBA(Host Bus Adopter:ホスト・バス・アダプタ)103、グラフィック処理装置104、入出力インタフェース105、および通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。
HBA103は、SAN200を接続するためのインタフェースコントローラであり、本実施の形態では、ファイバ・チャネルを介して、ハードディスク211〜214などから構成されるSAN200とバックアップ管理サーバ100とが接続される。
グラフィック処理装置104には、モニタ111が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ111の画面に表示させる。
入出力インタフェース105には、キーボード112、マウス113、および磁気テープ110が接続されている。入出力インタフェース105は、利用者からの入力を受け付けるキーボード112やマウス113から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。また、入出力インタフェース105は、磁気テープ110に、バックアップデータなどを書き込み、リカバリデータなどを読み出す。なお、本実施の形態では、リストア用の記憶装置として磁気テープを用いたが、これに限らず、バックアップに十分な容量を持つ記憶装置を用いることができる。
通信インタフェース106は、LAN500に接続されている。通信インタフェース106は、LAN500を介して、他のコンピュータ(SAN管理サーバ300、業務サーバ401,402)との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には、バックアップ管理サーバ100の構成のみを示したが、他のコンピュータも同様のハードウェア構成で実現できる。
このようなハードウェア構成を有するストレージシステムにおいてバックアップデータのリストアを行うために、バックアップ管理サーバ100およびストレージシステム10には、以下のような機能が設けられる。
図4は、ストレージシステムの各部の機能を示すブロック図である。
バックアップ管理サーバ100は、格納部100a、受付部100b、管理情報取得部100c、およびリストア実行制御部100dを有している。
格納部100aは、ハードディスク211〜214の各ボリュームと、当該ボリュームが割り当てられている業務サーバ401,402とを関連付けたバックアップ管理情報を格納している。
格納部100aに格納されたバックアップ管理情報は、ハードディスク211〜214の各ボリュームのバックアップが行われる都度更新される。このバックアップ管理情報は、リストアすべきリストア対象のデータのリストア先のボリュームであるリストア先ボリュームの位置を特定するリストア先位置情報を含む。バックアップ管理情報については、詳しくは図5において説明する。また、本実施の形態では、リストア先ボリュームを、ハードディスク211のリストア先ボリューム211aとして説明する。
受付部100bは、システムの管理者による、リストア指示およびリストア先ボリューム211aの指定の入力を受け付ける。これにより、ハードディスク211〜214においてリストアが実行されるリストア先ボリューム211aが指定される。
管理情報取得部100cは、ハードディスク211〜214およびSAN200を管理するSAN管理サーバ300から、受付部100bが入力を受け付けたリストア先ボリューム211aが割り当てられている業務サーバ401,402のいずれかを示すSAN管理情報を取得する。また、本実施の形態では、リストア先ボリューム211aは、業務サーバ401に割り当てられているものとして説明する。
このSAN管理情報には、リストア先ボリューム211aの論理ボリューム番号を特定する論理ボリューム番号情報を含む。SAN管理情報については、詳しくは図6において説明する。
リストア実行制御部100dは、格納部100aが格納するバックアップ管理情報を参照して、業務サーバ401,402のうちからリストア先ボリュームが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバ(前述したように、ここでは業務サーバ401)を特定する。また、バックアップ管理情報では、リストア先割当サーバである業務サーバ401は、当該リストア先割当サーバに割り当てられているIPアドレスを用いて識別される。
次に、リストア実行制御部100dは、リストア先割当サーバとして特定した業務サーバ401と、管理情報取得部100cがSAN管理サーバ300から取得したSAN管理情報300aが示すリストア先ボリューム211aが割り当てられているサーバとを比較して、これらのサーバが一致することを確認する。
また、リストア実行制御部100dは、リストア先割当サーバである業務サーバ401に対してリストア先ボリューム211aに対するリストアの実行の可否を確認させる。
具体的には、リストア実行制御部100dは、業務サーバ401に対してリストア先ボリューム211aを使用している処理が存在しないことを確認させる。
また、リストア実行制御部100dは、リストア先ボリュームの指定が正しいことを確認するために、リストア先割当サーバである業務サーバ401に対して当該業務サーバ401にリストア先ボリューム211aが実際に割り当てられていることを確認させる。
また、リストア実行制御部100dは、リストア先ボリュームの指定が正しいことを確認するために、リストア先割当サーバである業務サーバ401に対してリストア先ボリューム211aの位置を示す情報であるリストア先位置情報を取得させると共に、当該リストア先位置情報が示す位置とリストア先割当サーバである業務サーバ401が保持しているネットワーク構成情報に含まれる当該リストア対象のボリュームの位置との一致を確認させる。
また、リストア実行制御部100dは、リストア先ボリューム211aの指定が正しいことを確認するために、リストア先割当サーバである業務サーバ401に対して論理ボリューム番号を示す論理ボリューム番号情報を取得させると共に、当該論理ボリューム番号情報が示す論理ボリューム番号とリストア先割当サーバである業務サーバ401が保持しているリストア対象のボリュームの論理ボリューム番号との一致を確認させる。
これらの、リストアの実行の可否を確認させる処理については、詳しくは図8において説明する。そして、リストア先割当サーバである業務サーバ401は、これらに応じてリストア先ボリューム211aへのリストアが実行可能であることを確認する処理を実行する。そしてこれらの確認の結果、リストア先ボリュームへのリストアが可能であれば、磁気テープ110を用いてリストア先割当サーバである業務サーバ401のリストア先ボリューム211aにリストアを実行する。
このとき、磁気テープ110に記憶されているリストアデータは、前述したように、一旦、ハードディスク221,222から構成されるバックアップ・プール・ボリューム220に蓄えられ、その後、ハードディスク211のリストア先ボリューム211aにコピーされてリストアが完了する。
業務サーバ401,402には、それぞれエージェントプログラム401a,402aがセットアップされている。エージェントプログラム401a,402aは、バックアップ管理のための処理を独立して実行可能である自律的なプログラムである。エージェントプログラム401a,402aは、バックアップやリストアの遂行時のシステムの管理を行う。
図5は、バックアップ管理情報のデータ構造を示す図である。
バックアップ管理情報は、バックアップ管理テーブル1001としてテーブル化されて格納部100aに格納されている。
バックアップ管理テーブル1001には、ボリューム名1001a、IPアドレス1001b、サーバOS1001c、エージェント1001d、マウントポイント1001e、ストレージ装置1001fの欄が設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
ボリューム名1001aの欄には、データが格納されているボリューム名が格納される。このボリューム名には、RAWデバイスの名称や物理ドライブ名などを用いることができるが、その他のボリュームを特定可能な名称を用いてもよい。
IPアドレス1001bの欄には、LAN500上において業務サーバ401,402に割り当てられたIPアドレスが格納される。このIPアドレスは、業務サーバ401,402のそれぞれを特定し、および識別するために用いられる。
サーバOS1001cの欄には、業務サーバ401,402で使用されているOS名や当該OSの種類を示す名称、バージョン名、レベル名などが格納される。
エージェント1001dの欄には、業務サーバ401,402で使用されているエージェントプログラムの種類を示す名称、バージョン名、レベル名などが格納される。
マウントポイント1001eの欄には、各ボリュームがマウントされているディレクトリの位置、またはバックアップ対象のボリュームを有する論理ドライブ名が格納される。
ストレージ装置1001fの欄には、各ストレージ装置(ハードディスク211〜214,221,222)を識別する情報が格納される。
バックアップ管理サーバ100は、システム起動時やバックアップデータ作成時に、SAN管理サーバ300、業務サーバ401,402、ハードディスク211〜214,221,222から情報を収集し、格納部100aのバックアップ管理テーブル1001に格納する。
図6は、SAN管理情報のデータ構造を示す図である。
SAN管理情報は、SAN管理テーブル3001としてテーブル化されてSAN管理サーバ300が有する記憶装置(図示省略)に格納されている。
SAN管理テーブル3001には、ボリューム名3001a、IPアドレス3001b、サーバOS3001c、アクセスパス3001d、LUNマッピング3001e、ストレージ装置3001fの欄が設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
ボリューム名3001a、IPアドレス3001b、サーバOS3001c、およびストレージ装置3001fの欄は、バックアップ管理テーブル1001と同様であるため説明を省略する。
アクセスパス3001dの欄には、ハードディスク211〜214,221,222などの各ストレージ装置と各サーバとのSANの接続パスの構成情報が格納される。具体的には、サーバ側のSAN接続用HBAカードのOS側の論理番号、HBAに接続する機構が複数ある場合のポート(port)番号、ストレージ装置側のHBAの論理番号、各ストレージ装置と各サーバ間を接続するファイバ・チャネルを切り替えるファイバ・チャネル・スイッチのポート番号、接続されているポート同士を示す論理結線情報などである。
LUNマッピング3001eの欄には、ストレージ装置内でユニークに割り当てられる論理ボリューム番号と、当該論理ボリューム番号を業務サーバ401,402に割り当てる際に用いられる仮想ボリューム番号との対応関係を示すためのLUNマッピング情報が格納される。本実施の形態では、ボリューム名3001aは、割り当てられている業務サーバからは、このLUNマッピング情報が示す番号を仮想ボリューム番号として認識される。
このLUNマッピング情報は、ストレージ装置内の全ての論理ボリュームが、いずれの業務サーバ401,402に割り当てられているのかを管理するために用いられる。
なお、ストレージ装置内でユニークに割り当てられる各論理ボリューム番号を、例えば、業務サーバ401,402が業務の実行に使用する業務ボリューム、当該業務ボリュームやその他のボリュームのバックアップに使用するバックアップボリュームなどの利用種別を特定できるように割り振ってもよい。
SAN管理サーバ300は、システム起動時、各サーバの状況の更新時、SAN200の構成の変更時などに、バックアップ管理サーバ100、業務サーバ401,402、ハードディスク211〜214,221,222から情報を収集し、SAN管理サーバ300が有する記憶装置のSAN管理テーブル3001に格納する。
なお、業務サーバ401,402の移行などによって、サーバとストレージ装置との間で割り当ての状況に変更が生じた再割当時には、このSAN管理情報を、変更前および変更後をセットにした再割当情報として管理してもよい。これにより、詳しくは図7において後述するリストア確認処理において、リストア先ボリューム211aへのリストアの実行が不可能でありエラーとなった場合に、この変更前後のSAN管理情報を用いて、真のリストア先ボリュームを特定することができる。
この場合、再割当情報は、各ボリュームについて、直近の再割当時における変更直前の状態(1世代前)までを保存する。なお、これに限らず、複数世代前まで保存しておいてもよい。
次に、リストア先ボリューム211aへのリストアが実行可能であるか否かの確認を行うためのバックアップ管理サーバ100の処理について説明する。
図7は、バックアップ管理サーバにおいて、リストアの実行の可否を確認する処理を示すフローチャートである。
まず、キーボード112やマウス113によって入力されたリストア指示およびリストア対象のボリュームであるリストア先ボリューム211aの指定を受付部100bが受け付けると、リストア実行制御部100dは、格納部100aが格納するバックアップ管理ソフトのバックアップ管理情報を取得する(ステップS11)。これにより、業務サーバ401,402の情報が取得される。
その後、管理情報取得部100cは、SAN管理サーバ300から、受付部100bが入力を受け付けたリストア先ボリュームが割り当てられている業務サーバ401,402のいずれかを示すSAN管理情報を取得する(ステップS12)。
その後、リストア実行制御部100dは、ステップS11で取得したバックアップ管理情報を参照して、リストア先ボリュームに基づいて、リストア先ボリューム211aが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバとして業務サーバ401を特定する。そして、リストア実行制御部100dは、リストア先ボリューム211aがリストア先割当サーバである業務サーバ401以外の他の業務サーバに割り当てられているか否かを判断し(ステップS13)、リストア先ボリューム211aが他の業務サーバに割り当てられている場合(ステップS13のYES)、リストア実行制御部111dは、モニタ111に、リストアを実行できない旨のエラーメッセージを表示して(ステップS18)、処理を終了する。
そして、リストア先ボリューム211aが他の業務サーバに割り当てられていない場合(ステップS13のNO)、リストア実行制御部100dは、バックアップ管理情報を参照して、リストア先割当サーバである業務サーバ401の、OSやエージェントプログラム401aなどのプラットフォームが変更されているか否かを判断し(ステップS14)、プラットフォームが変更されている場合(ステップS14のYES)、リストア実行制御部111dは、モニタ111に、リストアを実行できない旨のエラーメッセージを表示して(ステップS18)、処理を終了する。
そして、プラットフォームが変更されていない場合(ステップS14のNO)、リストア実行制御部100dは、リストア先割当サーバである業務サーバ401に対して、リストア先ボリューム211aについてリストアの実行が可能であることの確認(例えば、リストア先ボリューム211aの指定が正しいことなどの確認)を求める業務サーバ側確認処理を要求する(ステップS15)。この業務サーバ側確認処理は、詳しくは図8において説明する。
その後、リストア実行制御部100dは、業務サーバ側確認処理によるリストア先割当サーバである業務サーバ401からの応答は、リストア先ボリューム211aについてリストアの実行が可能であることを確認したことを示す「確認応答」であるか否かを判断し(ステップS16)、業務サーバ401からの確認応答を受信している場合(ステップS16のYES)、リストア先ボリューム211aに対するリストアを実行する(ステップS17)。
そして、業務サーバ401からの確認応答を受信していない場合(ステップS16のNO)、リストア実行制御部111dは、モニタ111に、リストアを実行できない旨のエラーメッセージを表示して(ステップS18)、処理を終了する。
次に、バックアップ管理サーバ100から求められたリストア先ボリューム211aへのリストアの実行が可能であるか否かの確認を行うための、リストア先割当サーバである業務サーバ401の処理について説明する。
図8は、業務サーバにおいて、リストアの実行の可否を確認する処理を示すフローチャートである。
まず、バックアップ管理サーバ100からのリストア先ボリューム211aへのリストアが実行が実行可能であるか否かの確認の要求を受信すると、リストア先割当サーバである業務サーバ401の制御部(図示省略)は、実行中であって現在リストア先ボリューム211aを使用しているアプリケーションなどのプロセスがあるか否かを判断し(ステップS21)、現在リストア先ボリューム211aを使用している実行中のプロセスがある場合(ステップS21のYES)、リストアが実行できないことを示すエラー応答をバックアップ管理サーバ100に送信し(ステップS27)、処理を終了する。
そして、現在リストア先ボリューム211aを使用している実行中のプロセスがない場合(ステップS21のNO)、リストア先割当サーバである業務サーバ401の制御部は、リストア先ボリューム211aが当該リストア先割当サーバである業務サーバ401に実際に割当られていることを確認するために、当該業務サーバ401からリストア先ボリューム211aにアクセス可能であるか否かを判断し(ステップS22)、リストア先ボリューム211aにアクセス可能でない場合(ステップS22のNO)、リストアが実行できないことを示すエラー応答をバックアップ管理サーバ100に送信し(ステップS27)、処理を終了する。
そして、リストア先ボリューム211aにアクセス可能である場合(ステップS22のYES)、リストア先割当サーバである業務サーバ401の制御部は、リストア先ボリューム211aの構成情報を取得する(ステップS23)。本実施の形態では、このリストア先ボリューム211aの構成情報として、バックアップ管理サーバ100からバックアップ管理情報を、そしてSAN管理サーバ300からSAN管理情報を取得するが、これらのコンピュータからその他のリストア先ボリューム211aの構成情報を取得してもよく、さらにこれら以外のコンピュータから取得してもよい。
その後、リストア先割当サーバである業務サーバ401の制御部は、ステップS23で取得した構成情報と業務サーバ401自身がリストア先ボリューム211aへのアクセスのために保持しているマウントポイントの情報とを比較して一致するか否かによって、リストア先ボリューム211aのマウントポイントが正しいか否かを判断し(ステップS24)、マウントポイントが正しくない場合(ステップS24のNO)、リストアが実行できないことを示すエラー応答をバックアップ管理サーバ100に送信し(ステップS27)、処理を終了する。
そして、マウントポイントが正しい場合(ステップS24のYES)、リストア先割当サーバである業務サーバ401の制御部は、リストア先ボリューム211aの論理ボリューム番号と比較して一致するか否かを判断し(ステップS25)、リストア先ボリューム211aの論理ボリューム番号が一致しない場合(ステップS25のNO)、リストアが実行できないことを示すエラー応答をバックアップ管理サーバ100に送信し(ステップS27)、処理を終了する。
そして、リストア先ボリューム211aの論理ボリューム番号が一致する場合(ステップS25のYES)、リストア先割当サーバである業務サーバ401の制御部は、リストアが実行可能であることを示す確認応答をバックアップ管理サーバ100に送信し(ステップS26)、処理を終了する。
以上述べたように、本実施の形態のバックアップ管理サーバによれば、リストア実行の際には、リストア先ボリュームに基づく、バックアップ管理情報で特定されるリストア先割当サーバと、ストレージ管理情報が示す業務サーバとを比較することにより、リストア先のボリュームの指定が正しいことを確認した上でリストアを実行するようにしたので、誤った論理ボリュームが指定された場合に、リストアの実行を抑止できる。これにより、ボリュームの指定が誤った状態でリストアが実行されることによるボリュームのデータの破壊を防ぐことが可能になる。
また、リストア実行制御部100dは、リストア先割当サーバに対してリストア先ボリュームに対するリストアの実行の可否を確認させるので、より確実にデータの破壊を防ぐことが可能になる。
また、リストア実行制御部100dは、リストア先ボリュームの指定が正しいことを確認するために、リストア先割当サーバに対して当該リストア先割当サーバにリストア先ボリュームが実際に割り当てられていることを確認させるので、リストア先ボリュームの誤りの発見の確実性が高まる。
また、リストア実行制御部100dは、リストア先ボリュームの指定が正しいことを確認するために、リストア先割当サーバに対してリストア先位置情報を取得させると共に、当該リストア先位置情報が示す位置とリストア先割当サーバが保持しているネットワーク構成情報に含まれる当該リストア対象のボリュームの位置との一致を確認させるので、リストア先ボリュームの誤りの発見の確実性が高まる。
また、リストア実行制御部100dは、リストア先ボリュームの指定が正しいことを確認するために、リストア先割当サーバに対して論理ボリューム番号情報を取得させると共に、当該論理ボリューム番号情報が示す論理ボリューム番号とリストア先割当サーバが保持しているリストア対象のボリュームの論理ボリューム番号との一致を確認させるので、リストア先ボリュームの誤りの発見の確実性が高まる。
以上、本発明のリストア制御プログラム、リストア制御方法、リストア制御装置、およびリストア制御システムを、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、バックアップ管理サーバ100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等が挙げられる。磁気記録装置としては、例えば、ハードディスク装置、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等が挙げられる。光ディスクとしては、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等が挙げられる。光磁気記録媒体としては、例えば、MO(Magneto-Optical disk)等が挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
リストア制御プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
以上説明した実施の形態の主な技術的特徴は、以下の付記の通りである。
(付記1) コンピュータに、ストレージ装置が格納するデータのリストアを制御させるリストア制御プログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記ストレージ装置の各ボリュームと当該ボリュームが割り当てられているサーバとを関連付けたバックアップ管理情報を格納する格納手段、
リストアすべきデータのリストア先のボリュームであるリストア先ボリュームの指定の入力を受け付ける受付手段、
前記ストレージ装置を管理する管理サーバから、前記受付手段が入力を受け付けた前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバを示すストレージ管理情報を取得する管理情報取得手段、
前記バックアップ管理情報を参照して、前記リストア先ボリュームに基づき当該リストア先ボリュームが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバを特定し、特定した前記リストア先割当サーバと、前記管理情報取得手段が取得したストレージ管理情報が示す前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバと、を比較して一致していた場合、リストアを実行するリストア実行制御手段、
として機能させることを特徴とするリストア制御プログラム。
(付記2) 前記リストア実行制御手段は、前記バックアップ管理情報を参照して、前記リストア先ボリュームが前記リストア先割当サーバ以外のサーバに割り当てられているか否かを判断し、前記リストア先ボリュームが前記リストア先割当サーバ以外のサーバに割り当てられている場合、前記リストアを実行しないことを特徴とする付記1記載のリストア制御プログラム。
(付記3) 前記バックアップ管理情報は、前記リストア先サーバで動作するオペレーションシステムおよびプログラムツールによって構成されるプラットフォームを示す情報を含み、
前記リストア実行制御手段は、前記バックアップ管理情報を参照して、前記リストア先割当サーバのプラットフォームの変更の有無を判断し、前記リストア先割当サーバのプラットフォームの変更がある場合、前記リストアを実行しないことを特徴とする付記1記載のリストア制御プログラム。
(付記4) 前記リストア実行制御手段は、さらに、前記リストア先割当サーバに対して前記リストア先ボリュームに対するリストアの実行の可否を確認させ、前記リストアの実行が可能であることが確認された場合、前記リストアを実行することを特徴とする付記1記載のリストア制御プログラム。
(付記5) 前記リストア実行制御手段は、前記リストア先割当サーバに対して前記リストア先ボリュームを使用している実行中の処理の存在の有無を確認させ、前記リストア先割当サーバによって前記処理が存在しないことが確認された場合、前記リストアを実行することを特徴とする付記4記載のリストア制御プログラム。
(付記6) 前記リストア実行制御手段は、前記リストア先割当サーバに対して当該リストア先割当サーバに前記リストア先ボリュームが実際に割り当てられていることを確認させ、前記リストア先割当サーバによって当該リストア先割当サーバに前記リストア先ボリュームが実際に割り当てられていることが確認された場合、前記リストアを実行することを特徴とする付記4記載のリストア制御プログラム。
(付記7) 前記バックアップ管理情報は、前記リストア先ボリュームの位置を特定するリストア先位置情報を含み、
前記リストア実行制御手段は、前記リストア先割当サーバに対して前記リストア先位置情報を取得させると共に、当該リストア先位置情報が示す位置と前記リストア先割当サーバが保持しているネットワーク構成情報に含まれる当該リストア対象のボリュームの位置との一致を確認させ、前記リストア先割当サーバによって当該一致が確認された場合、前記リストアを実行することを特徴とする付記4記載のリストア制御プログラム。
(付記8) 前記バックアップ管理情報は、前記リストア先ボリュームの論理ボリューム番号を特定する論理ボリューム番号情報を含み、
前記リストア実行制御手段は、さらに、前記リストア先割当サーバに対して前記論理ボリューム番号情報を取得させると共に、当該論理ボリューム番号情報が示す論理ボリューム番号と前記リストア先割当サーバが保持している前記リストア対象のボリュームの論理ボリューム番号との一致を確認させ、前記リストア先割当サーバによって当該一致が確認された場合、前記リストアを実行することを特徴とする付記4記載のリストア制御プログラム。
(付記9) 前記バックアップ管理情報および前記ストレージ管理情報は、前記リストア先割当サーバを当該リストア先割当サーバに割り当てられているIPアドレスによって識別することを特徴とする付記1記載のリストア制御プログラム。
(付記10) 前記ストレージ装置は、複数備えられていると共にストレージ・エリア・ネットワークを構成し、
前記管理サーバは、さらに前記ストレージ・エリア・ネットワークを管理するストレージ・エリア・ネットワーク管理サーバであることを特徴とする付記1記載のリストア制御プログラム。
(付記11) ストレージ装置が格納するデータのリストアをコンピュータが制御するリストア制御方法において、
受付手段が、リストアすべきデータのリストア先のボリュームであるリストア先ボリュームの指定の入力を受け付け、
管理情報取得手段が、前記ストレージ装置を管理する管理サーバから、前記受付手段が入力を受け付けた前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバを示すストレージ管理情報を取得し、
リストア実行制御手段が、格納手段が格納する、前記ストレージ装置の各ボリュームと当該ボリュームが割り当てられているサーバとを関連付けたバックアップ管理情報を参照して、前記リストア先ボリュームに基づき当該リストア先ボリュームが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバを特定し、特定した前記リストア先割当サーバと、前記管理情報取得手段が取得したストレージ管理情報が示す前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバと、を比較して一致していた場合、リストアを実行する、
ことを特徴とするリストア制御方法。
(付記12) ストレージ装置が格納するデータのリストアを制御するリストア制御装置において、
前記ストレージ装置の各ボリュームと当該ボリュームが割り当てられているサーバとを関連付けたバックアップ管理情報を格納する格納手段と、
リストアすべきデータのリストア先のボリュームであるリストア先ボリュームの指定の入力を受け付ける受付手段と、
前記ストレージ装置を管理する管理サーバから、前記受付手段が入力を受け付けた前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバを示すストレージ管理情報を取得する管理情報取得手段と、
前記バックアップ管理情報を参照して、前記リストア先ボリュームに基づき当該リストア先ボリュームが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバを特定し、特定した前記リストア先割当サーバと、前記管理情報取得手段が取得したストレージ管理情報が示す前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバと、を比較して一致していた場合、リストアを実行するリストア実行制御手段と、
を有することを特徴とするリストア制御装置。
(付記13) ストレージ装置が格納するデータのリストアを制御するリストア制御システムにおいて、
前記データのバックアップおよびリストアを管理するバックアップ管理サーバは、
前記ストレージ装置の各ボリュームと当該ボリュームが割り当てられているサーバとを関連付けたバックアップ管理情報を格納する格納手段と、
リストアすべきデータのリストア先のボリュームであるリストア先ボリュームの指定の入力を受け付ける受付手段と、
前記ストレージ装置を管理する管理サーバから、前記受付手段が入力を受け付けた前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバを示すストレージ管理情報を取得する管理情報取得手段と、
前記バックアップ管理情報を参照して、前記リストア先ボリュームに基づき当該リストア先ボリュームが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバを特定し、特定した前記リストア先割当サーバと、前記管理情報取得手段が取得したストレージ管理情報が示す前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバと、を比較して一致していた場合、前記リストア先割当サーバに対して前記リストア先ボリュームの指定が正しいことの確認を求める確認要求を送信し、前記リストア先割当サーバから前記指定が正しいことを確認する確認応答を受信した場合、リストアを実行するリストア実行制御手段と、
を備え、
前記リストア先割当サーバは、前記リストア実行制御手段から送信された前記確認要求を受信すると、前記指定が正しいか否かを判定し、前記指定が正しい場合には、前記リストア実行制御手段に対して前記確認応答を送信する、
ことを特徴とするリストア制御システム。
本発明の概要を示す図である。 実施の形態のシステム構成を示す図である。 バックアップ管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 ストレージシステムの各部の機能を示すブロック図である。 バックアップ管理情報のデータ構造を示す図である。 SAN管理情報のデータ構造を示す図である。 バックアップ管理サーバにおいて、リストアの実行の可否を確認する処理を示すフローチャートである。 業務サーバにおいて、リストアの実行の可否を確認する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 コンピュータ
1a 格納手段
1b 受付手段
1c 管理情報取得手段
1d リストア実行制御手段
3 管理サーバ
3a ストレージ管理情報
10 ストレージシステム
12 磁気テープ
21,22,23,24 ストレージ装置
21a リストア先ボリューム
41,42 サーバ
100 バックアップ管理サーバ
100a 格納部
100b 受付部
100c 管理情報取得部
100d リストア実行制御部
101 CPU
102 RAM
103 HBA
104 グラフィック処理装置
105 入出力インタフェース
106 通信インタフェース
110 磁気テープ
111 モニタ
112 キーボード
113 マウス
200 SAN
211,212,213,214,221,222 ハードディスク
211a リストア先ボリューム
220 バックアップ・プール・ボリューム
300 SAN管理サーバ
300a SAN管理情報
401,402 業務サーバ
401a,402a エージェントプログラム
500 LAN
1001 バックアップ管理テーブル
3001 SAN管理テーブル

Claims (8)

  1. コンピュータに、ストレージ装置が格納するデータのリストアを制御させるリストア制御プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記ストレージ装置の各ボリュームと当該ボリュームが割り当てられているサーバとを関連付けたバックアップ管理情報を格納する格納手段、
    リストアすべきデータのリストア先のボリュームであるリストア先ボリュームの指定の入力を受け付ける受付手段、
    前記ストレージ装置を管理する管理サーバから、前記受付手段が入力を受け付けた前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバを示すストレージ管理情報を取得する管理情報取得手段、
    前記バックアップ管理情報を参照して、前記リストア先ボリュームに基づき当該リストア先ボリュームが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバを特定し、特定した前記リストア先割当サーバと、前記管理情報取得手段が取得したストレージ管理情報が示す前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバと、を比較して一致していた場合、リストアを実行するリストア実行制御手段、
    として機能させることを特徴とするリストア制御プログラム。
  2. 前記リストア実行制御手段は、さらに、前記リストア先割当サーバに対して前記リストア先ボリュームに対するリストアの実行の可否を確認させ、前記リストアの実行が可能であることが確認された場合、前記リストアを実行することを特徴とする請求項1記載のリストア制御プログラム。
  3. 前記リストア実行制御手段は、前記リストア先割当サーバに対して前記リストア先ボリュームを使用している実行中の処理の存在の有無を確認させ、前記リストア先割当サーバによって前記処理が存在しないことが確認された場合、前記リストアを実行することを特徴とする請求項2記載のリストア制御プログラム。
  4. 前記リストア実行制御手段は、前記リストア先割当サーバに対して当該リストア先割当サーバに前記リストア先ボリュームが実際に割り当てられていることを確認させ、前記リストア先割当サーバによって当該リストア先割当サーバに前記リストア先ボリュームが実際に割り当てられていることが確認された場合、前記リストアを実行することを特徴とする請求項2記載のリストア制御プログラム。
  5. 前記バックアップ管理情報は、前記リストア先ボリュームの位置を特定するリストア先位置情報を含み、
    前記リストア実行制御手段は、前記リストア先割当サーバに対して前記リストア先位置情報を取得させると共に、当該リストア先位置情報が示す位置と前記リストア先割当サーバが保持しているネットワーク構成情報に含まれる当該リストア対象のボリュームの位置との一致を確認させ、前記リストア先割当サーバによって当該一致が確認された場合、前記リストアを実行することを特徴とする請求項2記載のリストア制御プログラム。
  6. ストレージ装置が格納するデータのリストアをコンピュータが制御するリストア制御方法において、
    受付手段が、リストアすべきデータのリストア先のボリュームであるリストア先ボリュームの指定の入力を受け付け、
    管理情報取得手段が、前記ストレージ装置を管理する管理サーバから、前記受付手段が入力を受け付けた前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバを示すストレージ管理情報を取得し、
    リストア実行制御手段が、格納手段が格納する、前記ストレージ装置の各ボリュームと当該ボリュームが割り当てられているサーバとを関連付けたバックアップ管理情報を参照して、前記リストア先ボリュームに基づき当該リストア先ボリュームが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバを特定し、特定した前記リストア先割当サーバと、前記管理情報取得手段が取得したストレージ管理情報が示す前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバと、を比較して一致していた場合、リストアを実行する、
    ことを特徴とするリストア制御方法。
  7. ストレージ装置が格納するデータのリストアを制御するリストア制御装置において、
    前記ストレージ装置の各ボリュームと当該ボリュームが割り当てられているサーバとを関連付けたバックアップ管理情報を格納する格納手段と、
    リストアすべきデータのリストア先のボリュームであるリストア先ボリュームの指定の入力を受け付ける受付手段と、
    前記ストレージ装置を管理する管理サーバから、前記受付手段が入力を受け付けた前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバを示すストレージ管理情報を取得する管理情報取得手段と、
    前記バックアップ管理情報を参照して、前記リストア先ボリュームに基づき当該リストア先ボリュームが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバを特定し、特定した前記リストア先割当サーバと、前記管理情報取得手段が取得したストレージ管理情報が示す前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバと、を比較して一致していた場合、リストアを実行するリストア実行制御手段と、
    を有することを特徴とするリストア制御装置。
  8. ストレージ装置が格納するデータのリストアを制御するリストア制御システムにおいて、
    前記データのバックアップおよびリストアを管理するバックアップ管理サーバは、
    前記ストレージ装置の各ボリュームと当該ボリュームが割り当てられているサーバとを関連付けたバックアップ管理情報を格納する格納手段と、
    リストアすべきデータのリストア先のボリュームであるリストア先ボリュームの指定の入力を受け付ける受付手段と、
    前記ストレージ装置を管理する管理サーバから、前記受付手段が入力を受け付けた前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバを示すストレージ管理情報を取得する管理情報取得手段と、
    前記バックアップ管理情報を参照して、前記リストア先ボリュームに基づき当該リストア先ボリュームが割り当てられているサーバであるリストア先割当サーバを特定し、特定した前記リストア先割当サーバと、前記管理情報取得手段が取得したストレージ管理情報が示す前記リストア先ボリュームが割り当てられているサーバと、を比較して一致していた場合、前記リストア先割当サーバに対して前記リストア先ボリュームの指定が正しいことの確認を求める確認要求を送信し、前記リストア先割当サーバから前記指定が正しいことを確認する確認応答を受信した場合、リストアを実行するリストア実行制御手段と、
    を備え、
    前記リストア先割当サーバは、前記リストア実行制御手段から送信された前記確認要求を受信すると、前記指定が正しいか否かを判定し、前記指定が正しい場合には、前記リストア実行制御手段に対して前記確認応答を送信する、
    ことを特徴とするリストア制御システム。
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