JPH11156887A - 小突起部を有するボタンパネルの製造方法 - Google Patents
小突起部を有するボタンパネルの製造方法Info
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Abstract
ボタンパネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 ボタン隆起部3に点字小突起部2が形成
されたインサートシート1と、インサートシート1のボ
タン隆起部3に合致するボタン用凹部4とこのボタン用
凹部4の内面に形成されたインサートシート1の点字用
小突起部2の総体積より大きい空間の小突起部退避用凹
部5とを有するインサートシート固定金型6と、インサ
ートシート1の裏面との間にキャビティを形成するキャ
ビティ形成金型7とを有する射出成形用金型とを用い、
インサートシート1の点字用小突起部2がインサートシ
ート固定金型6の小突起部退避用凹部5に収容されるよ
うにインサートシート1のボタン隆起部3をインサート
シート固定金型6のボタン用凹部4に嵌め込み、金型を
型閉めした後、キャビティに成形樹脂を射出して、イン
サートシート1の裏面に成形樹脂を一体化接着させる。
Description
等の家電製品、ヒーターコントロールパネルなどの自動
車部品等に使用できる例えば点字用として形成された小
突起部を有するボタンパネルであって、ボタン部を有す
るインサートシートと樹脂成形品とが、樹脂成形品の成
形と同時に一体化接着された小突起部を有するボタンパ
ネルの製造方法に関する。
いられている点字用の小突起部を有するボタンパネルの
製造方法としては、まず、インサートシートと射出成形
用金型とを用意する。インサートシートは、点字用の小
突起部を有するボタン隆起部が形成されたものである。
一方、射出成形用金型は、インサートシートのボタン隆
起部に合致するボタン用凹部と、インサートシートの点
字用の小突起部に合致する形状となるようにボタン用凹
部の内面に形成された小突起部用凹部とを有するインサ
ートシート固定金型と、インサートシートの裏面との間
に成形樹脂が射出されるキャビティを形成するキャビテ
ィ形成金型とを有するものである。次に、インサートシ
ートのボタン隆起部を射出成形用金型のボタン用凹部に
嵌め込むと同時に、インサートシートの点字用の小突起
部も射出成形用金型の小突起部用凹部内に嵌め込み、金
型を型閉めした後、キャビティに成形樹脂を射出して、
インサートシートの裏面に成形樹脂を一体化接着させる
ものがある。この従来の射出成形用金型の小突起部用凹
部は、インサートシートの点字用の小突起部の突出形状
が合致する空間を有する凹部である。
点字用の小突起部も、射出成形用金型の小凹部も極めて
小さいものであり、特に射出成形用金型の小凹部はボタ
ン用凹部の底面付近にあり見えにくい。したがって、嵌
め込みの目測を少しでも誤るとインサートシートの点字
用の小突起部と射出成形用金型の小凹部とが位置ズレを
起こしてしまうことになり、インサートシートの点字用
の小突起部と射出成形用金型の小凹部とを正確に位置合
わせをして嵌め込むことは困難である。このため、嵌め
込みが不完全なままで射出成形用金型の型閉めをしてし
まうと、インサートシートの点字用の小突起部が潰れた
り変形したりして、商品価値の薄いボタンパネルとなっ
てしまう。また、正確に位置合わせをして嵌め込もうと
何回も嵌めなおしていると、インサートシートと金型と
の摩擦や衝突によって点字用の小突起部に傷が発生する
し、手間と時間もかかる。このためボタンパネルの生産
性が低下してしまう。
小突起部の潰れや変形、傷がなく、生産性の高い小突起
部を有するボタンパネルの製造方法を提供することにあ
る。
めに、請求項1の発明に係る小突起部を有するボタンパ
ネルの製造方法は、ボタン隆起部とこの表面に小突起部
が形成されたインサートシートと、インサートシートの
ボタン隆起部に合致するボタン用凹部とこのボタン用凹
部の内面に形成されたインサートシートの小突起部の総
体積より大きい空間の小突起部退避用凹部とを有するイ
ンサートシート固定金型と、インサートシートの裏面と
の間にキャビティを形成するキャビティ形成金型とを有
する射出成形用金型とを用い、インサートシートの小突
起部がインサートシート固定金型の小突起部退避用凹部
に収容されるようにインサートシートのボタン隆起部を
インサートシート固定金型のボタン用凹部に嵌め込み、
金型を型閉めした後、キャビティに成形樹脂を射出し
て、インサートシートの裏面に成形樹脂を一体化接着さ
せるように構成した。
するボタンパネルの製造方法は、インサートシートと、
インサートシートに形成予定のボタン隆起部に合致する
ボタン用凹部とこのボタン用凹部の内面に形成されたイ
ンサートシートのボタン隆起部に形成予定の小突起部に
合致する小突起部用凹部とを有するインサートシート固
定金型と、インサートシートの裏面との間にキャビティ
を形成するとともに、インサートシート固定金型のボタ
ン用凹部と小突起部用凹部とに合致する押込み凸部を有
するキャビティ形成兼押込み金型とを有する射出成形用
金型とを用い、インサートシート固定金型とキャビティ
形成兼押込み金型との間にインサートシートを導入し、
型閉めする際に前記ボタン用凹部と小突起部用凹部とに
インサートシートの一部を前記押込み凸部で押し込ん
で、インサートシートにボタン隆起部と小突起部とを形
成し、キャビティに成形樹脂を射出して、ボタン隆起部
とこの表面に小突起部が形成されたインサートシートの
裏面に成形樹脂を一体化接着させるように構成した。
明を詳しく説明する。
ートシートの層構成、材質等を説明する。以下、点字用
に用いる小突起部(以下、点字用小突起部を一例にと
る。)を有するインサートシート1を用いて説明する。
インサートシート1は、点字用小突起部2を有するボタ
ン隆起部3が形成されたものである。インサートシート
1としては、基体フィルム16上に絵柄層19あるいは
接着層等が形成されたものがある。基体フィルム16側
が表面、絵柄層19あるいは接着層側が裏面18とな
る。基体フィルム16の材質としては、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂等の透明なプ
ラスチックフィルムやプラスチックシートを使用すると
よい。基体フィルム16の膜厚としては、100μm〜
250μmのものを使用することができる。基体フィル
ム16の表面にヘアライン目の意匠を形成したり、顔料
インキで凹凸層を形成しマット意匠を形成したりして艶
消し表面を形成してもよい。ヘアライン目の意匠やマッ
ト意匠は部分的に形成してもよい。基体フィルム16の
表面に抗菌剤入りのインキにて抗菌印刷層を形成しても
よい。
ビ、洗濯機、炊飯器等のフロントパネル、あるいは、自
動車のメーターパネルやオーディオパネル等の表面に形
成される、文字、数字、図形、記号、模様等を表現する
層である。絵柄層19は、樹脂バインダー、着色剤とし
ての顔料または染料、および添加剤などを含むインキを
用いたものがある。絵柄層19は、樹脂バインダー、メ
タリック粉、パール顔料等のメタリック発色するものも
ある。顔料や染料は各種の色がある。絵柄層19は、樹
脂バインダーと透明顔料などからなる透明インキ部を有
してもよい。絵柄層19は、樹脂バインダーと隠蔽性の
ある金属顔料や無機顔料等を用いて形成した遮光性イン
キ部を有してもよい。絵柄層19は、金属、金属酸化
物、金属フッ化物、金属ハロゲン化物、金属窒化物、金
属硫化物等の金属材料を用いて、真空蒸着やスパッタリ
ング、イオンプレーティングなどによって形成した金属
色部を形成してもよい。絵柄層19による絵柄は、ボタ
ン隆起部3に相当する個所に形成されていてもよい(図
10参照)。
後冷却固化した樹脂成形品21の表面に上記の各層を一
体化接着する層である。樹脂成形品21をポリアクリル
系樹脂で成形すると同時に樹脂成形品21の表面に前記
インサートシート1を接着させる場合は、接着層として
ポリアクリル系樹脂を用いるとよい。また、射出される
成形樹脂9の材質がポリスチレン系樹脂、ポリカーボネ
ート系樹脂、スチレン共重合体系樹脂、ポリスチレン系
ブレンド樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるポ
リアクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系
樹脂等を使用すればよい。接着層の形成方法としては、
グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法等
のコーティングや、グラビア印刷、スクリーン印刷法等
の印刷がある。接着層の乾燥膜厚は、1μm〜5μmと
するのが一般的である。
するボタンパネルの製造方法の具体例を以下に示す。ま
ず、ボタン隆起部3とこの表面に点字用小突起部2が形
成されたインサートシート1と、インサートシート1の
ボタン隆起部3に合致するボタン用凹部4と、インサー
トシート1の点字用小突起部2の総体積より大きい空間
となるようにボタン用凹部4の内面17に形成された小
突起部退避用凹部5とを成形樹脂9が射出されない金型
部分に有するインサートシート固定金型6と、インサー
トシート1の裏面18との間にキャビティ8を形成する
キャビティ形成金型7とを有する射出成形用金型とを用
い(図1参照)、インサートシート1の点字用小突起部
2がインサートシート固定金型6の小突起部退避用凹部
5に収容されるように、インサートシート1のボタン隆
起部3をインサートシート固定金型6のボタン用凹部に
嵌め込む。このとき、インサートシート1のボタン隆起
部3表面はインサートシート固定金型6のボタン用凹部
の内面17に密着させると、位置ズレが起こりにくく安
定感があって有効である(図2参照)。
タン隆起部3とこの表面に複数個の点字用小突起部2が
形成されたものがある。点字用小突起部2やボタン隆起
部3は、加熱装置やプレス金型等を用いて形成するとよ
い。点字用小突起部2の形状としては、例えば、高さが
0.1〜1.0mm、水平断面の径が0.3〜2.5mmの
ものがある。ボタン隆起部3の形状としては、例えば、
なだらかな曲面状に盛り上がったものなどがある。射出
成形用金型のインサートシート固定金型6のボタン用凹
部4の形状としては、前記インサートシート1のボタン
隆起部3と点字用小突起部2に合致する形状である。イ
ンサートシート固定金型6の小突起部退避用凹部5の形
状としては、例えば、1個の点字用小突起部2が、一個
の小突起部退避用凹部5の内面に接触しないで収容され
るような形状がある。また別の形状としては、複数個の
点字用小突起部2全部が、一個の小突起部退避用凹部5
の内面に接触しないで収容されるような形状がある。
に成形樹脂9を射出して、インサートシート1の裏面1
8に成形樹脂9を一体化接着させる(図3〜図4参
照)。型閉めすることによって、インサートシート1
の、点字用小突起部2を有するボタン隆起部3を除いた
箇所にキャビティ8が形成されるとともに、インサート
シート1の複数個の点字用小突起部2を有するボタン隆
起部3が形成された箇所は、インサートシート固定金型
6とキャビティ形成金型7との間で挟み込まれて密閉状
態となるようにしてもよい(図3参照)。キャビティ8
を形成するための凹部20は、インサートシート固定金
型6とキャビティ形成金型7のいずれに形成されていて
もよい。キャビティ8に射出口10から成形樹脂9を射
出することによって、インサートシート1のボタン隆起
部3に対応した箇所に貫通孔11が形成された樹脂成形
品21が、インサートシート1の裏面18のうち、ボタ
ン隆起部3を除いた箇所に一体化接着されるようにして
もよい(図9、図10参照)。成形樹脂9としては、ア
クリロニトリル・スチレン樹脂やアクリロニトリル・ブ
タジエン・スチレン樹脂などのスチレン共重合体系樹
脂、あるいは、別の系統であるポリカーボネート系樹
脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂、ポリスチレン系樹脂
などを用いるとよい。
るボタンパネルの製造方法の具体例を以下に示す。ま
ず、インサートシート1に形成予定のボタン隆起部3に
合致するボタン用凹部4と、インサートシート1のボタ
ン隆起部3に形成予定の点字用小突起部2に合致するよ
うにボタン用凹部4の内面17に形成された小突起部用
凹部12とを成形樹脂9が射出されない金型部分に有す
るインサートシート固定金型13と、インサートシート
1の裏面18との間にキャビティ8を形成するととも
に、インサートシート固定金型13のボタン用凹部4と
小突起部用凹部12とに合致する押込み凸部14を有す
るキャビティ形成兼押込み金型15とを有する射出成形
用金型と、インサートシート1とを用い、インサートシ
ート固定金型13とキャビティ形成兼押込み金型15と
の間にインサートシート1を導入した後(図5参照)、
型閉めする際に、インサートシート1の一部を、前記ボ
タン用凹部4と小突起部用凹部12とに前記押込み凸部
14で押し込んで、ボタン隆起部3とこの表面に点字用
小突起部2が形成されたインサートシート1にボタン隆
起部3と点字用小突起部2を形成する(図6〜図7参
照)。
とボタン隆起部3とが形成されていないものである。射
出成形用金型のインサートシート固定金型13のボタン
用凹部4の形状は、インサートシート1に形成予定のボ
タン隆起部3に合致する形状である。例えば、なだらか
な凹曲面状に凹んだものがある。ボタン用凹部4は複数
個あってもよい。射出成形用金型のインサートシート固
定金型13の小突起部用凹部12の形状は、インサート
シート1に形成予定の点字用小突起部2に合致する形状
である。例えば、ボタン用凹部の内面17からの深さが
0.1〜1.0mm、ボタン用凹部の内面17における径
が0.3〜2.5mmのものがある。型閉めすることによ
って、キャビティ形成兼押込み金型15の押込み凸部1
4がインサートシート固定金型13のボタン用凹部4に
接近して密着し、インサートシート固定金型13のボタ
ン用凹部4にインサートシート1の一部が押し込まれ、
インサートシート1にボタン隆起部3が形成される。同
時に、インサートシート固定金型13のボタン用凹部内
において、押込み凸部14が小突起部用凹部12に接近
して密着し、インサートシート1のボタン隆起部3の一
部がインサートシート固定金型13の小突起部用凹部1
2に押し込められ、インサートシート1のボタン隆起部
3に点字用小突起部2が形成される。インサートシート
1に形成されるボタン隆起部3は複数個でもよい。型閉
めすることによって、インサートシート1の、点字用小
突起部2を有するボタン隆起部3を除いた箇所にキャビ
ティ8が形成されるとともに、インサートシート1の、
点字用小突起部2を有するボタン隆起部3が形成された
箇所はインサートシート固定金型13とキャビティ形成
兼押込み金型15との間で挟み込まれて密閉状態となる
ようにしてもよい。キャビティ8を形成するための凹部
20は、インサートシート固定金型13とキャビティ形
成金型7のいずれに形成されていてもよい。
て、ボタン隆起部3とこの表面に点字用小突起部2が形
成されたインサートシート1の裏面18に成形樹脂9を
一体化接着させる(図8参照)。キャビティ8に射出口
10から成形樹脂9を射出することによって、インサー
トシート1のボタン隆起部3に対応した箇所に貫通孔1
1が形成された樹脂成形品21が、インサートシート1
の裏面18のうち、ボタン隆起部3を除いた箇所に一体
化接着されるようにしてもよい(図9、図10参照)。
樹脂成形品21は、成形樹脂9としては、アクリロニト
リル・スチレン樹脂やアクリロニトリル・ブタジエン・
スチレン樹脂などのスチレン共重合体系樹脂、あるい
は、別の系統であるポリカーボネート系樹脂、ポリスチ
レン系ブレンド樹脂、ポリスチレン系樹脂などを用いる
とよい。
を有するボタンパネルの製造方法は、ボタン隆起部とこ
の表面に小突起部が形成されたインサートシートと、イ
ンサートシートのボタン隆起部に合致するボタン用凹部
とこのボタン用凹部の内面に形成されたインサートシー
トの小突起部の総体積より大きい空間の小突起部退避用
凹部とを有するインサートシート固定金型と、インサー
トシートの裏面との間にキャビティを形成するキャビテ
ィ形成金型とを有する射出成形用金型とを用い、インサ
ートシートの小突起部がインサートシート固定金型の小
突起部退避用凹部に収容されるようにインサートシート
のボタン隆起部をインサートシート固定金型のボタン用
凹部に嵌め込み、金型を型閉めした後、キャビティに成
形樹脂を射出して、インサートシートの裏面に成形樹脂
を一体化接着させるようにしている。したがって、イン
サートシートの小突起部に比べて、射出成形用金型の小
突起部退避用凹部の空間が大きくなっているため、射出
成形用金型の小突起部退避用凹部が見えにくくても、ま
た目測を少し誤ることがあっても、インサートシートの
小突起部の位置ズレを射出成形用金型の小突起部退避用
凹部が吸収することができ、確実かつ容易に収容するこ
とができる。よって、確実に収容されてから射出成形用
金型の型閉めをすることができるので、型閉めによって
インサートシートの小突起部が潰れたり変形したりせ
ず、商品価値の高いボタンパネルが得られる。また、容
易に嵌め込めるので、何回も嵌めなおす必要がなく手間
と時間もかからず、ボタンパネルの生産性が向上するだ
けでなく、インサートシートと金型との摩擦や衝突の繰
り返しがないため小突起部に傷が発生しない。
ボタンパネルの製造方法は、インサートシートと、イン
サートシートに形成予定のボタン隆起部に合致するボタ
ン用凹部とこのボタン用凹部の内面に形成されたインサ
ートシートのボタン隆起部に形成予定の小突起部に合致
する小突起部用凹部とを有するインサートシート固定金
型と、インサートシートの裏面との間にキャビティを形
成するとともに、インサートシート固定金型のボタン用
凹部と小突起部用凹部とに合致する押込み凸部を有する
キャビティ形成兼押込み金型とを有する射出成形用金型
とを用い、インサートシート固定金型とキャビティ形成
兼押込み金型との間にインサートシートを導入し、型閉
めする際に前記ボタン用凹部と小突起部用凹部とにイン
サートシートの一部を前記押込み凸部で押し込んで、イ
ンサートシートにボタン隆起部と小突起部とを形成し、
キャビティに成形樹脂を射出して、インサートシートの
裏面に成形樹脂を一体化接着させるようにしている。し
たがって、インサートシートの小突起部は、射出成形用
金型の型閉めの際に形成されるため、インサートシート
の小突起部を目測等により射出成形用金型の小突起部用
凹部に嵌め込む必要がない。このため、型閉めによって
インサートシートの小突起部が潰れたり変形したりする
ことはありえない。また、何回も嵌めなおすこともあり
えず、手間と時間もかからず、ボタンパネルの生産性が
向上するだけでなく、インサートシートと金型との摩擦
や衝突の繰り返しもないため小突起部に傷が発生しな
い。
ネルの製造方法の一例に一工程を示す概念断面図であ
る。
ネルの製造方法の一例に一工程を示す概念断面図であ
る。
ネルの製造方法の一例に一工程を示す概念断面図であ
る。
ネルの製造方法の一例の一工程を示す概念断面図であ
る。
ネルの製造方法の一例の一工程を示す概念断面図であ
る。
ネルの製造方法の一例の一工程を示す概念断面図であ
る。
ネルの製造方法の一例の一工程を示す概念断面図であ
る。
ネルの製造方法の一例の一工程を示す概念断面図であ
る。
ネルの一例を示す概念平面図である。
パネルの一例を示す概念平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】ボタン隆起部とこの表面に小突起部が形成
されたインサートシートと、 インサートシートのボタン隆起部に合致するボタン用凹
部とこのボタン用凹部の内面に形成されたインサートシ
ートの小突起部の総体積より大きい空間の小突起部退避
用凹部とを有するインサートシート固定金型と、 インサートシートの裏面との間にキャビティを形成する
キャビティ形成金型とを有する射出成形用金型とを用
い、 インサートシートの小突起部がインサートシート固定金
型の小突起部退避用凹部に収容されるようにインサート
シートのボタン隆起部をインサートシート固定金型のボ
タン用凹部に嵌め込み、金型を型閉めした後、キャビテ
ィに成形樹脂を射出して、インサートシートの裏面に成
形樹脂を一体化接着させることを特徴とする小突起部を
有するボタンパネルの製造方法。 - 【請求項2】インサートシートと、 インサートシートに形成予定のボタン隆起部に合致する
ボタン用凹部とこのボタン用凹部の内面に形成されたイ
ンサートシートのボタン隆起部に形成予定の小突起部に
合致する小突起部用凹部とを有するインサートシート固
定金型と、 インサートシートの裏面との間にキャビティを形成する
とともに、インサートシート固定金型のボタン用凹部と
小突起部用凹部とに合致する押込み凸部を有するキャビ
ティ形成兼押込み金型とを有する射出成形用金型とを用
い、 インサートシート固定金型とキャビティ形成兼押込み金
型との間にインサートシートを導入し、型閉めする際に
前記ボタン用凹部と小突起部用凹部とにインサートシー
トの一部を前記押込み凸部で押し込んで、インサートシ
ートにボタン隆起部と小突起部とを形成し、キャビティ
に成形樹脂を射出して、ボタン隆起部とこの表面に小突
起部が形成されたインサートシートの裏面に成形樹脂を
一体化接着させることを特徴とする小突起部を有するボ
タンパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34394697A JP3238361B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 小突起部を有するボタンパネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34394697A JP3238361B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 小突起部を有するボタンパネルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11156887A true JPH11156887A (ja) | 1999-06-15 |
JP3238361B2 JP3238361B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34394697A Expired - Fee Related JP3238361B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 小突起部を有するボタンパネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3238361B2 (ja) |
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KR102225079B1 (ko) * | 2020-06-05 | 2021-03-10 | (주)성수기전 | 항균 및 항바이러스성 필름이 성형되는 제품의 제조방법 |
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1997
- 1997-11-28 JP JP34394697A patent/JP3238361B2/ja not_active Expired - Fee Related
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