JPH11157113A - 熱転写印刷装置及び熱転写印刷装置に用いられるサーマルヘッド - Google Patents

熱転写印刷装置及び熱転写印刷装置に用いられるサーマルヘッド

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JPH11157113A
JPH11157113A JP34431997A JP34431997A JPH11157113A JP H11157113 A JPH11157113 A JP H11157113A JP 34431997 A JP34431997 A JP 34431997A JP 34431997 A JP34431997 A JP 34431997A JP H11157113 A JPH11157113 A JP H11157113A
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JP
Japan
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thermal head
thermal transfer
thermal
thermistor
heat
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JP34431997A
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Hidefumi Tanaka
英史 田中
Satoshi Kanbe
聡 神戸
Kaoru Kitami
薫 北見
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクリボンの熱転写インクを記録紙に転写
して印刷を行った後に、印刷終了時の温度を測定し、こ
の温度から次の印刷開始時間を設定する。 【解決手段】 薄膜フィルム上に熱転写インクを塗布し
たインクリボン8と記録紙3とを、サーマルヘッド11
とプラテンローラ12との間で押圧しながら移送して、
サーマルヘッド11の発熱抵抗体に電流を流して発熱さ
せ、発熱抵抗体によりインクリボン8の熱転写インクを
記録紙3に転写して印刷を行う熱転写印刷装置1におい
て、温度を測定するサーミスタ11j,14を装置1内
に取り付け、インクリボン8の熱転写インクを記録紙3
に転写して印刷を行った後に、サーミスタ11j,14
により装置1内の温度を測定し、次の印刷開始時間を設
定することを特徴とする熱転写印刷装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写印刷装置及
び熱転写印刷装置に用いられるサーマルヘッドに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の熱転写印刷装置を説明する
ための図、図9は従来の熱転写印刷装置に用いられるサ
ーマルヘッドを説明するための図である。
【0003】図8に示した従来の熱転写印刷装置100
では、薄膜フィルム上に熱溶融性や熱昇華性の熱転写イ
ンクを塗布したインクリボン101が供給リール102
と巻取リール103とに巻回して設けられている。この
インクリボン101と記録紙104とをサーマルヘッド
105とプラテンローラ106との間で押圧しながら移
送して、サーマルヘッド105の発熱部に電流を流すこ
とにより発熱部を発熱させて、発熱部によりインクリボ
ン101の熱転写インクを溶融又は昇華して記録紙10
4に転写し印刷を行っている。
【0004】この際、サーマルヘッド105は、図9に
拡大して示した如く、放熱板105aの上に平板のセラ
ミック基板105bを設け、このセラミック基板105
bの端部から少し離して凸状の部分グレーズ105cを
設け、この部分グレーズ105c上に複数の発熱抵抗体
105dを紙面垂直方向にライン状に配設すると共
に、複数の発熱抵抗体105dの両端に複数の個別電
極105dと共通電極105dを接続して発熱部1
05dを形成している。これらの電極105d,10
5dはエポキシ基板105e上に搭載されている複数
の駆動用IC105eと結合するよう個別電極105d
は複数の発熱抵抗体105dの中央部から個々に、
共通電極105dは両端部からまとめて引き回されて
いた。そして、発熱部105dを構成する複数の発熱抵
抗体105dに電流を選択的に流すことにより発熱抵
抗体105dが加熱されると、この熱はインクリボン
101側に伝わるが、大部分は熱伝導のよいセラミック
基板105bを経由して放熱板105aに伝わり、加熱
が終了すると直ちに加熱前の温度に戻される。この場
合、放熱板105aと発熱部105dの温度はほぼ同一
と見ることができ、温度を測定する際には放熱板105
aの端部にサーミスタ105gを取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の熱転
写印刷装置100は、サーマルヘッド105の放熱板1
05aに取り付けたサーミスタ105gを印刷開始前、
或いは印刷中に用いて温度を測定し、印刷中の印字濃度
の温度変化に対する補正を行なっていた。
【0006】ここで、記録紙104を連続して印刷する
場合、サーマルヘッド105の発熱部105dで加熱さ
れた熱の大部分はサーマルヘッド105の放熱板105
aに蓄積され、これが熱転写印刷装置100全体の温度
を上昇させて人体に危険なので、数枚印字すると印刷そ
のものを停止していた。しかし、一旦、熱転写印刷装置
100全体の温度が上がってしまうと印刷を停止して
も、中々温度は下がらず次の印刷開始まで、時間がかか
り、非効率的であった。また温度上昇分を加味した印刷
濃度の制御は困難で画質の劣化を生じていた。
【0007】また、サーマルヘッド105は、熱効率が
悪く、消費電力が多大に必要であった。また、放熱板1
05aが必要なため形状は大きく小型化は困難であっ
た。
【0008】そこで、本発明は、サーマルヘッド105
の熱効率が良く、記録紙を連続して印刷できる熱転写印
刷装置を実現することを目的とすると共に、熱効率の良
い小型のサーマルヘッドを開発することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、薄膜フィルム上
に熱転写インクを塗布したインクリボンと記録紙とを、
サーマルヘッドとプラテンローラとの間で押圧しながら
移送して、前記サーマルヘッドの発熱抵抗体に電流を流
して発熱させ、該発熱抵抗体により前記インクリボンの
熱転写インクを前記記録紙に転写して印刷を行う熱転写
印刷装置において、温度を測定するサーミスタを装置内
に取り付け、前記インクリボンの熱転写インクを前記記
録紙に転写して印刷を行った後に、前記サーミスタによ
り装置内の温度を測定し、次の印刷開始時間を設定する
ことを特徴とする熱転写印刷装置である。
【0010】また、上記第1の発明の熱転写印刷装置に
おいて、前記サーミスタは、前記サーマルヘッドの基板
上で発熱部から離れた位置に取り付けたことを特徴とす
るものである。
【0011】また、上記第1の発明の熱転写印刷装置に
おいて、前記サーミスタは、電力を供給するバッテリに
密着させて取り付けたことを特徴とするものである。
【0012】また、第2の発明は、薄膜フィルム上に熱
転写インクを塗布したインクリボンと記録紙とを、サー
マルヘッドとプラテンローラとの間で押圧しながら移送
して、前記サーマルヘッドの発熱抵抗体に電流を流して
発熱させ、該発熱抵抗体により前記インクリボンの熱転
写インクを前記記録紙に転写して印刷を行う熱転写印刷
装置において、前記インクリボンの熱転写インクを前記
記録紙に転写して印刷を行った後に、一定の印刷停止時
間を設定し、この停止時間終了後に次の印刷を開始する
ことを特徴とする熱転写印刷装置である。
【0013】また、第3の発明は、熱転写印刷装置に用
いられるサーマルヘッドにおいて、複数の発熱抵抗体の
両端を複数の個別電極と共通電極とに接続した発熱部を
棒状ガラス部材に沿って形成し、且つ、前記棒状ガラス
部材を基板の一端面側に取り付けると共に、前記共通電
極と接続したサーミスタを前記基板上に取り付けたこと
特徴とするサーマルヘッドである。
【0014】また、上記第3の発明のサーマルヘッドに
おいて、前記サーマルヘッドの前記共通電極と前記サー
ミスタとを熱伝導度の良い被覆材で被覆して熱的に接合
したことを特徴とするサーマルヘッドである。
【0015】また、第4の発明は、熱転写印刷装置に用
いられるサーマルヘッドにおいて、複数の発熱抵抗体の
両端を複数の個別電極と共通電極とに接続した発熱部を
棒状ガラス部材に沿って形成し、且つ、前記棒状ガラス
部材を基板の一端面側に取り付けると共に、前記発熱部
に接近した位置に配置して前記共通電極と接続した第1
サーミスタと前記発熱部から離れた位置に配置した第2
サーミスタとを前記基板上に取り付けたこと特徴とする
サーマルヘッドである。
【0016】また、上記第3又は第4の発明のサーマル
ヘッドにおいて、前記基板に放熱板を設けないで前記複
数の発熱抵抗体を温度制御することを特徴とするサーマ
ルヘッドである。
【0017】また、第5の発明は、熱転写印刷装置に用
いられるサーマルヘッドにおいて、複数の発熱抵抗体の
両端を複数の個別電極と共通電極とに接続した発熱部を
棒状ガラス部材に沿って形成し、且つ、前記棒状ガラス
部材を基板の一端面側に取り付けると共に、複数の個別
電極と共通電極とに接続する複数の駆動用ICを基板上
に取り付けて、前記共通電極と複数の駆動用ICとの間
をほぼ等間隔に形成した複数の共通電流路で結合したこ
とを特徴とするサーマルヘッドである。
【0018】また、上記第5の発明のサーマルヘッドに
おいて、ほぼ等間隔に形成した前記複数の共通電流路の
少なくとも一つの間隔内に前記共通電極と接続したサー
ミスタを配置したことを特徴とするサーマルヘッドであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る熱転写印刷装
置及び熱転写印刷装置に用いられるサーマルヘッドの一
実施例を図1乃至図7を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は本発明に係る熱転写印刷装置の全体
構成を示した構成図であり、この熱転写印刷装置1は、
小型軽量に構成され、且つ、携帯可能に構成されてい
る。
【0021】即ち、図1に示した如く、本発明に係る熱
転写印刷装置1は、箱状の筐体2内の図示左下方に複数
枚の記録紙3を収納した記録紙カセット4が着脱自在に
設けられている。また、この記録紙カセット4に収納し
た最下層の記録紙3の下方に給紙ローラ5が接離自在に
設けられており、給紙ローラ5がバネ力で記録紙カセッ
ト4内の最下層の記録紙3に圧接した時に記録紙3が矢
印A方向に送り出されるようになっている。また、筐
体2内で給紙ローラ5より下流には、記録紙3を定速度
で矢印A,A方向に往復移送するために時計方向及
び反時計方向に回転するキャプスタン6と、このキャプ
スタン6に接離自在で且つキャプスタン6との間でバネ
力を介して記録紙3を挟持しながら従動回転するピンチ
ローラ7とが設けられている。
【0022】また、キャプスタン6及びピンチローラ7
より下流で筐体2内の図示右上方には、薄膜フィルム上
に熱溶融性や熱昇華性の熱転写インクを塗布したインク
リボン8が供給リール9と巻取リール10とに巻回して
設けられている。上記インクリボン8は、イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),透明なオーバ
コート用インク(OP)などの複数色の熱転写インクを
順次繰り返して塗布したものである。この際、インクリ
ボン8は、複数色の熱転写インクを記録紙3に転写する
動作に伴って、供給リール9側から巻取リール10側に
向かって矢印B方向に移送されるようになっている。
【0023】また、供給リール9と巻取リール10との
間には、本発明の要部となるサーマルヘッド11が上方
から下方に向かって垂設されている。このサーマルヘッ
ド11は、基台となるエポキシ基板11aの一端面側に
棒状ガラス部材11bが固着され、且つ、この棒状ガラ
ス部材11bに沿って複数の発熱抵抗体を紙面垂直方向
にライン状に配設した発熱部11cが形成されており、
小型の棒状ガラス端面型に形成されている。そして、サ
ーマルヘッド11の発熱部11cはインクリボン8の熱
転写インクを塗布していない側に接している。また、サ
ーマルヘッド11は、後述するように、エポキシ基板1
1aの一端面側に固着した棒状ガラス部材11b上の発
熱部11cと接続して第1サーミスタ11gが取り付け
られ、且つ、エポキシ基板11aの一端面側と反対の他
端側で発熱部11cと離れて第2サーミスタ11jが取
り付けられている。
【0024】また、サーマルヘッド11の棒状ガラス部
材11bに形成した発熱部11cの下方には、プラテー
ンローラ12が記録紙3及びインクリボン8を介して棒
状ガラス部材11b側に向かって接離自在に設けられて
いる。このプラテーンローラ12はバネ力で記録紙3及
びインクリボン8を介してサーマルヘッド11に圧接し
た時に記録紙3の移送方向に従動して回転自在となって
いる。
【0025】また、筐体2内の図示左下方には信号処理
回路13が設けられている。この信号処理回路13は印
刷動作の制御を行ったり、サーマルヘッド11の発熱部
11cに熱転写インクの色に応じた画像情報信号を供給
している。
【0026】また、筐体2内の図示左上方には、第3サ
ーミスタ14を取り付けたバッテリ15と、電圧変換回
路16とが設けられている。上記バッテリ15は、携帯
可能に構成した熱転写印刷装置1の電源であり、このバ
ッテリ15からの出力を電圧変換回路16により装置各
部に所定の電圧に変換して供給している。
【0027】ここで、上記構成による熱転写印刷装置1
の動作を簡略に説明すると、まず、記録紙カセット4か
ら記録紙3を給紙ローラ5により矢印A方向に移送し
てキャプスタン6とピンローラ7とに送り、この記録紙
3とインクリボン8とをサーマルヘッド11とプラテン
ローラ12との間で押圧しながら移送して、サーマルヘ
ッド11の発熱部11cに電流を流すことにより発熱さ
せて、発熱部11cによりインクリボン8の熱転写イン
クを溶融又は昇華して記録紙3に転写し印刷を行ってい
る。
【0028】ここでは、インクリボン8の1色目のイエ
ロー(Y)を記録紙3に印刷する時には、キャプスタン
6とピンローラ7とで記録紙3を矢印A方向に移送
し、且つ、この記録紙3とインクリボン8とをサーマル
ヘッド11とプラテンローラ12との間で押圧しながら
移送して、サーマルヘッド11の発熱部11cにイエロ
ー(Y)に応じた画像情報信号を供給している。そし
て、記録紙3への1色目のイエロー(Y)の印刷が終了
したらプラテンローラ12をサーマルヘッド11側から
離間させる一方、キャプスタン6とピンローラ7とで記
録紙3を矢印A方向に戻し、次に、以下上記の動作を
繰り返して2色目のマゼンタ(M),3色目のシアン
(C),透明なオーバコート(OP)の順に記録紙3上
に各色を順次重ねて合わせてカラー印刷を行っている。
【0029】次に、本発明の要部を構成するサーマルヘ
ッド11について図2乃至図5を用いて説明する。
【0030】図2は本発明に係る熱転写印刷装置に用い
られるサーマルヘッドの構成を説明するための図、図3
は同サーマルヘッドの接合状態を示した図、図4は同サ
ーマルヘッドを発熱させた時に、第1,第2サーミスタ
の温度変化を示した図、図5は同サーマルヘッドの共通
電極を複数の駆動用ICに電気的に結合する際に、共通
電極と複数の駆動用ICとの間に形成した複数の共通電
流路を共通電極に対してほぼ等間隔でハンダづけを行な
った場合と、ハンダづけ無しの場合による第1サーミス
タの温度変化を示した図である。
【0031】図2に示した如く、本発明に係る熱転写印
刷装置1に用いられるサーマルヘッド11は、長方形状
に形成されて基台となるエポキシ基板11aと、エポキ
シ基板11aの一端面に沿って固着された長尺な棒状ガ
ラス部材11bと、棒状ガラス部材11bに沿ってライ
ン状に配設した複数の発熱抵抗体11cをNiCr,
TaN等の高抵抗材料で形成し、この複数の発熱抵抗体
11cの両端をアルミ・金・銅等の低抵抗金属類から
なる複数の個別電極11cと共通電極11cとに接
続して棒状ガラス部材11bの表面に形成した発熱部1
1cと、発熱部11cの一部を構成する複数の個別電極
11cを接合して下記する複数の駆動用IC11hと
接合するためにエポキシ基板11aの裏面に沿って固着
したガラス基板11dと、ガラス基板11dに接続した
複数の個別電極11cを保護するためにガラス基板1
1dに接着された鉄・アルミ等の金属からなる保護材1
1eと、エポキシ基板11aの一端面側に取り付けた棒
状ガラス部材11b上の発熱部11cの共通電極11c
と一端側を接続し、且つ、他端側を図示しないコネク
タと接続して、エポキシ基板11a上で発熱部11cと
接近した位置に配置して取り付けた第1サーミスタ11
gと、複数の個別電極11cを介して複数の発熱抵抗
体11cに画像情報信号を選択的に供給するためにエ
ポキシ基板11aの中間部位に取り付けた複数の駆動用
IC11hと、複数の駆動用IC11hを保護する保護
材11iと、エポキシ基板11aの他端側で発熱部11
cから離れた位置に配置し且つ両端を図示しないコネク
タに接続してエポキシ基板11aに取り付けた第2サー
ミスタ11jとから構成されている。
【0032】ここで、第1サーミスタ11gは、棒状ガ
ラス部材11bと駆動用IC11hとの間に少なくとも
1個以上設置されている。また、サーマルヘッド11の
共通電極11cと、この共通電極11cに接続した
第1サーミスタ11gとは、熱伝導度の良いシリコン系
樹脂(例えば信越化学工業株式会社製KE45T)を用
いた被覆材11fにより被覆されて熱的に接合されてい
る。これにより、発熱部11cの熱は熱伝導度の良い共
通電極11cから被覆材11fを経由して直ちに第1
サーミスタ11gに伝達されるので、発熱部11cの温
度をこの第1サーミスタ11gを用いて測定できる。そ
して、この第1サーミスタ11gで測定した温度に基づ
いて記録紙3への印刷時に画像情報信号に対して図示し
ない階調制御手段を介して階調を制御している。また、
第2サーミスタ11jも第1サーミスタ11gと同様に
熱伝導度の良いシリコン系樹脂(例えば信越化学工業株
式会社製KE45T)を用いた被覆材11fにより被覆
されて熱的に接合されている。
【0033】また、複数の駆動用IC11hは、エポキ
シ系樹脂(例えばコニシ株式会社製ボンドクィック5)
を用いた保護材11iで表面を被覆されて駆動時の発熱
による温度上昇を外部にたいして緩和するとともに、外
部からの衝撃に対しても保護されている。従って駆動用
11hによる熱は第1サーミスタ11gには直接伝わら
ないよう配慮されている。
【0034】また、第2サーミスタ11jは、サーマル
ヘッド11の発熱部11c,駆動用IC11hなどの熱
源からできるだけ離れた位置に設置されている。これに
より、第2サーミスタ11jは、常温に近い温度を検出
することができ、前述した第1サーミスタ11gとの比
較により、印刷時の加熱を最適に行うものである。
【0035】次に、上記構成によるサーマルヘッド11
を発熱させた時に、第1,第2サーミスタ11g,11
jの温度変化は図4に示したようになる。図4に示した
サーマルヘッド11の発熱条件は、5秒加熱,5秒冷却
を3回繰り返した。この結果、サーマルヘッド11の加
熱時に、第1サーミスタ11gと第2サーミスタ11j
との温度差は、最初の加熱開始時の温度差S0以外は差
が生じることが明らかとなった。また、サーマルヘッド
11への繰り返しの加熱条件がほぼ同じ場合、2回目以
降の温度差S1,S2,S3はほぼ同じ値を取った。こ
のことにより、第1,第2サーミスタ11g,11jの
測定温度を比較すれば、サーマルヘッド11の発熱時の
温度上昇を予測でき、インク転写量の制御が可能となっ
た。即ち、第1,第2サーミスタ11g,11jの温度
差S0がない場合には最初の加熱開始時であるからサー
マルヘッド11が早く暖まるように電流を制御する一
方、2回目以降は第1,第2サーミスタ11g,11j
の温度差S1,S2,S3がほぼ同じであることからか
らサーマルヘッド11の電流を各回ごとにほぼ同じよう
に制御している。
【0036】この際、第1,第2サーミスタ11g,1
1jの温度測定条件は、サーマルヘッド11の構成部材
を下記のように設定したものを使用している。 棒状ガラス部材11b 直径2mm,中空直径0.6mm,材質SiO 発熱部 100μmx150μm 抵抗値1600Ω、材質NiCr 電極 材質Cu ガラス基板11d 厚さ0.8mm、材質SiO 保護材11e 厚さ0.2mm、材質Al エポキシ基板11a 厚さ1.6mm、材質エポキシ 印加電圧 11V 外部温度 25℃ 次に、図3に示すように、サーマルヘッド11の共通電
極11cを複数の駆動用IC11hに電気的に結合す
る際に、共通電極11cと複数の駆動用IC11hと
の間をほぼ等間隔に形成した複数の共通電流路11c
で結合しており、ここでは共通電極11cに対して複
数の共通電流路11cを各共通電流路11c上でほ
ぼ等間隔でハンダづけを行なうことにより、発熱部11
c全体の温度が発熱開始時に均一になるよう構成した。
尚、サーマルヘッド11の複数の個別電極11cはガ
ラス基板11d側にあるため複数の駆動用IC11h
への接続を省略している。
【0037】ここで、従来は、サーマルヘッド11の共
通電極11cと複数の共通電流路11cとを電気的
に結合する際に全体にハンダづけをしていたが、ハンダ
の量が多く、さらに均一に付けることが困難でありむら
を生じ易かった。一方、ハンダづけの間隔を任意とする
と、間隔の狭いところと長いところで熱伝導量が異な
り、発熱部11cでの温度分布に変動をきたし印刷時に
濃度むらを生じた。そこで、図3に示すように、共通電
極11cに対して複数の共通電流路11cをほぼ等
間隔でハンダづけをしたところ、熱伝導量が等しくなり
濃度むらの無い印刷を行なうことができた。
【0038】更に、サーマルヘッド11の共通電極11
と接続した第1サーミスタ11gは、ほぼ等間隔に
形成した複数の共通電流路11cの少なくとも一つの
間隔内に設置している。
【0039】次に、図5に示したように、サーマルヘッ
ド11の共通電極11cに対して複数の共通電流路1
1cを電気的に結合する際に、ほぼ等間隔でハンダづ
けを行なった場合と、ハンダづけ無しの場合とによる第
1サーミスタ11gの温度変化は、ほぼ等間隔でハンダ
づけをすると温度がやや低下するが、変動が少なくな
り、電気的な結合も良好で共通電流路11cの抵抗値
が下がり駆動用IC11hとの間の電流変化が減少し
た。ハンダづけの個数は駆動用IC11hの2倍とし、
中央部に第1サーミスタ11gを挿入したが温度変化等
の影響はなかった。この場合、一ヶ所のハンダづけ量は
少なく、簡単に行なえるため、容易に均一性が得られ
る。
【0040】以上により、本発明では、サーマルヘッド
11のエポキシ基板11aに放熱板を設けず、エポキシ
基板11aに取り付けた第1,第2サーミスタ11g,
11jの設置位置を適正化することにより、サーマルヘ
ッド11の発熱部11cの温度を的確に測定し、印刷時
にサーマルヘッド11の複数の発熱抵抗体11cの発
熱量を制御することにより、濃度むら無く複数の発熱抵
抗体11cを温度制御でき、消費電力の少ない高画質
な印刷用のサーマルヘッド11を得ることができる。
【0041】次に、熱転写印刷装置1内の温度管理に基
づいて記録紙3への印刷開始時間を設定する動作につい
て図1,図2,図6,図7を併用して説明する。
【0042】図6は本発明に係る熱転写印刷装置におい
て、記録紙への印刷開始時間の設定例を示す図、図7は
本発明に係る熱転写印刷装置において、バッテリを用い
た時のサーマルヘッド,バッテリの温度上昇と印刷開始
時間特性を示した図である。
【0043】まず、上記熱転写印刷装置1の印刷概要の
一例を次に示す。 記録方式 溶融熱転写印刷方式 印刷方法 C,M,Y,OP 4インク重ね印刷 画素数 448×597 解像度 217dpi 印字速度 60sec バッテリ リチウム2次電池3.6V×2個サーマルヘット゛ 棒状ガラスヘッド端面型 ここで、先に説明したエポキシ基板11aの他端側に取
り付けた第2サーミスタ11jの温度は、サーマルヘッ
ド11の発熱部11c,駆動用IC11hなどの熱源か
ら離れているので、熱転写印刷装置1内の加熱による温
度上昇を示すため、この第2サーミスタ11jの測定値
により、次の印刷開始時間を設定することが可能であ
る。
【0044】また、バッテリ15に取り付けた第3サー
ミスタ14も熱転写印刷装置1内の加熱による温度上昇
を示すため、この第3サーミスタ14の測定値により、
次の印刷開始時間を設定することが可能である。
【0045】即ち、サーマルヘッド11の発熱部11c
に配設した複数の発熱抵抗体11cに画像情報信号を
選択的に供給する際に、複数の発熱抵抗体11cが動
作する状況に応じてサーマルヘッド11の消費電力が変
化するものであり、図6(A),(B)は印刷時にサー
マルヘッド11の消費電力の少ない場合と対応した第2
サーミスタ11jの温度変化を示し、図6(C)〜
(E)は印刷時にサーマルヘッド11の消費電力の多い
場合と対応した第2サーミスタ11j,第3サーミスタ
14の温度変化を示している。
【0046】まず、図6(A),(B)に示したよう
に、サーマルヘッド11の消費電力が少ない場合の例で
は、最初の印刷終了時に第2サーミスタ11jの温度が
T0で、次の印刷が開始される時までに印刷前の温度に
戻ればよいから、この時間が次の印刷開始から給紙に要
する時間とすれば、最初の印刷終了後直ちに印刷を開始
することができる。従って温度T0のとき、次の印刷開
始となる給紙動作がスタートするので、次の印刷開始時
間は零となる。
【0047】一方、図6(C),(D)に示したよう
に、サーマルヘッド11の消費電力が多い場合の例で
は、最初の印刷終了時に第2サーミスタ11jの温度を
Tmaxとすると、次の印刷時の給紙時間内では印刷前
の温度に戻らないから、一定の印刷開始時間を経過して
から、次の印刷を開始する。言い換えると、インクリボ
ン8の熱転写インクを記録紙3に転写して印刷を行った
後に、一定の印刷停止時間(一定の印刷開始時間)を設
定し、この印刷停止時間終了後に次の印刷を開始(給紙
を開始)している。尚、第2サーミスタ11jの温度が
図6(B)のA点と同じくT0の値を取るC点に達した
とき印刷を開始しても良い。
【0048】更に、図6(C),(E)に示したよう
に、携帯可能にバッテリ15を取り付けた場合、バッテ
リ15は熱転写印刷装置1の消費電力量により電流が流
れて発熱し、このため、バッテリ15自身の発熱量が変
化するため、第3サーミスタ14をバッテリ15に密着
させて温度を測り、この第3サーミスタ14の測定値に
より印刷開始時間を制御することもできる。図6(E)
から明らかなように、第3サーミスタ14の温度上昇は
全体に滑らかでゆっくりしているものの、印刷終了時点
の温度Tbatにより次の印刷開始時間を定めることが
できる。ただ、給紙開始時のE点の温度は低くて検知し
にくいので、印刷終了時のD点を主に用いる。
【0049】この際、バッテリ15を用いた時に、サー
マルヘッド11,バッテリ15の上昇温度と印刷開始時
間を測定したところ図7の結果を得た。この結果を基
に、印刷開始時間を設定すればよい。
【0050】サーマルヘッドでの例をとると、 T0 : 4.5℃ 印刷開始時間零 1枚目最大上昇温度: 8℃ 印刷開始時間40秒 となる。
【0051】最大上昇時は印刷画像が真っ黒な場合で、
実際にはほとんど使用されない。この事から、印刷開始
時間をほぼ30秒程度に設定しておけば実用上差し支え
ないことが分かる。従って、第3サーミスタ14による
温度測定を省略する場合は、例えば、印刷間隔をほぼ3
0秒間とり、一定間隔にすればよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る熱転写印刷装
置によると、とくに、温度を測定するサーミスタを装置
内に取り付け、インクリボンの熱転写インクを記録紙に
転写して印刷を行った後に、サーミスタにより装置内の
温度を測定し、次の印刷開始時間を設定しているので、
サーマルヘッドの熱効率が良く、記録紙を連続して印刷
できる小型な熱転写印刷装置を容易に得られる。
【0053】また、本発明に係る熱転写印刷装置に用い
られるサーマルヘッドによると、複数の発熱抵抗体の両
端を複数の個別電極と共通電極とに接続した発熱部を棒
状ガラス部材に沿って形成し、且つ、棒状ガラス部材を
基板の一端面側に取り付けると共に、共通電極と接続し
たサーミスタ及び複数の個別電極と共通電極とに接続す
る複数の駆動用ICを基板上に取り付けたため、このサ
ーマルヘッドは消費電力を少なく設定でき、且つ、従来
のような放熱板も必要ないことから、小型軽量で携帯可
能な熱転写印刷装置に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱転写印刷装置の全体構成を示し
た構成図である。
【図2】本発明に係る熱転写印刷装置に用いられるサー
マルヘッドの構成を説明するための図である。
【図3】本発明に係る熱転写印刷装置に用いられるサー
マルヘッドの接合状態を示した図である。
【図4】本発明に係る熱転写印刷装置に用いられるサー
マルヘッドを発熱させた時に、第1,第2サーミスタの
温度変化を示した図である。
【図5】本発明に係る熱転写印刷装置に用いられるサー
マルヘッドの共通電極を複数の駆動用ICに電気的に結
合する際に、共通電極と複数の駆動用ICとの間に形成
した複数の共通電流路を共通電極に対してほぼ等間隔で
ハンダづけを行なった場合と、ハンダづけ無しの場合に
よる第1サーミスタの温度変化を示した図である。
【図6】本発明に係る熱転写印刷装置において、記録紙
への印刷開始時間の設定例を示す図である。
【図7】本発明に係る熱転写印刷装置において、バッテ
リを用いた時のサーマルヘッド,バッテリの温度上昇と
印刷開始時間特性を示した図である。
【図8】従来の熱転写印刷装置を説明するための図であ
る。
【図9】従来の熱転写印刷装置に用いられるサーマルヘ
ッドを説明するための図である。
【符号の説明】
1…熱転写印刷装置、3…記録紙、8…インクリボン、
11…サーマルヘッド、11a…エポキシ基板、11b
…棒状ガラス部材、11c…発熱部、11c…発熱抵
抗体、11c…個別電極、11c…共通電極、11
…共通電流路、11f…被覆材、11g…第1サー
ミスタ、11h…駆動用IC、11j…第2サーミス
タ、12…プラテーンローラ、14…第3サーミスタ、
15…バッテリ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄膜フィルム上に熱転写インクを塗布した
    インクリボンと記録紙とを、サーマルヘッドとプラテン
    ローラとの間で押圧しながら移送して、前記サーマルヘ
    ッドの発熱抵抗体に電流を流して発熱させ、該発熱抵抗
    体により前記インクリボンの熱転写インクを前記記録紙
    に転写して印刷を行う熱転写印刷装置において、 温度を測定するサーミスタを装置内に取り付け、前記イ
    ンクリボンの熱転写インクを前記記録紙に転写して印刷
    を行った後に、前記サーミスタにより装置内の温度を測
    定し、次の印刷開始時間を設定することを特徴とする熱
    転写印刷装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の熱転写印刷装置において、 前記サーミスタは、前記サーマルヘッドの基板上で発熱
    部から離れた位置に取り付けたことを特徴とする熱転写
    印刷装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の熱転写印刷装置において、 前記サーミスタは、電力を供給するバッテリに密着させ
    て取り付けたことを特徴とする熱転写印刷装置。
  4. 【請求項4】薄膜フィルム上に熱転写インクを塗布した
    インクリボンと記録紙とを、サーマルヘッドとプラテン
    ローラとの間で押圧しながら移送して、前記サーマルヘ
    ッドの発熱抵抗体に電流を流して発熱させ、該発熱抵抗
    体により前記インクリボンの熱転写インクを前記記録紙
    に転写して印刷を行う熱転写印刷装置において、 前記インクリボンの熱転写インクを前記記録紙に転写し
    て印刷を行った後に、一定の印刷停止時間を設定し、こ
    の停止時間終了後に次の印刷を開始することを特徴とす
    る熱転写印刷装置。
  5. 【請求項5】熱転写印刷装置に用いられるサーマルヘッ
    ドにおいて、 複数の発熱抵抗体の両端を複数の個別電極と共通電極と
    に接続した発熱部を棒状ガラス部材に沿って形成し、且
    つ、前記棒状ガラス部材を基板の一端面側に取り付ける
    と共に、前記共通電極と接続したサーミスタを前記基板
    上に取り付けたこと特徴とするサーマルヘッド。
  6. 【請求項6】請求項5記載のサーマルヘッドにおいて、 前記サーマルヘッドの前記共通電極と前記サーミスタと
    を熱伝導度の良い被覆材で被覆して熱的に接合したこと
    を特徴とするサーマルヘッド。
  7. 【請求項7】熱転写印刷装置に用いられるサーマルヘッ
    ドにおいて、 複数の発熱抵抗体の両端を複数の個別電極と共通電極と
    に接続した発熱部を棒状ガラス部材に沿って形成し、且
    つ、前記棒状ガラス部材を基板の一端面側に取り付ける
    と共に、前記発熱部に接近した位置に配置して前記共通
    電極と接続した第1サーミスタと前記発熱部から離れた
    位置に配置した第2サーミスタとを前記基板上に取り付
    けたこと特徴とするサーマルヘッド。
  8. 【請求項8】請求項5乃至請求項7記載のうちいずれか
    1項記載のサーマルヘッドにおいて、 前記基板に放熱板を設けないで前記複数の発熱抵抗体を
    温度制御することを特徴とするサーマルヘッド。
  9. 【請求項9】熱転写印刷装置に用いられるサーマルヘッ
    ドにおいて、 複数の発熱抵抗体の両端を複数の個別電極と共通電極と
    に接続した発熱部を棒状ガラス部材に沿って形成し、且
    つ、前記棒状ガラス部材を基板の一端面側に取り付ける
    と共に、複数の個別電極と共通電極とに接続する複数の
    駆動用ICを基板上に取り付けて、前記共通電極と複数
    の駆動用ICとの間をほぼ等間隔に形成した複数の共通
    電流路で結合したことを特徴とするサーマルヘッド。
  10. 【請求項10】請求項9記載のサーマルヘッドにおい
    て、 ほぼ等間隔に形成した前記複数の共通電流路の少なくと
    も一つの間隔内に前記共通電極と接続したサーミスタを
    配置したことを特徴とするサーマルヘッド。
JP34431997A 1997-11-28 1997-11-28 熱転写印刷装置及び熱転写印刷装置に用いられるサーマルヘッド Pending JPH11157113A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6618068B2 (en) 2000-03-14 2003-09-09 Olympus Optical Co., Ltd. Printer device
US6999108B2 (en) 2004-02-17 2006-02-14 Eastman Kodak Company Method and apparatus for image registration improvements in a printer having plural printing stations
JP2008006686A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Toshiba Tec Corp リライトプリンタ

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