JPH11157185A - 画像形成装置のファジイ制御システム - Google Patents

画像形成装置のファジイ制御システム

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JPH11157185A
JPH11157185A JP10267046A JP26704698A JPH11157185A JP H11157185 A JPH11157185 A JP H11157185A JP 10267046 A JP10267046 A JP 10267046A JP 26704698 A JP26704698 A JP 26704698A JP H11157185 A JPH11157185 A JP H11157185A
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JP
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fuzzy
control
forming apparatus
image forming
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JP10267046A
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Mitsuru Mamizuka
満 馬見塚
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の制御システムに包含される複
雑な関係、例えば外部環境の変化あるいは画像形成装置
各部の交互作用等の情報をメンバーシップ関数に置き換
えてあいまい情報として取り扱い、このあいまい情報に
基づきより適切なる制御を行い、常に高品位の複写画像
を得ること。 【解決手段】 画像形成装置各部における各種アナログ
信号を検出する各種センサ部100と、該センサ部10
0により検出されたアナログ信号をファジイ演算のため
の入力信号に変換する変換器108と、該変換器108
からの出力に基づきファジイ演算処理を行うファジイ演
算装置110と、該ファジイ演算装置110からの出力
により画像形成装置に対する各種制御を行う制御用MP
U111と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等に応用可能なファジイ制御システム
に関し、より詳細には、例えば複写機の各種制御処理に
ファジイ演算処理を応用した画像形成装置のファジイ制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の各部に設置された各種セ
ンサが、例えば感光体表面電位、原稿面照度、露光面照
度、感光体上の残留電位、トナー濃度あるいは複写機各
部の温度あるいは湿度をアナログ信号として検出し、該
検出情報値を制御部に入力し、制御はその検出情報値に
基づいて予め内蔵されているプログラムに基づいて所定
の演算処理を行い、該演算処理の結果を制御信号として
必要に応じて複写機各部の制御対象へと出力する。
【0003】上記の如き、制御処理を行うことによっ
て、例えば、現像剤濃度センサにおいて、適性な現像処
理を行うための現像剤濃度が必要以上に高い値であるこ
とを検出したとき、制御部はその値を入力して現像剤濃
度が必要以上に高いものであることを内蔵プログラムに
基づき判断し、その後現像装置に対して制御信号を出力
し、トナー供給を抑える制御を行う。
【0004】上記のように複写機各部における検出セン
サの検出値に基づき、制御部が各部の状態を所定のプロ
グラムに基づき判断し、その結果に基づいて制御信号を
出力して各部の制御を行うことにより、複写機各部の状
況に応じて、自動的にその複写処理を実行するのに最適
な状況を設定し、複写処理によって良好な画像が得られ
るようになっている。
【0005】また、上記の如き制御処理を行うファジイ
の制御部を設計する場合、常に良好な複写画像を得るた
めに外的環境や複写機内部における各部要因の時間的な
変化を考慮してその制御方式や制御プログラムが設計さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複写機にあっては、複写機内部に設置された各部の状況
をセンサにより検出された正確なアナログ情報値に基づ
いてのみ制御部は複写機が置かれている状況を判断する
ため、複写機各部における複数要因の複雑な交互関係等
総合的な判断を必要とするようなあいまいな情報の処理
を行うことができない。
【0007】近年、複写機、すなわち電子写真システム
も大規模になり、その動作あるいは制御が複雑になり、
従来のように個々独立した正確な情報だけを収集するこ
とのみを追求していくと、かえってシステム自体を不正
確に把握する恐れがある。
【0008】換言すると、上記のように複写機内部の各
要因はそれぞれ複雑に関連して一連の複写処理を実行す
るため、各要因の交互作用等総合的な判断をせずに、個
々の要因毎の別個独立した制御方式、制御プログラムで
は満足のいく適切な複写制御を行うことができず、常に
高品位の複写画像を獲得することができないという不具
合がある。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あって、画像形成装置制御システムに包含される複雑な
関係、例えば外部環境の変化あるいは画像形成装置各部
の交互作用等の情報をメンバーシップ関数に置き換えて
あいまい情報として取り扱い、このあいまい情報に基づ
きより適切なる画像形成装置の制御を行い、常に高品位
の複写画像を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、画像形成装置各部における各種アナロ
グ信号を検出する検出手段により検出されたアナログ信
号をファジイ演算のための入力信号に変換する変換手段
と、前記変換手段からの出力に基づきファジイ演算処理
を行うファジイ演算手段と、前記ファジイ演算手段から
の出力により画像形成装置に対する各種制御を行う制御
手段とを有する画像形成装置のファジイ制御システムを
提供するものである。
【0011】また、ファジイ演算処理を行うファジイ演
算手段に対して前記変換手段からの信号および操作部か
らのあいまい情報を入力する。
【0012】さらに、前記制御手段はシステム制御手段
と連係をとりながら画像形成装置に対する各種制御を行
う。
【0013】すなわち、本発明による画像形成装置のフ
ァジイ制御システムは、例えば、複写機各部の要因の交
互作用等に生ずるあいまい情報に基づき画像形成装置の
複写プログラムをファジイ演算処理により適切に制御す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて具体的に説明する。図1は本発明である画像形成
装置のファジイ制御システムの全体構成を示すブロック
図である。
【0015】複写機の各部に設置され、各部の各種情報
を検出する各種センサ100(例えば、感光体表面電位
を検出する検出センサ101、原稿に対する光源からの
照度を検出する検出センサ102、露光面に対する照度
を検出する検出センサ103、感光体表面の残留電位を
検出する検出センサ104、複写機内部、特に必然的に
加熱される箇所における温度を検出する温度検出センサ
105、複写機各部の湿度を検出する湿度検出センサ1
06と、現像処理のために使用される現像剤の濃度を検
出する濃度検出センサ107がある)と、前記各種セン
サ100が検出したアナログ信号を入力して、該アナロ
グ信号をファジイ演算用数値へ変換するアナログ入力/
ファジイ演算用数値出力変換器108と、それぞれのセ
ンサ出力に対応するメンバーシップ関数と操作部109
からの希望状態信号に対応するメンバーシップ関数の演
算を行うファジイ演算装置110と、該ファジイ演算装
置110からのファジイ演算信号を入力して各種制御対
象112に対して制御信号をそれぞれ出力する制御用M
PU111とから構成される。
【0016】前記制御用MPUが制御信号を出力する各
種制御対象112には、例えば、帯電器の放電電流11
3、照明ランプ電圧114、現像バイアス電圧115、
調湿、調温ヒータ116、現像剤濃度制御117、転写
放電電流118、定着ヒータ電圧119がある。
【0017】また、制御用MPU111は、通信ポート
120(通常はシリアル通信)を介してシーケンス制御
MPU121と連係をとりながら各種制御対象112を
制御する。
【0018】つぎに、ファジイ演算装置110の内部構
造をブロック図にして図2に示す。アナログ入力/ファ
ジイ演算用数値出力変換器108からのファジイ演算用
数値出力を入力する各センサ信号に対応する、例えば、
感光体表面電位対応数値入力部201、原稿面照度・露
光面照度対応数値入力部202、感光体残留電位対応数
値入力部203、温度対応数値入力部204、湿度対応
数値入力部205、現像剤濃度対応数値入力部206等
を有する数値入力部200と、それぞれの数値入力部2
00に対応し、数値入力部200からの信号をサンプル
ホールドする入力レジスタ群207と、前記入力レジス
タ群207にホールドされている信号により稼働し、該
入力に対応してメンバーシップ関数が示す集合に属する
確度を求めるためのそれぞれの入力レジスタに対応する
メンバーシップ関数発生回路群208と、前記メンバー
シップ関数発生回路群208によって求められたメンバ
ーシップ関数の値としての各確度の最小値を検出する関
係ネットワーク/最小値検出回路209と、操作部10
9からの希望状態信号を入力して、メンバーシップ関数
を発生する濃度関係に対応する出力メンバーシップ関数
発生回路210と、コントラスト関係に対応する出力メ
ンバーシップ関数発生回路211と、地肌汚れ関係に対
応する出力メンバーシップ関数発生回路212と、各出
力メンバーシップ関数発生回路210、211、212
からのそれぞれのメンバーシップ関数および関係ネット
ワーク/最小値検出回路209からのメンバーシップ関
数の値としての各確度の最小値を入力し、メンバーシッ
プ関数において上記最小値を超える部分を削除するそれ
ぞれの出力メンバーシップ関数発生回路210、21
1、212に対応する閾値回路213、214、215
と、前記閾値回路213、214、215からの信号を
入力して該入力値の最大値を接続する関数を求めるそれ
ぞれの閾値回路213、214、215に対応する最大
値による関数発生回路216、217、218と、前記
最大値による関数発生回路216、217、218から
入力された関数値の重心を計算してファジイ制御のため
の出力値を求める関係ネットワーク/重心計算回路21
9と、前記関係ネットワーク/重心計算回路219から
の出力値により各制御対象を制御するために制御用MP
Uにそれぞれ対応する信号を出力する各制御対象対応出
力部220とから構成される。
【0019】この各制御対象対応出力部220には、例
えば、帯電器放電電流対応出力部221、照明ランプ対
応出力部222、現像バイアス対応出力部223、調温
・調湿ヒータ対応出力部224、現像剤濃度対応出力部
225、転写放電電流対応出力部226、定着ヒータ電
圧対応出力部227等を有する。
【0020】以上の構成において、その動作を図3A、
B、Cおよび図4に基づいて説明する。複写機内部のそ
れぞれの箇所に設置されている各種センサ100が、例
えば感光体の表面電位(101)、原稿面照度(10
2)、露光面照度(103)、感光体上の残留電位(1
04)、温度(105)、湿度(106)あるいは現像
剤の濃度(107)に関するそれぞれの物理量を検出し
てそのアナログ情報値をアナログ入力/ファジイ演算用
数値出力変換器108へ出力する。
【0021】アナログ入力/ファジイ演算用数値出力変
換器108では、前記アナログ情報値を入力して、各種
センサ100に対応した単位の変化量からファジイ演算
装置110に対する入力に適した数値に変換する。例え
ば、図3Aにおいて表面電位に関して、図3Bにおいて
現像面照度に関して、また図3Cにおいて感光体残留電
位に関して、それぞれ入力されたアナログ情報値をファ
ジイ演算用数値出力に置き換えた場合の例をグラフにて
示してある。
【0022】すなわち、図3Aにおいては、横軸にセン
サ101により検出された感光体の表面電位がVで表示
されており、また縦軸に予め決定されたファジイ演算用
数値出力0.0〜1.0を設定している。同様に図3B
では、横軸にセンサ102により検出された原稿面の照
度がLUXで表示されており、さらに図3Cでは、横軸
にセンサ104により検出された感光体の残留電位がV
で表示されている。
【0023】但し、図3B、Cも同様に縦軸には全て予
め決定されたファジイ演算用数値出力を0.0〜1.0
に設定している。上記のアナログ情報値としての物理量
は、例えば10〜60μAの電流とか、0.1〜3.8
Vの電圧等と適宜決定することができる。
【0024】アナログ入力/ファジイ演算用数値出力変
換器108から出力されるファジイ演算用数値出力はフ
ァジイ演算装置110に入力される。ファジイ演算装置
110においては、入力されたファジイ演算用数値出力
に対応するメンバーシップ関数と、操作部109からの
希望状態信号に対応するメンバーシップ関数の演算処理
を行い、各種制御部112に対応した出力を制御用MP
U111に出力する。その結果、ファジイ演算に基づい
たあいまい制御信号により複写機の各部が制御される。
【0025】つぎにファジイ演算装置110の動作に関
し、詳細に説明する。アナログ入力/ファジイ演算用数
値出力変換器108からのファジイ演算用数値出力はそ
れぞれ対応する数値入力部200に入力される。
【0026】数値入力部200からの出力信号は予め決
められたタイミングで入力レジスタ群207にサンプル
ホールドされ、該サンプルホールドされた信号の出力に
よりそれぞれ対応するメンバーシップ関数発生回路群2
08が動作する。
【0027】該メンバーシップ関数発生回路群208が
それぞれの情報に基づいて発生させたメンバーシップ関
数は関係ネットワーク/最小値検出回路209に出力さ
れ、関係ネットワーク/最小値検出回路209におい
て、メンバーシップ関数の値として求められている各確
度の最小値が検出される。
【0028】また、関係ネットワーク/最小値検出回路
209は、メンバーシップ関数発生回路群208の1つ
が各種センサ部100の中の複数要因と関連性をもつの
で、フィードバックを行う。
【0029】各情報に対応した出力メンバーシップ関数
を発生される出力メンバーシップ関数発生回路210、
211、212は、操作部109からのそれぞれ対応す
る希望状態信号を入力する。それぞれの閾値回路21
3、214、215では、関係ネットワーク/最小値検
出回路209からの出力をそれぞれの出力メンバーシッ
プ関数発生回路210、211、212の操作部109
から入力された情報値に基づく閾値で複数の関数波形を
成形し、それぞれの最大値による関数発生回路216、
217、218により前記複数の関係波形から、出力値
の最大値を接続する関数が求められる。
【0030】その後、関係ネットワーク/重心計算回路
219によって前記最大値による関数発生回路216、
217、218から出力される関数の重心が計算され、
ファジイ演算による出力値を求めて各制御対象対応出力
部220に出力する。
【0031】図4は本発明におけるファジイ演算処理の
概念を示す具体例である。すなわち、ファジイ演算装置
の一部の機能を模式的に図示したものである。例えば、
図4Aの「もし、感光体表面電位が大で、そのときの原
稿面照度が小であると濃度補正係数は大である」におい
て、「感光体表面電位が大」「原稿面照度が小」をメン
バーシップ関数によって、その集合を図4Aの(1)、
(2)のように定義する。ここで図4Aにおいて縦の鎖
線が濃度対応出力メンバーシップ関数発生回路210か
らの閾値を示す。
【0032】上記メンバーシップ関数(1)、(2)と
閾値を意味する縦の鎖線との交点により「感光体表面電
位が大」「原稿面照度が小」である集合に属する確度が
求められる。この確度の最小値を求め、上記「濃度補正
係数は大」集合を定義しているメンバーシップ関数
(3)の値に対して、該最小値を超える部分を削除する
ことにより、図3Aによる濃度補正係数値の集合が求め
られる。
【0033】同様に図4B、Cからもそれぞれ濃度補正
係数の集合(6)、(9)が求められ、該濃度補正係数
の集合(3)、(6)、(9)の最大値を最終的な関数
値とする関数(10)を作成し、該関数(10)の重心
を上記図4A、B、Cにより決定される濃度補正係数の
値とする。
【0034】図4に示したこの例はファジイ演算装置の
一部の機能を模式的に表したものであり、実際にはファ
ジイ演算装置110は、より多数の入力因子と、出力因
子により複雑な関係を演算することになる。
【0035】上記の如く、本発明にあっては、ファジイ
制御を電子写真システムに応用し、従来実現不可能であ
ったシステムから発生するあいまい情報を処理すること
により、システム全体をより正確に、かつ、総合的に把
握し、その結果、より適切な制御を実現することができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明による画
像形成装置のファジイ制御システムにあっては、画像形
成装置各部における各種アナログ信号を検出する検出手
段により検出されたアナログ信号をファジイ演算のため
の入力信号に変換する変換手段と、前記変換手段からの
出力に基づきファジイ演算処理を行うファジイ演算手段
と、前記ファジイ演算手段からの出力により画像形成装
置に対する各種制御を行う制御手段とを有するため、画
像形成装置制御システムに包含される複雑な関係、例え
ば外部環境の変化あるいは画像形成装置各部の交互作用
等をメンバーシップ関数に置き換えてあいまい情報とし
て取り扱い、このあいまい情報に基づきより適切なる画
像形成装置の制御を行うことにより、常に高品位の複写
画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置のファジイ制御シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1におけるファジイ演算装置の構造を示すブ
ロック図である。
【図3】A、B、Cは各センサに対応した単位の変化量
をファジイ演算装置の入力に適した数値に変換する場合
の対応関係を示したグラフである。
【図4】本発明によるファジイ制御の概念を示した説明
図である。
【符号の説明】
100 各種センサ 108 アナログ入力/ファジイ演算用数値出力変換器 109 操作ブロック 110 ファジイ演算装置 111 制御用MPU 112 各種制御対象部
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 画像形成装置のファジイ制御システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等に応用可能なファジイ制御システム
に関し、より詳細には、例えば複写機の各種制御処理に
ファジイ演算処理を応用した画像形成装置のファジイ制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の各部に設置された各種セ
ンサが、例えば感光体表面電位、原稿面照度、露光面照
度、感光体上の残留電位、トナー濃度あるいは複写機各
部の温度あるいは湿度をアナログ信号として検出し、該
検出情報値を制御部に入力し、制御はその検出情報値に
基づいて予め内蔵されているプログラムに基づいて所定
の演算処理を行い、該演算処理の結果を制御信号として
必要に応じて複写機各部の制御対象へと出力する。
【0003】上記の如き、制御処理を行うことによっ
て、例えば、現像剤濃度センサにおいて、適性な現像処
理を行うための現像剤濃度が必要以上に高い値であるこ
とを検出したとき、制御部はその値を入力して現像剤濃
度が必要以上に高いものであることを内蔵プログラムに
基づき判断し、その後現像装置に対して制御信号を出力
し、トナー供給を抑える制御を行う。
【0004】上記のように複写機各部における検出セン
サの検出値に基づき、制御部が各部の状態を所定のプロ
グラムに基づき判断し、その結果に基づいて制御信号を
出力して各部の制御を行うことにより、複写機各部の状
況に応じて、自動的にその複写処理を実行するのに最適
な状況を設定し、複写処理によって良好な画像が得られ
るようになっている。
【0005】また、上記の如き制御処理を行うファジイ
の制御部を設計する場合、常に良好な複写画像を得るた
めに外的環境や複写機内部における各部要因の時間的な
変化を考慮してその制御方式や制御プログラムが設計さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複写機にあっては、複写機内部に設置された各部の状況
をセンサにより検出された正確なアナログ情報値に基づ
いてのみ制御部は複写機が置かれている状況を判断する
ため、複写機各部における複数要因の複雑な交互関係等
総合的な判断を必要とするようなあいまいな情報の処理
を行うことができない。
【0007】近年、複写機、すなわち電子写真システム
も大規模になり、その動作あるいは制御が複雑になり、
従来のように個々独立した正確な情報だけを収集するこ
とのみを追求していくと、かえってシステム自体を不正
確に把握する恐れがある。
【0008】換言すると、上記のように複写機内部の各
要因はそれぞれ複雑に関連して一連の複写処理を実行す
るため、各要因の交互作用等総合的な判断をせずに、個
々の要因毎の別個独立した制御方式、制御プログラムで
は満足のいく適切な複写制御を行うことができず、常に
高品位の複写画像を獲得することができないという不具
合がある。
【0009】特に、上記不具合は、画像形成装置に特有
であり、複数の要因に影響を受ける画像の濃度制御(調
整)においては極めて深刻なものとなる。
【0010】加えて、画像形成装置のように、複雑なシ
ステムにおける複数の各種要因に対してファジイ制御を
実行する場合には、ファジイ演算を行う箇所に過大なる
負荷がかかり、各制御対象に対する制御処理において、
処理速度等何らかの影響を及ぼすおそれがある。
【0011】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あって、画像形成装置制御システムに包含される複雑な
関係、例えば外部環境の変化あるいは画像形成装置各部
の交互作用等の情報をメンバーシップ関数に置き換えて
あいまい情報として取り扱い、このあいまい情報に基づ
きより適切なる画像濃度にかかる画像形成装置の制御を
行い、常に高品位の複写画像を得、さらに、ファジイ演
算を実行することによる各種制御対象に対する制御への
影響を回避するための負荷分散を行うことを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、請求項1にかかる画像形成装置のファ
ジイ制御システムにあっては、画像形成装置各部におけ
る各種アナログ信号を検出する検出手段と、前記検出手
段により検出されたアナログ信号をファジイ演算のため
の入力信号に変換する変換手段と、前記変換手段からの
出力に基づきファジイ演算処理を行うファジイ演算手段
と、前記ファジイ演算手段からの出力により画像形成装
置に対する各種制御を行う制御手段と、を備え、前記フ
ァジイ演算手段と前記制御手段とが別ユニットにより構
成されていることを特徴とする。
【0013】また、請求項2にかかる画像形成装置のフ
ァジイ制御システムにあっては、画像形成装置における
感光体表面電位および/または原稿面照度を検出する検
出手段と、前記検出手段により検出された情報をファジ
イ演算のための入力信号に変換する変換手段と、前記変
換手段からの信号に基づき濃度補正係数のファジイ演算
処理を行うファジイ演算手段と、前記ファジイ演算処理
後の濃度補正係数に基づき現像剤濃度の制御を行う制御
手段と、を有することを特徴とする。
【0014】また、請求項3にかかる画像形成装置のフ
ァジイ制御システムにあっては、前記制御手段は、通信
手段を介してシーケンス制御手段と連係をとりながら各
種制御対象を制御することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる画像形成装
置のファジイ制御システムの実施の形態を図面に基づい
て具体的に説明する。図1は、本発明である画像形成装
置のファジイ制御システムの全体構成を示すブロック図
である。
【0016】複写機の各部に設置され、各部の各種情報
を検出する各種センサ100(例えば、感光体表面電位
を検出する検出センサ101、原稿に対する光源からの
照度を検出する検出センサ102、露光面に対する照度
を検出する検出センサ103、感光体表面の残留電位を
検出する検出センサ104、複写機内部、特に必然的に
加熱される箇所における温度を検出する温度検出センサ
105、複写機各部の湿度を検出する湿度検出センサ1
06と、現像処理のために使用される現像剤の濃度を検
出する濃度検出センサ107がある)と、前記各種セン
サ100が検出したアナログ信号を入力して、該アナロ
グ信号をファジイ演算用数値へ変換するアナログ入力/
ファジイ演算用数値出力変換器108と、それぞれのセ
ンサ出力に対応するメンバーシップ関数と操作部109
からの希望状態信号に対応するメンバーシップ関数の演
算を行うファジイ演算装置110と、該ファジイ演算装
置110からのファジイ演算信号を入力して各種制御対
象112に対して制御信号をそれぞれ出力する制御用M
PU111とから構成される。
【0017】前記制御用MPUが制御信号を出力する各
種制御対象112には、例えば、帯電器の放電電流11
3、照明ランプ電圧114、現像バイアス電圧115、
調湿、調温ヒータ116、現像剤濃度制御117、転写
放電電流118、定着ヒータ電圧119がある。
【0018】また、制御用MPU111は、通信ポート
120(通常はシリアル通信)を介してシーケンス制御
MPU121と連係をとりながら各種制御対象112を
制御する。
【0019】つぎに、ファジイ演算装置110の内部構
造をブロック図にして図2に示す。アナログ入力/ファ
ジイ演算用数値出力変換器108からのファジイ演算用
数値出力を入力する各センサ信号に対応する、例えば、
感光体表面電位対応数値入力部201、原稿面照度・露
光面照度対応数値入力部202、感光体残留電位対応数
値入力部203、温度対応数値入力部204、湿度対応
数値入力部205、現像剤濃度対応数値入力部206等
を有する数値入力部200と、それぞれの数値入力部2
00に対応し、数値入力部200からの信号をサンプル
ホールドする入力レジスタ群207と、前記入力レジス
タ群207にホールドされている信号により稼働し、該
入力に対応してメンバーシップ関数が示す集合に属する
確度を求めるためのそれぞれの入力レジスタに対応する
メンバーシップ関数発生回路群208と、前記メンバー
シップ関数発生回路群208によって求められたメンバ
ーシップ関数の値としての各確度の最小値を検出する関
係ネットワーク/最小値検出回路209と、操作部10
9からの希望状態信号を入力して、メンバーシップ関数
を発生する濃度関係に対応する出力メンバーシップ関数
発生回路210と、コントラスト関係に対応する出力メ
ンバーシップ関数発生回路211と、地肌汚れ関係に対
応する出力メンバーシップ関数発生回路212と、各出
力メンバーシップ関数発生回路210、211、212
からのそれぞれのメンバーシップ関数および関係ネット
ワーク/最小値検出回路209からのメンバーシップ関
数の値としての各確度の最小値を入力し、メンバーシッ
プ関数において上記最小値を超える部分を削除するそれ
ぞれの出力メンバーシップ関数発生回路210、21
1、212に対応する閾値回路213、214、215
と、前記閾値回路213、214、215からの信号を
入力して該入力値の最大値を接続する関数を求めるそれ
ぞれの閾値回路213、214、215に対応する最大
値による関数発生回路216、217、218と、前記
最大値による関数発生回路216、217、218から
入力された関数値の重心を計算してファジイ制御のため
の出力値を求める関係ネットワーク/重心計算回路21
9と、前記関係ネットワーク/重心計算回路219から
の出力値により各制御対象を制御するために制御用MP
Uにそれぞれ対応する信号を出力する各制御対象対応出
力部220とから構成されている。
【0020】この各制御対象対応出力部220には、例
えば、帯電器放電電流対応出力部221、照明ランプ対
応出力部222、現像バイアス対応出力部223、調温
・調湿ヒータ対応出力部224、現像剤濃度対応出力部
225、転写放電電流対応出力部226、定着ヒータ電
圧対応出力部227等を有する。
【0021】以上の構成において、その動作を図3A、
B、Cおよび図4に基づいて説明する。複写機内部のそ
れぞれの箇所に設置されている各種センサ100が、例
えば感光体の表面電位(101)、原稿面照度(10
2)、露光面照度(103)、感光体上の残留電位(1
04)、温度(105)、湿度(106)あるいは現像
剤の濃度(107)に関するそれぞれの物理量を検出し
てそのアナログ情報値をアナログ入力/ファジイ演算用
数値出力変換器108へ出力する。
【0022】アナログ入力/ファジイ演算用数値出力変
換器108では、前記アナログ情報値を入力して、各種
センサ100に対応した単位の変化量からファジイ演算
装置110に対する入力に適した数値に変換する。例え
ば、図3Aにおいて表面電位に関して、図3Bにおいて
現像面照度に関して、また図3Cにおいて感光体残留電
位に関して、それぞれ入力されたアナログ情報値をファ
ジイ演算用数値出力に置き換えた場合の例をグラフにて
示してある。
【0023】すなわち、図3Aにおいては、横軸にセン
サ101により検出された感光体の表面電位がVで表示
されており、また縦軸に予め決定されたファジイ演算用
数値出力0.0〜1.0を設定している。同様に図3B
では、横軸にセンサ102により検出された原稿面の照
度がLUXで表示されており、さらに図3Cでは、横軸
にセンサ104により検出された感光体の残留電位がV
で表示されている。
【0024】但し、図3B、Cも同様に縦軸には全て予
め決定されたファジイ演算用数値出力を0.0〜1.0
に設定している。上記のアナログ情報値としての物理量
は、例えば10〜60μAの電流とか、0.1〜3.8
Vの電圧等と適宜決定することができる。
【0025】アナログ入力/ファジイ演算用数値出力変
換器108から出力されるファジイ演算用数値出力はフ
ァジイ演算装置110に入力される。ファジイ演算装置
110においては、入力されたファジイ演算用数値出力
に対応するメンバーシップ関数と、操作部109からの
希望状態信号に対応するメンバーシップ関数の演算処理
を行い、各種制御部112に対応した出力を制御用MP
U111に出力する。その結果、ファジイ演算に基づい
たあいまい制御信号により複写機の各部が制御される。
【0026】つぎにファジイ演算装置110の動作に関
し、詳細に説明する。アナログ入力/ファジイ演算用数
値出力変換器108からのファジイ演算用数値出力はそ
れぞれ対応する数値入力部200に入力される。
【0027】数値入力部200からの出力信号は予め決
められたタイミングで入力レジスタ群207にサンプル
ホールドされ、該サンプルホールドされた信号の出力に
よりそれぞれ対応するメンバーシップ関数発生回路群2
08が動作する。
【0028】該メンバーシップ関数発生回路群208が
それぞれの情報に基づいて発生させたメンバーシップ関
数は関係ネットワーク/最小値検出回路209に出力さ
れ、関係ネットワーク/最小値検出回路209におい
て、メンバーシップ関数の値として求められている各確
度の最小値が検出される。
【0029】また、関係ネットワーク/最小値検出回路
209は、メンバーシップ関数発生回路群208の1つ
が各種センサ部100の中の複数要因と関連性をもつの
で、フィードバックを行う。
【0030】各情報に対応した出力メンバーシップ関数
を発生される出力メンバーシップ関数発生回路210、
211、212は、操作部109からのそれぞれ対応す
る希望状態信号を入力する。それぞれの閾値回路21
3、214、215では、関係ネットワーク/最小値検
出回路209からの出力をそれぞれの出力メンバーシッ
プ関数発生回路210、211、212の操作部109
から入力された情報値に基づく閾値で複数の関数波形を
成形し、それぞれの最大値による関数発生回路216、
217、218により前記複数の関係波形から、出力値
の最大値を接続する関数が求められる。
【0031】その後、関係ネットワーク/重心計算回路
219によって前記最大値による関数発生回路216、
217、218から出力される関数の重心が計算され、
ファジイ演算による出力値を求めて各制御対象対応出力
部220に出力する。
【0032】図4は、本発明におけるファジイ演算処理
の概念を示す具体例である。すなわち、ファジイ演算装
置の一部の機能を模式的に図示したものである。例え
ば、図4Aの「もし、感光体表面電位が大で、そのとき
の原稿面照度が小であると濃度補正係数は大である」に
おいて、「感光体表面電位が大」「原稿面照度が小」を
メンバーシップ関数によって、その集合を図4Aの
(1)、(2)のように定義する。ここで図4Aにおい
て縦の鎖線が濃度対応出力メンバーシップ関数発生回路
210からの閾値を示す。
【0033】上記メンバーシップ関数(1)、(2)と
閾値を意味する縦の鎖線との交点により「感光体表面電
位が大」「原稿面照度が小」である集合に属する確度が
求められる。この確度の最小値を求め、上記「濃度補正
係数は大」集合を定義しているメンバーシップ関数
(3)の値に対して、該最小値を超える部分を削除する
ことにより、図3Aによる濃度補正係数値の集合が求め
られる。
【0034】同様に図4B、Cからもそれぞれ濃度補正
係数の集合(6)、(9)が求められ、該濃度補正係数
の集合(3)、(6)、(9)の最大値を最終的な関数
値とする関数(10)を作成し、該関数(10)の重心
を上記図4A、B、Cにより決定される濃度補正係数の
値とする。
【0035】図4に示したこの例はファジイ演算装置の
一部の機能を模式的に表したものであり、実際にはファ
ジイ演算装置110は、より多数の入力因子と、出力因
子により複雑な関係を演算することになる。
【0036】上記の如く、本発明にあっては、ファジイ
制御を電子写真システムに応用し、従来実現不可能であ
ったシステムから発生するあいまい情報を処理すること
により、システム全体をより正確に、かつ、総合的に把
握し、その結果、より適切な制御を実現することができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したとおり、請求項1にかか
る画像形成装置のファジイ制御システムにあっては、フ
ァジイ演算手段と各種制御対象に対する制御手段とが別
ユニットにより構成されているため、システムにとって
負荷が大きいファジイ演算を実行することによる負荷分
散が実現し、ファジイ演算を実行することによる各種制
御対象に対する制御への影響を回避する効果を奏する。
【0038】また、請求項2にかかる画像形成装置のフ
ァジイ制御システムにあっては、感光体表面電位および
/または原稿面照度を検出し、該検出された情報をファ
ジイ演算のための入力信号に変換し、該信号に基づき濃
度補正係数のファジイ演算処理を行い、ファジイ演算処
理後の濃度補正係数に基づき現像剤濃度の制御を行うた
め、画像形成装置において、特に重要なパラメータとな
る濃度補正係数を適切に決定することができ、良好な複
写画像を得るという効果を奏する。
【0039】また、請求項3にかかる画像形成装置のフ
ァジイ制御システムにあっては、制御手段が、通信手段
を介してシーケンス制御手段と連係をとりながら各種制
御対象を制御するため、シーケンス制御手段との連係に
より、よりきめの細かい制御が実現するという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置のファジイ制御シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したファジイ演算装置の構造を示すブ
ロック図である。
【図3】A、B、Cは各センサに対応した単位の変化量
をファジイ演算装置の入力に適した数値に変換する場合
の対応関係を示したグラフである。
【図4】本発明によるファジイ制御(濃度補正係数)の
概念を示した説明図である。
【符号の説明】 100 各種センサ 108 アナログ入力/ファジイ演算用数値出力変換器 109 操作部 110 ファジイ演算装置 111 制御用MPU 112 各種制御対象部 120 通信ポート 121 シーケンス制御MPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置各部における各種アナログ
    信号を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出されたアナログ信号をファジイ
    演算のための入力信号に変換する変換手段と、 前記変換手段からの出力に基づきファジイ演算処理を行
    うファジイ演算手段と、 前記ファジイ演算手段からの出力により画像形成装置に
    対する各種制御を行う制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置のファジイ制御
    システム。
  2. 【請求項2】 画像形成装置各部における各種アナログ
    信号を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出されたアナログ信号をファジイ
    演算のための入力信号に変換する変換手段と、 前記変換手段からの信号および操作部からのあいまい情
    報に基づきファジイ演算処理を行うファジイ演算手段
    と、 前記ファジイ演算手段からの出力により画像形成装置に
    対する各種制御を行う制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置のファジイ制御
    システム。
  3. 【請求項3】 画像形成装置各部における各種アナログ
    信号を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出されたアナログ信号をファジイ
    演算のための入力信号に変換する変換手段と、 前記変換手段からの信号および操作部からのあいまい情
    報に基づきファジイ演算処理を行うファジイ演算手段
    と、 前記ファジイ演算手段からの出力により画像形成装置に
    対する各種制御を行う制御手段と、 前記制御手段がシーケンス制御手段と情報交換を行うた
    めの接続手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置のファジイ制御
    システム。
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