JPH06182811A - 成形同時絵付成形品、成形同時絵付金型および成形同時絵付成形品の製造方法 - Google Patents

成形同時絵付成形品、成形同時絵付金型および成形同時絵付成形品の製造方法

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JPH06182811A
JPH06182811A JP35458292A JP35458292A JPH06182811A JP H06182811 A JPH06182811 A JP H06182811A JP 35458292 A JP35458292 A JP 35458292A JP 35458292 A JP35458292 A JP 35458292A JP H06182811 A JPH06182811 A JP H06182811A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観のよい成形同時絵付成形品を安価に得
る。 【構成】 成形同時絵付成形品の頂壁と急斜面を呈する
中間壁の一部とを形成するための凹部11を有する金型
Aと、急斜面を呈する中間壁の一部と側壁とを形成する
ための凹部12を有する金型Bと、金型Aと金型Bと協
働して頂壁、中間壁、側壁を形成するための凸部13を
有するとともに樹脂射出口を有する金型Cとからなり、
型閉めされることによって、金型Aと金型Bとの接合面
に絵付フィルム通過用パーティングが形成される成形同
時絵付金型を用い、金型Aと金型Bとの間に絵付層30
を有する絵付フィルム3を挟み込み、金型Aと金型Bと
金型Cとを型閉め後、キャビティ8内に溶融樹脂を射出
し、溶融樹脂を冷却固化後、成形同時絵付成形品を取り
出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、化粧品用コンパク
ト、メガネケース、弁当箱、食品容器の上蓋などに用い
られる成形同時絵付成形品、成形同時絵付金型および成
形同時絵付成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、上記用途に用いられる成形同
時絵付成形品には、頂壁と、緩斜面を呈する側壁とから
なり、絵付層が頂壁を覆うように形成された蓋状の成形
同時絵付成形品があり、その製造方法および成形同時絵
付金型としては次のような2つがある。
【0003】(1)成形品の頂壁及び側壁を形成するた
めの金型Aと、金型Aと協働して成形品の頂壁と側壁を
形成するための凸部を有するとともに樹脂射出口7を有
する金型Bとからなる成形同時絵付金型(図7参照)を
用い、まず、金型Aと金型Bとの間に絵付層30を有す
る絵付フィルム3を挟み込んで型閉めして、キャビティ
を形成し、つぎに、キャビティ8内に溶融樹脂を射出
し、溶融樹脂を冷却固化させ、型開きし、成形同時絵付
成形品を取り出す製造方法がある。
【0004】(2)成形品の頂壁及び側壁の一部を形成
するための凹部を有する金型Aと、成形品の側壁の一部
を形成するための凹部を有する金型Bと、金型Aと金型
Bと協働して成形品の頂壁と側壁を形成するための凸部
を有するとともに樹脂射出口7を有する金型Cとからな
る成形同時絵付金型(図8参照)を用いて、金型Aと金
型Bとの間に絵付層30を有する絵付フィルム3を挟み
込み、金型Aと金型Bとの接合面に絵付フィルム通過用
パーティングを形成し、金型Aと金型Bと金型Cとを型
閉め後、キャビティ内に溶融樹脂を射出し、溶融樹脂を
冷却固化後、成形同時絵付成形品を取り出す製造方法が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、(1)では、
側壁の立ち上がりの大きい成形同時絵付成形品を製造す
る場合、絵付フィルム3を挟み込む金型Aと金型Bとの
接合面の位置が、金型Aの凹部の底面から離れるので、
絵付フィルム3を押し込むストロークが長くなる(図7
参照)。したがって、押し込まれるときに、側壁に沿う
絵付フィルム3に極度の張力がかかって引き伸ばされる
ので、絵付フィルム3の絵付層30が変形したり、金型
の角で破断して、成形同時絵付成形品の外観が著しく悪
くなる。
【0006】また、(2)では、絵付フィルム通過用パ
ーティングが緩斜面に位置する。つまり、金型Bのキャ
ビティ寄りの先端部40が先鋭となり肉厚が薄くなって
しまう(図8参照)。このため、金型Bの先端部40の
欠落や変形に起因して金型の頻繁な取り替えが要求され
るので、成形同時絵付成形品が高価にならざるを得なか
った。
【0007】(2)で得た成形同時絵付成形品は、絵付
フィルム3の絵付層の端部が、成形品の頂壁と側壁との
連続した面の途中で途切れた形となるので、成形同時絵
付成形品の外観が悪くなる。
【0008】また、(2)では、金型Bのキャビティ寄
りの先端部40が先鋭であるので、金型Aと金型Bとの
接合面60の位置する部分のキャビティ面80が面一に
なるように正確に合わせることはむずかしい。そのた
め、この金型合わせの誤差によっても、金型Aと金型B
との接合面60の位置する部分は面一とならず小さな段
差が生じる。その結果、得られる成形同時絵付成形品の
見えやすい頂壁と側壁との連続した面に小さな段差が発
生することがあり、外観が悪くなる。
【0009】したがって、この発明では、外観のよい成
形同時絵付成形品を安価に提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の目的
を達成するために、成形同時絵付成形品を、頂壁と緩斜
面を呈する側壁とを有し、絵付層が頂壁の表面を覆うよ
うに形成された成形同時絵付成形品において、急斜面を
呈する中間壁が、頂壁と側壁との間に設けられており、
頂壁の表面を覆う絵付層の端部が中間壁にまで至って形
成されている構成とした。
【0011】この発明の成形同時絵付金型は、前記この
発明の成形同時絵付成形品の頂壁と急斜面を呈する中間
壁の一部とを形成するための凹部を有する金型Aと、急
斜面を呈する中間壁の一部と側壁とを形成するための凹
部を有する金型Bと、金型Aと金型Bと協働して頂壁、
中間壁、側壁を形成するための凸部を有するとともに樹
脂射出口を有する金型Cとからなり、型閉めされること
によって、金型Aと金型Bとの接合面に絵付フィルム通
過用パーティングが形成され、金型Bと金型Cとの接合
面に製品用パーティングが形成されているように構成し
た。
【0012】この発明の成形同時絵付成形品の製造方法
は、この発明の成形同時絵付金型を用い、金型Aと金型
Bとの間に絵付層を有する絵付フィルムを挟み込み、金
型Aと金型Bと金型Cとを型閉め後、キャビティ内に溶
融樹脂を射出し、溶融樹脂を冷却固化後、請求項1記載
の成形同時絵付成形品を取り出すようにした。
【0013】
【作用】この発明の成形同時絵付成形品は、急斜面を呈
する中間壁が、頂壁と側壁との間に設けられており、頂
壁の表面を覆う絵付フィルムの絵付層の端部が、頂壁と
は明確に区画された中間壁中間壁にまで至っており、絵
付層端部31が下向きとなっているので目立たない。ま
た、金型Aと金型Bとの合わせ誤差に起因して発生する
恐れのある段差も中間壁に形成されるので目立たない。
さらに、頂壁と緩斜面を呈する側壁との間に形成された
急斜面を呈する中間壁は、頂壁と側壁との間に段差を付
けることができ、頂壁が浮き出た印象を与えるので、意
匠的にもおもしろいものである。
【0014】この発明の成形同時絵付金型を用いた成形
同時絵付成形品の製造方法は、絵付フィルムを挟み込む
金型Aと金型Bとの接合部が成形品頂壁を形成するため
の凹部の底面に近いところに形成できるので、絵付フィ
ルムを押し込むストロークが小さくてすむ。そして、絵
付フィルムを押し込むストロークが小さいにもかかわら
ず、絵付フィルム通過用パーティングが急斜面を呈する
中間壁に位置するので、金型Bの先端部が先鋭とならず
肉厚が薄くならない。
【0015】
【実施例】この発明を図面を参照しながら説明してい
く。この発明の成形同時絵付成形品は、頂壁1と、緩斜
面を呈する側壁2とからなり、絵付層30が頂壁1を覆
うように形成された蓋状の成形同時絵付成形品である
(図1参照)。
【0016】頂壁1は、全くの平坦面や緩やかな曲面を
呈する表面形状である。頂壁1には、部分的に盛り上が
り部(図示せず)を有していてもよい。
【0017】側壁2は、緩斜面を呈している。緩斜面と
は、成形品4の水平面に対して、平面が緩やかに傾いた
緩傾斜面、あるいは、曲面が緩やかな接線角度で傾いた
緩傾斜曲面を呈する面のことである。
【0018】中間壁5は、頂壁1と側壁2との間に設け
られている。中間壁5は、側壁2の斜面よりもさらに傾
きの急な斜面と呈する壁である。中間壁5は、たとえ
ば、その表面が成形品4の水平面に対して45〜90゜の傾
斜角度θをもつようにするとよい。また、中間壁5は、
平面だけでなく、曲面を呈するものでもよい。
【0019】絵付層30は、頂壁1を覆い、しかも絵付
層端部31が中間壁5にまで至って形成されている。絵
付層30は、絵付フィルム3から転写されたものであ
る。絵付フィルム3は、基体シート上に、絵付層30と
して剥離層、図柄層、接着層などが順次形成されたもの
であり、絵付層は基体シートから剥離可能なものである
(図2参照)。図柄層は着色顔料や染料が入ったインキ
からなるものである。
【0020】この発明の成形同時絵付成形品としては、
たとえば、全く平坦な頂壁1と、緩やかな接線角度の曲
面を上部に有する側壁2との間に、成形品4の水平面に
対して90゜の傾斜角度θをもつ中間壁5を有するものが
ある(図4参照)。あるいは、緩やかな凸曲面を呈する
頂壁1と、緩やかな接線角度の曲面を上部に有する側壁
2との間に、成形品4の水平面に対してたとえば45〜90
゜の接線角度θをもつ曲面の中間壁5を有するものがあ
る(図5参照)。あるいは、全く平坦な頂壁1と、緩や
かな傾斜角度平面の側壁2との間に、成形品4の水平面
に対してたとえば45〜90゜の傾斜角度θをもつ中間壁5
を有するものがある(図6参照)。上記いずれの場合
も、絵付層30は頂壁1を覆いしかも絵付層端部31
は、中間壁5にまで至っている。
【0021】つぎに、製造方法を説明する。まず、この
発明の成形同時絵付成形品を製造するために成形同時絵
付金型を用意する。
【0022】この発明の成形同時絵付金型は、この発明
の成形同時絵付成形品の頂壁1と中間壁5の一部とを形
成するための凹部11を有する金型Aと、同じくこの発
明の成形同時絵付成形品の中間壁5の一部と側壁2とを
形成するための凹部12を有する金型Bと、金型Aと金
型Bと協働してこの発明の成形同時絵付成形品の頂壁
1、中間壁5、側壁2を形成するための凸部13を有す
るとともに樹脂射出口7を有する金型Cとからなり、型
閉めされることによって、金型Aと金型Bとの接合面に
絵付フィルム通過用パーティングが形成され、金型Bと
金型Cとの接合面60に製品用パーティングが形成され
る。
【0023】金型Aの凹部11底面は、この発明の成形
同時絵付成形品の頂壁1の表面を形成する面である。金
型Aの凹部11底面は、全くの平坦面、あるいは緩やか
な凹曲面や凸曲面を呈する面であり、さらに部分的に凹
凸部を有していてもよい。金型Aの凹部11底面には、
絵付フィルム3を金型Aの凹部11底面の表面に密着さ
せるための、真空吸引口(図示せず)が設けられていて
もよい。
【0024】金型Aの凹部11側壁は、この発明の成形
同時絵付成形品の中間壁5の一部を形成する面である。
【0025】金型B表面の、この発明の成形同時絵付成
形品の側壁2を形成する面は、得ようとする成形同時絵
付成形品の形状に応じて、平坦面や緩やかな曲面を呈す
る面である。
【0026】金型Aと金型Bとは、絵付フィルム3を挟
んで接合することによって、絵付フィルム通過用パーテ
ィングが形成される。金型Aが成形同時絵付成形品の頂
壁1と中間壁5の一部とを形成するための凹部11を有
し、金型Bが中間壁5の一部と側壁2とを形成するため
の凹部12を有しているので、絵付フィルム通過用パー
ティングは、成形同時絵付成形品の中間壁を形成するキ
ャビティ面80に位置する。金型Aと金型Bとが接合さ
れ、金型Bのキャビティ寄りの先端部40によって形成
されるキャビティ面80の接線が、金型Aと金型Bとの
接合面60の水平面に対して、45〜90゜の傾斜角度ある
いは接線角度θをもつ急斜面となるようにする(図2、
図3参照)。傾斜角度あるいは接線角度θが45゜以下に
なると、金型Bのキャビティ寄りの先端部40の肉厚が
薄くなりすぎる。また、傾斜角度あるいは接線角度θが
90゜以上になると、今度は金型Aの中間壁5の一部を形
成する部分に先鋭部ができ、絵付フィルム3が損傷を受
けやすくなる。
【0027】金型Cは、金型A、金型Bと協働して型閉
めされることによって、この発明の成形同時絵付成形品
を形成する蓋状のキャビティ8を形成する。金型Cの凸
部13表面は、この発明の成形同時絵付成形品の頂壁
1、中間壁5、側壁2の裏側の表面を形作る面である。
金型Cには、キャビティ8内に溶融樹脂9を射出する樹
脂射出口7を有する。
【0028】金型Bには、絵付フィルム3を金型Bの表
面に密着させるための、真空吸引口(図示せず)が設け
られていてもよい。
【0029】つぎに、用意された成形同時絵付金型を用
いて、金型Aと金型Bとの間に絵付層30を有する絵付
フィルム3を挟み込む(図9、図10参照)。
【0030】つまり、金型Aと金型Bとを絵付フィルム
3を挟み込んで接合させる。この接合面60は、絵付フ
ィルム通過用パーティングとなる。そして、金型Aと金
型Bとが接合され、金型Bのキャビティ寄りの先端部4
0によって形成されるキャビティ面80の接線が、金型
Aと金型Bとの接合面60の水平面に対して、45〜90゜
の傾斜角度あるいは接線角度θをもつ急斜面となるよう
にする(図10参照)。
【0031】このとき、必要により、絵付フィルム3全
体を確実に金型Bの表面に密着させておくために、金型
Aの凹部底面に設けられた真空吸引口(図示せず)から
吸引を行い、絵付フィルム3を金型Aの凹部11底面に
密着させておいてもよい。
【0032】絵付フィルム3は、長尺状の基体シート上
に、絵付層30として剥離層、図柄層、接着層などが順
次積層されたものである。剥離層は基体シートと絵付層
30との剥離性を付与する層である。図柄層は着色顔料
や染料が入ったインキからなり成形品4表面に装飾性や
機能性を付与する層である。図柄層は通常の印刷図柄や
導電材で形成された導電パターンなどがある。接着層は
絵付層30と成形品4とを接着させる層である。
【0033】絵付フィルム3は、成形品4表面に密着
後、基体シートを剥離し、絵付層30のみを成形品4の
表面に転写するものでもよい。あるいは、絵付フィルム
3の必要部分が打ち抜かれ、打ち抜かれた絵付層30と
基体シートとが一緒に成形品4の表面に形成されるもの
でもよい。
【0034】絵付フィルム3は、絵付フィルム供給装置
および絵付フィルム巻き取り装置(図9参照)によっ
て、金型間に所定ピッチづつ送り込まれるようにしても
よい。あるいは枚葉で送りこまれるようにしてもよい。
【0035】つぎに、絵付フィルム3を挟み込んだ金型
Aと金型Bと、金型Cとを型閉めし、この発明の成形同
時絵付成形品形状のキャビティ8を形成する(図11参
照)。
【0036】つぎに、キャビティ8内に溶融樹脂9を射
出する(図12参照)。溶融樹脂9としては、アクリロ
ニトリルスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリス
チレン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂など通常の射出成形に用いられる成形用の
樹脂である。
【0037】つぎに、溶融樹脂9を冷却固化させ、金型
を型開きし、成形品4に絵付層30が形成された成形同
時絵付成形品を取り出す(図13参照)。
【0038】
【発明の効果】この発明の成形同時絵付成形品では、絵
付フィルムの絵付層端部が、成形品側壁の中間壁にまで
至って形成されるので、端部が見えにくい。また、金型
Aと金型Bとの接合面の金型合わせの誤差によって小さ
な段差が生じたとしても、その段差は成形品側壁の中間
壁に形成されるので見えにくい。したがって、外観の良
好なものである。
【0039】また、この発明の成形同時絵付金型を用い
た成形同時絵付成形品の製造方法では、絵付フィルムを
押し込むストロークを小さくできるので、押し込まれる
ときに、中間壁や側壁に沿う絵付フィルムにかかる張力
は弱くてすむ。したがって、絵付フィルムの破断や、絵
付層の変形が発生せず、外観が良好な成形同時絵付成形
品が得られる。
【0040】しかも、絵付フィルム通過用パーティング
が中間壁に位置するので、金型Bのキャビティ寄りの先
端部が先鋭とならず肉厚を薄くする必要がない。したが
って、金型Bの先端部の欠落や変形が起こらないので、
経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の成形同時絵付成形品の一実施例を示
す断面図である。
【図2】この発明の成形同時絵付金型の一実施例を示す
断面図である。
【図3】この発明の成形同時絵付金型の一実施例を示す
断面図である。
【図4】この発明の成形同時絵付成形品の一実施例を示
す断面図である。
【図5】この発明の成形同時絵付成形品の一実施例を示
す断面図である。
【図6】この発明の成形同時絵付成形品の一実施例を示
す断面図である。
【図7】従来の成形同時絵付金型を示す断面図である。
【図8】従来の成形同時絵付金型を示す断面図である。
【図9】この発明の成形同時絵付金型と成形同時絵付成
形品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図10】この発明の成形同時絵付金型と成形同時絵付
成形品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図11】この発明の成形同時絵付金型と成形同時絵付
成形品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図12】この発明の成形同時絵付金型と成形同時絵付
成形品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【図13】この発明の成形同時絵付金型と成形同時絵付
成形品の製造方法の一工程を示す断面図である。
【符号の説明】
A 金型 B 金型 C 金型 1 頂壁 2 側壁 3 絵付フィルム 30 絵付層 4 成形品 5 中間壁 60 接合面 7 樹脂射出口 8 キャビティ 80 キャビティ面 9 溶融樹脂 11 凹部 12 凹部 13 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂壁と緩斜面を呈する側壁とを有し、絵
    付層が頂壁の表面を覆うように形成された成形同時絵付
    成形品において、急斜面を呈する中間壁が、頂壁と側壁
    との間に設けられており、頂壁の表面を覆う絵付層の端
    部が中間壁にまで至って形成されていることを特徴とす
    る成形同時絵付成形品。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の成形同時絵付成形品の頂
    壁と急斜面を呈する中間壁の一部とを形成するための凹
    部を有する金型Aと、急斜面を呈する中間壁の一部と側
    壁とを形成するための凹部を有する金型Bと、金型Aと
    金型Bと協働して頂壁、中間壁、側壁を形成するための
    凸部を有するとともに樹脂射出口を有する金型Cとから
    なり、型閉めされることによって、金型Aと金型Bとの
    接合面に絵付フィルム通過用パーティングが形成され、
    金型Bと金型Cとの接合面に製品用パーティングが形成
    されていることを特徴とする成形同時絵付金型。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の成形同時絵付金型を用
    い、金型Aと金型Bとの間に絵付層を有する絵付フィル
    ムを挟み込み、金型Aと金型Bと金型Cとを型閉め後、
    キャビティ内に溶融樹脂を射出し、溶融樹脂を冷却固化
    後、請求項1記載の成形同時絵付成形品を取り出すこと
    を特徴とする成形同時絵付成形品の製造方法。
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