JP2002183054A - データ蓄積装置 - Google Patents

データ蓄積装置

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JP2002183054A
JP2002183054A JP2000378483A JP2000378483A JP2002183054A JP 2002183054 A JP2002183054 A JP 2002183054A JP 2000378483 A JP2000378483 A JP 2000378483A JP 2000378483 A JP2000378483 A JP 2000378483A JP 2002183054 A JP2002183054 A JP 2002183054A
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Shunsuke Matsuda
俊介 松田
Satoru Mimuro
悟 三室
Shinichi Kasahara
伸一 笠原
Isao Koishikawa
功 小石川
Katsunori Harima
勝則 播磨
Masanori Aoki
正典 青木
Shinpachi Nakajima
新八 中島
Akio Takanashi
明夫 高梨
Kenji Muto
健二 武藤
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WITHYOU Inc E
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯端末やメール端末等の情報通信装置で受信
したデータを、情報通信装置内の記憶容量を大きくする
ことなく、またコード接続による煩雑さもなく蓄積する
ことができるとともに、記憶したデータを複数機器で利
用可能に提供すること。 【解決手段】携帯端末やメール端末等の情報通信装置と
近距離無線通信によって接続され、前記情報通信装置で
受信したデータを蓄積するデータ蓄積装置であって、前
記情報通信装置との近距離無線接続を行う通信手段と、
前記情報通信装置から送信されるデータを蓄積するか否
か判別する認証手段と、前記認証手段で認証された場合
に、前記情報通信装置から送信されるデータを蓄積する
記憶手段とを有することを特徴とするデータ蓄積装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末やメール
端末等の情報通信装置と近距離無線通信によって接続さ
れ、情報通信装置で受信したデータを蓄積するデータ蓄
積装置に関する。また本発明は、携帯端末と接続して携
帯端末との間でデータを送受信するとともにデータ蓄積
装置と近距離無線通信によって接続されるメール端末に
関する。また本発明は、携帯端末と接続して携帯端末と
の間でデータを送受信するとともに近距離無線通信機能
を備えたメール端末と、メール端末と近距離無線通信に
よって接続され、メール端末で受信したデータを蓄積す
るデータ蓄積装置とを有するデータ蓄積方法に関する。
また本発明は、入力手段と記憶手段と通信手段を備えた
情報通信装置と、情報通信装置と近距離無線通信によっ
て接続されるデータ蓄積装置との間でのデータ転送認証
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及とともに情
報技術が飛躍的に進歩し、携帯電話やメール端末等が利
用されることが多くなっている。これら携帯電話やメー
ル端末等は、携帯性を重視する必要性から、機能を必要
最小限にとどめ、それぞれの機器をコードを用いて接続
することで、機能向上を図ったり、データ転送を行って
いる。しかし、コードを用いた接続では、コードを紛失
したり、探し回らなければならない不都合を生じたり、
コード配線による煩わしさがあった。このような状況の
中で、ワイヤレスによって接続可能な機器が提案され、
また近年では、ブルートゥースによる近距離無線通信デ
バイスの開発が急速に進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年では、音楽
や写真等のような大きなデータを送受信する要望が高ま
っているが、これら携帯電話やメール端末等の携帯性を
重視すると、記憶容量を飛躍的に大きくすることは困難
である。また、多くのデータを取り扱うために、フレキ
シブルディスクやカード型又はスティック形の記憶媒体
を利用する方法があるが、物理的な接触式の記憶媒体で
は、多くの機器で利用したい場合には、各機器に装着し
て利用しなければならないために扱いが煩雑になる。
【0004】そこで本発明は、携帯端末やメール端末等
の情報通信装置で受信したデータを、情報通信装置内の
記憶容量を大きくすることなく、またコード接続による
煩雑さもなく蓄積することができるとともに、記憶した
データを複数機器で利用可能に提供することを目的とす
る。また本発明は、データ蓄積装置の小型軽量化を図る
ことを目的とする。また本発明は、複数機器での利用を
可能にする記憶装置を提供するとともにセキュリティを
確保することを目的とする。また本発明は、メール端末
で読み出すことができない形式のデータであっても受信
して保持することができ、またメール端末で記憶しきれ
ないデータであっても対応することができることを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
データ蓄積装置は、携帯端末やメール端末等の情報通信
装置と近距離無線通信によって接続され、前記情報通信
装置で受信したデータを蓄積するデータ蓄積装置であっ
て、前記情報通信装置との近距離無線接続を行う通信手
段と、前記情報通信装置から送信されるデータを蓄積す
るか否か判別する認証手段と、前記認証手段で認証され
た場合に、前記情報通信装置から送信されるデータを蓄
積する記憶手段とを有することを特徴とする。請求項2
記載の本発明のデータ蓄積装置は、携帯端末やメール端
末等の情報通信装置と近距離無線通信によって接続さ
れ、蓄積したデータを前記情報通信装置に送信するデー
タ蓄積装置であって、前記情報通信装置との近距離無線
接続を行う通信手段と、データを蓄積する記憶手段と、
前記情報通信装置からのデータ読み出し要求を受け付け
るか否かを判別する認証手段とを備え、前記認証手段で
認証された場合に、前記記憶手段に蓄積しているデータ
を前記情報通信装置に送信することを特徴とする。請求
項3記載の本発明のデータ蓄積装置は、携帯端末やメー
ル端末等の情報通信装置との近距離無線接続を行う通信
手段と、前記情報通信装置との間でのデータの送信又は
受信を行うか否か判別する認証手段と、データを蓄積す
る記憶手段とを備え、前記認証手段で認証された場合
に、前記情報通信装置から送信されるデータを蓄積し、
又は前記記憶手段に蓄積しているデータを前記情報通信
装置に送信することを特徴とする。請求項4記載の本発
明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のデータ
蓄積装置において、前記認証手段で判別されるアクセス
権を、アクセス権を確立する前記情報通信装置に対して
接触式鍵手段によって付与することを特徴とする。請求
項5記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれか
に記載のデータ蓄積装置において、前記認証手段で判別
されるアクセス権を、アクセス権を確立する前記情報通
信装置から、あらかじめ登録しておくことを特徴とす
る。請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項3の
いずれかに記載のデータ蓄積装置において、前記認証手
段で判別されるアクセス権を、アクセス権を確立する前
記情報通信装置に対して、他のデバイスからあらかじめ
登録しておくことを特徴とする。請求項7記載の本発明
は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のデータ蓄
積装置において、蓄電手段を備えた携帯型装置であるこ
とを特徴とする。請求項8記載の本発明は、請求項1か
ら請求項3のいずれかに記載のデータ蓄積装置におい
て、入力キーや画面表示等のユーザインターフェイスを
持たないことを特徴とする。請求項9記載の本発明は、
請求項1から請求項3のいずれかに記載のデータ蓄積装
置において、他のデータ蓄積装置等のバックアップ装置
に対して、蓄積した前記データをバックアップデータと
して送信することを特徴とする。請求項10記載の本発
明は、請求項9に記載のデータ蓄積装置前記バックアッ
プデータの送信を行うか否か判別する認証手段を備え、
前記認証手段で認証された場合に、前記バックアップデ
ータを前記バックアップ装置に対して送信することを特
徴とする。請求項11記載の本発明の携帯型データ蓄積
装置は、他のブルートゥースデバイスとの間で近距離無
線接続を行う通信手段と、前記ブルートゥースデバイス
との間でのデータの受信又は送信の許可を確認する認証
手段と、データを蓄積する記憶手段と、前記通信手段や
前記記憶手段の動作のための蓄電手段とを備え、前記記
憶手段へのデータの書き込みや読み出しを操作するユー
ザインターフェイスを持たないことを特徴とする。請求
項12記載の本発明のメール端末は、携帯端末と接続し
て前記携帯端末との間でデータを送受信するとともにデ
ータ蓄積装置と近距離無線通信によって接続されるメー
ル端末であって、前記データ蓄積装置との近距離無線接
続を行う通信手段と、前記携帯端末からのデータを記憶
するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段で記憶され
ているデータの容量を検出する容量検出手段とを備え、
前記容量検出手段によって所定の容量以上のデータが記
憶された場合に、前記通信手段から前記データ蓄積装置
に接続信号を出力することを特徴とする。請求項13記
載の本発明のメール端末は、携帯端末と接続して前記携
帯端末との間でデータを送受信するとともに、データ蓄
積装置と近距離無線通信によって接続されるメール端末
であって、前記データ蓄積装置との近距離無線接続を行
う通信手段と、前記携帯端末からのデータを受信するデ
ータ受信手段と、前記データ受信手段で受信したデータ
が、あらかじめ定めた所定形式のデータであるか否かを
判別するデータ判別手段とを備え、前記データ判別手段
によって所定形式のデータであると判別した場合に、前
記通信手段から前記データ蓄積装置に接続信号を出力す
ることを特徴とする。請求項14記載の本発明のメール
端末は、携帯端末と接続して前記携帯端末との間でデー
タを送受信するとともに、データ蓄積装置と近距離無線
通信によって接続されるメール端末であって、前記デー
タ蓄積装置との近距離無線接続を行う通信手段と、前記
携帯端末にデータを送信するデータ送信手段と、前記デ
ータ蓄積装置にデータ読み出し要求を行う入力手段とを
備え、前記入力手段で入力された要求が前記データ蓄積
装置で認証された場合に、前記データ蓄積手段に蓄積し
ているデータを前記携帯端末に送信することを特徴とす
る。請求項15記載の本発明のデータ蓄積方法は、携帯
端末と接続して前記携帯端末との間でデータを送受信す
るとともに近距離無線通信機能を備えたメール端末と、
前記メール端末と近距離無線通信によって接続され、前
記メール端末で受信したデータを蓄積するデータ蓄積装
置とを有するデータ蓄積方法であって、前記携帯端末か
らのデータを前記メール端末で受信するステップと、受
信した前記データを前記メール端末内のデータ記憶手段
に記憶するステップと、前記データ記憶手段に記憶され
たデータの容量を検出するステップと、前記容量検出手
段によって所定の容量以上のデータが記憶された場合
に、前記メール端末から前記データ蓄積装置に接続信号
を出力するステップと、前記接続信号に対する応答信号
を前記データ蓄積装置から出力するステップと、前記応
答信号を前記メール端末にて受信した後に、前記メール
端末から前記データ蓄積装置に対して、前記データ記憶
手段に記憶されているデータを送信するステップとを有
することを特徴とする。請求項16記載の本発明は、請
求項15に記載のデータ蓄積方法において、前記データ
蓄積装置で、前記メール端末からの接続信号を受信した
後に、前記メール端末から送信されるデータを蓄積する
か否かの認証を行うことを特徴とする。請求項17記載
の本発明は、請求項15に記載のデータ蓄積方法におい
て、前記メール端末から送信された前記所定のデータ
が、前記データ蓄積装置において蓄積された後に、前記
メール端末では送信したデータを消去することを特徴と
する。請求項18記載の本発明のデータ蓄積方法は、携
帯端末と接続して前記携帯端末との間でデータを送受信
するとともに近距離無線通信機能を備えたメール端末
と、前記メール端末と近距離無線通信によって接続さ
れ、前記メール端末で受信したデータを蓄積するデータ
蓄積装置とを有するデータ蓄積方法であって、前記携帯
端末からのデータを前記メール端末で受信するステップ
と、受信した前記データの形式を判別するステップと、
前記データが所定の形式であると判別した場合に、前記
メール端末から前記データ蓄積装置に接続信号を出力す
るステップと、前記接続信号に対する応答信号を前記デ
ータ蓄積装置から出力するステップと、前記応答信号を
前記メール端末にて受信した後に、前記メール端末から
前記データ蓄積装置に対して、判別した所定形式の前記
データを送信するステップとを有することを特徴とす
る。請求項19記載の本発明のデータ蓄積方法は、携帯
端末と接続して前記携帯端末との間でデータを送受信す
るとともに近距離無線通信機能を備えたメール端末と、
前記メール端末と近距離無線通信によって接続され、蓄
積したデータを前記メール端末に送信するデータ蓄積装
置とを有するデータ蓄積方法であって、前記メール端末
から前記データ蓄積装置にデータ読み出し要求を行うス
テップと、前記メール端末からのデータ読み出し要求
を、受け付けるか否かを前記データ蓄積装置で判別する
ステップと、前記メール端末からのデータ読み出し要求
を認証した場合に、前記データ蓄積装置から前記メール
端末に接続信号を出力するステップと、前記メール端末
で前記接続信号を受信した後に、前記メール端末から前
記データ蓄積装置にデータの読み出し要求を行うステッ
プと、前記読み出し要求に対応するデータを前記携帯端
末に送信するステップとを有することを特徴とする。請
求項20記載の本発明のデータ転送認証方法は、入力手
段と記憶手段と通信手段を備えた情報通信装置と、前記
情報通信装置と近距離無線通信によって接続されるデー
タ蓄積装置との間でのデータ転送認証方法であって、前
記データ蓄積装置へのアクセス権をあらかじめ確立して
いる操作デバイスから、前記データ蓄積装置に対してア
クセス許可IDを記憶させ、前記情報通信装置から前記
アクセス許可IDを前記データ蓄積装置に対して送信す
ることで前記情報通信装置から前記データ蓄積装置への
アクセス権を確立することを特徴とする。請求項21記
載の本発明は、請求項20に記載のデータ転送認証方法
において、前記データ蓄積装置が記憶しているファイル
又はフォルダーへの前記情報通信装置からの個別アクセ
ス権を、前記操作デバイスからの設定によって行うこと
を特徴とする。請求項22記載の本発明のデータ転送認
証方法は、入力手段と記憶手段と通信手段を備えた情報
通信装置と、前記情報通信装置と近距離無線通信によっ
て接続されるデータ蓄積装置との間でのデータ転送認証
方法であって、前記データ蓄積装置があらかじめ記憶し
ているアクセス許可IDを、前記情報通信装置から前記
データ蓄積装置に対して送信することで、前記情報通信
装置から前記データ蓄積装置へのアクセス権を確立する
ことを特徴とする。請求項23記載の本発明は、請求項
22に記載のデータ転送認証方法において、前記アクセ
ス許可IDとして、権限の異なる複数のアクセス許可I
Dを有していることを特徴とする。請求項24記載の本
発明のデータ転送認証方法は、入力手段と記憶手段と通
信手段を備えた情報通信装置と、前記情報通信装置と近
距離無線通信によって接続されるデータ蓄積装置との間
でのデータ転送認証方法であって、前記データ蓄積装置
へのアクセス権を記憶した接触式鍵手段を有し、アクセ
ス権を確立する前記情報通信手段に対して前記接触式鍵
手段によってアクセス権を付与することを特徴とする。
請求項25記載の本発明のデータ転送方法は、請求項2
0から請求項24のいずれかに記載のデータ転送認証方
法によってアクセス権が確立された前記情報通信装置に
対して、前記データ蓄積装置が記憶したデータをバック
アップデータとして送信することを特徴とする。請求項
26記載の本発明は、請求項25に記載のデータ転送方
法において、前記バックアップデータの送信を行うか否
か判別する認証手段を備え、前記認証手段で認証された
場合に、前記バックアップデータを前記情報通信装置に
対して送信することを特徴とする。請求項27記載の本
発明は、請求項25又は請求項26に記載のデータ転送
方法において、前記情報通信装置に換えて他のデータ蓄
積装置を用いることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
データ蓄積装置は、情報通信装置との近距離無線接続を
行う通信手段と、情報通信装置から送信されるデータを
蓄積するか否か判別する認証手段と、認証手段で認証さ
れた場合に、情報通信装置から送信されるデータを蓄積
する記憶手段とを有するものである。本実施の形態によ
れば、携帯端末やメール端末等の情報通信装置で受信し
たデータを、情報通信装置とは物理的に接続されていな
い別のデータ蓄積装置に記憶することができる。従って
情報通信装置内の記憶容量を大きくする必要がないた
め、情報通信装置の携帯性を確保することができるとと
もにコード接続による煩雑さも生じない。また、データ
蓄積装置をポケットや鞄に入れたままで、情報通信装置
で受信するデータを記憶することができる。また、この
データ蓄積装置は、送信されるデータを蓄積するか否か
判別する認証手段を備え、認証手段で認証された場合
に、情報通信装置から送信されるデータを記憶手段に蓄
積するため、あらかじめ設定した情報通信装置からのデ
ータだけを蓄積することができ、またコードによる接続
操作を行うことなく複数機器からのデータ蓄積も可能と
なる。
【0007】本発明の第2の実施の形態によるデータ蓄
積装置は、情報通信装置との近距離無線接続を行う通信
手段と、データを蓄積する記憶手段と、情報通信装置か
らのデータ読み出し要求を受け付けるか否かを判別する
認証手段とを備え、認証手段で認証された場合に、記憶
手段に蓄積しているデータを情報通信装置に送信するも
のである。本実施の形態によれば、情報通信装置とは物
理的に接続されていない別のデータ蓄積装置に記憶して
いるデータを携帯端末やメール端末等の情報通信装置に
送信することができる。従って情報通信装置内の記憶容
量を大きくする必要がないため、情報通信装置の携帯性
を確保することができるとともにコード接続による煩雑
さも生じない。従って、データ蓄積装置をポケットや鞄
に入れたままで、情報通信装置から送信するデータを記
憶しておくことができる。また、このデータ蓄積装置
は、情報通信装置からのデータ読み出し要求を受け付け
るか否かを判別する認証手段を備え、認証手段で認証さ
れた場合に、記憶手段に蓄積しているデータを情報通信
装置に送信するため、あらかじめ設定した情報通信装置
からしかデータの読み出しを行えないためセキュリティ
を確保することができ、またコードによる接続操作を行
うことなく複数機器からのデータ読み出しも可能とな
る。
【0008】本発明の第3の実施の形態によるデータ蓄
積装置は、認証手段で認証された場合に、情報通信装置
から送信されるデータを蓄積し、又は記憶手段に蓄積し
ているデータを情報通信装置に送信するものである。本
実施の形態によれば、情報通信装置とは物理的に接続さ
れていない別のデータ蓄積装置を用いることで、情報通
信装置内の記憶容量を大きくする必要がなく、情報通信
装置の携帯性を確保することができるとともにコード接
続による煩雑さも生じない。従って、データ蓄積装置を
ポケットや鞄に入れたままで、情報通信装置から送信す
るデータを記憶し、又は受信するデータを記憶すること
ができる。また、このデータ蓄積装置は、情報通信装置
との間でのデータの送信又は受信を行うか否か判別する
認証手段を備えているためセキュリティを確保すること
ができ、またコードによる接続操作を行うことなく複数
機器からのデータ読み出しも可能となる。
【0009】本発明の第4の実施の形態は、第1から第
3の実施の形態によるデータ蓄積装置において、認証手
段で判別されるアクセス権を、アクセス権を確立する情
報通信装置に対して接触式鍵手段によって付与するもの
である。本実施の形態によれば、接触式鍵手段を情報通
信装置に設けた、例えば鍵穴に挿入することでアクセス
権を確立することができる。従って、データ蓄積装置に
よる操作を必要としないため、データ蓄積装置に入力手
段等のユーザインターフェイスを持たせなくてよく、デ
ータ蓄積装置の小型軽量化を図ることができる。また、
情報通信装置でのID設定などの設定作業を行う必要が
ないため簡便にアクセス権を確立することができる。
【0010】本発明の第5の実施の形態は、第1から第
3の実施の形態によるデータ蓄積装置において、認証手
段で判別されるアクセス権を、アクセス権を確立する情
報通信装置から、あらかじめ登録しておくものである。
本実施の形態によれば、データ蓄積装置による操作を必
要としないため、データ蓄積装置に入力手段等のユーザ
インターフェイスを持たせなくてよく、データ蓄積装置
の小型軽量化を図ることができる。また、使用上も操作
の必要がないため、カバンやポケットの中に入れたまま
使用でき、利用時の煩雑さも解消できる。
【0011】本発明の第6の実施の形態は、第1から第
3の実施の形態によるデータ蓄積装置において、認証手
段で判別されるアクセス権を、アクセス権を確立する情
報通信装置に対して、他のデバイスからあらかじめ登録
しておくものである。本実施の形態によれば、データ蓄
積装置による操作を必要としないため、データ蓄積装置
に入力手段等のユーザインターフェイスを持たせなくて
よく、データ蓄積装置の小型軽量化を図ることができ
る。また他のデバイスからの登録とすることでセキュリ
ティを高めることができる。
【0012】本発明の第7の実施の形態は、第1から第
3の実施の形態によるデータ蓄積装置において、蓄電手
段を備えた携帯型装置であるものである。本実施の形態
によれば、ポケットや鞄にこのデータ蓄積装置を携帯し
て利用することができる。
【0013】本発明の第8の実施の形態は、第1から第
3の実施の形態によるデータ蓄積装置において、入力キ
ーや画面表示等のユーザインターフェイスを持たないも
のである。本実施の形態によれば、データ蓄積装置の小
型軽量化を図ることができる。
【0014】本発明の第9の実施の形態は、第1から第
3の実施の形態によるデータ蓄積装置において、バック
アップ装置に対して、蓄積したデータをバックアップデ
ータとして送信するものである。本実施の形態によれ
ば、データ蓄積装置に蓄積されるデータの安全性を高め
ることができる。
【0015】本発明の第10の実施の形態は、第9の実
施の形態によるデータ蓄積装置において、バックアップ
データの送信を行うか否か判別する認証手段を備え、認
証手段で認証された場合に、バックアップデータをバッ
クアップ装置に対して送信するものである。本実施の形
態によれば、セキュリティーを高めることができる。
【0016】本発明の第11の実施の形態によるデータ
蓄積装置は、他のブルートゥースデバイスとの間で近距
離無線接続を行う通信手段と、ブルートゥースデバイス
との間でのデータの受信又は送信の許可を確認する認証
手段と、データを蓄積する記憶手段と、通信手段や記憶
手段の動作のための蓄電手段とを備え、記憶手段へのデ
ータの書き込みや読み出しを操作するユーザインターフ
ェイスを持たないことで、このデータ蓄積装置の携帯性
を高めることができる。
【0017】本発明の第12の実施の形態によるメール
端末は、容量検出手段によって所定の容量以上のデータ
が記憶された場合に、通信手段からデータ蓄積装置に接
続信号を出力するものである。本実施の形態によれば、
メール端末の記憶容量を大きくすることなく、多くのデ
ータを記憶することができ、またデータの容量に応じて
データ蓄積装置にデータを移動するため、データ移動操
作忘れによって新しいデータの受信が阻止されるといっ
た不都合も生じない。
【0018】本発明の第13の実施の形態によるメール
端末は、データ判別手段によって所定形式のデータであ
ると判別した場合に、通信手段からデータ蓄積装置に接
続信号を出力するものである。本実施の形態によれば、
メール端末で読み出すことができない形式のデータであ
っても受信して保持することができ、またメール端末で
記憶しきれないデータであっても対応することができ
る。
【0019】本発明の第14の実施の形態によるメール
端末は、入力手段で入力された要求がデータ蓄積装置で
認証された場合に、データ蓄積手段に蓄積しているデー
タを携帯端末に送信するものである。本実施の形態によ
れば、メール端末の記憶容量を大きくすることなく、多
くのデータを扱うことができ、またデータ蓄積装置に記
憶手段へのデータの読み出しを操作するユーザインター
フェイスを持たないことで、データ蓄積装置の携帯性を
高めることができる。
【0020】本発明の第15の実施の形態によるデータ
蓄積方法は、携帯端末からのデータをメール端末で受信
するステップと、受信したデータをメール端末内のデー
タ記憶手段に記憶するステップと、データ記憶手段に記
憶されたデータの容量を検出するステップと、容量検出
手段によって所定の容量以上のデータが記憶された場合
に、メール端末からデータ蓄積装置に接続信号を出力す
るステップと、接続信号に対する応答信号をデータ蓄積
装置から出力するステップと、応答信号をメール端末に
て受信した後に、メール端末からデータ蓄積装置に対し
て、データ記憶手段に記憶されているデータを送信する
ステップとを有するものである。本実施の形態によれ
ば、メール端末の記憶容量を大きくすることなく、多く
のデータを記憶することができ、またデータの容量に応
じてデータ蓄積装置にデータを移動するため、データ移
動操作忘れによって新しいデータの受信が阻止されると
いった不都合も生じない。
【0021】本発明の第16の実施の形態は、第15の
実施の形態によるデータ蓄積方法において、データ蓄積
装置で、メール端末からの接続信号を受信した後に、メ
ール端末から送信されるデータを蓄積するか否かの認証
を行うものである。本実施の形態によれば、メール端末
から送信されるデータを蓄積するか否かの認証を行うこ
とでセキュリティを高めることができる。
【0022】本発明の第17の実施の形態は、第15の
実施の形態によるデータ蓄積方法において、メール端末
から送信された所定のデータが、データ蓄積装置におい
て蓄積された後に、メール端末では送信したデータを消
去するものである。本実施の形態によれば、データ蓄積
装置へのデータの蓄積を確認した後にメール端末でのデ
ータ消去を行うため、通信が途中で切断された場合など
でもデータを失うことを防止することができる。
【0023】本発明の第18の実施の形態によるデータ
蓄積方法は、携帯端末からのデータをメール端末で受信
するステップと、受信したデータの形式を判別するステ
ップと、データが所定の形式であると判別した場合に、
メール端末からデータ蓄積装置に接続信号を出力するス
テップと、接続信号に対する応答信号をデータ蓄積装置
から出力するステップと、応答信号をメール端末にて受
信した後に、メール端末からデータ蓄積装置に対して、
判別した所定形式のデータを送信するステップとを有す
るものである。本実施の形態によれば、メール端末で読
み出すことができない形式のデータであっても受信して
保持することができ、またメール端末で記憶しきれない
データであっても対応することができる。
【0024】本発明の第19の実施の形態によるデータ
蓄積方法は、メール端末からデータ蓄積装置にデータ読
み出し要求を行うステップと、メール端末からのデータ
読み出し要求を受け付けるか否かをデータ蓄積装置で判
別するステップと、メール端末からのデータ読み出し要
求を認証した場合に、データ蓄積装置からメール端末に
接続信号を出力するステップと、メール端末で接続信号
を受信した後に、メール端末からデータ蓄積装置にデー
タの読み出し要求を行うステップと、読み出し要求に対
応するデータを携帯端末に送信するステップとを有する
ものである。本実施の形態によれば、メール端末の記憶
容量を大きくすることなく、多くのデータを扱うことが
でき、またデータ蓄積装置に記憶手段へのデータの読み
出しを操作するユーザインターフェイスを持たないこと
で、データ蓄積装置の携帯性を高めることができる。
【0025】本発明の第20の実施の形態によるデータ
転送認証方法は、データ蓄積装置へのアクセス権をあら
かじめ確立している操作デバイスからデータ蓄積装置に
対して、アクセス許可IDを記憶させ、情報通信装置か
らアクセス許可IDをデータ蓄積装置に対して送信する
ことで情報通信装置からデータ蓄積装置へのアクセス権
を確立するものである。本実施の形態によれば、データ
蓄積装置による操作を必要としないため、データ蓄積装
置に入力手段等のユーザインターフェイスを持たせなく
てよく、データ蓄積装置の小型軽量化を図ることができ
る。また他のデバイスからの登録とすることでセキュリ
ティを高めることができる。
【0026】本発明の第21の実施の形態は、第20の
実施の形態によるデータ転送認証方法において、データ
蓄積装置が記憶しているファイル又はフォルダーへの情
報通信装置からの個別アクセス権を、操作デバイスから
の設定によって行うものである。本実施の形態によれ
ば、ファイル又はフォルダーへの情報通信装置からの個
別アクセス権の設定を、操作デバイスから行うことでセ
キュリティを高めることができる。
【0027】本発明の第22の実施の形態によるデータ
転送認証方法は、データ蓄積装置があらかじめ記憶して
いるアクセス許可IDを、情報通信装置からデータ蓄積
装置に対して送信することで、情報通信装置からデータ
蓄積装置へのアクセス権を確立するものである。本実施
の形態によれば、データ蓄積装置による操作を必要とし
ないため、データ蓄積装置に入力手段等のユーザインタ
ーフェイスを持たせなくてよく、データ蓄積装置の小型
軽量化を図ることができる。
【0028】本発明の第23の実施の形態は、第22の
実施の形態によるデータ転送認証方法において、アクセ
ス許可IDとして、権限の異なる複数のアクセス許可I
Dを有しているものである。本実施の形態によれば、権
限の異なる複数のアクセス許可IDを使い分けることで
データ蓄積装置を利用できるため、複数機器又は複数人
での利用を行いやすくできる。
【0029】本発明の第24の実施の形態によるデータ
転送認証方法は、データ蓄積装置へのアクセス権を記憶
した接触式鍵手段を有し、アクセス権を確立する情報通
信手段に対して接触式鍵手段によってアクセス権を付与
するものである。本実施の形態によれば、データ蓄積装
置による操作を必要としないため、データ蓄積装置に入
力手段等のユーザインターフェイスを持たせなくてよ
く、データ蓄積装置の小型軽量化を図ることができる。
また、情報通信装置でのID設定などの設定作業を行う
必要がないため簡便にアクセス権を確立することができ
る。
【0030】本発明の第25の実施の形態は、第20か
ら第24の実施の形態によるデータ転送認証方法によっ
てアクセス権が確立された前記情報通信装置に対して、
前記データ蓄積装置が記憶したデータをバックアップデ
ータとして送信するものである。本実施の形態によれ
ば、セキュリティーの高いデータバックアップを行うこ
とができる。
【0031】本発明の第26の実施の形態は、第25の
実施の形態によるデータ転送認証方法において、バック
アップデータの送信を行うか否か判別する認証手段を備
え、認証手段で認証された場合に、バックアップデータ
を情報通信装置に対して送信するものである。本実施の
形態によれば、更に高いセキュリティーでデータのバッ
クアップを行うことができる。
【0032】本発明の第27の実施の形態は、第25又
は第26の実施の形態によるデータ転送認証方法におい
て、情報通信装置に換えて他のデータ蓄積装置を用いる
ものである。本実施の形態のように他のデータ蓄積装置
をデータのバックアップ装置として用いることができ
る。
【0033】
【実施例】以下本発明の一実施例によるデータ蓄積装置
及びメール端末について図面に基づいて説明する。図1
はメール端末で受信したデータをデータ蓄積装置に蓄積
する機能を機能実現手段で表したブロック図、図2は同
機能のフロー図である。まず、データ蓄積装置に蓄積す
るために必要な機能について図1を用いて説明する。携
帯端末10と、メール端末20と、データ蓄積装置30
とは、それぞれ近距離無線通信によって接続されてい
る。近距離無線通信としては例えばブルートゥースを用
いることができる。ここでブルートゥースは、2.4ギ
ガヘルツのISMバンドで動作する無線通信技術であ
る。図1は、携帯端末10が、通信手段1を介してパー
ソナルコンピュータ2との間でメール等のデータを送受
信する状況を示している。ここで携帯端末10は、携帯
電話機やPHS等の無線通信機能を備えた移動体通信機
である。メール端末20は、携帯端末10からのデータ
を受信するデータ受信手段21と、この受信したデータ
を記憶するデータ記憶手段22と、データ記憶手段で記
憶されているデータの容量を検出する容量検出手段23
と、データ蓄積装置との近距離無線接続を行う通信手段
24と、キーボード等の入力手段25とを備えている。
ここで入力手段25は、携帯端末10から送信するメー
ルのデータ入力等の操作を行う以外に、データ蓄積装置
30の認証設定を行う。ここでメール端末20は、携帯
端末10と接続してデータを送受信可能な携帯端末であ
り、電子手帳やノートパソコンであってもよい。データ
蓄積装置30は、メール端末20との近距離無線接続を
行う通信手段31と、メール端末20から送信されるデ
ータを蓄積するか否か判別する認証手段32と、認証手
段32で認証された場合に、メール端末20から送信さ
れるデータを蓄積する記憶手段33とを備えている。
【0034】次に、データ蓄積装置に蓄積する処理流れ
について、図1及び図2を用いて説明する。メール端末
20のデータ受信手段21にて携帯端末10からのデー
タを受信すると(S1)、データ記憶手段22に記憶す
る(S2)。データ記憶手段22に新しいデータが記憶
されると、容量検出手段23によってデータ記憶手段2
2の使用領域の容量を検出する(S3)。なお、容量検
出手段23は、使用領域の代わりに、記憶可能な空き領
域の容量を検出してもよく、また新たに記憶されたデー
タの容量をその都度検出して、既に検出している容量に
積算することで使用領域の容量を検出するものであって
もよい。S3において、使用領域の容量があらかじめ定
めた所定容量より大きいか否かを判断し、使用領域が所
定容量の大きさに達していないときには、データ蓄積装
置にデータを送信することなく、新たなデータ受信の待
機状態を保つ。S3において、使用領域が所定容量の大
きさに達した場合には、通信手段24からデータ蓄積装
置30に対して接続信号を出力する(S4)。なお、こ
の接続信号にはアクセス許可ID等の認証番号を含んで
いる。データ蓄積装置30では、メール端末20からの
接続信号を受信すると(S5)、アクセス権を有する機
器からの信号か否かを判別する(S6)。アクセス権を
持たない信号であると判別した場合には、接続不可信号
を返信する(S7)。メール端末20において、この接
続不可信号を受信した場合にはデータ送信を行うことな
しに処理を中止する(S8)。S6において、アクセス
権が認証されると接続信号を返信する(S9)。メール
端末20において、この接続信号を受信すると(S1
0)、既に記憶されているデータを読み出す(S1
1)。ここでデータの読み出しは、記憶日時の古い順に
読み出す方法の他、使用者があらかじめ読み出し可を識
別しているデータを読み出す方法であってもよい。また
使用者があらかじめ読み出しの可不可を識別したメール
送信元やデータの種類を判別して、送信用のデータを読
み出す方法であってもよい。S11において読み出され
たデータは送信され(S12)、データ蓄積装置30の
記憶手段33に蓄積される(S13)。データの蓄積が
完了すると、データ受信完了信号をメール端末20に対
して送信する(S14)。メール端末20において、こ
のデータ受信完了信号を受信すると(S15)、送信し
たデータをデータ記憶手段22から消去する(S1
6)。このようにデータ蓄積装置30は、送信されるデ
ータを蓄積するか否か判別する認証手段32を備え、認
証手段32で認証された場合に、メール端末20から送
信されるデータを記憶手段33に蓄積するため、あらか
じめ設定したメール端末20からのデータだけを蓄積す
ることができ、またコードによる接続操作を行うことな
く複数機器からのデータ蓄積も可能である。
【0035】図3はメール端末で受信したデータをデー
タ蓄積装置に蓄積する他の機能を機能実現手段で表した
ブロック図、図4は同機能のフロー図である。既に説明
した機能については同一番号を付して説明を省略する。
以下の説明においても同様とする。図3に示すように、
メール端末20は、データ受信手段21で受信したデー
タが、あらかじめ定めた所定形式のデータであるか否か
を判別するデータ判別手段26を備えている。ここでデ
ータ判別手段26によって判別するデータは、例えば音
楽データや添付ファイル等のデータであり、一般にデー
タ容量が大きいデータや、メール端末20では操作でき
ないファイル形式のものを判別対象とする。なお、デー
タ判別手段26で判別するデータ形式は、例えばテキス
ト/画像/動画などの形式分類だけでなく、送信相手先
毎の分類、日付(年、月、週、日)毎の分類、又は相手
会社毎の分類のように、あらかじめ定めたデータ属性で
あればよい。
【0036】データ蓄積装置に蓄積する処理流れについ
て、図3及び図4を用いて説明する。メール端末20の
データ受信手段21にて携帯端末10からのデータを受
信すると(S1)、データ判別手段26によってあらか
じめ定めた所定形式のデータであるか否かを判別する
(S22)。このデータ判別手段26によってあらかじ
め定めた特殊データでないと判断されると、データ記憶
手段22に記憶する(S23)。データ判別手段26に
よってあらかじめ定めた特殊データと判断すると、通信
手段24からデータ蓄積装置30に対して接続信号を出
力する(S24)。なお、この接続信号にはアクセス許
可ID等の認証番号を含んでいる。データ蓄積装置30
では、メール端末20からの接続信号を受信すると(S
25)、アクセス権を有する機器からの信号か否かを判
別する(S26)。アクセス権を持たない信号であると
判別した場合には、接続不可信号を返信する(S2
7)。メール端末20において、この接続不可信号を受
信した場合にはデータ送信を行うことなしに処理を中止
する(S28)。S26において、アクセス権が認証さ
れると接続信号を返信する(S29)。メール端末20
において、この接続信号を受信すると(S30)、特殊
データが送信され(S31)、データ蓄積装置30の記
憶手段33に蓄積される(S32)。データの蓄積が完
了すると、データ受信完了信号をメール端末20に対し
て送信する(S33)。メール端末20において、この
データ受信完了信号を受信することでデータ送信を終了
する(S34)。このようにデータ蓄積装置30は、送
信されるデータを蓄積するか否か判別する認証手段32
を備え、認証手段32で認証された場合に、メール端末
20から送信されるデータを記憶手段33に蓄積するた
め、あらかじめ設定したメール端末20からのデータだ
けを蓄積することができ、またコードによる接続操作を
行うことなく複数機器からのデータ蓄積も可能である。
特にメール端末20で読み出すことができない形式のデ
ータや、またメール端末20で記憶しきれないデータで
あっても対応することができる。
【0037】図5はデータ蓄積装置に蓄積しているデー
タをメール端末で読み出して送信する機能を機能実現手
段で表したブロック図、図6は同機能のフロー図であ
る。図5に示すように、メール端末20は、携帯端末1
0に対してデータを送信するデータ送信手段27を備え
ている。データ蓄積装置からデータを読み出す処理流れ
について、図5及び図6を用いて説明する。メール端末
20の通信手段24からデータ蓄積装置30に対して読
み出し信号を出力する(S41)。なお、この読み出し
信号にはアクセス許可ID等の認証番号を含んでいる。
データ蓄積装置30では、メール端末20からの読み出
し信号を受信すると(S42)、アクセス権を有する機
器からの信号か否かを判別する(S43)。アクセス権
を持たない信号であると判別した場合には、接続不可信
号を返信する(S44)。メール端末20において、こ
の接続不可信号を受信した場合にはデータ読み出しを行
うことができず処理を中止する(S45)。S43にお
いて、アクセス権が認証されると接続信号を返信する
(S46)。メール端末20において、この接続信号を
受信すると(S47)、読み出したいデータを特定し
(S48)、要求するデータが送信され(S49)、デ
ータ蓄積装置30の記憶手段33へのアクセスが行われ
る(S50)。読み出された該当のデータがメール端末
20に対して送信され(S51)。メール端末20にお
いて、このデータを受信し(S52)、携帯端末10に
対してデータ送信手段27から送信する(S53)。こ
のようにデータ蓄積装置30は、メール端末20からの
データ読み出し要求を受け付けるか否かを判別する認証
手段32を備え、認証手段32で認証された場合に、記
憶手段33に蓄積しているデータをメール端末20を介
して携帯端末10に送信するため、あらかじめ設定した
メール端末20からしかデータの読み出しを行えないた
めセキュリティを確保することができ、またコードによ
る接続操作を行うことなく複数機器からのデータ読み出
しも可能である。なお、上記説明では、データ蓄積装置
30から読み出したデータをメール端末20で受信した
後に携帯端末10に送信する場合で説明したが、メール
端末20によって読み出し操作を行い、読み出されるデ
ータはデータ蓄積装置30から直接携帯端末10に送信
されるようにしてもよい。すなわち、データ蓄積装置3
0からのデータの読み出し操作はメール端末20で行
い、データは、データ蓄積装置30からメール端末20
を経由することなく携帯端末10に送信されるように構
成してもよい。
【0038】次に図7を用いて、情報通信装置40とデ
ータ蓄積装置30との間でのデータ転送認証方法につい
て説明する。ここで情報通信装置40は、入力手段や記
憶手段を有する例えばパーソナルコンピュータで、ブル
ートゥース等の近距離無線通信手段を備えた機器であ
り、パーソナルコンピュータの他、携帯端末、又はブル
ートゥース等の近距離無線通信手段を備えたメール端末
であってもよい。また、同図に示すメール端末20は、
データ蓄積装置30へのアクセス権をあらかじめ確立し
ている操作デバイスとする。なお、以下の説明では操作
デバイスとして、ブルートゥース等の近距離無線通信手
段を備えたメール端末20を用いた場合で説明するが、
ブルートゥース等の近距離無線通信手段を備えたパーソ
ナルコンピュータ、又は携帯端末等のデバイスであって
もよい。
【0039】第1の方法によるデータ転送認証方法につ
いて説明する。まず操作デバイスであるメール端末20
において、入力手段25からアクセス許可IDを入力
し、通信手段24からデータ蓄積装置30に送信して認
証手段32内にアクセス許可IDを登録する。次に、情
報通信装置40から、登録したアクセス許可IDをデー
タ蓄積装置30に対して送信する。データ蓄積装置30
では、情報通信装置40から送信されたアクセス許可I
Dを既に登録しているアクセス許可IDと照合し、アク
セス許可IDであると判断した場合には、情報通信装置
40からのアクセス権を確立する。このように操作デバ
イスとなるメール端末20からアクセス権を登録する場
合にあっては、データ蓄積装置30が記憶しているファ
イル又はフォルダーへの情報通信装置40からの個別ア
クセス権を、操作デバイスからの設定によって行えるよ
うに構成することでセキュリティを高めることができ
る。
【0040】第2の方法によるデータ転送認証方法につ
いて説明する。この方法は、データ蓄積装置30があら
かじめアクセス許可IDを保有していることを前提とす
る。そして、アクセス権を確立したい情報通信装置40
からデータ蓄積装置30に対してこのアクセス許可ID
を送信することでアクセス権を確立する方法である。こ
の方法によれば、第1の方法のように操作デバイス20
を必要としないため、データ蓄積装置30だけを携帯し
ていれば、第三者の情報通信装置40を借りて手軽にデ
ータの読み出しや書き込みを行うことができる。なお、
この構成の場合には、アクセス許可IDとして、権限の
異なる複数のアクセス許可IDを有していることが好ま
しい。例えばフルアクセスのアクセス許可IDの他に、
書き込みを禁じた読み出し専用のアクセス許可IDや、
フォルダーやファイルによって読み出しを禁じた部分的
なアクセスを可能としたアクセス許可ID等である。こ
のように権限の異なる複数のアクセス許可IDを使い分
けることでセキュリティ効果を持たせることができる。
【0041】第3の方法によるデータ転送認証方法につ
いて説明する。この方法は、データ蓄積装置30へのア
クセス権を記憶した接触式鍵手段を有し、アクセス権を
確立する情報通信手段40に対してこの接触式鍵手段に
よってアクセス権を付与するものである。なお、接触式
鍵手段とは、アクセス許可IDを記憶させた例えばカー
ド型で構成され、パソコン等が有するカードスロットへ
挿入することで用いるものである。この方法によれは、
情報通信装置40でのID設定などの設定作業を行う必
要がないため簡便にアクセス権を確立することができ
る。
【0042】なお、これらのデータ転送認証方法によれ
ば、データ蓄積装置30による操作を必要としないた
め、データ蓄積装置30に入力手段等のユーザインター
フェイスを持たせなくてよく、データ蓄積装置30の小
型軽量化を図ることができる。また、ここで説明したデ
ータ転送認証方法は、図1から図6に示したメール端末
20とデータ蓄積装置30との事前の認証確立にも適用
できるものである。なお、上記説明では、一つの情報通
信装置40を用いて説明したが、複数の情報通信装置4
0が、一つのデータ蓄積装置30に対してアクセス可能
とすることが好ましい。また複数の情報通信装置40が
複数のデータ蓄積装置30に対してアクセス可能とする
ことがより好ましい。このように、複数の情報通信手段
40から一つのデータ蓄積装置30に対してアクセス可
能とすることで、情報の共有がタイムリーに行える。
【0043】上記データ転送認証方法で説明した情報通
信装置40は、データ蓄積装置30内の記憶手段33に
記憶されたデータをバックアップデータとして保管する
バックアップ装置として利用することができる。すなわ
ちこの場合には、アクセス権が確立したことで、バック
アップデータの送信を行うか否かが認証手段で判別した
ことになり、データ蓄積装置30内の記憶手段33に記
憶されたデータがバックアップデータとして情報通信装
置40に送信される。なおこの場合には、アクセス権
は、バックアップ権限を持たせたアクセス許可IDとし
て、他のアクセス許可IDと区別することが好ましい。
また、アクセス権の確立とは別に、バックアップデータ
の送信を行うか否かを独立に認証手段32で判別しても
よい。この場合には、アクセス権の確立された後に認証
手段32でバックアップデータの送信を行うか否かを判
別し、認証手段32で認証された場合には、データ蓄積
装置30内の記憶手段33に記憶されたデータがバック
アップデータとして情報通信装置40に送信される。ま
た、バックアップ装置として他のデータ蓄積装置30を
用いてもよい。更にバックアップ装置として、これら情
報通信装置40やデータ蓄積装置30の他に、記憶手段
と、ブルートゥース等の近距離無線通信手段を備えた他
のデバイスであってもよい。
【0044】なお、本実施例では携帯端末10とメール
端末20との間のデータ送受信を、近距離無線接続で行
う場合で説明したが、コードによる接続であってもよ
い。また、本実施例では、携帯端末10で受信したデー
タを、メール端末20を用いてデータ蓄積装置30に送
信し、又はデータ蓄積装置30に記憶しているデータ
を、メール端末20を用いて携帯端末10に送信する場
合で説明したが、携帯端末10とデータ蓄積装置30と
を直接ブルートゥースによって接続するものであっても
よい。また、上記実施例では特にメール端末20につい
て機能別に分けて説明したために、例えばデータ受信手
段21と、データ送信手段27とを別構成で説明した
が、送信機能と受信機能を別構成で備えている必要はな
い。また、データ受信手段21及びデータ送信手段27
としてブルートゥースを用いる場合には、データ受信手
段21及びデータ送信手段27と通信手段24とを一つ
のブルートゥースによって実現することが好ましい。ま
た、本実施例では、携帯端末10、メール端末20、情
報通信装置40を用いて説明したが、データ蓄積装置3
0と近距離無線通信手段によって接続して利用できる機
器としては、これらに限られるものではなく、近距離無
線通信手段を備えた、オーディオビデオ機器、カメラ、
ラジオ、ヘッドセット、又は電子チケットがある。ま
た、データ蓄積装置30からの発信条件については説明
を省略したが、同報サービス等における定時刻発信、バ
ックアップ対応等の場合の所定容量の超過時の発信、そ
の他ユーザ操作によるハードウエア接続による発信を行
うことが好ましい。また、上記実施例では、容量検出手
段による機能と、データ判別手段による機能とを別々に
説明したが、両機能を備えることがより好ましい。この
場合には、データ判別手段による機能を、容量検出手段
による機能よりも優先させて機能させることが好まし
い。また、データ蓄積装置30は、電池やバッテリーパ
ック等の蓄電手段を備えた携帯型装置であることが好ま
しい。ここで蓄電手段は、通信手段や記憶手段の動作に
用いるもので、一次電池、二次電池いずれでもよく、例
えば乾電池やソーラーバッテリーであってもよい。また
データ蓄積装置30は、入力キーや画面表示等のユーザ
インターフェイスを持たないことが好ましい。このよう
にユーザインターフェイスを備えないことで、データ蓄
積装置の小型軽量化を図ることができる。なお、データ
蓄積装置30の動作中か停止中かの表示、通信中か否か
の表示、又は蓄電手段の容量表示については備えている
ことが好ましい。
【0045】
【発明の効果】上記実施例の説明から明らかなように、
本発明によれば、携帯端末やメール端末等の情報通信装
置で受信したデータを、情報通信装置内の記憶容量を大
きくすることなく、またコード接続による煩雑さもなく
蓄積することができるとともに、記憶したデータを複数
機器で利用可能に提供することができる。また本発明に
よれば、データ蓄積装置の小型軽量化を図ることができ
る。また本発明によれば、複数機器での利用を可能にす
る記憶装置を提供するとともにセキュリティを確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデータ蓄積装置及びメ
ール端末を機能実現手段で表したブロック図
【図2】図1に示す機能のフロー図
【図3】本発明の一実施例によるデータ蓄積装置及びメ
ール端末を機能実現手段で表したブロック図
【図4】図3に示す機能のフロー図
【図5】本発明の一実施例によるデータ蓄積装置及びメ
ール端末を機能実現手段で表したブロック図
【図6】図5に示す機能のフロー図
【図7】本実施例による情報通信装置とデータ蓄積装置
との間でのデータ転送認証方法を説明するための構成図
【符号の説明】
10 携帯端末 20 メール端末 21 データ受信手段 22 データ記憶手段 23 容量検出手段 24 通信手段 25 入力手段 26 データ判別手段 27 データ送信手段 30 データ蓄積装置 31 通信手段 32 認証手段 33 記憶手段 40 情報通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三室 悟 神奈川県横浜市港北区太尾町88番地1− 201号 株式会社イーウイズユー内 (72)発明者 笠原 伸一 大阪府高槻市郡家本町6番1号 松下電子 応用機器株式会社内 (72)発明者 小石川 功 大阪府高槻市郡家本町6番1号 松下電子 応用機器株式会社内 (72)発明者 播磨 勝則 大阪府高槻市郡家本町6番1号 松下電子 応用機器株式会社内 (72)発明者 青木 正典 大阪府高槻市郡家本町6番1号 松下電子 応用機器株式会社内 (72)発明者 中島 新八 大阪府高槻市郡家本町6番1号 松下電子 応用機器株式会社内 (72)発明者 高梨 明夫 大阪府高槻市郡家本町6番1号 松下電子 応用機器株式会社内 (72)発明者 武藤 健二 大阪府高槻市郡家本町6番1号 松下電子 応用機器株式会社内 Fターム(参考) 5B082 DE06 EA11 5K067 AA21 AA30 BB04 DD17 DD51 EE03 EE35 FF02 HH17 HH23 KK15

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末やメール端末等の情報通信装置
    と近距離無線通信によって接続され、前記情報通信装置
    で受信したデータを蓄積するデータ蓄積装置であって、
    前記情報通信装置との近距離無線接続を行う通信手段
    と、前記情報通信装置から送信されるデータを蓄積する
    か否か判別する認証手段と、前記認証手段で認証された
    場合に、前記情報通信装置から送信されるデータを蓄積
    する記憶手段とを有することを特徴とするデータ蓄積装
    置。
  2. 【請求項2】 携帯端末やメール端末等の情報通信装置
    と近距離無線通信によって接続され、蓄積したデータを
    前記情報通信装置に送信するデータ蓄積装置であって、
    前記情報通信装置との近距離無線接続を行う通信手段
    と、データを蓄積する記憶手段と、前記情報通信装置か
    らのデータ読み出し要求を受け付けるか否かを判別する
    認証手段とを備え、前記認証手段で認証された場合に、
    前記記憶手段に蓄積しているデータを前記情報通信装置
    に送信することを特徴とするデータ蓄積装置。
  3. 【請求項3】 携帯端末やメール端末等の情報通信装置
    との近距離無線接続を行う通信手段と、前記情報通信装
    置との間でのデータの送信又は受信を行うか否か判別す
    る認証手段と、データを蓄積する記憶手段とを備え、前
    記認証手段で認証された場合に、前記情報通信装置から
    送信されるデータを蓄積し、又は前記記憶手段に蓄積し
    ているデータを前記情報通信装置に送信することを特徴
    とするデータ蓄積装置。
  4. 【請求項4】 前記認証手段で判別されるアクセス権
    を、アクセス権を確立する前記情報通信装置に対して接
    触式鍵手段によって付与することを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれかに記載のデータ蓄積装置。
  5. 【請求項5】 前記認証手段で判別されるアクセス権
    を、アクセス権を確立する前記情報通信装置から、あら
    かじめ登録しておくことを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載のデータ蓄積装置。
  6. 【請求項6】 前記認証手段で判別されるアクセス権
    を、アクセス権を確立する前記情報通信装置に対して、
    他のデバイスからあらかじめ登録しておくことを特徴と
    する請求項1から請求項3のいずれかに記載のデータ蓄
    積装置。
  7. 【請求項7】 蓄電手段を備えた携帯型装置であること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    データ蓄積装置。
  8. 【請求項8】 入力キーや画面表示等のユーザインター
    フェイスを持たないことを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載のデータ蓄積装置。
  9. 【請求項9】 他のデータ蓄積装置等のバックアップ装
    置に対して、蓄積した前記データをバックアップデータ
    として送信することを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれかに記載のデータ蓄積装置。
  10. 【請求項10】 前記バックアップデータの送信を行う
    か否か判別する認証手段を備え、前記認証手段で認証さ
    れた場合に、前記バックアップデータを前記バックアッ
    プ装置に対して送信することを特徴とする請求項9に記
    載のデータ蓄積装置。
  11. 【請求項11】 他のブルートゥースデバイスとの間で
    近距離無線接続を行う通信手段と、前記ブルートゥース
    デバイスとの間でのデータの受信又は送信の許可を確認
    する認証手段と、データを蓄積する記憶手段と、前記通
    信手段や前記記憶手段の動作のための蓄電手段とを備
    え、前記記憶手段へのデータの書き込みや読み出しを操
    作するユーザインターフェイスを持たないことを特徴と
    する携帯型データ蓄積装置。
  12. 【請求項12】 携帯端末と接続して前記携帯端末との
    間でデータを送受信するとともにデータ蓄積装置と近距
    離無線通信によって接続されるメール端末であって、前
    記データ蓄積装置との近距離無線接続を行う通信手段
    と、前記携帯端末からのデータを記憶するデータ記憶手
    段と、前記データ記憶手段で記憶されているデータの容
    量を検出する容量検出手段とを備え、前記容量検出手段
    によって所定の容量以上のデータが記憶された場合に、
    前記通信手段から前記データ蓄積装置に接続信号を出力
    することを特徴とするメール端末。
  13. 【請求項13】 携帯端末と接続して前記携帯端末との
    間でデータを送受信するとともに、データ蓄積装置と近
    距離無線通信によって接続されるメール端末であって、
    前記データ蓄積装置との近距離無線接続を行う通信手段
    と、前記携帯端末からのデータを受信するデータ受信手
    段と、前記データ受信手段で受信したデータが、あらか
    じめ定めた所定形式のデータであるか否かを判別するデ
    ータ判別手段とを備え、前記データ判別手段によって所
    定形式のデータであると判別した場合に、前記通信手段
    から前記データ蓄積装置に接続信号を出力することを特
    徴とするメール端末。
  14. 【請求項14】 携帯端末と接続して前記携帯端末との
    間でデータを送受信するとともに、データ蓄積装置と近
    距離無線通信によって接続されるメール端末であって、
    前記データ蓄積装置との近距離無線接続を行う通信手段
    と、前記携帯端末にデータを送信するデータ送信手段
    と、前記データ蓄積装置にデータ読み出し要求を行う入
    力手段とを備え、前記入力手段で入力された要求が前記
    データ蓄積装置で認証された場合に、前記データ蓄積手
    段に蓄積しているデータを前記携帯端末に送信すること
    を特徴とするメール端末。
  15. 【請求項15】 携帯端末と接続して前記携帯端末との
    間でデータを送受信するとともに近距離無線通信機能を
    備えたメール端末と、前記メール端末と近距離無線通信
    によって接続され、前記メール端末で受信したデータを
    蓄積するデータ蓄積装置とを有するデータ蓄積方法であ
    って、前記携帯端末からのデータを前記メール端末で受
    信するステップと、受信した前記データを前記メール端
    末内のデータ記憶手段に記憶するステップと、前記デー
    タ記憶手段に記憶されたデータの容量を検出するステッ
    プと、前記容量検出手段によって所定の容量以上のデー
    タが記憶された場合に、前記メール端末から前記データ
    蓄積装置に接続信号を出力するステップと、前記接続信
    号に対する応答信号を前記データ蓄積装置から出力する
    ステップと、前記応答信号を前記メール端末にて受信し
    た後に、前記メール端末から前記データ蓄積装置に対し
    て、前記データ記憶手段に記憶されているデータを送信
    するステップとを有することを特徴とするデータ蓄積方
    法。
  16. 【請求項16】 前記データ蓄積装置で、前記メール端
    末からの接続信号を受信した後に、前記メール端末から
    送信されるデータを蓄積するか否かの認証を行うことを
    特徴とする請求項15に記載のデータ蓄積方法。
  17. 【請求項17】 前記メール端末から送信された前記所
    定のデータが、前記データ蓄積装置において蓄積された
    後に、前記メール端末では送信したデータを消去するこ
    とを特徴とする請求項15に記載のデータ蓄積方法。
  18. 【請求項18】 携帯端末と接続して前記携帯端末との
    間でデータを送受信するとともに近距離無線通信機能を
    備えたメール端末と、前記メール端末と近距離無線通信
    によって接続され、前記メール端末で受信したデータを
    蓄積するデータ蓄積装置とを有するデータ蓄積方法であ
    って、前記携帯端末からのデータを前記メール端末で受
    信するステップと、受信した前記データの形式を判別す
    るステップと、前記データが所定の形式であると判別し
    た場合に、前記メール端末から前記データ蓄積装置に接
    続信号を出力するステップと、前記接続信号に対する応
    答信号を前記データ蓄積装置から出力するステップと、
    前記応答信号を前記メール端末にて受信した後に、前記
    メール端末から前記データ蓄積装置に対して、判別した
    所定形式の前記データを送信するステップとを有するこ
    とを特徴とするデータ蓄積方法。
  19. 【請求項19】 携帯端末と接続して前記携帯端末との
    間でデータを送受信するとともに近距離無線通信機能を
    備えたメール端末と、前記メール端末と近距離無線通信
    によって接続され、蓄積したデータを前記メール端末に
    送信するデータ蓄積装置とを有するデータ蓄積方法であ
    って、前記メール端末から前記データ蓄積装置にデータ
    読み出し要求を行うステップと、前記メール端末からの
    データ読み出し要求を、受け付けるか否かを前記データ
    蓄積装置で判別するステップと、前記メール端末からの
    データ読み出し要求を認証した場合に、前記データ蓄積
    装置から前記メール端末に接続信号を出力するステップ
    と、前記メール端末で前記接続信号を受信した後に、前
    記メール端末から前記データ蓄積装置にデータの読み出
    し要求を行うステップと、前記読み出し要求に対応する
    データを前記携帯端末に送信するステップとを有するこ
    とを特徴とするデータ蓄積方法。
  20. 【請求項20】 入力手段と記憶手段と通信手段を備え
    た情報通信装置と、前記情報通信装置と近距離無線通信
    によって接続されるデータ蓄積装置との間でのデータ転
    送認証方法であって、前記データ蓄積装置へのアクセス
    権をあらかじめ確立している操作デバイスから、前記デ
    ータ蓄積装置に対してアクセス許可IDを記憶させ、前
    記情報通信装置から前記アクセス許可IDを前記データ
    蓄積装置に対して送信することで前記情報通信装置から
    前記データ蓄積装置へのアクセス権を確立することを特
    徴とするデータ転送認証方法。
  21. 【請求項21】 前記データ蓄積装置が記憶しているフ
    ァイル又はフォルダーへの前記情報通信装置からの個別
    アクセス権を、前記操作デバイスからの設定によって行
    うことを特徴とする請求項20に記載のデータ転送認証
    方法。
  22. 【請求項22】 入力手段と記憶手段と通信手段を備え
    た情報通信装置と、前記情報通信装置と近距離無線通信
    によって接続されるデータ蓄積装置との間でのデータ転
    送認証方法であって、前記データ蓄積装置があらかじめ
    記憶しているアクセス許可IDを、前記情報通信装置か
    ら前記データ蓄積装置に対して送信することで、前記情
    報通信装置から前記データ蓄積装置へのアクセス権を確
    立することを特徴とするデータ転送認証方法。
  23. 【請求項23】 前記アクセス許可IDとして、権限の
    異なる複数のアクセス許可IDを有していることを特徴
    とする請求項22に記載のデータ転送認証方法。
  24. 【請求項24】 入力手段と記憶手段と通信手段を備え
    た情報通信装置と、前記情報通信装置と近距離無線通信
    によって接続されるデータ蓄積装置との間でのデータ転
    送認証方法であって、前記データ蓄積装置へのアクセス
    権を記憶した接触式鍵手段を有し、アクセス権を確立す
    る前記情報通信手段に対して前記接触式鍵手段によって
    アクセス権を付与することを特徴とするデータ転送認証
    方法。
  25. 【請求項25】 請求項20から請求項24のいずれか
    に記載のデータ転送認証方法によってアクセス権が確立
    された前記情報通信装置に対して、前記データ蓄積装置
    が記憶したデータをバックアップデータとして送信する
    ことを特徴とするデータ転送方法。
  26. 【請求項26】 前記バックアップデータの送信を行う
    か否か判別する認証手段を備え、前記認証手段で認証さ
    れた場合に、前記バックアップデータを前記情報通信装
    置に対して送信することを特徴とする請求項25に記載
    のデータ転送方法。
  27. 【請求項27】 前記情報通信装置に換えて他のデータ
    蓄積装置を用いることを特徴とする請求項25又は請求
    項26に記載のデータ転送方法。
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