JPH08248704A - 電子写真装置の露光量制御方法 - Google Patents

電子写真装置の露光量制御方法

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JPH08248704A
JPH08248704A JP7079792A JP7979295A JPH08248704A JP H08248704 A JPH08248704 A JP H08248704A JP 7079792 A JP7079792 A JP 7079792A JP 7979295 A JP7979295 A JP 7979295A JP H08248704 A JPH08248704 A JP H08248704A
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JP
Japan
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exposure amount
optical sensor
detection
exposure
control method
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Pending
Application number
JP7079792A
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English (en)
Inventor
Takuji Yoneda
拓司 米田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体の経時による感度変化の度合いを精度
良く検出し、感光体の感度変化に対して緻密に露光調整
できて常に安定した画像品質が得られるようにする。 【構成】 各々露光量が異なる複数の検査用パターン顕
像を感光体上に形成し、これら複数の検査用パターン顕
像を光学センサで検出し、その複数の検出値に基づいて
感光体への露光量を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置におい
て、感光体への露光量を自動的に調整する露光量制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体への露光量を自動的に調整
する技術には次のような方式が知られている。 感光体上の帯電電位や潜像電位に応じて露光量を調
整する技術 特開昭54−98624号公報、特開昭55−8985
9号公報、特開昭57−22271号公報、特開昭57
−22272号公報等。 感光体の温度に応じて露光量を調整する技術 特開昭51−33635号公報等。 原稿濃度とその顕像濃度とそのときの露光ランプに
基づき露光ランプ電圧を変化させ、露光量を調整する技
術 特開昭63−223762公報、特開昭63−2237
63号公報等。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来技
術は、感光体の経時による感度変化に対しては、その変
化を精度良く検出できないため、感光体の感度変化に対
して緻密に露光調整した安定した画像品質が得られなか
った。
【0004】ところで、一般の複写機では、感光体上の
トナー顕像の状態を見るために光学センサが使用され、
光(例えば赤外光等)を感光体上のトナー顕像に当て、
そこから反射(正反射又は乱反射)光量を電気信号、つ
まり電流値や電圧値等の値情報に置き換え、この情報を
もとにトナー顕像のトナー付着量を推測し、作像パラメ
ータやトナー補給制御等を行っている。
【0005】本発明は、このことに着目し、一般の画像
形成装置に広く使用されている上記のような光学センサ
によるパターン顕像の検出手法を応用することにより、
感光体の経時による感度変化の度合いを精度良く検出
し、感光体の感度変化に対して緻密に露光調整できて常
に安定した画像品質が得られるようにすることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明では、各々露光量が異なる複数の検査用パタ
ーン顕像(例えば低濃度のベタの階調パターン)を感光
体上に形成し、これら複数の検査用パターン顕像を光学
センサで検出し、その複数の検出値に基づいて感光体へ
の露光量を調整する。露光量調整は、複数の検出値を例
えば直線近似化した関数情報に従って行う。複数の検査
用パターン顕像は、それを検出する光学センサの検出値
と現像量との間に直線性又は直線性に近い関係を持つ低
現像量部領域にあるようにする。
【0007】感光体が劣化しない使用初期、又は感光体
が安定した感度特性を示すときを基準とした露光量調整
をするため、感光体の初期使用期間又は感光体が安定し
た感度特性を示すときに得られた複数の検査用パターン
顕像についての光学センサの検出値又はその近似化され
た関数情報を予め記憶させておき、この記憶情報と光学
センサによる事後の検出毎の検出値又はその近似化され
た関数情報とを比較し、その比較結果に従って露光量を
調整する。或いは、得られた複数の検査用パターン顕像
から予測される任意の検出値又はその近似化された関数
情報を予め記憶させておき、この記憶情報と光センサに
よる検出毎の検出値又はその近似化された関数情報とを
比較し、その比較結果に従って露光量を調整する。
【0008】検出精度を上げるため、光学センサによる
検出及びその検出値の演算を複数回実施することもあ
る。上記のような露光量制御は、他のプロセス制御との
干渉を避けるため、所定枚数以内及び時間内の画像形成
期間内では実施しないようにする。
【0009】
【作用】本発明によれば、感光体の感度変化によりある
一定の現像能力が得られなくなった場合、感光体上に形
成した検査用パターン顕像の光学センサによる検出値情
報(光反射量に応じた電流値や電圧値等)によって、感
光体の感度変化の度合いを知り、そのときに必要とされ
る現像能力が得られるように、感光体への露光量を自動
的に補正できる。検査用パターン顕像を1つではなく、
各々露光量が異なるものを複数形成するので、光センサ
から得られる複数の検出値情報によって精度の高い検出
と、緻密な露光量調整ができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0011】図1は、本発明を適用する電子写真装置の
一例の全体概要構成図で、原稿濃度データを数値情報化
し、それに基づいて感光体へのレーザ光による露光を行
うデジタル複写機の場合を示している。このデジタル複
写機は、プリンタ部10とシステム制御部11とスキャ
ナ部12とに大別される。システム制御部11は画像処
理部及び作像プロセス制御部を含む。
【0012】プリンタ部10において、ドラム状の感光
体13の周囲には、帯電装置14、書込用レーザ光出射
装置を含む露光装置15、現像装置16、転写装置1
7、感光体クリーニング措置18等が配置されている。
帯電装置14により一様に帯電された感光体13上に
は、露光装置15による露光により潜像が形成され、現
像装置16により潜像が顕像化される。転写紙19は、
給紙装置20により給紙され、搬送ベルト21により感
光体13へ搬送されて転写装置17により顕像を転写さ
れ、更に定着装置22によって顕像を定着されてから排
紙される。このような動作中、転写後の感光体13は、
感光体クリーニング装置18により残留トナーを除去さ
れ、また搬送ベルト21は、付着したトナー等をベルト
クリーニング装置23によって除去されるとともに、除
電器24によって除電される。
【0013】現像装置16では、現像剤搬送手段である
現像スリーブ25に現像バイアス電圧が印加される。こ
の現像スリーブ25が回転して現像装置16内の現像剤
を感光体13の対向する現像領域へ供給することによ
り、感光体13上に形成された潜像が反転現像プロセス
方式で現像(顕像化)される。このようにして感光体1
3上に形成される顕像及び感光体13の地肌部の濃度を
検出するため、現像装置16と転写装置17との間に光
学センサ26が配置されている。一般には、この光学セ
ンサ26からの検出値情報(光反射量に応じた電流値や
電圧値等)に基づいて、現像バイアスや感光体13への
帯電電位等を適時調整し、画像品質の安定化を図ってい
る。
【0014】ところで、画像品質のさらなる安定化のた
めには、そのときに感光体に対して与えられる露光量制
御範囲内において、ある一定の現像能力があることが必
要であるが、感光体の感度が変化すると、一定の現像能
力が得られなくなる。
【0015】そこで、本発明は、各々露光量が異なる複
数の検査用パターン顕像を感光体13上に形成し、これ
ら複数の検査用パターン顕像を上記光学センサ26で検
出し、その複数の検出値に基づいて感光体13への露光
量を調整する。複数の検査用パターン顕像の形成時とし
ては、例えば電源投入後のウォーミングアップ時や、コ
ピージョブ指示のない休止時等の、ユーザの作業に支障
を与えない時期が好ましい。また、複数の検査用パター
ン顕像としては、それを検出する光学センサ26の検出
値と現像量との間に直線性又は直線性に近い関係を持つ
低現像量部領域とする。具体的には、例えば低濃度のベ
タの階調パターンとする。その形成は、例えば露光量制
御を行う直前のコピージョブ時に設定されていた電位に
帯電装置14を帯電させ、露光量を離散的な数値情報を
もとに調整するデジタル技術を用いて、所定の露光量
で、しかも顕像となったときに光学センサ26で検出可
能な位置に十分な検出精度が得られる広さで露光し、露
光量制御を行う直前のコピージョブ時に設定されていた
現像電位で露光潜像を顕像化することによって行う。つ
まり、露光量制御を行う直前のコピージョブ時と同じ現
像ポテンシャルで現像作業を行う。
【0016】感光体13上のトナーの低付着部において
は、光学センサ26の検出出力とトナー付着量との間に
図2に示すように直線性に近い関係があるので、この範
囲内における複数の検査用パターン顕像の光学センサ2
6による複数の検出値とその露光量との関係を直線回帰
し、この回帰直線情報をもって、そのときの感光体13
の露光感度を相対的に知ることができる。
【0017】そこで、基準となる回帰直線情報を知る作
業を、感光体13の使用開始時、又は感光体13が安定
した感度特性を示す期間に行い、このとき得られた複数
の検査用パターン顕像についての光学センサ26の検出
値又はその近似化された関数情報を予め記憶させてお
く。そして、その後の使用に当たっては、ある所定の時
間間隔で、光学センサ26の検出情報から前述の回帰直
線情報を得る作業を繰り返し、そのとき得られた回帰直
線情報を予め記憶した記録情報と比較し、その比較結果
に従って感光体13への露光量を自動的に調整する。す
なわち、常に使用初期又は感度安定時と同じ条件の現像
能力が得られるように補正する。図3はこのような処理
の流れを示したフローチャートである。
【0018】なお、複数の検査用パターン顕像から予測
される任意の検出値又はその近似化された関数情報を予
め記憶させておき、この記憶情報と光学センサ26によ
る検出毎の検出値又はその近似化された関数情報とを比
較すれば、所望の現像能力が得られる。
【0019】
【発明の効果】本発明の各請求項による効果は次のとお
りである。請求項1、2、3、4によれば、感光体の経
時による感度変化の度合いを精度良く検出し、感光体の
感度変化に対して緻密に露光調整できて常に安定した画
像品質が得られる。
【0020】請求項5によれば、感光体の使用初期の画
像品質を安定して保つことができ、請求項6によれば、
長期にわたり安定した画像品質を得ることができ、請求
項7によれば、所望の画像品質を得ることができる。ま
た、請求項8によれば、より精度の良い調整が可能にな
り、請求項9によれば、他のプロセス制御との干渉を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する電子写真装置の一例の全体概
要構成図である。
【図2】光学センサの検出出力と露光量と現像量との関
係を示す特性図である。
【図3】本発明による露光量調整の処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 プリンタ部 11 システム制御部 12 スキャナ部 13 感光体 14 帯電装置 15 露光装置 16 現像装置 17 転写装置 18 感光体クリーニング装置 19 転写紙 20 給紙装置 21 搬送ベルト 22 定着装置 23 ベルトクリーニング装置 24 除電器 25 現像スリーブ 26 光学センサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成した所定のパターン顕像
    を光学センサで検出し、その検出値に基づいて感光体へ
    の露光量を調整する電子写真装置の露光量制御方法にお
    いて、各々露光量が異なる複数の検査用パターン顕像を
    前記感光体上に形成するステップと、これら複数の検査
    用パターン顕像を前記光学センサで検出し、その複数の
    検出値に基づいて感光体への露光量を調整するステップ
    とを含むことを特徴とする、電子写真装置の露光量制御
    方法。
  2. 【請求項2】 複数の検出値を近似化した関数情報に従
    って露光量を調整することを特徴とする、請求項1に記
    載の電子写真装置の露光量制御方法。
  3. 【請求項3】 複数の検出値を直線近似化した関数情報
    に従って露光量を調整することを特徴とする、請求項2
    に記載の電子写真装置の露光量制御方法。
  4. 【請求項4】 複数の検査用パターン顕像は、それを検
    出する光学センサの検出値と現像量との間に直線性又は
    直線性に近い関係を持つ低現像量部領域にあることを特
    徴とする、請求項1、2又は3に記載の電子写真装置の
    露光量制御方法。
  5. 【請求項5】 感光体の初期使用期間において得られた
    複数の検査用パターン顕像についての光学センサの検出
    値又はその近似化された関数情報を予め記憶させてお
    き、この記憶情報と光学センサによる事後の検出毎の検
    出値又はその近似化された関数情報とを比較し、その比
    較結果に従って露光量を調整することを特徴とする、請
    求項1、2、3又は4に記載の電子写真装置の露光量制
    御方法。
  6. 【請求項6】 感光体が安定した感度特性を示すときに
    得られた複数の検査用パターン顕像についての光学セン
    サの検出値又はその近似化された関数情報を予め記憶さ
    せておき、この記憶情報と光センサによる事後の検出毎
    の検出値又はその近似化された関数情報とを比較し、そ
    の比較結果に従って露光量を調整することを特徴とす
    る、請求項1、2、3又は4に記載の電子写真装置の露
    光量制御方法。
  7. 【請求項7】 複数の検査用パターン顕像から予測され
    る任意の検出値又はその近似化された関数情報を予め記
    憶させておき、この記憶情報と光学センサによる検出毎
    の検出値又はその近似化された関数情報とを比較し、そ
    の比較結果に従って露光量を調整することを特徴とす
    る、請求項1、2、3又は4に記載の電子写真装置の露
    光量制御方法。
  8. 【請求項8】 光学センサによる検出及びその検出値の
    演算を複数回実施することを特徴とする、請求項1、
    2、3、4、5、6又は7に記載の電子写真装置の露光
    量制御方法。
  9. 【請求項9】 所定枚数以内及び時間内の画像形成期間
    内では露光量制御を実施しないことを特徴とする、請求
    項1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の電子写真
    装置の露光量制御方法。
JP7079792A 1995-03-10 1995-03-10 電子写真装置の露光量制御方法 Pending JPH08248704A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1477866A1 (en) * 2002-02-20 2004-11-17 Seiko Epson Corporation Image formation apparatus and image formation method
JP2006243357A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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