JPH1115710A - 計測システム - Google Patents

計測システム

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JPH1115710A
JPH1115710A JP16239197A JP16239197A JPH1115710A JP H1115710 A JPH1115710 A JP H1115710A JP 16239197 A JP16239197 A JP 16239197A JP 16239197 A JP16239197 A JP 16239197A JP H1115710 A JPH1115710 A JP H1115710A
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JP
Japan
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creation
file
text
production
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JP16239197A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Ikeda
良昭 池田
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データファイルの作成開始日時及び作成終了
日時を容易に管理することが可能な計測システムを実現
する。 【解決手段】 制御手段を使用した計測システムにおい
て、測定対象の出力信号を取り込む測定装置と、この測
定装置を制御すると共にデータファイルの作成開始若し
くは作成終了の時点で作成開始テキスト若しくは作成終
了テキストをファイル作成履歴データファイルに書き込
む制御手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
制御手段を使用した計測システムに関し、特にデータフ
ァイルの作成日時等の管理が容易な計測システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータ等の制御手段を使用
した計測システムは測定対象からの入力データを測定装
置で取り込むと共に上位のコンピュータにより必要な処
理を行っていた。
【0003】図4はこのような従来の計測システムの一
例を示す構成ブロック図であり、図4において1は実験
回路等の測定対象、2は測定装置、3は制御回路、4は
記憶回路である。また、2〜4は計測システム50を、
3及び4はコンピュータ等の制御手段51をそれぞれ構
成している。
【0004】測定対象1の出力は測定装置2に接続さ
れ、測定装置2の出力は制御回路3に接続される。ま
た、制御回路3の入出力は記憶回路4に接続される。
【0005】ここで、図4に示す従来例の動作を簡単に
説明する。実験回路等の測定対象1からは電圧信号、電
流信号等の様々な信号が複数出力される。測定装置2は
複数のチャンネルを備えており、この複数のチャンネル
でこれらの信号を取り込む。
【0006】測定装置2で取り込まれた信号は上位であ
る制御回路3において適宜必要な演算処理等が行われ記
憶回路4に適宜格納される。
【0007】例えば、各実験毎に取り込まれたデータは
図4中”イ”、”ロ”、”ハ”及び”ニ”に示すデータ
ファイル「FileA」、「FileB」、「File
C」及び「FileD」として記憶回路4に格納され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示す計
測システムの構成では記憶回路4内に各実験毎に複数の
データファイルが作成されるので、各データファイルの
作成された順番や時間等を調べるのが困難である。
【0009】例えば、汎用のファイル管理ツールによれ
ば作成されたデータファイルのファイル名、サイズ及び
更新日時等は分かるもののデータファイルの作成開始日
時及び作成終了日時を調べることができないと言った問
題点があった。従って本発明が解決しようとする課題
は、データファイルの作成開始日時及び作成終了日時を
容易に管理することが可能な計測システムを実現するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明の第1では、制御手段を使用した計測
システムにおいて、測定対象の出力信号を取り込む測定
装置と、この測定装置を制御すると共にデータファイル
の作成開始若しくは作成終了の時点で作成開始テキスト
若しくは作成終了テキストをファイル作成履歴データフ
ァイルに書き込む制御手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0011】このような課題を達成するために、本発明
の第2では、本発明の第1において、データファイルが
作成される記憶回路と、前記測定装置及び前記記憶回路
を制御すると共にデータファイルの作成開始若しくは作
成終了の時点で作成開始テキスト若しくは作成終了テキ
ストを前記記憶回路に作成されたファイル作成履歴デー
タファイルに書き込む制御回路とから構成される前記制
御手段を用いることを特徴とするものである。
【0012】このような課題を達成するために、本発明
の第3では、本発明の第1及び第2において、前記作成
開始テキスト若しくは前記作成終了テキストがデータフ
ァイル名と、当該データファイルの作成開始日時若しく
は作成終了日時と、当該データファイルの作成開始若し
くは作成終了を示す識別子とから構成されることを特徴
とするものである。
【0013】このような課題を達成するために、本発明
の第4では、本発明の第3において、前記作成開始テキ
スト若しくは前記作成終了テキストと共に実験内容及び
データファイル作成条件をファイル作成履歴データファ
イルに書き込むことを特徴とするものである。
【0014】このような課題を達成するために、本発明
の第5では、本発明の第1において、複数の前記測定対
象に対して並列処理によりデータを収集してデータファ
イルを作成することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明に係る計測システムの一実施例
を示す構成ブロック図である。
【0016】図1において1〜3は図4と同一符号を付
してあり,4aは記憶回路である。また、2,3及び4
aは計測システム50aを、3及び4aはコンピュータ
等の制御手段51aをそれぞれ構成している。
【0017】接続関係についても図4に示す実施例と同
様であり異なる点は記憶回路4a内に図1中”イ”〜”
ニ”に示すデータファイル「FileA」、「File
B」、「FileC」及び「FileD」の他に図1
中”ホ”に示す「ファイル作成履歴データファイル」が
作成される点である。
【0018】ここで、図1に示す実施例の動作を図2及
び図3を用いて説明する。図2は制御回路3の「ファイ
ル作成履歴データファイル」の作成動作を説明するフロ
ー図であり、図3は図1中”イ”〜”ニ”に示すデータ
ファイル「FileA」〜「FileD」が作成される
時間関係を示す説明図である。
【0019】制御回路3は従来例と同様に実験回路等の
測定対象1からの複数の出力信号を測定装置2を介して
取り込み適宜必要な演算処理等を行った後記憶回路4に
データファイルとして適宜格納する。
【0020】このようなデータファイルの作成と共に制
御回路3は図2に示すような要領で「ファイル作成履歴
データファイル」を作成する。
【0021】即ち、図2(a)に示すように制御回路3
は新規のデータファイルの作成開始かどうかを判断し、
もし、データファイルの新規作成であれば図2(b)に
示すように新規のデータファイルを作成すると共に、図
2(c)に示すように制御回路3は「作成開始テキス
ト」を図1中”ホ”に示す「ファイル作成履歴データフ
ァイル」に書き込む。
【0022】具体的に「作成開始テキスト」とは作成さ
れたデータファイル名、当該データファイルを作成した
日時及び当該データファイルの作成開始を示す、例えば
「Open」等の識別子から構成される。
【0023】一方、図2(a)においてデータファイル
の新規作成ではない場合は図2(d)にスキップする。
【0024】図2(d)に示すように制御回路3はデー
タファイルへのデータ書き込みの必要性を判断し、も
し、データ書き込みが必要であれば図2(e)に示すよ
うに測定装置2を介して取り込んだデータをデータファ
イルに書き込む。
【0025】一方、図2(d)においてデータファイル
への書き込みが不要であれば図2(f)にスキップす
る。
【0026】そして、図2(f)に示すように制御回路
3はデータファイルの作成を終了するかどうかを判断
し、もし、データファイルの作成終了であれば図2
(g)に示すように当該データファイルの作成を終了す
ると共に、図2(h)に示すように制御回路3は「作成
終了テキスト」を図1中”ホ”に示す「ファイル作成履
歴データファイル」に書き込む。
【0027】具体的に「作成終了テキスト」とは作成終
了したデータファイル名、当該データファイルの作成を
終了した日時及び当該データファイルの作成終了を示
す、例えば「Close」等の識別子から構成される。
【0028】一方、図2(f)においてデータファイル
が作成終了ではない場合は図2に示す処理を終了する。
【0029】ここで、図2に示すフロー図により「ファ
イル作成履歴データファイル」が作成される様子を図3
を用いて更に具体的に説明する。
【0030】図3中”イ”、”ロ”、”ハ”及び”ニ”
は図1中”イ”〜”ニ”に示すデータファイル「Fil
eA」〜「FileD」であり、また、図3中”ホ”は
「ファイル作成履歴データファイル」である。
【0031】さらに、横軸は時間軸である。但し、図3
中”ホ”に示す「ファイル作成履歴データファイル」の
位置については時間軸と無関係である。
【0032】例えば、図3中”イ”に示すデータファイ
ル「FileA」は”11:10:20〜11:21:
20”の間に、図3中”ロ”に示すデータファイル「F
ileB」は”11:13:30〜11:44:10”
の間に、図3中”ハ”に示すデータファイル「File
C」は”11:33:00〜12:15:00”の間
に、図3中”ニ”に示すデータファイル「FileD」
は”11:54:00〜12:01:05”の間にそれ
ぞれ作成されるものとする。
【0033】このような状態において、図2に示すフロ
ー図に従えば図3中”ヘ”に示す”11:10:20”
の時点で図3中”イ”に示す「FileA」が新規作成
されるので、図3中”ホ”に示す「ファイル作成履歴デ
ータファイル」には「作成開始テキスト」が書き込まれ
る。
【0034】具体的にはデータファイル名である「Fi
leA」、当該データファイルを作成した日時である
「1997/01/02 11:10:20」及び当該
データファイルの作成開始を示す識別子「Open」が
書き込まれる。
【0035】次に、図3中”ト”に示す”11:21:
20”の時点で図3中”イ”に示す「FileA」の作
成が終了するが、それ以前の図3中”チ”に示す”1
1:13:30”の時点で図3中”ロ”に示す「Fil
eB」が新規作成されるので、図3中”ホ”に示す「フ
ァイル作成履歴データファイル」には「作成開始テキス
ト」が書き込まれる。
【0036】具体的には「FileB 1997/01
/02 11:13:30 Open」なるテキストが
書き込まれる。
【0037】同様にして図3中”ト”に示す時点で「F
ileA 1997/01/0211:21:20 C
lose」が、図3中”ヌ”に示す時点で「FileC
1997/01/02 11:33:00 Open」
が、図3中”リ”に示す時点で「FileB 1997
/01/02 11:44:10 Close」が順次
書き込まれる。
【0038】さらに、図3中”ヲ”に示す時点で「Fi
leD 1997/01/02 11:54:00 O
pen」が、図3中”ワ”に示す時点で「FileD
1997/01/02 12:01:05 Clos
e」が、図3中”ル”に示す時点で「FileC 19
97/01/02 12:15:00 Close」が
順次書き込まれる。
【0039】従って、図3中”ホ”に示す「ファイル作
成履歴データファイル」には「FileA」〜「Fil
eD」の作成開始及び作成終了が時系列的に書き込まれ
て行くことになる。
【0040】すなわち、図3中”ホ”に示す「ファイル
作成履歴データファイル」の内容を見ればデータファイ
ルの作成開始日時や作成終了日時を容易に確認すること
ができる。
【0041】この結果、各データファイルの作成開始若
しくは作成終了の時点で「作成開始テキスト」若しくは
「作成終了テキスト」を「ファイル作成履歴データファ
イル」に書き込むことにより、データファイルの作成開
始日時及び作成終了日時を容易に管理することが可能に
なる。
【0042】また、「ファイル作成履歴データファイ
ル」はテキストファイル形式であるためデータ収集期間
のグラフ表示作成等の制御手段51aでの処理が容易に
なる。
【0043】なお、実施例の説明に際しては「作成開始
テキスト」若しくは「作成終了テキスト」を構成する識
別子としては「Open」若しくは「Close」を例
示したが一意に定義された符号、記号、マーク等であれ
ば何であっても構わない。
【0044】また、各データファイルの作成開始及び作
成終了の時点での「ファイル作成履歴データファイル」
への書き込みに際して実験内容やデータファイル作成条
件等を併せて書き込むことにより、データファイルの管
理がより容易になる。
【0045】また、図1の実施例においては測定対象が
1つの場合を例示したが、複数の測定対象から並列処理
によりデータを収集してデータファイルを作成して行く
場合に関しても有効である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。各データファイ
ルの作成開始若しくは作成終了の時点で「作成開始テキ
スト」若しくは「作成終了テキスト」を「ファイル作成
履歴データファイル」に書き込むことにより、データフ
ァイルの作成開始日時及び作成終了日時を容易に管理す
ることが可能な計測システムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る計測システムの一実施例を示す構
成ブロック図である。
【図2】「ファイル作成履歴データファイル」の作成動
作を説明するフロー図である。
【図3】データファイルが作成される時間関係を示す説
明図である。
【図4】従来の計測システムの一例を示す構成ブロック
図である。
【符号の説明】
1 測定対象 2 測定装置 3 制御回路 4,4a 記憶回路 50,50a 計測システム 51,51a 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御手段を使用した計測システムにおい
    て、 測定対象の出力信号を取り込む測定装置と、 この測定装置を制御すると共にデータファイルの作成開
    始若しくは作成終了の時点で作成開始テキスト若しくは
    作成終了テキストをファイル作成履歴データファイルに
    書き込む制御手段とを備えたことを特徴とする計測シス
    テム。
  2. 【請求項2】データファイルが作成される記憶回路と、 前記測定装置及び前記記憶回路を制御すると共にデータ
    ファイルの作成開始若しくは作成終了の時点で作成開始
    テキスト若しくは作成終了テキストを前記記憶回路に作
    成されたファイル作成履歴データファイルに書き込む制
    御回路とから構成される前記制御手段を用いることを特
    徴とする特許請求の範囲請求項1記載の計測システム。
  3. 【請求項3】前記作成開始テキスト若しくは前記作成終
    了テキストがデータファイル名と、当該データファイル
    の作成開始日時若しくは作成終了日時と、当該データフ
    ァイルの作成開始若しくは作成終了を示す識別子とから
    構成されることを特徴とする特許請求の範囲請求項1及
    び請求項2記載の計測システム。
  4. 【請求項4】前記作成開始テキスト若しくは前記作成終
    了テキストと共に実験内容及びデータファイル作成条件
    をファイル作成履歴データファイルに書き込むことを特
    徴とする特許請求の範囲請求項3記載の計測システム。
  5. 【請求項5】複数の前記測定対象から並列処理によりデ
    ータを収集してデータファイルを作成することを特徴と
    する特許請求の範囲請求項1記載の計測システム。
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